JP3241421B2 - スクータのロック掛け装置 - Google Patents

スクータのロック掛け装置

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JP3241421B2
JP3241421B2 JP04745592A JP4745592A JP3241421B2 JP 3241421 B2 JP3241421 B2 JP 3241421B2 JP 04745592 A JP04745592 A JP 04745592A JP 4745592 A JP4745592 A JP 4745592A JP 3241421 B2 JP3241421 B2 JP 3241421B2
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scooter
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道雄 田中
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ−、チェ−ン、
U字型ロッドなどを用いた環状のロックを掛けて2、3
輪のスク−タの盗難を防止するロック掛け装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術および発明の背景】2、3輪のスク−タに
おいて盗難を防止するためのロックの一種として、ワイ
ヤやチェ−ンやU字型ロッドなどを用いた環状のロック
が広く用いられている。この種のものはワイヤ、チェ−
ン、U字型ロッドを車体と地上固定物との間に掛け回し
て環状にロックするものである。
【0003】ここに車体側にはワイヤ、チェーン、U字
型ロッドなどが通る孔を設けておく必要がある。例えば
図2(B)に仮想線で示すように、足置板の車体幅方向
の中央付近に突出する環状の金具Aを設けたものが従来
より公知である。しかしこの金具Aは足置板に足を載せ
る際の障害になるばかりでなく、地上固定物から遠くな
るのでワイヤ、チェーン、U字型ロッドが十分長くなけ
ればならないという問題があった
【0004】
【発明の解決しようとする課題】 本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであり、足置に足を載せる際の
障害ならず、地上固定物に近く短かいロックの使用が可
能になるようにしたスクータのロック掛け装置を提供す
るものである
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明によればこの課題
は、足置板と一体またはこれに連続して車体幅方向に突
出しかつフレームを覆うカバーで形成された側縁を有す
スクータにおいて、前記側縁の一部に前記側縁の厚さ
方向に通りかつ車体幅方向に開いた切欠きを設け、この
切欠き内を前記カバーの外面にほぼ沿って前記側縁の長
さ方向に前記フレームを通し、前記フレームの前記切欠
きを通る部分に環状のロックを掛け止め可能にしたこと
を特徴とするスクータのロック掛け装置により達成され
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例である2輪スク−タ
の側面図、図2はその平面図、図3(A)は要部を示す
後面図、図3(B)は使用状態を示す斜視図である。
【0007】図1、2において、符号10はフレ−ムで
あり、操向軸筒12と、この操向軸筒12から斜下後方
にのびる1本のメインチュ−ブ14と、このメインチュ
−ブ14の後端から斜上後方へのびる左右一対のリヤチ
ュ−ブ16、16とを有する。操向軸筒12には前フォ
−ク18が左右回動自在に保持され、この前フォ−ク1
8には前輪20が取付けられている。22は操向ハンド
ルバ−である。
【0008】操向軸筒12およびメインチュ−ブ14は
レッグシ−ルド24で覆われ、その下部はリヤチュ−ブ
16の前部を覆っている。このリヤチュ−ブ16前部の
上方が平板状の足置板26となっている。またレッグシ
−ルド24内には電池27が収容されている。
【0009】28は動力ユニットであり、エンジン30
と、このエンジン30の左側面から後方へのびる伝動ケ
−ス32と、この伝動ケ−ス32の後端に取付けた後輪
34とを有する。この動力ユニット28はリヤチュ−ブ
16に設けたブラケット36に短かいリンクを介して連
結され、後端が1本のクッションユニット38に支持さ
れている。この結果公知のユニットスイング式後輪懸架
装置が形成される。
【0010】リヤチュ−ブ16の上方には、荷物ケ−ス
40と燃料タンク42とが前後に配設されている。荷物
ケ−ス40はフルフェイス型のヘルメット44が収容可
能な大容量のものであり、その開口は運転シ−ト46に
より開閉される。この運転シ−ト46の下方はリヤカバ
−48で覆われている。すなわちこのリヤカバ−48
は、荷物ケ−ス40、燃料タンク42、リヤチュ−ブ1
6およびエンジン30を囲み、その前下部は足置板26
に滑らかに接続されている。
【0011】ここに前記動力ユニット28を支持するブ
ラケット36は、図1に示すようにリヤチュ−ブ16か
ら下方へ突出している。左側のブラケット36と、左側
のリヤチュ−ブ16の前部の急傾斜部16aとは、平面
視略く字状のブラケット50で連結されている。このブ
ラケット50はその中央付近が車体側縁に臨み前方へ向
って下降するように斜めに固着されている。
【0012】前記リヤカバ−48の左右側縁48a、4
8aは車体幅方向に突出し、その前部は足置板26に滑
らかに連続して運転者が足を置ける一方、その後部は運
転シ−ト46の後部に着座する同乗車が足を置けるよう
になっている。ここに前記ブラケット50は左側の側縁
48aの下方に位置しこの側縁48aを支持する。また
左側の側縁48aには車体中心側へ陥没する切欠き52
が形成され、この切欠き52に前記ブラケット50の中
央付近が臨んでいる。
【0013】このブラケット50はフレ−ム10に固着
されてフレ−ム10の一部となり、ここに環状のロック
54が掛止め可能となっている。すなわち図3の(B)
に示すように、例えばU字形ロッドを有するロック54
が、切欠き52に臨むフレ−ムの一部であるブラケット
50と、ガ−ドレ−ルの支持ポ−ルなどの路側の地上固
定物56とに掛け回される。切欠き52、ブラケット5
0は車体の左側縁に設けられているから、車体を道路の
左側に駐車する際に地上固定物56に近接することにな
る。このため短かい環状のロック54が使用可能にな
る。
【0014】ここにブラケット50はその前部が低くな
るように傾斜しているので、垂直なガ−ドレ−ルの支持
ポ−ルなどで地上固定物56にU字形ロッドを有するロ
ック54で掛止める際に都合がよい。また道路の右側に
駐車する際には、切欠き52およびブラケット50を車
体の右側に設ければよい。図2で52A、50Aはこの
場合の切欠きおよびブラケットを仮想線で示すものであ
る。
【0015】図4は他の実施例の側面図、図5はその平
面図である。この実施例はサイドチュ−ブ16A自身を
リヤカバ−48Aの側縁48bに設けた切欠き52Bに
臨ませたものである。ここで用いるフレ−ム10Aは、
車体側縁付近を通る左右一対のサイドフレ−ム16A、
16Aを操向軸筒12Aから後方へ延出させる一方、こ
れらサイドフレ−ム16A、16Aの中央付近を連結す
るクロスチュ−ブ60と操向軸筒12Aとを1本のメイ
ンチュ−ブ14Aで連結したものである。
【0016】リヤカバ−48Aの側縁48bは足置板2
6Aに連続し、運転者および同乗車が足置き可能であ
る。左側の側縁48bには切欠き52Aが形成され、こ
の切欠き52Aに左側のサイドチュ−ブ16Aが臨んで
いる。従ってこの切欠き52Aに臨むサイドチュ−ブ1
6Aに、図3の(B)に示す環状のロック54が掛止め
可能である。
【0017】なおこれらの図では、前記図1、2、3と
同一部分には同一符号を付したので、その説明は繰り返
さない。また以上の各実施例では、リヤカバー48、4
8Aの側縁に48a、48bに切欠き50、50Aを設
けたが、本発明はこれに限られない。例えば足置板2
6、26Aの側縁に切欠きを設け、ここにフレームの一
部を臨ませて環状のロックを掛止め可能としてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように、スクータのカバ
で形成され足置板と一体またはこれに連続して車体幅
方向に突出する側縁に、側縁の厚さ方向に通りかつ車体
幅方向に開いた切欠きを設け、この切欠き内をカバーの
外面にほぼ沿って側縁の長さ方向にフレームを通し、こ
フレームの切欠きを通る部分に環状のロックを掛止め
可能としたものであるから、足置板の上面に掛止め用金
具を突設する必要がなく、運転者が足を置く際の障害に
ならない。また地上固定物に近い側縁に切欠きを設ける
ことにより、短かい環状にロックが使用可能になるとい
う効果もある。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図
【図2】同じく平面図
【図3】同じく後面図(A)および斜視図(B)
【図4】他の実施例の側面図
【図5】その平面図
【符号の説明】
10、10A フレ−ム 16 リヤチュ−ブ 16A サイドチュ−ブ 48、48A リヤカバ− 50 フレ−ムの一部となるブラケット 52、52A 切欠き 54 環状のロック 56 地上固定物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62H 5/00 B62K 11/10 B62J 1/28 B62J 39/00 B62J 7/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足置板と一体またはこれに連続して車体
    幅方向に突出しかつフレームを覆うカバーで形成された
    側縁を有するスクータにおいて、前記側縁の一部に前記
    側縁の厚さ方向に通りかつ車体幅方向に開いた切欠きを
    設け、この切欠き内を前記カバーの外面にほぼ沿って前
    記側縁の長さ方向に前記フレームを通し、前記フレーム
    の前記切欠きを通る部分に環状のロックを掛け止め可能
    にしたことを特徴とするスクータのロック掛け装置。
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