JP6041197B2 - 接続箱 - Google Patents

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本発明は、太陽電池等の直流電力源を備えた発電システムに用いられる接続箱に関するものである。
従来、太陽光発電システムにおいては、複数の太陽電池モジュールを直列接続してなるストリングスを並列接続することにより構成された太陽電池アレイが直流電力源として用いられている。そして、太陽電池アレイで発電された直流電力は、パワーコンディショナによって交流電力に変換されて各種機器に利用されるようになっている。また、太陽電池アレイとパワーコンディショナとの間には、各ストリングスに対応した複数の開閉器又は遮断器を有する接続箱が設けられている(例えば、特許文献1〜4)。
こうした開閉器又は遮断器は、多くの場合、直方体状に形成されており、その長手方向両側にストリングスとの接続端子(電源側端子)、及びパワーコンディショナとの接続端子(負荷側端子)がそれぞれ設けられている(例えば、特許文献5)。そして、接続箱内において、開閉器又は遮断器は、その短手方向(電源側端子と負荷側端子とを結ぶ方向と直交する方向)に並置されている(例えば特許文献1、第1図参照)。
特開2010−272559号公報 特開2010−56149号公報 特開2000−261177号公報 登録実用新案第3172419号公報 特開平10−154458号公報
ところで、近年、上記のような接続箱においては、取り扱い性の向上等の観点からその小型化が求められている。しかし、ストリングス(太陽電池モジュール)の数が多くなると、これに伴って開閉器又は遮断器の数が多くなり、さらには電源側端子に接続される電源側配線及び負荷側端子に接続される負荷側配線の数も多くなる。その結果、接続箱を小型化しようとすると、これら配線の取り回しが複雑になり易く、接続箱の設置や保守等に係る作業性が低下する虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、小型で良好な作業性を確保することのできる接続箱を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の接続箱は、直流電力源側及び負荷側のいずれか一方に接続される第1端子と、他方に接続される第2端子とを有し、前記第1端子と前記第2端子とを結ぶ接続方向と直交する配列方向に並置された複数の開閉器又は遮断器と、前記各開閉器又は前記各遮断器を収容し、前記接続方向及び前記配列方向と直交する深さ方向手前側に開口したケース本体と、を備えた接続箱において、中継導体を介して前記第1端子に接続された複数の中継端子、及び前記中継端子に接続されるとともに該中継端子に対して接続方向の前記第2端子側に並置された複数の配線接続端子を有し、前記中継端子及び前記配線接続端子がそれぞれ配列方向に並置された中継器と、を備え、前記中継導体は、前記各開閉器又は前記各遮断器の深さ方向奥側に配置され、前記中継器は、前記各開閉器又は前記各遮断器に対して接続方向の第2端子側で、前記中継端子及び前記配線接続端子が前記第1及び第2端子よりも深さ方向奥側に位置するとともに配列方向において前記第2端子と重ならないように配置され、前記各開閉器又は前記各遮断器の定格電流に基づいて前記第2端子に接続される配線の直径を「A」とし、前記配線接続端子に接続される配線を固定するための端子ネジの軸部の直径を「B」とした場合に、前記中継器は、前記中継端子及び前記配線接続端子の中心と、該中継端子及び該配線接続端子と隣り合う前記第2端子の中心との配列方向の間隔Pが、それぞれ(A+B)/4以上となるように配置されたことを特徴とする。
また上記構成において、前記各開閉器又は前記各遮断器は、配列方向に並置されるとともに深さ方向の位置が異なる複数の前記第1及び第2端子を有することが好ましい。
また上記構成において、前記中継器は、深さ方向手前側から前記中継端子を覆う絶縁カバーを備えることが好ましい。
また上記構成において、前記絶縁カバーの表面には、深さ方向において対向する前記中継端子と前記直流電力源との対応を示す標識が設けられることが好ましい。
また上記構成において、グランドに接続される接地端子を備え、前記接地端子は、前記中継器に対して接続方向の前記第2端子側かつ配列方向一方側で、前記中継端子及び前記配線接続端子よりも深さ方向奥側に配置されることが好ましい。
また上記構成において、前記ケース本体の底壁部との間に空間を設けて固定された基板と、前記基板に前記各開閉器又は前記各遮断器を固定する取付ネジと、前記取付ネジの軸部における前記空間に突出した部分を覆う保護部材と、を備えることが好ましい。
また上記構成において、前記保護部材は、前記ケース本体又は前記基板と一体形成されることが好ましい。
本発明によれば、接続箱を小型化しつつ、良好な作業性を確保することができる。
太陽光発電システムの概略構成を示すブロック図。 一実施形態の接続箱の斜視図。 一実施形態の接続箱の分解斜視図。 一実施形態の内カバーを取り外した状態の接続箱の平面図。 一実施形態のケース本体の平面図。 一実施形態の内カバーを取り付けた状態の接続箱の平面図。 一実施形態の接続箱の接続方向に沿う一部断面図(図4のA−A断面図)。 一実施形態のカバー取付ネジ近傍の拡大断面図(図6のB−B断面図)。 一実施形態の遮断器の内部構造を示す側面図。 一実施形態の各遮断器を下側から見た断面図(図4のC−C断面図)。 一実施形態の各遮断器を上側から見た断面図(図4のD−D断面図)。 一実施形態の内カバーを取り外す際の模式図。 (a),(b)は別例のカバー取付ネジ近傍の拡大断面図。 (a),(b)は別例の基板取付ネジ近傍の拡大断面図。
以下、本発明を住宅や店舗等に設置される太陽光発電システム用の接続箱に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、太陽光発電システム1は、直流電力源としての太陽電池アレイ2を備えている。太陽電池アレイ2は、複数の太陽電池モジュール(図示略)を直列接続してなる複数(本実施形態では、5個)のストリングス3を並列接続することにより構成されている。なお、太陽電池モジュールは、多数の太陽電池セルにより構成されている。太陽電池アレイ2は、接続箱4を介してパワーコンディショナ5に接続されている。そして、太陽電池アレイ2で発電された直流電力は、パワーコンディショナ5によって交流電力に変換され、パワーコンディショナ5の先に図示しない分電盤等を介して接続された各種機器に利用されるようになっている。また、接続箱4は、各ストリングス3に対応した複数(本実施形態では、5個)の遮断器6を有しており、例えば太陽光発電システム1の点検時等に、各ストリングス3(太陽電池アレイ2)とパワーコンディショナ5との間を開放(遮断)できるようになっている。
図2及び図3に示すように、接続箱4は、一側面が開口した四角箱状のケース本体11と、ケース本体11の開口を開閉可能なケースカバー12とを備えている。また、接続箱4は、ケース本体11内に配置され、その開口の略全体を覆う内カバー13を備えている。ケース本体11内には、遮断器6が基板15に固定された状態で収容されている。図4に示すように、各遮断器6には、太陽光発電システム1を構成する回路の太陽電池アレイ2(直流電力源)側に接続される2個の電源側端子16、及びパワーコンディショナ5(負荷)側に接続される2個の負荷側端子17が設けられている。そして、遮断器6は、基板15上において電源側端子16と負荷側端子17とを結ぶ接続方向と直交する配列方向に並置されている。なお、ケース本体11及びケースカバー12は、樹脂材料により構成されており、内カバー13及び基板15は、金属材料により構成されている。
また、ケース本体11内には、各遮断器6とともに基板15に固定された中継器21が収容されている。中継器21は、中継導体としての中継配線22を介して負荷側端子17にそれぞれ接続された複数(本実施形態では、10個)の一体端子23を備えており、これら一体端子23は配列方向に並置されている。つまり、本実施形態では、負荷側端子17が第1端子として機能するとともに電源側端子16が第2端子として機能し、一体端子23が中継端子及び配線接続端子として機能する。そして、ストリングス3側から延びる電源側配線24は、電源側端子16に接続され、パワーコンディショナ5側から延びる負荷側配線25は、一体端子23に接続されるようになっている。
以下に接続箱の構成を詳細に説明する。
なお、本実施形態の接続箱4は、接続方向が鉛直方向(重力方向)と略平行になる姿勢で、建物の外壁等の比較的高所に固定されるようになっている。そして、以下の説明では、接続方向の負荷側端子17側(図4における上側)を上側、接続方向の電源側端子16側(図4における下側)を下側、配列方向一方側(図4における右側)を右側、配列方向他方側(図4における左側)を左側と称する。また、接続方向及び配列方向と直交する方向を深さ方向とし、ケース本体11の開口した側を手前側、その反対側を奥側と称する。
(ケース本体)
図5及び図6に示すように、ケース本体11の底壁部11aには、内カバー13を支持するための複数(本実施形態では、4個)のカバー台座部31が形成されている。具体的には、カバー台座部31は、右壁部11bの上側端部及び下側端部、左壁部11cの上側端部及び下側端部に隣接して形成されている。そして、図5及び図6に示すように、右下のカバー台座部31及び左上のカバー台座部31には、手前側に開口する挿入穴31aがそれぞれ形成されている。さらに、右下のカバー台座部31及び左上のカバー台座部31には、挿入穴31aに連通するとともに配列方向に開口した連通穴32がそれぞれ形成されている。これにより、挿入穴31aに螺着されるカバー取付ネジ33の軸部33aは、連通穴32内に露出するようになっている。
また、底壁部11aには、基板15を支持するための複数(本実施形態では、5個)の基板台座部34が形成されている。具体的には、3個の基板台座部34が右壁部11bに隣接して形成されるとともに、2個の基板台座部34が左壁部11cに隣接して形成されている。なお、これら基板台座部34は、カバー台座部31よりも手前側への突出量が小さく設定されている。
さらに、底壁部11aには、後述する接地端子44を支持する端子台座部35が右下のカバー台座部31に隣接して形成されている。また、底壁部11aの上側部分には、複数(本実施形態では10個)の保護突起36が上記配列方向に並置された各遮断器6の接続方向両端部と対応する位置に一体形成されている。そして、各保護突起36には、手前側に開口する収容穴37が形成されている。なお、ケースカバー12は、ケース本体11の上壁部11dに対して回動可能に連結されとともに、その下壁部11eに対して図示しないネジ等により固定可能となっている。
(基板)
図4に示すように、基板15は、長方形板状に形成されており、基板15の配列方向両端部には、下側に延出された中継器固定部41が形成されている。そして、基板15は、基板台座部34に螺着される基板取付ネジ42によって固定されている。これにより、図7に示すように、基板15は、底壁部11aとの間に空間Sを設けてケース本体11内に収容されている。また、基板15には、複数(本実施形態では10個)の取付孔43が上記配列方向に並置された各遮断器6の接続方向両端部と対応する位置、すなわち保護突起36と深さ方向において対向する位置に形成されている。なお、本実施形態の取付孔43の内周にはネジ溝が形成されている。
図4に示すように、基板15の右側に設けられた中継器固定部41には、グランドに接続される接地端子44が接続されている。具体的には、接地端子44は、その先端側が中継器固定部41よりも底壁部11aに近接するように屈曲した帯状に形成されている。そして、接地端子44には、接地端子ネジ47によってグランドに接続されるグランド配線46が接続されるようになっている。これにより、基板15の電位がグランドレベルに維持されるようになっている。また、基板15の左上端部には、金属材料からなる帯状の固定板48が固定されている。固定板48は、カバー台座部31に倣って折り曲げられており、固定板48の先端には、カバー台座部31の挿入穴31aと同軸上に固定孔48aが形成されている。なお、本実施形態の固定孔48aの内周にはネジ溝が形成されている。また、右下のカバー台座部31にも、固定板48が固定されている。
(内カバー)
図6に示すように、内カバー13は、ケース本体11の開口よりもやや小さく、該ケース本体11内で接続方向に移動可能な長方形板状に形成されている。すなわち、本実施形態では、接続方向が内カバー13の移動方向に相当する。内カバー13には、深さ方向に貫通した開口窓51が後述する各遮断器6の操作レバー85近傍に臨む(深さ方向において対向する)位置に形成されている。これにより、内カバー13をケース本体11に固定した状態で、作業者が操作レバー85を操作可能となっている。また、内カバー13には、その右下端部及び左上端部、すなわち右下及び左下のカバー台座部31に形成された挿入穴31a近傍と対向する位置にそれぞれ挿通孔52が形成されている。さらに、内カバー13の下側端部には、半円弧状の切欠き53が形成されている。そして、内カバー13は、固定板48の固定孔48aに螺着されるカバー取付ネジ33によってケース本体11に対して着脱可能に設けられている。
詳しくは、挿通孔52は、丸孔状のベース孔部54、及びベース孔部54の上側(移動方向一方側)に連続して形成された長孔状の係合孔部55を有している。ベース孔部54の内径は、カバー取付ネジ33の頭部33bの外径よりも大きく設定されており、該頭部33bがくぐり抜け可能となっている。一方、係合孔部55の幅(内径)は、頭部33bの外径よりも小さく設定されている。これにより、頭部33bは、係合孔部55をくぐり抜けることができず、係合孔部55の周縁に係合可能となっている。つまり、挿通孔52は、いわゆるだるま孔状に形成されている。そして、挿通孔52は、内カバー13の上側端部がケース本体11の上壁部11dに当接した状態で、頭部33bがベース孔部54内に配置されるように形成されている。
したがって、内カバー13は、カバー取付ネジ33が係合孔部55内に配置された状態でカバー台座部31にしっかりと締め付けられることでケース本体11に固定される。そして、内カバー13は、カバー台座部31に固定された状態では、上記固定板48及び基板15を介して接地端子44に接続されることになり、内カバー13の電位がグランドレベルに維持されるようになっている。一方、カバー取付ネジ33が緩められ、その頭部33b全体がベース孔部54内に配置されるように内カバー13を移動させることで該内カバー13をケース本体11に対して着脱可能になっている。
また、図8に示すように、カバー取付ネジ33の軸部33aにおける連通穴32内に露出した部位には、該軸部33aのネジ山に係合する制限手段としてのC字状の止め輪56が装着されている。これにより、カバー取付ネジ33は、止め輪56がカバー台座部31の固定孔48aの周囲に当接することでその可動範囲(進退範囲)が制限され、固定孔48aから抜き取ることができなくなっている。
(遮断器)
図4及び図9に示すように、各遮断器6は、直方体状に形成されており、電源側端子16はその長手方向一端側(下側)に設けられ、負荷側端子17はその長手方向他端側(上側)に設けられている。そして、遮断器6は、基板15上においてその長手方向が接続方向に沿うように配列方向に並置されている。なお、本実施形態では、2個の電源側端子16のうちの右側のものはストリングス3の正極側の接続端子に接続され、左側のものはストリングス3の負極側の接続端子に接続される。また、2個の負荷側端子17のうちの右側のものはパワーコンディショナ5の正極側の接続端子に接続され、左側のものはパワーコンディショナ5の負極側の接続端子に接続される。そして、各遮断器6は、各電源側端子16と各負荷側端子17との間の電路を同時に開閉可能に構成されている。
詳述すると、遮断器6は、略直方体状に形成されたハウジング61を備えている。なお、本実施形態のハウジング61は、絶縁性の樹脂材料等により構成されている。図7に示すように、ハウジング61には、接続方向(長手方向)両側に突出する固定部62が形成されている。固定部62には、それぞれ深さ方向に貫通した貫通孔62aが形成されている。そして、遮断器6は、貫通孔62aを介して基板15の取付孔43に遮断器取付ネジ63が螺着されることにより、配列方向に並んで固定されている。そして、上記のようにケース本体11には基板15の取付孔43と対向する位置に保護突起36が形成されているため、遮断器取付ネジ63の軸部63aにおける空間Sに突出した部分は、保護突起36の収容穴37内に挿入されている。これにより、軸部63aは、底壁部11aと基板15との間の空間Sに露出しない状態となっている。つまり、本実施形態では、保護突起36が保護部材として機能する。
また、図10に示すように、ハウジング61の下側端部には、下側及び手前側に開口する収容凹部64a,64bが配列方向に並んで設けられている。右側に設けられた収容凹部64aの深さは、左側に設けられた収容凹部64bの深さよりも浅く設定されている。また、収容凹部64aの配列方向の幅は、深さ方向の全体に亘って略一定に形成されている。一方、収容凹部64bの収容凹部64a側の側面には、該収容凹部64a側に膨出した膨出部65が形成されている。そして、収容凹部64bの手前側の配列方向の幅は、収容凹部64aの配列方向の幅よりもやや狭くなるとともに、収容凹部64bの奥側での幅は、収容凹部64aの幅と略等しくなっている。
各電源側端子16は平板状に形成されており、収容凹部64a,64bの底面に接触するように固定されている。これにより、右側の電源側端子16は、左側の電源側端子16よりも深さ方向の手前側に配置されている。そして、図9に示すように、電源側端子16には、ハウジング61に設けられたナット66に螺着される電源端子ネジ67によって電源側配線24が接続されるようになっている。また、各電源側端子16には、ハウジング61の内部に配置される延出部68が形成されており、延出部68の先端には、固定接点69が設けられている。
一方、図11に示すように、ハウジング61の上側端部には、上側及び手前側に開口する収容凹部71a,71bが配列方向に並んで設けられている。右側に設けられた収容凹部71aの深さは、左側に設けられた収容凹部71bの深さよりも浅く設定されている。また、収容凹部71aの配列方向の幅は、深さ方向の全体に亘って略一定に形成されている。一方、収容凹部71bの収容凹部71a側の側面には、該収容凹部71a側に膨出した膨出部72が形成されている。そして、収容凹部71bの手前側の配列方向の幅は、収容凹部71aの配列方向の幅よりもやや狭くなるとともに、収容凹部71bの奥側での幅は、収容凹部71aの幅と略等しくなっている。
各負荷側端子17は平板状に形成されており、収容凹部71a,71bの底面に接触するように固定されている。これにより、右側の負荷側端子17は、左側の負荷側端子17の深さ方向の手前側に配置されている。そして、図9に示すように、負荷側端子17には、ハウジング61に設けられたナット74に螺着される負荷端子ネジ75によって負荷側配線25が接続されるようになっている。また、負荷側端子17には、ハウジング61の内部に配置される延出部76が形成されている。
遮断器6は、各負荷側端子17の延出部76に接続された連結導体81と、連結導体81に接続された可動導体82とを備えている。連結導体81は、多数の導線を束ねた紐状に形成されている。また、可動導体82は、帯状に形成されており、その電源側端子16側には、固定接点69と接触する可動接点83が設けられている。つまり、連結導体81及び可動導体82により、電源側端子16と負荷側端子17とをつなぐ電路が構成されている。そして、可動接点83が固定接点69に接触することで電路が閉じられ、可動接点83が固定接点69から離間することで電路が開かれるようになっている。なお、ハウジング61内には、固定接点69及び可動接点83を配列方向両側から挟み込むように配置される一対の永久磁石を有し、可動接点83が固定接点69から離間する際に生じるアーク放電を伸張させて消滅させる消弧機構84が設けられている。
また、遮断器6は、配列方向と平行な軸周りに回動可能に設けられた操作部材としての操作レバー85と、操作レバー85と可動導体82とを連結するリンク機構86とを備えている。操作レバー85は、ハウジング61の手前側(ケース本体11の開口側)にその一部が露出しており、外部から操作可能となっている。そして、リンク機構86は、操作レバー85の回動に伴って可動接点83が固定接点69に対して接離するように可動導体82を動作させるように構成されている。これにより、各遮断器6は、各電路を手動で開閉可能となっている。さらに、遮断器6は、電路に流れる電流に応じて該電路を開放する遮断機構87を備えている。具体的には、遮断機構87は、電路に流れる電流に応じた電流が流れるコイル88(ソレノイド)、及びコイル88で発生する電磁力に応じて出没するプランジャ89を有している。そして、プランジャ89は、その往復動により可動接点83を固定接点69に対して接離させるようにリンク機構86に連結されている。
(中継器及び中継配線)
図7に示すように、中継配線22は、導体材料からなる芯線の外周に絶縁材料からなる被覆材に覆われた構成となっている。そして、中継配線22は、その一端が負荷側端子17に接続されており、基板15と底壁部11aとの間の空間Sを通って各遮断器6の下側に引き出されている。
図4及び図10に示すように、中継器21は、遮断器6の配列方向に長い長方形状の端子台91を備えている。端子台91の配列方向両端には、手前側に突出する端壁部92がそれぞれ設けられている。また、端子台91には、端壁部92間を複数(本実施形態では、10個)の収容部93に仕切る隔壁部94が形成されている。なお、各収容部93は、接続方向両側及び手前側に開口した溝状に形成されている。そして、各収容部93には、一体端子23が固定されている。
図7に示すように、各一体端子23は長方形板状に形成されており、収容部93の底面に接触するように固定されている。そして、一体端子23には、端子台91に螺着される中継端子ネジ96によって中継配線22が接続されるとともに、端子台91に設けられたナット95に螺着される配線接続端子ネジ97によって負荷側配線25が接続されるようになっている。
また、図4に示すように、中継器21は、手前側から一体端子23の上側端部(中継端子ネジ96よりも上側部分)、すなわち中継端子として機能する部位を覆う絶縁カバー101を備えている。なお、絶縁カバー101は、絶縁性の樹脂材料により構成されている。絶縁カバー101は、長方形板状に形成されており、その接続方向の長さは端子台91の接続方向の長さの略半分に設定されるとともに、その配列方向の長さは端壁部92間の間隔よりもやや長く設定されている。そして、絶縁カバー101は、各隔壁部94の先端に当接するようにして端壁部92に設けられた挿入穴92aにその両端部が挿入されることで固定されている。なお、本実施形態の絶縁カバー101の厚み(深さ方向の長さ)は比較的薄く設定されており、絶縁カバー101は、該絶縁カバー101を撓ませることで端子台91に対して着脱可能となっている。
図4に示すように、絶縁カバー101の手前側の表面には、深さ方向において対向する一体端子23と上記ストリングス3との対応を示す標識102が設けられている。詳しくは、標識102は、一体端子23に接続された負荷側端子17が電源側端子16を介してどのストリングス3の接続端子に接続されているかを示している。換言すると、標識102は、一体端子23(配線接続端子)にどの負荷側配線25を接続すべきかを示している。なお、本実施形態では、標識102は、正極を示す「p」又は負極を示す「n」と、ストリングス3を識別する「1」〜「5」の番号との組み合わせからなる。
図10に示すように、端壁部92の深さ方向の略中央には、配列方向両側に突出した固定部103がそれぞれ形成されている。固定部103には、深さ方向に貫通した貫通孔103aが形成されており、中継器21は、上記基板取付ネジ42が貫通孔103aを介して基板台座部34に螺着されることにより、基板15に固定されている。そして、中継器21は、基板15に取り付けられることにより、各遮断器6の下側で、一体端子23が電源側端子16及び負荷側端子17よりも奥側に位置するとともに配列方向において負荷側端子17と重ならないように配置されている。詳しくは、負荷側配線25の直径を「A」とし、配線接続端子ネジ97の軸部97aの直径を「B」とした場合に、一体端子23の中心と、この一体端子23と隣り合う負荷側端子17の中心との配列方向の間隔Pが、それぞれ(A+B)/4以上となるように配置されている。なお、電源側配線24及び負荷側配線25には、遮断器6の定格電流(本実施形態では、10A)に応じた許容電流のものが用いられており、電源側配線24及び負荷側配線25の直径は、遮断器6の定格電流に応じて決まる。また、軸部97aの直径は、配線接続端子ネジ97を回す工具(ドライバ)の軸径と略等しい。
次に、本実施形態の接続箱における各配線の接続態様について説明する。
中継配線22を介して負荷側端子17に接続された一体端子23を有する中継器21が各遮断器6の下側に配置されるため、電源側配線24及び負荷側配線25は、ケース本体11の下側部分に引き回されて電源側端子16及び一体端子23に接続される。そして、一体端子23が負荷側端子17よりも奥側に配置されているため、下側部分に電源側配線24及び負荷側配線25の双方をまとめて引き回しても、電源側配線24と負荷側配線25とが深さ方向において互いに干渉することが抑制される。そして、一体端子23が負荷側端子17と重ならないように配列方向にずらして配置されているため、ケース本体11の開口から見て電源側配線24によって負荷側配線25及び一体端子23が覆い隠されないようになっている。
また、接地端子44は中継器21の下側に配置されるため、グランド配線46はケース本体11の下側部分に引き回されて接地端子44に接続される。そして、接地端子44が一体端子23よりも奥側に配置されているため、グランド配線46を電源側配線24及び負荷側配線25とともに下側部分にまとめて引き回しても、グランド配線46が電源側配線24及び負荷側配線25に干渉することが抑制されている。さらに、接地端子44は、中継器21の右側に配置されているため、接地端子ネジ47が電源側配線24及び負荷側配線25によって覆い隠されることが抑制されている。なお、電源側配線24、負荷側配線25及びグランド配線46は、例えば接続箱4の設置時にケース本体11の底壁部11aや下壁部11e等に別途形成される貫通孔からケース本体11内に引き回されるようになっている。
次に、本実施形態の接続箱における内カバーの着脱について説明する。
内カバー13を取り外す際は、作業者はケースカバー12を開けてから、工具を用いてカバー取付ネジ33を緩める。このとき、カバー取付ネジ33の軸部33aには、止め輪56が設けられているため、作業者が誤ってカバー取付ネジ33を抜き取ることが防止されている。続いて、切欠き53に指等を挿入して内カバー13を持ち上げ、該内カバー13の上側端部をケース本体11の上壁部11dに当接させる。これにより、図12に示すように、カバー取付ネジ33の頭部33bがベース孔部54内に配置される。そして、この状態でベース孔部54に頭部33bをくぐらせることにより、内カバー13は取り外される。
内カバー13を取り付ける際は、ベース孔部54内に頭部33bをくぐらせた後に内カバー13を手から離す。上記のように接続箱4は、その接続方向(延出方向)が鉛直方向と略平行になる姿勢で外壁等に固定されているため、内カバー13は、自重で下側に移動し、カバー取付ネジ33が係合孔部55内に配置される。続いて、作業者は、工具を用いてカバー取付ネジ33を締め付けることで、内カバー13が固定される。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)中継器21を、各遮断器6の下側で、一体端子23が電源側端子16及び負荷側端子17よりも奥側に位置するとともに配列方向において電源側端子16と重ならないように配置した。この構成によれば、中継器21を各遮断器6の配列方向に並置する場合に比べ、接続箱4が配列方向に大型化することを抑制できる。また、各遮断器6の下側に電源側配線24及び負荷側配線25をまとめて配置しても、上記のように電源側配線24と負荷側配線25とが深さ方向において互いに干渉することが抑制されるため、例えば各配線24,25の取り回しが容易になる。そして、ケース本体11の開口から見て電源側配線24によって負荷側配線25及び一体端子23が覆い隠されることが抑制されるため、例えば奥側に配置された負荷側配線25の状態を容易に確認できるようになり、良好な作業性を確保できる。
(2)中継器21を、一体端子23の中心と、該一体端子23と隣り合う負荷側端子17の中心との配列方向の間隔Pがそれぞれ(A+B)/4以上となるように配置した。この構成によれば、一体端子23(負荷側配線25)の上方に配置される隣り合う電源側配線24間の隙間を(A+B)/2以上とすることができる。そのため、例えば工具によって電源側配線24を押しのけずに一体端子23に負荷側配線25を固定するための負荷端子ネジ75を回すことができ、十分に良好な作業性を確保できる。
(3)各遮断器6に、配列方向に並置されるとともに深さ方向の位置が異なる2個の電源側端子16及び負荷側端子17をそれぞれ設けた。そのため、深い方の収容凹部64bに膨出部65を形成することが可能になり、電源側端子16の深さ方向位置が同じ場合に比べ、ハウジング61の配列方向の幅を小さくしつつ、収容凹部64a,64bの底面のそれぞれに電源側端子16の設置面積を確保できる。同様に、収容凹部71bに膨出部72を形成することが可能になり、ハウジング61の配列方向の幅を小さくしつつ、収容凹部71a,71bの底面のそれぞれに負荷側端子17の設置面を確保できる。これにより、接続箱4を配列方向により小型化することができる。
(4)中継器21に、手前側から一体端子23の中継端子ネジ96から上側を覆う絶縁カバー101を設けたため、例えば電源側配線24の絶縁被覆の一部が劣化して内部の導体が露出しても、該導体が一体端子23に接触することを防止できる。
(5)絶縁カバー101の手前側の表面に、深さ方向において対向する一体端子23とストリングス3との対応を示す標識102を設けたため、作業者は標識を確認することで、一体端子23にどの負荷側配線25を接続すべきかを容易に判断できる。これにより、作業性の向上をより一層図ることができる。
(6)グランドに接続される接地端子44を、中継器21の下側かつ右側で、一体端子23よりも奥側に配置したため、ケース本体11の開口から見て接地端子44が電源側配線24及び負荷側配線25によって覆い隠されることを抑制できる。ここで、安全性の確保の観点から、接続箱4を設置する際には最初に接地端子44をグランドに接続することが望ましい。そのため、上記構成のように接地端子44を一体端子23よりも奥側に配置することで、最初にグランド配線46を接地端子44に接続しておいても、該グランド配線46が他の配線の接続作業の妨げになることを抑制できる。
(7)接続箱4は、ケース本体11の底壁部11aとの間に空間Sを設けて固定された基板15と、基板15に各遮断器6を固定する遮断器取付ネジ63とを備えた。そして、底壁部11aに、遮断器取付ネジ63の軸部63aにおける空間S内に突出した部分を覆う保護突起36を一体形成したため、中継配線22が遮断器取付ネジ63の軸部63aに接触して損傷することを防止できる。また、保護突起36がケース本体11と一体形成されるため、部品点数が増加することを防止できる。
(8)挿通孔52を、内カバー13の上側端部がケース本体11に当接した状態で、カバー取付ネジ33の頭部33bがベース孔部54内に配置されるように形成したため、容易に頭部33bをベース孔部54にくぐらせて内カバー13を着脱することができる。また、内カバー13が収容されるケース本体11の上壁部11dに内カバー13を当接させるため、簡易な構成で内カバー13の位置決めをすることができる。
(9)カバー取付ネジ33が螺着されたカバー台座部31に、カバー取付ネジ33の軸部33aの一部が露出するように連通穴32を形成し、軸部33aにカバー取付ネジ33の可動範囲を制限する止め輪56を設けた。この構成によれば、止め輪56によってカバー取付ネジ33が抜けることが防止されるため、内カバー13を着脱する際に、カバー取付ネジ33が抜けないように注意して緩めなくてもよくなり、より容易に内カバー13を着脱することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態において、絶縁カバー101に設けられた標識102となる文字や記号等は、適宜変更可能である。なお、絶縁カバー101に標識を設けなくてもよい。
・上記実施形態において、絶縁カバー101をネジ等により端子台91に対して着脱可能としてもよい。なお、中継器21に絶縁カバー101を設けなくてもよい。
・上記実施形態では、カバー取付ネジ33の軸部33aにおける連通穴32内に露出した部位に止め輪56を装着することにより、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限した。しかし、これに限らず、例えば図13(a)に示すように、軸部33aの先端に、ゴム等からなる制限手段としてのキャップ111を装着することにより、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限してもよい。また、例えば図13(b)に示すように、軸部33aの先端を折り曲げて制限手段としての屈曲部112を形成することにより、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限してもよい。なお、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限しなくてもよい。この場合には、連通穴32を形成せず、カバー取付ネジ33の軸部33aが露出しないようにしてもよい。
・上記実施形態では、内カバー13を長方形板状としたが、これに限らず、ケース本体11内で接続方向に移動できれば、例えば正方形板状としてもよく、内カバー13の形状は適宜変更可能である。
・上記実施形態では、ケース本体11に遮断器取付ネジ63の軸部63aが挿入される収容穴37を有する保護突起36を一体形成した。しかし、これに限らず、例えば図14(a)に示すように、基板15に底壁部11aに当接する保護部材としての円筒状の保護突起113を一体形成してもよい。また、図14(b)に示すように、基板15と底壁部11aとの間に軸部63aが挿入される円筒状の保護部材114を介在させてもよい。なお、上記実施形態において、保護突起36を設けず、軸部63aが空間Sに露出した状態としてもよい。
・上記実施形態では、接地端子44を中継器21の下側かつ右側で、一体端子23よりも奥側に配置したが、例えば一体端子23よりも手前側でもよく、接地端子44の位置は適宜変更可能である。
・上記実施形態では、芯線の外周を被覆材で覆った中継配線22により負荷側端子17と一体端子23とを接続したが、これに限らず、例えば導体材料からなる帯状の金属板(バスバー)により負荷側端子17と一体端子23とを接続してもよい。
・上記実施形態では、一体端子23が中継端子及び配線接続端子として機能するようにしたが、これに限らず、中継端子として機能する部材と配線接続端子として機能する部材とをそれぞれ別体で設け、これらの間を配線等で接続するようにしてもよい。
・上記実施形態では、中継器21を、一体端子23の中心と、隣り合う負荷側端子17の中心との配列方向の間隔Pがそれぞれ(A+B)/4以上となるように配置したが、これに限らず、間隔Pがそれぞれ(A+B)/4以外となるように配置してもよい。例えば、間隔PがそれぞれA/2以上、又はB/2以上となるように配置してもよい。この場合には、上記実施形態の(2)と同様の効果を奏することができる。なお、間隔Pがそれぞれ(A+B)/4未満でもよいことは言うまでもない。
また、負荷側配線25の外径に相当する他の部材の寸法(例えば中継配線22の外径)を「A」としたり、工具の軸径に相当する他の部材の寸法(例えば遮断器取付ネジ63の頭部の寸法)を「B」としたりしてもよい。
・上記実施形態では、各遮断器6の上側端部に負荷側端子17を設け、下側端部に電源側端子16を設けた。しかし、これに限らず、各遮断器6の下側端部に負荷側端子17を設けるとともに、上側端部に電源側端子16を設け、電源側配線24を中継器21の一体端子23に接続するとともに、負荷側配線25を負荷側端子17に接続するようにしてもよい。つまり、電源側端子16が第1端子として機能するとともに負荷側端子17が第2端子として機能するようにしてもよい。
・上記実施形態では、遮断器6が配列方向に並置されるとともに深さ方向の位置が異なる各2個の電源側端子16及び負荷側端子17を有する構成とした。しかし、これに限らず、遮断器6が1個の電源側端子16及び負荷側端子17、又は3個以上の電源側端子16及び負荷側端子17をそれぞれ有する構成としてもよい。
・上記実施形態において、遮断器6に遮断機構87を設けず、操作レバー85を操作することによってのみ電源側端子16と負荷側端子17との間の電路が開閉される構成としてもよい。つまり、ケース本体11内に開閉器を配列方向に並置して収容してもよい。
・上記実施形態では、直流電力源として太陽電池アレイ2を用いたが、これに限らず、例えば燃料電池を直流電力源として用いてよい。
2…太陽電池アレイ、3…ストリングス、4…接続箱、5…パワーコンディショナ、6…遮断器、11…ケース本体、11a…底壁部、12…ケースカバー、13…内カバー、15…基板、16…電源側端子、17…負荷側端子、21…中継器、22…中継配線、23…一体端子、24…電源側配線,25…負荷側配線、33…カバー取付ネジ、33a,63a,97a…軸部、33b…頭部、36,113…保護突起、42…基板取付ネジ、44…接地端子、46…グランド配線、47…接地端子ネジ、51…開口窓、52…挿通孔、54…ベース孔部、55…係合孔部、56…止め輪、61…ハウジング、63…遮断器取付ネジ、67…電源端子ネジ、75…負荷端子ネジ、85…操作レバー、91…端子台、96…中継端子ネジ、97…配線接続端子ネジ、101…絶縁カバー、102…標識、111…キャップ、112…屈曲部、114…保護部材、S…空間。

Claims (7)

  1. 直流電力源側及び負荷側のいずれか一方に接続される第1端子と、他方に接続される第2端子とを有し、前記第1端子と前記第2端子とを結ぶ接続方向と直交する配列方向に並置された複数の開閉器又は遮断器と、
    前記各開閉器又は前記各遮断器を収容し、前記接続方向及び前記配列方向と直交する深さ方向手前側に開口したケース本体と、を備えた接続箱において、
    中継導体を介して前記第1端子に接続された複数の中継端子、及び前記中継端子に接続されるとともに該中継端子に対して接続方向の前記第2端子側に並置された複数の配線接続端子を有し、前記中継端子及び前記配線接続端子がそれぞれ配列方向に並置された中継器と、を備え、
    前記中継導体は、前記各開閉器又は前記各遮断器の深さ方向奥側に配置され、
    前記中継器は、前記各開閉器又は前記各遮断器に対して接続方向の第2端子側で、前記中継端子及び前記配線接続端子が前記第1及び第2端子よりも深さ方向奥側に位置するとともに配列方向において前記第2端子と重ならないように配置され
    前記各開閉器又は前記各遮断器の定格電流に基づいて前記第2端子に接続される配線の直径を「A」とし、前記配線接続端子に接続される配線を固定するための端子ネジの軸部の直径を「B」とした場合に、
    前記中継器は、前記中継端子及び前記配線接続端子の中心と、該中継端子及び該配線接続端子と隣り合う前記第2端子の中心との配列方向の間隔Pが、それぞれ(A+B)/4以上となるように配置されたことを特徴とする接続箱。
  2. 請求項1に記載の接続箱において、
    前記各開閉器又は前記各遮断器は、配列方向に並置されるとともに深さ方向の位置が異なる複数の前記第1及び第2端子を有することを特徴とする接続箱。
  3. 請求項1又は2に記載の接続箱において、
    前記中継器は、深さ方向手前側から前記中継端子を覆う絶縁カバーを備えたことを特徴とする接続箱。
  4. 請求項に記載の接続箱において、
    前記絶縁カバーの表面には、深さ方向において対向する前記中継端子と前記直流電力源との対応を示す標識が設けられたことを特徴とする接続箱。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の接続箱において、
    グランドに接続される接地端子を備え、
    前記接地端子は、前記中継器に対して接続方向の前記第2端子側かつ配列方向一方側で、前記中継端子及び前記配線接続端子よりも深さ方向奥側に配置されたことを特徴とする接続箱。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の接続箱において、
    前記ケース本体の底壁部との間に空間を設けて固定された基板と、
    前記基板に前記各開閉器又は前記各遮断器を固定する取付ネジと、
    前記取付ネジの軸部における前記空間に突出した部分を覆う保護部材と、を備えたことを特徴とする接続箱。
  7. 請求項に記載の接続箱において、
    前記保護部材は、前記ケース本体又は前記基板と一体形成されたことを特徴とする接続箱。
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