JP4761852B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚外用剤に関し、更に詳細には、美白用の化粧料又は医薬部外品に好適な皮膚外用剤に関する。
紫外線は、DNAに傷害を与えて皮膚ガンを引き起こすなど、皮膚に対して様々な悪影響を与えることはよく知られている。また、美容的には、メラニン生成の亢進を通して、シミ、ソバカスなどの原因ともなっている。シミ、ソバカスや日焼け後の皮膚色素沈着は、皮膚内に存在する色素細胞(メラノサイト)の活性化によりメラニン生成が著しく亢進したものであり、中高年齢層の肌の悩みの一つになっている。これら皮膚色素トラブルを防止、改善する目的でアスコルビン酸類、過酸化水素水、グルタチオン、コロイド硫黄、ハイドロキノン、カテコール等の美白剤を配合した皮膚外用剤が知られている。しかしながら、アスコルビン酸類は、含水化粧料の如き水分を多く含む系においては酸化され易く不安定であり、変色の原因となる。また、過酸化水素水は、保存上の安定性ならびに安全性上の問題があり、グルタチオンやコロイド硫黄は、著しい異臭を放つため製品に使用することは制約されている。更には、ハイドロキノン、カテコール等は、皮膚刺激、アレルギー性等の安全性に問題があり、いまだ充分に満足できる美白剤が得られていないのが現状である。即ち、安定性や安全性に関して改良された美白剤の開発が望まれていた。
レスペデザフラバノンE(Lespedezaflavanone E)は、マメ科ハギ属イヌハギ(Lespedeza tomentosa Sieb.)の植物体に含まれていることが報告されている(例えば、非特許文献1を参照)。また、この物質についての合成方法も既に知られている(例えば、非特許文献2を参照)。しかし、レスペデザフラバノンEがマメ科ハギ属キハギ(Lespedeza buergeri Miq.)の植物体に含有されていることは知られていない。更に、このレスペデザフラバノンEがメラニン生成抑制作用を有しているということは全く知られておらず、レスペデザフラバノンEを含有する皮膚外用剤も知られていない。
一方、マメ科ハギ属の植物抽出物に関しては、マメ科ハギ属ヤマハギ(Lespedeza bicolor Turcz.)の抽出物に抗男性ホルモン作用があることは知られている(例えば、特許文献1を参照)。更にマメ科ハギ属マルバハギ(Lespedeza cyrtobotrya Miq.)に含まれているハギニンA、ハギニンB、ハギニンC、ハギニンDがメラニン生成抑制作用を有していることは知られており(例えば、特許文献2を参照)、マメ科ハギ属マルバハギの抽出物を含有する化粧料も知られている(例えば、特許文献3を参照)。しかし、マメ科ハギ属キハギの極性溶媒による抽出物を含有する皮膚外用剤は全く知られていない。
特開平06−128171号公報 特開平11−322530号公報 国際公開パンフレット第03/097004号 Journal of China Pharmaceutical University,21(6), 337-338, (1990) Chinese Chemical Letters (1993), 4(5), 393-394
本発明は、安全性に優れた、新規なメラニン生成抑制用皮膚外用剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、レスペデザフラバノンE及び/又はその塩が、色素細胞のメラニン生成に対して強力な抑制効果を有すること、更には、これを皮膚外用剤基剤中に配合せしめた時に、優れた皮膚色素沈着症の予防及び改善効果を発現することを見いだし、これに基づき本発明を完成した。即ち、本発明は以下に示すとおりである。
(1) 下記の化学式で示されるレスペデザフラバノンE及び/又はその塩、あるいはそれを含有する植物体の抽出物を含有する皮膚外用剤。
Figure 0004761852
(2) メラニン生成抑制用の皮膚外用剤である、(1)に記載の皮膚外用剤。
(3) 前記抽出物が、マメ科ハギ属キハギの植物体から極性溶媒により抽出されたものである、(1)又は(2)に記載の皮膚外用剤。
(4) 前記抽出物が、マメ科ハギ属キハギの植物体の極性溶媒による抽出物を、水に対して非混和性の有機溶媒と水で液液抽出し、水に対して非混和性の有機溶媒層から更に疎水性樹脂カラム及び/又はシリカゲルカラムにて分画精製したものである、(1)〜(3)の何れかに記載の皮膚外用剤。
(5) 前記レスペデザフラバノンE及び/又はその塩の含有量が、皮膚外用剤全体に対して0.0003〜5質量%である、(1)〜(4)の何れかに記載の皮膚外用剤。
(6) 医薬部外品である、(1)〜(5)の何れかに記載の皮膚外用剤。
(7) 化粧料である、(1)〜(5)の何れかに記載の皮膚外用剤。
(8) 更に、グリチルリチン酸及びその塩、並びにグリチルレチン酸アルキルから選択される1種又は2種以上を含有する、(1)〜(7)の何れかに記載の皮膚外用剤。
(9) 前記グリチルリチン酸及びその塩、並びにグリチルレチン酸アルキルから選択される1種又は2種以上の含有量が、皮膚外用剤全体に対して0.05〜0.5質量%である、(8)に記載の皮膚外用剤。
(10) メラニン生成抑制用及び抗炎症用である、(8)又は(9)に記載の皮膚外用剤。
本発明によれば、皮膚色素沈着症の予防及び改善に対してすぐれた効果を発揮するばかりでなく、皮膚に対する弊害がなく安全に使用することのできる皮膚外用剤を提供することができる。
(1)本発明の皮膚外用剤の必須成分
本発明の皮膚外用剤は、レスペデザフラバノンE及び/又はその塩を有効成分として含有していることを特徴としている。レスペデザフラバノンEは、マメ科ハギ属イヌハギの植物体に含まれていることが知られていたが、本発明者らによってマメ科ハギ属キハギの植物体にも含まれていることが見出された。しかし、レスペデザフラバノンEが、メラニン生成抑制作用を有し、美白剤として有用であることは知られていなかった。
本発明の皮膚外用剤には、任意の方法で得たレスペデザフラバノンEを使用することが可能である。例えば、レスペデザフラバノンEは、マメ科ハギ属キハギ、マメ科ハギ属イヌハギ等のレスペデザフラバノンEを含有する植物体から抽出することが可能である。又は、レスペデザフラバノンEは、化学合成的に製造することも可能である。
レスペデザフラバノンEを、レスペデザフラバノンEを含有する植物体から抽出して得る場合には、通常の抽出方法により抽出し、さらに疎水性樹脂カラムやシリカゲルカラムを用いて精製することができる。例えば、レスペデザフラバノンEを植物体から極性溶媒などを用いて抽出し、抽出物を更に水に対して非混和性の有機溶媒と水により液液抽出し、水に対して非混和性の有機溶媒層を必要に応じて濃縮し、疎水性樹脂カラムやシリカゲルカラムを用いた精製などを行うことにより、得ることが可能である。より具体的には、例えば、マメ科ハギ属キハギの地上部を細かく裁断したもの1質量部に、メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類;クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類等の極性溶媒1〜20質量部を加え、室温なら数日間〜1週間沸点付近なら数時間浸漬し、濾過などにより不溶物を除去した後、減圧濃縮等により溶媒を留去し、これをジエチルエーテルや酢酸エチル等の水と混和しない有機溶媒(水に対して非混和性の有機溶媒)と水とで液液抽出を行い、水に対して非混和性の有機溶媒層を濃縮し、更にダイアイオンHP−20(三菱化学製)などの疎水性樹脂カラム(溶出溶媒;水/エタノール=100/0→20/80)等で分画し、溶媒を留去することにより、レスペデザフラバノンEを0.5〜2.0質量%程度含有する粗精製物が得られる。この粗精製物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10→50/50)等で分画し、更に再結晶化などの精製を進めることにより、レスペデザフラバノンEを結晶として得ることができ、このようにして精製したレスペデザフラバノンEを、メラニン生成抑制用の有効成分として使用することができる。
レスペデザフラバノンEの含有量の定量は、例えば、精製・再結晶化して得られた化合物標品を用いて、HPLC(例えば、ODSカラム、溶出溶媒:35%アセトニトリル水溶液、検出:UV296nm)による絶対検量線法にて行うことができる。
また、マメ科ハギ属キハギ等の植物体の極性溶媒による抽出物を必要により濃縮して、レスペデザフラバノンEを含有する植物体の抽出物として本発明の皮膚外用剤に使用することも可能である。マメ科ハギ属キハギの植物体中におけるレスペデザフラバノンEの含有量は、本発明者らの検討によれば、植物体1Kg中に10mg〜30mgである。したがって、レスペデザフラバノンEを含有する植物体の抽出物を、水などに分散してダイアイオンHP−20(三菱化学製)などの疎水性樹脂カラムに通し、溶出溶媒の極性を下げながら溶出するなどの精製を行うことにより、レスペデザフラバノンEの含有量を上げることができ、したがって、このような精製を行うことにより、よりメラニン生成抑制効果の高い抽出物を得ることができ、これを本発明の外用剤中に含有させることも可能であり、好ましい。
レスペデザフラバノンEを化学合成的に製造する場合は、例えば、下記スキーム1で概略される方法で製造することが可能である。
Figure 0004761852
前記スキーム1における各反応について簡単に説明する。
2、4、6−トリヒドロキシアセトフェノン(アルドリッチ社製、カタログ番号:T6460−2)(A)に2当量のメトキシメチルクロリドを反応させ、シリカゲルカラムにより、ジメトキシメチル体(B)を単離・精製する。これに、水酸化カリウムの存在下、2当量のプレニルブロミドを反応させ、ジプレニル体(C)とする。ここで、別途、2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド(アルドリッチ社製、カタログ番号:16863−7
)(D)を酸性条件下、エタノールと反応させアセタール体(E)とし、これに1当量のプレニルブロミドを反応させた後、単離・精製し、モノプレニル体(F)を得る。これに、2当量のメトキシメチルクロリドを反応させ、ジメトキシメチル体(G)を得る。次いで、酸性条件下でアセタールを加水分解しアルデヒド体(H)とする。このアルデヒド体(H)と先に合成したジプレニル体(C)を反応させ、結合体(I)を得る。これをアルカリ条件下で処理して、環化体(J)とし、酸性条件下でメトキシメチル基を脱保護することにより、レスペラザフラバノンEを得ることが可能である。
本発明の皮膚外用剤には、レスペデザフラバノンEをそのまま使用することもできるし、アルカリとともに処理するなどして、塩の形態として使用することもできる。レスペデザフラバノンEの塩としては、生理的に許容される塩であれば特に限定されない。生理的に許容される塩としては、例えば、ナトリウム塩やカリウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;トリエチルアミンやトリエタノールアミンなどの有機アンモニウム塩;リジンやアルギニンなどの塩基性アミノ酸塩等が好適に例示できる。
本発明の皮膚外用剤には、上記のようにして得られるレスペデザフラバノンE及び/又はその塩のうちの1種を、又は2種以上を組合せて用いることができる。
(2)本発明の皮膚外用剤
本発明の皮膚外用剤は、メラニン生成抑制作用を有しており、美白用の皮膚外用剤に適用するのが好ましい。更に、本発明の皮膚外用剤は、メラニン生成抑制用の皮膚外用剤とすることが特に好ましい。具体的には、本発明の皮膚外用剤は、紫外線によるシミ、ソバカス、色黒等の色素沈着症を予防及び改善するための皮膚外用剤として好適である。
本発明の皮膚外用剤は、レスペデザフラバノンE及び/又はその塩を含有するものである。本発明の皮膚外用剤において、レスペデザフラバノンE及び/又はその塩は、レスペデザフラバノンEを含有する植物の極性溶媒抽出物、同極性溶媒抽出物の疎水性樹脂カラムなどによる粗精製物、同粗精製物からのシリカゲルカラムなどによるレスペデザフラバノンEを含有する精製物として含有されてもよく、更に、再結晶化などによる精製を行うことにより、レスペデザフラバノンEを結晶として得ることも可能であり、このような精製品を本発明の皮膚外用剤中に含有させることも可能である。レスペデザフラバノンEの精製品を本発明の皮膚外用剤中に含有させることが、処方の自由度が大きくなるという点でより好ましい。
本発明の皮膚外用剤は、皮膚外用剤全体に対してレスペデザフラバノンE及び/又はその塩を、0.0003〜5質量%含有していることが好ましく、0.001〜4質量%含有していることがより好ましく、0.01〜3質量%含有していることが更に好ましい。日焼け(紫外線)等によるシミ、ソバカス、色黒等の発生を予防することを目的とした化粧料の如き皮膚外用剤に用いる場合は0.0003質量%以上が、また色素沈着症の改善を目的とした薬剤として皮膚外用剤に用いる場合は、0.01質量%以上が有効量として好ましく用いられる。含有量が0.0003質量%より少なくなると、メラニン生成抑制作用がかなり低下し、一方、5重量%を越える量を用いても効果が頭打ちになるので、上記範囲で含有することが望ましい。
本発明の皮膚外用剤においては、前記の必須成分以外に、通常化粧料や皮膚外用医薬で使用される任意成分を含有することができる。この様な任意成分としては、例えば、オイル(マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロ
ウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等)、ワックス類、炭化水素類(流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等)、高級脂肪酸類(オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等)、高級アルコール等(セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等)、合成エステル油類(ステアリン酸セチル、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等)、鎖状ポリシロキサン(ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、ジメチコン等)、環状ポリシロキサン(オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等)、変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等のシリコーン油等の油剤類;ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン;ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活性剤;アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤;アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEステアリン酸、POEジステアリン酸等)、POEアルキルエーテル類(POE−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類;ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類;ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤;表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類;表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類;表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類;レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類;ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類;メチルパラベン等の防腐剤;リン酸水素ナトリウム等の緩衝剤・pH調節剤;パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類;エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB類(ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等)、ビタミンE類(α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等)、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
本発明の皮膚外用剤においては、このような任意成分の1種又は2種以上を含有させることができる。
上記のような成分の他、本発明の皮膚外用剤においては、抗炎症作用を有するグリチルリチン酸及び/又はそれらの塩、グリチルレチン酸アルキルから選択される1種乃至は2種以上を含有することでき、このような成分を含有することが好ましい。本発明は、紫外線によって引き起こされる色素沈着症などに対して効果的であるが、このような用途に対して皮膚外用剤を使用する際、紫外線による炎症を惹起している可能性が高い。炎症反応及びそれに付随する種々の皮膚反応は、メラニン生成反応を亢進させる。したがって、このような抗炎症作用を有する成分を含有させることにより、炎症反応が抑制され、結果として、本発明の皮膚外用剤のメラニン生成抑制効果が向上する。また、このような抗炎症作用を有する成分を含有させることにより、炎症が鎮静化する又は更なる炎症を抑えるとともに、経皮的水分蒸散量の増加が抑制される。即ち炎症後の肌荒れの出現が抑制される。
かかる成分は、医薬部外品の有効成分として知られている成分であり、グリチルリチン酸及び/又はその塩としては、例えば、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸アンモニウム等が挙げられ、これらの内、グリチルリチン酸ジカリウムが好ましく、グリチルレチン酸アルキルとしては、例えば、グリチルレチン酸ステアリル、グリチルレチン酸ラウリル等が挙げられ、これらの内、グリチルレチン酸ステアリルが好ましい。このような成分の好ましい含有量は、皮膚外用剤全量に対して、0.05〜0.5質量%であり、より好ましい含有量は0.05〜0.2質量%であり、更に好ましい含有量は0.05〜0.1質量%である。
このものをレスペデザフラバノンEとともに含有させることにより、日焼け直後などの皮膚に炎症がある場合に本発明の皮膚外用剤を投与した場合に於いて、より速やかに炎症を抑え、皮膚バリア機能の回復効果を示し、肌状態悪化の予防効果が増大し、その結果として、本発明の皮膚外用剤のメラニン生成抑制効果も向上する。即ち、このような形態の
皮膚外用剤は、皮膚に炎症がある場合にも、紫外線によって引き起こされる色素沈着症予防・改善用の皮膚外用剤として好ましい。
また、このような皮膚外用剤として、イソプレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオールなどの抗菌性多価アルコールを、皮膚外用剤全量に対して0.5〜20質量%含有させる形態も好ましい。この様な形態を取ることにより、パラベンなど炎症時に刺激感を誘起する可能性のある成分の配合量を低下又は無配合とすることが出来るためである。これらの抗菌性多価アルコールを含有し、パラベンを実質的に含有しない形態は特に好ましい。
更に、本発明の皮膚外用剤は、アスコルビン酸リン酸エステル類、アスコルビン酸グルコシド、アルブチンなどの従来の美白剤を含有させることも可能であり、美白効果の上乗せが期待できる点で、このような形態が好ましい。
上記のような必須成分及び任意成分を常法に従って処理することにより、本発明の皮膚外用剤は製造することが出来る。
尚、皮膚外用剤の種類としては、化粧料、医薬部外品、皮膚外用医薬品等が挙げられるが、本発明の美白剤の安全性が高いことから、一般的に広く使用される、化粧料や医薬部外品に適用するのが特に好ましい。本発明の皮膚外用剤は、アスコルビン酸リン酸エステル類、アスコルビン酸グルコシド、アルブチンなどの美白剤、前記グリチルリチン酸及び/又はそれらの塩、グリチルレチン酸アルキルなどの抗炎症剤から選択される1種又は2種以上の医薬部外品の有効成分を含有させて、医薬部外品とすることも可能であり、このような形態が好ましい。勿論、レスペデザフラバノンE及び/又はその塩を医薬部外品の有効成分とすることもできる。この様な医薬部外品の形態をとる場合には、医薬部外品である旨、医薬部外品としての効能などを表示しておくことが、使用態様を明確にできる点で好ましい。例えば、効能に関しては、メラニン生成抑制作用、及び、更に抗炎症作用の表示をすることができる。例えば、使用態様に関しては、適量を取り、シミや色素沈着の気になる部位又は色素沈着を予防したい部位、或いは、更に軽い炎症のある部位にカット綿などに含ませ、軽く擦過、押し当て動作により塗布して使用される旨や、前記操作により、ひりひり感や火照り感を感じた場合には直ちに使用を止める旨の表示をすることができる。
本発明の皮膚外用剤は、皮膚に適用させることができる剤型であれば、いずれの剤型でも可能であるが、有効成分が皮膚に浸透して効果を発揮することから、皮膚への馴染みの良い、乳液、クリーム、エッセンス、ローション、パックなどの剤型がより好ましい。
以下、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこのような実施例にのみ、限定されないことは言うまでもない。
マメ科ハギ属キハギの木幹部2Kgを粉砕して、チップとし、これを10Lのメタノール中に1週間浸漬後、チップを除くことにより、メタノール抽出液を得た。このメタノール抽出液を濃縮し、酢酸エチル、水を加え液液抽出を行なった後、酢酸エチル層を取り、これを濃縮した。これを水に再分散し、疎水性合成吸着剤ダイヤイオンHP−20(三菱化学社製)を充填したカラムに通し、水/エタノール=100/0→20/80の溶出溶媒で溶出、分画した後、溶媒を留去して、粗精製物2.8gを得た。この粗精製物は、HPLC分析の結果、1.52質量%のレスペデザフラバノンEを含有していた。
実施例1の粗精製物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて、n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10→50/50で溶出、分画し、更に再結晶化することにより、レスペデザフラバノンEを淡黄色針状結晶(34.0mg)として得た。
レスペデザフラバノンEの1H−NMR(in CDCl3
1.67,1.70,1.81(18H, s),2.72(1H, dd),3.15(1H, dd),3.35(6H, m),5.22(3H, m),5.50(1H, dd),6.35(3H, s),6.40(1H, d),6.90(1H, d),12.35(1H, s)
下記の試験により、レスペデザフラバノンEの色素細胞に対するメラニン生成抑制に関する有効性を評価した。
<試験例1> レスペデザフラバノンEのメラニン生成抑制作用試験
メラニン合成過程に特異的に細胞に取り込まれるチオウラシル(試験では14Cラベルしたチオウラシルを使用)を用いて、レスペデザフラバノンEのメラニン生成抑制作用を評価した。12ウェルのマイクロタイタープレートを使用し、その各ウェルにメラノサイト培養用完全培地(倉敷紡績株式会社製)を2mlずつ入れ、各ウェルにそれぞれ1×104個/cm2の濃度でヒト正常メラノサイト(倉敷紡績株式会社製)を播種し、5%二酸化炭素雰囲気下、37℃で24時間培養を行った。
その後、全ての培地を以下の条件で培地交換した。即ち3ウェルは新しいメラノサイト培養用完全培地(コントロール)、別の3ウェルは50μM ルシノール(4−n−ブチルレゾルシノール)(株式会社クラレ製)(ポジティブコントロール)含有メラノサイト培養用完全培地を、別の6ウェルには6.25,12.5μM レスペデザフラバノンE含有メラノサイト培養用完全培地(各濃度;n=3)に交換した。更に、全てのウェルに14C−チオウラシル(14Cラベルしたチオウラシル)を0.1μCi(マイクロキュリー)添加した。そして上記培養条件と同様の条件で更に3日間培養した。
培養終了後、各ウェルから培養液を除去し、PBS(リン酸緩衝生理食塩水)で洗浄後、トリプシン及びEDTA含有培地を使用して、ウェル底面より細胞を剥離して、細胞懸濁液とし、遠心分離にて細胞を回収した。細胞数は血球計算板を用いてカウントした。その後、各ウェルの回収した細胞における14C−チオウラシル量を液体シンチレーションカウンターにて測定した。コントロールの放射線量に対するレスペデザフラバノンE及びルシノールを添加した細胞における放射線量の百分率をそれぞれ求め、メラニン量(%)とした。なお、各細胞内に取り込まれた放射活性が少ない方が、メラニン生成が抑制されている。結果を表1に示す。
Figure 0004761852
同様のメラニン生成抑制試験を、実施例1で得られた粗精製物を用いて行った。その結果を表2に示す。
Figure 0004761852
表1,表2の結果より、本発明の皮膚外用剤の有効成分として用いられるメラニン生成抑制成分であるレスペデザフラバノンEは、メラニン生成に対する抑制作用を示した。なお、この時、色素細胞に対する毒性は認められなかった。
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である乳液を作製した。即ち、(A)の各成分を混合し、80℃に加熱した。一方、(B)の各成分を80℃に加熱した。(A)の混合物に(B)の混合物を加えて撹拌して乳化させ、更に(C)を加えて中和し、その後35℃にまで撹拌、冷却し、実施例3の乳液を得た。
(A)
ベヘニルアルコール 0.5 質量%
イソオクタン酸セチル 2.0 質量%
スクワラン 8.0 質量%
ジメチコン 2.0 質量%
セスキステアリン酸ソルビタン 1.5 質量%
POE(45)ステアリン酸 1.0 質量%
ステアリン酸セチル 0.5 質量%
ベヘン酸 0.5 質量%
(B)
1,3−ブタンジオール 5.0 質量%
グリセリン 5.0 質量%
1,2−オクタンジオール 1.0 質量%
純水 50.0 質量%
レスペデザフラバノンE 0.5 質量%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 質量%
(C)
純水 21.8 質量%
水酸化カリウム 0.6 質量%
<比較例1>
実施例3の処方において、レスペデザフラバノンEを水に置換したものを作製し、比較例1の乳液とした。
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である乳液を作製した。即ち、(A)の各成分を混合し、80℃に加熱した。一方、(B)の各成分を80℃に加熱した。(A)
の混合物に(B)の混合物を加えて撹拌して乳化させ、更に(C)を加えて中和し、その後35℃にまで撹拌、冷却し、実施例4の乳液を得た。
(A)
ベヘニルアルコール 0.5 質量%
イソオクタン酸セチル 2.0 質量%
スクワラン 8.0 質量%
ジメチコン 2.0 質量%
セスキステアリン酸ソルビタン 1.5 質量%
POE(45)ステアリン酸 1.0 質量%
ステアリン酸セチル 0.5 質量%
ベヘン酸 0.5 質量%
(B)
1,3−ブタンジオール 5.0 質量%
グリセリン 5.0 質量%
1,2−オクタンジオール 1.0 質量%
純水 50.0 質量%
実施例1の粗精製物 3.0 質量%
(レスペデザフラバノンEとして、0.046質量%)
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 質量%
(C)
純水 19.3 質量%
水酸化カリウム 0.6 質量%
<試験例2> 本発明の皮膚外用剤の有効性試験
色黒、シミ、ソバカス等の色素沈着に悩む女性ボランティア60名を対照に、統計的に同等なA,B,C群の3群に分け、A群には本発明の実施例3の乳液を、B群には本発明の実施例4の乳液を、C群には比較例1の乳液を、顔面にそれぞれ3ヶ月間使用してもらった。3ヶ月後の色素沈着に対する改善効果を肉眼観察により評価し、群間比較を行った。結果を表3に示す。なお、有効率はやや有効以上の効果が認められた場合を有効とした。
Figure 0004761852
表3の結果より、本発明の乳液(実施例3、実施例4の乳液)が顕著な色素沈着抑制作用を有していることが認められた。
実施例3と同様に、下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である乳液を作製した。即ち、(A)の各成分を混合し、80℃に加熱した。一方、(B)の各成分を80℃に加熱した。(A)の混合物に(B)の混合物を加えて撹拌して乳化させ、更に(C)を加えて中和し、その後35℃にまで撹拌、冷却し、実施例5の乳液を得た。
(A)
ベヘニルアルコール 0.5 質量%
イソオクタン酸セチル 2.0 質量%
スクワラン 8.0 質量%
ジメチコン 2.0 質量%
セスキステアリン酸ソルビタン 1.5 質量%
POE(45)ステアリン酸 1.0 質量%
ステアリン酸セチル 0.5 質量%
ベヘン酸 0.5 質量%
(B)
1,3−ブタンジオール 5.0 質量%
グリセリン 5.0 質量%
1,2−ペンタンジオール 5.0 質量%
純水 50.0 質量%
レスペデザフラバノンE 2.0 質量%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 質量%
(C)
純水 16.3 質量%
水酸化カリウム 0.6 質量%
以下に示す処方に従って、各成分を混合し、実施例6のローションを得た。
ポリエチレングリコール(1500) 2.5 質量%
1,3−ブタンジオール 8.0 質量%
グリセリン 10.0 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
リン酸水素ナトリウム 0.1 質量%
レスペデザフラバノンE 0.001質量%
1,2−ヘキサンジオール 0.3 質量%
純水 78.899質量%

Claims (8)

  1. 下記の化学式で示されるレスペデザフラバノンE及び/又はその塩、あるいはそれを含有する植物体の抽出物を含有する皮膚外用剤であって、前記レスペデザフラバノンE及び/又はその塩の含有量が、皮膚外用剤全体に対して0.0003〜5質量%である、皮膚外用剤
    Figure 0004761852
  2. メラニン生成抑制用の皮膚外用剤である、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 前記抽出物が、マメ科ハギ属キハギの植物体から極性溶媒により抽出されたものである、請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
  4. 医薬部外品である、請求項1〜の何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  5. 化粧料である、請求項1〜の何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  6. 更に、グリチルリチン酸及びその塩、並びにグリチルレチン酸アルキルから選択される1種又は2種以上を含有する、請求項1〜の何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  7. 前記グリチルリチン酸及びその塩、並びにグリチルレチン酸アルキルから選択される1種又は2種以上の含有量が、皮膚外用剤全体に対して0.05〜0.5質量%である、請求項に記載の皮膚外用剤。
  8. メラニン生成抑制用及び抗炎症用である、請求項又はに記載の皮膚外用剤。
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