JPH10326198A - データ伝送装置の故障検出方式 - Google Patents

データ伝送装置の故障検出方式

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JPH10326198A
JPH10326198A JP9136578A JP13657897A JPH10326198A JP H10326198 A JPH10326198 A JP H10326198A JP 9136578 A JP9136578 A JP 9136578A JP 13657897 A JP13657897 A JP 13657897A JP H10326198 A JPH10326198 A JP H10326198A
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JP
Japan
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data
parity
failure
pattern
specific pattern
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JP9136578A
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Inventor
Seiji Ozaki
成治 小崎
Kazuo Kubo
和夫 久保
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側で伝送装置等がall”0”またはa
ll”1”に固定されるデータの障害が生じても受信側
で確実に障害検出ができる手段を得る。 【解決手段】 送信側では、垂直パリティ計算手段がデ
ータビット幅よりも1多い入力ポートを備え、データ中
にパタンがall“0”/all“1”を検出すれば次
のタイムスロットで垂直パリティ計算手段の入力に
“1”を加算し、検出しなければ“0”を加算する。さ
らに、“1”を加算した次のタイムスロットではこの
“1”加算を禁止し、結果を受信側に送る。受信側で
は、送信側と同様に、入力データから垂直パリティ計算
し、その結果と送信側から送られたパリティとを毎タイ
ムスロット比較し、結果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は伝送データにパリ
ティビットあるいはパリティ領域あるいはパスパタン領
域を付加して送信し、受信側にてパリティチェックある
いはパスパタンチェックを実施することにより装置等の
故障検出を行う方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.伝送データにパリティビットあるいはパリテ
ィ領域を付加して送信し、受信側にてパリティチェック
を実施することにより装置等の故障検出を行う方式に関
し、データの各ビット毎にある特定の周期分のパリティ
を計算し、同じデータ中の特定のタイムスロットにその
結果を書き込む水平パリティ挿入方式については、従来
では例えば図26のような構成となっている。本例で
は、送信側はパリティ計算対象周期の最初にパリティ計
算信号をall“0”とし、それに対して各ビット毎に
タイムスロット毎の値がmod2で加算されていき、パ
リティ計算対象周期の終了時での加算結果を特定タイム
スロットに挿入し、データを位相信号と共に送信する。
受信側では位相信号によりパリティ計算対象周期を判別
し、送信側と同様にパリティ計算を行い、計算対象周期
の終了時での加算結果とデータの特定タイムスロットに
挿入された送信側の加算結果とを比較することにより、
送受信間に伝送されたデータの正常性を確認する。
【0003】次に図26と図30を用いて動作を説明す
る。図30は図26に示す水平パリティ方式による故障
検出機能を持つ送受信回路の動作を表した図である。送
信側において、データ101は水平パリティ計算手段1
03aと、パリティ挿入手段105に入力される。また
位相信号107はタイミング生成手段106aに入力さ
れ、タイミング生成手段106aは水平パリティ計算手
段103aに対し、パリティ計算周期開始情報を送信す
る。水平パリティ計算手段103aはこの情報を基に、
計算周期の開始時点を検知し、初期値all“0”にタ
イムスロット毎の各ビットの値をビット別に加算してい
く、更にそのパリティ計算結果104aをパリティ挿入
手段105へ送信する。また、タイミング生成手段10
6aはパリティ挿入手段105に対し、パリティ計算周
期終了情報を送信する。パリティ挿入手段105はこの
情報を基に、通常はデータ101を出力データ102と
して出力しているところを、パリティ計算結果104a
に切り換えて出力する。位相信号107はまた、受信側
へ出力される。
【0004】受信側では、入力データ108と入力位相
信号111から、送信側と同様にパリティ計算を行う。
ただしパリティ比較手段109はパリティ計算周期終了
時点において、同タイミングにて入力されたデータ10
8中のビットパタンと比較照合を行い、パタンの一致が
検出されればエラーなし、不一致が検出されればエラー
ありとしてパリティチェック結果110を出力する。
【0005】図31は本例における動作の別の例を示し
ている。共に送信側動作を省略し、受信側のみ示してい
る。また、共にデータがall“0”に固定された状態
で受信しているが、図31(a)は正常状態におけるa
ll“0”転送時、図31(b)は故障等によりall
“0”に固定された場合を示す。
【0006】まず、図31(a)について説明する。デ
ータがall“0”の場合、上記に説明したようにパリ
ティ計算されるとall“0”がパリティ領域に挿入さ
れるため、結果として受信側に入力されるデータは常時
all“0”となる。受信側でも同様にパリティ計算・
比較を行い、パリティ一致となるのでエラーなしとな
る。ところが、図31(b)のように故障によって同様
にデータが常時all“0”となった場合も、受信側は
全く同じ動作を行い、エラーなしを判定するので、故障
が検出できない。
【0007】本例と同構成にて、水平パリティ計算手段
103a、103bにおける計算手法を、タイムスロッ
ト毎に加算値を反転させる等とする方法もあるが、この
場合の受信側におけるall“0”入力時のパリティ計
算結果はパリティ計算周期によってall“0”または
all“1”となる。また、all“1”入力時のパリ
ティ計算結果はパリティ計算周期によらずall“1”
となる。従って、パリティ計算周期によらず、all
“0”およびall“1”固定のどちらの故障も検出で
きる構成とはなっていない。また、all“0”あるい
はall“1”以外のパタンで固定となるような故障時
についても同様に検出できない。
【0008】従来例2.次に、例えば図27のような構
成において、データの1タイムスロット内の全ビットを
対象にパリティ計算を行い、別線として設ける垂直パリ
ティビット信号にその値を毎タイムスロットに挿入する
例について説明する。送信側はデータの1タイムスロッ
ト内の全ビットの“1”の数が偶数であれば別線パリテ
ィビットの同タイムスロットの値を“0”とし、奇数で
あれば“1”とする偶数パリティ則、または逆に“1”
の数が偶数であればパリティビットを“1”とし、奇数
であれば“0”とする奇数パリティ則に基づいてパリテ
ィビット信号を生成・送信する。受信側では送信側と同
一のパリティ則に基いて受信データよりパリティを計算
し、別線で受信されるパリティビット信号と比較するこ
とにより、送受信間に伝送されたデータの正常性を確認
する。
【0009】次に、図27に示す従来の垂直パリティ方
式によるデータ伝送装置の故障検出方式について説明す
る。図32は本例の送受信回路の動作を表した図であ
る。送信側において、データ101は垂直パリティ計算
手段112aに入力され、また出力データ102として
そのまま出力される。垂直パリティ計算手段112aは
データ101のタイムスロット毎の全ビット中の“1”
の数が偶数であれば別線パリティビット104cの同タ
イムスロットの値を“0”とし、奇数であれば“1”と
する(偶数パリティ則)。
【0010】受信側では、入力データ108から、送信
側と同様にパリティ計算を行い、パリティ比較手段10
9において、同タイミングにて入力された入力パリティ
ビット104dと比較照合を行い、一致が検出されれば
エラーなし、不一致が検出されればエラーありとしてパ
リティチェック結果110を出力する。
【0011】図33は本例における動作の別の例を示し
ている。共に送信側動作を省略し、受信側のみ示してい
る。また、共にデータがall“0”に固定された状態
で受信しているが、図33(a)は正常状態におけるa
ll“0”転送時、図33(b)は故障等によりall
“0”に固定された場合を示す。
【0012】まず、図33(a)について説明する。デ
ータがall“0”の場合、上記に説明したようにパリ
ティ計算されるとall“0”がパリティビット104
cとして送信されるため、結果として受信側に入力され
るデータ108およびパリティビット104dは常時a
ll“0”となる。受信側でも同様にパリティ計算・比
較を行い、パリティ一致となるのでエラーなしとなる。
【0013】ところが、図33(b)のように故障によ
って同様にデータが常時all“0”となった場合も、
受信側は全く同じ動作を行い、エラーなしを判定するの
で、故障が検出できない。
【0014】上記例と同構成にて、垂直パリティ計算手
段112a、112bにおけるパリティ則を奇数パリテ
ィ則にした場合、故障によりデータおよびパリティビッ
トがall“1”固定となった場合には、やはり受信側
でエラーなしとなり、故障が検出できない。また、al
l“0”あるいはall“1”以外のパタンで固定とな
るような故障時についても同様に検出できない。
【0015】従来例3.次に、all“0”あるいはa
ll“1”固定となる故障時にも、パリティエラーを検
出するための従来技術の例を示す。例えば、特開平4−
267631に示されたパリティビット付加方式による
データ送信部は図34のような構成となっている。本例
によれば、垂直パリティを計算するパリティ生成回路3
03でのパリティ則を偶数とするか奇数とするかを、パ
リティ則設定部321、322、323のいずれかを用
いて装置の動作中に時間的に切り換えることにより、デ
ータがall“0”あるいはall“1”固定となる場
合にもパリティビットの値が変化する。
【0016】上記パリティ則設定部はフレーム周期毎に
パリティ則を切り換える方式(321使用)、伝送デー
タを計数することにより一定周期のデータブロック毎に
パリティ則を切り換える方式(322使用)、伝送デー
タを計数し、その結果に応じて一定周期のPNパタンを
発生し、そのパタンの“0”および“1”にしたがって
パリティ則を切り換える方式(323使用)が提案され
ている。
【0017】上記の方式によれば、確かにパリティビッ
トの値が時間的に変化するので、故障などによって送受
信間でデータおよびパリティビットがall“0”また
はall“1”に固定された場合にはパリティエラーが
検出される。ただし、逆に正常にデータおよびパリティ
ビットが伝送されている場合を考えると、いずれの方式
においてもデータとパリティビットのみでは受信側にお
いてパリティ則がどのタイミングでどのように切り換え
られているかを判別することが困難である。特開平4−
267631においてはその手法が説明されていない
が、例えばフレーム毎に切り換える場合には、そのフレ
ーム位相情報と、フレームにおけるパリティ側が偶奇ど
ちらなのかを示す情報を送信側から受信側に通知する必
要がある。データを計数して切り換える場合においても
同様である。またPNパタンによって切り換える場合
は、受信側にてPN同期回路を用意し、最初に偶数パリ
ティ則と仮定してPN同期が確立するかを検査し、確立
できなければ奇数パリティ則に切り換えて再びPN同期
検査を行うなどの処理が必要となる。
【0018】従っていずれの場合においても、実際に送
受信間でデータの正常性をチェックする構成を確立する
には、送受信間の信号線を増やしたり、送信部および受
信部において特定パタンを挿入・検出する等の回路を追
加する必要がある。また構成によってはパリティ則の切
り換えを検出するまでに時間がかかるなどの問題があ
る。
【0019】従来例4.本従来例はパリティチェックま
たはパスパタンチェックを用いて、データの分岐パスを
含む複数のルートの故障検出を行う例を示す。図28に
示す従来のパスパタンチェック方式によるデータ伝送装
置の故障検出方式について説明する。図35は本例の送
受信回路の動作を表した図である。送信側において、デ
ータ101はパスパタン挿入手段113に入力される。
また位相信号107はタイミング生成手段106cに入
力され、タイミング生成手段106cはパスパタン挿入
手段113に対し、特定パタンをデータの空き領域に挿
入するためのタイミング情報を送信する。パスパタン挿
入手段113はこの情報を基に、通常はデータ101を
出力データ102として出力しているところを、特定パ
タン設定手段114aからの特定パタンに切り換えて出
力する。位相信号107はまた、受信側へ出力される。
【0020】受信側では、タイミング生成手段106d
が入力位相信号111から、特定パタンが挿入されてい
るべきタイミング情報をパタン比較手段115に送る。
パタン比較手段115は同タイミングにて入力されたデ
ータ108中のビットパタンと、予め送信側と同一パタ
ンを設定している特定パタン設定手段114bからのパ
タンと比較照合を行い、パタンの一致が検出されればエ
ラーなし、不一致が検出されればエラーありとしてパス
パタンチェック結果116を出力する。
【0021】図36は本例における動作の別の例を示し
ている。共に送信側動作を省略し、受信側のみ示してい
る。また、図36(a)および(b)はデータがall
“0”に固定された状態であるが、36(a)は正常状
態におけるall“0”転送時、36(c)は故障等に
よりall“0”に固定された場合を示す。これらを見
るとわかるように、パスパタンチェック方式によればデ
ータがall“0”の場合も、正常時は特定パタンが周
期的にデータに挿入されるため、特定パタンをall
“0”以外に設定すれば、故障によってall“0”固
定となった場合にはエラーが検出される。all“1”
の場合についても同様である。
【0022】ただし、36(c)のようにデータが固定
されるような故障ではなく、断続的にデータにエラーが
発生する場合には、そのエラーがパスパタンが挿入され
ているタイムスロットに発生したときにしか検出できな
い。
【0023】従来例5.本従来例は、データの分岐パス
を含む複数のルートの故障検出を行う例を示す。従来
の、データの分岐パスを含む複数のルートの故障検出を
行う方式について図29を用いて説明する。本図に示す
ように、従来では監視を行う対象のルートの送受信部の
それぞれにおいて、パスパタンもしくはパリティの挿入
およびチェックが行われていた。この方式によると、同
一データであるノード401からの出力データに対する
パリティ生成回路を、ノード402a、402b、およ
び402cの3カ所で持つことになり、回路の無駄、消
費電力の増大を招くものであった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来例1
による水平パリティを用いたデータ伝送装置の故障検出
方式では、データがall“0”またはall“1”に
固定されるような故障時において、確実にエラー検出が
できないという問題があった。 また、all“0”あ
るいはall“1”以外のパタンで固定となるような故
障時についても同様に検出できないという問題があっ
た。
【0025】また、上記のように従来例2による垂直パ
リティを用いたデータ伝送装置の故障検出方式でも同様
に、データがall“0”またはall“1”に固定さ
れるような故障時において、確実にエラー検出ができな
いという問題があった。 また、all“0”あるいは
all“1”以外のパタンで固定となるような故障時に
ついても同様に検出できないという問題があった。デー
タが固定される故障を検出するための従来技術において
も、正常時における受信側のチェックを実現するための
付加回路や手順が複雑になるという問題があった。
【0026】また、上記のように従来例3によるパスパ
タンを用いたデータ伝送装置の故障検出方式では、デー
タが断続的に誤るような故障を確実に検出できないとい
う問題があった。
【0027】また、上記のように従来例4による、デー
タの分岐パスを含む複数のルートの故障検出を行う方式
では、パスパタンもしくはパリティの生成・挿入回路を
必要以上に持つことになり、回路の無駄、消費電力の増
大を招くという問題があった。
【0028】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、伝送データにパリ
ティビットあるいはパリティ領域を付加し、受信側にて
パリティチェックを実施することにより装置等の故障検
出を行う方式に関し、伝送データがall“0”または
all“1”となる様な故障の場合にも、確実に故障検
出ができる手法を得ることである。
【0029】第2の目的は、伝送データにパリティビッ
トあるいはパリティ領域を付加し、受信側にてパリティ
チェックを実施することにより装置等の故障検出を行う
方式に関し、伝送データが毎タイムスロット特定パタン
に固定される様な故障の場合にも、確実に故障検出がで
きる手法を得ることである。
【0030】第3の目的は、伝送データにパリティビッ
トあるいはパリティ領域を付加し、受信側にてパリティ
チェックを実施することにより装置等の故障検出を行う
回路に関し、できるだけ簡易な回路構成および処理手順
を実現することである。
【0031】第4の目的は、装置等の故障検出を行う方
式に関し、データの分岐を含む複数のルートを持つ装置
を監視する場合に、できるだけ簡易な回路構成および処
理手順を実現することである。
【0032】第5の目的は、装置等の故障検出を行う方
式に関し、監視あるいは処理する単位時間中のデータの
ビット数が複数の場合に、その単位時間中のデータのパ
タンがall“0”あるいはall“1”で連続しない
ようにすることである。
【0033】
【課題を解決するための手段】第1の発明に関わるデー
タ伝送装置の故障検出方式は、送信回路が入力データに
パリティを付加して送信し、受信回路が受信したデータ
を基に故障検出を行うデータ伝送装置の故障検出方式に
おいて、送信回路が、障害時には発生しない特定パタン
を生成する特定パタン生成手段と、この特定パタン生成
手段が生成した特定パタンと入力されたデータの水平パ
リティを計算する水平パリティ計算手段と、前記特定パ
タン生成手段が生成した特定パタンと前記送信回路に入
力されたデータの水平パリティ計算結果を前記入力され
たデータに挿入するパリティ挿入手段と、前記送信回路
に入力されたデータと前記障害時には発生しない特定パ
タンの水平パリティを計算する水平パリティ計算手段
と、この水平パリティ計算手段が計算した結果を前記送
信回路に入力されたデータに挿入し受信回路に送出する
パリティ挿入手段とを有し、受信回路が、前記送信回路
の特定パタン生成手段が生成する特定パタンと同一の特
定パタンを生成する特定パタン生成手段と、前記特定パ
タン生成手段が生成した特定パタンと前記送信回路から
の入力されたデータの水平パリティを計算する水平パリ
ティ計算手段と、前記特定パタン生成手段が生成した特
定パタンと送信回路からの前記入力されたデータの水平
パリティ計算結果と送信回路からのデータに含まれる特
定パタンの水平パリティ計算結果とを比較し障害を検出
するパリティ比較手段とを有するものである。
【0034】第2の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、送信回路が、入力されたデータの水平パリ
ティを計算する水平パリティ計算手段と、その水平パリ
ティ計算手段が計算した結果を前記送信回路に入力され
たデータに挿入するパリティ挿入手段と、障害時には発
生しない特定パタンを生成する特定パタン生成手段と、
前記パリティ挿入手段が挿入したデータに前記特定パタ
ン生成手段が生成した特定パタンを挿入し受信回路に送
出する特定パタン挿入手段とを有し、受信回路が、前記
送信回路からのデータの水平パリティを計算する水平パ
リティ計算手段と、その水平パリティ計算手段が計算し
た計算結果と前記送信回路からのデータに含まれる水平
パリティ計算結果とを比較するパリティ比較手段と、前
記送信回路の特定パタン生成手段が生成する特定パタン
と同一の特定パタンを生成する特定パタン生成手段と、
特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記送信回
路からのデータに含まれる特定パタンとを比較し障害を
検出する特定パタン比較手段とを有するものである。
【0035】第3の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、送信回路が入力データにパリティを付加し
て送信し、受信回路が受信したデータを基に故障検出を
行うデータ伝送装置の故障検出方式において、送信回路
が、入力されたデータを受信回路に出力するデータ出力
手段と、障害時には発生しない特定パタンを生成する特
定パタン生成手段と、前記特定パタン生成手段が生成し
た特定パタンと前記入力されたデータの水平パリティを
計算する水平パリティ計算手段と、前記パリティ計算手
段が計算した結果を時分割多重して受信回路に送信する
時分割多重手段を有し、前記受信回路が、前記送信回路
の特定パタン生成手段が生成する特定パタンと同一の特
定パタンを生成する特定パタン生成手段と、前記特定パ
タン生成手段が生成した特定パタンと前記送信回路のデ
ータ出力手段からのデータの水平パリティを計算する水
平パリティ計算手段と、前記特定パタン生成手段が生成
した特定パタンと前記送信回路からの前記入力されたデ
ータの水平パリティ計算結果と、前記送信回路からの時
分割多重データに含まれる特定パタンと前記入力された
データの水平パリティ計算結果とを比較し障害を検出す
るパリティ比較手段とを有するものである。
【0036】第4の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、送信回路が入力データにパリティを付加し
て送信し、受信回路が受信したデータを基に故障検出を
行うデータ伝送装置の故障検出方式において、送信回路
が、障害時には発生しない特定パタンを生成する特定パ
タン生成手段と、入力されたデータの水平パリティを計
算する水平パリティ計算手段と、水平パリティ計算手段
が計算した結果を入力されたデータに挿入し受信回路に
送出するパリティ挿入手段と、障害時には生じない特定
パタンを前記 送信データに挿入し受信回路に送出する
特定パタン挿入手段とを有し、第1の受信回路が、受信
したデータの水平パリティを計算する水平パリティ計算
手段と、その水平パリティ計算手段が計算した水平パリ
ティと受信したデータに含まれる水平パリティとを比較
し障害を検出するパリティ比較手段とを有し、第2の受
信回路が、送信回路の特定パタン生成手段が生成する特
定パタンと同一の特定パタンを生成する特定パタン生成
手段と、その特定パタン生成手段が生成した特定パタン
と前記送信回路から受信したデータに含まれる特定パタ
ンとを比較し障害を検出するパタン比較手段を有するも
のである。
【0037】第5の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、送信回路が、受信したデータを入力する入
力手段と、入力されたデータを受信回路に出力する出力
手段と、入力手段が入力したデータからall“0”ま
たはall“1”の故障パターンの有無を検出する故障
パターン検出手段と、前記故障パターン検出手段が故障
パターンの有無を検出したタイムスロットの次のタイム
スロットで故障パターンの有無の1ビット情報を出力
し、さらに次のタイムスロットにおいて故障パターンの
有無の1ビット情報の加算をインヒビットするパリティ
加算値出力手段と、前記パリティ加算値出力手段が出力
する故障パターンの有無の1ビット情報と前記入力手段
から入力したデータの1タイムスロット内の全ビットと
を対象にパリティ計算し計算結果を受信回路に出力する
垂直パリティ計算手段とを有し、受信回路が、受信した
データを入力する入力手段と、入力されたデータを出力
する出力手段と、入力手段が入力したデータからall
“0”またはall“1”の故障パターンの有無を検出
する故障パターン検出手段と、前記故障パターン検出手
段が故障パターンの有無を検出したタイムスロットの次
のタイムスロットで故障パターンの有無の1ビット情報
を出力し、さらに次のタイムスロットにおいて故障パタ
ーンの有無の1ビット情報の加算をインヒビットするパ
リティ加算値出力手段と、前記パリティ加算値出力手段
が出力する故障パターンの有無の1ビット情報と前記入
力手段から入力したデータの1タイムスロット内の全ビ
ットとを対象にパリティ計算し計算結果を受信回路に出
力する垂直パリティ計算手段と、前記入力された垂直パ
リティビットと前記垂直パリティ計算手段の出力を比較
し障害を検出するパリティ比較手段とを有するものであ
る。
【0038】第6の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、前記送信回路が入力されたデータにall
“0”/all“1”以外の特定パタンを挿入する挿入
手段を有し、前記入力手段は前記挿入手段が挿入したデ
ータを入力するものである。
【0039】第7の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、前記送信回路が入力されたデータにall
“0”/all“1”以外の特定パタンを加算する加算
手段を有し、前記入力手段は前記加算手段が加算したデ
ータを入力し、前記受信回路は入力された前記データに
前記特定パタンを減算する減算手段と、その減算した結
果を出力する出力手段を有するものである。
【0040】第8の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、前記送信回路および前記受信回路の故障パ
ターン検出手段が前タイムスロットと現タイムスロット
のデータパタンとの一致を検出するものである。
【0041】第9の発明に関わるデータ伝送装置の故障
検出方式は、前記受信回路が、パリティ比較手段の比較
結果に基づいて1タイムスロット分のパルスを生成する
反転パルス生成手段と、生成した反転パルスが前記パリ
ティ加算値出力手段が出力する故障パターンの有無の1
ビット情報を1タイムスロット分反転する1クロック反
転手段とを有するものである。
【0042】第10の発明に関わるデータ伝送装置の故
障検出方式は、前記送信回路および前記受信回路のパリ
ティ加算値出力手段が、前記故障パターン検出手段が故
障パターンの有無を検出したタイムスロットで故障パタ
ーンの有無の1ビット情報を出力し、さらに次のタイム
スロットにおいて故障パターンの有無の1ビット情報の
加算をインヒビットするものである。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。 実施の形態1.本実施の形態は、水平パリティ計算手段
が、初期値設定手段によって設定された、all“0”
またはall“1”のどちらでもないパタンを初期値と
して、水平パリティを生成するものである。本発明によ
るデータ伝送装置の故障検出方式を用いたデータ送信回
路、受信回路の構成例を図1に示す。図において、10
1はデータ、102は出力データ、103aおよび10
3bは水平パリティ計算手段、104aおよび104b
は水平パリティ計算結果、105はパリティ挿入手段、
106aおよび106bはタイミング生成手段、107
は位相信号、108は入力データ(受信側)、109は
パリティ比較手段、110はパリティチェック結果、1
11は入力位相信号(受信側)、117aおよび117
bは初期値設定手段である。
【0044】次に、動作を説明する。送信側では、初期
値設定手段117aが、all“0”とall“1”を
除くパタンを設定し、そのパタンを水平パリティ計算手
段103aに送る。タイミング生成手段106aは、位
相信号107によってパリティ計算周期を認識し、計算
周期の開始タイミング情報を水平パリティ計算手段10
3aに送る。水平パリティ計算手段103aはデータ1
01を入力しており、この開始タイミング情報を受ける
と、初期値設定手段117aからのパタンを初期値とし
て、データ101の各ビット別に、タイムスロット毎に
データ101の値をモジュロ2で加算していく。この加
算結果は水平パリティ計算結果104aとしてパリティ
挿入手段105に送られる。タイミング生成手段106
aはまた、パリティ計算周期の終了タイミング情報をパ
リティ挿入手段105に送る。パリティ挿入手段105
はデータ101を入力し、通常はこれをそのまま出力デ
ータ102として出力し、パリティ計算周期の終了タイ
ミング情報を受けると水平パリティ計算結果104aを
出力データ102として出力する。
【0045】受信側では送信側のデータ101を入力デ
ータ108に、位相信号107を入力位相信号111
に、水平パリティ計算手段103aを103bに、タイ
ミング生成手段106aを106bに、初期値設定手段
117aを117bにそれぞれ置き換えるのみで、同一
動作となる。ただしパリティ比較手段109は、パリテ
ィ計算周期の終了時において、水平パリティ計算結果1
04bと入力データの当該タイムスロットに挿入された
値を比較し、一致したか否かをパリティチェック結果1
10として出力する。
【0046】本実施の形態の動作を説明するタイミング
図を図2および図3に示す。図2の(a)は送信側が正
常なときの動作を示し、図2の(b)は受信側が伝送路
で生じた間欠障害を検出したときの動作を示す。図2
(a)の送信側では、位相信号107が15タイムスロ
ット毎に”L”となる周期的な変化をし、パリティ計算
周期はこの”L”から次の”L”の一つ前のタイムスロ
ットまでとしている。従って、位相信号の”L”時に水
平パリティ計算手段103aは初期値設定手段117a
からの初期値を設定し、以後14タイムスロット間各ビ
ットの加算を行う。そして15タイムスロット目にパリ
ティ挿入手段105によりデータ101に挿入されて出
力データ102として出力される。図2の(b)に示す
ように、受信側においても同様に、タイミング生成手段
106bが入力位相信号111からパリティ計算周期を
判別し、水平パリティ計算手段103bが水平パリティ
を計算する。また、入力位相信号111から水平パリテ
ィが入力データ108に挿入されたタイムスロットを判
別し、パリティチェックタイミング信号106bを生成
する。このタイミングにおいて、入力データと計算した
水平パリティを比較し、不一致であればパリティチェッ
ク結果に”H”を出力する。
【0047】図3は本例における動作の別の例を示して
いる。図3の(a)は正常状態におけるall“0”転
送している例を示し、図3の(b)は送信側が固定故障
で、受信側llで“0”を連続して受信している例を示
す。なお、図3の(a)および(b)には送信側の動作
を省略している。また、初期値設定手段による特定パタ
ンをaとして説明する。まず、図3の(a)について動
作を説明する。データ101がall“0”の場合、上
記に説明したようにパリティ計算されるとパタンaがそ
のままパリティ領域に挿入される。受信側でも同様にパ
リティ計算・比較を行い、パリティ一致となるのでエラ
ーなしとなる。ところが、図3の(b)のように固定故
障によって同様にデータが常時all“0”となった場
合、受信側でのパリティ比較においてはパタンaとal
l“0”との比較となる。パタンaはall“0”およ
びall“1”以外であるので、比較の結果不一致とな
り、エラーありを判定するので、固定故障が検出でき
る。また、図示していないが、常時all“1”となる
ような故障時には、受信側での水平パリティ計算結果は
パリティ計算周期の1期間が偶数タイムスロット分なら
ば同様にパタンa、奇数タイムスロット分ならばパタン
aにall“1”を加算したパタンとなり、同様にal
l“1”とは不一致となってエラーありを判定するの
で、固定故障が検出できる。
【0048】実施の形態2.本実施の形態は、水平パリ
ティを用いたパリティチェックと、パスパタンチェック
を併用するものである。本発明によるデータ伝送装置の
故障検出方式を用いたデータ送信回路、受信回路の構成
例を図4に示す。図において、113はパスパタン挿入
手段、114aおよび114bは特定パタン設定手段、
115はパタン比較手段、116はパスパタンチェック
結果である。他は図1と同じで説明を省く。
【0049】次に、動作を説明する。各部の動作は、図
26における水平パリティ方式を用いた従来例と、図2
8におけるパスパタンチェックを用いた従来例における
各々対応する部分の動作と同一である。ただし、タイミ
ング生成手段106aおよび106bは水平パリティの
挿入および比較タイミングと、パスパタンの挿入および
比較タイミングを異なるタイムスロットに指示する。
【0050】本実施の形態の動作を説明するタイミング
図を図5および図6に示す。図5の(a)は送信側が正
常なときの動作を示し、図5の(b)は受信側が伝送路
で生じた間欠障害を検出したときの動作を示す。図5
(a)の送信側において、位相信号107は”L”から
次の”L”までの15タイムスロットを1監視対象とす
る。位相信号の”L”から13タイムスロット間、初期
値all“0”として水平パリティを計算し、14番目
のタイムスロットに挿入し、all“0”およびall
“1”以外の特定パタンbを15番目のタイムスロット
に挿入して、出力データ102として出力する。図5
(b)の受信側において、タイミング生成手段106b
が、入力される位相信号111から監視対象期間を認識
し、”L”から14番目のタイムスロットに水平パリテ
ィチェックタイミング、15番目のタイムスロットにパ
スパタンチェックタイミングの各情報を出力する。これ
らのタイミングでそれぞれパリティ比較、パスパタン比
較が行われる。この例では10番目のタイムスロットに
エラーが発生したため、受信側での水平パリティ計算結
果と、入力データ中のパリティ挿入値との不一致が検出
され、パリティエラーが出力される。パスパタンについ
ては影響がないので、エラーは検出されない。
【0051】図6は本例における動作の別の例を示して
いる。図6の(a)は正常状態におけるall“0”転
送している例を示し、図6の(b)は送信側が固定故障
で、受信側llで“0”を連続して受信している例を示
す。なお、図6の(a)および(b)には送信側の動作
を省略している。また、初期値設定手段による特定パタ
ンをaとして説明する。まず、図6の(a)について説
明する。データ101がall“0”の場合、上記に説
明したようにパリティ計算されるとall“0”がパリ
ティ領域に挿入される。パスパタンについてはデータ1
01の値に関係なく同一パタン(本例ではbとしてい
る)が挿入される。受信側でも同様にパリティ計算・比
較およびパスパタン比較を行い、パリティ一致かつパス
パタン一致となるのでともにエラーなしとなる。ところ
が、図6の(b)のように固定故障によって同様にデー
タが常時all“0”となった場合、受信側でのパリテ
ィ比較においてはall“0”とall“0”との比較
となり、エラーなしを判定する。しかし、パスパタンの
比較ではパタンbとall“0”との比較となる。パタ
ンbはall“0”以外の特定パタンを設定しているの
で、エラーありを判定し、固定故障を検出できる。ま
た、図示していないが、常時all“1”となるような
故障時においても、パリティ比較ではエラー検出できな
い可能性があるが、パスパタン比較ではパタンbがal
l“1”以外であることから、不一致となってエラーあ
りを判定するので、固定故障が検出できる。
【0052】実施の形態3.本実施の形態は、時分割多
重手段が、水平パリティ結果を時分割多重し、別線のパ
リティビットとして出力するものである。本発明による
データ伝送装置の故障検出方式を用いたデータ送信回
路、受信回路の構成例を図7に示す。図において、11
8は時分割多重手段、119は出力パリティビット、1
20は時分割多重分離手段、121は入力パリティビッ
トである。他は図1と同じで説明を省く。
【0053】次に、動作を説明する。実施の形態1との
相違点は、送信側において、水平パリティ結果をデータ
101に挿入するのではなく、時分割多重手段118に
よって時分割多重し、出力パリティビット119として
別線でデータに併走させることである。また、受信側に
おいて、計算した水平パリティ計算結果103bを、入
力データ108中の挿入値ではなく、入力パリティビッ
ト121を時分割多重分離手段120によって時分割多
重分離したパタンと比較することである。
【0054】本実施の形態の動作を説明するタイミング
図を図8および図9に示す。図8の(a)は送信側が正
常なときの動作を示し、図8の(b)は受信側が伝送路
で生じた間欠障害を検出したときの動作を示す。図8
(a)の送信側は位相信号の”L”から次の”L”まで
の15タイムスロット間、初期値パタンaとして水平パ
リティを計算し、次のパリティ計算周期中に1ビットに
多重化してパリティビットとして出力する。本例では、
データのビット幅を8とし、従って多重化されたパリテ
ィビット信号のパリティ表示期間はパリティ計算した次
の位相信号の”L”から8タイムスロット分となる。図
8(b)の受信側ではタイミング生成手段106bが、
入力される位相信号111から監視対象期間およびパリ
ティビット信号121のパリティ表示期間を認識し、水
平パリティ計算開始情報、多重分離タイミング情報を出
力する。これらのタイミングでそれぞれ水平パリティ計
算手段103bによるパリティ計算、時分割多重分離手
段120によるパリティビットの多重分離が行われる。
水平パリティ計算手段103bは1監視期間のパリティ
計算の終了時にその計算結果を保持しておく。また、時
分割多重分離手段120も同様に、8ビット分の多重分
離が終了した時点でその処理結果を保持しておく。従っ
て図8のようにパリティ計算結果は次の位相信号の”
L”時点で、また多重分離結果はさらに8タイムスロッ
ト後に変化する信号となる。タイミング生成手段106
bは、位相信号の”L”から8タイムスロット後に”
L”となるパリティチェックタイミング信号を出力す
る。このタイミングにてパリティ計算結果と多重分離結
果が比較され、不一致が検出されればエラーとしてパリ
ティチェック結果110が“1”となる。
【0055】図9は本例における動作の別の例を示して
いる。図9の(a)は正常状態におけるall“0”転
送している例を示し、図9の(b)は送信側が固定故障
で、受信側llで“0”を連続して受信している例を示
す。なお、図9の(a)および(b)には送信側の動作
を省略している。また、初期値設定手段による特定パタ
ンaを”01010101”として説明する。まず、図
9の(a)では、データ101がall“0”の場合、
パリティ計算されるとパタンaがそのままパリティビッ
トのパリティ表示期間に表れ、図のように位相信号の”
L”時点から順に”01010101”となる。受信側
でも同様にパリティ計算・比較を行い、パリティ一致と
なるのでエラーなしとなる。ところが、図9の(b)の
ように固定故障によって同様にデータおよびパリティビ
ットが常時all“0”となった場合、受信側でのパリ
ティ比較においてはパタンaとall“0”との比較と
なる。パタンaはall“0”およびall“1”以外
であるので、比較の結果不一致となり、エラーありを判
定するので、固定故障が検出できる。また、図示してい
ないが、常時all“1”となるような故障時には、受
信側での水平パリティ計算結果はパリティ計算周期の1
期間が偶数タイムスロット分ならば同様にパタンa、奇
数タイムスロット分ならばパタンaにall“1”を加
算した”10101010”となり、同様にall
“1”とは不一致となってエラーありを判定するので、
固定故障が検出できる。
【0056】実施の形態4.本実施の形態は、送信側で
データに水平パリティとパスパタンを共に挿入し、受信
側でパリティチェックを行う部分と、パスパタンチェッ
クを行う部分を分け、データの分岐パスを含む複数のル
ートの故障検出を行うものである。本発明によるデータ
伝送装置の故障検出方式を用いた回路の構成例を図10
に示す。図において、401はデータの発ノード、40
2a、402b、および402cは第1の着ノード、4
03a、403b、および403cは第2の着ノードを
示す。ノード401の送信側回路としては、例えば図1
1のように構成する。本図における各部の説明は、図1
または図4と重複するため省略する。また、第1の着ノ
ード402a、402b、および402cの受信側回路
としては、例えば図28の受信側と同様に構成する。さ
らに、第2の着ノード403a、403b、および40
3cの受信側回路としては、例えば図1の受信側と同様
に構成する。
【0057】次に、動作について説明する。ノード40
1の送信側において、データには水平パリティおよびパ
スパタンが挿入される。この際、水平パリティは図11
に示すように初期値設定手段117aによって、all
“0”およびall“1”を除くパタンを初期値として
水平パリティが計算される。また、パスパタンとしても
all“0”およびall“1”を除くパタンを挿入す
る。第1の着ノード402a、402b、および402
cにおいては、ノード401によって出力されたデータ
のパスパタンのみを用いてチェックを行い、パリティ領
域についてはそのまま通過させる。第2の着ノード40
3a、403b、および403cにおいては、ノード4
01によって出力されたデータの水平パリティのみを用
いてチェックを行う。このように、本実施の形態によれ
ば、従来第1の着ノード402aにおいて各々実装して
いたパリティ挿入回路を省略でき、回路削減、消費電力
低減が図れる。また、本構成の場合、パリティ計算は初
期値としてall“0”およびall“1”を除くパタ
ンを用いて行っているため、全ノード間においてall
“0”またはall“1”固定となる故障時にも、検出
が可能である。
【0058】実施の形態5.本実施の形態は、垂直パリ
ティ計算手段がデータビット幅よりも1多い入力ポート
を備え、all“0”/all“1”検出手段がデータ
中の各タイムスロットにおけるパタンがall“0”ま
たはall“1”を検出し、もし検出されれば次のタイ
ムスロットにおいて垂直パリティ計算手段の入力に
“1”を加算し、検出されなければ“0”を加算する。
さらに、“1”を加算した次のタイムスロットではこの
“1”加算はインヒビットするものである。本実施の形
態は、例えばITU−T勧告I.432に規定されるA
TMセルをバイト毎に8ビット分離した場合のように、
特定周期中に必ずall“0”およびall“1”を除
くパタンが存在するようなデータを扱う場合に適用す
る。本発明によるデータ伝送装置の故障検出方式を用い
たデータ送信回路、受信回路の構成例を図12に示す。
図において、104c、104dおよび104eはパリ
ティ計算結果、112aおよび112bは垂直パリティ
計算手段、122aおよび122bはall“0”/a
ll“1”検出手段、123aおよび123bは論理
積、124aおよび124bは1クロック遅延手段、1
25aおよび125bは論理反転、126aおよび12
6bはパリティ加算値である。他は図1と同じで説明を
省く。
【0059】次に、動作を説明する。送信側では、垂直
パリティ計算手段112aが、データ101から垂直パ
リティを計算し、パリティ計算結果104cをパリティ
ビットとして出力する。all“0”/all“1”検
出手段122aは、データ101中にall“0”また
はall“1”があるかを毎タイムスロット検索し、検
出されると論理積123aに“1”を送る。論理積12
3aの他方の入力にはパリティ加算値126aを論理反
転125aによって反転した信号が接続される。従っ
て、パリティ加算値126aが“1”の場合、all
“0”またはall“1”の検出信号の“1”は論理積
123aによってインヒビットされ、パリティ加算値1
26aが“0”の場合にはそのまま通って1クロック遅
延手段124aに入力される。1クロック遅延手段12
4aはこの信号を1タイムスロット遅延させ、結果をパ
リティ加算値126aとして出力する。パリティ加算値
126aは垂直パリティ計算手段112aに入力され、
パリティ計算対象ビットとして処理される。以上より、
データ101中にall“0”またはall“1”が検
出され、現タイムスロットにおいてパリティ加算値12
6aが“0”の場合には次のタイムスロットにおいてパ
リティ加算値126aが“1”となり、データからの垂
直パリティ計算に“1”が加算される。そして、次のタ
イムスロットでall“0”またはall“1”が検出
されると、今度はパリティ加算値126aが“1”とな
っているので、その次のパリティ加算はインヒビットさ
れる。
【0060】受信側では送信側のデータ101を入力デ
ータ108に、垂直パリティ計算手段112aを112
bに、パリティ計算結果104cを104eに、all
“0”/all“1”検出手段122aを122bに、
論理積123aを123bに、1クロック遅延手段12
4aを124bに、論理反転125aを125bに、パ
リティ加算値126aを126bにそれぞれ置き換える
のみで、同一動作となる。ただしパリティ比較手段10
9は、パリティ計算結果104eと入力パリティ104
dとを毎タイムスロット比較し、一致したか否かをパリ
ティチェック結果110として出力する。従って、送信
側と同様に、all“0”またはall“1”がデータ
108中に検出されなければ、通常の垂直パリティ方式
によってパリティ計算・比較を行い、all“0”また
はall“1”が検出されると、現タイムスロットにお
けるパリティ加算がなければ次のタイムスロットでパリ
ティ加算を行う。
【0061】本実施の形態の動作を説明するタイミング
図を図13および図14に示す。図13の(a)は送信
側が正常なときの動作を示し、図13の(b)は受信側
が伝送路で生じた間欠障害を検出したときの動作を示
す。図13(a)の送信側において、12および13タ
イムスロット目にall“1”があるため、13タイム
スロット目のパリティ加算値が“1”となり、14タイ
ムスロット目ではインヒビットされ“0”となる。また
25タイムスロット目にall“0”があるため、26
タイムスロット目のパリティ加算値が“1”となる。こ
れらを加算しパリティ計算した結果がパリティビットと
して出力される。受信側では、入力データ108に対
し、同様にパリティ計算するが、この際例えば12タイ
ムスロット目のデータ、および22タイムスロット目の
パリティビットにエラーが発生したとする。12タイム
スロット目において、データのエラーにより受信側のパ
リティ計算結果が“0”となり、エラーが検出される。
また、12タイムスロット目は元はall“1”であっ
たが、エラーのためall“0”/all“1”検出結
果も“0”となり、次のタイムスロットでのパリティ加
算も“0”のままであるため、ここでもエラーとなる。
さらに、13タイムスロット目におけるall“1”検
出により、14タイムスロット目にパリティ加算が
“1”となるので、ここでもエラーとなる。22タイム
スロット目では単純にパリティビットの誤りによりエラ
ーとなる。
【0062】図14は本例における動作の別の例を示し
ている。図14の(a)は正常状態におけるall
“0”転送している例を示し、図14の(b)は送信側
が固定故障で、受信側llで“0”を連続して受信して
いる例を示す。なお、図14の(a)および(b)には
送信側の動作を省略している。また、データの1タイム
スロット当たりのビット数は8、垂直パリティのパリテ
ィ則としては奇数パリティとする。まず図14の(a)
について説明する。データがall“0”の場合、上記
に説明したようにパリティ計算されると、all“0”
/all“1”検出結果が常時“1”となり、その結果
パリティ加算値はタイムスロット毎に“0”、“1”の
繰り返しとなる。パリティ加算値が“0”のときは、奇
数パリティは“1”、パリティ加算値が“1”のとき
は、奇数パリティは“0”であるから、出力パリティビ
ットも“0”、“1”の繰り返しとなる。受信側でも同
一の検出、加算を行うので、パリティビットとパリティ
計算結果が一致し、エラーなしとなる。パリティ加算値
の“0”、“1”の繰り返しが送受間で同期する理由に
ついては後述する。ところが、図14の(b)のように
故障によって同様にデータおよびパリティビットが常時
all“1”となった場合、受信側でのパリティ比較に
おいては“0”、“1”の繰り返しとall“1”の比
較となるので、比較の結果不一致が1タイムスロット毎
に検出され、固定故障が検出できる。また、図示してい
ないが、常時all“0”となるような故障時にも同様
に固定故障が検出できる。また、偶数パリティ則を用い
た場合にも、同様に固定故障が検出できる。
【0063】ここで、正常時でデータがall“1”で
連続する場合に、パリティ加算値の“0”、“1”の繰
り返しが送受間で同一位相となる理由を示す。データの
all“1”が、例えば初期状態から続いている場合、
最初のパリティ加算値が“0”となるか“1”となるか
は、1クロック遅延手段124aおよび124bの初期
値によって決まる。通常の回路では1クロック遅延手段
はDフリップフロップ等で構成するが、これを初期化す
る方法では送受信間の初期化タイミングを完全に一致さ
せる必要があり、事実上無理である。したがって、初期
においては、図15に示すようにパリティ加算値が送受
信間で異なる値となり、結果としてエラーとなる場合が
ある。ただし、本実施の形態の適用条件として、特定周
期中に必ずall“0”およびall“1”を除くパタ
ンが存在するようなデータを扱うことをあげている。こ
れより、例えば図15のタイムスロットBにおいてal
l“0”およびall“1”を除くパタンが存在する
と、送信側でのパリティ加算値は次のタイムスロットで
も“0”となり、この時点で送受のパリティ加算値の変
化が同期する。このためパリティ計算結果も一致し、エ
ラーが解除される。本例のタイミングによらず、いかな
る場合にもall“0”およびall“1”を除くパタ
ンが存在する次のタイムスロットではパリティ加算値は
“0”となるので、初期状態において最初にall
“0”およびall“1”を除くパタンが存在する次の
タイムスロット以後では必ずエラーが解除される。従っ
て、受信側においては、初期化後のある期間中のみパリ
ティエラーをマスクする処理を実施すればよい。
【0064】上記の適用条件は、一般の装置で扱うデー
タを考えると、その適用を制限されるようなケースはき
わめて希であり、ほとんどの装置においては前提として
クリアされるものと言える。ただし、上記条件を満足で
きないようなデータを処理する装置への適用を考慮し、
以下に幾つかの実施の形態をあげる。
【0065】実施の形態6.本実施の形態は、送信側で
パタン挿入手段がall“0”およびall“1”を除
くパタンをデータの未使用タイムスロットに挿入するも
のである。本実施の形態は、実施の形態5で記した、特
定周期中に必ずall“0”およびall“1”を除く
パタンが存在するという条件が満たされないデータを扱
う場合に適用する。本発明によるデータ伝送装置の故障
検出方式を用いたデータ送信回路、受信回路の構成例を
図16に示す。図16は図12にパタン挿入手段127
とタイミング生成手段128aを付加したものである。
他は図12と同じで説明を省く。
【0066】次に、動作を説明する。タイミング生成手
段128aは、データの未使用タイムスロットを指示す
る信号をパタン挿入手段127へ送る。パタン挿入手段
127はこれにより、all“0”およびall“1”
を除くパタンをデータ101に挿入する。その他の送信
側各部、および受信側各部の動作は実施の形態5と同一
である。all“0”およびall“1”を除くパタン
がデータに挿入されるので、正常時のall“0”また
はall“1”連続送出時にも送受信間でのパリティ加
算値の変化が同期する。したがって、データの最初の未
使用タイムスロットの次のタイムスロットからは確実に
エラーが解除される。また、データがall“0”また
はall“1”に固定される故障も、実施の形態5での
説明の通り検出できる。
【0067】実施の形態7.本実施の形態は、送信側で
パタン挿入手段がall“0”およびall“1”を除
くパタンを周期的にデータに加算し、受信側で同一パタ
ンを減算することによりデータを復元するものである。
本実施の形態は、実施の形態5で記した、特定周期中に
必ずall“0”およびall“1”を除くパタンが存
在するという条件が満たされないデータを扱う場合に適
用する。本発明によるデータ伝送装置の故障検出方式を
用いたデータ送信回路、受信回路の構成例を図17に示
す。図17は図12にパタン加算手段129と130お
よびタイミング生成手段128aと128bを付加した
ものである。他は図12と同じで説明を省く。
【0068】次に、動作を説明する。タイミング生成手
段128aは、位相信号107から、周期的に有意とな
る信号を生成し、パタン加算手段129へ送る。パタン
加算手段129はこれにより、all“0”およびal
l“1”を除く特定のパタンをデータ101に加算す
る。その他の送信側各部の動作は実施の形態5と同一で
ある。受信側においては、入力されるデータおよびパリ
ティビットに対し、実施の形態5と同一の動作を行う。
ただし、入力データ108には送信側にて周期的に特定
パタンが加算されているので、位相信号111によりそ
のタイムスロットを判定し、パタン減算手段130によ
って同一パタンを減算し、送信側にて加算される前のデ
ータを復元して以後の内部処理へと送る。本実施の形態
の場合、送信側での特定パタンの加算時にのみ、その同
一パタンまたは逆パタン(例えば”11110000”
に対し”00001111”など)が偶然データ101
に存在し、その他のタイムスロットのデータ101がa
ll“0”またはall“1”であり、かつその状態が
連続するような場合を除き、出力データにはall
“0”およびall“1”を除くパタンが現れる。上記
のような場合はきわめて希で、またタイミング生成手段
128aによるパタン加算のタイミングを工夫すること
で、ほとんどその可能性を無視できるようになる。この
場合には実施の形態6と同様、正常時のall“0”ま
たはall“1”連続送出時にも送受信間でのパリティ
加算値の変化が同期する。したがって、データの最初の
未使用タイムスロットの次のタイムスロットからは確実
にエラーが解除される。また、データがall“0”ま
たはall“1”に固定される故障も、実施の形態5で
の説明の通り検出できる。
【0069】実施の形態8.本実施の形態は、受信側で
のパリティ比較結果が不一致である場合に、パリティ加
算値の値を1タイムスロット分反転し、これを所定の回
数繰り返してもパリティ比較結果が一致しなければ故障
として検出するものである。本実施の形態は、実施の形
態5で記した、特定周期中に必ずall“0”およびa
ll“1”を除くパタンが存在するという条件が満たさ
れないデータを扱う場合に適用する。本発明によるデー
タ伝送装置の故障検出方式を用いたデータ送信回路、受
信回路の構成例を図18に示す。図18はは図12の構
成に、反転パルス生成手段131と1クロック反転手段
132を付加したものである。他は図12と同じで説明
を省く。
【0070】次に、動作を説明する。送信側の動作は実
施の形態5と同一であり、説明を省く。受信側ではパリ
ティチェック結果110にエラーが検出されると、反転
パルス生成手段131が1タイムスロット分のパルスを
生成する。このパルス信号は1クロック反転手段132
に入力される。1クロック反転手段132はそれによ
り、1クロック遅延手段124bからのパリティ加算値
を1タイムスロット分反転する。本実施の形態の動作を
説明するタイミング図を図19に示す。図のように、タ
イムスロットAまでは送受信間でのパリティ加算値の
“0”、“1”の変化がどう期しておらず、正常にデー
タおよびパリティビットが転送されているにも関わらず
パリティエラーとなっている。そこで、タイムスロット
Aにおいて上記動作によりパリティ加算値を反転する。
すると受信側におけるパリティ加算値の変化が変わり、
送信側と同期するので、パリティエラーが解除される。
また、実際に数ビット程度のエラーの発生を考慮する
と、反転パルス生成手段131はエラー検出により何度
か反転を指示し、それでもエラーが解除されなければあ
る期間保持して後反転を指示するなどの処理を行う。
【0071】実施の形態9.本実施の形態は、2連続同
一パタン検出手段がデータ中の連続する2タイムスロッ
トにおけるパタン同一かどうかを検出し、もし検出され
れば次のタイムスロットにおいて垂直パリティ計算手段
の入力に“1”を加算し、検出されなければ“0”を加
算する。さらに、“1”を加算した次のタイムスロット
ではこの“1”加算はインヒビットするものである。本
実施の形態は、例えばITU−T勧告I.432に規定
されるATMセルをバイト毎に8ビット分離した場合の
ように、特定周期中に必ずパタンが変化するタイムスロ
ットが存在するようなデータを扱う場合に適用する。本
発明によるデータ伝送装置の故障検出方式を用いたデー
タ送信回路、受信回路の構成例を図20に示す。図20
は図12のall“0”/all“1”検出手段122
aおよび122bをそれぞれ、2連続同一パタン検出手
段133aおよび133bに置き換えたものである。他
は図12と同じで説明を省く。
【0072】次に、動作を説明する。2連続同一パタン
検出手段133aまたは133bはタイムスロット毎
に、データが前タイムスロットと同一パタンかどうかを
監視し、同一パタンが検出されると論理積123aまた
は123bに“1”を送る。その他は実施の形態5と同
一動作となる。従って、例えば図14に示したような、
all“1”に固定されるような故障時においても、実
施の形態5と同様に故障を検出できる。さらに、本実施
の形態ではall“0”、all“1”のみならず、同
一パタンに固定される故障は全て検出可能となる。ま
た、初期状態からデータが同一パタンで連続する場合に
パリティ加算値の変化が送受信間で同期しない問題につ
いても、本実施の形態の適用条件である、データは特定
周期中に必ずパタンが変化するタイムスロットが存在す
ることにより、実施の形態5にて説明した内容と同様に
解決される。
【0073】実施の形態10.本実施の形態は、受信側
でのパリティ比較結果が不一致である場合に、パリティ
加算値の値を1タイムスロット分反転し、これをある回
数繰り返してもパリティ比較結果が一致しなければ故障
として検出するものである。本実施の形態は、実施の形
態9で記した、特定周期中に必ずパタンが変化するタイ
ムスロットが存在するという条件が満たされないデータ
を扱う場合に適用する。本発明によるデータ伝送装置の
故障検出方式を用いたデータ送信回路、受信回路の構成
例を図21に示す。図21は図20の構成に、反転パル
ス生成手段131と1クロック反転手段132を付加し
たものである。
【0074】次に、動作を説明する。送信側については
実施の形態9と同一である。受信側における反転パルス
生成手段131、および1クロック反転手段132の動
作については、実施の形態8と同一である。他の各部の
動作は実施の形態9と同一である。従って、受信側でパ
リティエラーが検出されると、パリティ加算値が1タイ
ムスロット分反転され、これを数回繰り返してエラーが
解除されなければ故障を検出する。従って、データが同
一パタンで連続的に送信される場合に、初期にパリティ
加算値の変化が送受信間で同期せず、パリティエラーと
なる場合にも、図19と同様に受信側のパリティ加算値
の1タイムスロット反転により変化が送信側と同期し、
以後エラーが解除される。
【0075】実施の形態11.本実施の形態は、垂直パ
リティ計算手段がデータビット幅よりも1多い入力ポー
トを備え、all“0”/all“1”検出手段がデー
タ中の各タイムスロットにおけるパタンがall“0”
またはall“1”を検出し、もし検出されれば現タイ
ムスロットにおいて垂直パリティ計算手段の入力に
“1”を加算し、検出されなければ“0”を加算する。
さらに、“1”を加算した次のタイムスロットではこの
“1”加算はインヒビットするものである。本実施の形
態は、例えばITU−T勧告I.432に規定されるA
TMセルをバイト毎に8ビット分離した場合のように、
特定周期中に必ずall“0”およびall“1”を除
くパタンが存在するようなデータを扱う場合に適用す
る。本発明によるデータ伝送装置の故障検出方式を用い
たデータ送信回路、受信回路の構成例を図22に示す。
図における各部は図12と同じで説明を省く。
【0076】次に、動作を説明する。送信側では、垂直
パリティ計算手段112aが、データ101から垂直パ
リティを計算し、パリティ計算結果104cをパリティ
ビットとして出力する。all“0”/all“1”検
出手段は、データ101中にall“0”またはall
“1”があるかを毎タイムスロット検索し、検出される
と論理積123aに“1”を送る。論理積123aの他
方の入力には1クロック遅延手段124aによって1タ
イムスロット遅延された論理積123aの出力を論理反
転125aによって反転した信号が接続される。従っ
て、この1クロック遅延手段124aの出力が“1”の
場合、all“0”またはall“1”の検出信号の
“1”は論理積123aによってインヒビットされ、
“0”の場合にはそのまま通って1クロック遅延手段1
24aに入力される。論理積123aの出力はパリティ
加算値126aとなる。パリティ加算値126aは垂直
パリティ計算手段112aに入力され、パリティ計算対
象ビットとして処理される。以上より、データ101中
にall“0”またはall“1”が検出され、前タイ
ムスロットにおいてパリティ加算値126aが“0”の
場合には現タイムスロットにおいてパリティ加算値12
6aが“1”となり、データからの垂直パリティ計算に
“1”が加算される。そして、次のタイムスロットでa
ll“0”またはall“1”が検出されると、今度は
パリティ加算値126aが“1”となっているので、そ
の次のパリティ加算はインヒビットされる。
【0077】受信側では送信側のデータ101を入力デ
ータ108に、垂直パリティ計算手段112aを112
bに、パリティ計算結果104cを104eに、all
“0”/all“1”検出手段122aを122bに、
論理積123aを123bに、1クロック遅延手段12
4aを124bに、論理反転125aを125bに、パ
リティ加算値126aを126bにそれぞれ置き換える
のみで、同一動作となる。ただしパリティ比較手段10
9は、パリティ計算結果104eと入力パリティ104
dとを毎タイムスロット比較し、一致したか否かをパリ
ティチェック結果110として出力する。従って、送信
側と同様に、all“0”またはall“1”がデータ
108中に検出されなければ、通常の垂直パリティ方式
によってパリティ計算・比較を行い、all“0”また
はall“1”が検出されると、前タイムスロットにお
けるパリティ加算がなければ現タイムスロットでパリテ
ィ加算を行う。
【0078】以上のように、本実施の形態による回路構
成例である図22の故障検出回路は、実施の形態5によ
る回路構成例である図12の故障検出回路と比べ、パリ
ティ加算およびその次のタイムスロットでのパリティ加
算インヒビットのタイミングが1タイムスロット早くな
る。従って、実施の形態5で説明した動作タイミング図
は、図23、24、25のようになる。これより、al
l“0”またはall“1”固定となる故障の検出性能
は同一で、送受信間でパリティ加算値の変化が同期する
までの時間は、本実施例が1タイムスロット早い。
【0079】
【発明の効果】第1〜3の発明において、送信側から伝
送されたデータにall“0”やall“1”が含まれ
ていてもパリティチェックで故障と判定せず、送信側が
故障してall“0”やall“1”を送出すれば、受
信側で特定パタンと比較するので故障と判定できる。
【0080】第4の発明において、パリティまたはパス
パタン挿入回路を削減できるので、装置全体の回路規模
削減、消費電力低減ができる。
【0081】第5の発明において、送信側からのデータ
がall“0”およびall“1”に固定される故障を
検出することができる。
【0082】第6の発明において、送信側からのデータ
にall“0”およびall“1”を除くパタンを挿入
するので、送受信間でパリティ加算値の変化が同期し、
正常時にエラーとなるような可能性がなくなる。
【0083】第7の発明において、周期的にデータにa
ll“0”およびall“1”を除くパタンを加算する
ので、送受信間でパリティ加算値の変化が同期し、正常
時にエラーとなるような可能性がなくなる。また、デー
タに未使用領域がなくてもよい。
【0084】第8の発明において、送信側からのデータ
が同一パタンに固定される故障時にも、故障を検出する
ことができる。
【0085】第9の発明において、エラー検出により受
信側のパリティ加算値を1タイムスロット反転するの
で、送受信間でパリティ加算値の変化が同期し、正常時
にエラーとなるような可能性がなくなる。また、データ
に未使用領域がなく、また位相信号を送受信間で転送で
きない状態でもよい。
【0086】第10の発明において、パリティ加算を現
タイムスロットで行うので、初期状態でエラーの場合
に、早く解除状態にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による故障検出機能を
持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図2】 図1のデータ送受信回路の動作を示す図であ
る(その1)。
【図3】 図1のデータ送受信回路の動作を示す図であ
る(その2)。
【図4】 本発明の実施の形態2による故障検出機能を
持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図5】 図4のデータ送受信回路の動作を示す図であ
る(その1)。
【図6】 図4のデータ送受信回路の動作を示す図であ
る(その2)。
【図7】 本発明の実施の形態3による故障検出機能を
持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図8】 図7のデータ送受信回路の動作を示す図であ
る(その1)。
【図9】 図7のデータ送受信回路の動作を示す図であ
る(その2)。
【図10】 本発明の実施の形態4による故障検出機能
を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図11】 図10の発ノード内に実装されるデータ送
信回路の構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態5による故障検出機能
を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図13】 図12のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その1)。
【図14】 図12のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その2)。
【図15】 図12のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その3)。
【図16】 本発明の実施の形態6による故障検出機能
を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態7による故障検出機能
を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態8による故障検出機能
を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図19】 図18のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その1)。
【図20】 本発明の実施の形態9による故障検出機能
を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図21】 本発明の実施の形態10による故障検出機
能を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図22】 本発明の実施の形態11による故障検出機
能を持つデータ送受信回路の構成を示す図である。
【図23】 図22のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その1)。
【図24】 図22のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その2)。
【図25】 図22のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その3)。
【図26】 従来例1の水平パリティ方式による故障検
出機能を持つデータ送受信回路の構成図である。
【図27】 従来例2の垂直パリティ方式による故障検
出機能を持つデータ送受信回路の構成図である(その
1)。
【図28】 従来例4のパスパタンチェック方式による
故障検出機能を持つデータ送受信回路の構成図である
(その2)。
【図29】 従来例5の故障検出機能を持つノード構成
法の構成図である。
【図30】 図26のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その1)。
【図31】 図26のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その2)。
【図32】 図27のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その1)。
【図33】 図27のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その2)。
【図34】 従来例3の垂直パリティ方式による故障検
出機能を持つデータ送信回路の構成図である。(その
2)。
【図35】 図28のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その1)。
【図36】 図28のデータ送受信回路の動作を示す図
である(その2)。
【符号の説明】
101 データ 102 出力データ 103a,103b 水平パリティ計算手段 104a,b,c,d,e パリティ計算結果 105 パリティ挿入手段 106a,b,c,d タイミング生成手段 107 位相信号 108 入力データ 109 パリティ比較手段 110 パリティチェック結果 111 入力位相信号 112a,b 垂直パリティ計算手段 113 パスパタン挿入手段 114a,b 特定パタン設定手段 115 パタン比較手段 116 パスパタンチェック結果 117a,b 初期値設定手段 118 時分割多重手段 119 出力パリティビット 120 時分割多重分離手段 121 入力パリティビット 122a,b all“0”/all“1”検出手段 123a,b 論理積 124a,b 1クロック遅延手段 125a,b 論理反転 126a,b パリティ加算値 127 パタン挿入手段 128a,b タイミング生成手段 129 パタン加算手段 130 パタン減算手段 131 反転パルス生成手段 132 1クロック反転手段 133a,b 2連続同一パタン検出手段 401 発ノード 402a,b,c 第1の着ノード 403a,b,c 第2の着ノード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信回路が入力データにパリティを付加
    して送信し、受信回路が受信したデータを基に故障検出
    を行うデータ伝送装置の故障検出方式において、 送信回路は、障害時には発生しない特定パタンを生成す
    る特定パタン生成手段と、 この特定パタン生成手段が生成した特定パタンと入力さ
    れたデータの水平パリティを計算する水平パリティ計算
    手段と、 前記特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記送
    信回路に入力されたデータの水平パリティ計算結果を前
    記入力されたデータに挿入するパリティ挿入手段と、 前記送信回路に入力されたデータと前記障害時には発生
    しない特定パタンの水平パリティを計算する水平パリテ
    ィ計算手段と、この水平パリティ計算手段が計算した結
    果を前記送信回路に入力されたデータに挿入し受信回路
    に送出するパリティ挿入手段とを有し、 受信回路は、前記送信回路の特定パタン生成手段が生成
    する特定パタンと同一の特定パタンを生成する特定パタ
    ン生成手段と、 前記特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記送
    信回路からの入力されたデータの水平パリティを計算す
    る水平パリティ計算手段と、前記特定パタン生成手段が
    生成した特定パタンと送信回路からの前記入力されたデ
    ータの水平パリティ計算結果と送信回路からのデータに
    含まれる特定パタンの水平パリティ計算結果とを比較し
    障害を検出するパリティ比較手段とを有することを特徴
    とするデータ伝送装置の故障検出方式。
  2. 【請求項2】 送信回路が入力データにパリティを付加
    して送信し、受信回路が受信したデータを基に故障検出
    を行うデータ伝送装置の故障検出方式において、 送信回路は、入力されたデータの水平パリティを計算す
    る水平パリティ計算手段と、その水平パリティ計算手段
    が計算した結果を前記送信回路に入力されたデータに挿
    入するパリティ挿入手段と、 障害時には発生しない特定パタンを生成する特定パタン
    生成手段と、前記パリティ挿入手段が挿入したデータに
    前記特定パタン生成手段が生成した特定パタンを挿入し
    受信回路に送出する特定パタン挿入手段とを有し、 受信回路は、前記送信回路からのデータの水平パリティ
    を計算する水平パリティ計算手段と、その水平パリティ
    計算手段が計算した計算結果と前記送信回路からのデー
    タに含まれる水平パリティ計算結果とを比較するパリテ
    ィ比較手段と、 前記送信回路の特定パタン生成手段が生成する特定パタ
    ンと同一の特定パタンを生成する特定パタン生成手段
    と、 特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記送信回
    路からのデータに含まれる特定パタンとを比較し障害を
    検出する特定パタン比較手段とを有することを特徴とす
    るデータ伝送装置の故障検出方式。
  3. 【請求項3】 送信回路が入力データにパリティを付加
    して送信し、受信回路が受信したデータを基に故障検出
    を行うデータ伝送装置の故障検出方式において、 送信回路は、入力されたデータを受信回路に出力するデ
    ータ出力手段と、 障害時には発生しない特定パタンを生成する特定パタン
    生成手段と、 前記特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記入
    力されたデータの水平パリティを計算する水平パリティ
    計算手段と、 前記パリティ計算手段が計算した結果を時分割多重して
    受信回路に送信する時分割多重手段を有し、 前記受信回路は、前記送信回路の特定パタン生成手段が
    生成する特定パタンと同一の特定パタンを生成する特定
    パタン生成手段と、 前記特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記送
    信回路のデータ出力手段からのデータの水平パリティを
    計算する水平パリティ計算手段と、 前記特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記送
    信回路からの前記入力されたデータの水平パリティ計算
    結果と、 前記送信回路からの時分割多重データに含まれる特定パ
    タンと前記入力されたデータの水平パリティ計算結果と
    を比較し障害を検出するパリティ比較手段とを有するこ
    とを特徴とするデータ伝送装置の故障検出方式。
  4. 【請求項4】 送信回路が入力データにパリティを付加
    して送信し、受信回路が受信したデータを基に故障検出
    を行うデータ伝送装置の故障検出方式において、 送信回路は、障害時には発生しない特定パタンを生成す
    る特定パタン生成手段と、 入力されたデータの水平パリティを計算する水平パリテ
    ィ計算手段と、水平パリティ計算手段が計算した結果を
    入力されたデータに挿入し受信回路に送出するパリティ
    挿入手段と、障害時には生じない特定パタンを前記 送
    信データに挿入し受信回路に送出する特定パタン挿入手
    段とを有し、 第1の受信回路は、受信したデータの水平パリティを計
    算する水平パリティ計算手段と、その水平パリティ計算
    手段が計算した水平パリティと受信したデータに含まれ
    る水平パリティとを比較し障害を検出するパリティ比較
    手段とを有し、 第2の受信回路は、送信回路の特定パタン生成手段が生
    成する特定パタンと同一の特定パタンを生成する特定パ
    タン生成手段と、 その特定パタン生成手段が生成した特定パタンと前記送
    信回路から受信したデータに含まれる特定パタンとを比
    較し障害を検出するパタン比較手段を有することを特徴
    とするデータ伝送装置の故障検出方式。
  5. 【請求項5】 送信回路が入力データにパリティビット
    あるいはパリティ領域を付加して送信し、受信回路が受
    信したデータのパリティチェックを算出して装置の故障
    検出するデータ伝送装置の故障検出方式において、 送信回路は、受信したデータを入力する入力手段と、入
    力されたデータを受信回路に出力する出力手段と、 入力手段が入力したデータからall“0”またはal
    l“1”の故障パターンの有無を検出する故障パターン
    検出手段と、 前記故障パターン検出手段が故障パターンの有無を検出
    したタイムスロットの次のタイムスロットで故障パター
    ンの有無の1ビット情報を出力し、故障パターンの有無
    の1ビット情報の加算をインヒビットするパリティ加算
    値出力手段と、 前記パリティ加算値出力手段が出力する故障パターンの
    有無の1ビット情報と前記入力手段から入力したデータ
    の1タイムスロット内の全ビットとを対象にパリティ計
    算し計算結果を受信回路に出力する垂直パリティ計算手
    段とを有し、 受信回路は、受信したデータを入力する入力手段と、入
    力されたデータを出力する出力手段と、 入力手段が入力したデータからall“0”またはal
    l“1”の故障パターンの有無を検出する故障パターン
    検出手段と、 前記故障パターン検出手段が故障パターンの有無を検出
    したタイムスロットの次のタイムスロットで故障パター
    ンの有無の1ビット情報を出力し、故障パターンの有無
    の1ビット情報の加算をインヒビットするパリティ加算
    値出力手段と、 前記パリティ加算値出力手段が出力する故障パターンの
    有無の1ビット情報と前記入力手段から入力したデータ
    の1タイムスロット内の全ビットとを対象にパリティ計
    算し計算結果を受信回路に出力する垂直パリティ計算手
    段と、 前記入力された垂直パリティビットと前記垂直パリティ
    計算手段の出力を比較し障害を検出するパリティ比較手
    段とを有することを特徴とするデータ伝送装置の故障検
    出方式。
  6. 【請求項6】 前記送信回路は入力されたデータにal
    l“0”/all“1”以外の特定パタンを挿入する挿
    入手段を有し、前記入力手段は前記挿入手段が挿入した
    データを入力することを特徴とする請求項5記載のデー
    タ伝送装置の故障検出方式。
  7. 【請求項7】 前記送信回路は入力されたデータにal
    l“0”/all“1”以外の特定パタンを加算する加
    算手段を有し、前記入力手段は前記加算手段が加算した
    データを入力し、 前記受信回路は入力された前記データに前記特定パタン
    を減算する減算手段と、その減算した結果を出力する出
    力手段を有することを特徴とする請求項5記載のデータ
    伝送装置の故障検出方式。
  8. 【請求項8】 前記送信回路および前記受信回路の故障
    パターン検出手段は前タイムスロットと現タイムスロッ
    トのデータパタンとの一致を検出することを特徴とする
    請求項5記載のデータ伝送装置の故障検出方式。
  9. 【請求項9】 前記受信回路は、パリティ比較手段の比
    較結果に基づいて1タイムスロット分のパルスを生成す
    る反転パルス生成手段と、生成した反転パルスが前記パ
    リティ加算値出力手段が出力する故障パターンの有無の
    1ビット情報を1タイムスロット分反転する1クロック
    反転手段とを有することを特徴とする請求項5または請
    求項8に記載のデータ伝送装置の故障検出方式。
  10. 【請求項10】 前記送信回路および前記受信回路のパ
    リティ加算値出力手段は、 前記故障パターン検出手段
    が故障パターンの有無を検出したタイムスロットで故障
    パターンの有無の1ビット情報を出力し、さらに次のタ
    イムスロットにおいて故障パターンの有無の1ビット情
    報の加算をインヒビットすることを特徴とする請求項5
    または請求項8に記載のデータ伝送装置の故障検出方
    式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101171773B1 (ko) * 2010-01-06 2012-08-06 주식회사 노바칩스 반도체 메모리 장치 및 이의 패리티 생성 방법

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