JP3319638B2 - 耐炎性成形用混和物 - Google Patents
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Description
およびオリゴマー性リン酸エステルの添加によりその機
械的性質および熱的安定性においてかなり改良されてい
る、耐炎性ポリカーボネート/ABS 成形用混和物に関
するものである。
は、芳香族ポリカーボネート、スチレン含有グラフト共
重合体、モノリン酸エステルおよび特殊なポリテトラフ
ルオロエチレンの配合体の耐炎性ハロゲン含有重合体混
合物を記載している。これらの混合物は妥当な燃焼挙動
と機械的性質とを示すが、これから製造した成形品の表
面品質は高い加工温度において損なわれることがあり得
る。加えて、その応力ひび割れに対する抵抗性に欠陥が
生ずる可能性がある。
てのフッ素化ポリオレフィンを有する芳香族ポリカーボ
ネート、ABS 重合体、ポリアルキレンテレフタレー
トおよびモノリン酸エステルの耐炎性熱可塑性成形用混
和物を記載しているが、応力ひび割れに対する高い抵抗
性はノッチ衝撃強度の不足、および、たとえば加工中に
高温に暴露した場合の不十分な熱抵抗性の形状の欠点に
より相殺されている。ジリン酸エステルは耐炎性添加剤
として公知である。JA 59 202 240 は、この種の製品
の一つの酸塩化リン、ジフェノールたとえばハイドロキ
ノンまたはビスフェノール A、およびモノフェノール
たとえばフェノールまたはクレゾールからの製造を記載
している。これらのジリン酸エステルはポリアミドまた
はポリカーボネート中の耐炎剤として使用することがで
きるが、この文献には、ポリアルキレンテレフタレート
と組み合わせたオリゴマーリン酸エステルのポリカーボ
ネート成形用混和物への添加による熱抵抗性およびノッ
チ衝撃強度の改良に関する言及はない。
ネート、スチレン含有共重合体またはグラフト共重合
体、および耐炎性添加剤としてのオリゴマーリン酸エス
テルの重合体混合物を記載している。これらの混合物の
応力ひび割れ抵抗性は、薄壁ケース部品の製造にはしば
しば低過ぎる。
コール、テレフタル酸および二リン酸ハイドロキノンの
酸化アンチモニー、酢酸コバルトおよび無機リン酸塩の
存在下における縮重合により、耐炎性のポリエステル、
たとえばポリアルキレンテレフタレートが得られるが、
この文献に記載されている混合物は、情報分野における
多くの応用面には不十分なレベルの機械的性質を示す。
加えて、重金属の使用が問題の成形用混和物の再使用を
困難にしている。
タレートとオリゴマーリン酸エステルとの組合わせの添
加剤を添加するならば、優れたノッチ衝撃強度および応
力ひび割れ抵抗性を加工条件下における極めて高い熱抵
抗性と組み合わせて有する耐炎性ポリカーボネート/A
BS 成形用混和物を製造し得ることがここに見いださ
れた。これらの成形用混和物は、高い加工温度と圧力と
が使用する材料に過酷な応力を賦課する薄壁成形品(デ
ータ加工装置の分野におけるケース部品)の製造に特に
好適である。
95 重量部の、より好ましくは 60 ないし 90 重量部の
芳香族ポリカーボネート、 B) 0.5 ないし 40 重量部の、好ましくは 1 ないし
30 重量部の、より好ましくは 2 ないし 10 重量部のポ
リアルキレンテレフタレート、 C) 0.5 ないし 40 重量部の、好ましくは 1 ないし
20 重量部の、より好ましくは 2 ないし 12 重量部のグ
ラフト重合体、 D) 0.5 ないし 20 重量部の、好ましくは 1 ないし
18 重量部の、より好ましくは 2 ないし 15 重量部の式
(I)
に独立に C1-8 アルキル、C5-6 シクロアルキル、C
6-10 アリールまたは C7-12 アラールキルを表し、各
n は相互に独立に 0 または 1 であり、N は 0.5 な
いし 5 の数値であり、X は 6 ないし 30 個の炭素原
子を含有する単核または多核芳香族基であるに相当する
オリゴマー性のリン化合物、および、 E) 0.05 ないし 5 重量部の、好ましくは 0.1 ない
し 1 重量部の、より好ましくは 0.1 ないし 0.5 重量
部の、0.05 ないし 1000 μm の平均粒径、1.2 ないし
2.3 g/cm3 の密度および 65 ないし 76 重量%のフッ素
含有量を有するフッ素化ポリオレフィンよりなる耐炎性
の熱可塑性成形用混和物に関するものである。
量部の和は 100 である。
ートAは、式(II)
C2-5 アルキリデン、C5-6 シクロアルキリデン、−S
− または −SO2− であり、B は塩素または臭素で
あり、x は 0、1 または 2 であり、p は 1 または 0
であるに相当するジフェノール、または式(III)
素、ハロゲン、好ましくは塩素または臭素、C1-8 アル
キル、C5-6 シクロアルキル、C6-10 アリール、好ま
しくはフェニル、および C7-12 アラールキル、好まし
くはフェニル-C1-4 アルキル、より好ましくはベンジ
ルを表し、m は 4 ないし 7 の整数、好ましくは 4 ま
たは 5 であり、R3 および R4 は各 Z ごとに独立に
選択してもよく、相互に独立に水素または C1-6 アル
キルを表し、Z は、炭素を表すが、前提として、少な
くとも 1 個の原子 Z においてR3 および R4 の双方
がアルキルであるに相当するアルキル置換ジヒドロキシ
フェニルシクロアルカンを基剤とするものである。
は、たとえばハイドロキノン、レゾルシノール、4,4'-
ジヒドロキシジフェニル、2,2-ビス-(4-ヒドロキシフェ
ニル)-プロパン、2,4-ビス-(4-ヒドロキシフェニル)-2-
メチルブタン、1,1-ビス-(4-ヒドロキシフェニル)-シク
ロヘキサン、2,2-ビス-(3-クロロ-4-ヒドロキシフェニ
ル)-プロパン、2,2-ビス-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシ
フェニル)-プロパンである。
(4-ヒドロキシフェニル)-プロパン、2,2-ビス-(3,5-ジク
ロロ-4-ヒドロキシフェニル)-プロパンおよび 1,1-ビス
-(4-ヒドロキシフェニル)-シクロヘキサンである。
-(4-ヒドロキシフェニル)-3,3-ジメチルシクロヘキサ
ン、1,1-ビス-(4-ヒドロキシフェニル)-3,3,5-トリメチ
ルシクロヘキサンおよび 1,1-ビス-(4-ヒドロキシフェ
ニル)-2,4,4-トリメチルシクロペンタンである。
は、単独重合ポリカーボネートと共重合ポリカーボネー
トとの双方である。
ーボネートの混合物であってもよい。ポリカーボネート
はジフェノールから、ホスゲンを用いる界面法により、
またはホスゲンを用いる均一相中の方法、いわゆるピリ
ジン法により、公知の手法で得られる。その分子量は、
適当量の公知の連鎖停止剤により公知の手法で調整する
ことができる。
ル、p-クロロフェノール、p-第 3ブチルフェノールま
たは 2,4,6-トリブロモフェノール、ならびに、長鎖の
アルキルフェノール、たとえば DE-OS 2 842 005
記載の 4-(1,3-テトラメチルブチル)-フェノール、また
はドイツ特許出願 P 35 06 472.2 記載の、そのアルキ
ル置換基に全体で 8 ないし 20 個の炭素原子を含有す
るモノアルキルフェノールもしくはジアルキルフェノー
ル、たとえば 3,5-ジ第 3 ブチルフェノール、p-イソ
オクチルフェノール、p-第 3 オクチルフェノール、p-
ドデシルフェノールおよび 2-(3,5-ジメチルヘプチル)-
フェノールおよび 4-(3,5-ジメチルヘプチル)-フェノー
ルである。
ル(I)および/または(II)の合計量を基準にして
0.5 ないし 10 モル%の量使用する。
A は、10,000 ないし 200,000 の範囲の、好ましくは
20,000 ないし 80,000 の範囲の平均分子量(Mw、重量
平均、たとえば超遠心法または散乱光法により測定した
値)を有する。
A は、好ましくは使用するジフェノールの合計量を基
準にして 0.05 ないし 2 モル%の三官能性または四官
能性以上の化合物、たとえば 3 個または 4 個以上のフ
ェノール性基を含有するものの組み入れにより、公知の
様式で枝分かれしていてもよい。
ート以外の好ましいポリカーボネートは、ビスフェノー
ル A と使用するジフェノールの合計モル量を基準にし
て15 モル%以内の 2,2-ビス-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロ
キシフェニル)-プロパンとの共重合ポリカーボネートお
よび、ビスフェノール A とジフェノールの合計モル量
を基準にして 60 モル%以内の 1,1-ビス-(4-ヒドロキ
シフェニル)-3,3,5-トリメチルシクロヘキサンとの共重
合ポリカーボネートである。
分的に芳香族ポリエステルカーボネートにより置き換え
られていてもよい。
は、芳香族ジカルボン酸またはその反応性誘導体(たと
えばジメチルエステルまたは無水物)と、脂肪族、脂環
状または芳香脂肪族のジオールとの反応生成物、および
これらの反応生成物の混合物である。これらは公知の方
法により製造することができる(高分子ハンドブック
(Kunststoff-Handbuch),VIII 巻,695 ページ以下,
カルル・ハンザー出版(Carl Hanzer-Verlag,Muenche
n),1973)。
B)は、テレフタル酸単位に加えて、20 モル%以内の、
8 ないし 14 個の炭素原子を含有する他の芳香族もしく
は脂環状ジカルボン酸の、または 4 ないし 12 個の炭
素原子を含有する脂肪族ジカルボン酸の単位、たとえば
フタル酸、イソフタル酸、2,6-ナフタレンジカルボン
酸、4,4'-ジフェニルジカルボン酸、コハク酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸および/またはシクロ
ヘキサン二酢酸の単位を含有していてもよい。
B)は、エチレングリコール単位または 1,4-ブタンジ
オール単位に加えて、20 モル%以内の、好ましくは 10
モル%以内の、3 ないし 12 個の炭素原子を含有する
他の脂肪族のジオールの、または 6 ないし 21 個の炭
素原子を含有する環状脂肪族のジオールの単位、たとえ
ば 1,3-プロパンジオール、2-エチル-1,3-プロパンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1,5-ペンタンジオー
ル、1,6-ヘキサンジオール、シクロヘキサン-1,4-ジメ
チロール、3-エチル-2,4-ペンタンジオール、2-メチル-
2,4-ペンタンジオール、2,2,4-トリメチル-1,4- および
-1,5-ペンタンジオール、2-エチル-1,3-ヘキサンジオ
ール、2,2-ジエチル-1,3-プロパンジオール、2,5-ヘキ
サンジオール、1,4-ジ-(β-ヒドロキシエトキシ)-ベンゼ
ン、2,2-ビス-(4-ヒドロキシシクロヘキシル)-プロパ
ン、2,4-ジヒドロキシ-1,1,3,3-テトラメチルシクロブ
タン、2,2-ビス-(3-β-ヒドロキシエトキシフェノキシ)
-プロパンおよび/または 2,2-ビス-(4-ヒドロキシプロ
ピルフェニル)-プロパンの単位を含有していてもよい
(DE-OS 24 07 647、24 07 776、27 15 932)。
たとえば DE-OS 19 00 270 に、および US-PS
3,692,744 に記載されているように、比較的少量の三価
もしくは四価のアルコール、または三塩基性もしくは四
塩基性のカルボン酸の組み入れにより枝分かれしていて
もよい。好ましい枝分かれの例は、トリメシン酸、トリ
メリト酸、トリメチロールエタンおよびトリメチロール
プロパン、および/またはペンタエリトリトールであ
る。
とえばジメチルエステル)とエチレングリコールおよび
/または 1,4-ブタンジオールとのみから製造したポリ
アルキレンテレフタレート B)(ポリエチレンテレフ
タレートおよびポリブチレンテレフタレート)、および
これらのポリアルキレンテレフタレートの混合物が特に
好ましい。
ルキレンテレフタレートは一般に、フェノール/o-ジク
ロロベンゼン(重量比 1:1)中、25℃ で測定して 0.4
ないし 1.5 dl/g の、好ましくは 0.5 ないし 1.3 dl/
g の、より好ましくは 0.6ないし 1.2 dl/g の固有粘性
を有する。
単量体:クロロプレン、1,3-ブタジエン、イソプレン、
スチレン、アクリロニトリル、エチレン、プロピレン、
酢酸ビニルおよびそのアルコール成分に 1 ないし 18
個の炭素原子を含有する(メタ)アクリル酸エステルの
少なくとも 2 種から得られる、ゴム弾性を有するグラ
フト共重合体よりなるもの;すなわち、たとえば“有機
化学の方法(Methoden der Organischen Chemie)”
(フーベン・ワイル(Houben-weyl)),巻 14/1,ゲオル
ク・チーメ出版(Georg Thieme-Verlag,Stuttgart)19
61,393ないし 406 ページに、また、バックノール(C.
B. Bucknall),“強化プラスチック(Toughened Plas
tics)”,応用科学出版(Appl. Science Publishers,
London)1977 に記載されている型の重合体よりなるも
のである。好ましい重合体 C)は、部分的に架橋して
いる、20 重量%以上の、好ましくは 40 重量%以上
の、より好ましくは 60 重量%以上のゲル含有量を有す
るものである。
いし 80 重量部の C.1.1) 50 ないし 95 重量部のスチレン、α-メチル
スチレン、ハロゲン核置換もしくはアルキル核置換スチ
レン、メタクリル酸 C1-8 アルキル、より特定的にはメ
タクリル酸メチル、アクリル酸 C1-8 アルキル、より
特定的にはアクリル酸メチル、またはこれらの化合物の
混合物、および C.1.2) 5 ないし 50 重量部のアクリロニトリル、
メタクリロニトリル、メタクリル酸 C1-8 アルキル、
より特定的にはメタクリル酸メチル、アクリル酸 C1-8
アルキル、より特定的にはアクリル酸メチル、無水マ
レイン酸、C1-4-アルキル-N-置換もしくはフェニル-
N-置換マレイン酸イミド、またはこれらの化合物の混
合物の混合物の C.2) 5 ないし 95 重量部の、好ましくは 20 な
いし 70 重量部の、−10℃ 以下のガラス転移温度を有
するゴム上へのグラフト重合体よりなるものである。
ば、スチレンおよび/またはアクリロニトリルおよび/
または(メタ)アクリル酸アルキルをグラフトさせたポ
リブタジエン、ブタジエン/スチレン共重合体およびア
クリル酸エステルゴム;すなわち、DE-OS 1 694 17
3(= US-PS 3,564,077)に記載されている型の共
重合体;たとえば DE-OS 2 348 377(US-PS 3,
919,353)に記載された、(メタ)アクリル酸アルキ
ル、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレンおよび/
またはアルキルスチレンをグラフトさせたポリブタジエ
ン、ブタジエン/スチレンもしくはブタジエン/アクリ
ロニトリル共重合体、ポリイソブチレンまたはポリイソ
プレンである。
たとえば DE-OS 2 035 390(US-PS 3,644,57
4)に、または DE-OS 2 248 242(= GB-PS
1,409,275)に記載されている型の ABS 重合体
である。
%の、好ましくは 15 ないし 50 重量%の、より好まし
くは 20 ないし 40 重量%の、少なくとも1 種の(メ
タ)アクリル酸エステル、または 10 ないし 70 重量%
の、好ましくは 15 ないし 50 重量%の、より好ましく
は 20 ないし 40 重量%の、混合物を基準にして 10 な
いし 50 重量%の、好ましくは 20 ないし35 重量%の
アクリロニトリルもしくは(メタ)アクリル酸エステル
と混合物を基準にして 50 ないし 90 重量%の、好まし
くは 65 ないし 80 重量%のスチレンとの混合物を、 II. グラフト幹重合体としての、グラフト生成物を基
準にして 30 ないし 90重量%の、好ましくは 50 ない
し 85 重量%の、より好ましくは 60 ないし 80 重量%
の、II を基準にして少なくとも 50 重量%のブタジエ
ン単位を含有するブタジエン重合体 にグラフトさせて得られるグラフト重合体であり、グラ
フト幹重合体 II のゲル含有量は好ましくは少なくとも
70 重量%(トルエン中で測定した値)であり、グラフ
ト度 G は好ましくは 0.15 ないし 0.55 であり、グラ
フト重合体 C)の平均粒径 d50 は好ましくは 0.05
ないし 2 μm、より好ましくは 0.1 ないし0.6 μm で
ある。
ル酸またはメタクリル酸と 1 ないし18 個の炭素原子を
含有する一価アルコールとのエステルである。メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチルおよびメタクリル酸プ
ロピルが特に好ましい。
加えて、II を基準にして 50 重量%以内の他のエチレ
ン性不飽和単量体、たとえばスチレン、アクリロニトリ
ル、アルコール成分に 1 ないし 4 個の炭素原子を有す
るアクリル酸またはメタクリル酸のエステル(たとえば
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル)、ビニルエステルおよび/
またはビニルエーテルの単位をも含有することができ
る。好ましいグラフト幹重合体 II は純粋なポリブタジ
エンよりなるものである。
ト幹重合体に完全にグラフトする必要ではないので、本
発明の関連でのグラフト重合体 C)はグラフト幹重合
体の存在下におけるグラフト単量体の重合により得られ
る生成物を包含している。
フトしたグラフト単量体の重量比であり、次元のない数
値である。
量%の粒子があり、その下にも 50重量%の粒子がある
直径である。これは、超遠心測定法(ショルタン(W. S
choltan)、ランゲ(H. Lange),コロイド時報および
重合体彙報(Kolloid Z. undZ. Polymere)250,(197
2),782 − 796)により測定することができる。
は、たとえば(a) C)を基準にして 20 ないし 90
重量%の、グラフト幹重合体としての−20℃ 以下のガ
ラス転移温度を有するアクリル酸エステルゴム、および
(b) C)を基準にして 10 ないし 80 重量%の、グ
ラフト単量体としての少なくとも 1 種の、a)の不存
在で生成するその単独重合体または共重合体が 25℃ 以
上のガラス転移温度を有するであろう重合可能な不飽和
単量体のグラフト重合体である。
(a)は、好ましくはアクリル酸アルキルの、任意に
(a)を基準にして 40 重量%以内の他の重合可能なエ
チレン性不飽和単量体との重合体である。好ましい重合
可能なアクリル酸エステルには、アクリル酸 C1-8 ア
ルキル、好ましくはアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸 n-ブチル、アクリル酸 n-オクチルお
よびアクリル酸 2-エチルヘキシル;アクリル酸ハロア
ルキル、好ましくはアクリル酸ハロ-C1-8 アルキル、た
とえばアクリル酸クロロエチル、ならびに、これらの単
量体の混合物が含まれる。
重結合を有する単量体を共重合させることができる。架
橋用の単量体の好ましい例は、3 ないし 8 個の炭素原
子を含有する不飽和モノカルボン酸と 3 ないし 8 個の
炭素原子を不飽和一価アルコール、および 3 ないし 12
個の炭素原子を含有する不飽和一価アルコールまたは
2 ないし 4 個の OH 基と 2 ないし 20 個の炭素原子
とを含有する飽和のポリオールとのエステル、たとえば
二メタクリル酸エチレングリコール、メタクリル酸アリ
ル;多不飽和異節環状化合物、たとえばシアヌル酸トリ
ビニルおよびシアヌル酸トリアリル;多官能性ビニル化
合物、たとえばジビニルベンゼンおよびトリビニルベン
ゼン;ならびにリン酸トリアリルおよびフタル酸ジアリ
ルである。
リル、二メタクリル酸エチレングリコール、フタル酸ジ
アリルおよび少なくとも 3 個のエチレン性不飽和基を
含有する異節環状化合物である。
トリアリル、イソシアヌル酸トリアリル、シアヌル酸ト
リビニル、トリアクリロイルヘキサヒドロ-s-トリアジ
ン、トリアリルベンゼンのような環状単量体である。
幹重合体(a)を基準にして 0.02ないし 5 重量%、よ
り好ましくは 0.05 ないし 2 重量%である。
有する環状の架橋用単量体の場合には、上記の量をグラ
フト幹重合体(a)の 1 重量%以下に制限するのが有
利である。
酸エステルに加えて任意に使用し得る好ましい“他の”
重合可能なエチレン性不飽和単量体は、たとえばアクリ
ロニトリル、スチレン、α-メチルスチレン、アクリル
アミド、ビニル C1-6 アルキルエーテル、メタクリル
酸メチル、ブタジエンである。グラフト幹重合体(a)
として好ましいアクリル酸エステルゴムは、少なくとも
60 重量%のゲル含有量を有する乳化重合体である。
4 657、DE37 04 655、DE36 31540 および DE36 3
1 539 に記載されている型のグラフト活性部位を有する
シリコーンゴムである。
ジメチルホルムアミド中、25℃ で測定する(ホフマン
(M. Hoffmann)、クレーマー(H. Kroemer)、クーン
(R.Kuhn),重合体分析(Polymeranalytik)I および
II,ゲオルク・チーメ出版1977)。
共沈澱の好ましい具体例に使用するグラフト重合体
C)の水性分散液は、一般に 25 ないし 60 重量%の、
好ましくは 30 ないし 45 重量%の固体含有量を有す
る。
炎剤として含有する。式(I)において、R1、R2、R
3 および R4 は相互に独立に C1-8 アルキル、C5-6
シクロアルキル、C6-10 アリールまたは C7-12 アラ
ールキルを、好ましくは C6-10アリールまたは C7-12
アラールキルを表す。芳香族基 R1、R2、R3 および
R4 は、さらにハロゲン原子またはアルキル基により置
換されていてもよい。特に好ましいアリール基はクレシ
ル、フェニル、キシレニル、プロピルフェニルまたはブ
チルフェニル、ならびにその臭素化誘導体および塩素化
誘導体である。
えばビスフェノール A、レゾルシノールまたはハイド
ロキノンから、さらにはその塩素化誘導体または臭素化
誘導体から誘導された、6 ないし 30 個の炭素原子を含
有する単核または多核芳香族基である。
または 1、好ましくは 1 である。
は 1 ないし 2 の数値を推定し得る。種々のオリゴマー
リン酸エステルの混合物も、本発明記載の成分 D とし
て使用することができる。この場合には、N は 0.5 な
いし 5 の平均値を有する。
り、−30℃ 以上の、一般には 100℃ 以上のガラス転移
温度、好ましくは 65 ないし 76 重量%の、より好まし
くは 70 ないし 76 重量%のフッ素含有量、および 0.0
5 ないし 1000μmの、好ましくは 0.08 ないし 20 μm
の平均粒径 d50 を有する。一般には、フッ素化ポリオ
レフィン E)は 1.2 ないし 2.3 g/cm3 の密度を有す
る。好ましいフッ素化ポリオレフィン E)はポリテト
ラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフ
ルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体お
よびエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体であ
る。フッ素化ポリオレフィンは公知物質である(“ビニ
ル重合体および関連重合体(Vinyl and Related Polyme
rs)”シルトクネヒト(Schildknecht)著,ジョン・ワ
イリー・アンド・サンズ社(John Wiley & Sons,In
c.,New York),1962,484 − 494 ペ−ジ;“フルオ
ロ重合体(Fluoropolymers)”,ウォール(Wall)著,
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スチック事典,1975 −1976,1975 年 10 月,52 巻,1
0A 号,マグローヒル社,27、28および 472 ペ−ジ;
ならびに US-PSS 3,671,487、3,723,373 および
3,838,092 を参照)。
ラフルオロエチレンの水性媒体中での、遊離基を形成す
る触媒、たとえばペルオキシ二硫酸ナトリウム、ペルオ
キシ二硫酸カリウムまたはペルオキシ二硫酸アンモニウ
ムを用いる、7 ないし 71 kg/cm2 の圧力下、0 ないし
200℃ の温度での、好ましくは 20 ないし 100℃ の温
度での重合により製造することができる(これ以上の特
定に関しては、たとえば US-PS 2,393,967 を参
照)。これらの物質は、使用される形状に応じて1.2 な
いし 2.3 g/cm3 の密度と 0.05 ないし 1000 μm の平
均粒子サイズとを有するであろう。
フィン E)はテトラフルオロエチレン重合体であり、
0.05 ないし 20 μm の、好ましくは 0.08 ないし 10
μmの平均粒径と 1.2 ないし 1.9 g/cm3 の密度とを有
し、好ましくはテトラフルオロエチレン重合体 E)の
乳濁液とグラフト重合体 C)の乳濁液との凝集混合物
の形状で使用する。
オレフィンE)は、100 ないし1000μm の平均粒径と
2.0 g/cm3 ないし 2.3 g/cm3 の密度とを有するテトラ
フルオロエチレン重合体である。
は、0.05 ないし 2 μm の、より好ましくは 0.1 ない
し 0.6 μm の平均ラテックス粒径を有するグラフト重
合体C)の水性乳濁液(ラテックス)を最初に、0.05
ないし 20 μm の、より特定的には0.08 ないし 10 μm
の平均粒径を有するテトラフルオロエチレン重合体
E)の微細粒子水性乳濁液と混合する。適当なテトラフ
ルオロエチレン重合体乳濁液は典型的には 30 ないし 7
0 重量%の、より特定的には 50 ないし 60 重量%の固
体含有量を有する。グラフト重合体 C)の乳濁液は 25
ないし 50 重量%の、好ましくは 30 ないし 45 重量
%の固体含有量を有する。
フト重合体とフッ素化ポリオレフィンとの凝集混合物用
のグラフト重合体の百分率含有量も含まれる。
合体 C)のテトラフルオロエチレン重合体 E)に対す
る重量比は 95:5 ないし 60:40 である。ついで、上
記の乳濁液混合物を公知の手法で、たとえばスプレー乾
燥、凍結乾燥または、無機塩もしくは有機塩、酸、塩基
または水溶性有機溶媒、たとえばアルコール、ケトンの
添加による凝集により、好ましくは 20 ないし 150℃
の範囲の温度で、より特定的には 50 ないし 100℃ の
範囲の温度で凝集させる。必要ならば、凝集した混合物
を 50 ないし 200℃ で、好ましくは 70 ないし 100℃
で乾燥させることもできる。
液は市販の製品であり、たとえばデュポン(DuPont)に
よりテフロン(TeflonR)30 N として市販されてい
る。
剤、たとえば潤滑剤および離型剤、造核剤、帯電防止
剤、安定剤、充填剤および強化用材料、ならびに染料お
よび顔料を含有していてもよい。
は、充填または強化した成形用混和物を基準にして 60
重量%以内の、好ましくは 10 ないし 40 重量%の充填
剤および/または強化用材料を含有することができる。
好ましい強化用材料はガラス繊維である。強化効果をも
有し得る好ましい充填剤は、ガラスビーズ、雲母、ケイ
酸塩、石英、タルク、二酸化チタニウム、珪灰石であ
る。
公知の添加剤、たとえば安定剤、染料、顔料、潤滑剤お
よび離型剤、充填剤および強化用材料、造核剤および帯
電防止剤よりなる本発明記載の成形用混和物は、各成分
を公知の手法で混合し、得られる混合物を典型的な装
置、たとえば内部混合機、単スクリュー押出し機および
双スクリュー押出し機中で、200 ないし 330℃ の温度
で熔融混和または熔融押出しして製造するが、成分
E)は好ましくは既に述べた凝集混合物の形状で使用す
る。
し E)、ならびに任意に安定剤、染料、顔料、流動促
進剤、充填剤および強化用材料、潤滑剤および離型剤、
造核剤および/または帯電防止剤を混合し、得られる混
合物を標準的な装置中 200 ないし 330℃ の温度で熔融
混和または熔融押出しし、成分 E)は好ましくは成分
C)との凝集混合物の形状で使用することを特徴とす
る、成分 A)ないし E)ならびに任意に安定剤、染
料、顔料、潤滑剤および離型剤、充填剤および強化用材
料、造核剤および帯電防止剤よりなる熱可塑性成形用混
和物の製造方法に関するものでもある。
混合することもでき、20℃ 近傍(室温)で混合しても
高温で混合してもよい。
類の成形品の製造にも使用することができる。より特定
的には、成形品は射出成形により製造することができ
る。この種の成形品の例は、たとえばジュースプレス、
コーヒー機器、ミキサーのような家庭用品用の、および
事務機器用の全ての種類のケース部品、または建設工業
用の被覆パネル、および自動車部品である。加えて、こ
れらは極めて好ましい電気的性質を有しているので、電
気工業の分野において使用することもできる。
クがノッチ衝撃強度および応力ひび割れ抵抗性に関する
特殊な、厳格な要求に合致しなければならない薄壁成形
品(たとえばデータ加工装置のケース部品)の製造に特
に好適である。
はフィルムからの熱成形による成形品の製造である。
して1.26ないし1.28の相対溶液粘性を有するビスフェノ
ール A ポリカーボネート(商品名:Makrolon R M26
00、バイエル社製)。
で、0.5 g/dl の濃度で測定して 0.85 dl/g の固有粘性
I.V.を有する線形ポリエチレンテレフタレート(メ
リナー(Melinar)B 90 S、ICI の製品)。
トリルを、アスコルビン酸とクメンハイドロパーオキサ
イドを開始剤系として使用する乳化重合により製造した
粒状架橋ポリブタジエンゴム(平均粒径d50= 0.4μ
m)55重量部にグラフトさせたグラフト重合体。米国
特許第4859744に記載された方法に基づいて製造
した。
レックス(Fyroflex)RDP,アクゾ(Akzo)の製品。
4859744の実施例22の方法に準じて製造)とテ
トラフルオロエチレン重合体の水中乳濁液(テフロン
30N、デユポンの製品)との凝集混合物の形状のテト
ラフルオロエチレン重合体。混合物中のグラフト重合体
C)のテトラフルオロエチレン重合体E)に対する重
量比は90 重量%対 10 重量%である。テトラフルオロ
エチレン重合体乳濁液は 60 重量%の固体含有量と 0.0
5 ないし 0.5 μm の平均粒径とを有している。SAN
グラフト重合体乳濁液は 34 重量%の固体含有量と 0.4
μm の平均ラテックス粒径とを有している。
ポンの製品)の乳濁液を SAN グラフト重合体 C)
の乳濁液と混合し、重合体固体を基準にして1.8重量%
のフェノール性酸化防止剤(Vulkanox R ZKF(バイエ
ル社製)0.1重量部、Vulkanox R KB(バイエル社
製)0.4重量部、及びIrganox R PS800(チバ社
製)0.7重量部の混合物)を用いて安定化する。この
混合物を 85 ないし 95℃ で、MgSO4(エプソム塩)
と酢酸との水溶液を用いて pH 4 ないし 5 で凝集さ
せ、濾過し、電解質が実質的になくなるまで洗浄し、続
いて遠心により大部分の水を除去し、ついで 100℃ で
乾燥して粉末を形成させる。ついで、この粉末を上記の
単位の他の成分と混和する。
験 成分 A ないし E を 3 リットルの内部混合機中で混
合した。アールブルグ(Arburg)270 E 射出成形機
中、260℃ で成形品を製造した。
寸法の試験片について、ISO 1081A 法により室温で
測定した。
DIN 53 460 に従って測定した。応力ひび割れ挙動
は、80 × 10 × 4 mm3 の試験片(熔融温度 260℃)を
用いて検討した。60 体積%のトルエンと 40 体積%の
イソプロパノールとの混合物を試験媒体として使用し
た。上記の試験片を弧状の型板を用いて予備延伸し、同
時に室温で試験媒体中に 5 分間貯蔵した。予備延伸 ε
x は 0.2 ないし 2.4 %であった。応力ひび割れ挙動は
生成したひび割れから、または予備延伸の関数としての
破断から評価した。
以下の表に示してある。
衝撃強度と極めて良好な応力ひび割れ抵抗性との組合わ
せを有することを示している。試験媒体中に 5 分間貯
蔵したのちにおいても試験片の破断の形跡はない。この
好ましい性質の組合わせは、高い熱抵抗性と欠陥のない
表面とにより支持される。
ポリカーボネート、 B) 0.5 ないし 40 重量部のポリアルキレンテレフタ
レート、 C) 0.5 ないし 40 重量部のグラフト重合体、 D) 0.5 ないし 20 重量部の式(I)
に独立に C1-8 アルキル、C5-6 シクロアルキル、C
6-10 アリールまたは C7-12 アラールキルを表し、各
n は相互に独立に 0 または 1 であり、N は 0.5 な
いし 5 の数値であり、X は 6 ないし 30 個の炭素原
子を含有する単核または多核芳香族基であるに相当する
オリゴマー性のリン化合物、および、 E) 0.05 ないし 5 重量部の、0.05 ないし 1000μm
の平均粒径、1.2 ないし2.3 g/cm3 の密度および 65 な
いし 76 重量%のフッ素含有量を有するフッ素化ポリオ
レフィンよりなる耐炎性の熱可塑性成形用混和物。
ーボネート A を含有する上記1記載の耐炎性熱可塑性
成形用混和物。
ンテレフタレート B を含有する上記1記載の耐炎性熱
可塑性成形用混和物。
重量部のスチレン、α-メチルスチレン、ハロゲン核置
換もしくはアルキル核置換スチレン、メタクリル酸 C
1-8 アルキル、アクリル酸 C1-8 アルキル、またはこ
れらの化合物の混合物、および5 ないし 50 重量部のア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、メタクリル酸C
1-8 アルキル、アクリル酸 C1-8 アルキル、無水マレ
イン酸、C1-4-アルキル-N-置換もしくはフェニル-N-
置換マレイン酸イミド、またはこれらの化合物の混合物
の混合物の5 ないし 95 重量部の −10℃ 以下のガラス
転移温度を有するゴム上へのグラフト共重合により製造
したグラフト重合体を含有する上記1記載の耐炎熱可塑
性成形用混和物。
リル酸エステルゴム、シリコーンゴムまたはエチレン/
プロピレン/ジエンゴムを含有する上記4記載の耐炎性
熱可塑性成形用混和物。
リン化合物 D を含有する上記1記載の耐炎性熱可塑性
成形用混和物。
酸エステルまたはオリゴマー性リン酸エステルの混合物
を含有する上記1記載の耐炎性熱可塑性成形用混和物。
および R4 がフェニル基を表し、Xがフェニレン基で
あるオリゴマー性リン酸エステルを含有する上記1記載
の耐炎性熱可塑性成形用混和物。
離型剤、充填剤および強化用材料、造核剤ならびに帯電
防止剤よりなるグループから選択した添加剤を含有する
上記1記載の耐炎性熱可塑性成形用混和物。
製造用の使用。
Claims (1)
- 【請求項1】 A) 40 ないし 98 重量部の芳香族ポ
リカーボネート、 B) 0.5 ないし 40 重量部のポリアルキレンテレフタ
レート、 C) 0.5 ないし 40 重量部のグラフト重合体、 D) 0.5 ないし 20 重量部の式(I) 【化1】 式中、R1、R2、R3 および R4 は相互に独立に C
1-8 アルキル、C5-6 シクロアルキル、C6-10 アリー
ルまたは C7-12 アラールキルを表し、各 n は相互に
独立に 0 または 1 であり、N は 0.5 ないし 5 の数
値であり、X は 6 ないし 30 個の炭素原子を含有する
単核または多核芳香族基であるに相当するオリゴマー性
のリン化合物、および、 E) 0.05 ないし 5 重量部の、0.05 ないし 1000 μm
の平均粒径、1.2 ないし2.3 g/cm3 の密度および 65
ないし 76 重量%のフッ素含有量を有するフッ素化ポリ
オレフィンよりなる耐炎性の熱可塑性成形用混和物。
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