JP3328136B2 - 結着樹脂およびトナー - Google Patents
結着樹脂およびトナーInfo
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等において光半導体上に形成された潜像を可視画像化す
るためのトナー及び該トナーに用いる結着樹脂に関す
る。
91号、第2357809号明細書等に記載されている
如く、光半導体層を一様に帯電させ、次いでその層を露
光せしめ、その露光された部分の電荷を消滅せしめるこ
とにより静電潜像を形成し、さらに該静電潜像にトナー
と呼ばれる電荷を有する着色微粉体を付着させることに
より、可視画像化させ(現像工程)、得られた可視画像
を紙などの転写材に転写せしめた後(転写工程)、加
熱、圧力あるいその他の適当な定着方法にて永久定着せ
しめる(定着工程)工程からなる。また、トナーを転写
した後、光半導体層上に残留したトナーを除去するため
のクリーニング工程が設けられる。この様に、トナーは
単に現像工程のみならず、転写工程、定着工程、クリー
ニング工程等の各工程において要求される機能を全て備
えていなければならない。
溶解し紙などに定着する加熱定着方法、及び圧力により
トナーを塑性変形し紙に定着する圧力定着方法が代表的
な方法であるが、装置の簡便性及び定着後の画像の品位
等の見地より、トナーの加熱媒体として熱ロールを使用
する、ヒートロール定着法が最もよく用いられている。
低い温度で溶解し紙等の媒体に固定されねばならない。
近年、特に省エネルギーの観点よりトナーの低温定着性
への要求は強い。このような低温定着性の要求を達成す
る手段としては、トナー中にポリエステル樹脂を含有す
る結着樹脂を用いることが有効である。しかしながら、
結着樹脂としてポリエステル樹脂を使用する場合、ポリ
エステル樹脂は、官能基としてカルボン酸を有している
ため負帯電性が強く正帯電性トナーを得るためには不利
である。また、負帯電性トナーの場合にも、トナーの帯
電性を帯電制御剤で制御する場合に、カルボン酸の影響
が大きく制御しずらい場合もある。ポリエステル樹脂の
負帯電性を緩和する方法としては、例えば、特開昭62
−291668号公報に示されているように、酸価を5
mgKOH/g以下に制御する方法等が示されている。
脂を得るためには、原料として使用するアルコール成分
量を酸成分量に対し増加させる方法、縮合反応を進める
ことにより残存する酸基の量を減少させる等の方法があ
るが、前者ではガラス転移温度が低下し保存性が悪化し
がちであり、後者では分子量が高くなりすぎトナーの粉
砕性が低下するという問題点が生じる。さらに、通常の
縮重合の方法では、カラートナーに使用されるような低
軟化点のポリエステル樹脂を得る場合には、樹脂中に低
分子量成分が残存し、トナーの保存性が悪化するという
問題点もある。
の問題点を解決できる、酸価の低いポリエステル樹脂を
含有する結着樹脂を提供すること、及び該結着樹脂を用
いて保存性と帯電性に優れたトナーを提供することにあ
る。
を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、ポリエステル
樹脂の解重合反応により得られる樹脂を結着樹脂として
使用することによりトナーの保存性が向上すること、ま
た酸価が5mgKOH/g以下のポリエステル樹脂を使
用すればさらに帯電の安定性が向上することを見出し、
本発明を完成するに至った。即ち、本発明の要旨は、
(1) 少なくとも1つ以上の水酸基を含有する化合物
を解重合剤として用いて行う、数平均分子量が15,0
00以上のポリエステル樹脂の解重合反応により得られ
るものを含有することを特徴とする結着樹脂、(2)
解重合反応により得られるポリエステル樹脂の重量平均
分子量Mw/数平均分子量Mnで表される分子量分散度
が、1〜6であることを特徴とする前記(1)記載の結
着樹脂、(3) 解重合反応により得られるポリエステ
ル樹脂の酸価が5mgKOH/g以下であることを特徴
とする前記(1)又は(2)記載の結着樹脂、(4)
結着樹脂と着色剤を含有してなるトナーにおいて、前記
(1)〜(3)いずれか記載の結着樹脂を用いることを
特徴とするトナー、並びに(5) 着色剤が有機有彩色
色材を含有することを特徴とする前記(4)記載のトナ
ー、に関する。
する。本発明の結着樹脂は、少なくとも1つ以上の水酸
基を含有する化合物を解重合剤として用いて行う、数平
均分子量が15,000以上のポリエステル樹脂の解重
合反応により得られるものを含有することを特徴とする
ものである。
エステル樹脂の酸成分としては、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、フマル酸、マレイン酸、n−ドデセ
ニル琥珀酸、イソドデセニル琥珀酸、イソオクチル琥珀
酸、n−オクチル琥珀酸、n−ブチル琥珀酸、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸等及びそれらの無水物、及びそ
れらの低級アルキルエステル等の通常のポリエステル樹
脂の製造に使用される化合物が使用できる。これらのう
ち、特にテレフタル酸、フマル酸、イソフタル酸等が好
適に使用される。
るポリエステル樹脂のアルコール成分としては、ポリオ
キシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシプロピレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(1
6)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリスロトー
ル、トリメチロールプロパン、水素添加ビスフェノール
A、ソルビトール、またはそれらのエーテル化ポリヒド
ロキシ化合物、即ち、ポリオキシエチレン(10)ソル
ビトール、ポリオキシエチレン(3)グリセリン、ポリ
オキシエチレン(4)ペンタエリスロトール等が挙げら
れる。これらのうち、特にエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、ポリオキシプロピレン(2.2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等が
好適に使用される。
エステル樹脂を得るには、まず、上記アルコール成分と
酸成分とを不活性ガス雰囲気中にて、160℃〜300
℃、好ましくは160〜250℃の温度で縮重合し、高
重合度のポリエステル樹脂を得る。この際反応を促進せ
しめるため、通常使用されているエステル化触媒、例え
ば酸化亜鉛、酸化第一錫、ジブチル錫オキシド、ジブチ
ル錫ジラウレート、ジメチル錫エマレート、三酸化アン
チモン、テトラブチルチタネート、二酸化ゲルマニウ
ム、トリフェニルホスフェート等を使用することができ
る。次いで、得られた高重合度のポリエステル樹脂に解
重合剤を添加し、160〜300℃、好ましくは160
〜250℃の温度で解重合反応を行い所望の分子量のポ
リエステル樹脂を得る。
水酸基を含有する化合物であり、例えば1価又は多価ア
ルコールを用いることができる。具体例としては、ネオ
ペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、エチ
レングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン、ペンタエリスロトール等が挙げられる。これらのう
ち、特にトリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコ
ール等が好適に使用される。解重合剤の使用量は、解重
合後の樹脂の分子量により適宜決定される。
エステル樹脂の数平均分子量は、好ましくは15,00
0以上、さらに好ましくは、15,000〜30,00
0、特に好ましくは15,000〜25,000であ
る。数平均分子量が15,000未満であると、解重合
後に低分子量成分が増加しトナーの保存性が悪化する傾
向がある。また、解重合反応により得られるポリエステ
ル樹脂の重量平均分子量Mw/数平均分子量Mnで表さ
れる分子量分散度は、好ましくは1〜6であり、さらに
好ましくは1〜5、特に好ましくは1〜4である。分子
量分散度が6を超えても同様に解重合後に低分子量成分
が増加しトナーの保存性が悪化する傾向がある。解重合
反応により得られるポリエステル樹脂の数平均分子量
は、1,000〜6,000、好ましくは1,000〜
4,000である。本発明において数平均分子量及び分
子量分散度を測定する方法としては、通常のゲル・パー
ミュレーション・クロマトグラフィ(GPC)が都合良
く用いられる。また、測定時に使用する溶剤としては、
クロロフォルム、テトラヒドロフランが好ましい。検出
にはRI検出器が使用され、測定値は標準ポリスチレン
試料の測定により作成された検量線を使用し計算され
る。
脂の酸価及び水酸基価はJIS K−0070により測
定することができる。得られる樹脂の負帯電性を緩和す
るため、解重合反応により得られるポリエステル樹脂の
酸価は、好ましくは5mgKOH/g以下に制御する。
脂の軟化点は、好ましくは80〜140℃、さらに好ま
しくは80〜120℃である。本発明において、軟化点
とは高化式フローテスター(島津製作所製)を用い、1
cm3 の試料を昇温速度6℃/min で加熱しながらプラン
ジャーにより20kg/cm2 の荷重を与え、直径1mm、長さ
1mmのノズルを押し出すようにし、これによりフローテ
スターのプランジャー降下量(流れ値)−温度曲線を描
きそのS字曲線の高さをhとするときh/2に対応する
温度をいう。
脂のガラス転移温度は、好ましくは45〜85℃、さら
に好ましくは50〜70℃であり、ASTM D341
8−75に準拠した方法で測定することができる。本発
明において、ガラス転移温度とはDSC(示差走査熱量
計、セイコー電子工業社製)を用い、昇温速度10℃/mi
n で測定した際に、ガラス転移温度以下のベースライン
の延長線とピークの立ち上がり部分からピークの頂点ま
での間での最大傾斜を示す接線との交点の温度をいう。
本発明の結着樹脂は、このようにして解重合反応により
得られるポリエステル樹脂を含有するものであり、結着
樹脂中に0.1〜100重量%、好ましくは5〜100
重量%含有する。
剤を含有してなるトナーにおいて、上記結着樹脂を用い
ることを特徴とするものである。
彩色色材を含有する場合に効果が顕著である。着色剤と
して特に限定されるものではないが、例えば、、カーボ
ンブラック:C.I.ピグメント・イエロー1、同3、
同74、同97、同98等のアセト酢酸アリールアミド
系モノアゾ黄色顔料:C.I.ピグメント・イエロー1
2、同13、同14、同17等のアセト酢酸アリールア
ミド系ジスアゾ黄色顔料:C.I.ソルベント・イエロ
ー19、同77、同79、C.I.ディスパース・イエ
ロー164等の黄色染料:C.I.ピグメント・レッド
48、同49:1、同53:1、同57、同57:1、
同81、同122、同5等の赤色もしくは紅色顔料:
C.I.ソルベント・レッド49、同52、同58、同
8等の赤色系染料:C.I.ピグメント・ブルー15:
3等の銅フタロシアニン及びその誘導体の青色系染顔
料:C.I.ピグメント・グリーン7、同36(フタロ
シアニン・グリーン)等の緑色顔料等が使用可能であ
る。これらの染顔料は単独で用いても2種以上混合して
用いても良い。その使用量は、解重合反応により得られ
るポリエステル樹脂を含む結着樹脂100重量部に対し
て0.1〜10重量部が好ましい。
しては、ニグロシン染料及びその誘導体、トリフェニル
メタン誘導体、四級アンモニウム塩、四級ホスフォニウ
ム塩、四級ピリジニウム塩、グアニジン塩、アミジン塩
等の誘導体等、N,N−ジメチルアミノメチル(メタ)
アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)
アクリレート等のN,N−ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート類、N,N−ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミド等のN,N−ジアルキル
アミノアルキル(メタ)アクリルアミド類の含窒素官能
基を有するモノマーを共重合したラジカル重合性共重合
体等が例示可能である。その使用量は、解重合反応によ
り得られるポリエステル樹脂を含む結着樹脂100重量
部に対して0.1〜10重量部が好ましい。
御剤としては、クロム・アゾ錯体染料、鉄アゾ錯体染
料、コバルト・アゾ錯体染料、サリチル酸もしくはその
誘導体のクロム・亜鉛・アルミニウム・ほう素錯体もし
くは塩化合物、ナフトール酸もしくはその誘導体のクロ
ム・亜鉛・アルミニウム・ほう素錯体もしくは塩化合
物、ベンジル酸もしくはその誘導体のクロム・亜鉛・ア
ルミニウム・ほう素錯体もしくは塩化合物、長鎖アルキ
ル・カルボン酸塩、長鎖アルキル・スルフォン酸塩など
の界面活性剤類が例示可能である。その使用量は、解重
合反応により得られるポリエステル樹脂を含む結着樹脂
100重量部に対して0.1〜10重量部が好ましい。
おいて光半導体上に形成された潜像を可視画像化するた
めに用いられるが、トナー中には、フェライト等の磁性
体、導電性調整剤、酸化錫、シリカ、アルミナ、ジルコ
ニア、チタニア、酸化亜鉛等の金属酸化物、体質顔料、
繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止剤、離型剤等が必
要に応じて加えられても良い。
現像ロール上へのトナー搬送を制御するためや、感光体
上へのトナー・フィルミングを防止したり、感光体上の
残留トナーのクリーニング性を向上するために各種添加
剤が添加される。これらの添加剤としては、シリカ、ア
ルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化錫、酸化亜鉛等の
無機酸化物、フッ素樹脂微粒子、シリコーン樹脂微粒
子、ステアリン酸等の高級脂肪酸及びその金属塩、カー
ボンブラック、フッ化黒鉛、炭化珪素、窒化ほう素等が
挙げられる。
により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれ
らの実施例等によりなんら限定されるものではない。 ポリエステル樹脂の製造例1 イソフタル酸2490g、ネオペンチルグリコール24
96gを5L四つ口フラスコに入れ、温度計、ステンレ
ス製攪拌棒、流下式コンデンサー及び窒素導入管を取り
付け、電熱マントル中250℃で4時間常圧にて反応し
た後、三酸化アンチモン0.875g、トリフェニルホ
スフェート0.548g及びテトラブチルチタネート
0.102gを添加し、0.3mmHgに減圧し、28
0℃で縮重合反応を行い、数平均分子量20,000の
ポリエステル樹脂を得た。次いで解重合剤として、トリ
メチロールプロパン30.2g及びネオペンチルグリコ
ール23.4gを投入し、不活性雰囲気中、常圧にて2
70℃で1時間解重合反応を行いポリエステル樹脂を
得た。島津製作所製フローテスターを用いてポリエステ
ル樹脂の軟化点を測定したところ116.2℃であっ
た。また、DSC(示差走査熱量計、セイコー電子工業
社製)により測定したガラス転移温度は70.3℃、東
ソー(株)製GPCにて測定した数平均分子量は4,0
00、分子量分散度(Mw/Mn)は4.0であった。
また、酸価(JIS K−0070)は3.9mgKO
H/g、水酸基価(JIS K−0070)は31.2
mgKOH/gであった。
72g、エチレングリコール372gを製造例1と同様
にして数平均分子量18,000のポリエステル樹脂を
得た。次いで、解重合剤として、グリセリン55gを投
入し、不活性雰囲気中、常圧にて270℃で1時間解重
合反応を行いポリエステル樹脂を得た。ポリエステル
樹脂の軟化点は98.5℃、ガラス転移温度は58.
1℃、数平均分子量は2,400、分子量分散度は5.
8、酸価は4.8mgKOH/g、水酸基価は48.8
mgKOH/gであった。
28g、エチレングリコール279g、トリメチロール
プロパン80.4gを5L四つ口フラスコに入れ、温度
計、ステンレス製攪拌棒、流下式コンデンサー及び窒素
導入管を取り付け、電熱マントル中250℃で4時間常
圧にて反応した後、三酸化アンチモン0.875g、ト
リフェニルホスフェート0.548g及びテトラブチル
チタネート0.102gを添加し、0.3mmHgに減
圧し、280℃で縮重合反応を行いポリエステル樹脂
を得た。ポリエステル樹脂の軟化点は100.4℃、
ガラス転移温度は52.3℃、数平均分子量は1,85
0、分子量分散度は8.1、酸価は8.2mgKOH/
g、水酸基価は51.2mgKOH/gであった。
量部に対し、疎水性シリカ(日本アエロジル社製 RA
−200H)0.5重量部を高速攪拌機を用い混合し個
数平均粒径8.0μmのトナーとした。
量部に対し、疎水性シリカ(日本アエロジル社製 RA
−200H)0.5重量部を高速攪拌機を用い混合し個
数平均粒径8.2μmのトナーとした。
量部に対し、疎水性シリカ(日本アエロジル社製 RA
−200H)0.5重量部を高速攪拌機を用い混合し個
数平均粒径8.1μmのトナーとした。
重量部と実施例1、2、比較例1のトナー各4重量部を
混合して現像剤とし、京セラ製プリンターLS−155
0を使用して、5000枚印字後の画像濃度をマクベス
濃度計にて測定した。また、各トナー50gを250c
cポリ瓶に入れ密栓した後、50℃に設定した恒温槽に
5日間放置し、放置前後の凝集度をホソカワミクロン社
製パウダーテスターを使用して、定法に従い測定した。
例1、2)は5000枚印字前後で画像濃度が安定し、
50℃で5日間放置しても凝集度が増加することもな
い。それに対し、直接重合法で製造したポリエステル樹
脂を使用したトナー(比較例1)は、5000枚印字後
の画像濃度が低下した。また、50℃で5日間放置した
場合、凝集度が増加し使用できない状態となった。この
キャリア表面を電子顕微鏡で観察したところ、キャリア
表面にトナーが付着していることが観察された。
るポリエステル樹脂は、適正値の酸価を有しているため
トナーの帯電制御が容易である。さらに、低酸価のポリ
エステル樹脂をアルコールによる分解で得るために、低
分子量成分が残存しにくく、ガラス転移温度及び軟化温
度の制御が容易であり、トナーの定着性及び保存性の制
御が容易にできる。また、本発明の効果は着色剤として
有機有彩色色材を含有するカラートナーにおいて顕著に
得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも1つ以上の水酸基を含有する
化合物を解重合剤として用いて行う、数平均分子量が1
5,000以上のポリエステル樹脂の解重合反応により
得られるものを含有することを特徴とする結着樹脂。 - 【請求項2】 解重合反応により得られるポリエステル
樹脂の重量平均分子量Mw/数平均分子量Mnで表され
る分子量分散度が、1〜6であることを特徴とする請求
項1記載の結着樹脂。 - 【請求項3】 解重合反応により得られるポリエステル
樹脂の酸価が5mgKOH/g以下であることを特徴と
する請求項1又は2記載の結着樹脂。 - 【請求項4】 結着樹脂と着色剤を含有してなるトナー
において、請求項1〜3いずれか記載の結着樹脂を用い
ることを特徴とするトナー。 - 【請求項5】 着色剤が有機有彩色色材を含有すること
を特徴とする請求項4記載のトナー。
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-
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