JP3321881B2 - 自動車の排気管取付装置 - Google Patents

自動車の排気管取付装置

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JP3321881B2 JP06281993A JP6281993A JP3321881B2 JP 3321881 B2 JP3321881 B2 JP 3321881B2 JP 06281993 A JP06281993 A JP 06281993A JP 6281993 A JP6281993 A JP 6281993A JP 3321881 B2 JP3321881 B2 JP 3321881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車その他の自動車
に適用する、自動車の排気管取付装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンに接続される排気管
は、一端がエンジンのエキゾーストマニホールドに接続
され、他端は触媒装置ならびにマフラーを介してテール
パイプに至る。エンジンのエキゾーストマニホールドへ
の接続はエンジンの側部において行なわれ、触媒装置ま
たはマフラーへの接続はエンジンの下方で車体の後方部
位で行なわれる。
【0003】図2はエンジンと排気管との関係を示すも
のである。この図において1はエンジンであり、2はそ
のエキゾーストマニホールド、3はこのエキゾーストマ
ニホールド2に接続される排気管、4は排気管3の下流
側に接続される排気管、5は排気管4の下流側に接続さ
れるマフラーである。この図示例の場合、排気管4は
「く」字状に屈折させてあり、その両端に設けられたフ
ランジ6,7が非平行状態に向いている。
【0004】フランジ6は排気管3のフランジ8にシー
ルリング9を介して図示しないボルトで結合され、フラ
ンジ7はマフラー5のフランジ10にシールリング11を介
して図示しないボルトで結合される。排気管4を「く」
字状にしたのは、排気管4の両端接続部に介装される2
個のシールリング9,11が、図示しない車体に対する前
後方向、横幅方向および上下方向のいずれの方向に振動
したときでも、これを吸収させるためである。
【0005】このように排気管3,4はエンジン1に接
続され、また車体に支持される関係上、エンジン1側か
ら受けた振動を車体側に伝えることになる。そこで、こ
の排気管3,4の車体への支持部には、図2には図示を
省略するが、マウントゴムが介装され、このマウントゴ
ムで排気管3,4の振動を吸収するようにしている。
【0006】この場合において排気管は、エンジン作動
中にかなりの高温になるので、マウントゴムが排気管に
直接接触しないようにし、ゴムの劣化を防止する必要が
ある。そこでマウントゴムと排気管との間に棒状ハンガ
ーを介装した技術が、実開平3-77018 号公報によって開
示されている。この技術によれば、排気管が放射する熱
は棒状ハンガーの部分で外気中に放散されるので、マウ
ントゴムには殆ど伝わらないことになる。
【0007】また、このように棒状ハンガーによらず
に、マウントゴムにカバーを被せることによって、ゴム
の劣化を防止することも行なわれる。そして、レイアウ
トの関係でマウントゴムと路面との間のクリアランスが
少なくなる場合には、走行中に路面との接触でゴムが破
断しないようガードを付ける必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにマウントゴ
ムにカバーをかけるときには、一般的には車体側あるい
は排気管(排気系の一部をなすマフラーも含む)のいず
れか側に溶接構造で取付けることになる。このため、こ
の溶接で作業工数が増え、コストも高くなることにな
る。
【0009】本発明はこの点に鑑みて成されたものであ
り、溶接によらずにマウントゴムにマウントゴムカバー
を取付ける技術を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、マウントゴムを介して排気管
を車体側部材に支持した自動車において、前記排気管が
両端にフランジを設けて排気流路中間部に位置するもの
であって、該フランジ近傍の排気管周面にブラケットを
取付け、該ブラケットと前記車体側部材に設けたマウン
トゴムとの間にマウントゴムカバーを配設し、前記マウ
ントゴムを前記ブラケットに取付けるボルトにより、マ
ウントゴムカバーを前記ブラケットに面接触させて共締
めしたものである。
【0011】
【作用】本発明は、排気管のフランジ近傍に配置させた
ブラケットを車体側に接続したことにより、排気管の接
続部付近を車体側で支持することになる。また、マウン
トゴムカバーを共締めしたことによりこの箇所の溶接が
不要になる
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1について説明
する。排気管4の外周部でフランジ6の近傍部位にはコ
字状のブラケット12が溶接によって取付けられている。
このブラケット12の中央平坦部にはねじ孔13が刻設され
ており、ボルト14の先端が螺合するようになっている。
15はマウントゴムであり、中央部に対向するように2個
のブラケット16,17が設けられているものである。
【0013】これらのブラケット16,17には、孔18,19
が設けられており、図において上方に位置するブラケッ
ト16の孔18には、車体側部材である筒状のブラケット20
が嵌合して取付けられるようになっている。図において
下方に位置するブラケット17の孔19には、ボルト14が挿
入されるスペーサ21が嵌合する。
【0014】22はマウントゴムカバーであり、マウント
ゴム15を排気管4側から覆うものである。このマウント
ゴムカバー22には、ブラケット12の孔13に対応する位置
に孔23が設けられており、ボルト14が貫通するようにな
っている。マウントゴム15のブラケット17に設けられた
孔19にはスペーサ21が嵌合し、ボルト14がこのスペーサ
21、ブラケット17の孔19、マウントゴムカバー22の孔23
を貫通して、ブラケット12のねじ孔13に螺合する。これ
により、マウントゴムカバー22は、マウントゴム15を排
気管4に取付けるボルト14により、共締めにより取付け
られることになる。
【0015】このような取付構造によれば、排気管4と
車体側部材である筒状のブラケット20との間にはマウン
トゴム15が介装されることになるから、振動はこのマウ
ントゴム15の弾性変化により吸収されることになる。そ
してマウントゴム15と排気管4との間にはマウントゴム
カバー22が介装されるので、マウントゴム15が排気管4
側からの熱の影響を受けることがない。
【0016】図示する実施例では、マウントゴムカバー
22として、上方が切り欠かれたものを使用したが、マウ
ントゴム15の排気管4側および全周を覆う形状のものを
使用してもようい。ただしこの場合には、マウントゴム
カバー22がマウントゴム15の機能に支障を与えないよう
にする必要がある。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た自動車の排気管取付装置であるから、マウントゴムカ
バーをマウントゴムに同一のボルトによって共締めした
ことにより、従来のような溶接が不要となり、組付け作
業の工数とコストの低減が図れることになる。また、同
一のマウントゴムを使用する部分では、同一部材の共通
化を図ることができることになる。さらにマウントゴム
カバーの材質や板厚、表面処理等の自由度が高くなる。
また、排気管は接続部のフランジ付近でブラケットを面
接触させて車体側に支持するので、排気管中央部で支持
するよりも振動の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を一部分解状態で示した斜視
図である。
【図2】エンジンの排気系を一部分解状態で示した斜視
図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 エキゾーストマニホールド 4 排気管 12 ブラケット 13 ねじ孔 14 ボルト 15 マウントゴム 16 ブラケット 17 ブラケット 19 孔 20 ブラケット 22 マウントゴムカバー 23 孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウントゴムを介して排気管を車体側部
    材に支持した自動車において、前記排気管が両端にフラ
    ンジを設けて排気流路中間部に位置するものであって、
    該フランジ近傍の排気管周面にブラケットを取付け、該
    ブラケットと前記車体側部材に設けたマウントゴムとの
    間にマウントゴムカバーを配設し、前記マウントゴムを
    前記ブラケットに取付けるボルトにより、マウントゴム
    カバーを前記ブラケットに面接触させて共締めしたこと
    を特徴とする自動車の排気管取付装置。
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