JP3319417B2 - 剥皮したジャガイモの変色防止方法 - Google Patents

剥皮したジャガイモの変色防止方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポテトチップス、
フライドポテト、マッシュポテト、肉じゃが、おでん用
ジャガイモ、更にはジャガイモを用いたレトルト食品な
ど、ジャガイモを用いた各種食品を工業的に製造する際
に用いられる剥皮したジャガイモの変色を防止する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなジャガイモを用いた食品を
工業的に製造する場合には、原料となるジャガイモを水
洗し、剥皮したのち、必要に応じてブランチング処理を
施して殺菌したのち冷凍して製品とし、これを各種の食
品の加工原料として用いている。また、剥皮、カッティ
ング後のジャガイモを、必要に応じてブランチング処理
を施した後、酸素バリアー性を有するパウチに真空包装
し、加圧加熱したものも流通している。しかし、ジャガ
イモを剥皮すると、実が変色(黒変)する。このジャガ
イモの変色には、酵素的なものと非酵素的なものとがあ
り、このうち非酵素的な変色が重要である。この非酵素
的変色の原因物質は、鉄とO-ジヒドロキシフェノールと
の化合物であることが報告されている。
【0003】ジャガイモ中にも含まれるクエン酸は鉄と
結合することができ、変色を防止する効果があることが
知られている。また、PHの上昇に伴いジャガイモの変
色も増加することも知られている。そこで、従来、上記
のような剥皮したジャガイモの変色、特にジャガイモに
含まれる鉄とO-ジヒドロキシフェノールとの化合物によ
る非酵素的変色を防止する方法として、クエン酸を含む
PH調整剤液にジャガイモを浸漬処理してジャガイモ中
の鉄をクエン酸と反応させて化合物(錯体)を形成する
ことで鉄とO-ジヒドロキシフェノールとの化合物の生成
を抑制し、且つPHの増加を抑制することが提案されて
いる。例えば、ジャガイモの処理工程の1例を挙げる
と、先ず流水下で原料のジャガイモを水洗し、これを前
記PH調整剤液に浸漬処理したのち、蒸気中でジャガイ
モの表皮を蒸煮した状態とし、これを流水下でブラッシ
ングによる剥皮を行い、更に、この剥皮したジャガイモ
をPH調整剤液に浸漬処理するといったことが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように剥皮前、あるいは剥皮後のジャガイモを単にPH
調整剤液に浸漬するだけでは、その変色防止効果は必ず
しも充分ではなかった。また、この浸漬処理により十分
な変色防止効果を得ようとすると、クエン酸濃度を高く
してPHを下げる必要があり、ジャガイモにクエン酸に
よる酸味が発現してしまうという問題もあった。
【0005】そこで本発明は、各種食品に用いられる剥
皮したジャガイモの変色を、酸味の発現を伴うことなく
防止する方法を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、ジャガイモを剥皮する
際にPH調整剤に接触させること、例えば、蒸気を利用
してジャガイモの表皮を蒸煮した状態として剥皮するに
際して前記蒸気中にPH調整剤を添加しておく、また、
ローラ等により機械的にジャガイモの表皮を剥皮する際
にPH調整剤を添加した流水下で剥皮を行うことで、ジ
ャガイモに酸味を発現することなく、変色の原因となる
鉄とO-ジヒドロキシフェノールとの反応を抑制して両者
の化合物による剥皮したジャガイモの変色を効果的に抑
制することが出来ること、更に前記PH調整剤として、
特定の酸、更には塩類を含んだものを用いることが有効
であることを知見し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明に係る剥皮したジャガイモの
変色防止方法は、ジャガイモを剥皮するに際し、PH調
整剤に接触させることを特徴とするものであり、その一
つは、蒸気中でジャガイモの表皮を蒸煮し、これを剥皮
する際に前記蒸気中に前記PH調整剤を添加する方法、
他の方法としては、ジャガイモの表皮をローラなどによ
り機械的に剥皮するに際し、PH調整剤を添加した流水
下で剥皮を行う方法である。
【0008】上記のような本発明に係る剥皮したジャガ
イモの変色防止方法によれば、剥皮時にジャガイモをP
H調整剤に接触させることで、剥皮前又は剥皮後にPH
調整剤液に浸漬処理する従来法に較べてPH調整剤中の
酸成分による変色防止効果がより顕著となる。従って、
ジャガイモに発現する酸味を抑制することができる。更
に、前記PH調整剤に塩類を共存させておくことで、処
理剤液のPHの変動を防止するとともに、変色防止効果
を向上させることができる。
【0009】更に、前記のように剥皮に際してPH調整
剤に接触させるに加えて、剥皮前のジャガイモを前記P
H調整剤液中に浸漬処理する、剥皮後のジャガイモを前
記PH調整剤液中に浸漬処理する、といった処理を併用
してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の対象となるジャガイモ
は、その種類に特に限定はなく、メイクイン、トヨシ
ロ、男しゃくなどのいずれでもよい。
【0011】本発明で用いるPH調整剤は、蒸気または
水中へPH5以下となるように添加する必要があるが、
ジャガイモの煮崩れを防止するためにはPH4程度とす
ることが好ましい。PH調整剤として使用する酸として
は、ジャガイモ中で鉄と反応して化合物(錯体)を形成
しうるものであればよく、例えば、クエン酸、フィチン
酸、メタリン酸などを挙げることができる。また、この
PH調整剤に塩類を含ませる場合には、前記酸の塩、即
ち、クエン酸塩、フィチン酸塩、メタリン酸塩、更には
ポリリン酸塩、ピロリン酸塩などの重合リン酸塩を用い
ることが好ましく、それらはナトリウム塩であることが
好ましい。
【0012】本発明に係る変色防止方法は、蒸気を用い
てジャガイモの剥皮を行う場合、および機械的にジャガ
イモの剥皮を行う場合のいずれの場合にも適用できる。
蒸気を用いて剥皮を行う場合の一般的な方法としては、
先ず原料を流水下でブラッシングし、これを蒸気中にお
きジャガイモの表皮を蒸煮した状態とした後、流水下で
ブラッシングを行うことで剥皮する。このとき、本発明
方法では、前記蒸気中でジャガイモの表皮を蒸煮する際
に蒸気中にPH調整剤を添加する、また、機械的な剥皮
の場合には、前記と同様に水洗したジャガイモをローラ
などを利用した公知の剥皮機により剥皮する際に、PH
調整剤を添加した流水下で剥皮を行うことで、ジャガイ
モにPH調整剤を接触させて剥皮を行う。なお、蒸気中
での蒸煮後に流水下でブラッシングして剥皮を行う際の
水中にPH調整剤を添加しておいてもよい。このように
して剥皮したジャガイモは、必要に応じてブランチング
処理を施した後、冷凍するか、あるいはパウチに真空包
装して加圧加熱殺菌して製品となる。このとき、前記剥
皮時のジャガイモにPH調整剤を接触させるに加えて、
剥皮前の表皮のついた状態のジャガイモをPH調整剤液
に浸漬処理したり、剥皮後のジャガイモをPH調整剤液
に浸漬処理したり、更にはブランチング時の蒸気中にP
H調整剤を添加してもよい。
【0013】前記の場合に、蒸気中に添加されるPH調
整剤の量は、ジャガイモ重量に対して0.1〜1.0
%、好ましくは0.1〜0.5%である。PH調整剤の
量が0.1%未満では変色防止効果が十分発揮されない
場合があり、また、1.0%を超えるとジャガイモに酸
味が発現する傾向にある。また、PH調整剤を含む流水
下で剥皮したり、剥皮前後のジャガイモをPH調整剤液
に浸漬処理する場合の液の濃度は0.1〜1.0%、好
ましくは0.1〜0.5%であり、この場合も、PH調
整剤液の濃度が0.1%未満では変色防止効果が十分発
揮されない場合があり、また、1.0%を超えるとジャ
ガイモに酸味が発現する傾向にある。なお、上記のPH
調整剤の量や濃度は、ジャガイモの種類などにより剥皮
に要する時間が異なることから、その時間に応じて調整
することが好ましい。
【0014】
【実施例】[実施例1〜8]回転可能な密封容器中へジ
ャガイモ(トヨシロ)を投入し、容器を回転させながら
蒸気発生装置から100〜105℃の蒸気とともに、表
1に示す配合のPH調整剤をジャガイモ重量に対して
0.1%となるように投入し、8〜10分間接触させ
て、ジャガイモの表皮を蒸煮した状態にした後、流水下
にてブラッシングにより剥皮した。これを蒸気中で10
分間加熱してブランチング処理を施した後、冷凍し、冷
凍後の変色、および味を調べた。結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1の結果から、明らかなように、PH調
整剤を添加した蒸気に接触させて表皮を蒸煮して剥皮す
ることにより、ジャガイモの変色を抑制することができ
る。また、PH調整剤として使用する酸としては、クエ
ン酸、フィチン酸などが優れていることが分かる。
【0017】[実施例9〜11]前記実施例1で用いた
と同じPH調整剤を用い、前記と同様にしてジャガイモ
の剥皮を行うに際し、表2に示すとおりに剥皮前(水洗
後に0.1%のPH調整剤液に1時間浸漬処理)、剥皮
時、剥皮後(剥皮後に0.1%のPH調整剤液に1時間
浸漬処理)に処理を行い、前記と同様にして冷凍後の変
色を調べた。結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】表2の結果から、剥皮時に加えて剥皮前、
剥皮後にPH調整剤による処理を行うことで、変色防止
効果が向上することが分かる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、酸味の
発現を抑制しつつ、剥皮したジャガイモの変色を防止す
ることができる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/216

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャガイモを剥皮するに際し、PH調整
    剤を添加した蒸気中でジャガイモの表皮を蒸煮し、これ
    を剥皮するか、またはPH調整剤を添加した流水下でジ
    ャガイモを機械的に剥皮することにより、PH調整剤に
    ジャガイモを接触させることを特徴とする剥皮したジャ
    ガイモの変色防止方法。
  2. 【請求項2】 前記に加えて、剥皮前のジャガイモを前
    記PH調整剤液に浸漬処理する請求項1記載の剥皮した
    ジャガイモの変色防止方法。
  3. 【請求項3】 前記に加えて、剥皮後のジャガイモを前
    記PH調整剤液中に浸漬処理する請求項1又は2に記載
    の剥皮したジャガイモの変色防止方法。
  4. 【請求項4】 前記PH調整剤を、PHが5以下となる
    ように蒸気または水に添加する請求項1〜3のいずれか
    に記載の剥皮したジャガイモの変色防止方法。
  5. 【請求項5】 前記PH調整剤がクエン酸、フィチン酸
    およびメタリン酸からなる群の内から選択される少なく
    とも1種の酸を含む請求項1〜4のいずれかに記載の剥
    皮したジャガイモの変色防止方法。
  6. 【請求項6】 前記PH調整剤が塩類を含む請求項5
    載の剥皮したジャガイモの変色防止方法。
  7. 【請求項7】 前記塩類が、クエン酸塩、フィチン酸
    塩、メタリン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩からな
    る群の内から選択される少なくとも1種である請求項6
    記載の剥皮したジャガイモの変色防止方法。
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