JP6041197B2 - 接続箱 - Google Patents
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また上記構成において、前記中継器は、深さ方向手前側から前記中継端子を覆う絶縁カバーを備えることが好ましい。
また上記構成において、グランドに接続される接地端子を備え、前記接地端子は、前記中継器に対して接続方向の前記第2端子側かつ配列方向一方側で、前記中継端子及び前記配線接続端子よりも深さ方向奥側に配置されることが好ましい。
図1に示すように、太陽光発電システム1は、直流電力源としての太陽電池アレイ2を備えている。太陽電池アレイ2は、複数の太陽電池モジュール(図示略)を直列接続してなる複数(本実施形態では、5個)のストリングス3を並列接続することにより構成されている。なお、太陽電池モジュールは、多数の太陽電池セルにより構成されている。太陽電池アレイ2は、接続箱4を介してパワーコンディショナ5に接続されている。そして、太陽電池アレイ2で発電された直流電力は、パワーコンディショナ5によって交流電力に変換され、パワーコンディショナ5の先に図示しない分電盤等を介して接続された各種機器に利用されるようになっている。また、接続箱4は、各ストリングス3に対応した複数(本実施形態では、5個)の遮断器6を有しており、例えば太陽光発電システム1の点検時等に、各ストリングス3(太陽電池アレイ2)とパワーコンディショナ5との間を開放(遮断)できるようになっている。
なお、本実施形態の接続箱4は、接続方向が鉛直方向(重力方向)と略平行になる姿勢で、建物の外壁等の比較的高所に固定されるようになっている。そして、以下の説明では、接続方向の負荷側端子17側(図4における上側)を上側、接続方向の電源側端子16側(図4における下側)を下側、配列方向一方側(図4における右側)を右側、配列方向他方側(図4における左側)を左側と称する。また、接続方向及び配列方向と直交する方向を深さ方向とし、ケース本体11の開口した側を手前側、その反対側を奥側と称する。
図5及び図6に示すように、ケース本体11の底壁部11aには、内カバー13を支持するための複数(本実施形態では、4個)のカバー台座部31が形成されている。具体的には、カバー台座部31は、右壁部11bの上側端部及び下側端部、左壁部11cの上側端部及び下側端部に隣接して形成されている。そして、図5及び図6に示すように、右下のカバー台座部31及び左上のカバー台座部31には、手前側に開口する挿入穴31aがそれぞれ形成されている。さらに、右下のカバー台座部31及び左上のカバー台座部31には、挿入穴31aに連通するとともに配列方向に開口した連通穴32がそれぞれ形成されている。これにより、挿入穴31aに螺着されるカバー取付ネジ33の軸部33aは、連通穴32内に露出するようになっている。
図4に示すように、基板15は、長方形板状に形成されており、基板15の配列方向両端部には、下側に延出された中継器固定部41が形成されている。そして、基板15は、基板台座部34に螺着される基板取付ネジ42によって固定されている。これにより、図7に示すように、基板15は、底壁部11aとの間に空間Sを設けてケース本体11内に収容されている。また、基板15には、複数(本実施形態では10個)の取付孔43が上記配列方向に並置された各遮断器6の接続方向両端部と対応する位置、すなわち保護突起36と深さ方向において対向する位置に形成されている。なお、本実施形態の取付孔43の内周にはネジ溝が形成されている。
図6に示すように、内カバー13は、ケース本体11の開口よりもやや小さく、該ケース本体11内で接続方向に移動可能な長方形板状に形成されている。すなわち、本実施形態では、接続方向が内カバー13の移動方向に相当する。内カバー13には、深さ方向に貫通した開口窓51が後述する各遮断器6の操作レバー85近傍に臨む(深さ方向において対向する)位置に形成されている。これにより、内カバー13をケース本体11に固定した状態で、作業者が操作レバー85を操作可能となっている。また、内カバー13には、その右下端部及び左上端部、すなわち右下及び左下のカバー台座部31に形成された挿入穴31a近傍と対向する位置にそれぞれ挿通孔52が形成されている。さらに、内カバー13の下側端部には、半円弧状の切欠き53が形成されている。そして、内カバー13は、固定板48の固定孔48aに螺着されるカバー取付ネジ33によってケース本体11に対して着脱可能に設けられている。
図4及び図9に示すように、各遮断器6は、直方体状に形成されており、電源側端子16はその長手方向一端側(下側)に設けられ、負荷側端子17はその長手方向他端側(上側)に設けられている。そして、遮断器6は、基板15上においてその長手方向が接続方向に沿うように配列方向に並置されている。なお、本実施形態では、2個の電源側端子16のうちの右側のものはストリングス3の正極側の接続端子に接続され、左側のものはストリングス3の負極側の接続端子に接続される。また、2個の負荷側端子17のうちの右側のものはパワーコンディショナ5の正極側の接続端子に接続され、左側のものはパワーコンディショナ5の負極側の接続端子に接続される。そして、各遮断器6は、各電源側端子16と各負荷側端子17との間の電路を同時に開閉可能に構成されている。
図7に示すように、中継配線22は、導体材料からなる芯線の外周に絶縁材料からなる被覆材に覆われた構成となっている。そして、中継配線22は、その一端が負荷側端子17に接続されており、基板15と底壁部11aとの間の空間Sを通って各遮断器6の下側に引き出されている。
中継配線22を介して負荷側端子17に接続された一体端子23を有する中継器21が各遮断器6の下側に配置されるため、電源側配線24及び負荷側配線25は、ケース本体11の下側部分に引き回されて電源側端子16及び一体端子23に接続される。そして、一体端子23が負荷側端子17よりも奥側に配置されているため、下側部分に電源側配線24及び負荷側配線25の双方をまとめて引き回しても、電源側配線24と負荷側配線25とが深さ方向において互いに干渉することが抑制される。そして、一体端子23が負荷側端子17と重ならないように配列方向にずらして配置されているため、ケース本体11の開口から見て電源側配線24によって負荷側配線25及び一体端子23が覆い隠されないようになっている。
内カバー13を取り外す際は、作業者はケースカバー12を開けてから、工具を用いてカバー取付ネジ33を緩める。このとき、カバー取付ネジ33の軸部33aには、止め輪56が設けられているため、作業者が誤ってカバー取付ネジ33を抜き取ることが防止されている。続いて、切欠き53に指等を挿入して内カバー13を持ち上げ、該内カバー13の上側端部をケース本体11の上壁部11dに当接させる。これにより、図12に示すように、カバー取付ネジ33の頭部33bがベース孔部54内に配置される。そして、この状態でベース孔部54に頭部33bをくぐらせることにより、内カバー13は取り外される。
(1)中継器21を、各遮断器6の下側で、一体端子23が電源側端子16及び負荷側端子17よりも奥側に位置するとともに配列方向において電源側端子16と重ならないように配置した。この構成によれば、中継器21を各遮断器6の配列方向に並置する場合に比べ、接続箱4が配列方向に大型化することを抑制できる。また、各遮断器6の下側に電源側配線24及び負荷側配線25をまとめて配置しても、上記のように電源側配線24と負荷側配線25とが深さ方向において互いに干渉することが抑制されるため、例えば各配線24,25の取り回しが容易になる。そして、ケース本体11の開口から見て電源側配線24によって負荷側配線25及び一体端子23が覆い隠されることが抑制されるため、例えば奥側に配置された負荷側配線25の状態を容易に確認できるようになり、良好な作業性を確保できる。
・上記実施形態において、絶縁カバー101に設けられた標識102となる文字や記号等は、適宜変更可能である。なお、絶縁カバー101に標識を設けなくてもよい。
・上記実施形態では、カバー取付ネジ33の軸部33aにおける連通穴32内に露出した部位に止め輪56を装着することにより、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限した。しかし、これに限らず、例えば図13(a)に示すように、軸部33aの先端に、ゴム等からなる制限手段としてのキャップ111を装着することにより、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限してもよい。また、例えば図13(b)に示すように、軸部33aの先端を折り曲げて制限手段としての屈曲部112を形成することにより、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限してもよい。なお、カバー取付ネジ33の可動範囲を制限しなくてもよい。この場合には、連通穴32を形成せず、カバー取付ネジ33の軸部33aが露出しないようにしてもよい。
Claims (7)
- 直流電力源側及び負荷側のいずれか一方に接続される第1端子と、他方に接続される第2端子とを有し、前記第1端子と前記第2端子とを結ぶ接続方向と直交する配列方向に並置された複数の開閉器又は遮断器と、
前記各開閉器又は前記各遮断器を収容し、前記接続方向及び前記配列方向と直交する深さ方向手前側に開口したケース本体と、を備えた接続箱において、
中継導体を介して前記第1端子に接続された複数の中継端子、及び前記中継端子に接続されるとともに該中継端子に対して接続方向の前記第2端子側に並置された複数の配線接続端子を有し、前記中継端子及び前記配線接続端子がそれぞれ配列方向に並置された中継器と、を備え、
前記中継導体は、前記各開閉器又は前記各遮断器の深さ方向奥側に配置され、
前記中継器は、前記各開閉器又は前記各遮断器に対して接続方向の第2端子側で、前記中継端子及び前記配線接続端子が前記第1及び第2端子よりも深さ方向奥側に位置するとともに配列方向において前記第2端子と重ならないように配置され、
前記各開閉器又は前記各遮断器の定格電流に基づいて前記第2端子に接続される配線の直径を「A」とし、前記配線接続端子に接続される配線を固定するための端子ネジの軸部の直径を「B」とした場合に、
前記中継器は、前記中継端子及び前記配線接続端子の中心と、該中継端子及び該配線接続端子と隣り合う前記第2端子の中心との配列方向の間隔Pが、それぞれ(A+B)/4以上となるように配置されたことを特徴とする接続箱。 - 請求項1に記載の接続箱において、
前記各開閉器又は前記各遮断器は、配列方向に並置されるとともに深さ方向の位置が異なる複数の前記第1及び第2端子を有することを特徴とする接続箱。 - 請求項1又は2に記載の接続箱において、
前記中継器は、深さ方向手前側から前記中継端子を覆う絶縁カバーを備えたことを特徴とする接続箱。 - 請求項3に記載の接続箱において、
前記絶縁カバーの表面には、深さ方向において対向する前記中継端子と前記直流電力源との対応を示す標識が設けられたことを特徴とする接続箱。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の接続箱において、
グランドに接続される接地端子を備え、
前記接地端子は、前記中継器に対して接続方向の前記第2端子側かつ配列方向一方側で、前記中継端子及び前記配線接続端子よりも深さ方向奥側に配置されたことを特徴とする接続箱。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の接続箱において、
前記ケース本体の底壁部との間に空間を設けて固定された基板と、
前記基板に前記各開閉器又は前記各遮断器を固定する取付ネジと、
前記取付ネジの軸部における前記空間に突出した部分を覆う保護部材と、を備えたことを特徴とする接続箱。 - 請求項6に記載の接続箱において、
前記保護部材は、前記ケース本体又は前記基板と一体形成されたことを特徴とする接続箱。
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