JP3321672B2 - 自動二輪車のウインドシールド取付構造 - Google Patents

自動二輪車のウインドシールド取付構造

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JP3321672B2
JP3321672B2 JP08632592A JP8632592A JP3321672B2 JP 3321672 B2 JP3321672 B2 JP 3321672B2 JP 08632592 A JP08632592 A JP 08632592A JP 8632592 A JP8632592 A JP 8632592A JP 3321672 B2 JP3321672 B2 JP 3321672B2
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case
switch case
stopper
windshield
plate
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靖朗 石原
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バーハンドルに、ウ
インドシールドを取付ける自動二輪車のウインドシール
ド取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、例えばステアリングシ
ャフトの上部にバーハンドルを支持し、このバーハンド
ルにウインドシールドを取付けるものがあり、このウイ
ンドシールドの取付は、例えばバーハンドルの左右に特
別なステーを溶接し、この左右のステーにウインドシー
ルドを支持している。一方、バーハンドルの左右にはス
イッチケースが設けられ、このスイッチケースにバック
ミラーが取付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、バーハン
ドルに特別なステーを溶接すると、その分手数がかかる
とともに、重量が増加し、費用も嵩む等の不具合があ
る。このため、例えばバーハンドルの左右に設けられた
スイッチケースに形成されたバックミラーの取付部を利
用してウィンドシールドを支持することができれば、軽
量で安価なウインドシールドの取付が可能になるが、ウ
インドシールドにかかる風圧等でスイッチケースがバー
ハンドルに対して回ることがないように配慮する必要が
ある。
【0004】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたもので、ウインドシールドを軽量で、かつ安価な構
造で、確実にバーハンドルに支持することができる自動
二輪車のウインドシールド取付構造を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、ステアリングシャフトの上部にバーハ
ンドルを支持し、このバーハンドルの左右にスイッチケ
ースを設け、このスイッチケースにバックミラーを取付
けた自動二輪車において、前記バーハンドルをハンドル
カバーの外側に突出させ、その突出部にスイッチケース
を回動可能に取り付け、前記スイッチケースは前側ケー
スと後側ケースからなり、この前側ケースにバックミラ
ーの取付部を形成し、このバックミラーの取付部にウィ
ンドシールドを取付け、前記前側ケース内に中空部を形
成し、前記前側ケースの内面から中空部に向けて鈍角状
に突出した段部を形成し、前記バーハンドルに板状のス
トッパを固定し、前記後側ケースにも中空部を形成し、
その端面に板材を固定し、前記板材と前記段部の間にス
トッパを位置させ、前記スイッチケースの回転を前記ス
トッパにより規制することを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明では、スイッチケースに形成されたバ
ックミラーの取付部にウィンドシールドをバックミラー
と共に取付けており、ウインドシールドが特別な部材を
用いないで簡単に取付けられる。
【0007】また、このスイッチケースは、その内部に
て、バーハンドルに固定した板状のストッパが板材と段
部の間に位置しており、走行中にウィンドシールドに前
方から風圧がかかってスイッチケースが回転しても段部
が板状のストッパに面接触し、また後ろ側から風圧がか
かってスイッチケースが回転しても板材が板状のストッ
パに面接触し、スイッチケースの回り止めが、簡単な構
造で、外観も良く、しかも確実に行なわれる。また、ス
イッチケースの回り止めが板状のストッパの面接触によ
って行なわれるため、ストッパー部が磨耗しスイッチケ
ースの回動方向へのがたつき等を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の自動二輪車のウインドシー
ルド取付構造の一実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。図1はこの発明を適用した自動二輪車の側面
図、図2はこの自動二輪車の正面図、図3はハンドル部
の側面図、図4はハンドル部の平面図、図5は図4のV
ーV断面図、図6はウインドシールドの取付けを示す斜
視図である。
【0009】図において符号1はスクータ型車両で、こ
のスクータ型車両1の車体を構成するヘッドパイプ2に
はメインフレーム3が後方へ延びるように溶接され、こ
のヘッドパイプ2とメインフレーム3の前側は前側カバ
ー4及び後側カバー5で覆われている。ヘッドパイプ2
にはステアリングシャフト6が回動可能に設けられ、こ
のステアリングシャフト6の上部には左右に延びるバー
ハンドル7が設けられている。ステアリングシャフト6
の下部にはアンダブラケット8が固定され、このアンダ
ブラケット8には左右一対のフロントフォーク9を構成
する左右一対のインナチューブ10の上部が取付けら
れ、またアウタチューブ11の下部には車軸12が支持
され、この車軸12に前輪13が回転可能に設けられて
いる。
【0010】また、後側カバー5の後方にはフートボー
ド14が設けられ、そのさらに後方にはリヤカバー15
が設けられている。このリヤカバー15の下方にユニッ
トスイングエンジン16が配置され、この後側には後輪
17が取付けられている。ユニットスイングエンジン1
6の前端はブラケット18を介して車体に支持され、後
端はクッションユニット19によって車体に支持されて
いる。リヤカバー15の上部にはタンデムシート20が
設けられ、このタンデムシート20の下方にはヘルメッ
ト収納箱21が設けられ、さらにこのヘルメット収納箱
21の後方には燃料タンク22が配置されている。
【0011】前記ステアリングシャフト6の上部に支持
されたバーハンドル7にはヘッドライト23が保持さ
れ、このヘッドライト23とバーハンドル7の周囲は、
前側ハンドルカバー24と後側ハンドルカバー25とで
覆われ、この後側ハンドルカバー25にはメータ26が
設けられている。
【0012】このバーハンドル7の左右両端部にはグリ
ップ27が設けられ、このグリップ27の内側にスイッ
チケース28が取付けられ、このスイッチケース28は
前側ケース28aと後側ケース28bからなっている。
この右側のスイッチケース28の内側に設けられたホル
ダ29にはフロントブレーキレバー30が取付けられ、
左側のスイッチケース28の内側に設けられたホルダ3
1にはリヤブレーキレバー32が取付けられている。
【0013】それぞれのスイッチユケース28の前側ケ
ース28aがバックミラー34の取付部を構成してお
り、このそれぞれの前側ケース28aのボス部28cに
取付ブラケット33を当てがい、この取付ブラケット3
3の孔部33aにボルトナット35を挿通し、このボル
トナット35をボス部28cのネジ穴28dに螺着す
る。そして、このボルトナット35にバックミラー34
の軸部34aを螺着する。このように、ボルトナット3
5の締付けで、取付ブラケット33がバックミラー34
と共に取付けられる。この取付ブラケット33の孔部3
3bにステー36が装着して溶接され、このステー36
の上部にウィンドシールド37が取付けられている。
【0014】スイッチケース28の前側ケース28aと
後側ケース28bはバーハンドル7の前後から接合して
不図示のねじで互いに結合され、これによりバーハンド
ルを狭持して取付けられている。この前側ケース28a
には中空部28eが形成されており、この中空部28e
内に形成した段部28fと当接してスイッチケース28
の回りを規制する板状のストッパ38が、バーハンドル
7に溶接して固定されている。また、後側ケース28b
には中空部28gを形成し、その端面に板材50が固定
され、この板材50と前側ケース28aの段部28fと
の間にストッパ38が位置づけられている。このストッ
パ38はスイッチケース28の前側ケース28a、後側
ケース28bをバーハンドル7に組付ける際、これらの
位置決めを兼ねている。このストッパ38は前側ケース
28aの中空部28e内に位置しており、外部から見え
ないので体裁がよい。また、このストッパ38は板状と
されているので、前側ケース28の段部28f及び後側
ケース28bの板材50に面接触している。
【0015】この自動二輪車の走行時に、ウインドシー
ルド37に風圧がかかると、図5に示すように取付ブラ
ケット33を介して前側ケース28aに矢印方向へ回わ
す力が作用するが、前側ケース28aの中空部28e内
に形成した段部28fがストッパ38に当接し、スイッ
チケース28の回りが規制される。また、逆方向の力が
作用して、スイッチケース28が逆方向に回ろうとした
場合には、このストッパ38が後側ケース28bの板材
50に当接して、この回転を規制する。このストッパ3
8はバックミラー34の取付部の直近であるため、スイ
ッチケース28に無理な力が作用することがなく、また
確実にスイッチケース28の回りを規制できる。
【0016】
【発明の効果】前記のように、この発明は、スイッチケ
ースに形成されたバックミラーの取付部にウィンドシー
ルドをバックミラーと共に取付けているから、ウインド
シールドを特別な部材を用いないで簡単に取付けること
ができる。
【0017】また、このスイッチケースは、その内部に
て、バーハンドルに固定した板状のストッパが板材と段
部の間に位置しており、走行中にウィンドシールドに前
方から風圧がかかってスイッチケースが回転しても段部
が板状のストッパに面接触し、また後ろ側から風圧がか
かってスイッチケースが回転しても板材が板状のストッ
パに面接触し、スイッチケースの回り止めが、簡単な構
造で、外観も良く、しかも確実に行なわれる。また、ス
イッチケースの回り止めが板状のストッパの面接触によ
って行なわれるため、ストッパー部が磨耗しスイッチケ
ースの回動方向へのがたつき等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車の側面図である。
【図2】自動二輪車の正面図である。
【図3】ハンドル部の側面図である。
【図4】ハンドル部の平面図である。
【図5】図4のVーV断面図である。
【図6】ウインドシールドの取付けを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 スクータ型車両 2 ヘッドパイプ 6 ステアリングシャフト 7 バーハンドル 33 取付ブラケット 34 バックミラー 37 ウインドシールド 38 ストッパ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングシャフトの上部にバーハンド
    ルを支持し、このバーハンドルの左右にスイッチケース
    を設け、このスイッチケースにバックミラーを取付けた
    自動二輪車において、 前記バーハンドルをハンドルカバーの外側に突出させ、
    その突出部にスイッチケースを回動可能に取り付け、 前記スイッチケースは前側ケースと後側ケースからな
    り、この前側ケースにバックミラーの取付部を形成し、
    このバックミラーの取付部にウィンドシールドを取付
    け、 前記前側ケース内に中空部を形成し、前記前側ケースの
    内面から中空部に向けて鈍角状に突出した段部を形成
    し、前記バーハンドルに板状のストッパを固定し、 前記後側ケースにも中空部を形成し、その端面に板材を
    固定し、前記板材と前記段部の間にストッパを位置さ
    せ、 前記スイッチケースの回転を前記ストッパにより規制す
    ることを特徴とする自動二輪車のウインドシールド取付
    構造。
JP08632592A 1992-03-10 1992-03-10 自動二輪車のウインドシールド取付構造 Expired - Lifetime JP3321672B2 (ja)

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JP5729076B2 (ja) * 2011-03-28 2015-06-03 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の風防装置とその取付方法
JP2015024703A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 株式会社デイトナ 自動二輪車用ハンドルバーの機能拡張機構
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