JP3319540B2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JP3319540B2
JP3319540B2 JP05158494A JP5158494A JP3319540B2 JP 3319540 B2 JP3319540 B2 JP 3319540B2 JP 05158494 A JP05158494 A JP 05158494A JP 5158494 A JP5158494 A JP 5158494A JP 3319540 B2 JP3319540 B2 JP 3319540B2
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良光 熊谷
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協伸工業株式会社
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に実装す
る端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板に接続線の端末を接続する
端子台例えば、ねじにより締め付け接続するねじ端子台
を実装する場合、図7(a)、(b)に示すように基板
1の上面1aに端子台2を載置すると共に当該プリント
基板1の所定箇所に穿設された各孔1cに端子台2に装
着された各ねじ端子3の脚部3aを挿通し、リフロー式
半田により当該基板1の裏面1bに形成されている導体
パターン(図示せず)に半田付けして固定する(同図
(c))。そして、この実装された端子台2の各ねじ端
子3にねじ4により接続線の端末を締付固定するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の端子台においては、プリント基板1の導体パターン
にねじ端子3の脚部3aをリフロー半田付けする際にプ
リント基板1が熱により変形し、端子台2がプリント基
板1から浮き上がったり、或いはねじ端子3の脚部3a
が噴流する半田の圧力により押し上げられ、端子台2が
プリント基板1から浮きあがる。このようにプリント基
板1から端子台2が浮き上がった状態で脚部3aと導体
パターンとが半田付けされると(図7(c))、プリン
ト基板1の導体パターンとねじ端子3の脚部3aとの半
田付けの信頼性が失われる。尚、図7(c)は、誇張し
て描いてある。更に、端子台2がプリント基板1から浮
いた状態でねじ端子3とねじ4との間に接続線の端末を
挟み込み、ねじ4を締め付けると、締付力により端子台
2が動いて(押し下げられて)、導体パターンがプリン
ト基板1から剥がれる虞がある等の問題がある。
【0004】このような対策として、プリント基板1の
各孔に各ねじ端子3の脚部3aを挿通した後、適当な箇
所のねじ端子の脚部を曲げてプリント基板1に端子台2
を係止し、リフロー半田付けを行うようにしている。し
かしながら、このような係止方法は、プリント基板1へ
の端子台2の実装時における工程が多くなり、作業性が
悪いという問題がある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、端子が装着された端子台をプリント基板に簡単、且
つ確実に実装し、接続端子とプリント基板に形成された
導体パターンとを良好に半田付けすることが可能な端子
台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、合成樹脂部材により形成され、装着
された端子の脚部下端がプリント基板の下面に形成され
た導体パターンに開口する孔に挿通され、前記導体パタ
ーンに半田付けされて実装される端子台において、前記
端子の脚部下端に形成され、前記プリント基板の孔から
突出して当該プリント基板に載置された前記端子台の一
側方向への滑動により前記孔の開口端に係止するフック
と、前記端子台に一体に形成され、下端が前記プリント
基板に穿設された孔に嵌合され弾性力により前記端子台
を前記一側方向に押動するレバーとを備えた構成とした
ものである。
【0007】
【作用】端子台は、端子の脚部がプリント基板に穿設さ
れた接続端子用の孔に挿通されると共にレバーの下端が
当該プリント基板に穿設された孔に嵌挿されてプリント
基板に装着される。レバーは、弾性力により端子台を押
動してプリント基板上を滑動させ、端子脚部の下端のフ
ックを当該脚部が貫通した孔の開口端に係止させる。こ
れにより端子台がプリント基板に上下動することなく装
着される。この状態で端子の脚部下端とプリント基板に
形成された導体パターンとが半田付けされる。これによ
り端子台がプリント基板に確実に実装固定され、且つ端
子の脚部と導体パターンとが良好に半田付けされる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1乃至図5に示すように端子台10は、例
えば、上下2段構造とされ、上、下の各段10a、10
bに夫々所定のピッチで端子装着用の穴10c、10d
(図2)が一列に並んで複数形成されており、各穴10
c、10dの底面後端には夫々小孔10c’、10d’
(図2、図5)が穿設されている。上段10aの穴10
cは、下段10bの穴10dより1個分だけ少なく設定
され、且つ上段の各穴10cと下段の各穴10dとは半
ピッチずれて配列されている。そして、これらの穴10
c、10dにはねじ端子11、12が装着されている。
【0009】ねじ端子11は、図5に示すように略逆L
型をなして形成され、後端部11aが前端部11cより
も長く設定されて脚部(以下「脚部11a」という)と
され、中央の水平部11bに穿設されたねじ穴に締付用
のねじ13が螺合されている。そして、脚部11aの下
端にはフック11dが形成されている。このねじ端子1
1は、脚部11a、前端部11cが穴10cに圧入さ
れ、且つ脚部11aの下端が孔10c’に圧入貫通され
て下面10eから所定の長さ突出し、中央部11bの両
側端が当該穴10cの開口端の両側縁に載置されて固定
されている。
【0010】ねじ端子12もねじ端子11と同様にして
下段の穴10dに嵌装されている。このようにしてねじ
端11、12が端子台10に装着されている。そして、
全てのねじ端子11、12の下端のフック11d、12
dは、端子台10の長手方向に沿って一側例えば、図1
に示すように正面から見て右方向に臨んで配置されてお
り、且つ当該端子台10の下面10eからの間隔dが、
実装すべきプリント基板の板厚tと略同じ長さに設定さ
れている(図6(a))。
【0011】端子台10の上段10aの一側面の上端即
ち、各ねじ端子11、12のフック11d、12dの向
きと反対側の側面10fにはレバー10hが一体に形成
されて垂設されている。このレバー10hは、基端が側
面10fの上端略中央に連設され(図3、図4)、中央
部が当該側面10fから所定の間隔を存して垂下し、下
端10iが僅かに楔状に形成されて薄肉とされている
(図1)。そして、レバー10hの中央部は、下段10
bの側面10gよりも内方に位置している(図2)。こ
のレバー10hの下端10iは、ねじ端子11、12の
脚部11a、12aの下端と略同じ位置にある。
【0012】かかる構造の端子台10は、合成樹脂部材
により一体に形成されている。従って、レバー10h
は、弾性を有しており、図6(a)に2点鎖線で示すよ
うに側面10fに臨んで湾曲可能とされる。このように
して端子台10が形成されている。端子台10は、上段
10aが下段10bよりも短く設定され、しかも、レバ
ー10hが下段10bの側面10gよりも内方に位置し
ているために、プリント基板に実装された際に当該レバ
ー10hが、他の実装部品と干渉することが防止され
る。
【0013】尚、ねじ端子11、12は、上、下段の全
ての穴10c、10dに装着する必要はなく、プリント
基板への電線の接続の態様により異なり、例えば、図1
のように上下各所定の穴には装着されていない。また、
上段10aと下段10bの各ねじ端子11と12とを半
ピッチずらせることにより、接続線の端末の締め付けが
容易となり、作業性が向上する。
【0014】一方、図6(a)に示すようにプリント基
板1の端子台10の実装位置には、各ねじ端子11、1
2の脚部11a、12aが挿通する孔1c(ねじ端子1
2の脚部12aが挿通する孔は図示せず)、レバー10
hが挿通する孔1eが穿設されている。尚、脚部11a
が挿通する孔1cは、プリント基板1の裏面1bに形成
された導体パターン(図示せず)に開口されている。脚
部12aが挿通する孔についても同様である。
【0015】以下に端子台10のプリント基板への実装
手順について説明する。図6(a)に示すように端子台
10は、プリント基板1の実装すべき位置の上方に配置
され、レバー10hがその弾性力に抗して2点鎖線のよ
うに側面10f側に押圧されて湾曲されている。この状
態において各ねじ端子11の脚部11aの下端がプリン
ト基板1に穿設された各孔1cに、レバー10hの下端
10iが孔1eに臨んでいる。
【0016】次いで、端子台10が同図(b)のように
プリント基板1上に載置され、各脚部11aの下端及び
レバー10hの下端10iが対応する各孔1c及び1e
に挿通される。レバー10hの先端10iは、楔状とさ
れているために孔1eを容易に挿通する。そして、各脚
部11aのフック11dの係止位置がプリント基板1の
下面1bの開口端と面一となる。尚、レバー10hの下
端10iも孔1eから突出している。
【0017】端子台10のレバー10hに加えられてい
る押圧力が解除されると、当該端子台10は、レバー1
0hのばね力により押動されてプリント基板1上を図6
(c)に矢印Aで示すように右方に滑動し、これに伴い
各ねじ端子11の脚部11aの各フック11dが孔1c
の下面1bの開口端縁に係合する。これによりプリント
基板1が、端子台10と各ねじ端子11のフック11d
とにより挟み込まれる。ねじ端子12についてもねじ端
子11と同様である。これにより端子台10がプリント
基板1に強固に係止され、上下方向への動き即ち、プリ
ント基板1からの浮き上がりが防止される。
【0018】この状態でリフロー式半田付けが行われ、
各ねじ端子11の脚部11aの下端がプリント基板1の
裏面1bに形成された導体パターンに半田付けされる
(図6(d))。プリント基板1は、上述のように端子
台10と各ねじ端子11、12のフック11d、12d
とにより挟み込まれているために半田付けの際に熱変形
が防止される。また、噴流する半田によりねじ端子1
1、12が押し上げられることも防止される。この結
果、半田付け時に端子台10のプリント基板1からの浮
き上がりが防止され、各ねじ端子11、12の各脚部1
1a、12aが導体パターンに良好に半田付けされる。
【0019】このようにしてプリント基板1に端子台1
0が強固に実装固定される。そして、端子台10が実装
された後、各ねじ端子11、12とねじ13、14(図
1)との間に各接続線の端末(図示せず)が挟み込ま
れ、ねじ13、14が締め付けられる。端子台10は、
プリント基板1に上下動不能に強固に固定されており、
各ねじ端子11、12に接続線の端末を締め付け固定す
る際にこれらのねじ13、14を締め付けても、締付力
により端子台10が動くことはなく、従って、導体パタ
ーンがプリント基板1から剥がれることは無い。
【0020】尚、上記実施例においては端子台10を上
下2段構造とし、各段に夫々複数のねじ端子を装着した
場合について記述したが、これに限るものではなく、1
段でも良い。また、上記実施例においては、端子台10
に装着する端子としてねじ端子を使用した場合について
記述したが、これに限るものではなく、他のタイプの端
子を装着した端子台についても同様に適用し得ることは
勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構造でありながらプリント基板に端子台を極めて容
易に、且つ確実に実装することが可能となり、端子と当
該プリント基板に形成された導体パターンとの半田付け
の際にプリント基板から端子台が浮き上がることが防止
される。この結果、端子と導体パターンとが確実に半田
付けされ、信頼性の向上が図られる。また、端子台がプ
リント基板に強固に固定されるために、端子としてねじ
端子を使用した場合、ねじの締付力により導体パターン
がプリント基板から剥がれることが防止される等の優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子台の一実施例を示す正面図で
ある。
【図2】図1の端子台の平面図である。
【図3】図1の端子台の背面図である。
【図4】図1の端子の左側面図である。
【図5】図2の矢線V−Vに沿う断面図である。
【図6】図1の端子台のプリント基板への実装手順を示
す説明図である。
【図7】従来の端子台のプリント基板への実装手順を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 10 端子台 11、12 ねじ端子 11a、12a 脚部 11d、12d フック 13、14 締付ねじ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/09 H01R 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂部材により形成され、装着され
    た端子の脚部下端がプリント基板の下面に形成された導
    体パターンに開口する孔に挿通され、前記導体パターン
    に半田付けされて実装される端子台において、 前記端子の脚部下端に形成され、前記プリント基板の孔
    から突出して当該プリント基板に載置された前記端子台
    の一側方向への滑動により前記孔の開口端に係止するフ
    ックと、 前記端子台に一体に形成され、下端が前記プリント基板
    に穿設された孔に嵌合され弾性力により前記端子台を前
    記一側方向に押動するレバーとを備えたことを特徴とす
    る端子台。
  2. 【請求項2】 前記端子は、ねじにより接続線の端末を
    締め付けて接続するねじ端子である請求項1記載の端子
    台。
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