JP3316571B2 - ドラム缶気密試験用の気体封入装置 - Google Patents

ドラム缶気密試験用の気体封入装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム缶の気密漏
洩試験に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば液体用の密閉型ドラム缶は、J
IS Z 1601に規定してあるように、鋼板を円筒
状に成形して溶接をした胴体の上下端に、注入口及び換
気口となる口金(JIS Z 1604 鋼製ドラム用
口金)を形成した天板と、底になる地板とを巻き締めて
製造される。この種類のドラム缶の機能として最も重要
な項目の一つはドラム缶に収容した内容物が運搬や保管
中に漏洩しないことで、そのために前記JIS規格によ
り、ゲージ圧20kPaあるいは30kPaで気密試験
を実施するように規定されている。
【0003】この種のドラム缶の密閉性能の重要性か
ら、たとえば容量200リットルのドラム缶製造ライン
では、通常、5秒から15秒のタクトタイムで製造され
る製品の全量に対して気密試験を行っている。一般的に
この気密試験には、差圧方式、超音波音響方式やアコ−
スチック・エミッション(AE)方式が実用化されてい
るが、いずれの方式においても検査の準備段階として、
天板の口金から気体封入装置のノズルを装着して缶内に
ゲ−ジ圧30kPa〜200kPaの圧縮空気を封入
し、所定の検査圧に到達したところで口金をシ−ル盤で
密閉する作業が行われている。
【0004】その所定の検査圧力に保持した状態で、差
圧方式では圧力センサを使用して漏洩による缶内圧力の
低下を検査し、超音波音響方式では漏洩により発生し空
中を伝播する超音波の有無を超音波マイクロフォンで検
査する。また、AE方式では、漏洩により発生し鋼板を
伝播するAE信号の有無を、ドラム缶の胴体に接触させ
た圧電素子センサで検査する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ドラム缶としては、上
記の密閉型の他に、JIS Z 1600のようなオ−
プン型のドラム缶もある。この種のドラム缶は、胴体に
地板だけが巻き締めてあり、着脱自由な天蓋をバンドで
胴体に締めて付けて使用される。したがって、製造工程
中において密閉型のように密閉されることはなく、口金
も形成されていない。
【0006】つまりオープン型ドラム缶は、製造工程中
では天蓋がなく胴体上端がオープンになっているので、
缶内にゲ−ジ圧で20kPaの圧縮空気を加えて漏れの
有無を調べる上述のような気密試験を、製造ライン中で
実施することができない。このためオ−プン型ドラム缶
では、ドラム缶の胴体上端部を塞ぐ上蓋を備えた試験装
置を用いて、製造ライン外において気密試験が実施され
ているが、これでは検査能率が悪い。
【0007】そこで本発明は、密閉型でもオ−プン型で
も製造ライン中で気密試験を行えるように、両者に共用
可能な気体封入装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の気体封入装置
は、ドラム缶の胴体上端部に被さって気密封止する蓋体
として、オープン型ドラム缶の胴体上縁部に当接する封
止手段と、密閉型ドラム缶における注入口及び換気口の
各形成位置に相応するよう配設されてドラム缶の胴体内
に気体を注入する各ノズルと、これらノズルと前記注入
口及び換気口との間の隙間を封鎖する封鎖手段と、を備
えてなる蓋体を有することを特徴とする。あるいは、オ
ープン型ドラム缶の胴体上縁部に当接する封止手段と、
密閉型ドラム缶における注入口又は換気口のいずれか一
方の形成位置に相応するよう配設されてドラム缶の胴体
内に気体を注入するノズルと、このノズルと前記注入口
又は換気口のいずれか一方との間の隙間を封鎖する封鎖
手段と、前記注入口又は換気口のいずれか他方の形成位
置に相応するよう配設されて該注入口又は換気口のいず
れか他方を密封する密封手段と、を備えてなる蓋体を有
することを特徴とする。
【0009】このような気体封入装置の蓋体は、密閉型
ドラム缶の気密試験に際しては、その天板に設けられた
注入口及び換気口をノズル及び封鎖手段あるいは密封手
段により気密封止できる一方、オープン型ドラム缶の気
密封試験に際しては、胴体上縁部に封止手段が当接する
ことで気密封止することができる。つまり、一つの蓋体
で密閉型、オープン型の両方に対応でき、たとえ製造ラ
インに両者が混在していたとしても対処することが可能
である。
【0010】この蓋体では、密閉型ドラム缶の気密封止
時に封止手段が胴体上縁部(この場合、天板の巻締め部
分)に当接しないよう封鎖手段や密封手段が蓋体から突
出するようにしてあるのがよい。すなわち、封鎖手段や
密封手段により注入口と換気口を塞ぐときには封止手段
が浮き上がるような状態となっているほうが、封鎖手段
や密封手段による封止が確実になるので好ましい。これ
は、そのような突出量で封鎖手段や密封手段を蓋体に固
定してある構造でもよいし、密閉型ドラム缶の気密封止
時に自動的にせり出すようなシステムでもよい。また、
密封手段を使用する場合は、密封手段又はドラム缶を載
せた載置台が上下動できるようにしておき、その密封手
段の下降位置又は載置台の上昇位置で注入口又は換気口
を密封し、密封手段の上昇位置又は載置台の下降位置で
注入口又は換気口を開放するものとしておくと、試験終
了後の排気時に密封手段を上昇させるか、あるいは、載
置台の下降によりドラム缶を下げることで、密封手段で
密封していたほうも排気に使うことができるようにな
り、排気効率をよくしてスピードアップを図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】AE方式の気密試験を例にして実
施形態を説明する。
【0012】AE方式の気密試験はドラム缶の製缶・巻
締め工程の後で行われ、この試験に合格した缶は、その
後の外面塗装工程、マ−キング表示工程を経て製品倉庫
へ搬入される。気密試験では、搬送されてくるドラム缶
が密閉型であればその口金の位置を検出して気体封入装
置のノズルと位置合わせし、ノズルから缶内に圧縮空気
(その他不活性ガスなどでも可)を封入する。これによ
り所定の検査圧に達すると、ドラム缶の胴体に圧電素子
型AEセンサを接触させてAE信号の発生を検査する。
この検査が終了したら缶内の圧縮空気を排出し、合格品
は次の工程に搬出する。一方、検査の結果、不合格品と
判定されたドラム缶は、自動的にラインから外され、再
検査にまわされるか廃棄処分となる。
【0013】図1〜図4に、本例の気体封入装置の蓋体
を示す。図1は蓋体の断面図を示し、図2はその上部か
らみた平面図である。また、図3及び図4は蓋体の要部
を模式的に示してあり、図3A及び図4Aは断面図、図
3B及び図4Bは封鎖手段及び密封手段のある蓋体内側
からみた底面図である。
【0014】蓋体1はドラム缶の胴体径に相応する径の
円盤状とされ、その周縁部に、オ−プン型ドラム缶密閉
のための封止手段2がリング状の弾性体により形成され
ている。また一方、密閉型ドラム缶の注入口にあたる位
置に、ノズル3と、該ノズル3の先端部に設けたリング
状弾性体の封鎖手段4とが配設されている。このノズル
3を通して通気管Pから圧縮空気が送られ、ドラム缶内
に封入されるので、口径の大きい注入口のほうへノズル
3を設けるのが好ましい。そして、密閉型ドラム缶の換
気口にあたる位置には、円板状の弾性体からなる密閉手
段5(図1〜図3)、又は、注入口同様のノズル6及び
封鎖手段7(図4)が設けられる。なお、各ノズル3,
6につながる通気管P,P’には電磁バルブが設けら
れ、その切換により圧縮空気供給器又は排気経路へ選択
的に接続されるので、ノズル3,6は、空気封入時には
給気路となるとともに排気時には排気路として機能す
る。
【0015】図5及び図6の試験時の状態に示すよう
に、封鎖手段4,7及び密封手段5は、蓋体1からある
程度突出するように設けられている。その突出量は、図
示するように、密閉型ドラム缶の試験で封鎖手段4,7
あるいは密封手段5が注入口及び換気口に圧接された際
に、封止手段2が胴体上縁部(胴体と天板の巻締め部
分)Eに当接せず、浮き上がった状態となるほどのもの
とされる。すなわち、密閉型ドラム缶の場合に封止手段
2が胴体上縁部Eに当接する状態となると、それ以上は
蓋体1が下がらなくなるので、封鎖手段4,7及び密封
手段5と注入口及び換気口との密着具合が不足する可能
性がある。そこで、密閉型ドラム缶の注入口及び換気口
を塞ぐ場合には封止手段2が胴体上縁部Eにあたらない
ように、封鎖手段4,7及び密閉手段5を突出させてお
く。
【0016】一方、密封手段5を設ける場合、図1に示
すように、油圧シリンダなどによる昇降アームAの先端
に密封手段5を取り付けるようにし、気密封止時には下
降位置にあって換気口を密封するとともに、試験終了で
排気するときには上昇して換気口を開放する構造とす
る。すなわち、空気封入時には圧縮空気を注入するた
め、注入口のノズル3からだけの給気でも十分なスピー
ドで行えるが、排気時には自然排気となるため、できる
だけ排気経路が多いほうが短時間で排気できる。そこ
で、排気時に密封手段5を上昇させて換気口も排気路と
して使用できるようにする。あるいはこの他にも、図5
や図6に示すようなドラム缶を載せる載置台S,Rにつ
いて、シリンダ機構などにより上下動できるようにして
おき、試験終了で排気するときに、ノズル3からある程
度排気して圧力を下げつつ載置台S,Rを下降させてド
ラム缶を下げ、これにより密封手段5による密封を解い
て一気に排気する構成とすることもできる。
【0017】図5に示してあるのは、オープン型ドラム
缶の気密試験に、図1〜図3に示すシングルノズルタイ
プの蓋体1を備える気体封入装置を使用した例である。
【0018】製造ラインに組み入れた本例の気体封入装
置にオープン型のドラム缶Dが搬入されてくると、蓋体
1が降下するか、又はドラム缶Dを載せた載置台のクラ
ンプシリンダSが上昇することにより、封止手段2がド
ラム缶Dの胴体上縁部(カール部)Eの全域に圧接さ
れ、エアシリンダや油圧シリンダなどの圧力機器を用い
て蓋体1とドラム缶Dを押圧することで気密封止状態が
維持される。この工程の時点ではまだ天蓋が取り付けら
れていないので、蓋体1に突設された封鎖手段4及び密
閉手段5は、ドラム缶D内に挿入され中吊りの状態とな
る。したがって、通気管Pに設けた電磁バルブVを給気
に切り換えることで、圧縮空気がノズル3を通ってドラ
ム缶D内に封入され、缶内が所定の検査圧力に達したと
ころでAE検査が実施される。
【0019】試験が終わって排気するときには、電磁バ
ルブVを排気に切り換えると、ノズル3が排気経路へつ
ながり、これを通してドラム缶D内の空気が排出されて
いく。なお、この排気のために、蓋体1に別途の排気バ
ルブを設計しておくことも可能である。排気により缶内
が大気圧まで下がったところで蓋体1が開けられ、ドラ
ム缶Dは次工程に送られる。
【0020】図6に示してあるのは、密閉型ドラム缶の
気密試験に、図4に示すダブルノイズタイプの蓋体1を
備える気体封入装置を使用した例である。
【0021】製造ラインに組み入れた本例の気体封入装
置に密閉型のドラム缶Dが搬入されてくると、まずドラ
ム缶Dの口金位置をセンサで検出することにより、注入
口I及び換気口Oの位置に各ノズル3,6が合致するよ
うに蓋体1が回転する(図1中に示す蓋体回転機構)。
あるいは、直前の工程で事前に検知した口金位置の情報
を受け取って注入口I及び換気口Oに合致するように蓋
体1が回転し待機しているところへ、ドラム缶Dが搬入
されくる。あるいはまた、ドラム缶Dの口金位置を検出
し、待機している蓋体1のノズル3,6に合致するよう
に、ドラム缶Dを載せた載置台の回転載置板Rを回転さ
せる。このようにして位置合わせが終わったところで蓋
体1が下降するか又はクランプシリンダSが上昇するこ
とにより、封鎖手段4,7が注入口I及び換気口Oの縁
部に圧接され、気密封止される。このとき上述のよう
に、オープン型ドラム缶用の封止手段2は浮いた状態と
なっている。
【0022】気密封止状態が形成されると、電磁バルブ
V,V’を給気に切り換え、圧縮空気をノズル3,6を
通して送り込む。本例では注入口I及び換気口Oの両方
を使って封入を行えるので、より短時間ですむ。缶内が
所定の検査圧力に達したところでAE検査が実施される
ことになる。
【0023】試験が終わって排気するときには、電磁バ
ルブV,V’を排気に切り換えると、両方のノズル3,
6が排気経路へつながり、これらを通してドラム缶D内
の空気が排出されていく。排気により缶内が大気圧まで
下がったところで蓋体1が開けられ、次工程に送られ
る。
【0024】JIS Z 1601(液体用鋼製ドラ
ム)及びJIS Z 1600(鋼製オ−プンドラム)
に規定してある容量200リットルの鋼製ドラム缶の製
造ラインにおいて、図1及び図2の例の蓋体1をもつ気
体封入装置を用いたAE方式気密試験で漏洩検査の実験
を行った。オ−プン型用の封止手段2には、外径630
mm、内径550mm、厚さ20mm、ゴム硬度Hs=
50度のウレタンゴム製のシールゴムリングを使用して
いる。また、注入口用の封鎖手段4には、外径108m
m、内径35mm、厚さ15mm、ゴム硬度Hs=50
度のゴム製のシールゴムリングを、換気口用の密封手段
5には、直径100mm、厚さ35mm、ゴム硬度Hs
=50度のゴム製のシールゴム板を使用した。
【0025】エアシンダSとメカニカルロックによるド
ラム缶Dの上昇・固定を行った結果、ドラム缶内の内圧
はゲ−ジ圧で、密閉型の場合に200kPa、オ−プン
型の場合に100kPaの安定した検査圧力を確保する
ことができた。
【0026】本例ではAE方式を例にして説明したが、
差圧方式、超音波音響方式などドラム缶の内外に圧力差
を設けて行う気密漏洩検査のいずれに対しても本発明の
蓋体を適用可能である。また、20リットルなどの小型
缶やJIS Z 1620に規定してあるペ−ル缶など
同様の製造工程による容器すべてを「ドラム缶」に含む
とする。
【0027】
【発明の効果】本発明の気体封入装置の蓋体によれば、
天板付きの密閉型と天蓋なしのオ−プン型の双方に、何
ら手を加えることなく共用できる。これにより、オープ
ン型であっても製造ライン内で気密試験を行えるように
なり、生産性が大きく向上する。また、密閉型とオープ
ン型を同じラインで切り換えるような場合でも試験装置
に手を加える必要がなくなり、自動化を図るうえでも非
常に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蓋体の一例を示す断面図。
【図2】図1の蓋体部分を上からみた平面図。
【図3】図1の蓋体の要部を説明する概略断面図及び底
面図。
【図4】本発明による蓋体の他の例を説明する図3相当
の概略断面図及び底面図。
【図5】図1〜図3の蓋体を使用してオープン型ドラム
缶の気密封止を行う状態を示した説明図。
【図6】図4の蓋体を使用して密閉型ドラム缶の気密封
止を行う状態を示した説明図。
【符号の説明】
1 蓋体 2 封止手段 3,6 ノズル 4,7 封鎖手段 A 昇降アーム D ドラム缶 E 胴体上縁部 I 注入口 O 換気口 P,P’ 通気管 R 回転載置板(載置台) S クランプシリンダ(載置台) V,V’ 電磁バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−159270(JP,A) 特開 平9−61281(JP,A) 特開 昭54−6983(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/24 G01M 3/02 G01M 3/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープン型ドラム缶の胴体上縁部に当接
    する封止手段と、密閉型ドラム缶における注入口及び換
    気口の各形成位置に相応するよう配設されてドラム缶の
    胴体内に気体を注入する各ノズルと、これらノズルと前
    記注入口及び換気口との間の隙間を封鎖する封鎖手段
    と、を備え、ドラム缶の胴体上端部に被さって気密封止
    する蓋体を有することを特徴とするドラム缶気密試験用
    の気体封入装置。
  2. 【請求項2】 密閉型ドラム缶の気密封止時に封止手段
    が胴体上縁部に当接しないよう封鎖手段が蓋体から突出
    するようにしてある請求項1記載の気体封入装置。
  3. 【請求項3】 オープン型ドラム缶の胴体上縁部に当接
    する封止手段と、密閉型ドラム缶における注入口又は換
    気口のいずれか一方の形成位置に相応するよう配設され
    てドラム缶の胴体内に気体を注入するノズルと、このノ
    ズルと前記注入口又は換気口のいずれか一方との間の隙
    間を封鎖する封鎖手段と、前記注入口又は換気口のいず
    れか他方の形成位置に相応するよう配設されて該注入口
    又は換気口のいずれか他方を密封する密封手段と、を備
    え、ドラム缶の胴体上端部に被さって気密封止する蓋体
    を有することを特徴とするドラム缶気密試験用の気体封
    入装置。
  4. 【請求項4】 密閉型ドラム缶の気密封止時に封止手段
    が胴体上縁部に当接しないよう封鎖手段及び密封手段が
    蓋体から突出するようにしてある請求項3記載の気体封
    入装置。
  5. 【請求項5】 密封手段又はドラム缶を載せた載置台が
    上下動するようにされ、前記密封手段の下降位置又は前
    記載置台の上昇位置で注入口又は換気口を密封し、前記
    密封手段の上昇位置又は前記載置台の下降位置で注入口
    又は換気口を開放する請求項3又は請求項4記載の気体
    封入装置。
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