JP3318705B2 - 作業検査用タッチパネル式携帯型端末器 - Google Patents

作業検査用タッチパネル式携帯型端末器

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JP3318705B2
JP3318705B2 JP7489297A JP7489297A JP3318705B2 JP 3318705 B2 JP3318705 B2 JP 3318705B2 JP 7489297 A JP7489297 A JP 7489297A JP 7489297 A JP7489297 A JP 7489297A JP 3318705 B2 JP3318705 B2 JP 3318705B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業現場等を観察しな
がら被検査対象の品質検査、及びその進捗状況等の管理
データを収集して入力する作業用タッチパネル式携帯型
端末器に関する。
【0002】
【従来の技術】施工中や、竣工時の仕上がり状態の品質
検査結果の記録の際に、検査内容事項の表現には個人差
によるバラツキがあるため、施工業者に誤解されるおそ
れがあるが、かかる問題を本出願人が出願した特開平5
−61883号公報では、以下の方式にて解消してい
る。即ち、図16(A)に示すように、データ処理装置
を内蔵する携帯型端末器101の表面に設けた透明樹脂
と、ガラスとからなるタッチ・パネル102にコーティ
ングした導電材の薄膜と、ガラス基板に蒸着したコモン
電極とにキャパシティをもたせて容量式グラフィック・
キーボードを形成し、ガラス基板下面の映像表示面に、
図16(B)に示すように、棟、階、・・・業種名の用
語を表示した検査項目画面102と、検査内容入力画面
103と、予めメモリに記憶させた検査箇所、不具合位
置、部材名等の文字が切替え表示されるキーボード10
5とを表示させ、検査現場を巡回しながら検査項目画面
102の棟の欄に触れ、キーボード105に表示された
「A」に触れると、検査内容入力画面103に「A」と
表示される。以下同様の手順にて、階数、戸番号、部屋
名や、不具合箇所の存在位置の部位、位置に「右壁」、
「左上」を表示させ、さらに、傷のある部材名、不具合
状態、処理方法、業種名の検査内容を入力し、コマンド
キー「登録」106に触れて端末器内のメモリに登録す
る。このデータを転送されたホストコンピュータは、表
計算ソフトにより検査結果データを並べ換えて品質検査
一覧表を印刷させるようにしている。
【0003】しかし、この特開平5−61883号公報
開示の検査装置は、品質検査のみを取り扱っているた
め、単一機能しか発揮し得ず、検査機能を十分に発揮で
きないという問題を有しているが、この問題を解決する
ために、本出願人が出願した特開平6−187349号
公報(特願平5−213875号)では、施工の進捗状
況や、安全点検を取り扱えるよう構成することで、端末
器の多機能化をはかるようにしている。
【0004】多機能化をはかったこの端末器によれば、
図17(A)に示すように、不具合位置乃至を図面
入力した「詳細図入力図面」107のコマンドキー「進
捗」に触れて、図17(B)に示す「進捗状況入力画
面」108を表示させ、工事項目欄109の右欄の進捗
率記入欄110に進捗率数値を文字入力した後、「戻
る」のコマンドキーに触れて「詳細図入力図面」107
に戻す。そして、そのコマンドキー「検査」に触れて、
図17(C)に示す「品質検査結果入力画面」111を
表示させ、検査項目欄112の右欄の検査結果入力欄1
13に検査結果を記入し、これらを個別にプリントアウ
トするよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、「詳細図入
力画面」107に、マンションの不具合位置に入力した
順序に対応して増加する正の整数乃至を表示した
後、図17(C)に示すように、「品質検査入力画面」
111に切り換え表示し、検査内容入力欄113に、そ
の検査項目欄112の「位置」記入欄に表示された不具
合位置「」に関する部材の品質検査結果を入力する構
成であるため、切り換えられて画面から既に消失した
「詳細図入力画面」107に表示された不具合位置と、
現在表示されている「品質検査入力画面」111の
「」により表示された不具合「位置」とを間違って認
識した場合には、誤認に基づいた品質検査結果を入力し
てしまうという問題がある。さらに、不具合位置を数字
入力した図面と、品質検査結果を入力したリストとが別
々の紙葉にプリントアウトされるため、指示書や、報告
書として使用するには些か不適である。
【0006】さらに、図17(A)の「詳細図入力画
面」107には単一の検査領域であるマンションの1室
が示され、しかも、図17(B)に示すように、別画面
に切り換え表示された進捗状況入力画面108に、この
検査領域における工事項目の進捗率を入力、表示するよ
う構成されているため、この単一の検査領域における複
数の工事項目の進捗率は数値を読み取ることで分かる
が、当該検査領域を含めた複数の検査領域の平面的、又
は、立面的な位置関係と、各検査領域における複数の工
事項目相互の進捗状況とを、即座に認識し得ないという
問題がある。
【0007】本発明は、上記した課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、品質検査の際、同一
画面に分割表示された被検査対象領域の立面図、平面図
等の図面と検査リストとを見ながら、被検査対象領域の
図面に表示された不具合位置の作業項目の品質検査結果
及びその対処方針等を正確に入力することが出来るとと
もに、不具合位置を数字入力した検査対象領域の図面と
品質検査結果を入力した検査リストとを共に表示し得る
ようプリントアウトする携帯型端末器を提供するにあ
る。
【0008】また、同一画面に複数の被検査対象領域を
平面的、又は、立面的な位置関係にて表示するととも
に、各被検査領域における複数の作業項目の進捗率を、
この進捗率に対応する濃度階調、又は、色分けにて塗り
潰し表示されるよう入力することで、複数の検査対象領
域の位置関係と各検査領域における複数の作業項目毎の
進捗状況とを、一瞥の下に視覚的に認識し得る表示を提
示する携帯型端末器を提供するにある。
【0009】さらに、品質検査を終了した被検査対象領
域の立面図や平面図等の図面と、被検対象の部位別検査
用リストとを共に表示するようプリントアウトする端末
器を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、入力データが表示されている画面上
の透明なタッチパネルを入力手段とし、入力手段を介し
て上記データ上の該当する位置に触れてデータを入力す
る形式の作業検査用タッチパネル式携帯型端末器におい
て、被検査対象領域の立面図等の図面と、この領域にお
ける被検査対象の不具合位置検査用の検査リストとを合
成処理して同一画面に分割表示される品質検査入力画面
の画像データ、画面に平面、又は、立面状態にて示され
る複数の被検査対象領域の各検査対象領域毎にn行m列
(nは2乃至5、mは2乃至5)に区分された進捗率記
入欄を備え、各進捗率記入欄に、各検査対象領域におけ
る複数の作業項目毎の進捗率を該進捗率の度合いに対応
する濃度階調、又は、色分けにて塗り潰し入力する進捗
状況入力画面の画像データ、品質検査、及び進捗検査に
関する文字データや、濃度階調、もしくは色分けによる
塗り潰しデータ等の検査入力用データを層構造に絞り込
んで取り出せるよう蓄積するとともに、品質検査及び進
捗状況の検査結果データを蓄積する記憶手段、品質検査
入力画面の図面に、被検査対象の不具合位置をペン等で
触れた順序にて増加する正の整数にて図面入力するとと
もに、不具合位置の作業項目の品質検査結果及びその対
処方針等を上記検査リストに入力し、そして、進捗状況
入力画面の進捗率記入欄のそれぞれに対しペン等で触れ
る入力回数を進捗率の度合いに対応させ、各進捗率に対
応する濃度階調、もしくは、色分けにて塗り潰し入力す
る検査データ収集処理手段、及び品質検査結果を入力し
た被検査対象領域の図面と検査リストとを共に表示する
よう印刷する帳票印刷処理手段を有するデータ処理装置
を備え、データ処理装置は、品質検査の際、記憶手段か
ら呼び出して表示した品質検査入力画面に示される被検
査対象領域における被検査対象の不具合位置に、ペン等
で触れた順序にて増加する正の整数を表示するよう図面
入力する一方、検査リストに被検査対象の不具合位置の
作業項目の品質検査結果及びその対処方針等を入力し、
進捗検査の際、記憶手段から呼び出して表示した進捗状
況入力画面における各進捗率記入欄に対するペン等によ
る入力回数を、作業項目毎の進捗率に対応させ、進捗率
に対応する濃度階調、もしくは、色分けにて塗り潰し入
力し、そして、品質検査結果を入力された被検査対象領
域の図面、及び検査リストを共に表示するよう印刷する
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項1に従属する請求項2の発明
は、上記データ処理装置は、検査対象全体における複数
の被検査対象領域の各検査対象領域における複数の作業
項目毎の進捗率を、各階毎の複数の作業項目毎に並べ換
え処理し、進捗率に対応する濃度階調、もしくは色分け
による塗り潰しにて表示する進捗状況入力・表示処理手
段を備え、このデータ処理装置は、各階における作業項
目毎の進捗率を、各階毎に、各進捗率に対応する濃度階
調、もしくは色分けによる塗り潰し表示したマトリック
ス図面を表示することを特徴とする。
【0012】請求項1に従属する請求項3の発明は、上
記検査リストは、被検査対象の部位別の品質検査結果を
入力される部位別検査リストであり、検査データ収集処
理手段は、部位別検査リストに被検査対象の部位別品質
検査結果を入力し、帳票印刷処理手段は、品質検査結果
を入力した被検査対象領域の図面と、部位別検査リスト
とを共に表示するよう印刷し、上記データ処理装置は、
品質検査終了後、被検査対象領域の図面データと、部位
別検査リストとを共に表示させて印刷することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の詳細を、添付した
図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発明に
係わる施工管理装置と携帯型端末器との全体構成図、図
2(A)は施工管理装置の機能ブロック図、同(B)は
携帯型端末器のブロック図、図3は施工管理装置のホス
トコンピュータのマスタデータの入力メニューの階層の
一半を示す図、図4は同ホストコンピュータのマスタデ
ータの関連設定、施工管理、及びデータ送受信等の入力
メニューの階層の他半を示す図、図5は携帯型端末器の
入力メニューの階層を示す図である。
【0014】建設現場の管理事務所に設置されているホ
ストコンピュータ1のCPU2には、既に作成されてい
る被検対象の立面図、平面図、工区図、及び詳細図等の
図面や、例えば、図10に示すように、「配筋平面図」
93(品質検査結果を入力ずみ)、及び品質検査入力画
面91に分割表示される予め印刷した検査リスト92
や、その他に、2種類の部位別検査リスト920、94
0(図12(A)、(B))等をイメージスキャナ5に
より読み込み、キーコードを付して層形式に格納する大
容量のハードディスク4が接続されている。さらに、図
示しないマウスや、キーボード9とCRT3とを用い、
「初期メニュー画面」67(図7(A))、「検査対象
入力画面」68(図7(B))等のメニュー画面や、図
8に示すように、ハードディスク4から呼び出した平面
図を用い、進捗率に対応して濃度階調、もしくは、色分
けによる塗り潰し表示の行える「進捗状況入力画面」8
0の画像データを作成し、これらにキーコードを付して
階層化してハードディスク4に蓄積する。
【0015】また、キーボード9や、マウスの操作によ
りハードディスク4から呼び出した、例えば、「配筋平
面図」93や配筋立面図等と、不具合位置検査用の「検
査リスト」92や、被検対象の部位別検査リスト92
0、又は、940との画像データを呼び出して「合成処
理」し(図4)、配筋立面図や平面図等と「検査リス
ト」92等とを同一画面に分割表示する「品質検査入力
画面」91(図11)の画像データを作成し、キーコー
ドを付して階層化して絞り込んで取り出せるようハード
ディスク4に再び格納する。さらに、キーボード9やマ
ウスの操作により、「品質検査入力画面」91に図面入
力される数字等や、「進捗状況入力画面」80に用い
る工事項目等の用語を標準化、統一化した文字データを
作成し、キーコードを付して階層化してハードディスク
4に格納する。
【0016】CPU2には、上記した図面データや、種
々のメニュー画面、及び文字データと、後述するデータ
処理を実行する制御プログラムを登録したメモリ6と、
ホストコンピュータ1側からRS232Cケーブル10
を介して後述する携帯型端末器11に送信するために、
画像データや文字データ等を書き込み、そして、端末器
11から送信されてくる検査結果データを読み込むリー
ダ/ライタ8とが、接続されている。なお、図中符号7
はホストコンピュータ1により帳票処理した品質検査デ
ータや、進捗状況データ等を印刷するプリンタを示す。
【0017】他方、検査員が携帯し、施工現場を巡回し
ながら、図6(B)に示すように、上述した立面図6
3、平面図64、工区図65、及び詳細図66や、濃度
階調、あるいは、カラー色分けによる塗り潰し表示を可
能にする「進捗状況入力画面」80や、「検査リスト」
92と「配筋平面図」93とを同一画面に分割表示した
「品質検査入力画面」91等の各種画面をタッチパネル
13の下面に表示させ、表示された画面上のタッチパネ
ル13の該当する位置にペン等で触れ、この位置を2次
元座標位置信号とし、指定された画面上の入力データ
を、内蔵する図示しないCPUからなるデータ処理装置
に入力させる形式のタッチパネル式携帯型端末器11に
は、ホストコンピュータ1から送信されてくる画像デー
タや、文字データの検査入力用データを記憶するRAM
と、この端末器11に後述するデータ処理を実行させる
制御プログラムを記憶させたRAMとを備えるICカー
ド12が、点線矢印で示すようにその内部に装着され
る。なお、図中符号18はRS232Cケーブル、14
はICカード12から出力される検査結果データをプリ
ンタ15に入力するプリンタ・アダプタ、16はビデオ
変換器、17はビデオ用モニタを示す。
【0018】図2(A)はホストコンピュータ1の機能
ブロック図を示し、(1)検査等のデータ編集処理部2
Aは、図3のホストコンピュータ1のメニューの階層の
一半に示すように、「マスタデータ作成」メニューの
「テキスト・図面登録」画面(図6(A))をCRT3
に表示させ、次いで、「図面登録」メニュー(図3、参
照)を選択し、イメージスキャナ5から入力される予め
作成した配筋や、タイル壁等の被検対象に関する立面
図、平面図、施工現場を細分化して示す工区図、及び詳
細図を次々に読み込み、立面図乃至詳細図迄を層形式に
絞り込んで取り出せるようにファイル2Bにキーコード
を付して登録する。
【0019】また、上述した立面図乃至詳細図の入力方
式の他に、グラフィック・エディタの使用により、マウ
スや、キーボード9と、CRT3とを用いて図面を作成
し、その図面等を層形式に絞り込んで呼び出せるよう
に、キーコードを付してファイル2Bに登録することも
出来る。その際、図8に示すように、例えば、マンショ
ン等の或る階全体の検査領域81乃至87に区分して示
す平面図に、検査領域81乃至87における工事項目の
進捗率に対応する濃度階調(アミ点表示が困難なので、
便宜上、0%は無地に、25%は斜線1本に、50%は
斜線3本に、75%は両方向からの斜線交叉により、1
00%は黒地にて示す)、又は、色分け表示される進捗
率記入欄821乃至827を設け、その各欄を、工事項
目としてn行m列(nは2乃至5、mは2乃至5)の、
例えば、ガラス、設備工事、シーリング、額縁、ウレタ
ン、UB(ユニット・バス)、木工事、GL、吹付塗装
の合計9個の進捗率記入枠に区分し、そして、この進捗
状況記入欄821乃至827の各枠内に進捗率を入力す
る工事項目名を明記した参照用工事項目リスト828を
備える「進捗状況入力画面」80の画像データを作成
し、キーコードを付して登録する。
【0020】また、予め「合成処理」メニュー(図4)
により作成した、不具合位置検査用の「検査リスト」9
2、もしくは、部位別検査リスト920、又は、940
(図12(A)、(B))と「配筋平面図」93、もし
くは、配筋立面図等とを同一画面に分割表示させた「品
質検査入力画面」91(図11)等の多数の画像データ
にキーコードを付し、層構造に絞り込んで取り出せるよ
うファイル2Bに登録する。また、進捗率(0%、25
%、50%、75%、100%)に対応して5種類の、
例えば、アミ点表示による濃度階調(白色、薄い灰色、
濃い灰色、かなり黒、真黒)、又は、上記進捗率に対応
して、例えば、黄色、赤、緑、青、黒の5色の塗り潰し
表示用画像データを作成し、キーコードを付し層構造に
絞り込んで取り出せるようファイル2Bに登録する。
【0021】次に、使用する言語等については、図6
(A)に示す「工事名称・検査対象マスタ」62を表示
させ、その「検査項目マスタ」を選択し、キーボード9
を用い、図8に示すように、「進捗状況入力画面」80
の参照用工事項目リスト828に記入する、例えば、ガ
ラス、設備工事、シーリング、額縁、ウレタン、UB
(ユニット・バス)、木工事、GL、吹付塗装等の工事
項目用語や、品質検査に使用する丸付き数字・・・等
や、英数字、記号等の使用言語を統一化して作成し、こ
れらにキーコードを付して層構造に絞り込んで取り出せ
るようファイル2Bに登録する。
【0022】さらに、図4のホストコンピュータ1の
「関連設定」、「マニュアル作成」、「データ送信」、
「施工管理」等のメニューの階層の他半図において、
「関連設定」メニューを選択し、関連設定の「検査対象
選択」メニュー画面を表示させ、「基本図面関連設定」
の表示欄を選択し、図6(B)に示すように、表示され
た立面図1乃至立面図4の画面63、平面図1乃至平面
図4の画面64、及び工区図1乃至工区図4の画面65
にそれぞれポインティング・マーク63A、64A、6
5Aを設け、例えば、立面図2のポインティング・マー
ク64Aに触れ、立面図2に関連する下層の平面図3を
直接呼び出したり、平面図2のポインティング・マーク
64Aに触れて下層の工区図3を呼び出したり、工区図
4のポインティング・マーク65Aに触れて詳細図3を
呼び出し、表示し得るようにパス機能を関連設定してお
く。
【0023】さらに、立面図1乃至立面図4、平面図1
乃至平面図4、工区図1乃至工区図4、及び詳細図1乃
至詳細図4の画面63乃至66にそれぞれポインティン
グ・マーク63B乃至66Bを設け、その何れかに触
れ、検査対象とする立面図、平面図、工区図、又は、詳
細図の中で、検査対象とする図面のポインティング・マ
ーク63B乃至66Bの何れかに触れ、検査対象を示し
た「進捗状況入力画面」(図8)を呼び出して表示する
パス機能を関連設定しておく(図5、参照)。
【0024】また、立面図1乃至立面図4、平面図1乃
至平面図4、工区図1乃至工区図4、及び詳細図1乃至
詳細図4の中で、検査対象とする図面のポインティング
・マーク63C乃至66Cの何れかに触れることで、同
一画面に分割表示した、検査対象とする立面図、平面
図、工区図、又は、詳細図における検査対象を示した図
面と、「検査リスト」とよりなる「品質検査入力画面」
(図11)を呼び出して表示させるようパス機能を関連
設定しておく(図5、参照)。
【0025】さらに、「進捗状況入力画面」80の進捗
率記入欄821乃至827の各枠に設けた図示しないポ
インティング・マークに対するペン等で触れる入力回数
に対応し、例えば、25%刻みの5種類の濃度階調、又
は、5種類の色を取り出して各進捗率記入欄821乃至
827に表示するよう関連設定しておく。また、図8に
示すコマンドキー「マトリックス」に触れると、図9に
示すように、各階毎に、各階毎のガラス、設備工事、シ
ーリング、・・・吹付塗装等の9種類の工事項目の進捗
率を濃度階調(89Aは白(0%)、89Bは薄い灰色
(25%)、89Cは濃い灰色(50%)、89Dはか
なり黒(75%)、89Eは真黒(100%))、又
は、色分けにて表示するマトリックス図面88を表示さ
せ、また、コマンドキー「数値」に触れることで、図9
のマトリックス図面88において濃度階調、又は、色分
けより示した進捗率を数値にて表示する表を提示するパ
ス機能を関連設定されている。同様に、コマンドキー
「表示範囲」に触れることで、被検査対象を、例えば、
被検査対象領域を1階から2階に切り換え表示する。同
様に、コマンドキー「オプション」に触れることで、図
8に3×3にて示す進捗率記入欄821乃至827を、
2×3や、5×5等に自由に設定可能である。その他
に、「品質検査入力画面」91における「配筋平面図」
93には、ペン等で触れる度に増加する丸付き数字にて
表示されるよう関連設定しておく。なお、図5に示すよ
うに、詳細図の図示しないポインティング・マークに触
れることで、図16(B)に示すように、数値入力によ
る進捗状況入力画面108を呼び出せるパス機能も関連
設定しておくことも可能である。
【0026】このようにしてファイル2Bに登録した画
像データ、入力用画面、及び使用文字等をキーコードを
付して層形式に登録し、端末器11に被検対象の検査に
関連する検査入力用データを転送し得るように編集して
ファイル2Bに登録しておく。
【0027】(2)施工管理処理部2Cは、タッチパネ
ル式携帯型端末器11から送信されてくる品質検査デー
タや、進捗状況検査データを受信し、そして、「品質検
査」メニュー(図4)を表示させた後、図11に示すよ
うに、分割表示した平面図等の図面データに、ペン等で
触れた順序に対応して増加する正の整数番号にて図面入
力された被検対象の不具合位置、及び不具合位置検査用
の「検査リスト」92や、部位別検査リスト920、9
40にその検査結果を入力した品質検査結果を印刷した
り、また、同様にして入力した、立面図等で表示される
配筋検査結果、中間検査結果、施工検査結果を印刷した
り、また、パレート図面を印刷する。
【0028】さらに、「進捗管理」メニュー(図4)を
選択し、表計算ソフトにより並べ換えて立面図別、平面
図別の進捗状況を表示、印刷したり、工事項目全体の、
あるいは平面図別の工事項目の進捗状況一覧表や、図8
に示すように、工事項目の進捗率の変化に対応する濃度
階調、もしくは、色分けによる塗り潰し表示した「進捗
状況入力画面」80を表示、印刷する。また、図9に示
すように、各階毎に、複数の工事項目の進捗率を濃度階
調、又は、色分けにより表示するマトリックス図面を表
示、印刷する。
【0029】また、進捗検査結果を表計算ソフトによる
並べ換え処理により、図15の(A)に示すように、第
1層100Aとして、被検対象である建造物全体100
Dにおける特定の工事項目の進捗率を各階毎に纏めて表
示したり、また、同(B)に示すように、その下層の第
2層100Bとして、その建造物の或る階における全検
査対象領域100E(1号室から4号室)の進捗率を各
検査領域毎に表示したり、さらに、同(C)のように、
その下層の第3層100Cとして、その或る階におけ
る、例えば1号室である特定の検査対象領域100Eを
表示印刷する。また、進捗状況データ作成時迄に蓄積さ
れた進捗状況データを工事項目毎に並べ換えて進捗推移
グラフを作成、印刷したりする処理を行う。
【0030】図2(B)は、携帯型端末器11のICカ
ード12に記憶させた制御プログラムを実行するデータ
処理手段の機能ブロック図を示すもので、(1)検査デ
ータ収集処理部11Aは、端末器11の電源スイッチを
オンにすると、ホストコンピュータ1から送信されてき
た検査に必要な検査入力用データを蓄積しているファイ
ル11Bから、図7(A)に示す「初期メニュー画面」
67を読み出し表示し、その画面の「検査データ収集」
項目を選択し、図7(B)に示す「検査対象入力画面」
68を表示させ、これに表示された「立面図」、「平面
図」等に触れ、層形式にて立面図、平面図、工区図、詳
細図を順に読み出して表示させる処理を行う。
【0031】また、パス機能の関連設定により、表示さ
れた立面図、平面図、工区図、及び詳細図の中から検索
した、検査対象となる図面のポンインティング・マーク
に触れ、図5の点線で示すように、「品質検査入力画
面」91や、濃度階調、又は、色分け塗り潰し入力の行
える「進捗状況入力画面」80を選択して表示する。な
お、詳細図から「数値による進捗状況入力画面」を選択
して表示する処理も行う。
【0032】そして、例えば、図10に示す配筋構造の
工区図別の「品質検査入力画面」91を用いて品質検査
入力する際に、二次元座標位置の横軸Y1、Y2、Y
3、Y4、Y4´・・・と、縦軸X1、X2、X3、X
4、・・・との交点における配筋構造の柱の種類を示す
C1、C2、C2A、C3、・・・において発見した不
具合位置をペン等で触れると、触れた順序に対応して増
加する正の整数、、・・・、、・・・の数字を表
示させる処理を行う。なお、不具合位置の上記した数字
による図面入力処理は、立面図、及び平面図においても
可能とする処理を行う。
【0033】その他に、図11に示すように、不具合位
置を入力ずみの「品質検査入力画面」91の「検査リス
ト」92の画面の一部に、電子手帳等のように「ワープ
ロ入力画面」90を表示させ、次いで、「検査リスト」
92の、予め連続番号を印刷してある不具合位置番号記
入欄94の不具合位置番号「No.01」の欄に続く
「指摘事項」記入欄95に触れると、図10に示すよう
に、ワープロ画面90により作成したその不具合状態で
ある「スターラップ、みだれ」が表示され、そして、
「対処」記入欄96に触れると、ワープロ画面90によ
り作成した「結束やりなおし」を表示する処理を行う。
さらに、「ワープロ入力画面」90に代え、不具合位置
番号記入欄94の「No.03」の「対処」記入欄96
にペン等で「D16不足」を手書き入力すると、図10
に示すように、「D16不足」97を、同様に手書き入
力することで、「主筋の端部の不足本数、その位置」を
示す略図98や、不具合位置番号記入欄94の「No.
06」の「対処」記入欄96に「斜め筋、D13=3
本、L=3000入れる」99等を表示する処理を行
う。なお、上記したDは直径、Lは長さを示す。
【0034】また、必要に応じて上記した不具合位置検
査リスト92に代え、図10に示す配筋平面図93と共
に画面に部位別検査リスト920、又は、940(図1
2(A)、(B))を画面に分割表示させ、そして、こ
れら検査リスト920の検査月日記入欄921及びその
結果記入欄922にペン等で「11/12」、及び
「レ」を順次手書き入力することで、図13(A)に示
すような表示処理を行う。また、検査リスト940にお
いて、「符号」記入欄941と、「場所」記入欄942
と、「主筋」、「フープ中子」、及び「共通」の記入欄
940下欄に表示された検査項目のチェック記入欄94
3の各欄とに、順次ペン等で「C1A」・・・、「X1
Y2」・・・、及びチェックした事を示す「レ」印・・
・、又は、不合格を示す「×」印を手書き入力すると、
図13(B)に示すように、「符号」記入欄941に
「C1A」を、同様に「場所」記入欄942に「X1Y
2」を、検査項目チェック記入欄943にチェックした
事を示す「レ」印をそれぞれ表示する処理を行う。
【0035】また、図6(B)に示すように、例えば、
平面図の中から検査対象となる図面を検索し、そのポイ
ンティング・マーク64Bに触れることで、図8に示す
「進捗状況入力画面」80を表示させ、参照用工事項目
リスト828に明示された工事項目名を参照しながら、
検査対象の各室81乃至87に立入り、ペン等で25%
刻みの進捗率に対応する回数にて進捗率記入欄821乃
至827の各記入部を触れることで、各工事項目の進捗
率を濃度階調、又は、色分けによる塗り潰し表示処理を
行うとともに、その検査結果を登録する処理を行う。そ
して、「進捗状況入力画面」80のコマンドキー「マト
リックス」に触れると、図9に示すように、マトリック
ス図面88を表示させる。また、コマンドキー「数値」
に触れると、図9に示す濃度階調にて示した進捗率89
A乃至89Eを数値により表示する処理を行う。
【0036】また、品質及び進捗検査終了後、(2)進
捗状況入力・表示処理部11Cでは、図7(A)に示す
「初期メニュー画面」67の「進捗状況入力・表示」を
選択し、図7(B)の「検査対象入力画面」68の図示
しない平面図、立面図、階層選択のメニューのうち、平
面図を選択すると、図5に示すように、「検査対象」の
「平面図」を選択し、図8に示すように、その階におけ
る複数の検査領域毎の複数の工事項目の進捗状況を濃度
階調、又は、色分けによる表示を行う。さらに、「検査
対象」の「立面図」を選択すると、その検査対象建造物
における立面図にて表示される検査領域の進捗状況を濃
度階調、又は、色分け表示する。また、「マトリックス
表示」を選択すると、図8に示す面のコマンドキー「マ
トリックス」に触れ、表計算ソフトにより進捗検査結果
を並べ換えし、図9に示すように、各階毎の複数の工事
項目の進捗率を、濃度階調、又は、色分けにて塗り潰し
によるマトリックス表示し、また、図8に示すように、
コマンドキー「数値」に触れると、図8に示す濃度階調
による進捗率表示を、25%刻みの数値による進捗表示
を行う。
【0037】さらに、進捗検査終了後に「検査対象」画
面を選択し、「階層選択」を選択すると、表計算ソフト
による並べ換え処理により、図15(A)に示すよう
に、第1層100Aとして、この建造物全体の特定の工
事項目の進捗率を各階毎に纏めて表示したり、また、第
2層100Bとして、その建造物の或る階における全検
査対象領域の特定の工事項目の進捗率を各検査対象領域
毎にまとめて表示し、さらに、第3層100Cとして、
その或る階における特定の検査対象領域を表示する。
【0038】さらに、(3)帳票印刷処理部11Dは、
図7(A)に示す「初期メニュー画面」67の「帳票印
刷」を選択し、図5に示す「検査対象」メニュー画面を
表示させる。次いで、図5に示すように、「品質検査」
メニューを表示させ、ファイル11Bから検査結果デー
タを呼び出し、「検査リスト」92や、検査リスト92
0、又は、940と共に分割表示させた立面図、平面図
等による「配筋検査結果」、「中間検査結果」、「竣工
検査結果」を印刷する。その他に、「進捗管理」を選択
すると、表計算ソフトによる並べ換え処理により、進捗
状況検査結果内容を立面図別や、平面図別の工事項目の
進捗状況を表示、印刷したり、さらに、上述したよう
に、「進捗状況入力画面」80に進捗率を入力した進捗
率検査結果を印刷する処理を行う。また、表計算ソフト
により並べ換えて全体進捗状況一覧表や、階別進捗状況
一覧表に印刷したり、「マトリックス図面」による進捗
率を印刷をしたり、数値により表示したりする。
【0039】さらに、「階層別」を選択すると、図15
(A)乃至(C)に示すように、第1層100Aとし
て、この建造物の各階毎の特定の工事項目の進捗率を、
また、第2層100Bとして、その建造物の或る階にお
ける全検査対象領域の各検査対象領域毎の進捗率を、さ
らに、第3層100Cとして、その或る階における個別
検査対象領域を印刷する処理を行う。
【0040】これらの印刷を、建設現場に設けたプリン
タ15に端末器11を接続して印刷させたり、あるい
は、内蔵させたプリンタにより印刷することも出来る。
また、(4)送受信処理部11Eでは、ホストコンピュ
ータ1からの検査入力用データを受信したり、ホストコ
ンピュータ1に向けて検査結果データ等を送信したりす
る処理を行う。
【0041】このように構成された装置の作用を、図1
4に示すフローチャートを、参照しながら説明する。先
ず、ホストコンピュータ1のマスタデータの作成につい
て、図14(A)を参照して説明する。CRT3に「マ
スターデータ作成」メニュー画面(図3)を呼び出し、
図6(A)に示す「テキスト・図面登録画面」61を表
示させ、次いで、「図面登録」(図3、参照)を選択す
ると、イメージスキャナ5により、既に作成してある検
査対象の立面図、平面図、工区図、詳細図や、検査リス
ト、検査リスト920、940等の画像データの読み込
みを行う。また、CADデータであれば、直接、読み込
みを行う。
【0042】そして、使用する言語等について、図6
(A)に示す「工事名称・検査対象マスタ」62を表示
させ、その「検査項目マスタ」を選択し、キーボード9
の操作により、図8に示すように、「進捗状況入力画
面」80の参照用工事項目リスト828に用いる、例え
ば、ガラス、設備工事、シーリング、額縁、ウレタン、
UB(ユニット・バス)、木工事、GL、吹付塗装等の
工事項目用語や、品質検査に使用する丸付き数字・・
・等や、英数字、記号の使用言語、を統一化して作成
し、これらにキーコードを付して層構造にて絞り込んで
取り出せるようファイル2Bに登録する。
【0043】また、上記したイメージスキャナ5により
図面等を読み取りする他に、グラフィック・エディタに
よりキーボード9とマウスとを操作し、CRT3と対話
しながら各種メニュー画面や、図8に示す「進捗状況入
力画面」80、また、「配筋平面図」93と「検査リス
ト」92や、別の検査リスト920、又は、940とを
合成処理して作成した「品質検査入力画面」91や、そ
の他の品質検査、進捗検査用の入力画面等を作成し、キ
ーコードを付して層構造に絞り込んで取り出せるように
メモリに登録しておく(ステップS1)。
【0044】次いで、関連設定メニュー画面を呼び出
し、ハードディスク4に登録した立面図等の図面類を順
次呼び出し、図6(B)に示すように、ポインティング
・マーク63Aの設定により適宜の立面図1から平面図
2を選択したり、同様にポインティング・マーク64A
の設定により平面図1から詳細図1を選択する。また、
立面図や、平面図のポインティング・マーク63B、6
4Bに触れることで、図8に示すように、濃度階調、又
は、色分けによる塗り潰し入力の行える「進捗状況入力
画面」80を選択して呼び出したりする。さらに、立面
図や、平面図のポインティング・マーク63C、64C
に触れ、「検査リスト」92、検査リスト920、又
は、940の何れかと、「配筋平面図」93等とを同一
画面に分割表示した「品質検査入力画面」91(図1
1)を選択、呼び出して表示したり、また、詳細図66
の図示しないポインティング・マークに触れることで上
述した「品質検査入力画面」91や、濃度階調、又は、
色分けによる塗り潰し入力の行える「進捗状況入力画
面」80を呼び出せるよう関連設定する。また、「進捗
状況入力画面」80における進捗率記入欄821乃至8
27の各工事項目の進捗率記入欄に、ペン等で触れる回
数に対応して25%刻みの濃度階調、又は、色分けにて
表示されるよう関連設定し(ステップS2)、これら関
連設定データを含めた検査入力用データを、ハードディ
スク4、メモリ6のファイルにキーコードを付して登録
する(ステップS3)。
【0045】また、「データ送信」メニュー画面(図
4)をCRT3に表示させ、「品質検査入力画面」91
や、「進捗状況入力画面」80等に関連する用語データ
の上述した検査入力用データを、RS232Cケーブル
10を介しタッチパネル式携帯型端末器11のICカー
ド12(データ用)に送信する(ステップS4)。
【0046】次に、端末器11の作用を図14(B)の
フローチャートを参照しながら説明する。上述した検査
入力用データ等を受信した端末器11を携帯する現場作
業員が建設現場を巡回し、目標とする検査対象地区の配
筋工事中のマンションの検査現場に来て、タッチパネル
式携帯型端末器11の電源スイッチをオンにすると、図
7(A)に示す「検査データ収集」等の「初期メニュー
画面」67が表示され、その画面の「検査データ収集」
表示欄のパネル上部にタッチすると、図7(B)に示す
「検査対象入力画面」68が表示される。そこで、その
画面の「平面図」の欄に触れると、これにより次々に表
示される平面図の中から検索して表示した、例えば、配
筋平面図の図示しないポインティング・マーク64Cに
触れ、図11に示すように、「検査リスト」92と「配
筋平面図」93とを同一画面に分割表示した「品質検査
入力画面」91を表示させる(ステップS21)。
【0047】そこで、検査員が配筋構造の工区内に立入
り検査し、画面上に表示された実際の不具合位置と対応
する画面上の不具合位置にペン等で触れると、先ず、
が表示され、次いで、触れた順序に従って増加する正の
整数、・・・、、・・・が図面入力されて表示され
る(ステップS22)。
【0048】次に、画面に分割表示された「検査リス
ト」92の不具合位置番号記入欄94に触れた後、図1
1に示すように、携帯型端末器11の「検査リスト」2
0の画面の一部に英数字、ひらがな、又は、カタカナに
よる「ワープロ入力画面」90を表示させ、不具合位置
番号記入欄94の「No.01」に続く「指摘事項」記
入欄95に触れると、「ワープロ入力画面」90に文字
入力した「スターラップ、みだれ」が、次いで「対処」
事項記入欄96に触れると、文字入力した「結束やり直
し」が表示される。このように検査しながら、不具合位
置番号記入欄94のNo.02乃至No.06に続く
「指摘事項」記入欄95には「主筋、2段筋あき過
ぎ」、「主筋、端部本数不足」、「主筋・ハンチ部、折
曲げ」、「スラブ、下筋かぶり不足」、「補強筋、中央
部開口部」の不具合状態が記入される。そして、不具合
位置番号No.05の「対処」記入欄96には、文字入
力した「スペーサ入れる」が記入される。また、不具合
位置番号「No.03」に続く「対処」記入欄95に手
書き入力すると、「主筋、端部本数不足」の不足位置を
示す「略図」98と、文言「D16、不足」97とが表
示される。同様に、不具合位置番号「No.06」の
「対処」記入欄96に手書き入力することで、この欄に
「斜め筋、D13=3本、L=3000入れる」99を
表示させる処理を行う(ステップS23)。
【0049】品質検査を終了すると、コマンドキー「登
録」に触れ、配筋の品質検査結果内容をメモリに登録す
る。そして、コマンドキー「戻る」に触れると、最初の
「初期メニュー画面」67に戻る(ステップS24)。
【0050】なお、必要に応じて、図12(A)に示す
「検査リスト」920を図10に示す「検査リスト」9
2に代えて分割表示させた場合には、図13(A)に示
すように、記入欄921、922に手書き入力した検査
月日「11/12」と「異常を認めない」旨の合格マー
ク「レ」とが表示される。また、「検査リスト」940
(図12(B))を分割表示させた場合には、検査リス
ト940の記入欄941、942、943に順次手書き
入力すると、図13(B)に示すように、チェックリス
ト940の「符号」記入欄941に手書き入力した配筋
平面図の不具合状態の配筋柱を示す符号「C1、C
2、..」等が、また、「場所」記入欄942には、配
筋平面図の予め作成した二次元座標位置の交点を示す
「X1Y2、X2Y4、・・・」等が、さらに、チェッ
ク欄943には、上記点検項目をチェックした旨の記号
「レ」等が表示される。
【0051】次に、例えば、マンションの建設現場の内
装工事中の進捗状況を検査する場合には、「初期メニュ
ー画面」67の次に表示させた「検査対象入力画面」6
8において、例えば、「平面図」を選択し、次々に表示
される平面図の中から検索した検査対象図面のポインテ
ィング・マーク64Bに触れ、濃度の相違する塗り潰し
入力の行える「進捗状況入力画面」80を呼び出し、表
示する(ステップS25)。
【0052】次いで、マンションの各室81乃至87に
入り、画面80の右側下段に示される参照用工事項目リ
スト828の工事項目名を参照しながら、各マンション
81、82、・・・87の進捗状況記入欄821乃至8
27に進捗状況に対応した濃度階調、又は、色分けによ
る塗り潰し表示の行えるよう入力する。即ち、検査した
結果、記入欄821のガラス、設備工事、シーリングの
各工事項目の進捗率がそれぞれ25%、50%、50%
であり、額縁、ウレタン、UBの工事項目における進捗
率がそれぞれ0%、75%、75%であり、木工事、G
L、吹付塗装の各工事項目の進捗率がそれぞれ100
%、0%、、25%であると確認した場合には、進捗率
記入欄821の上段左部の「ガラス」領域には25%の
進捗率を意味する「薄い灰色」が表示される迄ペン等で
2回触れ、次に、その上段中央部の「設備工事」領域に
50%の進捗率を意味する「濃い灰色」が表示されるよ
う3回触れ、そして、上段右部の「シーリング」領域に
50%を意味する「濃い灰色」が表示されるよう3回触
れる。そして、中段の左部の「額縁」領域に0%を意味
する「白色」を表示するよう1回触れ、中段の中央部の
「ウレタン」領域と、中段の右部の「UB」の領域とに
は75%を意味する「かなり黒」が表示されるよう4回
触れる。また、下段の左側の「木工事」の領域には10
0%を意味する「真黒」が表示されるよう5回触れ、下
段中央部の「GL」の領域には0%を意味する「白色」
を設定入力するよう1回触れ、下段右側の「吹付塗装」
の領域には25%を意味する「薄い灰色」が表示される
よう2回触れる。このようにして、進捗率記入欄82乃
至87に対しても進捗率を入力することで進捗率の検査
結果内容がメモリに登録される。そして、画面80のコ
マンドキー「マトリックス」に触れることで、図9に示
す「マトリックス図面」の画面88を表示させることが
でき、また、コマンドキー「数値」に触れることで、図
9に示すマトリックス図面88により示した濃度階調に
よる進捗率表示を、数値表示による表に変換する。
【0053】品質、及び進捗検査終了後、端末器11に
おいて、図7(A)に示す画面67の「進捗状況入力・
表示」項目に触れ、「検査対象」として、図7(B)に
示す「検査対象入力画面」68を表示させ、その図示し
ない「平面図」や、「立面図」を選択すると、図8に示
すように、平面図や、立面図等による濃度階調、又は、
色の相違する塗り潰し入力した「進捗状況表示画面」8
0が表示され、そして、進捗検査結果を表計算ソフトに
より並べ換え処理することにより、図9に示すように、
数値による進捗率を表示させることもできる。
【0054】さらに、「階層選択」を選択すると、第1
層100Aとして、この建造物全体の特定の工事項目の
進捗率を各階毎に纏めて表示したり、また、第2層10
0Bとして、この建造物の或る階における全検査対象領
域の特定の工事項目の進捗率を各検査対象領域毎にまと
めて表示したり、さらに、第3層100Cとして、その
或る階における特定の検査対象領域を表示するが、さら
に、数値により表示する。また、進捗状況一覧表を選択
すると、これを表示する。(ステップS26)。
【0055】次に、端末器11をプリンタ15に接続
し、初期メニュー画面67(図7(A))における図7
(A)の画面67の「帳票印刷」を選択し、図5に示す
ように、検査対象を品質検査に選択すると、図10に示
すように、検査結果を入力した「検査リスト」92と不
具合位置を番号入力した配筋平面図93等とを分割表示
した配筋検査結果や、中間検査結果、竣工検査結果が印
刷される。また、進捗管理を選択し、全体進捗状況一覧
表の項目を選択すると、一覧表形式で全体の進捗結果デ
ータの並べ換えが行われて印刷され、また、図8に示す
ように、進捗検査結果を入力した「進捗状況入力画面」
80が印刷される。さらに、図9に示すように、進捗検
査結果を表計算ソフトにより並べ換え処理し、各階毎に
複数の工事項目の進捗率を濃度階調、又は、色分けによ
り表示するマトリックス図面が印刷される。そして、第
1層として、この建造物全体の進捗率を各階毎に纏めて
表示したり、また、第2層として、この建造物の或る階
における全検査対象領域の進捗率を各検査対象領域毎に
まとめて表示したり、さらに、第3層として、その或る
階における特定の検査対象領域の工事項目の進捗率を表
示、印刷する。さらに、その他に、「検査対象」を選択
し、「進捗管理」を選択すると、全体の、もしくは階別
の進捗状況一覧表を印刷する(ステップS27)。そし
て、品質検査結果データや、進捗状況結果データをホス
トコンピュータに送信する(ステップS28)。
【0056】なお、品質検査の際に、品質検査入力画面
91、不具合位置検査リスト92、部位別検査リスト9
20、940を、それぞれ画面に独立的に表示させて品
質検査結果を入力し、品質検査終了後に印刷する際、品
質検査入力画面91と、不具合位置検査リスト92と、
部位別検査リスト920、もしくは940とを共に同一
紙葉に表示されるよう印刷させることも可能である。同
様に品質検査の際、端末器11の画面が小さい場合に
は、ワープロ入力画面90のみを別画面に切り換え表示
させ、ここで作成した文言を品質検査入力画面に表示さ
せること可能である。
【0057】また、検査リスト92等に表示する検査用
語等をワープロ入力画面や、手書き入力画面に入力して
表示する処理方式に代え、キーボード9や、CRT3を
用いて、「品質検査入力画面」91に使用する検査項目
に関する文字や、「スターラップ、みだれ」等の検査内
容に関する文字、「結束やり直し」等の対処方針用語、
さらには、例えば、主筋の不足位置を示す「略図」98
や、「進捗状況入力画面」80に使用する工事項目及び
進捗率に関する文字、数字等を多数作成し、これらを
「品質検査入力画面」91、「進捗状況入力画面」80
等の検査入力用データとして編集し、キーコードを付し
て層構造に絞り込んで取り出せるようにメモリに登録し
ておく。そして、上記した配筋構造の品質検査の際に
は、例えば、検査用紙92の「指摘事項」記入欄95
や、「対処」記入欄96等に適切な言葉が表示される
迄、ペン等で触れ続けるよう処理させることも出来る。
【0058】また、本実施例では、配筋構造の品質検
査、及びマンションの進捗状況検査を例示して説明した
が、分割表示した品質検査入力画面や、進捗状況を濃度
階調、色分けによる表示を行う本発明は、事務所ビル等
の品質検査、及び進捗状況検査、接合部等の躯体工事の
品質検査、及び進捗状況検査は勿論のこと、鉄骨や、P
C版、カーテンウオール等の品質検査、及び進捗検査に
適用し得るとは言う迄もない。さらに、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において、種々変形を行ってその他の作
業に関する検査分野に適用することが出来る。例えば、
造船・自動車等の生産ラインにおける品質管理や、進捗
管理等に適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、品質検査の際、被検査対象領域の立面図、平面
図等の図面と不具合位置検査用の検査リストとを同一画
面に分割表示させ、被検対象の不具合位置の表示画面を
直視しながら品質検査結果及びその対処方針とを入力す
るよう構成してあるので、いま入力対象としている不具
合位置を誤認識することなく、検査リストにその品質検
査結果を正確に入力することが出来る。さらに、被検対
象の不具合位置の表示画面と品質検査結果及びその対処
方針とを共に表示させてプリントアウトするよう構成し
てあるので、これらを同一紙葉に表示させた印刷物を見
ることで、検査現場の状況とその指示内容とを明確に把
握することが出来、このため、指示書や、報告書等を用
いるのに最適である。
【0060】また、画面に平面、又は、立面状態にて示
される複数の被検査対象領域の各検査領域毎に設けたn
行m列に区分された進捗率記入欄に、各検査対象領域に
おける複数の作業項目毎の進捗率を該進捗率の度合いに
対応する濃度階調、もしくは色分けにて塗り潰し入力す
るよう構成してあるため、複数の被検査対象領域の位置
関係とその進捗度合いとを、画面を一瞥することで視覚
的に把握することができる利点を有する。
【0061】さらに、請求項2記載の発明によれば、被
検対象全体の上記複数の被検査対象領域のそれぞれにお
ける複数の作業項目毎の進捗率を、各階毎の複数の作業
項目毎に並べ換え処理し、上記進捗率に対応する濃度階
調、もしくは色分けによる塗り潰しにて表示する進捗状
況入力・表示処理手段を備えているため、各階毎に、各
階毎の複数の作業項目の進捗率を、その進捗率に対応す
る濃度階調、又は、色分けによる塗り潰し表示の行える
マトリックス図面を提示することが出来る。
【0062】また、請求項3記載の発明によれば、品質
検査対象となった図面と、被検対象の部位別検査リスト
とを共に表示させて印刷する構成であるため、品質検査
対象となった図面と、被検対象の部位別検査リストとを
共に表示したものを指示書や、報告書として利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図01】 本発明に係わる施工管理装置と、携帯型端
末器との全体構成図である。
【図02】 (A)は施工管理装置の機能ブロック図、
同(B)携帯型端末器のブロック図である。
【図03】 施工管理装置のホストコンピュータのマス
タデータの入力メニューの階層の一半を示す図である。
【図04】 図4は同ホストコンピュータのマスタデー
タの関連設定、施工管理、及びデータ送受信等の入力メ
ニューの階層の他半を示す図である。
【図05】 図5は携帯型端末器の入力メニューの階層
を示す図である。
【図06】 (A)は施工管理装置側のテキスト・図面
登録画面、及び工事名称・検査対象マスタ画面、(B)
はポインティング・マークにより立面図から特定の平面
図、及び平面図から特定の工区図、工区図から特定の詳
細図を呼び出す関連設定の態様を説明する図である。
【図07】 (A)はタッチパネル式携帯型端末器の初
期メニュー画面、(B)は検査対象入力画面である。
【図08】 本発明の進捗状況入力画面の1実施例を示
す図である。
【図09】 各工事項目の進捗率を濃度階調別に示す本
発明のマトリックス図である。
【図10】 同一画面に配筋構成図と、不具合位置検査
用の検査リストとを分割表示した本発明の、入力後の品
質検査入力画面を示す図である。
【図11】 未入力の検査用紙表示画面の一部にワープ
ロ入力画面が表示された品質検査入力画面を示す図であ
る。
【図12】 (A)は、図10に示す検査リストに代
え、分割表示される未入力の第1の部位別検査リストを
示し、(B)は同様に分割表示される未入力の第2の部
位別検査リストを示すで図である。
【図13】 (A)は第1の部位別検査リストの必要事
項記入欄に手書き入力を終了した画面、(B)は第2の
部位別検査リストの必要事項記入欄に手書き入力を終了
した画面である。
【図14】 (A)はマスタデータ等を作成するホスト
コンピュータのフローチャート、(B)は本発明の端末
器により検査データ収集等を行うフローチャートであ
る。
【図15】 図15は階層状態を説明する図で、(A)
は第1層を示す図、(B)は第2層を示す図、(C)は
第3層を示す図である。
【図16】 (A)は従来の端末器の外観斜視図、
(B)は(A)に示す表示面に表示された検査結果デー
タ入力画面を示す図である。
【図17】 (A)は従来の詳細図入力画面、(B)は
進捗状況入力画面、(C)は品質検査入力画面を示す図
である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ、2 CPU、3 CRT、4
ハードディスク、5イメージスキャナ、6 メモリ、
11 タッチパネル式携帯型端末器、12 端末器装着
用のICカード、80 濃度の相違する塗り潰し入力の
行える進捗状況入力画面、91 不具合位置検査用の検
査リストと配筋構造図とを同一画面に分割表示した品質
検査入力画面、920及び940 分割表示される第
1、第2の部位別検査リスト。
フロントページの続き (56)参考文献 特許3200786(JP,B2) 進捗管理システムの開発と適用,第6 回建築生産と管理技術シンポジウム論文 集,日本,日本建築学会,1990年 7 月,p.139−p.144 施工現場における情報管理と形態端末 の役割,第11回建築生産と管理技術シン ポジウム,日本,日本建築学会,1995年 7月,p.231−p.236 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/02 G06F 17/40 - 17/60 G06F 3/14 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データが表示されている画面上の透
    明なタッチパネルを入力手段とし、該入力手段を介して
    上記データ上の該当する位置に触れて上記データを入力
    する形式の作業検査用タッチパネル式携帯型端末器にお
    いて、 被検査対象領域の立面図等の図面と、該領域における被
    検査対象の不具合位置検査用の検査リストとを合成処理
    して同一画面に分割表示される品質検査入力画面の画像
    データ、 画面に平面、又は、立面状態にて示される複数の被検査
    対象領域の各検査対象領域毎にn行m列(nは2乃至
    5、mは2乃至5)に区分された進捗率記入欄を備え、
    該各進捗率記入欄に、各検査対象領域における複数の作
    業項目毎の進捗率を該進捗率の度合いに対応する濃度階
    調、又は、色分けにて塗り潰し入力する進捗状況入力画
    面の画像データ、 品質検査、及び進捗検査に関する文字データや、濃度階
    調、もしくは色分けによる塗り潰しデータ等の検査入力
    用データを層構造に絞り込んで取り出せるよう蓄積する
    とともに、上記品質検査及び進捗状況の検査結果データ
    を蓄積する記憶手段、 上記品質検査入力画面の図面に、上記被検査対象の不具
    合位置をペン等で触れた順序にて増加する正の整数にて
    図面入力するとともに、上記不具合位置の作業項目の品
    質検査結果及びその対処方針等を上記検査リストに入力
    し、そして、上記進捗状況入力画面の進捗率記入欄のそ
    れぞれに対しペン等で触れる入力回数を上記進捗率の度
    合いに対応させ、各進捗率に対応する濃度階調、もしく
    は、色分けにて塗り潰し入力する検査データ収集処理手
    段、及び品質検査結果を入力した上記被検査対象領域の
    図面と検査リストとを共に表示するよう印刷する帳票印
    刷処理手段を有するデータ処理装置を備え、 上記データ処理装置は、 品質検査の際、記憶手段から呼び出して表示した上記品
    質検査入力画面に示される被検査対象領域における被検
    査対象の不具合位置に、ペン等で触れた順序にて増加す
    る正の整数を表示するよう図面入力する一方、上記検査
    リストに被検査対象の不具合位置の作業項目の品質検査
    結果及びその対処方針等を入力し、 進捗検査の際、記憶手段から呼び出して表示した上記進
    捗状況入力画面における各進捗率記入欄に対するペン等
    による入力回数を、上記作業項目毎の進捗率に対応さ
    せ、該進捗率に対応する濃度階調、もしくは、色分けに
    て塗り潰し入力し、 そして、品質検査結果を入力された上記被検査対象領域
    の図面、及び検査リストを共に表示するよう印刷するこ
    とを特徴とする作業検査用タッチパネル式携帯型端末
    器。
  2. 【請求項2】 上記データ処理装置は、検査対象全体に
    おける上記複数の被検査対象領域の各検査対象領域にお
    ける複数の作業項目毎の進捗率を、各階毎の複数の作業
    項目毎に並べ換え処理し、上記進捗率に対応する濃度階
    調、もしくは色分けによる塗り潰しにて表示する進捗状
    況入力・表示処理手段を備え、 上記データ処理装置は、各階における作業項目毎の進捗
    率を、各階毎に、各進捗率に対応する濃度階調、もしく
    は色分けによる塗り潰し表示したマトリックス図面を表
    示することを特徴とする請求項1記載の作業検査用タッ
    チパネル式携帯型端末器。
  3. 【請求項3】 上記検査リストは、上記被検査対象の部
    位別の品質検査結果を入力される部位別検査リストであ
    り、 上記検査データ収集処理手段は、上記部位別検査リスト
    に被検査対象の部位別品質検査結果を入力し、 上記帳票印刷処理手段は、品質検査結果を入力した上記
    被検査対象領域の図面と、部位別検査リストとを共に表
    示するよう印刷し、 上記データ処理装置は、品質検査終了後、上記被検査対
    象領域の図面データと、部位別検査リストとを共に表示
    させて印刷することを特徴とする請求項1記載の作業検
    査用タッチパネル式携帯型端末器。
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