JPH0544499Y2 - - Google Patents

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JPH0544499Y2
JPH0544499Y2 JP1988118224U JP11822488U JPH0544499Y2 JP H0544499 Y2 JPH0544499 Y2 JP H0544499Y2 JP 1988118224 U JP1988118224 U JP 1988118224U JP 11822488 U JP11822488 U JP 11822488U JP H0544499 Y2 JPH0544499 Y2 JP H0544499Y2
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sensor
exhaust
engine
tube
vibration
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車のO2センサ配置構造に関
する。
従来の技術 自動車にあつては、エンジンの排気通路にO2
センサを備えたものである。
この一例を第2図によつて説明すると、直列4
気筒エンジン1の排気ポート2には、エキゾース
トマニホールド3が取り付けられ、このエキゾー
ストマニホールド3にはエキゾーストチユーブ4
が取り付けられている。
上記エキゾーストチユーブ4とエキゾーストマ
ニホールド3との取付部の近傍、具体的には、上
記取付部の上流側のエキゾーストマニホールド3
あるいは取付部の下流側のエキゾーストチユーブ
4にはO2センサ5が取り付けられるようになつ
ている。
そして、上記エキゾーストチユーブ4の中途に
はエンジン振動の遮断を目的としたフレキシブル
チユーブ6が介装され、その下流には触媒コンバ
ータ7が配置されている。
一方、第3図に示すようなV型6気筒エンジン
8にあつてはO2センサ5は左右バンクのエキゾ
ーストマニホールド3に設けられたり、エキゾー
ストチユーブ4のフレキシブルチユーブ6の上流
に設けられるようになつている。尚、フレキシブ
ルチユーブ6の下流には触媒コンバータ7が設け
られている(この類似構造は例えば昭和61年6月
日産自動車(株)発行サービス周報第557号NISSAN
スタンザB−70頁に示されている)。
考案が解決しようとする課題 第2図に示すO2センサ5の配置構造にあつて
は、取付位置がいづれであつてもエンジン1の振
動がO2センサ5に伝達されてしまうため、O2
ンサ5の動きを考慮して、O2センサ5のハーネ
ルを余裕をもたせるため長く設定する必要があ
り、その結果コストアツプにつながると共に検出
信号の伝達経路が長くなり信頼性が低下するとい
う問題がある。
また、第3図に示す配置構造にあつては、エキ
ゾーストマニホールド3に取り付けるタイプで
は、O2センサ5が2つ必要であるためコスト高
になるという問題があり、エキゾーストチユーブ
4に取り付けるタイプではフレキシブルチユーブ
6の配置位置が車両後方寄りになるため、エキゾ
ーストチユーブ4のエンジン振動による動きが大
きく、耐久性の点及びエンジンルームスペースを
多く必要とする点で不利になるという問題があ
る。
そこで、この考案は、O2センサの振動を防止
すると共にエキゾーストチユーブ等の排気系にも
悪影響を及ぼすことがない自動車のO2センサ配
置構造を提供するものである。
課題を解決するための手段 排気通路の中途に、エンジン振動の下流側への
伝達を阻止する振動吸収部が設けられると共にそ
の下流に触媒コンバータを介装され、これら振動
吸収部と触媒コンバータとの間の排気通路にO2
センサの取付部が設定されている。
作 用 振動吸収部によつてエンジン振動がO2センサ
に伝達されるのを阻止すると共に振動吸収部をエ
ンジン寄りに設定することを可能とし、排気通路
の振動発生を抑える。
実施例 以下、この考案の実施例を図面と共に前記従来
の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1図において、4は排気通路としてのエキゾ
ーストチユーブを示し、このエキゾーストチユー
ブ4は図示しないエキゾーストマニホールドを介
してエンジン(図示せず)に接続されている。
上記エキゾーストチユーブ4には下流側に振動
吸収部としてのフレキシブルチユーブ6が介装さ
れ、このフレキシブルチユーブ6の下流には、触
媒コンバータ7が接続されている。
そして、上記フレキシブルチユーブ6と触媒コ
ンバータ7との間のエキゾーストチユーブ4に取
付部9が設けられ、この取付部9にO2センサ5
が取り付けられている。
尚、10はダツシユロアクロスメンバ、11は
フロアパネルを示す。
上記実施例構造によれば、エンジンの振動はエ
キゾーストマニホールドからエキゾーストチユー
ブ4に伝達されるもののフレキシブルチユーブ6
により吸収されるためO2センサ5の取付部9に
は至らず、O2センサ5のハーネスを必要最少限
に短くできコストダウンが可能となると共に信号
伝達経路の短縮化により検出精度も高められる。
また、このようなO2センサ5の配置は、エン
ジンが直列4気筒であつてもV型6気筒であつて
もこれに左右されることなく適用できると共に単
一のO2センサ5を用いれば良い点で有利となる。
そして、フレキシブルチユーブ6の上流側に
O2センサ5の取付部を配置した従来に比較して、
O2センサ5の取付部9をフレキシブルチユーブ
6の下流側に配置した分だけエキゾーストチユー
ブ4の振れを小さくでき、耐久性が高まり、また
振れを考慮しなくて良い分だけエンジンルームス
ペースを拡大することができる。
尚、この考案は上記実施例に限られるものでは
なく、例えば振動吸収部として球面継手等を用い
ることもできる。
考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によれば、振
動吸収部によりO2センサへの振動伝達が阻止さ
れるため、O2センサのハーネス類は最少限の長
さで済み、したがつてコストダウンが図れると共
に信号伝達経路の短縮化により検出精度も高めら
れるという効果がある。
また、エンジンの型式、例えば直列4気筒、V
型6気筒等の如何にかかわらず、1つのO2セン
サで良いため、この点でも低コスト化が可能とな
る。
そして、振動吸収部をエンジンの排気通路の上
流端に設定することが可能となるため、排気経路
の大部分の振動を抑制することができ、排気系の
耐久性の向上と、エンジンルームスペースの実質
的な拡大化を図ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2,3図は各々従来技術の模式的側面図である。 4……エキゾーストチユーブ、5……O2セン
サ、6……フレキシブルチユーブ(振動吸収部)、
7……触媒コンバータ、9……取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気通路の中途に、エンジン振動の下流側への
    伝達を阻止する振動吸収部が設けられていると共
    にその下流に触媒コンバータが介装され、これら
    振動吸収部と触媒コンバータとの間の排気通路に
    O2センサの取付部が設定されていることを特徴
    とする自動車のO2センサ配置構造。
JP1988118224U 1988-09-08 1988-09-08 Expired - Lifetime JPH0544499Y2 (ja)

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JP1988118224U JPH0544499Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08

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JP1988118224U JPH0544499Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08

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JPH0239525U JPH0239525U (ja) 1990-03-16
JPH0544499Y2 true JPH0544499Y2 (ja) 1993-11-11

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JP5585213B2 (ja) * 2010-05-28 2014-09-10 スズキ株式会社 内燃機関の排気ガス通路構造

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JPH0239525U (ja) 1990-03-16

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