JP3322226B2 - 撚糸ユニット - Google Patents

撚糸ユニット

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JP3322226B2
JP3322226B2 JP34280598A JP34280598A JP3322226B2 JP 3322226 B2 JP3322226 B2 JP 3322226B2 JP 34280598 A JP34280598 A JP 34280598A JP 34280598 A JP34280598 A JP 34280598A JP 3322226 B2 JP3322226 B2 JP 3322226B2
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    • D01HSPINNING OR TWISTING
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    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/88Hollow-spindle arrangements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/20Driving or stopping arrangements
    • D01H1/24Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles
    • D01H1/244Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles each spindle driven by an electric motor

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドル軸を駆
動するための駆動用モータを該スピンドル軸と同軸に設
け、該スピンドル軸の回転により撚糸を行う撚糸ユニッ
トに関し、例えば複数の撚糸ユニットが並設されてお
り、各スピンドル軸毎に駆動用モータを設けた単錘駆動
型撚糸加工機における撚糸ユニットに関するものであ
り、特に、スピンドル軸を装着することなく各錘毎の駆
動用モータを構成可能とし、駆動用モータのロータに関
係なくスピンドル軸を駆動用モータ内に挿入又は抜き取
り可能な撚糸ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各スピンドル軸毎にそれと同軸に
駆動用モータを設け、該スピンドル軸の回転により、給
糸パッケージの周囲で糸条をバルーンしながら加撚する
単錘駆動型多重撚糸機が知られている。このような多重
撚糸機として、例えばスピンドル軸の1回転により糸条
に2回の撚りを付与する単錘駆動型二重撚糸機が知られ
ている。この二重撚糸機として、支持体であるスピンド
ルレールにモータハウジングを取り付け、該モータハウ
ジングの内周面に固着したステータ内に、外周面にロー
タを直接固着したスピンドル軸を挿入することにより駆
動用モータを構成するものが開発されている。
【0003】スピンドル軸にロータを直接固着し、駆動
用モータのステータ内にそのスピンドル軸を挿入又は抜
き取り可能に構成した例として、例えば、スピンドル軸
を支持体に固定されない状態とし、支持体及び支持体に
固定されたステータに対してスピンドル軸を着脱可能に
構成した撚糸スピンドルが知られている(特開平3−1
4636号参照)。具体的には、ロータをスピンドル軸
に直接固定し、支持体に取り付けたスリーブの内側にブ
ッシュを着脱自在に具備し、該ブッシュとスピンドル軸
との間に軸受を配置することによって、スピンドル軸を
スリーブに回動自在に支持するものとしている。このよ
うな構成においては、スピンドル軸は支持体に固定され
ていないので、スリーブに対してブッシュを着脱するこ
とにより、該ブッシュとともにスピンドル軸を容易に着
脱することができる。
【0004】スピンドル軸の回転数は生産した撚糸の撚
り数に直接影響するので、高品質の撚糸を得るには、撚
糸加工中における駆動用モータの回転数を正確に所望の
値に維持する必要がある。従って、多数のスピンドル軸
毎に駆動用モータを設けた単錘駆動型撚糸加工機につい
て、各錘毎に撚糸の品質にばらつきが生じないようにす
るため、多数の駆動用モータについて個別に品質検査を
行う必要がある。駆動用モータの品質検査においては、
実際に駆動用モータを回転駆動して、磁界の強さや電
圧,電流値等が測定される。例えば、ロータに永久磁石
を使用する場合、スピンドル軸にロータを接着等で固着
した後、そのロータに対して着磁作業を行い、その後ス
ピンドル軸を含む挿入物(ロータを含む)を挿入するこ
とにより駆動用モータを構成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、スピンドル軸にロータを直接固着する場合、ス
ピンドル軸を挿入しなければ駆動用モータを構成するこ
とができないので、スピンドル軸を装着しない状態では
駆動用モータの品質検査を行うことができないという問
題がある。即ち、まずスピンドル軸を含む回転体のバラ
ンス調整作業を完了した後、そのスピンドル軸を駆動用
モータ内に装着し、その後実際に駆動用モータを回転駆
動して品質検査を行う必要がある。従って、上記バラン
ス調整作業と品質検査とを同時に行うことができず、特
に多数の駆動用モータを取り扱う場合に大変不便であっ
た。
【0006】また、スピンドル軸にロータを直接固着す
る場合、スピンドル軸とロータとは一体的に着脱される
ので、ベアリング交換や条件変更時におけるスピンドル
軸の挿入又は抜き取り時等にロータが周囲に接触して損
傷する可能性がある。
【0007】さらに、条件変更等でスピンドル軸を含む
挿入物を交換する場合、例えば二重撚糸機において異な
る給糸径とするため回転ディスク等の径を変える場合、
スピンドル軸にロータが直接固着されていると、スピン
ドル軸とともにロータも交換する必要があり、特に高価
なロータを使用する場合に無駄であるとともに、交換後
に再度駆動用モータの品質検査を行う必要がある。さら
に、ベアリング交換を行う際、スピンドル軸に固着され
たロータに邪魔されずにベアリングを抜き取るために、
ロータの外径よりベアリング内径を大きくしておく必要
があり、ベアリング径に制限を受ける。ベアリング径の
大径化により、高速回転に対する耐久性が減少すること
になる。
【0008】そこで本発明は上記課題に鑑みてなされた
ものであり、スピンドル軸にロータを直接固着すること
により、スピンドル軸と一体的にロータを着脱する場合
における上記のような種々の不都合を解消することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、スピンドル軸を駆動するた
めの駆動用モータをスピンドル軸と同軸に設け、該スピ
ンドル軸の回転により撚糸を行う撚糸ユニットにおい
て、駆動用モータのロータとは分離してスピンドル軸を
駆動用モータ内に挿入又は抜き取り可能に構成したこと
を特徴とする。撚糸ユニットとしては、例えば、スピン
ドル軸の回転により、給糸パッケージの周囲で糸条をバ
ルーンしながら加撚する多重撚糸機であって、各スピン
ドル軸毎にそれを駆動するための駆動用モータを設けた
単錘駆動型多重撚糸機における撚糸ユニット、或いはス
ピンドル軸の回転により、巻取りボビンの周囲で案内リ
ングを円周上に旋回させて撚糸を行うリング精紡機であ
って、各スピンドル軸毎にそれを駆動するための駆動用
モータを設けた単錘駆動型リング精紡機における撚糸ユ
ニット等がある。
【0010】本発明では、駆動用モータ内に対するスピ
ンドル軸の挿入又は抜き取りを、駆動用モータのロータ
と一体的ではなく、そのロータとは分離して別個に行う
ことができるようにしたので、スピンドル軸を装着する
ことなく駆動用モータを構成することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、前記スピンドル軸
を駆動用モータ内から抜き取った状態において、前記ロ
ータを駆動用モータのステータに対向した状態に保持す
る保持手段を備えたことを特徴とする。本発明では、ス
ピンドル軸を駆動用モータ内から抜き取った状態でもロ
ータが駆動用モータ内に保持されるので、即ち、駆動用
モータ内(モータハウジング内)でロータをステータに
対向した状態に保持したままスピンドル軸を抜き取るこ
とができる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記スピンドル軸
とは別体に構成されて外周面に前記ロータを固着したス
リーブと、前記ステータを内周面に固着したモータハウ
ジングと、該モータハウジングに対して前記スリーブを
回転自在に支持する軸受とを備え、前記スリーブ内に前
記スピンドル軸を挿入又は抜き取り可能に構成したこと
を特徴とする。本発明では、モータハウジングに対して
スリーブを回転自在に支持させることで、スピンドル軸
とは全く無関係に駆動用モータを構成することができ
る。即ち、例えばロータとして永久磁石を使用する場
合、まずスピンドル軸とは別体に構成されたスリーブの
外周面にロータ(非着磁)を接着等で固着した後、その
ロータに対して着磁作業を行い、着磁後、そのスリーブ
をモータハウジングに対して軸受により回転自在に支持
することにより、スピンドル軸と無関係に駆動用モータ
を構成することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、前記軸受は前記ロ
ータの上下両側に設けられていることを特徴とする。本
発明では、ロータの上下両側でスリーブが軸受支持され
ているので、例えばスピンドル軸上方の2箇所において
スピンドル軸を軸受支持する場合に比してスピンドル軸
を短尺化することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、前記スリーブは軸
方向の中央部に太径部を有するとともに、軸方向の上下
両端部に前記太径部より外径の小さい細径部を有し、前
記太径部の外周面に前記ロータを固着するとともに、前
記細径部において前記軸受により回転自在に支持されて
いることを特徴とする。本発明では、ロータ接着部の外
径の増大により、ロータの外周面積が増大し、それによ
りロータと固定子との対向面積が増大する。ロータ及び
固定子の対向面積を増大させることにより、大きな回転
トルクを得ることができる。また、軸受支持部の外径を
小さくすることで、高速回転に対する耐久性を向上させ
ることができる。
【0015】請求項6記載の発明は、前記スリーブの内
周面に形成されたテーパ孔と、前記スピンドル軸の外周
面に形成されたテーパ部とを備え、前記スピンドル軸の
挿入により前記テーパ孔と前記テーパ部とがテーパ嵌合
するように構成されることを特徴とする。本発明では、
テーパ孔に案内されることにより、挿入したスピンドル
軸の中心位置決めを正確に行うことができる。
【0016】請求項7記載の発明は、前記スリーブに対
してスピンドル軸を挿入した状態では、そのスピンドル
軸を含む挿入物の自重により、前記テーパ嵌合面におい
て両者が撚糸加工中に相対回転しないような所定の摩擦
力を得るように構成したことを特徴とする。本発明で
は、スリーブに対してスピンドル軸を上方から挿入する
と、特にスリーブとスピンドル軸とを回転不能に固定す
る手段を他に設けることなく、撚糸加工中に両者を同期
して回転させることができる。また、例えば下方からス
ピンドル軸下端を叩くことにより、容易にスピンドル軸
の抜き取りが行える。
【0017】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1〜4を
用いて説明する。尚、本実施の形態では、スピンドル軸
を駆動するための駆動用モータをそのスピンドル軸と同
軸に設け、該スピンドル軸の回転により撚糸を行う撚糸
ユニットの一例として、二重撚糸機における撚糸ユニッ
トについて説明するが、他の種類の撚糸機や精紡機等に
も適用できることは言うまでもない。尚、二重撚糸機は
複数の錘が並設されて構成され、特に各錘毎の撚糸ユニ
ットにおけるスピンドル軸に個別に駆動用モータを設け
た単錘駆動型とする。
【0018】図1に、本実施の形態に係る二重撚糸機に
おける1錘分の撚糸ユニット(給糸部分)の側面断面図
を示す。尚、図示は省略するが、各錘において、撚糸ユ
ニットから最下流の巻取装置までの間に、撚糸された糸
条を糸走行方向に送り出すフィードローラ及び巻取りパ
ッケージの軸方向に糸条を綾振りするトラバース装置、
さらには適当箇所にある糸道変更用ガイド等が配置され
ている。
【0019】まず、図1を用いて、駆動用モータMを含
む給糸パッケージPの周辺部より構成される撚糸ユニッ
トの構造を説明する。各撚糸ユニットには軸方向を上下
とした1本のスピンドル軸1が設けられ、スピンドル軸
1の上端部には給糸パッケージPを載置する給糸載置台
(静止盤)2が軸受3,4を介して相対回転自在に設け
られている。給糸載置台2の外周部には、撚糸加工中
(スピンドル軸1の回転中)に給糸パッケージPを静止
状態に保持する静止用吸引部材5が設けられている。例
えば、吸引部材5はマグネットであり、固定側に吸引部
材5と対向するように設けられたマグネット(図示略)
との間で作用する磁気吸引力により給糸パッケージPを
静止保持する。
【0020】スピンドル軸1の上端部には、給糸載置台
2の直ぐ下方に位置するように、回転ディスク6が回転
不能に固着されている。回転ディスク6は、給糸径より
大きな径を有する円形状の皿部7と、皿部7の下方に固
着された円筒状の巻付部(糸貯留部)8とより構成され
る。巻付部8には糸条Yが通過する糸通路9が径方向に
形成されている。尚、解舒張力の変動は、巻付部8への
巻付量(遅れ角)が自動的に変動することにより吸収さ
れる。
【0021】スピンドル軸1は回転ディスク6の下方に
延長しており、その延長部には、スピンドル軸1を回転
駆動するための駆動用モータMが同軸上に設けられてい
る。即ち、スピンドル軸1を装着した状態では、スピン
ドル軸1の一部に駆動用モータMを直接設けた構成とな
っており、軸方向に並べて配置された同軸上の2つの軸
間で回転トルクを伝達するカップリングは使用されてい
ない。
【0022】駆動用モータMは、機台長手方向(左右方
向)に延びる固定の支持体(スピンドルレール)10の
上側に載置するように設けられている。駆動用モータM
は、スピンドル軸1の周囲に軸方向に所定長さをもって
設けられた円筒状のスリーブ11と、スリーブ11の外
周面の一部に回転不能に固着されたロータ(永久磁石)
12と、ロータ12の外方に設けられたモータ支持部1
3と、モータ支持部13の内周面にロータ12の外側に
対向するように設けられたステータ14と、モータ支持
部13の下側に嵌められた下側軸受支持部材15と、モ
ータ支持部13の上側に嵌められた上側軸受支持部材1
6と、スリーブ11と下側軸受支持部材15との間に設
けられ、ロータ12より下方においてスリーブ11を回
転自在に支持する下側ベアリング(ボールベアリング)
17と、スリーブ11と上側軸受支持部材16との間に
設けられ、ロータ12より上方においてスリーブ12を
回転自在に支持する上側ベアリング(ボールベアリン
グ)18と、支持体10を上下に貫通し、下側ベアリン
グ17の下面係止部を有する下側キャップ19と、上側
軸受支持部材16に上方から嵌められ、上側ベアリング
18の上面係止部を有する上側キャップ20と、ロータ
12と下側ベアリング17との間におけるスリーブ11
の外周面に固着された検出片(永久磁石)21とを有し
ている。
【0023】このように、支持体10の上側に駆動用モ
ータMを載置して設けることにより、上記遅れ角の目視
確認を支持体10に邪魔されることなく容易に行える。
尚、上方から、上側キャップ20,上側軸受支持部材1
6,モータ支持部13,下側軸受支持部材15及び下側
キャップ19によりモータハウジングが構成される。モ
ータハウジング,スリーブ11及び上下ベアリング1
8,17により、スピンドル軸1の挿入又は抜き取りと
は無関係に、即ちスピンドル軸1を駆動用モータMのス
リーブ11内から抜き取った状態において、ロータ12
をステータ14に対向した状態に保持する保持手段が構
成される。
【0024】スリーブ11は、軸方向中央に設けられた
太径部11aと、軸方向両端部(上下両端部)に設けら
れ、太径部11aより外径の小さい細径部11b,11
bとを有している。そして、ロータ12はスリーブ11
の太径部11aの外周面に固着されるとともに、上下ベ
アリング18,17はそれぞれ上下の細径部11b,1
1bの外周面とモータハウジング(上下軸受支持部材1
6,15)との間に設けられている。尚、スリーブ11
の太径部11aには、ロータ12を装着する際、そのロ
ータ12の上端が係合する係止部が形成されている。
【0025】また、スリーブ11の上端部には、上側ベ
アリング18の下端に係合する係止部が、スリーブ11
の下端部には下側ベアリング17の上端に係合する係止
部がそれぞれ形成されており、それらの両係止部により
上下ベアリング18,17間の距離がロータ12の軸方
向長さより長い距離に規定されている。
【0026】さらに、スリーブ11の所要箇所には、軸
方向の一側に向かって(上方から下方に向かって)次第
に縮径されるテーパ孔11cが形成されている。そし
て、スピンドル軸1の所要箇所には、スリーブ11のテ
ーパ孔11cと同程度の傾斜角となるテーパ部1aが軸
方向の一側に向かって次第に縮径するように形成されて
いる。テーパ孔11cとテーパ部1aとは、後述するよ
うにスピンドル軸1が装着された時、回転トルクを伝達
するようにテーパ嵌合する。尚、テーパ孔11c及びテ
ーパ部1aにおけるテーパ面の傾斜角度は、回転トルク
を確実に伝達でき且つスピンドル軸1の挿入又は抜き取
りが容易に行える程度に設定されている。
【0027】テーパ孔11cの軸方向の長さはロータ1
2の軸方向の長さより長くなっており、テーパ孔11c
の上端はロータ12の固着部分より上方に、テーパ孔1
1cの下端はロータ12の固着部分より下方に位置する
ようになっている。ロータ12はステータ14による磁
気作用により直接駆動トルクを受けるものであるが、こ
のようにスリーブ11の内側には軸方向の貫通孔が形成
され、該貫通孔は少なくともロータ12の固着部分より
上方から下方まで至るテーパ孔11cを含んでいる。こ
れにより、ロータ12に発生した駆動トルクをテーパ嵌
合面を介してより確実にスピンドル軸1に伝達すること
ができる。
【0028】以上のような構成により、駆動用モータM
を回転駆動することにより、ロータ12に同期してスリ
ーブ11に装着されたスピンドル軸1を回転させること
ができる。尚、検出片21による回転磁界は磁気センサ
(図示略)を介して外部の制御装置(図示略)に取り込
まれ、その検出回転数を用いて撚糸加工中に駆動用モー
タMが所望の回転数に維持される。
【0029】次に、図1の撚糸ユニットについて、撚糸
される糸条Yの糸道及び糸通しについて説明する。スピ
ンドル軸1の上部には、その上端に至るまで糸通路孔2
2が形成されている。糸通路孔22は、回転ディスク6
に形成された糸通路9に連通している。また、給糸パッ
ケージPの中心軸内には、スピンドル軸1の上方に位置
するように、糸条Yに所定の張力を付与するテンサー2
3が設けられている。給糸パッケージPから解舒された
糸条Yは、給糸パッケージPの中心軸内に上方から進入
した後、テンサー23により所定の張力が付与され、糸
通路孔22及び糸通路9を通過した後外方(回転ディス
ク6の径方向)に飛び出し、給糸パッケージP上方の中
心軸延長線上にあるバルーンガイド(図示略)に至る。
糸通路9から出た糸条Yは、バルーンガイドとの間でバ
ルーンを形成しつつ、回転ディスク6の回転により給糸
パッケージPの周囲を旋回する。このような糸道によ
り、給糸パッケージPからバルーンガイドに至るまでの
糸条Yに対して、スピンドル軸1の1回転により2回の
撚りが付与される。尚、給糸載置台2には、給糸パッケ
ージPの外側の一部又は全部を覆うように、バルーン糸
Yと給糸パッケージP外周面との接触を防止するための
給糸カバー24が設けられている。
【0030】スピンドル軸1の糸通路孔22が形成され
た以外の部分には、その下端に至るまでエアー供給孔2
5が形成されている。このようにスピンドル軸1は中空
となっており、エアー供給孔25も糸通路孔22と同様
に前記糸通路9に連通している。また、スピンドル軸1
の下側にはジョイント部材26が設けられている。該ジ
ョイント部材26にはエア供給管(図示略)が接続され
ており、エアー供給孔25に下方から噴出エアーを供給
できるようになっている。エアー供給孔25内に、スピ
ンドル軸1下端から上方に向かうエアーを供給すること
で、糸通路孔22及び糸通路9に糸送り方向の空気流を
発生させることができる。このような空気流を使って、
上述した糸道になるように糸通しを行うことができる。
【0031】次に、図2及び図3を用いて、本実施の形
態の要部である駆動用モータMの組立構造及びスピンド
ル軸1を含む回転体の装着について詳述する。駆動用モ
ータMの組立構造について説明すると、まずスリーブ1
1の太径部11aに所定の大きさを有するロータ12を
一体回転するように接着剤を用いて固着する。そして、
スリーブ11に固着したロータ12に対して着磁作業を
行うことで駆動用モータMの回転部が構成され、その回
転部に対する所定のバランス調整作業が行われる。
【0032】そして、下側軸受支持部材15とスリーブ
11下端部の細径部11bとの間に下側ベアリング17
が、上側軸受支持部材16とスリーブ11上端部の細径
部11bとの間に上側ベアリング18が位置するように
駆動用モータMの回転部を装着する。このようにして回
転部を装着後、上下キャップ19,20を装着すること
により、ロータ12の外側にステータ14が対向して該
ロータ12に所定の回転トルクを付与できる駆動用モー
タMが構成される。この状態で、駆動用モータMを実際
に回転駆動して所定の品質検査が行われる。
【0033】駆動用モータMの回転トルクは、ロータ1
2とステータ14との対向面積に関係するので、ロータ
12を太径部11aに固着することで、必要な回転トル
クを得るためのロータ12の軸方向長さを短くすること
ができる。従って、スピンドル軸1の軸方向の長さを短
くすることができる。また、ロータ12の固着箇所の外
径を太くしたにも関わらず、上下ベアリング18,17
での支持箇所の外径を小さくしたので、ベアリング1
8,17の高速回転に対する耐久性が向上する。
【0034】駆動用モータMの組み付けとは別個に、ス
ピンドル軸1に回転ディスク6等を固着することにより
駆動用モータM(スリーブ11)に対する挿入物が構成
される。この挿入物についても所定のバランス調整作業
が行われる。このバランス調整作業の完了後、上記のよ
うにスリーブ11を回転自在に装着した駆動用モータM
に対して、スピンドル軸1を含む挿入物を上方から挿入
することにより(図3参照)、スリーブ11と一体回転
するようにスピンドル軸1を装着することができる。挿
入時、スピンドル軸1は、その下端がスリーブ11の下
端を越える位置まで挿入される。挿入されるスピンドル
軸1は、テーパ孔11cに案内されることにより、所定
の中心軸上(駆動用モータMの回転軸上)で且つ所定の
高さに正確に位置決めされる。これにより、安定したス
ピンドル軸1の高速回転が達成される。尚、スピンドル
軸1が挿入されると、スピンドル軸1を含む挿入物の自
重により、撚糸加工中にスリーブ11とスピンドル軸1
とが一体回転するような摩擦力がテーパ嵌合面に作用す
る。
【0035】次に、スリーブ11に対するスピンドル軸
1の装着方法が異なる他の実施の形態について図4を用
いて説明する。本実施の形態では、スリーブ11に対す
るスピンドル軸1の固定手段として、スピンドル軸1に
対してスリーブ11を軸方向に当て止めする係止部1b
と、スピンドル軸1の外周面に形成されたネジ溝部1c
と、スピンドル軸1のネジ溝部1cに螺合するナット2
7とを備え、該ナット27によりスピンドル軸1の係止
部1bに対してスリーブ11を軸方向に押圧して両者を
回転不能に固定する例を示す。
【0036】より具体的に説明すると、スピンドル軸1
の所要箇所には、スリーブ11の上端が下方から係合す
る係止部1bが形成されている。また、スピンドル軸1
の下端部外周面には、ナット27が螺合するネジ溝1c
が形成されている。スピンドル軸1の長さは、スリーブ
11内に挿入した際、その下端がスリーブ11の下端よ
り突出するような長さとなっている。このような構成に
より、駆動用モータMを構成後、スピンドル軸1を上方
からスリーブ11内に挿入すると、係止部1bがスリー
ブ11上端に係合することにより、スピンドル軸1のそ
れ以上の落下が規制される。スピンドル軸1の挿入は下
方が開放した状態で行い、挿入後、下方からネジ溝1c
に対してナット27を締め付けることにより、スリーブ
11の上端をスピンドル軸1の係止部1bに押し付けて
両者を回転不能に固定することができる。
【0037】本実施の形態では、スピンドル軸1の外形
とスリーブ11の内径とについて、撚糸加工中にスピン
ドル軸1等の回転が不安定にならない程度の余裕を持た
せることができる。そして、ナット27の締め付けによ
り確実に両者を一体回転させることができるとともに、
ナット27の締め付けを解除することによりスピンドル
軸1の抜き取りが容易に行える。
【0038】尚、スピンドル軸1とスリーブ11とを一
体回転させるために、2つの実施の形態として、テーパ
嵌合を用いる例及びナット27の締め付けを行う例につ
いて説明したが、例えばスピンドル軸1の外周面及びス
リーブ11の内周面にそれぞれ複数の凹凸を形成し、両
者が歯車結合して回転トルクを伝達するようにしてもよ
い。また、それらを組み合わせた例を用いてもよく、例
えばスピンドル軸1の中心位置決めを確実に行うために
テーパ嵌合を採用し、さらに回転トルクの伝達をより確
実に行うため、それにナットによる締め付け或いは歯車
結合を付加するようにしてもよい。
【0039】以上のように、本実施の形態では、固定側
に駆動用モータMのステータ14を設け、該ステータ1
4に対向するようにロータ12を回転自在に保持した状
態を維持したまま、ロータ12(スリーブ11)に対し
てスピンドル軸1を回転不能状態に装着又はその状態か
ら離脱可能に構成した。即ち、駆動用モータM(スリー
ブ11)に対するスピンドル軸1の挿入又は抜き取りと
は無関係にロータ12をステータ14に対向した状態に
保持することにより、駆動用モータMのステータ14及
びロータ12とは分離して(別個に)スピンドル軸1を
駆動用モータM内に挿入又は抜き取り可能に構成したの
で、スピンドル軸1等の回転バランス調整作業とは別個
に駆動用モータMの品質検査が行える。また、スピンド
ル軸1の着脱時にロータ12が周囲に接触して損傷する
ことがない。さらに、給糸径の変更等の条件変更時に
は、品質検査の完了しているロータ12及びステータ1
4の組を変更することなく、径の異なる回転ディスク6
や給糸載置台2を装着したスピンドル軸1を挿入するこ
とにより対応できる。さらに、ベアリング交換を行うた
めに、ベアリング径がスピンドル軸に固着されたロータ
径に制限されることがなく、即ち、ベアリング内径をス
ピンドル軸に固着されたロータ外径より大きくすること
なくベアリング交換することができるので、ベアリング
径の小径化が達成でき高速回転に有利となる。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるので、
以下のような効果を奏する。請求項1〜3記載の発明に
よれば、スピンドル軸を挿入装着することなく駆動用モ
ータを構成することができるので、スピンドル軸等の回
転バランス調整作業と並行して駆動用モータMの品質検
査が可能となる。また、スピンドル軸の着脱をロータと
ともに行う必要がないので、スピンドル軸の着脱時にロ
ータが損傷することがない。さらに、給糸交換等の条件
変更時において、ロータ及びステータはそのままでスピ
ンドル軸を交換することができる。さらに、駆動用モー
タとスピンドル軸とを別体とし、駆動用モータのモータ
軸とスピンドル軸とをカップリングで連結する場合、両
軸の芯を正確に合わせることは非常に困難で、どうして
も回転時のふれが大きくなり効率が低下するが、スピン
ドル軸自体を駆動用モータ内に挿入するようにしたの
で、即ちスピンドル軸とモータ軸とを一体化したので、
両軸の芯合わせが不要となり、効率よく安定した回転が
行える。また、スピンドル軸とモータ軸とを別体で構成
すると、両軸をそれぞれ支持する軸受が必要となるが、
両軸を一体化することにより軸受の数も最小限にでき
る。
【0041】請求項2記載の発明によれば、スピンドル
軸を抜き取った状態でも、保持手段により確実にロータ
をステータに対向した状態に保持することができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、簡単な構造
により、スピンドル軸を抜き取った状態でロータをステ
ータに対向した状態に保持でき、スピンドル軸の挿入又
は抜き取りをロータとは分離して行うことができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、ロータの上
下両側でスリーブが軸受支持され、そのスリーブ内にス
ピンドル軸が挿入されるので、スピンドル軸の短尺化が
可能になるとともに、スピンドル軸の回転を安定したも
のにできる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、簡単な構造
により、慣性の大きな回転体の高速回転を可能とするこ
とができる。
【0045】請求項6記載の発明によれば、挿入したス
ピンドル軸の中心位置決めを正確に行うことにより、撚
糸加工中におけるスピンドル軸の回転を安定したものと
できる。
【0046】請求項7記載の発明によれば、簡単な構造
により、スピンドル軸の挿入又は抜き取りが容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る撚糸ユニットを示す側面断
面図である。
【図2】図1の撚糸ユニットの要部について、スピンド
ル軸を装着した状態を示す側面断面図である。
【図3】図1の撚糸ユニットの要部について、スピンド
ル軸を挿入する途中の状態を示す側面断面図である。
【図4】他の実施の形態に係る撚糸ユニットの要部につ
いて、スピンドル軸を装着した状態を示す側面断面図で
ある。
【符号の説明】
M…駆動用モータ、1…スピンドル軸、1a…テーパ
部、1b…係止部、1c…ネジ溝部、2…給糸載置台、
6…回転ディスク、10…支持体、11…スリーブ、1
1a…太径部、11b…細径部、11c…テーパ孔、1
2…ロータ、13…モータ支持部、14…ステータ、1
5…下側軸受支持部材、16…上側軸受支持部材、17
…下側ベアリング、18…上側ベアリング、19…下側
キャップ、20…上側キャップ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドル軸を駆動するための駆動用モ
    ータをスピンドル軸と同軸に設け、該スピンドル軸の回
    転により撚糸を行う撚糸ユニットにおいて、駆動用モー
    タのロータとは分離してスピンドル軸を駆動用モータ内
    に挿入又は抜き取り可能に構成したことを特徴とする撚
    糸ユニット。
  2. 【請求項2】 前記スピンドル軸を駆動用モータ内から
    抜き取った状態において、前記ロータを駆動用モータの
    ステータに対向した状態に保持する保持手段を備えた請
    求項1記載の撚糸ユニット。
  3. 【請求項3】 前記スピンドル軸とは別体に構成されて
    外周面に前記ロータを固着したスリーブと、前記ステー
    タを内周面に固着したモータハウジングと、該モータハ
    ウジングに対して前記スリーブを回転自在に支持する軸
    受とを備え、前記スリーブ内に前記スピンドル軸を挿入
    又は抜き取り可能に構成した請求項2記載の撚糸ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記軸受は前記ロータの上下両側に設け
    られている請求項3記載の撚糸ユニット。
  5. 【請求項5】 前記スリーブは軸方向の中央部に太径部
    を有するとともに、軸方向の上下両端部に前記太径部よ
    り外径の小さい細径部を有し、前記太径部の外周面に前
    記ロータを固着するとともに、前記細径部において前記
    軸受により回転自在に支持されている請求項4記載の撚
    糸ユニット。
  6. 【請求項6】 前記スリーブの内周面に形成されたテー
    パ孔と、前記スピンドル軸の外周面に形成されたテーパ
    部とを備え、前記スピンドル軸の挿入により前記テーパ
    孔と前記テーパ部とがテーパ嵌合するように構成される
    請求項3〜5のいずれかに記載の撚糸ユニット。
  7. 【請求項7】 前記スリーブに対してスピンドル軸を挿
    入した状態では、そのスピンドル軸を含む挿入物の自重
    により、前記テーパ嵌合面において両者が撚糸加工中に
    相対回転しないような所定の摩擦力を得るように構成し
    た請求項6記載の撚糸ユニット。
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