JP2005306796A - 抗炎症作用を有する皮膚外用剤 - Google Patents

抗炎症作用を有する皮膚外用剤 Download PDF

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Abstract

【課題】 炎症を鎮めるのみならず、炎症に伴って生じる肌荒れ、皮膚バリア機能の低下を抑制する作用を有する皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】1)ポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖結合ポリマーと2)マメ科クジンの抽出物とを皮膚外用剤に含有させる。前記マメ科クジンの抽出物をとしては、ソフォラフラバノンG0.01〜1質量%含有するものが好ましく、前記糖結合ポリマーとしては、ポリマー基体が、ポリスチレン、ポリ(ーαーメチルスチレン)、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン及びアクリル系樹脂から選ばれるものであり、糖類が、グルコース、アラビノース、キシロース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、グルコサミン等であることが好ましい。
【化1】
Figure 2005306796

ソフォラフラバノンG
【選択図】 なし

Description

本発明は、皮膚外用剤に関し、更に詳細には、抗炎症を訴求する医薬部外品に好適な皮膚外用剤に関する。
生体において、炎症は、感染症などの対応において、免疫担当細胞などを活性化する上で必要欠くべからざる反応であるが、過剰な炎症反応は生体自身を少なからず傷害し、場合によっては、非常に重篤なダメージさえも与えかねない。これは、炎症が生じる仕組みそのものが、多数の種類の細胞に分担され、且つ、これらの細胞が複雑に絡み合って炎症を起こしており、炎症系そのものは容易に変移しないためである。この様な現象は皮膚に於いても同様であり、皮膚の炎症は、それが鎮静しても、皮膚バリア機能の阻害や肌荒れなどを長期間にわたって引き起こすため、速やかに鎮静させる必要が存する。通常この様な炎症の鎮静には、化粧料や医薬部外品などの皮膚外用剤に於いては、抗炎症剤が使用され、該抗炎症剤としては、グリチルリチン酸の塩やグリチルレチン酸のアルキルエステルなどが一般的に使用されている。又、クジンなどの生薬エキスによって炎症を抑えるもの、生薬エキスとグリチルリチン酸の塩やグリチルレチン酸エステルを組み合わせて炎症を抑える技術は既に知られている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)しかしながら、これらの技術では、炎症そのものを抑えても、皮膚バリア機能の改善、肌荒れの改善と言った、炎症に付随する諸症状の改善は為し得ない。又、ソフォラフラバノンGは、マメ科クジンの抽出物中に含有されている物質であり、抗菌作用、α−MSH抑制作用等が存することが知られている。(例えば、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7を参照)このものは、クジンの植物体の乾燥物1Kg中に、10〜50mgが含有されている。又、糖結合ポリマー高分子については、アスコルビン酸類と組み合わせて皮膚外用剤に含有させる技術が知られているが、(例えば、特許文献8を参照)クジンエキス、ソフォラフラバノンG、グリチルリチン酸塩或いはグリチルレチン酸エステルとの組合せについては知られていない。
ポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖結合ポリマーと2)マメ科クジン(Sophora flavescens)の抽出物とを含有する皮膚外用剤は知られていないし、この様な構成の皮膚外用剤が、炎症を鎮めるのみならず、炎症に伴って生じる肌荒れ、皮膚バリア機能の低下を抑制する作用が存することは全く知られていなかった。
特開2002−284626号公報 特開2003−137798号公報 特開2002−145752号公報 特開平08−73364号公報 特開2000−44481号公報 特開2001−220347号公報 特開2003−95852号公報 特開2000−273019号公報 特開平06−122609号公報 特開平05−43418号公報
本発明は、炎症を鎮めるのみならず、炎症に伴って生じる肌荒れ、皮膚バリア機能の低下を抑制する作用を有する皮膚外用剤を提供することを課題とする。
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、炎症を鎮めるのみならず、炎症に伴って生じる肌荒れ、皮膚バリア機能の低下を抑制する作用を有する皮膚外用剤を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、1)ポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖結合ポリマーと2)マメ科クジン(Sophora flavescens)の抽出物とを含有する皮膚外用剤がこの様な特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示すとおりである。
(1)1)ポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖結合ポリマーと2)マメ科クジン(Sophora flavescens)の抽出物とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
(2)(1)に記載の皮膚外用剤において、マメ科クジンの抽出物を基源とする、ソフォラフラバノンG(Sophoraflavanone G)及び/又はその塩を0.01〜1質量%含有することを特徴とする、(1)に記載の皮膚外用剤。
Figure 2005306796
ソフォラフラバノンG
(3)前記糖結合ポリマーにおいて、ポリマー基体が、ポリスチレン、ポリ(ーαーメチルスチレン)、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン及びアクリル系樹脂から選ばれるものであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の皮膚外用剤。
(4)前記糖結合ポリマーにおいて、糖類が、グルコース、アラビノース、キシロース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、グルコサミン、シアル酸及び/又はその塩、ムラミン酸及び/又はその塩、グルクロン酸及び/又はその塩、ガラクツロン酸及び/又はその塩並びにこれらの誘導体から選ばれる1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の皮膚外用剤。
(5)前記糖結合ポリマーがN−p−ビニルベンジル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリレートから選ばれる1種乃至は2種以上を構成単量体として含むホモポリマー乃至はコポリマーであることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の皮膚外用剤。
(6)糖結合ポリマーがN−p−ビニルベンジル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリレートから選ばれる1種乃至は2種以上のホモポリマー乃至はコポリマーであることを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の皮膚外用剤。
(7)更に、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸アルキル及びそれらの塩から選択される1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記載の皮膚外用剤。
(8)前記グリチルリチン酸、グリチルレチン酸アルキル及びそれらの塩から選択される1種乃至は2種以上の含有量が、0.05〜0.5質量%であることを特徴とする、(7)に記載の皮膚外用剤。
(9)抗炎症作用を訴求した医薬部外品であることを特徴とする、(7)又は(8)に記載の皮膚外用剤。
(10)表示に於いて、炎症を鎮める作用を訴求した医薬部外品である旨の表示と、その使用方法に於いて、適量を取り、軽い炎症のある部位にカット綿などに含ませ、それを軽く擦過、押し当て動作により、塗布して使用される旨と、前記塗布により、炎症を鎮める旨の表示と、前記操作により、ひりひり感や火照り感を感じた場合には直ちに使用を止める旨の表示を構成としていることを特徴とする、(9)に記載の皮膚外用剤。
本発明のよれば、炎症を鎮めるのみならず、炎症に伴って生じる肌荒れ、皮膚バリア機能の低下を抑制する作用を有する皮膚外用剤を提供することができる。
(1)本発明の皮膚外用剤の必須成分である糖結合ポリマー
本発明の皮膚外用剤は、ポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖結合ポリマーを含有することを特徴とする。これらの糖結合ポリマーは、ポリマーの基体に糖を含む基が共有結合した形の化合物であって、いわゆるペンダントタイプのポリマーである。この様な糖結合ポリマーは、糖の有する優れた保湿作用を皮膚上で持続する作用に優れ、しかも角質細胞間を接着させる作用を有することが既に知られている。該糖結合ポリマーのポリマー基体となるものは、通常一般的使用されているポリマーであれば特段の限定なく使用することが出来、例えば、ポリスチレン、ポリ(ーαーメチルスチレン)、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリアシルビニル、ポリアルキルビニル、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン及びアクリル系樹脂が好ましく例示できる。この中で特に好ましいポリマーは、ポリスチレンやポリ(−α−メチルスチレン)等のスチレン系樹脂とポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアルキル酸エステル、ポリメタクリル酸エステルなどのアクリル系樹脂である。更に、これらポリマーに共有結合している糖構造を含有する基の糖の部分であるが、糖としては、通常の生体の構成要素として存在するものであれば特段の限定なく用いることが出来、例えば、グルコース、アラビノース、キシロース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、グルコサミン、シアル酸及び/又はその塩、ムラミン酸及び/又はその塩、グルクロン酸及び/又はその塩、ガラクツロン酸及び/又はその塩並びにこれらの誘導体等が出来る。ここで、誘導体とは、糖の水酸基をもとに容易に誘導しうる誘導体であって、例えば、アセチル化体のようなアシル化物、メチルエーテルのようなアルキル化物、スルホン酸エステル及び/又はその塩等が好ましく例示できる。これらは常法に従えば、容易に誘導できる。又、かかる糖部分は、1ポリマー中に複数の種類が存在しても、唯一種のみでも構わない。糖部分はポリマー基体に直接共有結合で結合できるし、オキシ(C1−4)アルキル基等の発明の効果を損なわない媒介基を介して共有結合しても良い。この様な糖結合ポリマーの好ましい、構成モノマーとしては、N−p−ビニルベンジル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリレートが挙げられ、これらから選ばれる1種乃至は2種以上を構成モノマーとして含むポリマーが本発明の好ましいポリマーである。ここで、本発明のポリマーとしては、糖構造を有する基を有するこれらのモノマー以外に、通常ポリマーで使用されているモノマーを構成モノマーとして含み、共重合体とすることもできるし、該糖構造を有するモノマーのみの重合体や共重合体とすることもできるが、より好ましいものは、該糖構造を有するモノマーのみの重合体や共重合体である。即ち、言い換えれば、N−p−ビニルベンジル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリレートから選ばれる1種乃至は2種以上のホモポリマー乃至はコポリマーが特に好ましい。中でも、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミドホモポリマーとグルコシルオキシエチルメタクリレートホモポリマーが特に好ましい。これらのポリマーは、前記モノマーを単独乃至は2種以上、場合によっては任意の糖構造を有さないモノマーを加えて、過硫酸アンモニウムやアゾビスイソブチロニトリル等の重合開始剤の存在下、重合を行えば容易に得ることが出来る。この様なポリマーの詳しい製法については、特許文献9や特許文献10に記載されている。本発明の化粧料に於いては、この様にして得られた、ポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖結合ポリマーから選ばれる1種乃至は2種以上を必須成分として含有する。これらの成分は、本発明の化粧料に於いて、皮膚に優れた保湿作用を示すと同時に、皮膚がアレルギー反応等の好ましくない反応を起こすのを抑制する作用を示す。これらの糖結合ポリマーの本発明の化粧料に於ける好ましい含有量は、0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05〜1重量%である。これは少なすぎると上記作用が発現しない場合があり、多すぎてもこの様な作用は頭打ちになり、剤形的な制限が生じることがあるためである。
(2)本発明の皮膚外用剤の必須成分であるマメ科クジンの抽出物
本発明の皮膚外用剤は、マメ科クジンの抽出物を必須成分として含有する。マメ科クジンの抽出物としては、皮膚外用剤中に、ソフォラフラバノンG(Sophoraflavanone G)及び/又はその塩が、0.01〜1質量%、より好ましくは0.05〜0.5質量%含有される様に、抽出物を調整して含有させることが好ましい。ソフォラフラバノンGは、クジンの植物体の乾燥物1Kg中に、10〜50mgが含有されており、水などを抽出溶媒に使用するとこの成分は溶出しにくく、通常エタノールなどで抽出を行い、溶媒を除去すると0.01〜0.05質量%のソフォラフラバノンGを含有するアモルファスが得られる。かかる抽出物を酢酸エチルと水で液液抽出し、酢酸エチル相を濃縮することにより、0.1〜1質量%のソフォラフラバノンGを含むアモルファスが得られる。更に、このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒クロロホルム、クロロホルム・メタノール混液)で分画精製することにより、ソフォラフラバノンGを30〜50質量%含有する分画を得ることが出来る。クジンより、エタノールで抽出を行うにあたり、使用する植物体の部位としては、根茎が特に好ましく例示できる。抽出は、植物体を細切等して、細かくし、これに1〜10質量倍の溶媒を加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間、適宜攪拌を加えて浸漬すればよい。その後、室温まで冷却し、しかる後、所望により濾過で不溶物を除去した後、減圧濃縮することにより、アモルファスが得られる。このものの分画精製にあたっては、その状況を薄層クロマトグラフィー等でチェックしながら行うことが好ましく、このものは展開溶媒をクロロホルム(95容量部)とメタノール(5容量部)の混液とした場合、Rf0.1程度のところにスポットして現れる。
<製造例1>
マメ科クジンの根茎の乾燥物1Kgを細切し、これに10lのエタノールを加え、3時間、攪拌下、加熱還流し、室温まで冷却後、減圧濃縮した。このものに2lの水と2lの酢酸エチルとを加え、可溶化し、液液抽出を行った。酢酸エチル相を取り、濃縮し、105gのアモルファスを得た。このものの中に含まれるソフォラフラバノンGを定量したところ、0.9質量%であった。(ODSカラム4.6mm×150mm、カラム温度40℃、溶出溶媒30%アセトニトリル水溶液、流速1ml/分、検知紫外部220nm、標準物質を用いた絶対検量線による定量)シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム、クロロホルム・メタノール混液を溶出溶媒)で精製したところ、38質量%のソフォラフラバノンGを含有するアモルファスが1.2g得られた。
(3)本発明の皮膚外用剤
本発明の皮膚外用剤は、前記必須成分含有し、抗炎症効果のみならず、炎症に伴って現れる肌荒れや、皮膚バリア機能の低下を抑制する作用を有する。この様な効果は、肌荒れの改善であれば、経皮的水分散逸量の亢進抑制として評価でき、皮膚バリア機能の低下抑制であれば、角層細胞の形状、特に面積を計測することにより、その面積値の増大として評価できる。本発明の皮膚外用剤に於いては、本発明の効果をより明確にさせることが出来ることから、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸アルキル及びそれらの塩から選択される1種乃至は2種以上を含有することが好ましい。かかる成分は、医薬部外品の有効成分として知られている成分であり、グリチルリチン酸及び/又はその塩としては、グリチルリチン酸ジカリウムが好ましく、グリチルレチン酸アルキル及び/又はその塩としては、グリチルレチン酸ステアリルが好ましい。かかる成分の好ましい含有量は、皮膚外用剤全量に対して、0.05〜0.5質量%である。このものを含有させることにより、炎症を抑制できるのみならず、炎症に伴って生じる、肌荒れ、皮膚バリア機能の低下などを著しく抑制することが出来る。
本発明の皮膚外用剤に於いては、前記の成分以外に、通常化粧料や皮膚外用医薬で使用される任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。これらの中では、イソプレグリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオールなどの抗菌性多価アルコールを1〜5質量%含有させる形態である。この様な形態を取ることにより、パラベンなどの炎症に刺激感を誘起する可能性のある成分の配合量を低下、乃至は、無配合とすることが出来るためである。これらの抗菌性多価アルコールを1〜5質量%含有し、パラベンを実質的に含有しない形態は特に好ましい。これらを常法に従って処理することにより、本発明の皮膚外用剤は製造することが出来る。
かくして得られた、本発明の皮膚外用剤は、炎症を抑えるのみならず、炎症に伴って生じる、肌荒れ、或いは、皮膚バリア機能の低下を抑制する作用を有する。本発明の皮膚外用剤は、医薬部外品を含む化粧料、皮膚外用医薬の何れにも適用できるが、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸アルキル及びそれらの塩から選択される1種乃至は2種以上を含有する場合には、これらの抗炎症作用に起因する、医薬部外品の有効成分としての性格を利用して、抗炎症作用の医薬部外品とすることも可能であり、好ましい。即ち、この様な形態に於ける、本発明の皮膚外用剤は、表示に於いて、炎症を鎮める作用を訴求した医薬部外品である旨の表示と、その使用方法に於いて、適量を取り、軽い炎症のある部位にカット綿などに含ませ、それを軽く擦過、押し当て動作により、塗布して使用される旨と、前記塗布により、炎症を鎮める旨の表示と、前記操作により、ひりひり感や火照り感を感じた場合には直ちに使用を止める旨の表示を構成としている医薬部外品に適用することが好ましい。この様な表示により、その効果を最大限生かして、使用に於ける安全性を最大限確保することが出来る。
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ、限定されないことは言うまでもない。
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である、乳液(化粧料;医薬部外品)を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ秤取り、80℃に加熱し、攪拌下イに徐々にロを加えて乳化し、更に続けてハを加え中和し、攪拌冷却し、乳液1を得た。
イ)
ベヘニルアルコール 0.5質量%
セチルイソオクタネート 2 質量%
スクワラン 8 質量%
ジメチコン 2 質量%
ソルビタンセスキステアレート 1.5質量%
POE(45)ステアリン酸 1 質量%
セチルステアレート 0.5質量%
ベヘン酸 0.5質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.1質量%
ロ)
1,3−ブタンジオール 5 質量%
グリセリン 5 質量%
1,2−ペンタンジオール 5 質量%
水 50 質量%
アスコルビン酸−2−グルコシド 2 質量%
カルボキシビニルポリマー 0.3質量%
ポリグルコシルオキシエチルメタクリレート 0.3質量%
(商品名「p−GEMA」;日本精化株式会社製)
製造例1のアモルファス 0.5質量%
(ソフォラフラバノンG0.19質量%)
ハ)
水 17.2質量%
水酸化カリウム 0.6質量%
<試験例1>
乳液1について、5名のパネラーを用い、炎症に対する効果を調べた。即ち、背部に2cm×3cmの部位を6つ作成し、予め求めておいたMED(最少紅斑形成照射量)の2倍の紫外線(光源:SEランプ)を照射し、照射後5分に検体を塗布した。照射後24時間に測色し、その後、1日1回、全14回塗布を行った。検体としては、乳液1、乳液1の製造例1のアモルファスを水に置換した比較例1、乳液1のポリグルコシルオキシエチルメタクリレートを水に置換した比較例2、乳液1の製造例1のアモルファスとポリグルコシルオキシエチルメタクリレートとを水に置換した比較例3を用いた。その他に照射のみを行う照射コントロールと、照射も検体投与も行わない無処置コントロールも設けた。最終処置の7日後に経皮的散逸水分量(TEWL)とストリッピング法により採取した角層細胞の平均面積とを測定した。結果を表1に示す。尚、色差は無処置コントロールの部位に対するΔE値として測定した。この表より、本発明の皮膚外用剤では、ソフォラフラバノンGとポリグルコシルオキシエチルメタクリレートの併用効果により、肌荒れが抑制され、且つ、角層細胞の面積が増大し、バリア機能が向上していることが判る。
Figure 2005306796
実施例1の乳液1と同様に、下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である、乳液2(化粧料;医薬部外品)を作成した。試験例1と同様に試験したところ、表2に示すような結果が得られた。これより、本発明の皮膚外用剤に於いては、ソフォラフラバノンGは少なくとも0.01質量%含有することが好ましく、より好ましくは0.05質量%以上であることが判る。
イ)
ベヘニルアルコール 0.5質量%
セチルイソオクタネート 2 質量%
スクワラン 8 質量%
ジメチコン 2 質量%
ソルビタンセスキステアレート 1.5質量%
POE(45)ステアリン酸 1 質量%
セチルステアレート 0.5質量%
ベヘン酸 0.5質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.1質量%
ロ)
1,3−ブタンジオール 5 質量%
グリセリン 5 質量%
1,2−ペンタンジオール 5 質量%
水 50 質量%
アスコルビン酸−2−グルコシド 2 質量%
カルボキシビニルポリマー 0.3質量%
ポリグルコシルオキシエチルメタクリレート 0.3質量%
製造例1のアモルファス 0.1質量%
(ソフォラフラバノンG0.04質量%)
ハ)
水 17.6質量%
水酸化カリウム 0.6質量%
Figure 2005306796
乳液1のポリグルコシルオキシエチルメタクリレートを他の糖結合ポリマーに変えて、実施例1と同様に乳液3〜を製造した。このものについて、評価項目を角層面積に絞り、試験例1と同様に操作し、ポリマーの種類がこの項目に与える影響を調べた。結果を表3に示す。これより、他のポリマーでも同様の効果が存することが判る。
イ)
ベヘニルアルコール 0.5質量%
セチルイソオクタネート 2 質量%
スクワラン 8 質量%
ジメチコン 2 質量%
ソルビタンセスキステアレート 1.5質量%
POE(45)ステアリン酸 1 質量%
セチルステアレート 0.5質量%
ベヘン酸 0.5質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.1質量%
ロ)
1,3−ブタンジオール 5 質量%
グリセリン 5 質量%
1,2−ペンタンジオール 5 質量%
水 50 質量%
アスコルビン酸−2−グルコシド 2 質量%
カルボキシビニルポリマー 0.3質量%
表3に記載の糖結合ポリマー 0.3質量%
製造例1のアモルファス 0.5質量%
(ソフォラフラバノンG0.19質量%)
ハ)
水 17.2質量%
水酸化カリウム 0.6質量%
Figure 2005306796
本発明は、炎症の処理に好適な医薬部外品に適用できる。

Claims (10)

  1. 1)ポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖結合ポリマーと2)マメ科クジン(Sophora flavescens)の抽出物とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 請求項1に記載の皮膚外用剤において、マメ科クジンの抽出物を基源とする、ソフォラフラバノンG(Sophoraflavanone G)及び/又はその塩を0.01〜1質量%含有することを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。
    Figure 2005306796
    ソフォラフラバノンG
  3. 前記糖結合ポリマーにおいて、ポリマー基体が、ポリスチレン、ポリ(ーαーメチルスチレン)、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン及びアクリル系樹脂から選ばれるものであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
  4. 前記糖結合ポリマーにおいて、糖類が、グルコース、アラビノース、キシロース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、グルコサミン、シアル酸及び/又はその塩、ムラミン酸及び/又はその塩、グルクロン酸及び/又はその塩、ガラクツロン酸及び/又はその塩並びにこれらの誘導体から選ばれる1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  5. 前記糖結合ポリマーがN−p−ビニルベンジル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリレートから選ばれる1種乃至は2種以上を構成単量体として含むホモポリマー乃至はコポリマーであることを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  6. 糖結合ポリマーがN−p−ビニルベンジル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリレートから選ばれる1種乃至は2種以上のホモポリマー乃至はコポリマーであることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  7. 更に、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸アルキル及びそれらの塩から選択される1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  8. 前記グリチルリチン酸、グリチルレチン酸アルキル及びそれらの塩から選択される1種乃至は2種以上の含有量が、0.05〜0.5質量%であることを特徴とする、請求項7に記載の皮膚外用剤。
  9. 抗炎症作用を訴求した医薬部外品であることを特徴とする、請求項7又は8に記載の皮膚外用剤。
  10. 表示に於いて、炎症を鎮める作用を訴求した医薬部外品である旨の表示と、その使用方法に於いて、適量を取り、軽い炎症のある部位にカット綿などに含ませ、それを軽く擦過、押し当て動作により、塗布して使用される旨と、前記塗布により、炎症を鎮める旨の表示と、前記操作により、ひりひり感や火照り感を感じた場合には直ちに使用を止める旨の表示を構成としていることを特徴とする、請求項9に記載の皮膚外用剤。
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