JP3328272B1 - テレフタル酸及びブタンジオールからのポリブチレンテレフタレートの連続的製法 - Google Patents

テレフタル酸及びブタンジオールからのポリブチレンテレフタレートの連続的製法

Info

Publication number
JP3328272B1
JP3328272B1 JP2001506712A JP2001506712A JP3328272B1 JP 3328272 B1 JP3328272 B1 JP 3328272B1 JP 2001506712 A JP2001506712 A JP 2001506712A JP 2001506712 A JP2001506712 A JP 2001506712A JP 3328272 B1 JP3328272 B1 JP 3328272B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
butanediol
pressure
terephthalic acid
esterification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001506712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003503567A (ja
Inventor
ハイツ,トーマス
クラト,マルティン
ノイハウス,ラルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Application granted granted Critical
Publication of JP3328272B1 publication Critical patent/JP3328272B1/ja
Publication of JP2003503567A publication Critical patent/JP2003503567A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
    • C08G63/181Acids containing aromatic rings
    • C08G63/183Terephthalic acids

Abstract

【要約】 テレフタル酸と1,4−ブタンジオールからのポリブチ
レンテレフタレートの連続的製法は、a)少なくとも2
基のリアクタからなるリアクタカスケード内でテレフタ
ル酸を1,4−ブタンジオールと直接エステル化する段
階と、b)a)段階において得られたエステル化生成物
を予備縮合する段階と、c)b)段階において得られた
予備縮合物を重縮合する段階とを含み、a)段階のリア
クタカスケードに沿って反応圧は低下するが温度は上昇
しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はテレフタル酸(TPA)と1,4
−ブタンジオール(BDO)からポリブチレンテレフタ
レート(PBT)を連続的に調製するための方法に関す
る。
【0002】ジメチルテレフタレート(DMT)と1,
4−ブタンジオールからのポリブチレンテレフタレート
の調製法が従来技術より知られている。この方法の難点
として、副産物として少量生成するテトラヒドロフラン
(THF)が反応時に遊離するメタノールと共沸化合物
を形成し、これを利用価値を有する物質として回収する
ことが非常に困難である点がある。
【0003】テレフタル酸と1,4−ブタンジオールか
らのポリブチレンテレフタレートの直接的調製は、TH
Fが比較的多量に生成して反応に必要とされる1,4−
ブタンジオールが失われるために困難である。更に、
1,4−ブタンジオールからはTHFばかりでなく2,
5−ジヒドロフラン(2,5−DHF)も生ずる。この
2,5−ジヒドロフランはTHFからの分離が困難であ
り、利用価値を有する生成物であるTHFを汚染してそ
の価値を低減させる。テレフタル酸と1,4−ブタンジ
オールからのポリブチレンテレフタレートの直接的調製
における更なる問題点は、テレフタル酸が1,4−ブタ
ンジオールに可溶でなく、1,4−ブタンジオールとの
エステル化によってのみ溶液中に可溶化される点であ
る。しかしながら、高品質のポリブチレンテレフタレー
トを生成するには、この物質が、テレフタル酸からの遊
離酸基などの夾雑物を含まないことが極めて重要であ
る。このため、テレフタル酸は実際の重縮合を行うに先
立って完全にエステル化して、溶解されなければならな
い。
【0004】テレフタル酸と1,4−ブタンジオールか
らのポリブチレンテレフタレートの直接的調製に関する
方法が従来技術において幾つか知られている。
【0005】旧東ドイツ特許出願公開第269296号
公報はポリアルキレンテレフタレートを調製するための
連続的方法に関するものである。使用されるジカルボン
酸と使用されるグリコールとのエステル化工程において
適宜反応パラメータを設定したことにより、エステル化
相からの水の除去を極めて有利に行うことが可能である
ため、エステル化生成物が高い転換率かつ高い平均重合
度にて得られる。このエステル化工程はリアクタ毎に温
度が上昇し、圧力が低減するリアクタカスケードにおい
て行われる。開示される実施例はテレフタル酸とエチレ
ングリコールからのポリエチレンテレフタレートの調製
に関するものである。
【0006】欧州特許出願公開第0431977号公報
には、二酸と1,4−ブタンジオールとの直接的エステ
ル化率を酸基の95%よりも大きなエステル化率に高め
るための方法が述べられている。この方法は3基のリア
クタで連続的に行われる。この方法は以下の段階よりな
る。すなわち、 a)1,4−ブタンジオールと二酸とを少なくとも2:
1の比率で混合する工程、 b)反応混合物を180℃に加熱する段階、 c)適当な触媒を添加する段階、 d)この混合物を大気圧下、180〜245℃の平均温
度にて最大60分間反応させる段階である。
【0007】この反応においては、THFとして回収さ
れるのは1,4−ブタンジオールの5%未満であるが、
最終生成物中の遊離酸基の含量は高い。
【0008】ドイツ特許出願公開第4415220号公
報には、特定の装置においてポリエステルを調製するた
めの方法が述べられている。この方法は減少する静水圧
下、上昇する反応温度にて行われる。THFの生成に関
しての記載は含まれていない。
【0009】ドイツ特許出願公開第3544551号公
報は、テレフタル酸と1,4−ブタンジオールからのポ
リブチレンテレフタレートの連続的調製に関するもので
ある。この調製法は3つの段階にて行われる。第1の段
階であるエステル化は、225〜260℃、0.1〜1
バールの圧力下にて行われる。第2の段階である予備縮
合は230〜260℃、10〜200ミリバールの圧力
下にて行われる。第3の段階である重縮合は240〜2
65℃、0.25〜25ミリバールの圧力下にて行われ
る。
【0010】本発明の目的は、従来技術と比較して改良
されたポリブチレンテレフタレートの調製法を提供する
ことにある。特に、使用される1,4−ブタンジオール
からのTHFの生成が最小に抑えられ、得られるポリブ
チレンテレフタレートにおける遊離酸基の含量が極めて
小さい。
【0011】この目的は、テレフタル酸と1,4−ブタ
ンジオールからポリブチレンテレフタレートを連続的に
調製するための方法であって、以下の段階よりなる方法
によって先ず達成されるものである。すなわち、 a)少なくとも2基のリアクタからなるリアクタカスケ
ード内でテレフタル酸を1,4−ブタンジオールと直接
エステル化する段階、 b)a)段階において得られたエステル化生成物を予備
縮合する段階、 c)b)段階において得られた予備縮合物を重縮合する
段階である。
【0012】本発明の方法では、a)段階のリアクタカ
スケードに沿って、温度は低下する。
【0013】本発明の方法によって調製されるポリブチ
レンテレフタレートは高品質であり、酸及びアルコール
基の含量が低い。本発明の方法では、1,4−ブタンジ
オールからのTHF及び2,5−ジヒドロフランの生成
量は小さい。したがって1,4−ブタンジオールの損失
がわずかであるので1,4−ブタンジオールに基づくポ
リブチレンテレフタレートの収率が高くなる。
【0014】a)エステル化段階 このa)段階は、少なくとも2基、好ましくは2〜5
基、特に好ましくは3基のリアクタからなるリアクタカ
スケード内で行われる。使用されるリアクタは一般に撹
拌容器である。
【0015】本発明によれば、このエステル化段階はリ
アクタ毎に反応圧が低下するリアクタカスケード内で行
われる。このエステル化は好ましくは1バール未満の圧
力下にて行われる。
【0016】3基のリアクタから構成されるリアクタカ
スケードの場合、第1のリアクタ内の圧力(p1)は通
常1バール未満、好ましくは、900ミリバール未満、
特に好ましくは800ミリバール未満に設定される。第
2のリアクタ内の圧力(p2)はp1よりも小さく、好
ましくは(p1−100)ミリバールよりも小さく、特
に好ましくは(p1−150)ミリバールよりも小さ
い。第3のリアクタ内ではエステル化はp2よりも小さ
い圧力(p3)で、好ましくは(p2−100)ミリバ
ールで行われる。したがって、圧力は、好ましくは第1
のリアクタ内では650〜900ミリバール(p1)で
あり、第2のリアクタ内では500〜700ミリバール
(p2)であり、第3のリアクタ内では350〜600
ミリバール(p3)であり、各リアクタ内の圧力は示さ
れた範囲内においてリアクタ毎に低下する。
【0017】圧力が1バール未満である好ましい処理条
件では1,4−ブタンジオールからのTHFの生成は更
に抑制される。
【0018】エステル化段階全体の温度範囲は、通常1
70〜250℃、好ましくは180〜240℃、特に好
ましくは190〜230℃である。本発明によれば、こ
の温度はリアクタカスケードに沿って増大することはな
い。すなわちエステル化温度はリアクタカスケードの各
リアクタにおいてほぼ等しいか、あるいはリアクタ毎に
低下する。エステル化段階全体の滞留時間は通常140
〜430分、好ましくは160〜420分、特に好まし
くは170〜390分である。3基のリアクタから構成
されるリアクタカスケードの場合、第1のリアクタ内の
滞留時間(V1)は通常100〜250分、好ましくは
110〜250分、特に好ましくは120〜240分で
あり、第2のリアクタ内の滞留時間(V2)は通常20
〜105分、好ましくは30〜100分、特に好ましく
は30〜90分、第3のリアクタ内の滞留時間(V3)
は通常20〜75分、好ましくは20〜70分、特に好
ましくは20〜60分である。
【0019】エステル化反応は、エステル平衡の位置を
所望の方向に移動させるため、モル過剰量の1,4−ブ
タンジオールを用いて通常行われる。1,4−ブタンジ
オールのテレフタル酸に対するモル比は、通常、1.
1:1〜3.5:1、好ましくは1.5:1〜2.8:
1、特に好ましくは1.9:1〜2.5:1である。
【0020】好ましい一実施形態では、通常2:1未
満、好ましくは1.5:1未満のモル比にて1,4−ブ
タンジオールとテレフタル酸とを含む懸濁液を反応槽に
入れ、加熱した1,4−ブタンジオールにて希釈して5
0〜100℃、好ましくは60〜100℃、特に好まし
くは70〜90℃に加温し、上記の最終比に対応したテ
レフタル酸に対する1,4−ブタンジオールの比を得
る。
【0021】このBDO/TPA混合物に通常、ルイス
酸金属化合物、好ましくはチタンまたはスズであるエス
テル化触媒を加える。特に好ましいエステル化触媒は、
オルトチタン酸テトラブチル(TBOT)、チタン酸ト
リイソプロピル、及びジオクタン酸スズであり、オルト
チタン酸テトラブチルがとりわけ好ましい。この触媒
は、通常エステル化段階において使用されるエステル化
触媒の金属としてポリブチレンテレフタレートに基づい
て算出した場合、通常200ppm未満、好ましくは6
5〜150ppm、特に好ましくは75〜100ppm
の量にて使用される。触媒の全体を第1のリアクタに加
えることが可能であるが、好ましい一実施形態において
は、触媒の一部のみ、好ましくは金属としてポリブチレ
ンテレフタレートに基づいて算出して50ppm未満、
特に好ましくは25ppm未満が第1のリアクタに導入
され、残りの触媒は後続のリアクタ、好ましくは第2の
リアクタに導入される。このエステル化触媒は好ましく
は1,4−ブタンジオールとの混合物としてリアクタに
導入される。
【0022】テレフタル酸、1,4−ブタンジオール、
及びエステル化触媒を含有する反応混合物をリアクタカ
スケード内で、テレフタル酸に基づいて通常97%より
も高い転換率、好ましくは97〜99%の転換率にまで
反応させる。エステル化段階が3基のリアクタを有する
リアクタカスケード内において行われる場合、エステル
化は第1のリアクタ内において通常89%よりも高い転
換率(C1)にまで進む。形成されるTHF/水混合物
を分離した後、反応混合物を第2のリアクタに移し、こ
こで約95%よりも高い転換率(C2)にまでエステル
化する。この時点において、テレフタル酸のほぼ全体が
反応したか、溶液中に溶解しており、このことは反応混
合物が透明となることから示される(透明点)。反応混
合物は、安全のため好ましくは第3のリアクタに移され
て約97%よりも高い転換率(C3)にまでエステル化
される。
【0023】次いで、得られた反応混合物をエステル化
生成物とTHF/BDO/水混合物とに連続的に画分す
る。THF/BDO/水混合物をカラムシステムにて画
分し、回収された1,4−ブタンジオールを第1のエス
テル化リアクタに戻す。このエステル化生成物を予備縮
合段階bに連続的に移送する。
【0024】b)予備縮合段階 予備縮合段階は、少なくとも2つ、好ましくは少なくと
も3つ、特に好ましくは少なくとも4つの温度領域を有
する。或る温度領域の温度は、その前の温度領域の温度
よりも通常1〜25℃、好ましくは1〜15℃、特に好
ましくは1〜10℃だけ高い。予備縮合全体の温度範囲
は、通常220〜300℃、好ましくは225〜290
℃、特に好ましくは230〜260℃である。
【0025】一般に予備縮合は、0.05バールからエ
ステル化段階のリアクタカスケードの最後のリアクタ内
のエステル化圧までの圧力範囲において行われる。予備
縮合は、第1の領域内の圧力が最後のエステル化リアク
タ内の反応圧に対応し、これに続く領域内では通常20
〜500ミリバール、好ましくは25〜450ミリバー
ル、特に好ましくは30〜400ミリバールの低下とな
るように行われ、或る領域から後続の領域へと圧力が低
下することが好ましい。
【0026】予備縮合は好ましくは上昇管リアクタ内で
行われる。
【0027】本方法のb)段階全体の滞留時間は、通常
10〜80分、好ましくは15〜70分、特に好ましく
は30〜60分である。特に好ましい一実施形態では、
予備縮合は4つの温度領域において行われ、温度は上記
に示した比率にて領域毎に若干上昇し、圧力は上記の範
囲内で第1から第4の領域へと低下する。この好ましい
実施形態では、第4の領域は蒸気及び液相を分離するた
めの装置からなる。この領域において、過剰量の1,4
−ブタンジオール、THF、及び水が予備縮合物から分
離される。
【0028】本発明の方法のエステル化段階に関して述
べた触媒を、示された量にて予備縮合段階に同様に導入
することが可能である。
【0029】予備縮合の後で、予備縮合物は、ISO1
628、Part3(1985)に基づき、フェノール
/o−ジクロロベンゼン(1:1)中、25℃にて0.
5%重量強度溶液として、通常5〜50ml/g、好ま
しくは15〜40ml/gの粘度数を有する。
【0030】次いでこの予備縮合物は重縮合リアクタ
(c)段階)に移送される。
【0031】c)重縮合段階 一般的にc)段階は、通常240〜290℃、好ましく
は240〜270℃、特に好ましくは240〜265℃
の温度にて単一の領域にて行われる。圧力は通常0.2
〜20ミリバール、好ましくは0.3〜10ミリバール
である。
【0032】滞留時間は、通常30〜180分、好まし
くは35〜150分である。
【0033】重縮合を行う際、好ましくは生成物の表面
の更新を行う。表面の更新とは、溶融物の表面に新たな
重合体を常に露出してジオールの流出を促すことであ
る。これは好ましくは1〜20m/(kg生成物・
分)、[1〜20m/kg of product and minute],特
に好ましくは1.5〜6m/(kg生成物・分)であ
る。
【0034】一般に重縮合段階に更なる触媒は添加され
ないが、本方法のこの段階において、例えば上記に述べ
た触媒のような触媒を添加することも可能である。
【0035】連続する重縮合の後で、ポリエステルは、
ISO1628、Part3(1985)に基づき、フ
ェノール/o−ジクロロベンゼン混合物(重量比=1:
1、25℃)中、0.5重量%濃度溶液において求め
て、60〜180ml/g、好ましくは90〜160m
l/gの粘度数を有する。
【0036】本発明の方法の重縮合段階では、粘度数が
ポリエステルの所望の最終粘度数の少なくとも80%、
好ましくは少なくとも95%、特に好ましくは100%
に達した時点で溶融重合体に滑剤及び核剤が加えられる
ことが好ましく、溶融物は、所望に応じて、後縮合した
後に取り出し、冷却して顆粒化される。100重量%の
ポリブチレンテレフタレートに対し、滑剤は通常0.0
1〜3重量%、好ましくは0.1〜1重量%、特に好ま
しくは0.2〜0.8重量%の量にて添加され、核剤は
0.001〜2重量%、好ましくは0.01〜1重量
%、特に好ましくは0.03〜0.5重量%の量にて添
加されることが好ましい。
【0037】この場合、滑剤に核剤を懸濁した懸濁液と
して添加するが、所望に応じて溶融物への添加に先立っ
て加温する。懸濁液を調製し、溶融重合体に添加するた
めに使用される滑剤の種類に応じ、滑剤と核剤との混合
物を通常30〜150℃、好ましくは60〜130℃に
まで加温することが必要である。
【0038】好適な滑剤の例としては、室温で固体であ
り核剤の懸濁液を調製するために加熱する必要のある低
分子量のポリエチレンワックスが挙げられる。こうした
滑剤としては、グリシジル及び/またはカルボキシル基
などの官能基を有利に含有するとともに、通常500〜
20,000g/モル、好ましくは1000〜10,0
00g/モル、特に好ましくは1000〜5000g/
モル、更に一層好ましくは1000〜3000g/モル
の平均分子量Mn(数平均)を有することが可能な低分
子量ポリエチレンワックスがある。
【0039】この分子量は通常、LDPEスタンダード
(低密度ポリエチレン)を用いたゲル浸透クロマトグラ
フィ(GPC)によって求められる。溶融物の粘度は、
(DIN51562に基づき)120℃にて、好ましく
は100〜5000mm/g、特に好ましくは100
〜3000mm/g、更に一層好ましくは100〜2
000mm/gである。
【0040】好適な核剤としては、アルカリ金属(アル
ミノ)ケイ酸塩、及び/またはアルカリ土類金属(アル
ミノ)ケイ酸塩からなる群から選択される鉱物類、好ま
しくは、島状ケイ酸塩(island silicates)及びシート状
ケイ酸塩(sheet silicates)からなる群から選択される
鉱物類が具体的には挙げられる。水酸化物、炭酸塩、炭
酸水素塩、硫酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩及びホスホン酸
塩などのすべての可能な化合物の使用が可能である。更
なる好適な核剤としては、例えば、アンチモン酸ナトリ
ウム、ステアリン酸カルシウム、テレフタル酸ナトリウ
ム、クエン酸カルシウム、及びチタンまたはタングステ
ンの金属酸(塩基酸)などの、有機または無機酸のアル
カリ金属またはアルカリ土類金属塩がある。
【0041】好適な無機酸の誘導体は、好ましくはリン
酸誘導体であり、中でもフェニルホスホン酸ナトリウ
ム、リン酸亜鉛、カルシウムビス(3,5−ジ−ter
t−ブチルエチルホスホネート)(チバガイギー社より
販売されるIrganox1425)及びテトラキス
(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)4,4−ビ
フェニレンジホスホナイトが特に好ましい。
【0042】好適な重縮合装置が当業者に知られてい
る。特に好ましい一実施形態では、溶融物を重縮合リア
クタから取り出し、加熱した定量ポンプなどの適当な装
置によって滑剤と核剤との混合物を添加した後、溶融重
合体を「スルザー」管などに移送して所望の最終粘度に
まで濃縮すると同時に溶融物を均質化して取り出し、冷
却、及び顆粒化することが可能である。
【0043】得られたポリブチレンテレフタレートは、
50meq/kgよりも小さく、好ましくは35meq
/kgよりも小さく、特に好ましくは30meq/kg
よりも小さい酸価を一般的に有する。なお酸価は水酸化
ナトリウムによる滴定によって求めた。
【0044】本発明の方法は、1,4−ブタンジオール
から生成するTHFが少量であるために1,4−ブタン
ジオールの損失が少ないという利点を有する。一般に、
得られるポリブチレンテレフタレートの量に対して生成
するTHFの量は5重量%よりも小さく、好ましくは4
重量%よりも小さく、特に好ましくは3.5重量%より
も小さい。同様に、1,4−ブタンジオールから生成す
る2,5−ジヒドロフランも極少量である。得られるポ
リブチレンテレフタレートの量に対し、生成する2,5
−ジヒドロフランの量は好ましくは150ppmよりも
小さく、特に好ましくは100ppmよりも小さい。
【0045】以下の実施例により本発明を説明する。
【0046】実施例 実験方法:一定温度にて圧力を低下させるエステル化段
階 1,4−ブタンジオールに対するテレフタル酸のモル比
が1:1.2となるようにテレフタル酸を1,4−ブタ
ンジオールと混合し、これを反応容器R1に入れ、1,
4−ブタンジオールで調整した。エステル化触媒の一部
としてTBOT(1)を上記1,4−ブタンジオールに
混合する。この混合物を全体で8つの反応領域(3個の
反応容器R1〜R3(エステル化段階a))、直立管R
4〜R7における4つの反応領域(予備縮合段階
b))、及び重縮合リアクタR8(重縮合段階c)))
に通過させて最終的にポリブチレンテレフタレートとす
る。ただし、温度T1〜T8、圧力p1〜p8、滞留時
間V1〜V8とし、圧力p1〜p3は反応領域R1〜R
3において減少する。R2において更なるTBOT
(2)を計量して加えた。1,4−ブタンジオール、T
HF、及び水を含むR1〜R3からの蒸留物をカラムシ
ステムで連続的に画分して1,4−ブタンジオールをR
1に戻し、残り(水とTHF)を回収容器内で濃縮して
分析した。揮発性のTHFが揮発しないよう、蒸留物の
回収容器を低温槽にて−20℃に冷却した。更に、R1
からR2へ、R2からR3へ、及びR3からR4へのオ
ーバーフローにて試料を採取し、酸価を決定することに
よりC1からC3への転換率を求めた。透明点を視覚的
に判定した。THFをガスクロマトグラフィによって定
量し、得られたポリブチレンテレフタレートの量に対す
るその比を算出した。すなわち、5%のTHF生成率で
はポリブチレンテレフタレート1kg当たり50gのT
HFが生成したことになる。得られたポリブチレンテレ
フタレートの末端基を滴定により決定した。ISO16
28に従ってフェノール/o−ジクロロベンゼン中で粘
度測定を行った(VN測定)。
【0047】このエステル化生成物を4つの加熱領域に
区分された直立管に通じた。
【0048】第4の反応領域の温度は247℃、圧力は
エステル化段階の第3のリアクタ内の圧力に対応した圧
力であり、平均滞留時間は22分であった。
【0049】第5の反応領域の温度は252℃、圧力は
400ミリバール、平均滞留時間は11分であった。
【0050】第6の反応領域の温度は256℃、圧力は
30ミリバール、平均滞留時間は18分であった。
【0051】過剰量の1,4−ブタンジオール、THF
及び水などの反応生成物を反応管の上端にて分離した。
更に触媒を加えることなく予備縮合物を重縮合リアクタ
(領域8)に移送した。
【0052】第8の反応領域の温度は257℃、圧力は
0.4ミリバール、平均滞留時間は115分、ポリブチ
レンテレフタレートの表面更新は4m/h*kgであ
った。
【0053】表1は実験方法1を用いて得られた結果、
ならびに比較実験としての比較例1〜比較例4の結果を
示したものである。
【0054】変化させなかった実験パラメータを以下に
示す。
【0055】T4,T5,T6,T7,T8= 247
℃,252℃,255℃,256℃及び257℃ P4= p3 p5,p6,p7,p8= 400ミリバール,
150ミリバール,30ミリバール及び0.4ミリバー
ル V4,V5,V6,V7,V8= 22分、11分、5
分、18分及び115分 スループット:BDO:TPA= 450g/h:69
0g/h PBTの収率= 910g/h
【0056】
【表1】
【表2】
【0057】(*)これらの条件下で行った実験では反
応溶液は依然極わずかに濁っていた。
【0058】(**)圧力を減少させ、温度を上昇させた
旧東ドイツ特許出願公開第269296号公報に類似の
方法。
【0059】(***)ドイツ特許出願公開第35445
51号公報の実施例9に類似の方法。上記の実験と異な
り、エステル化は0.65バールの圧力にて行われてい
る。0.65バールにおける1,4−ブタンジオールの
沸点は約210℃であるので、実施例9に記載の反応温
度(245℃)に達することはなかった。加熱槽の温度
を増大させると1,4−ブタンジオールが蒸留により除
去され、その結果反応混合物の温度は217℃に低下し
た。
フロントページの続き (72)発明者 ノイハウス,ラルフ ドイツ、69124、ハイデルベルク、シュ テファニー−ペリシール−シュトラー セ、1 (56)参考文献 米国特許5854377(US,A) 米国特許4680376(US,A) 米国特許4670580(US,A) 米国特許4346213(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 63/00 - 63/91 WPI/L(QUESTEL)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレフタル酸と1,4−ブタンジオール
    とからのポリブチレンテレフタレートを連続的製法にお
    いて、 a)少なくとも2基のリアクタからなるリアクタカスケ
    ード内でテレフタル酸を1,4−ブタンジオールと直接
    エステル化する段階と、 b)a)段階において得られたエステル化生成物を予備
    縮合する段階と、 c)b)段階において得られた予備縮合物を重縮合する
    段階とを含み、 a)段階のリアクタカスケードに沿って反応圧が低減
    し、温度が上昇しないことを特徴とするポリブチレンテ
    レフタレートの連続的製法。
  2. 【請求項2】 前記a)段階におけるエステル化が1バ
    ールよりも低い圧力にて行われる請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 3基のリアクタからなるリアクタカスケ
    ードにおいて、第1のリアクタ内の圧力(p1)が1バ
    ールよりも小さく、第2のリアクタ内の圧力(p2)が
    (p1−100)ミリバールよりも小さく、第3のリア
    クタ内の圧力(p3)がp2よりも小さい請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 a)段階が170〜250℃の範囲にて
    行われる請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 a)段階の開始時におけるテレフタル酸
    に対する1,4−ブタンジオールのモル比が1.1:1
    〜3.5:1である請求項1または2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 b)段階の予備縮合の開始以前におい
    て、a)段階の最後のリアクタの後における転換率がテ
    レフタル酸に対し97%よりも大きい請求項1または2
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 a)段階が好ましくはオルトチタン酸テ
    トラブチルである触媒の存在下にて行われる請求項1ま
    たは2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 b)段階が220〜300℃の温度かつ
    0.05バール〜a)段階のリアクタカスケードの最後
    のリアクタにおけるエステル化圧までの範囲の圧力にて
    行われる請求項1または2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 b)段階において得られた予備縮合物が
    c)段階において240〜290℃の温度かつ0.2〜
    20ミリバールの圧力にて重縮合される請求項1または
    2に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記重縮合が、得られる重縮合物の酸価
    が50meq/kgよりも小さくなるまで継続される請
    求項9に記載の方法。
JP2001506712A 1999-06-29 2000-06-28 テレフタル酸及びブタンジオールからのポリブチレンテレフタレートの連続的製法 Expired - Fee Related JP3328272B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19929790A DE19929790A1 (de) 1999-06-29 1999-06-29 Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Polybutylenterephthalat aus Terephthalsäure und Butandiol
DE19929790.8 1999-06-29
PCT/EP2000/005514 WO2001000705A1 (de) 1999-06-29 2000-06-28 Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von polybutylenterephthalat aus terephthalsäure und butandiol

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3328272B1 true JP3328272B1 (ja) 2002-09-24
JP2003503567A JP2003503567A (ja) 2003-01-28

Family

ID=7912946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001506712A Expired - Fee Related JP3328272B1 (ja) 1999-06-29 2000-06-28 テレフタル酸及びブタンジオールからのポリブチレンテレフタレートの連続的製法

Country Status (18)

Country Link
US (1) US6812321B1 (ja)
EP (1) EP1189969B1 (ja)
JP (1) JP3328272B1 (ja)
KR (1) KR100610299B1 (ja)
CN (1) CN1125106C (ja)
AT (1) ATE275595T1 (ja)
AU (1) AU6428100A (ja)
BR (1) BR0012027A (ja)
CA (1) CA2378649A1 (ja)
CZ (1) CZ295325B6 (ja)
DE (2) DE19929790A1 (ja)
ES (1) ES2225190T3 (ja)
IL (1) IL147025A0 (ja)
MX (1) MXPA01012853A (ja)
MY (1) MY129005A (ja)
PL (1) PL353536A1 (ja)
TR (1) TR200103842T2 (ja)
WO (1) WO2001000705A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10127146A1 (de) * 2001-06-02 2002-12-05 Zimmer Ag Verfahren zur Herstellung von Polybutylenterephthalat
JP2004091756A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Mitsubishi Chemicals Corp ポリブチレンテレフタレート樹脂
WO2005108462A1 (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Mitsubishi Chemical Corporation ポリブチレンテレフタレートの製造方法
ES2290926T3 (es) * 2006-01-24 2008-02-16 Lurgi Zimmer Gmbh Procedimiento para la esterificacion de acido tereftalico con butanodiol, procedimiento para la preparacion de poli(tereftalato de butileno)y dispositivo para ello.
EP2628758B1 (de) 2008-04-15 2014-10-08 Basf Se Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von biologisch abbaubaren Polyestern
ES2397765T3 (es) 2008-04-15 2013-03-11 Basf Se Proceso para la producción continua de poliésteres biodegradables
BR112012008514A2 (pt) 2009-10-15 2016-04-05 Basf Se processo para a produção contínua de misturas de poliéster
WO2018219708A1 (de) 2017-05-31 2018-12-06 Basf Se ALIPHATISCH-AROMATISCHER POLYESTER MIT ERHÖHTEM WEIßGRAD-INDEX
PL3655459T3 (pl) * 2017-07-17 2022-07-18 Technip Zimmer Gmbh Sposób wytwarzania poliestrów
CN111372972A (zh) 2017-11-20 2020-07-03 巴斯夫欧洲公司 纯化脂族聚酯的方法
CN111372971A (zh) 2017-11-20 2020-07-03 巴斯夫欧洲公司 制备脂族聚酯的连续方法
CN108484890A (zh) * 2018-02-02 2018-09-04 桐昆集团股份有限公司 一种生产多功能差别化pbt聚酯的生产工艺及生产系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE269296C (ja)
DE2514116C3 (de) * 1975-03-29 1983-03-17 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von linearen, hochmolekularen Polybutylenterephthalaten
US4439597A (en) 1980-08-25 1984-03-27 Celanese Corporation Process for the preparation of polybutylene terephthalate
US4346213A (en) 1980-08-25 1982-08-24 Celanese Corporation Process for the preparation of polybutylene terephthalate
US4499261A (en) * 1984-02-22 1985-02-12 Davy Mckee Ag Process for the continuous production of polybutylene terephthalate of high molecular weight
JPS61163928A (ja) * 1985-01-14 1986-07-24 Toray Ind Inc ポリブチレンテレフタレ−ト系重合体の製造法
US4614235A (en) 1985-04-15 1986-09-30 Exxon Chemical Patents Inc. Use of mono and polyalkylene glycol ethers as agents for the release of differentially stuck drill pipe
DE3544551C2 (de) * 1985-12-17 2002-02-28 Zimmer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von hochmolekularem Polybutylenterephthalat
US4670580A (en) 1986-03-31 1987-06-02 Celanese Corporation Process for preparing oligomeric glycol esters of dicarboxylic acids
DD269296A3 (de) * 1987-10-12 1989-06-28 Engels Chemiefaserwerk Veb Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von polyalkylenterephthalat
US5015759A (en) 1989-12-08 1991-05-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for increasing the direct esterification reaction rate of a diacid with a glycol
DE4415220C2 (de) 1994-04-26 1996-02-29 Fischer Karl Ind Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Polyestern
DE19509551A1 (de) 1995-03-16 1996-09-19 Basf Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von thermoplastischen Polyestern
US5519108A (en) * 1995-06-07 1996-05-21 Industrial Technology Research Institute Catalytic compositions containing tetrabutyl titanate and a mixture of cocatalysts for the preparation of poly(butylene terephthalate)

Also Published As

Publication number Publication date
BR0012027A (pt) 2002-03-19
EP1189969A1 (de) 2002-03-27
CZ295325B6 (cs) 2005-07-13
TR200103842T2 (tr) 2002-04-22
WO2001000705A1 (de) 2001-01-04
PL353536A1 (en) 2003-12-01
CZ20014543A3 (cs) 2002-04-17
CN1358207A (zh) 2002-07-10
AU6428100A (en) 2001-01-31
EP1189969B1 (de) 2004-09-08
CN1125106C (zh) 2003-10-22
MY129005A (en) 2007-03-30
DE19929790A1 (de) 2001-01-04
KR100610299B1 (ko) 2006-08-09
MXPA01012853A (es) 2002-07-30
US6812321B1 (en) 2004-11-02
CA2378649A1 (en) 2001-01-04
JP2003503567A (ja) 2003-01-28
IL147025A0 (en) 2002-08-14
KR20020016866A (ko) 2002-03-06
ATE275595T1 (de) 2004-09-15
ES2225190T3 (es) 2005-03-16
DE50007696D1 (de) 2004-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5786443A (en) Process of making polyester prepolymer
EP1456276B1 (en) Process for making polytrimethylene terephthalate
JP3328272B1 (ja) テレフタル酸及びブタンジオールからのポリブチレンテレフタレートの連続的製法
CA2418231C (en) Process for producing polytrimethylene terephthalate
JP4540279B2 (ja) テレフタル酸及びブタンジオールからのポリブチレンテレフタレートの連続的製法
JP3461836B2 (ja) 熱可塑性ポリエステルの連続的製法
EP3347401B1 (en) Process for enhancing the molecular weight of a polyester by solid state polymerization
JP6622800B2 (ja) 副産物の含有量が低いポリ(トリメチレンテレフタレート)の連続製造方法
KR101189114B1 (ko) 폴리에스테르 제조방법
JP3720858B2 (ja) 2,6−ナフタレンジカルボン酸から高分子量ポリエステル樹脂を製造する方法
JP3424755B2 (ja) ジヒドロキシ化合物含有残留物を後処理するための方法
KR20230042133A (ko) 첨가제를 사용하여 폴리에스테르를 제조하기 위한 방법
US3457239A (en) Process of preparing polyethylene terephthalate using lead fluoride as transesterification catalyst and as condensation catalyst
KR20230081450A (ko) 화학적 재활용 pet의 제조 방법
CN117551263A (zh) 一种脂肪族聚酯及其制备方法和应用

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020604

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070712

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees