JP3385832B2 - 接点情報伝送インタフェース部 - Google Patents

接点情報伝送インタフェース部

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JP3385832B2
JP3385832B2 JP32024395A JP32024395A JP3385832B2 JP 3385832 B2 JP3385832 B2 JP 3385832B2 JP 32024395 A JP32024395 A JP 32024395A JP 32024395 A JP32024395 A JP 32024395A JP 3385832 B2 JP3385832 B2 JP 3385832B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の低速専用線
の加入者インタフェースを多重化して、中継側装置に伝
送する低速専用線加入者装置等に用いる接点情報伝送イ
ンタフェース部に関する。
【0002】近年の企業ネットワークの多様化により、
ネットワークを構成する低速専用線加入者装置において
は多種の低速加入者インタフェースがあり、その1つと
して局内装置の監視などを目的として、信頼性の高い多
接点情報伝送が強く要求されている。
【0003】
【従来の技術】図12〜図13を用いて従来技術を説明
する。図12に従来例を、また図13に従来例における
接点情報伝送のタイムスロット割当例を示す。
【0004】従来は、例えば、図12に示すように被監
視装置である外部装置101からの監視情報と、交換機
102を介して入力する一般公衆回線からの音声や、デ
ータ端末機103からの各種データを所定のタイムスロ
ットに多重化して伝送路を介して相手局である伝送装置
2 204に伝送し、伝送装置2 204では、送られて来
た多重化信号を分離し、音声やデータ等はそれぞれ交換
機202,データ端末機203等へ伝送し、外部装置1
01からの監視情報は監視装置201等に伝送する。ま
た、音声やデータ等は伝送装置2 204から伝送装置1
104へも伝送する、所謂、双方向伝送を行うなどをし
ていた。
【0005】そして、例えば、図3に示すように多重化
して伝送する信号が24タイムスロットで1フレームを
構成する1.5Mbit/sの場合、例えば特定の1つ
のタイムスロット(図3の例においては、第3タイムス
ロット)を接点情報伝送用タイムスロットとして割当
て、他のタイムスロットは、図3の中段に示す例のよう
に、音声やデータ伝送用として用いていた。
【0006】そして、接点情報伝送用タイムスロット
は、図13に示す例のように1タイムスロットを構成す
る8ビットすべてを用いて最大8接点の情報の伝送を行
っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術における接点情報伝送は、1タイムスロット中の8ビ
ットすべてを接点情報の伝送に利用していたため、伝送
路内等で誤りが発生しても誤りを検出できないという問
題や、1タイムスロットで最大8接点の情報しか伝送で
きないという問題が発生していた。
【0008】本発明は、係る問題を解決するもので、情
報伝送用フレーム中の1タイムスロットで、多数の接点
情報を伝送できる接点情報送伝送インタフェース部を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、送信側装置で入力する外部装置の複数の接点情報を
多重化し、伝送路を介して伝送し、該受信側装置に伝送
されて来た該接点情報を分離取り出す接点情報伝送イン
タフェース部において、該接点情報伝送インタフェース
部を構成する接点信号多重部と分離部に、該接点情報伝
送インタフェース部固有フレームの生成/検出部を設
け、接点情報伝送用フレームを6フレーム/1マルチフ
レームで構成し、該1マルチフレーム中の複数フレーム
を用いて接点情報を伝送することで多数の該接点情報を
伝送する機能を具備する。
【0010】このようにして、接点情報伝送インタフェ
ース部において、複数フレーム構成を用いることによ
り、伝送路中の専有タイムスロットは1タイムスロット
にもかかわらず、従来1タイムスロットの8ビットで8
接点分しか伝送できなかった接点情報を、16接点以
上、任意の接点数の伝送が可能となる。
【0011】また、接点情報伝送インタフェース部の送
信側においては、所定数の接点情報を入力する接点情報
入力部と該接点情報を多重化する接点信号多重部との間
に、該接点情報の変化を監視する状態変化監視部を設け
る。
【0012】さらに、該接点情報伝送インタフェース部
固有フレーム同期ビットを付加する同期ビット付加部を
設ける。また、接点情報伝送インタフェース部の受信側
においては、受信した前記接点情報を一時記憶するデー
タバッファ部と、該フレーム同期ビットを検出する同期
検出部と、該接点開放制御部から開放制御を受けると接
点情報出力を開放する接点出力状態制御部とを設ける。
【0013】そして、フレーム同期信号の同期外れを検
出した場合には、該接点情報出力を開放することで目的
を達成できる。このように、フレーム構成を組むこと
で、同期ビットを付加することが可能となり、同期外れ
を検出した際に接点出力開放を行うことで、信頼性の高
い接点情報伝送が可能となる。
【0014】また、前記接点情報伝送インタフェース部
の送信側に、パリティビット付加部、若しくは、CRC
ビット付加部を設けるとともに、前記接点情報伝送イン
タフェース部の受信側に、パリティ演算部、若しくは、
CRC演算部を設けた構成にしてもよい。このように、
フレーム構成を組むことで、パリティビット等を付加す
ることが可能となり、受信側でパリティエラー等を検出
した際に出力データの前値保持を行うことで、信頼性の
高い接点情報伝送が可能となる。
【0015】さらに、前記接点情報伝送インタフェース
部の前記接点開放制御部に、警報系処理部からの警報情
報を受け取ると、同期ビット付加部に強制同期外れ信号
を送出するように構成し、装置の異常を検出したときに
は、前記接点情報伝送インタフェース部固有フレームの
同期信号パターンを強制的に異常状態にして送出する。
【0016】また、パッケージの異常を検出するパッケ
ージ異常検出部を設けて、該パッケージの異常を検出し
たとき、および同期信号の異常を検出したときは、前記
接点情報出力を開放するようにしてもよい。
【0017】このように、フレーム構成を組むことで、
装置の異常を検出した場合でも、挿入した同期ビットに
強制的に異常を与えることが可能となり、受信側で同期
外れを検出させることにより接点出力を開放させること
ができ、また、受信側における装置異常を検出した場合
にも、接点情報出力を開放させることができる。
【0018】そして、前記接点情報伝送インタフェース
部の前記状態変化監視部は、電源投入時には、該時点に
検出した前記接点の接点状態を接点情報の初期値として
出力するようにする。
【0019】また、監視する該接点の接点状態が一定時
間変化のないことを検出すると、該接点状態を該接点情
報として出力するようにする。または、監視する該接点
の接点状態がオン状態に変化したことを検出した時点以
降においては、一定時間以内の接点状態の変化は検出し
ないようにする。
【0020】または、監視する該接点の接点状態が一定
時間変化のないことを検出すると、該接点状態を該接点
情報として出力し、かつ監視する該接点の接点状態がオ
ン状態に変化したことを検出した時点以降においては、
一定時間以内の接点状態の変化は検出しないようにして
もよい。
【0021】このように、監視する接点の状態に応じ
て、監視の仕方を選択することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】実施例について、図1〜図11お
よび図14を用いて説明する。図1は本発明の第1の実
施例、図2は本発明の第2の実施例、図3は本発明のマ
ルチフレーム例、図4は本発明のフレームフォーマット
例、図5は第3の実施例、図6は第4の実施例、図7は
第4の実施例のタイムチャート例、図8は第5の実施
例、図9は第5の実施例のタイムチャート例、図10は
第6の実施例、図11は第6の実施例のタイムチャート
例、図14はJK−FFファンクションテーブルであ
る。
【0023】図中、11は接点入力部、12は状態変化
監視部、13はパリティビット付加部、14は同期ビッ
ト付加部、16は接点信号多重部、17は接点信号分離
部、18は同期検出部、19はデータバッファ部、20
はパリティ演算部、21は接点開放制御部、22は接点
出力状態制御部、23は接点出力部、24はパッケージ
異常検出部、25は警報系処理部、26は制御系処理
部、41,43,55、65,71は非同期クリア,同
期ロードの16進カウンタ(以下、カウンタと称す
る)、41,56,66,72はNOTゲート、44,
45,54,57,59,64,67,69はORゲー
ト、46はJKフリップフロップ(以下、JK−FFと
称する)、51,52,60,61,62,70はDフ
リップフロップ(以下、FFと称する)、53,63は
不理論排他論理和回路(以下、EX−NORと称す
る)、58,68は2入力セレクタ(以下、SELと称
する)である。
【0024】以下、図面に従って、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図1,図3,図4を用いて第1の
実施例について説明する。第1の実施例は、接点信号多
重部16と接点信号分離部17に、例えば、図3に示す
例のように、多重化データ伝送用フレームを6フレーム
で1マルチフレームを構成し、1マルチフレーム中の各
フレームの接点情報伝送用タイムスロットで16接点の
接点情報を多重・分離する機能を具備する。
【0025】また、接点情報伝送インタフェース部の送
信側には、所定数の接点情報を入力する接点入力部11
の後に、例えば、外部装置の16接点の変化状態を監視
する状態変化監視部12を設け、出力を接点信号多重部
16へ接続する。
【0026】また、接点情報伝送インタフェース部固有
フレーム同期ビットを、接点情報伝送用タイムスロット
の所定ビットに挿入するための同期ビット付加部13
と、パリティビットを上記タイムスロットの所定ビット
に挿入するためのパリティビット付加部14を設け、各
出力を接点信号多重部16へ接続する。
【0027】受信側では、接点信号分離部17から接点
情報を伝送する接点情報タイムスロットを分離して一時
記憶するデータバッファ部19と、接点情報タイムスロ
ットの同期を検出する同期検出部18と、接点情報タイ
ムスロットのパリティビット演算を行い、ビット誤りを
検出すると、制御信号を送出するパリティ演算部20と
を設ける。
【0028】また、同期外れ制御情報が入力すると、接
点開放制御信号を送出する接点開放制御部21と、デー
タバッファ部19の出力側に、接点開放制御部21から
の制御により出力する接点情報を開放する接点出力状態
制御部22とを設ける。
【0029】そして、接点信号多重部16で多重化デー
タ伝送用フレームを6個、即ち、6フレームで1マルチ
フレームを生成する。そして、図4に示す例のように、
1マルチフレームを構成する各フレーム中の接点情報伝
送用タイムスロット、6つの各タイムスロットのBit
2〜Bit7に、接点情報を、例えば、第1フレームと
第4フレームの各タイムスロットのBit2〜Bit7
には、接点1〜接点6までを順に挿入し、第2フレーム
と第4フレームの各タイムスロットのBit2〜Bit
7には、接点7〜接点12までを順に挿入する。
【0030】このようにして、1マルチフレームの中の
6タイムスロットに、16接点の各接点情報を2データ
ずつを挿入する。また、図4の例に示すように、各タイ
ムスロットのBit1のF1,F2,・・・F6に、例
えば、フレーム同期ビットとして順番に1,0,0,
0,1,1を挿入する。
【0031】そして、接点信号分離部17で、受信した
多重化信号の各フレーム中の接点情報伝送用タイムスロ
ットの接点情報データを、受信順に接点別に取り出し、
データバッファ部19へ出力する。
【0032】データバッファ部19では、所定数のクロ
ック信号だけのタイムラグを持って接点情報数だけある
接点出力状態制御部22へ順に出力する。また、図4
(1)に示すように、各フレームのBit8には、各タ
イムスロット毎にパリティ演算を行った結果を挿入す
る。
【0033】このように、パリティビット付加部13で
“Bit8”にパリティビットを挿入することにより、
受信側では伝送路中の誤り検出が可能となり、接点情報
伝送インタフェース部の受信側において、パリティ演算
部20でパリティエラーを検出すると、データバッファ
部19を制御し、データバッフア部19で保持している
パリティエラー発生前のデータを外部装置に対して送出
することで、接点情報出力が伝送路中のビット誤りによ
り状態変化することを防止する。
【0034】このようにして、16接点の情報の伝送が
可能となる。ここで、図4(1)および図4(2)にお
いて、第4〜第6フレームのBit2〜Bit7へ、第
1〜第3フレームのBit2〜Bit7に搭載したのと
同じ接点情報を搭載するのでなく、別の接点情報を搭載
してもよいことは勿論である。また、第3フレームと第
6フレームのBit6,Bit7を“1”固定とするの
でなく、別の接点情報を搭載してもよいのは勿論であ
る。
【0035】さらに、1マルチフレームを6フレームで
構成するのでなく、より多くの任意の数のフレームで構
成することにより、より多くの接点の接点情報の伝送が
可能となる。このように、フレーム構成を変えることに
より、伝送する接点情報を変更することができる。
【0036】また、同期検出部18がフレーム同期外れ
を検出すると、図1の接点情報伝送インタフェース部の
受信側の接点出力状態制御部22を制御し、接点出力の
状態を開放に固定にすることで、接点情報伝送インタフ
ェース部間の伝送(パス)異常で誤った接点情報が出力
することを防止する。
【0037】次に、第2の実施例を図2,図4を用いて
説明する。第2の実施例は、第1の実施例において、送
信側ではパリティビット付加部13の代わりにCRCビ
ット付加部13Aを設け、受信側ではパリティ演算部2
0の代わりにCRC演算部20Aを設けたものである。
【0038】そして、図4(2)に示すように、送信側
で各タイムスロット毎のCRC演算を行い、その結果を
各フレームのBit8に挿入して送出し、受信側では伝
送路中のビット誤り検出の代わりに、CRC演算部20
AでCRCビット誤りを検出することにより、伝送路中
のデータエラー検出を可能したものである。
【0039】続いて、第3の実施例について図5を用い
て説明する。第3の実施例は、第1の実施例、および第
2の実施例において、接点情報伝送インタフェース部に
内蔵する警報系処理部25で検出する警報情報や、接点
情報送伝送インタフェース部内に設けたパッケージ異常
検出部24において、検出したパッケージ異常を、接点
開放制御部21へ送出するようにしたものである。
【0040】そして、図5に示す送信側において、接点
情報インタフェース部を含む装置異常を検出した場合、
警報処理部25からの装置異常情報とパッケージ内部の
接点情報インタフェース部のハード異常情報のうちのど
ちらかが異常となった場合に同期ビット付加部14に対
して誤ったフレームを送出するよう指示を行う。
【0041】受信側では、接点情報インタフェース部の
フレーム同期外れを検出し、接点情報出力を開放して、
誤った接点情報が出力することを防止する。次に、図6
と図7を用いて第4の実施例について説明する。
【0042】図6に第4の実施例を示し、図7にそのタ
イムチャート例を示す。なお、第4〜第6の実施例は、
第1〜第3の実施例における送信側装置の接点情報伝送
インタフェース部の状態変化監視部12の接点状態の監
視に関する実施例である。
【0043】第1〜第3の実施例において、状態変化監
視部12は、監視する接点に対応して設けられ、各状態
変化監視部12の接点情報は次段の多重部16へ送ら
れ、図4の例に示すようなタイムスロットのフレームフ
ォーマットのBit2〜Bit7の所定のビット位置に
挿入される。
【0044】そして、電源投入の初期化時には、その時
検出した接点の状態を、接点情報の初期値として状態変
化監視部12からの出力として送出するとともに、電源
投入後は、監視する接点の接点状態が一定時間変化のな
いことを検出すると、その状態を状態変化監視部12か
らの出力として送出するようにしたものである。
【0045】図6において、Dinは接点情報入力信号
で、ディジタル信号へのレベル変換後の信号を示し、C
LKはサンプリングクロック、XRSTは電源投入時の
初期化信号 (“L”レベルで電源投入時初期化) 、Do
utは伝送される接点情報信号である。なお、これらは
次に説明する第5の実施例,第6の実施例においても同
じである。
【0046】また、41は非同期クリア、同期ロードの
16進カウンタであり、“H”レベルの継続時間監視用
タイマで、カウントをプリセット値である“d”から、
“e”,“f”,“0”と4カウントするカウンタであ
る。
【0047】また、OR1 ゲート44とOR2 ゲート4
5とは、電源ON時の接点状態をDoutに同じ状態で
伝達するためのものである。図7に示すタイムチャート
例に従い、その動作について説明する。 装置の電源がONになると、まず、クロックが入力
する。
【0048】電源ON時、(ロ)Dinが“L”レベル
(以下、“L”と称する)であると、OR1 44の入力
には、DinをNOTゲート42で反転した“H”レベ
ル(以下、“H”と称する)と、(ハ)XRSTからの
“L”が入力するので、OR 1 44の(チ)出力は
“H”となる。
【0049】OR2 45の入力には、(ロ)Din信号
“L”と、(ハ)XRSTからの“L”が入力するの
で、OR2 45の(リ)出力は“L”となる。その結
果、図14に示すように、JK−FF46の動作はクリ
ア状態となり、(ヌ)Qは“L”を出力する。
【0050】そして、装置の電源をONにした一定時間
後に、(ハ)XRSTが“H”になるように設定してい
るので、この信号を入力するOR2 45の入力は“H”
となり、従って、OR2 45の(リ)出力は“H”とな
る。
【0051】その結果、JK−FF46は、電源ON後
の一定時間後に動作可能状態になり、その時点における
J端子の入力、即ちカウンタ1 41の(ホ)RC端子出
力、および、カウンタ2 43の(ト)RC端子出力はと
もに“L”であるので、図14に示すようにJK−FF
46の(ヌ)Qは、前の状態、即ち“L”を保持する。
【0052】また、電源ON時、(ロ)Din信号が
“H”である場合には、OR1 44の入力には、(ロ)
Din信号をNOTゲート42で反転した“L”と、
(ハ)XRSTからの“L”が入力するので、OR1
4の(チ)出力は“L”となる。
【0053】また、OR2 45の入力には、(ロ)Di
n信号“H”と、(ハ)XRSTからの“L”が入力す
るので、OR2 45の(リ)出力は“H”となる。その
結果、図14に示すようにJK−FF46の動作はプリ
セット状態となり、(ヌ)Qは“H”となる。
【0054】そして、装置の電源がONになった1クロ
ック分の後に、(ハ)XRSTが“H”になり、この信
号を入力するOR1 41の入力が“H”となるので、O
141の(チ)出力は“H”に反転する。
【0055】その結果、JK−FF46は、電源ONの
1クロック後に動作可能状態になり、その時点における
J端子の入力レベル、カウンタ1 41の(ホ)RC端子
出力の“L”、および、カウンタ2 43の(ト)RC端
子出力の“L”であるので、JK−FF46は(ヌ)Q
は前の状態、即ち“H”を保持する。
【0056】このようにして、電源ON直後には、JK
−FF46の(ヌ)Q、Doutは電源ON時の接点状
態を出力することになる。図7のの時点において、電
源ON時に(ロ)Din信号が“L”であると、カウン
1 41は、CLR(クリア)端子およびET(イネー
ブルT)端子に“L”が入力するので、カウンタは
“0”となり、QD,RCは“L”となる。
【0057】しかし、カウンタ2 43には、CLR端子
およびET端子に(ロ)DinをNOTゲート42で反
転した“H”が入力するので、カウント動作可能状態と
なり、最初のクロックでプリセット値“d”をロードす
ることで、(へ)QDの出力が“H”となり、LOAD
端子に送出される。そして、(ヘ)QDからの“H”が
継続する限りカウント動作が継続する。 カウンタ2 43がカウントの途中で、(ロ)Din
に“H”が入力すると、カウンタ2 43のCLR端子お
よびET端子は、“L”が入力されるので、カウンタの
値が“0”となり、QD,RCが“L”となり、カウン
タは動作を中止する。
【0058】逆にカウンタ1 41のカウントのCLR端
子およびET端子に“H”が入力するので、カウンタ1
41はカウント動作可能状態となり、最初のプリセット
値“d”をロードし、(ニ)QDの出力が“H”とな
り、LOAD端子に送出される。そして、(ニ)QDか
らの“H”が継続する限りカウント動作が継続する。 しかし、(ロ)Dinが2クロック時間後に“L”
になったとすると、カウンタ1 41のCLR端子および
ET端子に“L”が入力され、カウント値は“0”とな
り、すべての出力QA,QB,QC,QDの出力は
“L”になり、カウンと動作を中止する。
【0059】入れ代わりに、カウンタ2 45が動作可能
状態となるので、カウント値“d”からカウントを開始
する。 ,のDinの変化についても、,と同様の動作
を行う。 (ロ)Dinの“H”が4クロック時間継続する
と、カウンタ41は出力QA,QB,QC,QDがすべ
て“H”、即ちカウント値が最大値の“f”になったと
き、(ホ)RC端子よりクロック1個分のキャリ
(“H”)を、次段のJK−FF46のJ端子に送出す
る。
【0060】すると、JK−FF46の(ヌ)出力Q、
即ち、Doutが“H”となり、Din状態が“H”で
あることを伝送する。そして、この(ロ)Dinの
“H”が継続する限り、JK−FF46の(ヌ)出力Q
が“H”を継続する。 (ロ)Dinが例えば8クロック時間“H”が継続
して“L”に変化したとすると、カウンタ1 41はカウ
ントを中止し、代わりに、カウンタ2 43がカウントを
カウント値“d”より開始する。そして、“L”が4ク
ロック時間継続する、即ち、カウンタ2 の出力QA,Q
B,QC,QDがすべて“H”(カウント値“f”)に
なると、(ト)RC端子よりクロック1個分のキャリ信
号(“H”)を次段のJK−FF46のK端子に送出す
る。すると、JK−FF46は、反転動作し、(ヌ)出
力Qを“L”に反転し、Dinが“L”の状態になった
ことを伝送する。
【0061】このように、カウンタ2 43の非同期クリ
ア端子CLRにはNOTゲート42で反転される信号が
入力するため、Dinに“L”が入力されているとき
は、カウンタ2 43の非同期クリア端子CLRに“H”
が入力されるので、カウンタ243はカウント動作を行
い、カウントを“d”から行う。
【0062】しかし、Dinに“H”が入力するとカウ
ンタ2 43の非同期クリア端子CLRにはNOTゲート
42で反転された“L”が入力されているため、カウン
243はクリア状態を保持し、出力の(ヘ)QD端
子、即ちJK−FF46のK端子は“L”を保持する。
カウンタ1 41はDinが“H”を持続する限り、
(ニ)QD端子と接続されたLOAD端子の制御により
カウント動作を繰り返す。
【0063】このカウンタ1 41のロード周期が保護時
間を決定する。保護時間、即ちカウンタ動作中に(ロ)
Din状態が“L”に変化すると、(ロ)Dinがカウ
ンタ 1 41の非同期クリア端子CLRに入力されている
ため、カウンタ1 41はクリアされて次のDin信号が
“H”の状態になるまでクリア状態を保持する。
【0064】Dinが“L”の状態になると、カウンタ
2 43はクリア状態を脱し、カウンタ1 41が行ったの
と同じようにDin信号の“L”状態の監視を開始す
る。このようにしてDinの状態が“H”,“L”に関
わらず、一定時間状態が変化したときのみ、その状態が
接点情報として伝送されることになる。図6におけるタ
イムチャート例の保護時間は、カウント値“d”,
“e”,“f”の3クロック分である。
【0065】OR1 ゲート44,OR2 ゲート45のそ
れぞれの1つの入力(ハ)XRSTは電源初期化時の接
点情報入力ゲートであり、最初に伝送される接点情報を
決定する。例えば、図7に示す例のように、電源ON
時、Dinが“L”であれば、OR1 ゲート44,OR
2 ゲート45のそれぞれの出力の“H”の状態でJK−
FF46のプリセット(PR)端子とクリア端子(CL
R)をロックしておき、JK−FF46はこれらのPR
端子とCLR端子にともに“H”が入力している状態
で、CKに入力するクロックの立下りで動作を行う。
【0066】保護時間の設定はカウンタのロード値設定
や、クロック周波数、カウンタの段数等で接点情報の状
況に応じて設定が可能なことは言うまでもない。次に、
第5の実施例を図8と図9を用いて説明する。
【0067】図8に第5の実施例を示し、図9にそのタ
イムチャート例を示す。第5の実施例は、Dinが連続
した“H”に立上った後に、一定時間以下の短時間の
“L”への変化、即ち、瞬断は無視するようにしたもの
である。
【0068】なお、SEL58は、S端子に“H”が入
力したときは、“1”側を選択し、“L”レベルが入力
したときは、“0”側を選択するセレクタである。 電源ON時、(ロ)Dinが“L”であると、OR
1 57は、DinをNOTゲート56で反転した“H”
と、(オ)XRSTの“L”を入力し、(リ)出力は
“H”となる。
【0069】一方、OR2 58は、Dinの“L”と、
(オ)XRSTの“L”を入力し、(ヌ)出力は“L”
となる。従って、FF3 60は、(ワ)Q、Doutを
強制的にリセットし、Dinと同じ“L”となり、SE
L58の“0”側入力が“L”となる。
【0070】一定時間後に、(オ)XRSTが“H”に
なり、OR2 58の(ヌ)出力が“H”となると、FF
3 60は、カウンタ55が動作していないため、(チ)
RC出力が“L”になっており、SEL58はS端子に
この“L”を入力して、(ル)出力が“L”になり、こ
の“L”を入力して、FF3 60は、クロックの立上が
りで“L”となるため、FF1 60の出力は“L”状態
を保持する。
【0071】また、電源ON直後、FF1 51のCLR
に(オ)XRSTの“L”が入力するため、FF1 51
は、(ハ)Qを強制的にリセットし、“L”となる。一
定時間後には、(オ)XRSTが“H”がなるため、F
1 51は動作可能状態となり、Dinの“L”を入力
して(ハ)Qに“L”を出力する。
【0072】また、カウンタ55は(ト)出力QDが
“L”であるため、ETが“L”となり、カウント動作
が不可能状態となる。 (ロ)Dinが“H”になると、まずFF1 51が
これを検出して、(ハ)出力Qに“H”を出力し、続い
てFF2 52が1クロック遅れて(ニ)出力Qに“H”
を出力する。FF1 51とFF2 52の各出力を入力す
るEX−NOR53は、これらの状態変化を検出して、
“H”に維持されていた(ホ)出力が1クロック時間
“L”に変化する。
【0073】電源ON以降、このの時点になるまでカ
ウンタ55は動作しておらず、カウント値はクリアされ
た状態の“0”であるので、出力QA〜QDはすへて
“L”である。従って(ト)QDの“L”と、EX−N
OR53の出力を入力するOR 1 ゲート54の(へ)出
力は“H”に維持されていたが、EX−NOR53の
(ホ)出力が1クロックだけ“L”になることにより、
OR1 ゲート54の(ヘ)出力は1クロック時間“L”
になる。即ち、(ロ)Dinが“H”に状態変化したこ
とを検出する。
【0074】このOR1 ゲート54の(へ)出力はカウ
ンタ55のLOAD端子に送られており、このときのO
1 ゲート54の(へ)出力の1クロック分の“L”
が、ロード信号としてカウンタ55に与えられる。
【0075】カウンタ55がロードすると、カウンタ5
5はプリセット値の“d”を取込み、“d”よりカウン
トを開始し、まず出力QA〜QDにはそれぞれ“H”,
“L”,“H”,“H”が出力する。(ト)QDが
“H”になることにより、OR1ゲート54による状態
変化検出が禁止され、カウンタ55が保護時間のカウン
トを開始し、(チ)RC出力でDin信号をサンプルす
る。
【0076】即ち、カウンタ55は、“d”,“e”,
“f”とカウントを進める。 (ロ)Dinがのときより2クロック時間後
に、“L”になり、更に1クロック時間後に“H”にな
ったとすると、FF1 51は“L”を検出して(ハ)出
力Qは1クロック時間だけ“L”になり、1クロック時
間遅れてFF2 52も“L”を検出して(ニ)出力Qも
1クロック時間だけ“L”になる。そして、EX−NO
R53も、FF1 51、FF2 52の各出力Qが“L”
になった時点で再び“L”になる。
【0077】しかしながら、OR1 ゲート54には、カ
ウンタ55のQDからの“H”が入力しているため、
(へ)出力は“H”が継続する。従って、カウンタ55
のLOAD端子には継続して“H”が入力することにな
る。
【0078】その結果、カウンタ55はカウントを継続
し、カウント値“f”、即ち、出力QA〜QDの各出力
がすべて“H”になると同時に、(チ)RC端子より1
クロック分の“H”のキャリ信号をSEL58のS端子
に出力する。すると、SEL58は(チ)RC端子が
“H”の間だけ、“1”側を選択する。即ち(ロ)Di
nを選択し、状態変化したことを伝送する。
【0079】このことは、で立ち上り、カウンタがカ
ウントが開始した後、1クロック時間の瞬断が発生して
も、瞬断を無視してカウントを継続し、所定数(3)カ
ウント後も、Dinが“H”にあることを示している。
【0080】(チ)RC端子より1クロック時間の
“H”のキャリ信号により、SEL58Hは、(ロ)D
inを取り込む“1”側入力を選択して出力する。その
時点のDinは“H”であるので、SEL58の(ル)
出力は“H”となり、従って、FF3 60の(ワ)出力
Qも“H”となる。
【0081】次に、カウンタ55の出力QA〜QDがす
べて“H”(カウント値“f”)になる。そして、次の
カウント値“0”になると同時に、(ト)QDが“L”
になるので、カウンタ55はカウントを停止する。
【0082】ここで、カウンタ55の(チ)RCも
“L”となるので、SEL58は“0”側入力を選択し
て出力するが、FF3 60の(ワ)出力Qが“H”に保
持されているため、“0”側入力は“H”レベルになっ
ており、結果として、FF3 60の(ワ)出力Qは
“H”を継続する。 数クロック時間の後、Dinが“L”になると、F
1 51,FF2 52が順次“L”となり、EX−NO
R53の(ホ)出力も1クロック時間“L”となるの
で、OR1 54の(ヘ)出力も1クロック時間だけ
“L”になる。すると、カウンタ55のLOADが
“L”になるので、カウンタ55がロードされ、カウン
タ55がプリセット値“d”からカウントを開始する。
【0083】そして、カウント値が“f”になると同時
に、(チ)RCに“H”のキャリ信号を出力し、SEL
58の入力を“1”側に切り換える。ところが、その時
点では、Dinは“L”になっているので、SEL58
の(ル)出力Yは“L”となり、従って、FF3 60の
(ワ)出力Qも“L”となる。
【0084】このようにして、Dinが“H”になって
いるとき、短い時間の“L”(レベル断)が発生して
も、一定保護時間をとることにより、レベル断を検出す
ることなく、継続した接点状態として接点情報を伝送す
る。
【0085】なお、図7に示す例の場合の保護時間はカ
ウンタ55がカウントする“d”,“e”,“f”の3
クロック時間分である。保護時間の設定はカウンターの
ロード値設定や、クロック周波数、カウンターの段数等
で接点情報の状況に応じて設定が可能なことは言うまで
もない。
【0086】また、本実施例はDinの状態変化が無い
限り動作しないので、省電力化が期待できる。次に、第
6の実施例を図10と図11を用いて説明する。
【0087】第6の実施例を図10に示し、そのタイム
チャート例を図11に示す。第6の実施例は、第4の実
施例と第5の実施例を併用したもので、一定時間以上継
続する“H”を検出すると同時に、継続する“H”の期
間中、一定時間以下の“L”(瞬断)は無視するように
したものである。
【0088】監視するDinが図11に示す〜の例
のように変化した場合について説明する。 電源ONで、クロックが入力するとともに、Din
に“L”が入力すると、OR2 67には、DinをNO
Tゲート66で反転した信号が入力するので、OR2
7の(ヌ)出力は“H”となる。
【0089】また、OR3 69には、(ロ)Dinと、
(ワ)XRSTとが入力されているが、ともに“L”で
あるので、(ル)出力は“L”となる。その結果、FF
3 70は(カ)出力Qを強制的にリセットすることにな
り、出力Qは“L”となる。
【0090】電源ONの一定時間後、(ワ)XRSTが
“H”となるので、OR3 69の(ル)出力は“H”と
なり、FF3 70は動作可能状態となる。そのときSE
L68のS入力は“L”であるので、FF3 70の
(カ)出力Qを入力する“0”側を選択する。
【0091】その時点において(カ)出力Qは“L”で
あるので、FF3 70の(カ)出力Qは“L”を継続す
ることになる。カウンタ1 65は、(ト)QDが“L”
であり、従ってET端子が“L”であるため、カウント
を停止している。また、カウンタ2 71はDinが
“L”であり、従ってET端子が“L”となり、同様に
カウントを停止している。 Dinが“H”になったとする。
【0092】(ロ)Dinの“H”はFF1 61,FF
2 62とEX−NOR63により状態変化したことが検
出され、OR1 ゲート64の(ヘ)出力が“H”から
“L”に変化し、1クロック時間分の“L”のロード信
号がカウンタ1 65のLOAD端子に与えられる。する
と、カウンタ1 65がロードされ、カウンタ1 65はプ
リセット値“8”を取り込み、カウントを“8”から開
始し、最初出力QA〜QDにそれぞれ“L”,“L”,
“L”,“H”を出力する。
【0093】その結果、(ト)QDからの“H”がカウ
ンタ1 65のETとOR1 ゲート64に入力する。カウ
ンタ1 65はカウントを継続し、OR1 ゲート64の
(へ)出力は“H”になる。その結果、FF1 61,F
2 62とEX−NOR63による状態変化検出が禁止
され、カウンタ1 65が保護時間のカウントを開始する
と同時にカウンタ2 71がDinの状態の継続時間のカ
ウントを開始する。
【0094】カウンタ1 65のDinの状態のカウント
は、カウンタ1 65のプリセット値“8”から開始す
る。カウンタ2 71のDinの状態のカウントは、カウ
ンタ2 71のプリセット値“c”から開始する。 (ロ)Dinが2クロック後に1クロック幅の
“L”が発生すると、FF 1 61が“L”を検出して、
(ハ)Qに“L”が出力する。1クロック時間後れてF
2 62の(ニ)Qに“L”が出力する。EX−NOR
63の(ホ)出力は、FF1 61とFF2 62の各出力
が“L”になったとき、“L”になる。OR 1 64に入
力するカウンタ1 65の(ト)QDが“H”になってい
るので、OR 1 64の(へ)出力は“H”のまま変化し
ない。 さらに、(ロ)Dinが3クロック時間後に2ク
ロック幅の“L”が発生したとしても、OR1 64に入
力するカウンタ1 65の(ト)QDが“H”が継続して
いるため、OR1 64の(へ)出力は“H”のまま変化
しない。
【0095】即ち、(ロ)Dinの“H”が継続中に、
2クロック幅の“L”が発生しても無視されたことにな
る。 さらに、(ロ)Dinが1クロック時間後に2ク
ロック幅の“L”が発生したとしても、同様である。
【0096】の時点のDinの“H”への変化で、開
始するカウンタ1 65のDinの状態のカウントは、カ
ウンタ1 65のプリセット値“8”からであるが、出力
QA〜QDがすべて“H”、即ちカウント値が“f”に
なると同時に、(チ)RC端子より1クロック分の
“H”のキャリ信号を出力する。
【0097】“H”のキャリ信号を出力すると同時に、
カウンタ1 65の出力QA〜QDはオール“L”カウン
ト状態になり、QDからの“L”で、OR1 64ゲート
はクリアされ、次のDinの状態変化を待つことにな
る。
【0098】一方、の時点のDinの“H”への変化
で、ET端子が“H”となり、さらに変化状態を検出し
たOR1 64の(ヘ)出力からのロード信号入力で、開
始するカウンタ2 71のDinの状態のカウントは、カ
ウンタ2 71のプリセット値“c”からであり、まず出
力QA〜QDにそれぞれ“L”,“L”,“1”,
“1”を出力する。
【0099】そして、出力QA〜QDがすべて“H”、
即ちカウント値が“f”になると同時に、(リ)RC端
子より1クロック時間の“H”のキャリ信号を出力す
る。そして、このカウンタ2 71の(リ)RC出力がE
P端子レベルを“L”に反転し、カウンタ2 71はカウ
ントを停止する。(リ)RC出力が“H”に固定された
状態のままカウントを停止する。
【0100】カウントを停止したカウンタ2 71に、
の時点におけるDinが“L”に変化することで、OR
1 64の(ヘ)出力からロード信号が入力されるが、D
inが“L”が変化のため、ET端子に“L”が入力さ
れ、カウント値“f”のまま、カウント動作を停止す
る。その結果、RC出力は“L”に変化して固定され
る。
【0101】なお、カウンタ2 71はカウント値“c”
で停止している間に、の時点においてDinが“H”
になると、その変化を検出したOR1 64からロード信
号が出力されると、再びカウント値“c”からカウント
動作を開始し、RCが“H”を出力した時点で動作を停
止する。
【0102】次に、カウンタ1 65の(チ)RCから出
力した“H”のキャリ信号は、SEL68のSに入力
し、カウント2 71の(リ)RC信号を入力する“1”
側入力を選択する。
【0103】その時点における(リ)RCは、から
への移行時点であり、Dinが“H”から“L”に変化
するタイミングにあったため、“H”から“L”に変化
し、SEL68の(オ)Yも“H”から“L”へ変化す
る。そのため、FF3 70ではSEL68の変化を検出
できず、(カ)出力Q、即ちDoutは“L”のままと
なる。 Dinが“L”から“H”に変化し、長時間連続し
た状態にあるとする。
【0104】カウンタ1 65がカウントを開始し、カウ
ント値“f”で(チ)RCよりキャリ信号を出力し、S
EL68が“1”側を選択したとき、カウントを停止し
たカウンタ2 71の(リ)RCからは連続した“H”の
キャリ信号が出力しているので、SEL68の(オ)Y
からは“H”が出力し、従って、FF3 70の(カ)Q
は“H”を出力する。そして、(カ)Qの“H”は、S
EL68の“0”側に送られており、SEL68が
(チ)RCからの“H”のキャリ信号が停止して、
“0”側を選択してもFF3 70の(カ)Qは“H”を
保持する。即ち、Dinの状態を“H”と認識する。
【0105】このようにして、Dinの状態変化が検出
された場合のみ、一定の保護時間内で、Din信号がサ
ンプルされ、カウンタ1 65のカウント数で決まるDi
nの連続する個数分のDinのうちに、“L”がカウン
2 71のカウント数で決まる個数以下であれば、レベ
ルの多数決論理でDin状態が接点情報として伝送され
ることになる。
【0106】保護時間の設定はカウンターのロード値設
定や、クロック周波数、カウンターの段数等で接点情報
の状況に応じて設定が可能なことは言うまでもない。ま
た、本実施例はDinの状態変化が無い限り、カウンタ
65,71は動作しないので、省電力化が期待できる。
【0107】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、低速
専用線加入者装置の接点情報インタフェース部にて接点
情報を伝送する際に、任意の接点数の接点情報が伝送可
能となるとともに、伝送路上でのビット誤りでの接点出
力の変化や伝送路上の接点情報伝送パスの異常による誤
接点出力を回避することが可能となり、信頼度の高い接
点情報伝送が可能となる。
【0108】また、接点情報入力の状態変化が無い限
り、カウンタは動作しないので、省電力化が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例
【図2】第2の実施例
【図3】本発明のマルチフレーム例
【図4】本発明のフレームフォーマット例
【図5】第3の実施例
【図6】第4の実施例
【図7】第4の実施例のタイムチャート例
【図8】第5の実施例
【図9】第5の実施例のタイムチャート例
【図10】第6の実施例
【図11】第6の実施例のタイムチャート例
【図12】従来例
【図13】従来例におけるタイムスロット割当て例
【図14】JK−FFファンクションテーブル
【符号の説明】
11,106,206 接点入力部 12 状態変化監視部 13 パリティビット付加部 13A CRCビット付加部 14 同期ビット付加部 16,107 接点信号多重部 17,207 接点信号分離部 18 同期検出部 19 データバッファ部 20 パリティ演算部 20A CRC演算部 21 接点開放制御部 22 接点出力状態制御部 23,108,208 接点出力部 24 パッケージ異常検出部 25 警報系処理部 26 制御系処理部 41,43,55、65,71 16進カウンタ 41,56,66,72 NOTゲート 44,45,54,57,59,64,67,69
ORゲート 46 JK−FF(フリップフロップ) 51,52,60,61,62,70 FF(フリッ
プフロップ) 53,63 EX−NORゲート(不理論排他論理和
回路) 58,68 2入力セレクタ 101 外部装置 102,202 交換機 103,203 データ端末機 104,204 伝送装置 105,205 接点情報伝送インタフェース部 109,209 音声インタフェース部 110,210 データインタフェース部 111,211 多重・分離部 112,212 伝送路IF部 113,213 制御警報処理部 114,214 クロック部 201 監視装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−141046(JP,A) 特開 平7−111531(JP,A) 特開 平2−260729(JP,A) 特開 平5−167572(JP,A) 特開 平5−74259(JP,A) 特開 平2−192313(JP,A) 特開 平5−199568(JP,A) 特開 昭56−157162(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側装置で入力する外部装置の複数の
    接点情報を多重化し、伝送路を介して伝送し、該受信側
    装置に伝送されて来た該接点情報を分離取り出す接点情
    報伝送インタフェース部において、 該接点情報伝送インタフェース部を構成する接点信号多
    重部と分離部に接点情報伝送用フレームとして複数フ
    レームで1マルチフレームを構成し、該1マルチフレー
    ム中の各フレームの接点情報伝送用タイムスロットで多
    数の該接点情報を多重・分離する機能を具備するととも
    に、 接点情報伝送インタフェース部の送信側においては、
    所定数の接点情報を入力する接点情報入力部と該接点情
    報を多重化する接点信号多重部との間に、該接点情報の
    変化を監視する状態変化監視部と、 該接点情報伝送インタフェース部固有フレーム同期ビッ
    トを付加する同期ビット付加部を設け、 接点情報伝送インタフェース部の受信側においては、受
    信した前記接点情報を一時記憶するデータバッファ部
    と、該フレーム同期ビットを検出する同期検出部と、接
    点解放を制御する接点開放制御部と、該接点開放制御部
    から開放制御を受けると接点情報出力を開放する接点出
    力状態制御部とを設け、 フレーム同期信号の同期外れを検出すると、該接点情報
    出力を開放し、 前記状態変化監視部は、電源投入時には、該電源投入時
    点に検出した前記接点の接点状態を接点情報の初期値と
    して出力するとともに、 監視する該接点の接点状態が一定時間変化のないことを
    検出すると、該接点状態を該接点情報として出力するこ
    とを特徴とする接点情報伝送インタフェース部。
  2. 【請求項2】 送信側装置で入力する外部装置の複数の
    接点情報を多重化し、伝送路を介して伝送し、該受信側
    装置に伝送されて来た該接点情報を分離取り出す接点情
    報伝送インタフェース部において、 該接点情報伝送インタフェース部を構成する接点信号多
    重部と分離部に、接点情報伝送用フレームとして複数フ
    レームで1マルチフレームを構成し、該1マルチフレー
    ム中の各フレームの接点情報伝送用タイムスロットで多
    数の該接点情報 を多重・分離する機能を具備するととも
    に、 該接点情報伝送インタフェース部の送信側においては、
    所定数の接点情報を入力する接点情報入力部と該接点情
    報を多重化する接点信号多重部との間に、該接点情報の
    変化を監視する状態変化監視部と、 該接点情報伝送インタフェース部固有フレーム同期ビッ
    トを付加する同期ビット付加部を設け、 接点情報伝送インタフェース部の受信側においては、受
    信した前記接点情報を一時記憶するデータバッファ部
    と、該フレーム同期ビットを検出する同期検出部と、接
    点解放を制御する接点開放制御部と、該接点開放制御部
    から開放制御を受けると接点情報出力を開放する接点出
    力状態制御部とを設け、 フレーム同期信号の同期外れを検出すると、該接点情報
    出力を開放し、 前記状態変化監視部は、電源投入時には、該電源投入時
    点に検出した前記接点の接点状態を接点情報の初期値と
    して出力するとともに、 監視する該接点の接点状態がオン状態に変化したことを
    検出した時点以降においては、一定時間以内の接点状態
    の変化は検出しないことを特徴とする接点情報伝送イン
    タフェース部。
  3. 【請求項3】 送信側装置で入力する外部装置の複数の
    接点情報を多重化し、伝送路を介して伝送し、該受信側
    装置に伝送されて来た該接点情報を分離取り出す接点情
    報伝送インタフェース部において、 該接点情報伝送インタフェース部を構成する接点信号多
    重部と分離部に、接点情報伝送用フレームとして複数フ
    レームで1マルチフレームを構成し、該1マルチフレー
    ム中の各フレームの接点情報伝送用タイムスロットで多
    数の該接点情報を多重・分離する機能を具備するととも
    に、 該接点情報伝送インタフェース部の送信側においては、
    所定数の接点情報を入力する接点情報入力部と該接点情
    報を多重化する接点信号多重部との間に、該接点情報の
    変化を監視する状態変化監視部と、 該接点情報伝送インタフェース部固有フレーム同期ビッ
    トを付加する同期ビット付加部を設け、 接点情報伝送インタフェース部の受信側においては、受
    信した前記接点情報を 一時記憶するデータバッファ部
    と、該フレーム同期ビットを検出する同期検出部と、接
    点解放を制御する接点開放制御部と、該接点開放制御部
    から開放制御を受けると接点情報出力を開放する接点出
    力状態制御部とを設け、 フレーム同期信号の同期外れを検出すると、該接点情報
    出力を開放し、 前記状態変化監視部は、電源投入時には、該電源投入時
    点に検出した前記接点の接点状態を接点情報の初期値と
    して出力するとともに、 監視する前記接点の接点状態が一定時間変化のないこと
    を検出すると、該接点状態を該接点情報として出力し、 監視する該接点の接点状態がオン状態に変化したことを
    検出した時点以降においては、一定時間以内の接点状態
    の変化は検出しないことを特徴とする接点情報伝送イン
    タフェース部。
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