JP3327699B2 - クジン抽出物含有抗菌・防腐剤及び化粧料 - Google Patents

クジン抽出物含有抗菌・防腐剤及び化粧料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフォラフラバノンG
を必須成分として含有するクジン抽出物を配合する新規
な抗菌剤及び化粧料への応用に関するものである。
【0002】その利用分野としては、医薬品・医薬部外
品或は化粧品分野(人及びその他の動物用に用いる各種
製剤も含む)の各種化粧料として利用でき、具体的に
は、化粧水、ローション、シェイビングローション、乳
液、クリーム(軟膏を含む)、日焼け止めクリーム、フ
ァンデーション、オイル、パック、石鹸(薬用石鹸も含
む)、ボディソープ、爪化粧品類、眉目化粧品類、香水
類、洗顔料類、口腔用類(歯磨き、マウスウオッシュ
等)、液臭・防臭防止剤、浴用剤、シャンプー、リン
ス、ヘアートニック、ヘアースプレー、染毛料などへの
応用が上げられる。又、抗菌剤としては、繊維製品(シ
ーツ類、衣類等)、更に衛生綿類、ウエットティシュや
拭き取り用ペーパー類、除菌用クロス等の不織布への使
が上げられる。
【0003】
【従来の技術】これまで微生物の増殖による食品・医薬
品・化粧品類等の抗菌・防腐剤としては、ソルビン酸、
デヒドロ酢酸及びその塩、パラオキシ安息香酸誘導体な
どがよく使用されているが、安全性の点で問題があり、
添加量や対象食品が制限(例えば、ソルビン酸及びその
塩の食品への配合上限は0.2%であり、デヒドロ酢酸
及びその塩は、チーズ、バター及びマーガリンにのみ使
用可能、又、パラオキシ安息香酸メチルナトリウムの化
粧品類への配合上限は1.0%)されていた。
【0004】又、微生物の増殖を抑制するために、生体
では皮膚や粘膜では物理的若しくは殺菌性物質や粘液の
分布といった化学的な方法によって、微生物の侵入を抑
え、更に、生体内に侵入した微生物に対しては、免疫グ
ロブリンによる付着阻止、食細胞による食作用、リゾチ
ームによる溶菌作用等、先天的で非特異的な感染抵抗や
特定の病原菌に対する免疫応答などによって抵抗が行わ
れている。
【0005】しかしながら、もし、細菌の感染力が生体
における抵抗力を上回ってしまえば、生体内では感染症
状が現れ、例えば、黄色ブドウ球菌による膿皮症などの
感染性皮膚炎、食中毒、敗血症、枯草菌は結膜炎、虹彩
炎、大腸菌では尿路感染症、下痢症など、又、アクチノ
バシルスなどによる歯周病、う触原菌による虫歯、更に
ニキビ菌(プロピオニバクデリウム アクネス)、フケ
菌(ピティロスポルムオバーレ)などによるニキビ、フ
ケ又はフケに伴うカユミ等、様々な症状を起こす危険性
がある。
【0006】特に思春期においては、ニキビやフケの発
症を引き起こすことが多く、ニキビは病名を尋常性ざ瘡
と言い、臨床学的には毛襄脂腺系を中心に毛孔に起こる
慢性の炎症性変化と定義され、頭皮のフケは皮表皮脂、
表皮層の角化物、汗腺分泌物等が絡み合い、皮脂腺等の
分泌物の亢進により発生するとされている。
【0007】そこで、ニキビやフケの発症原因につい
て、皮脂の分泌能との関係から見ると、皮脂中のトリグ
リセライドが、毛包管内にプロピオニバクテリウム ア
クネス、又はピティロスポルム オバーレが侵入するこ
とによって、リパーゼの産生が亢進し、これによって、
グリセロールと遊離脂肪酸の生成が高められ、この際に
生成した過剰な遊離脂肪酸によって、面皰形成作用、炎
症惹起作用が特に強く見られる。
【0008】元来、プロピオニバクテリウム アクネ
ス、ピティロスポルム オバーレ共に、脂質依存性、且
つ、好脂質性であることから、皮脂量が毛包管内に増加
して貯留することにより、プロピオニバクテリウム ア
クネス、ピティロスポルム オバーレも次第に増殖す
る。尚、この他にも、プロピオニバクテリウム アクネ
ス、ピティロスポルム オバーレによる好中球走化能や
補体の活性化因子、又、その菌の産生物であるプロテア
ーゼ、リパーゼ、ヒアルロニダーゼ等による毛包上皮の
破壊、炎症の惹起等も新しい仮説として提唱されてい
る。
【0009】よって、ニキビの発生においては、病巣部
のニキビ菌(プロピオニバクテリウム アクネス)の生
育を阻止することがニキビの治療には重要であり、フケ
又はフケに伴うカユミの発生については、病巣部のフケ
菌(ピティロスポルム オバーレ)の生育を阻止するこ
とがフケ、カユミの治療につながるものである。
【0010】従って、生体内外における感染症の予防や
治療に対して、これまで様々な薬物が使用されて来た
が、その大半を占める抗生物質や合成抗菌・防腐剤は、
確かにその効果は強いが、安全性の面で問題があり、こ
れらの使用には厳重な注意が必要で、その効力などの面
において、更に有効な物質が求められていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、ニキビ菌又はフケ菌による感染症、疾患に対して抗
菌効果があり、且つ、各種分野に利用しても安全である
ものについて、各種の植物抽出物を検討し、新規な有効
利用とその作用に関する追求を積み重ねてきた。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明者ら
は、上記事情に鑑み、クジン抽出物を検討し、クジン抽
出物中に含まれるソフォラフラバノンG(Sophoraflava
none G)がニキビ菌及びフケ菌に対して強い抗菌効果が
あることを確認、そこで、ソフォラフラバノンGを含有
するクジン抽出物についても再度検討し、抗菌効果、且
つ、人又は動物に対して安全である、新規なニキビ菌、
フケ菌に対して増殖抑制作用を有する抗菌剤及び、ニキ
ビ改善用皮膚化粧料又はフケ抑制用頭髪化粧料に応用す
ることが非常に有効であることを発見し、本発明を完成
した。尚、以下に本発明に至る経過を説明する。
【0013】本発明のクジン(Sophora flvescens Aiti
n,「Leguminosaeマメ科」)はクララの根であり、クラ
ラはクララ属、本州、四国、及び朝鮮半島、中国、モン
ゴル等に分布する多年草植物である。茎は直立し、下部
はやや木質で円柱状。葉は互生し、有柄で奇数羽状複
葉、花期は6〜7月で頂生は総状花序に淡黄色、まれに
帯紫色の蝶形花をつける。又、根は7〜9月に掘り下げ
られる。尚、本発明においては、クララの根又は根茎か
ら得られるものを用いるが、その他、同属植物(Sophor
a Genus)を用いることも可能である。
【0014】又、クジンからの抽出は、これらをそのま
ま、或は溶媒として有機溶媒、水又は熱水を用いたり、
必要に応じて、有機溶媒又は水との混合溶媒に溶解させ
た状態でも使用でき、有機溶媒抽出と水抽出とが組み合
わされた状態でも使用出来る。有機溶媒としてはメタノ
ール、エタノール、n−ブタノール、アセトン、酢酸エ
チル、クロロホルムなどを用いることができる。
【0015】尚、抽出条件は特に制限されるものではな
いが、通常は常温及び加熱抽出が好ましい。抽出後は濾
過及び濃縮乾燥して、溶液状、ペースト状、ゲル状、粉
末状として用いても良い。更に多くの場合は、そのまま
の状態で利用できるが、必要ならば、その効力に影響の
ない範囲で脱臭、脱色等の精製処理を加えても良い。
尚、脱臭、脱色等の精製処理手段としては、活性炭カラ
ムなどを用いれば良く、抽出物質により一般的に適用さ
れる通常の手段を任意に選択して行えば良い。
【0016】本発明のソフォラフラバノンGを必須成分
として含有するクジン抽出物は、そのままでも利用でき
るが、抗菌剤又は化粧料として配合される場合の含有量
は、抗菌剤又は化粧料の種類、用いる抽出物の品質、期
待される作用の程度によって若干異なる。通常、50p
pm以上、好ましくは、200ppm以上が良い。
【0017】又、本発明のソフォラフラバノンGを必須
成分として含有するクジン抽出物を配合した抗菌剤又は
化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲内で、化粧
品、医薬品、医薬部外品等に一般的に用いられる各種成
分、例えば、砂糖、練乳、小麦粉、ショートニング、食
塩、ブドウ糖、鶏卵、バター、マーガリン、水飴、カル
シウム、鉄分、香辛料や油分(動植物油、鉱物油、エス
テル油、ワックス油、シリコン油、高級アルコール、リ
ン脂質類、脂肪酸類等)、界面活性剤(アニオン性、カ
チオン性、両性又は非イオン性界面活性剤)、ビタミン
類(ビタミンA群、ビタミンB群、葉酸類、ニコチン酸
類、パントテン酸類、ビオチン類、ビタミンC群、ビタ
ミンD群、ビタミンE群、その他フェルラ酸、γ−オリ
ザノール等)、紫外線吸収剤(p−アミノ安息香酸、ア
ントラニル、サルチル酸、クマリン、ベンゾトリアゾー
ル、テトラゾール、イミダゾリン、ピリミジン、ジオキ
サン、フラン、ピロン、カンファー、核酸、アラントイ
ン及びそれらの誘導体、アミノ酸系化合物、シコニン、
バイカリン、バイカレイン、ベルベリン等)、抗酸化剤
(ステアリン酸エステル、ノルジヒドログアセレテン
酸、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシア
ニソール、パラヒドロキシアニソール、没食子酸プロピ
ル、セサモール、セサモリン、ゴシポール等)、増粘剤
(ヒドキシエチルセルロース、エチルセルロース、カル
ボキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナト
リウム、ヒドキシプロピルセルロース、ニトロセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテ
ル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタアクリレー
ト、ポリアクリル酸塩、カルボキシビニルポリマー、ア
ラビアゴム、トラガントゴム、寒天、カゼイン、デキス
トリン、ゼラチン、ペクチン、デンプン、アルギン酸及
びその塩等)、保湿剤(プロピレングリコール、1,3
−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリ
セリン、コンドロイチン硫酸及びその塩、ヒアルロン酸
及びその塩、乳酸ナトリウム等)又、その他、低級アル
コール、多価アルコール、水溶性高分子、pH調整剤、
防腐・防バイ剤、着色料、香料、清涼剤、安定化剤、動
・植物抽出物、動・植物性蛋白質及びその分解物、動・
植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖蛋白質及び
その分解物、微生物培養代謝成分、血流促進剤、消炎
剤、抗炎症剤、抗アレルギー剤、細胞賦活剤、アミノ酸
及びその塩、角質溶解剤、収斂剤、創傷治療剤、増泡
剤、消臭・脱臭剤、乳化剤等と共に配合し、併用して用
いることも出来る。
【0018】又、本発明のソフォラフラバノンGを必須
成分として含有するクジン抽出物を配合したニキビ改善
用皮膚化粧料又はフケ抑制用頭髪化粧料の剤型について
は、任意であり、常法により配合し、例えば、化粧水、
クリーム、軟膏、ローション、シェイビングローショ
ン、乳液、クリーム(軟膏を含む)、日焼け止めクリー
ム、ファンデーション、オイル、パック、石鹸(薬用石
鹸も含む)、ボディソープ、爪化粧品類、眉目化粧品
類、香水類、洗顔料類、液臭・防臭防止剤、浴用剤、シ
ャンプー、リンス、ヘアートニック、ヘアースプレー、
染毛料等の剤型とすることができる。
【0019】又、本発明のソフォラフラバノンGを必須
成分として含有するクジン抽出物を配合した抗菌剤の剤
型については、任意であり、常法により配合し、例え
ば、繊維製品(シーツ類、衣類等)、更に衛生綿類、ウ
エットティシュや拭き取り用ペーパー類、除菌用クロス
等の不織布とすることができる。
【0020】更に、本発明のソフォラフラバノンGを必
須成分として含有するクジン抽出物を配合した抗菌剤
び化粧料の配合する場合の形態は、任意であり、溶液
状、クリーム状、ペースト状、ゲル状、ジェル状、泡
状、固形状又は粉末状として用いることができる。
【0021】尚、同日付け出願のソフォラフラバノン
G、アルトカルピン、又はアルトカルピンを必須成分と
して含有するジャックフルーツ抽出物と併用して、抗菌
剤及び化粧料に配合して用いることもできる。
【0022】
【実施例】以下に、実施例をもってより詳しく述べる
が、以下によって示される方法は、後述の作用等の確認
試験において用いたものであり、これに限定されるもの
ではない。
【0023】実施例1:クジンからのソフォラフラバノ
ンGの確認及び定量
【0024】クジン、約1kgを粉砕して、アセトン1
0Lを加え、約75℃にて3時間、加熱還流抽出し、冷
却後、濾過して固・液分離を行い、分離した抽出液を減
圧濃縮して、アセトン除去後、濃縮した濃縮したエキス
を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(メルク社
製)に通し、次に示す各抽出溶媒(クロロホルム、酢酸
エチル、アセトン、メタノール)で順次溶出し、溶出液
を得る。得られた各溶出フラクションについて、抗菌活
性におけるスクリーニングを行ったところ、クロロホル
ム溶出フラクションに強い活性が見られた。そこで、こ
の溶出フラクションについて成分検索を行ったところ、
ソフォラフラバノンGが主成分として含有されているこ
とが確認できた。そこで、再度、クジンアセトン抽出後
のクロロホルム溶出フラクションを高速液体クロマトグ
ラフィー(島津製作所製)にて、ソフォラフラバノンG
の定量を行なったところ、クジン抽出物中に約30%が
含まれ、又、ソフォラフラバノンGに強い抗菌活性が見
られたことよりクジン抽出物の抗菌作用の必須成分はソ
フォラフラバノンGであることが確認できた。
【0025】以下に、抽出例を開示し、より詳しく述べ
るが、以下によって示される方法は、後述の作用等の確
認試験において用いたものであり、これに限定されるも
のではない。
【0026】抽出例1:(酢酸エチルによる抽出) クジン約50gを粉砕して、酢酸エチル500mlを加
え、75℃にて3時間撹拌抽出し、冷却後、濾過して固
・液分離を行い、分離した抽出液を減圧濃縮して、酢酸
エチル除去後、クジン抽出物を約3gを得た。
【0027】抽出例2:(エタノールによる抽出) クジン約50gを粉砕して、80%エタノール水溶液
(500ml)を加え、1週間冷浸した後、濾過して固
・液分離を行い、分離した抽出液を減圧濃縮して、エタ
ノール除去後、クジン抽出物を約5gを得た。
【0028】抽出液3:(アセトンによる抽出) クジン約50gを粉砕して、アセトン500mlを加
え、約75℃にて3時間、加熱還流抽出し、冷却後、濾
過して固・液分離を行い、分離した抽出液を減圧濃縮し
て、アセトン除去後、濃縮したエキスを、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(メルク社製)ベンゼン:酢酸
エチル=14:1により溶出し、得られた溶出液を減圧
乾固して、本発明のクジン抽出物を約0.5gを得る。
【0029】実施例2:ソフォラフラバノンGの定量 上記で得られた抽出例1〜3のソフォラフラバノンG含
有量を高速液体クロマトグラフィー(島津製作所製)に
よって測定した。試験結果は下記に示した。 抽出例1:(酢酸エチルによる抽出液) ソフォラフラバノンG含有量:6.2% 抽出例2:(エタノールによる抽出液) ソフォラフラバノンG含有量:1.7% 抽出例3:(アセトンによる抽出液) ソフォラフラバノンG含有量:3.1%
【0030】 実施例3 :プロピオニバクテリウム アク
ネス菌に対する生育阻害試験 [被験菌株の調製] プロピオニバクテリウム アクネス菌(Propionibacter
ium acnes、以下、PA菌)は、当研究室で健康なボラ
ンティアの全額より分離、同定した株で懸濁液(2.0×1
0個/ml)として凍結保存している株を用い、液体培地
で10倍に希釈して被験菌液とした。 [液体培地] *1 Nutrient broth(Difco) 0.5g 酵母エキス 0.3g Tween 80 0.2ml 精製水 100ml [検体の調製] 上記に示した抽出例1〜3を各0.6g取り、DMSO
10mlに溶解して、検体液とする。 [試験方法] 液体培地1.8mlに検体液0.1ml及び被験菌液
0.1mlを加え、37℃で7日間嫌気培養後(Gas
Pack BBL製)、培養液10μlをGAM寒天
培地(日水製薬製)に画線し、37℃,48時間嫌気培
養後、残存菌を確認し、倍数希釈法にて、最小発育阻止
濃度(ppm)判定した。結果は表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】[試験結果] 本発明のソフォラフラバノンGを必須成分として含有す
るクジン抽出物のPA菌に対する最少生育阻止濃度は、
抽出溶媒によって、若干異なるが、約80〜200pp
mと判定でき、非常に少量で生育阻害効果を有すること
が確認できた。
【0033】 実施例4 :ピティロスポルム オバーレ菌
に対する生育阻害試験 [被験菌株] ピティロスポルム・オバーレ菌(Pityrosporum ovale、
以下、PO菌)は、当研究室で健康なボランティアの全
額より分離、同定した株で懸濁液(1.6×10個/ml)と
して凍結保存している株を用い、液体培地で10倍に希
釈して被験菌液とした。 [液体培地] *2 グルコ−ス 2g モノオレイン酸ホ゜リオキシエチレンク゛リセリン(5EO) 5ml ポテト抽出液 100ml [検体の調製] 上記に示した抽出例1〜3を各0.6g取り、DMSO
10mlに溶解して、検体液とする。 [試験方法] 液体培地1.8mlに検体液0.1ml及び被験菌液
0.1mlを加え、30℃、2日間嫌気培養後(Gas
Pack BBL製)、培養液10μlを5%のモノ
オレイン酸ポリオキシエチレングリセリン(5EO)を
含むポテトデキストロ−ス寒天培地(日水製薬製)にに
画線し、30℃、24時間嫌気培養後、残存菌を確認
し、倍数希釈法にて、最小発育阻止濃度(ppm)判定
した。結果は表2に示した。
【0034】
【表2】
【0035】[試験結果] 本発明のソフォラフラバノンGを必須成分として含有す
るクジン抽出物のPA菌に対する最少生育阻止濃度は、
抽出溶媒によって、若干異なるが、約150〜300p
pmと判定でき、非常に少量で生育阻害効果を有するこ
とが確認できた。
【0036】 実施例5 :ニキビ及び肌荒れ改善試験 「試験方法及び評価方法」 下記表3に示した本発明品及び比較品のクリームについ
て、ニキビ症の成人男女20名をパネラーとして、毎日
朝と夜の2回、適量を手に取り、顔に塗布してもらい、
あとは自由に2カ月間に渡って連続使用効果試験を実施
した。尚、評価方法は次の基準にて行い、又、結果は表
4の如くで表中の数値は人数を表す。 「ニキビ改善効果」 有 効:ニキビが改善された。 やや有効:ニキビがやや改善された。 無 効:使用前と変化なし。 「肌荒れ改善効果」 有 効:肌荒れが改善された。 やや有効:肌荒れがやや改善された。 無 効:使用前と変化なし。
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】[試験結果] 結果は表4の如く、本発明品1〜3は、ニキビが改善さ
れ、又、肌荒れについても比較品に比べて良好な結果が
得られた。
【0040】 実施例6 :フケ抑制及びカユミ改善試験
【0041】 「試験方法及び評価方法」 下表5に示した本発明品及び比較品のシャンプーについ
て、フケ症又はフケ症に伴うのカユミを持つ成人男女2
0名をパネラーとして、毎日夜入浴時に1回、適量を手
に取り、洗髪してもらい、あとは自由に2カ月間に渡っ
て連続使用効果試験を実施した。又、同様に下記表6に
示した本発明品及び比較品のヘアトニックについて、フ
ケ症又はフケ症に伴うのカユミを持つ成人男女20名を
パネラーとして、毎日朝と夜の2回、適量を手に取り、
頭髪に塗布してもらい、あとは自由に2カ月間に渡って
連続使用効果試験を実施した。評価方法は次の基準にて
行い、結果は表7の如くで表中の数値は人数を表す。 「フケ抑制効果」 有 効:フケが抑制された。 やや有効:フケがやや抑制された。 無 効:使用前と変化なし。 「カユミ改善効果」 有 効:カユミが改善された。 やや有効:カユミがやや改善された。 無 効:使用前と変化なし。
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】[試験結果] 結果は表7の如く、本発明品1〜3は、フケ抑制及びカ
ユミが改善されており、比較品と比べても、非常に良好
な結果が得られた。
【0046】 実施例7 :安全性試験 [皮膚一次刺激性試験] ソフォラフラバノンGを必須成分として含有するクジン
抽出物(抽出例1〜3)1gを50%1,3−ブチレン
グリコール水溶液100mlに溶解した液を背部を除毛
した兎(1群3匹,体重3,800g前後)の皮膚に貼付し
た。判定は貼付後24,48,72時間に一次刺激性の評点法に
より紅斑及び浮腫を指標として行った。その結果、すべ
ての動物において、何等、紅斑及び浮腫を認めず陰性と
判定された。 [皮膚累積刺激性試験] 同様に、ソフォラフラバノンGを必須成分として含有す
るクジン抽出物(抽出例1〜3)1gを50%1,3−
ブチレングリコール水溶液100mlに溶解した液を側
腹部を除毛(2×4cm)したハートレー系モルモット
(雌性,1群5匹,体重320g前後)の皮膚に1日1
回,週5回,0.5ml/動物当りを塗布した。塗布は4週
に渡って、又、除毛は各週の最終塗布日に行った。判定
は、各週の最終日の翌日に一次刺激性の評点法により紅
斑および浮腫を指標として行った。その結果、すべての
動物において、塗布後1〜4週目に渡って何等、紅斑及
び浮腫を認めず陰性と判定された。 [急性毒性試験] 同様に、ソフォラフラバノンGを必須成分として含有す
るクジン抽出物(抽出例1〜3)を試験前、4時間絶食
させたddy系マウス(1群5匹,体重30g)に2,000mg/
kg量経口投与し、毒性症状の発現、程度などを経時的に
観察した。その結果、すべてのマウスにおいて14日間何
等異常を認めず、解剖の結果も異常がなかった。LD50
は2,000mg/kg以上と判定された。
【0047】 以下に実施例を示し、本発明の利用方法を
更に詳述するが、本発明は以下の実施例に特定されるこ
とはなく、各種の化粧品類、医薬品、医薬部外品等に含
有・配合して用いることが出来る。尚、各実施例は各製
品の製造における常法により製造したもので良く、配合
量のみを示した。
【0048】 実施例8:コールドクリーム 重 量% 1.サラシミツロウ 11.0 2.流動パラフィン 22.0 3.ラノリン 10.0 4.アーモンド油 15.0 5.ホウ砂 0.5 6.クジン抽出液(70%エタノールエキス) 0.4 7.香料 適 量 8.精製水 100とする残余
【0049】 実施例9:クリーム 重 量% 1.スクワラン 20.0 2.ミツロウ 5.0 3.精製ホホバ油 5.0 4.グリセリンモノステアレート 2.0 5.ホ゜リオキシエチレン(20)ソルヒ゛タンモノステアレート 2.0 6.グリセリン 5.0 7.クジン抽出液 0.2 8.香料 適 量 9.精製水 100とする残余
【0050】 実施例10:ローション 重 量% 1.ソルビット 2.0 2.1,3−ブチレングリコール 2.0 3.ポリエチレングリコール1000 1.0 4.ホ゜リオキシエチレンオレイルエーテル(25E.O.) 2.0 5.エタノール 10.0 6.クジン抽出液 1.0 7.香料 適 量 8.精製水 100とする残余
【0051】 実施例11:クリームファンデーション 重 量% 1.ステアリン酸 4.0 2.モノステアリン酸グリセリン 3.0 3.セタノール 1,5 4.ミリスチン酸イソプロピル 7.0 5.流動パラフィン 10.0 6.サラシミツロウ 3.0 8.カオリン 3.0 9.タルク 1.0 10.クジン抽出液 2.0 11.着色顔料 1.0 12.トリエタノールアミン 3.0 13.グリセリン 3.0 14.ベントナイト 1.0 15.香料 適 量 16.精製水 100とする残余
【0052】 実施例12:ヘアーリキッド 重 量% 1.エタノール 25.0 2.ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レンフ゛チルエーテルリン酸 12.0 3.ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レンモノフ゛チルエーテル 5.0 4.トリエタノールアミンルアミド 2.0 5.エデト酸二ナトリウム 0.1 6.クジン抽出液(酢酸シ゛エチルエキス) 1.0 7.香料 適 量 8.精製水 100とする残余
【0053】 実施例13:浴用剤 重 量% 1.炭酸水素ナトリウム 60.0 2.無水硫酸ナトリウム 32.0 3.ホウ砂 3.0 4.クジン抽出液 5.0
【0054】
【発明の効果】本発明のソフォラフラバノンGを必須成
分として含有するクジン抽出物は、ニキビ菌及びフケ菌
に対する増殖抑制作用を有し、更に人又は動物に対して
安全である。従って、ニキビ菌用又はフケ菌用の抗菌剤
として、各種形態の繊維製品(シーツ類、衣類)、又、
衛生綿類、除菌用クロス等の不織布に適用できる。又、
化粧料として用いれば、ニキビや肌荒れを改善し、更に
フケやカユミを抑制する効果を有するので、医薬品・医
薬部外品或は化粧品分野(人及びその他の動物用に用い
る各種製剤も含む)の各種化粧料に適用することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 7/00 A61K 7/00 Y 7/06 7/06 7/48 7/48 7/50 7/50 31/35 31/35 A61L 2/16 A61L 2/16 Z A61P 31/04 A61P 31/04 // A21D 2/08 A21D 2/08 A23G 3/30 A23G 3/30 A23L 1/16 A23L 1/16 C 1/22 1/22 Z C07D 311/32 C07D 311/32 (56)参考文献 Phytotherapy Rese arch,1990,Vol.4,No. 6,pp.235−236 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 35/78 A01N 43/16 A23L 3/3544 A61K 7/00 A61K 7/06 A61K 7/48 A61K 7/50 A61K 31/35 A61L 2/16 A21D 2/08 A23G 3/30 A23L 1/16 A23L 1/22 C07D 311/32 BIOSIS(DIALOG) CA(STN) MEDLINE(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフォラフラバノンGを必須成分として
    含有する、クジンの水、低級アルコール、低級アルキル
    ケトン、酢酸アルキルエステル類の有機溶媒から選ばれ
    る1種又は2種以上の溶媒を用いて得られる抽出物を配
    合することを特徴とする、ニキビ菌、フケ菌に対して増
    殖抑制作用を有する抗菌剤。
  2. 【請求項2】 ソフォラフラバノンGを必須成分として
    含有する、クジンの水、低級アルコール、低級アルキル
    ケトン、酢酸アルキルエステル類の有機溶媒から選ばれ
    る1種又は2種以上の溶媒を用いて得られる抽出物を配
    合することを特徴とするニキビ改善用皮膚化粧料。
  3. 【請求項3】 ソフォラフラバノンGを必須成分として
    含有する、クジンの水、低級アルコール、低級アルキル
    ケトン、酢酸アルキルエステル類の有機溶媒から選ばれ
    る1種又は2種以上の溶媒を用いて得られる抽出物を配
    合することを特徴とするフケ抑制用頭髪化粧料。
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