JP3319645B2 - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気制御装置

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JP3319645B2 JP02017194A JP2017194A JP3319645B2 JP 3319645 B2 JP3319645 B2 JP 3319645B2 JP 02017194 A JP02017194 A JP 02017194A JP 2017194 A JP2017194 A JP 2017194A JP 3319645 B2 JP3319645 B2 JP 3319645B2
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の吸気弁開口に連
なる吸気通路内に通路面積を可変制御する吸気制御弁を
備えたエンジンの吸気制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの特に低速回転域における燃焼
状態を改善するために、気筒内に導入される吸気流に縦
渦(いわゆるタンブル),あるいは横渦(いわゆるスワ
ール)を発生させることが有効であることが知られてい
る。タンブルを発生できるようにした吸気制御装置とし
て、従来例えば、吸気通路を隔壁により天壁側通路と底
壁側通路とに画成し、底壁側通路を開閉するタンブルバ
ルブを設けたものがある。この従来装置では、低吸入空
気量時にタンブルバルブにより底壁側通路を閉じること
により、吸入空気を天壁側通路から気筒内に縦方向に流
入させ、もってタンブルを発生するようにしている。
【0003】また上記スワールを発生できるようにした
吸気制御装置として、従来例えば特開昭60−1593
34号公報,特開昭62−101822号公報に開示さ
れているように、左,右2つの吸気弁開口を有する場合
に、吸気通路を隔壁により左,右の通路に画成し、一方
の通路を開閉するスワールバルブを設けたものがある。
この従来装置では、低吸入空気量時にスワールバルブに
より一方の通路を閉じることにより、吸入空気を他方の
通路から気筒内に内周面に沿って旋回するように流入さ
せ、もってスワールを発生するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記従来のタンブル
発生用吸気制御装置の場合、タンブルをより確実に発生
させるには天壁側通路を狭くして流速を高めれば良い。
しかしこの方法では低吸入空気量時に吸気抵抗が増大す
るので、天壁側通路を狭くするにも限度がある。また複
数の吸気弁開口を有する場合は、各吸気弁開口からの吸
気流の干渉が生じ易いという問題もある。
【0005】また上記従来のスワール発生用吸気制御装
置の場合、スワールをより確実に発生させるには上記ス
ワールバルブの配設されていない他方の通路面積を狭く
設定して流速を高めれば良い。しかしこの方法の場合、
高吸入空気量時に他方の吸気抵抗が増大し、必要な空気
量が確保困難となる問題が生じる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなてなれ
たものであり、吸気抵抗を増大することなくタンブル,
又はスワールをより確実に発生させることができるエン
ジンの吸気制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【問題点を解決するための手段】請求項1の発明は、複
数の吸気弁開口に連なる吸気通路内に吸気通路面積を可
変制御する吸気制御弁を備えたエンジンの吸気制御装置
において、上記吸気通路を隔壁により上記一部の吸気弁
開口に連なる第2通路と残りの吸気弁開口に連なる第1
通路とに画成し、該第2通路を低吸入空気量時に全閉
し、高吸入空気量時に全開する第2制御弁を設け、上記
第1通路を低吸入空気量時に該第1通路の天壁側又は側
壁側の一部のみが開いた状態に閉じ、高吸入空気量時に
全開する第1制御弁を設け、上記第2制御弁が、上記第
1,第2通路をカム軸方向に貫通しかつ回転可能に配設
された第2a弁軸に上記第2通路に対応した形状の第2
a弁板を固定したものであり、上記第1制御弁が、上記
第1,第2通路をカム軸方向に貫通しかつ回転可能に配
設された第1a弁軸に上記第1通路に対応した形状でか
つ上記天壁側縁部又は外側壁側縁部に切欠を有する第1
a弁板を固定したものであり、上記第2a弁軸が第1a
弁軸内に回転可能に挿通されていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項2の発明は、上記第2制御弁が、上
記第2通路をカム軸直角方向に貫通しかつ回転可能に配
設された第2c弁軸に上記第2通路に対応した形状の第
2c弁板を固定したものであり、上記第1制御弁が上記
第1通路をカム軸直角方向に貫通しかつ回転可能に配設
された第1c弁軸に上記第1通路に対応した形状でかつ
上記天壁側縁部又は外側壁側縁部に切欠を有する第1c
弁板を固定したものであることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は、上記第2制御弁が、上
記第2通路を貫通するように配設された第2c弁軸に上
記第2通路に対応した形状の第2c弁板を固定したもの
であり、上記第1制御弁が円柱体に上記第1通路の横断
面形状に対応した形状の切欠面を形成してなる弁部を備
えたものであり、該第1制御弁が、カム軸と平行に、か
つ上記切欠面が第1通路の内面と略連続面をなすよう上
記弁部が第1通路の底壁内に没入する全開位置と、吸気
流が天壁側に偏るよう上記弁部が第1通路面積を縮小す
る全閉位置との間で回動可能に挿入配置されていること
を特徴としている。
【0010】請求項4の発明は、上記請求項1〜3の何
れかにおいて、上記エンジンが、気筒軸線を中心とする
略円周上でかつ上記吸気通路の略中心線上に位置する中
央吸気弁開口,及び該中央吸気弁開口の左,右側方に位
置する左,右吸気弁開口を有し、上記第2通路が上記右
吸気弁開口に連通し、上記第1通路が上記中央吸気弁開
口,及び左吸気弁開口に連通しており、燃料噴射弁が上
記中央,及び左吸気弁開口に燃料を噴射するように配設
されていることを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明に係るエンジンの吸気制御装置によれ
ば、低吸入空気量時には、第2制御弁が第2通路を閉じ
るとともに、第1制御弁が第1通路を天壁側又は外側壁
側のみが開いた状態に閉じるので、吸入空気は、第1通
路の天壁側又は外側壁側に偏って流れる。天壁側に偏っ
て流れる吸気流は、気筒内に縦方向に流入してタンブル
を発生する。また外側壁に偏って流れる吸気流は、気筒
内に内周方向に流入してスワールを発生する。
【0012】タンブルを発生させる場合、第2通路を閉
じ、さらに第1通路を天壁側が一部開いた状態に閉じる
ようにしたので、タンブルをより確実に発生させるため
に第1通路を狭くする必要はない。従って、上記従来
の、タンブルをより確実に発生させるために天壁側通路
を狭くする方法のような低吸入空気量時の吸気抵抗の増
大の問題を抑制できる。また複数の吸気弁開口のうちの
一部から吸気を導入するのであるから、各吸気流の干渉
の問題も回避できる。
【0013】またスワールを発生させる場合、第2通路
を閉じ、さらに第1通路を外側壁側が一部開いた状態に
閉じるようにしたので、スワールをより確実に発生させ
るために第1通路を狭くする必要はない。従って、上記
従来の、スワールをより確実に発生させるために一方の
通路を狭くする方法のような高吸入空気量時の吸気抵抗
の増大を回避できる。
【0014】ここで、本発明は、第1,第2通路を第
1,第2制御弁で適宜開閉するものであるから、第1,
第2制御弁を別個に開閉駆動できることが必要であり、
請求項1〜3の発明は、第1,第2制御弁を別個に開閉
駆動するための構成である。
【0015】請求項1の発明では、第1,第2制御弁の
弁軸を同軸配置したので、吸気通路内に弁軸を2本配設
するものに比較して、該制御弁を開いた状態での吸気抵
抗を軽減できる。
【0016】請求項2の発明では、第1,第2制御弁の
弁軸をカム軸と直角方向に配置して各気筒用の弁軸を別
個独立としたので、各気筒に共通の弁軸を設けた場合に
比較して、各気筒用吸気通路の弁板配置部分を同一直線
上に配置する場合の必要な寸法精度を軽減できる。
【0017】請求項3の発明では、第1制御弁を、円柱
体に吸気通路内面と連続面をなす切欠面を形成してな
り、全開時には弁穴内に没入させるようにしたので、全
開時の吸気抵抗を大幅に軽減できる。
【0018】請求項4の発明では、中央吸気弁開口,及
び該中央吸気弁開口の左,右側方に位置する左,右吸気
弁開口を有する場合に、上記第2通路を上記右吸気弁開
口に連通させ、上記第1通路を上記中央吸気弁開口,及
び左吸気弁開口に連通させるとともに、上記第2通路に
第2制御弁を、第1通路に第1制御弁を配設した。従っ
て、低吸入空気量時には、吸気は第1通路の天壁側,又
は外側壁側に偏って流れ、左吸気弁開口及び中央吸気弁
開口から気筒内に導入され、タンブル又はスワールが確
実に発生する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に沿って説
明する。図1ないし図15は請求項1,4の発明の一実
施例(第1実施例)によるV型エンジンの吸気制御装置
を説明するための図である。図において、1は水冷式4
サイクルV型8気筒エンジンであり、該エンジン1はシ
リンダブロック2のクランク室上部を形成するスカート
部2aの下側合面にクランク室下部を形成するオイルパ
ン3を結合し、上記シリンダブロック2のVバンクをな
す左,右シリンダ部2b,2cの合面に左,右シリンダ
ヘッド4,5をヘッドボルトで結合し、該左,右のシリ
ンダヘッド4,5の上側合面に左,右ヘッドカバー6,
7を装着した構造のものである。なお、上記シリンダ
部,シリンダヘッド等の左,右とは、クランク軸方向に
見た状態(図1に示す状態)での左,右の意味である。
また本実施例エンジンは、左,右シリンダ部2b,2
c、左,右シリンダヘッド4,5、左,右ヘッドカバー
6,7及び内部に配置された動弁機構等は左右対称であ
るので、以下の説明,及び図示は主として左右何れかに
ついてのみ行う。
【0020】上記各シリンダ部2b,2cにはそれぞれ
シリンダボア(気筒)2dが4つずつ並列に形成されて
おり、該各シリンダボア2d内に摺動自在に挿入された
ピストン8はコンロッド9を介してクランク軸10に連
結されている。
【0021】上記左,右のシリンダヘッド4,5のシリ
ンダブロック側合面4a,5aにはそれぞれ燃焼室を形
成する燃焼凹部11が4つずつ凹設されている。該各燃
焼凹部11には、中央吸気弁開口11b及び左,右吸気
弁開口11a,11cと、2つの排気弁開口11d,1
1eが形成されている。なお、上記弁開口の中央,左,
右とは図3に示す状態で見た場合の中央,左,右を意味
し、また吸気通路についても同様である。上記弁開口1
1a〜11eの中心は気筒軸線Hを中心とする円周上に
概ね位置している。また各弁開口11a〜11eのカム
軸直角方向の位置(図3の上下方向位置)についてみる
と、左,右吸気弁開口11a,11cは中央吸気弁開口
11bより気筒軸線H寄り、つまり気筒中心側寄りに位
置している。これにより、左,右吸気弁開口11a,1
1cから気筒内に導入される吸気流は、気筒中心付近か
ら気筒軸方向に方向付けされ易くなっている。
【0022】なお、図3に示すように、上記中央吸気弁
開口11bは左,右吸気弁開口11a,11cより小径
に形成されている。吸気弁開口を3つ設けた場合、本実
施例の吸気制御弁を全開とする高吸入空気量時には、中
央吸気弁開口からより多くの吸気が流入する傾向がある
が、中央吸気弁開口を小径に設定することにより上記吸
気量の中央集中を緩和できる。また、上記中央吸気弁開
口11bを小径にしたことにより、該開口11bの外側
に合面4a,5aと面一のスキッシュエリア11fが形
成され、その結果スキッシュ流がより確実に発生し、燃
料と空気との混合が良好となる。
【0023】上記各排気弁開口11d,11eには排気
弁12,12が配設されており、該各排気弁12は排気
カム軸13で開閉駆動される。また上記中央吸気弁開口
11bには中央吸気弁14bが、左,右吸気弁開口11
a,11cには左,右吸気弁14a,14aがそれぞれ
配設されており、該各吸気弁14a,14bは吸気カム
軸15で開閉駆動される。
【0024】上記各排気弁開口11d,11eは二股状
の排気ポート16で各シリンダヘッド4,5のバンク外
側壁に導出されており、該各排気ポート16の外部接続
開口16aには排気マニホールド17が接続されてい
る。
【0025】上記吸気弁開口11a〜11cは吸気ポー
ト(吸気通路)18で各シリンダヘッド4,5のバンク
内側壁に導出されている。上記吸気ポート18は、隔壁
18dによって、上記中央,左吸気弁開口11b,11
aに連なる左ポート(第1通路・プライマリ通路)18
aと、上記右吸気弁開口11cに連なる右ポート(第2
通路・セカンダリ通路)11bとに画成されている。
【0026】上記吸気ポート18の外部接続開口18c
には吸気系19が接続されている。この吸気系19は、
上記左,右シリンダ部2b,2c、左,右シリンダヘッ
ド4,5及び左,右ヘッドカバー6,7で形成されるV
バンク空間A内を埋める如き形状になっている。上記吸
気系19は、上記外部接続開口18cに接続された左,
右の吸気制御弁ユニット20,20と、該両ユニット2
0,20間にアーチ状に架け渡して配設された吸気マニ
ホールド21と、該吸気マニホールド21の下側に吊設
されたサージタンク22とを備えている。
【0027】上記左,右シリンダヘッド4,5の上記外
部接続開口18cの接続合面同士は面一をなし、かつク
ランク軸と平行に形成されており、該接続合面に上記吸
気制御弁ユニット20がボルト締め固定されている。該
各吸気制御弁ユニット20は、カム軸方向に延びるバル
ブボディ31と、該バルブボディ31内に配設された第
2,第1制御弁(セカンダリ,プライマリ制御弁)3
2,23と、該各制御弁32,23を回転駆動するダイ
ヤフラム弁29a,29bとを備えている。
【0028】上記バルブボディ31は、カム軸方向に延
びる角柱状のもので、各気筒毎に1つのバルブ内吸気通
路34が上記シリンダヘッド4,5の吸気ポート18と
連続面をなして連通するように形成されている。このバ
ルブ内吸気通路34は、隔壁31aにより、上記左ポー
ト18aに連通する左通路(第1通路・プライマリ通
路)34aと、上記右ポート18bに連通する右通路
(第2通路・セカンダリ通路)34bとに画成されてい
る。
【0029】ここで上記右通路34bは縦長の楕円状を
なしているのに対し、上記左通路34aは右通路34b
より幅広で大略矩形状をなしている(図12参照)。ま
た上記隔壁31aは上記吸気ポート18の隔壁18dに
連続面をなすように形成されており、また後述する吸気
マニホールド21の合流通路21aには隔壁21gが上
記隔壁31aに連続面をなすように形成されている。こ
のようにして上記吸気通路の隔壁は全体として見ると吸
気弁開口部分から吸気制御弁ユニット20の上流端より
さらに上流まで延長されている。これにより低吸入空気
量時において必要な有効吸気管長を確保できる。
【0030】なお、上記合流通路21aの隔壁21gは
設けなくても良い。このように隔壁長さを吸気弁ユニッ
ト20の上流端面までの長さに設定した場合は、高吸入
空気量時優先の吸気通路となる。
【0031】上記第1制御弁23は、パイプ製の第1弁
軸23aに上記左通路34aを開閉する第1弁板23b
を固定した構造のものであり、上記第1弁軸23aは、
上記バルブボディ31内に上記左,右通路34a,34
bをカム軸方向に貫通するように挿入配置され、かつ該
バルブボディ31により回転可能に支持されている。ま
た上記第1弁板23bは上記左通路34aの横断面形状
に対応した形状を有し、かつ全閉位置に回動したとき左
通路34aの天壁34cとの間に天壁側開口Dを形成す
る切欠23cを有している。従って、上記第1制御弁2
3を全閉位置(図9,12参照)に回動させると、第1
通路34aの大部分が閉となり、上記天壁側開口D部分
のみが開となる。また上記第1弁軸23aの一端はバル
ブボディ31から図7上方に突出しており、該突出端部
に該第1制御弁23を開閉駆動する上記ダイヤフラム弁
29bが連結されている。
【0032】上記第2制御弁32は、上記第1弁軸23
a内に回転可能に挿通された第2弁軸32aに、上記右
通路34bに対応した形状、つまり該右通路34bを略
密閉し得る第2弁板32bを固定した構造のものであ
る。そして上記第1弁軸23aの上記第2弁板32b部
分には、該弁板32bと第1弁軸23aとの干渉を回避
するために一対の切欠23d,23dが形成されてい
る。該各切欠23dは、それぞれ90度の角度範囲に渡
って形成されており、これにより上記両弁板23b,3
2bは90度の角度範囲内において独立して回動できる
ようになっている。
【0033】また上記バルブボディ31,31には、燃
料噴射孔24aが上記左ポート18aの天壁18eに開
口するように形成されており、該噴射孔24aに燃料噴
射弁24が、各気筒毎に1本ずつ装着されている。この
燃料噴射弁24は、2つの噴射ノズルを有するタイプの
もので、各噴射ノズルは上記左,中央吸気弁開口11
a,11bに向けて燃料を噴射供給する。
【0034】ここで本実施例では、上記タンブルの発生
をより確実にするために、以下の構成を採用している。
点火プラグ41の軸線Pを気筒軸線Hに対して角θ3だ
けバンク外側(排気弁側)に傾斜させ、これに応じて吸
気弁14a,14bの軸線V2,V1の気筒軸線Hに対
する角度をθ2,θ1と、排気弁12の軸線V3の気筒
軸線Hに対する角度θ4より小さくする。この吸気弁1
4a,14bの起立配置により気筒軸Hから排気カム軸
13までの距離はL1であるのに対し、吸気カム軸15
までの距離はL2と小さくなっている。
【0035】このようにして吸気弁14a,14bを気
筒軸H側により起立させ、シリンダヘッドのバンク内側
部分に、吸気ポートを気筒軸側により起立させて形成す
るためのスペースを確保する。そして吸気ポート18を
気筒軸H側に可能な限り起立させて形成し、かつ上記第
1制御弁23のタンブル発生用の切欠23cを天壁34
c,及び18eに位置させている。
【0036】上記第2,第1制御弁32,23を閉じる
と、吸気は左通路18aの天壁18e側に偏って流れ、
気筒中心付近から気筒軸H方向により強く方向付けされ
て気筒内に導入され、これによりタンブルが確実に発生
する。また燃料噴射弁24からの燃料は上記偏って流れ
る吸気流と交差するように噴射され、空気と燃料との混
合を良好にしている。
【0037】上記吸気マニホールド21は、上記バルブ
ボディ31,31に接続された合流通路21aをVバン
ク空間A内にて斜め内側上方に延長し、該合流通路21
aの上端部から長尺通路21bを下方に湾曲させて延長
し、さらに該湾曲部内側に上記長尺通路21bより断面
積が大きくかつ長さの短い短尺通路21cを分岐形成し
た構造のものである。
【0038】また上記長尺通路21bの下端開口21d
には長尺管25が、上記短尺通路21cの下端開口21
eには短尺管26がそれぞれ接続されている。この長尺
管25,短尺管26は上記サージタンク22内を下方に
延びており、該両管25,26の下端開口25a,26
aはラッパ状に拡開され、かつ該サージタンク22の当
該気筒側の側壁22a側に指向している。これにより、
各短尺管21cを隙間無くクランク軸方向に配置でき
(図5参照)、また隣接する短尺管26の開口部26a
同士を干渉させることなく該短尺管26を大径にするこ
とができる。
【0039】また、上述の構成により上記長尺側の通路
長は短尺側の通路長の大略2倍の長さになっており、さ
らに上記両管25,26の下端開口25a,26aと上
記側壁22aとの間には比較的大きな空間Bが形成され
ている。これによりサージタンク22内における空気の
クランク軸方向の流れが良好となる。なお、上記長尺管
25,短尺管26は樹脂製またはパイプ製とすることが
軽量化を図る上で望ましい。
【0040】上記吸気マニホールド21の長尺通路21
bの下端開口21d及び合流通路21aの下端開口21
fの端面は面一になっているのに対し、短尺通路21c
の下端開口21eの端面は、上記2つの下端開口21
d,21fの下端面より上方に位置している。これは後
述するように、通路長切換弁の駆動アクチュエータとス
ロットル弁との干渉を回避するためである。
【0041】また上記全ての短尺通路21cはクランク
軸と平行な直線上に重なるように位置しており、この短
尺通路21c内には1本の弁軸27aをクランク軸10
と平行に貫通挿入するとともに該弁軸27aに各気筒毎
に1つの弁板27bを固定してなる吸気通路長切換弁2
7が配設されている。上記弁軸27aは上述の左,右の
タンブル切換弁23の弁軸23aと平行になっている。
【0042】ここで上記短尺通路26の開口26aから
各吸気弁開口11a〜11cまでの通路軸線に沿って計
った長さが、例えば4600rpm以上の高速回転域に
おいて慣性過給効果が得られる長さに設定されている。
また上記長尺通路25の開口25aから上記各吸気弁開
口11a〜11cまでの通路軸線に沿って計った長さ
が、例えば4600rpm未満の中低速回転域において
慣性過給効果が得られる長さに設定されている。
【0043】上記サージタンク22は下方に膨出した横
断面碗状のものであり、上端開口の接続フランジ22b
を上記上記吸気マニホールド21の下端開口21d,2
1fと面一に形成された合面に接続することにより密閉
されている。また上記サージタンク22のクランク軸方
向一端部には空気導入口22cが形成されており、該空
気導入口22cにはスロットルボディ30b内に一対の
弁板30aを回動自在に配置してなるスロットルバルブ
30が接続されている。
【0044】ここで吸入空気は上記空気導入口22cか
らサージタンク内に導入され、上記各長尺管25及び短
尺管26から吸気マニホールド21を通ってエンジンに
吸入されるのであるが、本実施例の如き多気筒エンジン
においてクランク軸方向一端部のみに空気導入口22c
を設けた場合は、吸入空気量にばらつきが生じる恐れが
ある。そこで本実施例では、図6に示すように、上記空
気導入口22cから離れた位置の長尺管25′について
は空気流に対して上流側に向けて開口させ、空気導入口
22cに近い位置の長尺管25′′については下流側に
向けて開口させている。これにより空気量のアンバラン
スを抑制している。また上記目的を達成するために上記
長尺管25′,25′′を斜めに配設したので、図5に
示すようにこれらの長尺管25′(25′′は図示せ
ず)の高さが低くなり、その結果サージタンク22の前
後コーナ部22′を縮小することができ、全体としての
配置スペースを削減できる。
【0045】上記吸気通路長切換弁27の弁軸27aの
外方突出端部にはアクチュエータとしてのダイヤフラム
弁28が配設されており、該ダイヤフラム弁28の出力
軸は上記弁軸27aに連結されている。なお、上記ダイ
ヤフラム弁28は、上記吸気通路長切換弁27が配設さ
れているのと同一部材である吸気マニホールド21のボ
ス部21gに支持されている。また上述のようにダイヤ
フラム29a,29bはタンブル制御用の第1,第2制
御弁32,23配設されているのと同一部材であるバル
ブボディ31に支持されている。そのため各弁とダイヤ
フラム弁との組付誤差の発生を回避でき、開閉動作を円
滑に行わせることができる。
【0046】また上述のように、吸気通路長切換弁27
は吸気制御弁ユニット20より高所に配設されており、
これにより該吸気通路長切換弁27と同じ側に配設され
たスロットルボディ30との干渉を回避している。
【0047】次に本実施例装置における作用効果を説明
する。図13において、40は上記第2,第1制御弁3
2,23,吸気通路長切換弁27,スロットルバルブ3
0a等の開閉制御を行うECUであり、これはスロット
ルバルブ開度a,エンジン回転数b等のエンジン運転状
態を示す信号が入力され、エンジンの運転状態に応じて
制御弁駆動信号A,B、通路長切換信号Cを出力する。
【0048】まず、エンジン回転数及び負荷が図27の
領域Aで示す低吸入空気量運転域では、ダイヤフラム弁
29a,29bに第1,第2制御弁23,32を全閉位
置に回動させる駆動信号A,Bが供給される。これによ
り、図11(a),図12(a),及び図13に示すよ
うに、第2制御弁32が第2通路34bを閉じるととも
に、第1制御弁23が第1通路34aを閉じる。その結
果、吸気は第1通路34aの天壁側開口Dを通って第1
ポート18aの天壁18e側に偏って流れ、気筒軸付近
から軸方向に導入され、タンブルが発生する。この場
合、上述のように吸気ポート18が点火プラグ41,及
び吸気弁14a,14bの傾斜配置によってより気筒軸
H側に直ずくように起立形成され、しかも第1制御弁2
3の切欠23cが天壁18e側に位置しているので、タ
ンブルの発生がより確実である。
【0049】またこのとき、ダイヤフラム弁28には通
路長切換弁27に通路長を長尺状態にするための切換信
号Cが供給され、これにより図2,図13に示すように
通路長切換弁27が短尺通路21cを閉じ、吸気は長尺
管25から長尺通路21bを通って気筒内に導入され
る。その結果、低速回転域において慣性過給効果が得ら
れる吸気通路長となり、上記タンブルを発生させながら
十分な吸気量を確保できる。
【0050】また、エンジン回転数及び負荷が図27の
領域Bで示す中吸入空気量運転域では、図11(b),
図12(b),及び図13に示すように、第1制御弁2
3が第1通路34aを全開する。一方、第2制御弁32
は第2通路34bを閉状態に保持し、また、通路長切換
弁27は通路長を長尺状態に保持する。これによりタン
ブル発生のための絞りは解除され、より多くの吸気量が
確保される。
【0051】さらにまた、エンジン回転数及び負荷が図
27の領域Cで示す高吸入空気量運転域では、図11
(c),図12(c),及び図15に示すように、第2
制御弁32が第2通路34bを全開するとともに通路長
切換弁27が短尺通路21cを開くことから、吸気の大
部分は高速回転域において慣性過給効果の得られる長さ
の短尺通路を通って、残りは長尺通路を通って気筒内に
導入され、高速回転域において多量の吸気が確保され
る。
【0052】このように本実施例では、吸気通路を右吸
気弁開口11c側部分の第2通路と中央,左吸気弁開口
側の第1通路とに画成し、低吸入空気量時には、第2通
路を第2制御弁32で全閉するとともに、第1通路を第
1制御弁で天壁側開口Dのみ開くようにしたので、吸気
は第1通路側のみを流れることから流速が高くなり、ま
た上記開口Dによって天壁側に偏り、気筒内に縦方向に
方向付けされて導入され、タンブルを確実に発生でき、
燃焼状態を良好にすることができる。
【0053】また本実施例では、低吸入空気量運転域に
おいて第2,第1制御弁32,23を閉位置、つまりタ
ンブル位置に回動してタンブルを発生させた場合には、
通路長切換弁27を長尺側に切り換えることにより慣性
過給効果を得るようにしたので、タンブルを発生させる
ために生じた流入抵抗による吸気量の減少を慣性過給で
補うことができ、タンブルを発生させて燃焼状態を良好
にしながら十分な吸気量を確保して出力の低下を回避で
きる。
【0054】また本実施例では、第2制御弁32の弁軸
32aを第1制御弁23の弁軸23a内に挿入したの
で、2本の弁軸を設けながら全開時における吸気抵抗を
最小限にすることができる。またこの場合に、外側に位
置する弁軸23aに、切欠23dを形成したので、2つ
の弁板23b,32bを別個独立に回動させることがで
きる。
【0055】また本実施例では、第2,第1制御弁3
2,23の弁軸32a,23a、及び切換弁27の弁軸
27aをクランク軸と平行に配置したので、多数の通路
を1つの弁で開閉することができ、構造を簡素化でき
る。またこの場合に、Vバンクの中心部に位置する吸気
通路長切換弁27の弁軸27aについては、他の2つの
吸気制御弁弁23,32の弁軸23a,32aより上方
に配置したので、スロットルボディ30との干渉を回避
できる。
【0056】図16,図17は、本発明外の吸気制御装
置を説明するための図であり、図中、図1〜図15と同
一符号は同一又は相当部分を示す。本装置では、第2,
第1制御弁32,23の第2,第1弁軸32a,23a
を、それぞれ上流側,下流側に平行に配設しており、こ
の点以外の構成は上記第1実施例と同様である。
【0057】本装置においても上記第1実施例と同様の
作用効果を奏する。また本装置では、弁軸32a,23
aを別個独立して配設したので、弁板23b,32bの
回動角度に制約が生じることがない。
【0058】さらにまた、本装置では、2本の弁軸を別
個独立に配設する場合に、タンブル発生用第1制御弁2
3を下流側に配設したので、それだけ該制御弁23を吸
気弁開口11a,11bに近づけて配設できる。そのた
め、天壁側に偏らせた吸気流を、これの方向性を減少す
ることなく吸気弁開口から気筒内に導入することができ
る。
【0059】図18〜23は、請求項2,4の発明の一
実施例(第3実施例)による吸気制御装置を説明するた
め図であり、図中、図1〜図17と同一符号は同一又は
と相当部分を示す。本第3実施例では、第2,第1制御
弁52,53を縦軸回りに回動可能のタイプとしてい
る。即ち、上記第2,第1制御弁52,53の弁軸52
a,53aは第2,第1通路34b,34aを、カム軸
に対して直角方向に横切るように配設されており、該各
第2,第1弁軸52a,53aの下端部はバルブボディ
31の底面から下方に突出している。
【0060】上記各気筒用第2弁軸52aの下方突出端
部にはそれぞれ第2アーム52cが固定されており、各
第2アーム52c同士は第2リンク52dで連結されて
いる。なお図示していないが第2リンク52dの一端に
は該リンクを軸方向に進退駆動する第2ダイヤフラムが
連結されており、これにより第2制御弁52が第2通路
を密閉又は全開する。
【0061】また上記各気筒用第1弁軸53a同士も上
記第2弁軸52aと同様の構造により第1アーム53
d,第1リンク53eを介して連結されており、第1ダ
イヤフラムにより進退駆動され、第1制御弁53が第1
通路34aを開閉する。また上記第1弁板53bには切
欠53cが形成されており、全開位置と、天壁34cと
の間に吸気流を天壁34c側に偏らせるための開口Dが
形成される全閉位置との間で回動する。
【0062】本実施例においても、上記第1実施例と同
様の作用効果を奏する。また本第3実施例では、各吸気
制御弁を各吸気通路毎に独立型としたので、各気筒よう
吸気通路間の寸法精度をそれほど高くする必要がない。
即ち、上記第1,第2実施例のように、全ての制御弁の
弁軸を1本の共通のものとすると、制御弁の回動を円滑
にするために、各気筒用吸気通路の弁板回動部分が同一
直線上に位置するように寸法精度を高く保持する必要が
ある。しかし本実施例の場合、各気筒用吸気通路は同一
直線上から若干ずれていても各吸気制御弁の回動に支障
が生じることはないので、それだけ寸法精度が低くでき
る。
【0063】なお、上記第1,3実施例では、第1制御
弁の弁板23b,43b,53bに、吸気を天壁側に偏
らせてタンブルを発生する開口Dを形成するために切欠
23c,43c,53cを形成した例を説明したが、気
筒内周面に沿って吸気を旋回させる横渦(いわゆるスワ
ール)を発生させるようにすることもできる。例えば、
図22に示すように、弁板53bに切欠53c′を形成
することにより、吸気通路の外側壁34dの内面との間
に開口D′を形成する。
【0064】低吸入空気量時には、図22に示すよう
に、第2制御弁52が第2通路34bを全閉するととも
に、第1制御弁53が閉位置に回動して第1通路34a
の外側壁34d内面との間に開口D′を形成する。これ
により、第1,第2制御弁を有しない場合に比較してよ
り多くの吸気が左吸気弁開口11aから気筒内周面に沿
うように導入され、スワールが発生する。
【0065】図22に示す切欠53c′は、上述のよう
に第1実施例における弁板23b,43bにも勿論適用
可能であり、これらの場合も図22と同様の開口D′が
形成されるように切欠の位置を設定する。
【0066】図23〜図26は、請求項3,4の発明の
一実施例(第4実施例)を説明するための図であり、図
1〜図23と同一符号は同一又は相当部分を示す。本第
4実施例では、バルブボディ31には、これの第2通路
34bを開閉する第2制御弁62のみが配設されてい
る。この第2制御弁62は、カム軸方向に配設された各
気筒共通の弁軸62aに、上記第2通路34bを開閉す
る弁板62bを固定した構造のものであり、上記弁軸6
2aの外方突出端部に開閉駆動用ダイヤフラム弁が連結
されている。
【0067】上記シリンダヘッド4,5の吸気ポート1
8の底壁部分には弁穴18hが各気筒用第2,第1ポー
ト18b,18aをカム軸方向に横切るように形成され
ており、該弁穴18h内に第1制御弁63が回動可能に
挿入配置されている。この第1制御弁63は、各気筒用
第1ポート18aに対応する部分に円柱状の弁部63a
を配置し、該各気筒用弁部63a同士を小径の連結軸6
3cで接続した構造のものである。
【0068】上記弁部63aには、上記第1ポート18
aの側面及び底面の形状と連続面をなす切欠面63bが
形成されており、該第1制御弁63の外方突出端には、
駆動用サーボモータ等が連結されている。
【0069】また上記連結軸63cは第2ポート18b
内に露出しない径に設定されており、該連結軸63c部
分には、弁穴18hと第2ポート18bの内面との隙間
を埋めるための充填部材64が配設されている。この充
填部材64は、上記第1ポート18bの内面と面一をな
す切欠面64aを有し、上記弁穴18h内に固定されて
いる。従って上記連結軸63cは上記充填部材64に対
して回転自在となっている。
【0070】本第4実施例では、低吸入空気量時には、
図23,25に示すように、第2制御弁62がバルブボ
ディ31の第2通路34bを閉じ、第1制御弁63が閉
位置に回動して第1ポート18aの天壁側に開口Dを形
成する。これにより吸気は該開口Dを通り天壁側に偏っ
た流れとなって気筒内に導入され、図23に実線,及び
破線の矢印で示すようにタンブルが発生する。なお、図
23,24において、実線は中央吸気弁開口11bから
の流れを、破線は左吸気弁開口11aからの流れを示
す。
【0071】一方、中,高吸入空気量時には、図24,
26に示すように、第2制御弁62がバルブボディ31
の第2通路34bを全開する。また、第1制御弁63は
開位置に回動して上記弁穴18h内に没入する。これに
より切欠面63bが第1ポート18aの内面と面一にな
る。第1ポート18a内には弁構成部分が全く存在しな
いことから、吸気抵抗の増大を回避できる。またこのと
き、各吸気弁開口から導入された流れは低吸入空気量時
と逆向きのタンブル流が増加する(図24の実線の矢印
参照)。
【0072】本第4実施例においても上記各実施例と同
様の作用効果を奏する。そして本実施例では、第1制御
弁63を、全開時には吸気ポートの底壁内に没入するよ
うに構成したので、中,高吸入空気量時に、吸気ポート
内に抵抗となるものが全く存在しないので、吸気制御弁
を配設しながら中,高吸入空気量時の吸気抵抗の増大を
回避できる。
【0073】なお、上記第4実施例において、第1制御
弁63と充填部材64とを図26の状態に一体化し、こ
れを回転自在としても良い。このようにした場合は、弁
部63aが第1ポート18aを閉じると充填部材64部
分が第2ポート18bを閉じることとなるが、この時点
では第2制御弁62も閉位置に位置しているのであるか
ら支障はない。なおこの場合は、上記弁穴18hと同一
形状の円柱体に図26に示す切欠63b,64aを形成
したものとすれば良く、このようにすれば第1制御弁6
3の構造が極めて簡単となる。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明に係るエンジンの吸
気制御装置によれば、低吸入空気量時には、第2制御弁
が第2通路を閉じるとともに、第1制御弁が第1通路を
天壁側又は外側壁側のみが開いた状態に閉じるので、吸
入空気は、第1通路の天壁側又は外側壁側に偏って流
れ、タンブル又はスワールをより確実に発生でき、燃焼
状態を良好にできる効果がある。
【0075】請求項1の発明では、第2,第1制御弁の
弁軸を同軸配置したので、吸気通路内に弁軸を2本配設
するものに比較して、該制御弁を開いた状態での吸気抵
抗を軽減できる効果がある。
【0076】請求項2の発明では、第2,第1制御弁の
弁軸をカム軸と直角方向に配置して各気筒用の弁軸を別
個独立としたので、各気筒に共通の弁軸を設けた場合に
比較して、各気筒用吸気通路の弁板配置部分を同一直線
上に配置する場合の必要な寸法精度を軽減できる効果が
ある。
【0077】請求項3の発明では、第1制御弁を、円柱
体に吸気通路内面と連続面をなす切欠面を形成してな
り、全開時には弁穴内に没入させるようにしたので、全
開時の吸気抵抗を大幅に軽減できる効果がある。
【0078】請求項4の発明では、中央吸気弁開口,及
び該中央吸気弁開口の左,右側方に位置する左,右吸気
弁開口を有する場合に、上記第2通路を上記右吸気弁開
口に連通させ、上記第1通路を上記中央吸気弁開口,及
び左吸気弁開口に連通させるとともに、上記第2通路に
第2制御弁を、第1通路に第1制御弁を配設したので、
低吸入空気量時には、吸気は第1通路の天壁側,又は外
側壁側に偏って流れ、左吸気弁開口及び中央吸気弁開口
から気筒内に導入され、タンブル又はスワールをより確
実に発生できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,4の発明の一実施例(第1実施例)
による吸気制御装置を備えたエンジンの正面図である。
【図2】上記第1実施例装置の断面正面図である。
【図3】上記第1実施例装置の断面平面図である。
【図4】上記第1実施例装置の平面図である。
【図5】上記第1実施例装置の断面側面図(図4のV-V
線断面図) である。
【図6】上記第1実施例装置の底面図である。
【図7】上記第1実施例装置のバルブユニット部分の平
面図である。
【図8】上記第1実施例装置のバルブユニット部分の正
面図である。
【図9】上記第1実施例装置のバルブユニット部分の断
面正面図(図7のIX-IX 線断面図) である。
【図10】上記第1実施例装置のバルブユニット部分の
断面正面図(図7のX-X 線断面図) である。
【図11】上記第1実施例装置の動作を説明するための
模式図である。
【図12】上記第1実施例装置の動作を説明するための
模式断面側面図である。
【図13】上記第1実施例エンジンの動作を説明するた
めの模式図である。
【図14】上記第1実施例エンジンの動作を説明するた
めの模式図である。
【図15】上記第1実施例エンジンの動作を説明するた
めの模式図である。
【図16】本発明外装置の断面平面図である。
【図17】上記本発明外装置の断面正面図である。
【図18】請求項2,4の発明の一実施例(第3実施
例)装置の側面図である。
【図19】上記第3実施例装置の断面側面図である。
【図20】上記第3実施例装置の断面正面図(図18の
XX-XX 線断面図) である。
【図21】上記第3実施例装置の断面正面図(図18の
XXI-XXI 線断面図) である。
【図22】上記第3実施例エンジンの変形例を示す断面
側面図である。
【図23】請求項3,4の発明の一実施例(第4実施
例)装置の断面正面図である。
【図24】上記第4実施例装置の断面正面図である。
【図25】上記第4実施例装置の第1制御弁を示す模式
断面側面図である。
【図26】上記第4実施例装置の第1制御弁を示す模式
断面側面図である。
【図27】上記各実施例の運転域と第1,第2制御弁の
開閉状態との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 エンジン 11a,11c 左,右吸気弁開口 11b 中央吸気弁開口 18 吸気ポート(吸気通路) 18a 第1ポート(第1通路) 18b 第2ポート(第2通路) 18d 隔壁 18e 天壁 23 第1制御弁 23a 第1a弁軸 23b 第1a弁板 23c 切欠 24 燃料噴射弁 32 第2制御弁 32a 第2a弁軸 32b 第2a弁板 34 バルブ内吸気通路 34a 第1通路 34b 第2通路 42 第2制御弁 42a 第2b弁軸 42b 第2b弁板 43 第1制御弁 43a 第1b弁軸 43b 第1b弁板 52 第2制御弁 52a 第2c弁軸 52b 第2c弁板 53 第1制御弁 53a 第1c弁軸 53b 第1c弁板 62 第2制御弁 62a 第2d弁軸 62a 第2d弁板 63 第1制御弁 63a 弁部 63b 切欠面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 31/02 F01L 1/26 F02D 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吸気弁開口に連なる吸気通路内に
    吸気通路面積を可変制御する吸気制御弁を備えたエンジ
    ンの吸気制御装置において、上記吸気通路を隔壁により
    上記一部の吸気弁開口に連なる第2通路と残りの吸気弁
    開口に連なる第1通路とに画成し、上記第2通路を低吸
    入空気量時に全閉し、高吸入空気量時に全開する第2制
    御弁を設け、上記第1通路を低吸入空気量時に該第1通
    路の天壁側又は外側壁側の一部のみが開いた状態に閉
    じ、高吸入空気量時に全開する第1制御弁を設け、上記
    第2制御弁が、上記第1,第2通路をカム軸方向に貫通
    しかつ回転可能に配設された第2a弁軸に上記第2通路
    に対応した形状の第2a弁板を固定したものであり、上
    記第1制御弁が、上記第1,第2通路をカム軸方向に貫
    通しかつ回転可能に配設された第1a弁軸に上記第1通
    路に対応した形状でかつ上記天壁側縁部又は外側壁側縁
    部に切欠を有する第1a弁板を固定したものであり、上
    記第2a弁軸が上記第1a弁軸内に回転可能に挿通され
    ていることを特徴とするエンジンの吸気制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の吸気弁開口に連なる吸気通路内に
    吸気通路面積を可変制御する吸気制御弁を備えたエンジ
    ンの吸気制御装置において、上記吸気通路を隔壁により
    上記一部の吸気弁開口に連なる第2通路と残りの吸気弁
    開口に連なる第1通路とに画成し、上記第2通路を低吸
    入空気量時に全閉し、高吸入空気量時に全開する第2制
    御弁を設け、上記第1通路を低吸入空気量時に該第1通
    路の天壁側又は外側壁側の一部のみが開いた状態に閉
    じ、高吸入空気量時に全開する第1制御弁を設け、上記
    第2制御弁が、上記第2通路をカム軸直角方向に貫通し
    かつ回転可能に配設された第2c弁軸に上記第2通路に
    対応した形状の第2c弁板を固定したものであり、上記
    第1制御弁が、上記第1通路をカム軸直角方向に貫通し
    かつ回転可能に配設された第1c弁軸に上記第1通路に
    対応した形状でかつ上記天壁側縁部又は外側壁側縁部に
    切欠を有する第1c弁板を固定したものであることを特
    徴とするエンジンの吸気制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の吸気弁開口に連なる吸気通路内に
    吸気通路面積を可変制御する吸気制御弁を備えたエンジ
    ンの吸気制御装置において、上記吸気通路を隔壁により
    上記一部の吸気弁開口に連なる第2通路と残りの吸気弁
    開口に連なる第1通路とに画成し、上記第2通路を低吸
    入空気量時に全閉し、高吸入空気量時に全開する第2制
    御弁を設け、上記第1通路を低吸入空気量時に該第1通
    路の天壁側又は外側壁側の一部のみが開いた状態に閉
    じ、高吸入空気量時に全開する第1制御弁を設け、上記
    第2制御弁が、上記第2通路を貫通するように配設され
    た第2d弁軸に上記第2通路に対応した形状の第2d弁
    板を固定したものであり、上記第1制御弁が、円柱体に
    上記第1通路の横断面形状に対応した形状の切欠面を形
    成してなる弁部を備えたものであり、該第1制御弁が、
    カム軸と平行に、かつ上記切欠面が第1通路の内面と略
    連続面をなすよう上記弁部が第1通路の底壁内に没入す
    る全開位置と、吸気流が天壁側に偏るよう上記弁部が第
    1通路面積を縮小する全閉位置との間で回動可能に挿入
    配置されていることを特徴とするエンジンの吸気制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、上記エ
    ンジンが、気筒軸線を中心とする略円周上でかつ上記吸
    気通路の略中心線上に位置する中央吸気弁開口,及び該
    中央吸気弁開口の左,右側方に位置する左,右吸気弁開
    口を有し、上記第2通路が上記右吸気弁開口に連通し、
    上記第1通路が上記中央吸気弁開口,及び左吸気弁開口
    に連通しており、燃料噴射弁が上記中央,及び左吸気弁
    開口に燃料を噴射するように配設されていることを特徴
    とするエンジンの吸気制御装置。
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