JPH09133603A - 複合碍管の気密性検査方法及び複合碍管の気密性検査装置 - Google Patents

複合碍管の気密性検査方法及び複合碍管の気密性検査装置

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JPH09133603A
JPH09133603A JP29123795A JP29123795A JPH09133603A JP H09133603 A JPH09133603 A JP H09133603A JP 29123795 A JP29123795 A JP 29123795A JP 29123795 A JP29123795 A JP 29123795A JP H09133603 A JPH09133603 A JP H09133603A
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joint
airtightness
tube
composite porcelain
gas
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JP29123795A
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Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Masashige Soga
正成 曽我
Masanobu Kirii
政信 桐井
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用加圧ガスの量を少なくし、加圧ガスの複合
碍管への充填及び検査後の回収に要する時間を短くし、
複合碍管の端部の各々について芯管とフランジ金具との
接合部の気密性を検査することが可能で、検査の作業性
がよく加圧ガス供給治具に高い内圧がかかることのない
複合碍管の気密性検査方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】複合碍管の芯筒の端部の外周に密着状態で
取り付け接合したフランジ金具との接合部の気密性を検
査する方法において、芯筒の内部空間を隔壁にて一方の
端部側の空間と他方の端部側の空間とに気密状態に区切
り、該一方の端部側でかつ芯筒の端部の外周及び外被と
フランジ金具との接合部の一端に加圧ガス加圧供給し、
接合部の該他端部から加圧ガスが漏洩したかどうかを検
知することによって複合碍管の気密性を検査する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合碍管の気密性検査
方法及び複合碍管の気密性検査装置に関するものであ
る。ここに『碍管』とは、ブッシング本体部分に用いら
れる絶縁部材であって、軸方向内部に導体を通す貫通孔
を有するもの、あるいはアレスターなど内部に要素を収
納する絶縁部材をいう。ブッシングとは、壁又は導体を
通す場合に隔壁から導体を絶縁し支持する装置をいう。
また、『複合碍管』とは中空の芯筒とその外周部に設け
られた絶縁高分子材料からなるハウジングと芯筒の両端
外周に取付けたフランジ金具とからなる碍管をいう。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁機器に用いるブッシングの場
合、碍管のフランジ金具を機器取付部材に取り付ける
が、使用時に高圧ガスを複合碍管内部に封入する必要上
また外部からの水分等の侵入を防止するため複合碍管の
芯管とフランジ金具との接合部の気密性を確保する必要
がある。従って、複合碍管を製品とて出荷する前に芯管
とフランジ金具との接合部の気密性が確保されているか
どうかを検査する必要がある。
【0003】図1は、従来の複合碍管の気密性検査方法
及び装置を示す。複合碍管は、中空のFRP等の芯管1
と、絶縁高分子材料からなり芯管1の外周部に設けた外
被2と、フランジ金具3とからなり、フランジ金具2は
芯管1の両端部に接着剤によって接合されている。図
中、4はフランジ金具3と芯管1及び外被2との気密接
合部を示し、4aは該接合部4の芯管とフランジ金具2
との間の端部を示し、4bは外被部2とフランジ金具3
との間の接合部の端部を示す。複合碍管の芯管1とフラ
ンジ金具3との接着・接合部の気密性を検査するため、
それぞれのフランジ金具2の底面に封止板5を気密に取
り付け、一方の封止板5に設けた加圧ガス供給通路6か
ら加圧ガス供給管7、加圧ガス供給用バルブ8を介して
加圧ガス供給装置9によって加圧ガス(例えば、S
6 )を複合碍管内部に充填する。一方、図示するよう
に複合碍管の全体を気密性包囲カバー10で覆い、ガス
検出器11で複合碍管内部に充填した加圧ガスが接合部
4の端部4aから接合部4を通って接合の端部4bから
気密性包囲カバー10内部に漏洩していないかどうかを
検知する。図2は、さらに別の従来の複合碍管の気密性
検査方法及び装置を示す。本複合碍管の気密性検査方法
及び装置では、加圧ガスの充填量を減らすべく、ガス充
填容積減少部材12を複合碍管の中空内部空間に配置し
てあるが、それ以外は図1の気密性検査方法と実質的に
同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記複合碍管の気密性
検査方法においては、加圧ガスを複合碍管内部全体に充
填しているので、ガス使用量が多く、該加圧ガスの充填
び検査後の回収に時間がかかるという欠点がある。ま
た、上記気密性検査方法によればフランジ金具の両端に
封止板を気密に接合しなければ検査ができず、片方の接
合部のみが気密性が不良であったような場合他方のフラ
ンジ金具も再使用できず、この損失は大きかった。ま
た、封止板全体に高圧ガスの圧力がかかるため封止板に
軸方向に高い内圧がかかり封止板の機械強度を確保する
ための対策に余分なコストがかかるという欠点があっ
た。さらに、複合碍管の全体を気密性カバーで覆うた
め、作業性が悪かった。
【0005】また、図2の従来の複合碍管の気密性検査
方法及び装置では、ガス充填容積減少部材12と芯筒と
の間の空間に加圧ガスを充填すればよいので、ガス使用
量を少なくでき、加圧ガスの充填び検査後のガスの回収
に要する時間を短縮できるが、図1に示す複合碍管の気
密性検査方法及び装置の有するそのほかの欠点は解消さ
れない。
【0006】そこで、本発明は、上記従来の複合碍管の
気密性検査方法の有する欠点に鑑み、検査に使用する加
圧ガスの量を少なくでき、従って加圧ガスの複合碍管へ
の充填及び検査後の回収に要する時間を短くでき、複合
碍管の端部の各々について芯管とフランジ金具との接合
部の気密性を検査することが可能で、さらに、低強度の
部材を用いることができ、検査の作業性がよい複合碍管
の気密性検査方法及び複合碍管の気密性検査装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【発明の解決手段】本発明に係る複合碍管の芯筒の端部
とその外周に密着状態で取り付け接合したフランジ金具
との接合部の気密性検査方法は、芯筒の内部空間を隔壁
にて一方の端部側の空間と他方の端部側の空間とに気密
状態に区切り、該一方の端部側でかつ芯筒の端部の外周
及び外被とフランジ金具との接合部の一端に加圧ガスを
加圧供給し、接合部の該他端部から加圧ガスが漏洩した
かどうかを検知することによって複合碍管の気密性を検
査することを特徴とする。
【0008】係る複合碍管の気密性検査装置は、複合碍
管の芯筒の端部の外周に密着状態で取り付け接合したフ
ランジ金具との接合部の気密性検査装置であって複合碍
管の芯筒の端部の外周に密着状態で取り付け接合したフ
ランジ金具との接合部の気密性検査装置であって、芯筒
の内部空間に取り付けられかつ芯筒の内部空間を一方の
端部側の空間と他方の端部側の空間とに気密状態に区切
る隔壁と、該一方の端部側でかつ芯筒の端部の外周及び
外被とフランジ金具との接合部の一端に加圧ガス加圧供
給する手段と、接合部の該他端部から加圧ガスが漏洩し
たかどうかを検知するガス検出器とからなることを特徴
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明をより詳細に説明す
る。まず、本発明が対象とする複合碍管について概説す
る。フランジ金具は複合碍管の芯筒の端部の外周に密着
状態で取り付け接合されるが、このフランジ金具は複合
碍管の芯筒の端部の外周に密着状態で取り付け接合され
る筒部と碍管を用途に応じて取り付けるためのフランジ
部からなる。芯筒の端部をフランジ金具の挿入穴の軸方
向外端部まで挿入し、接着・接合するようにしてもよい
し、あるいはフランジ金具の挿入穴の軸方向外端部に挿
入穴の内壁から半径方向内側に延びる環状の支持部を設
け、芯筒の端部が該支持部に当接するまでフランジ金具
の挿入穴に挿入して両者を接着・接合するようにしても
よい。前者の場合には、接合部の一端は複合碍管の端部
に露出し、他端部はフランジ金具の円筒部端部と外被と
の間に位置する。
【0010】本発明の複合碍管の芯筒の端部の外周に密
着状態で取り付け接合したフランジ金具との接合部の気
密性検査方法の好ましい実施形態としては以下のものが
挙げられる。 (1)隔壁が前記一方の端部側でかつ該一方の端部の近
傍に設けられている。 (2)芯筒の端部の外周及び外被とフランジ金具との接
合部の一端に通じるガス導入通路を有するガス供給治具
を前記一方の端部側でフランジ金具と芯筒とに気密状態
で取り付け、該接合部の他端を含めて複合碍管の端部の
外周を気密カバーで気密状態で覆い、加圧ガスをガス供
給治具のガス導入通路を介して接合部の該一端へ加圧供
給し複合碍管の気密性を検査する。
【0011】また、本発明の複合碍管の芯筒の端部の外
周に密着状態で取り付け接合したフランジ金具との接合
部の気密性検査装置の好ましい実施形態としては以下の
ものが挙げられる。 (1)前記隔壁が前記該一方の端部側でかつ該一方の端
部の近傍に設けられるようになっている。 (2)複合碍管の気密性検査装置が、芯筒の端部の外周
及び外被とフランジ金具との接合部の一端に通じるガス
導入通路を有しフランジ金具と芯筒とに気密状態で取り
付けられるガス供給治具と、該ガス導入通路に連結した
加圧ガス供給装置と、該接合部の他端を含めて複合碍管
の端部の外周を気密状態で覆う気密カバーと、加圧ガス
をガス供給治具のガス導入通路を介して接合部の該一端
へ加圧供給し加圧ガス供給装置と、接合部の該他端部か
ら気密性カバー内に加圧ガスが漏洩したかどうか検知す
るガス検出器とからなる。 (3)前記一方の端部側空間が接合部の前記一端の前記
ガス導入通路の端部に設けられた供給ポートである。
【0012】芯筒の内部空間を一方の端部側の空間と他
方の端部側の空間とに気密状態に区切りる隔壁として
は、例えば、芯筒の内部を半径方向に横断し芯筒の内周
面とその外周面とが気密状態にされるプラグ状の板体を
挙げることができ、ロッド等の適当な手段によってその
軸方向の板体の位置を固定できるようになっている。芯
筒の該一方の端部側でかつ芯筒の端部の外周及び外被と
フランジ金具との界面に形成される接合部の一端に加圧
ガスを加圧供給する場合、隔壁の一方の端部側の空間の
全空間に加圧ガスを加圧供給してもよいし、また、該接
合部の一端に近傍に供給ポートを設け供給ポートを介し
て供給してもよい。気密性カバーで被検査複合碍管の一
端を覆い、カバーの内部に加圧ガスが漏洩したか否かに
よって気密性の検査をしてもよい。前記該一方の端部側
でかつ該一方の端部の近傍に設けられる隔壁の例とし
て、フランジ金具と芯筒とに気密状態で取り付けられる
ガス供給治具が挙げられ、ガス供給治具芯筒には接合部
の一端に加圧ガスを供給するため芯筒の端部の外周及び
外被とフランジ金具との界面に形成される接合部の一端
に通じるガス導入通路もうけた治具が挙げられる。
【0013】ガス供給治具をフランジ金具と芯筒とに気
密状態で取り付けるが、ガス供給治具はフランジ金具と
芯筒の端部とを覆う板状の形状を有し、加圧ガスを供給
するためのガス導入通路がもうけらている。ガス導入通
路は芯筒の端部の外周とフランジ金具との接合部の一端
に通じ、また加圧ガス供給装置11に連結されている。
ガス供給治具のガス導入通路の一端部を直接接合部4の
該一端部に連通させてもよいし、接合部4の該一端部に
連通する加圧ガス供給ポートを介して接合部の該一端部
に連通させてもよい。該加圧ガス供給ポートは、ガス供
給治具のガス導入通路の一端部でガス供給治具内に設け
てもよいし、また、ガス供給治具を2個の板状部材で形
成し小径の板状部材の内方円周部に環状の凹部を形成し
加圧ガス供給ポートとすることもできる(図3参照)。
接合部の該一端部を接合部の芯筒とフランジ金具との間
に位置する端部とし、接合部の該他端部を外被端部とフ
ランジ金具との間に位置する端部することができる。あ
るいは、接合部の該一端部を接合部の外被とフランジ金
具との間に位置する端部とし、接合部の該他端部を芯筒
とフランジ金具との間に位置する端部することができ
る。
【0014】気密カバーは、フランジ金具及び芯筒との
間並びにフランジ金具と外被との間の接合部の両端部と
を含めて複合碍管の端部の外周を気密状態で覆うが、気
密に覆うことができるものであれば、どんなものであっ
てもよい。例えば、気密ゴム製カバー等を用いることが
できる。また、複合碍管の端部は、該カバーの開口部か
らカバー内部に挿入されるが、カバー開口部の端部には
適当な気密性確保のためのバンド等の締結手段を設け
る。
【0015】加圧ガス供給装置は、加圧ガス供給管路を
介しガス供給治具のガス導入通路に連結されており、加
圧ガス供給管路はカバーとの間の気密性を保持しながら
カバーを貫通している。加圧ガス供給管路には、加圧ガ
スの供給、供給停止のための開閉弁を設ける。加圧ガス
としては、ガス機器で絶縁媒体として用いられるSF6
を用いる。
【0016】加圧ガス供給装置により加圧ガス供給管
路、開閉弁、ガス供給治具のガス導入通路を介して接合
部の前記一端部へ加圧ガスを加圧供給する。加圧ガス圧
としては、例えば6Kgf /cm2 など機器使用内圧以上の
値を設定する。芯筒とフランジ金具との接合部の気密性
が不十分な場合は、接合部の前記一端部から接合部の他
端部を介して加圧ガスが気密性カバー内に漏洩するが、
気密カバー内に配置したガス検出器で加圧ガスが漏洩す
るかどうかを測定することによって複合碍管の気密性を
検査する。次に、複合碍管の他端部についてもガスの漏
洩があるかどうかを同様に検査する。そして、いずれか
の他端部に許容値を上廻るガスの漏洩のあった複合碍管
は不合格品とされる。
【0017】
【実施例】本発明を図3及び図4に示す実施例に基づい
てさらに詳細に説明する。図3は複合碍管の気密性検査
装置の一実施例を示し、図4は図3の装置の拡図であ
る。該複合碍管の気密性検査装置は、ガス供給治具10
1と、気密カバー102と、加圧ガス供給装置103
と、ガス検出装置104とからなる。ガス供給治具10
1は2個の板状部材101aと101bとからなり、板
状部材101aと101bはボルトによって違いに気密
に締結されている。板状部材101aはフランジ金具の
フランジ部3aの外径とほぼ同一の外径を有し、フラン
ジ金具3のフランジ部3aの底部にボルトによって気密
状態で締結されている。図中105は、締結された部材
間の気密性を保持するためのOリングを示す。板状部材
101aには、芯筒の端部とフランジ金具との接合部の
端部へ加圧ガスを供給するためのガス導入通路106が
設けられており、ガス導入通路106の一端部には板状
部材101と加圧ガス供給装置103とを連結する加圧
ガス供給管107が連結されている。加圧ガス供給管1
07には同供給管の流路を開閉する開閉弁108が設け
られている。加圧ガス供給管107は、気密性カバーを
気密状態で貫通している。板状部材101bは、芯筒1
の内径とほぼ等しい外径を有し、かつ軸方向外側の円周
部には加圧ガス供給ポート109を形成する環状の凹部
110が形成されている。該環状凹部110は、芯筒の
端部とフランジ金具との接合部の端部へ加圧ガスを供給
するのを可能とする軸方向の深さを有する。板状部材1
01を複合碍管の芯筒の端部とフランジ金具に気密に取
り付けた場合、フランジ金具のフランジ部と板状部材1
01aとの間及び芯筒と板状部材101bの大径部分と
の間が気密性が確保されるようになっている。すなわ
ち、ガス導入通路106の一端部加圧ガス供給ポート1
09は密封空間となっている。
【0018】気密性カバーの開口部111にはOリング
105が設けられ、開口部110の端部と外被との気密
性を確保している。気密性カバーはポリエチレン袋(厚
さが0.1〜0.3mm位)で形成することができる。ま
た、O−リングのかわりに、V−字状のV溝をカバー開
口部の外被と接触する面に設け、気密性カバーを外被外
周のまわりに取り付けた場合、開口部のV溝形成部分が
拡がり、外被外周面との間で気密性を確保するようにし
ても良い。芯筒1の外周及び外被とフランジ金具3との
接合部4が所定の気密性を保持していない場合、加圧ガ
スが接合部の端部4aから接合部内に入り、さらに接合
部の他端部4から気密性カバー内部に漏洩する。
【0019】ガス検出器104は、気密性カバーに気密
に取り付けられ、加圧ガス供給ポートに供給された加圧
ガスが接合部4の一端部4aから接合部を通り他端部4
bから気密性カバー内部へ漏洩しているかどうかを検知
する。
【0020】
【発明の効果】本発明の複合碍管の気密性検査方法及び
複合碍管の気密性検査装置は、以下のような効果を有す
る。フランジ金具3と芯筒の端部の外周及び外被との接
合部の一端部に所定の圧力の加圧ガスを供給すればよい
ので、使用する加圧ガスの量を少なくでき、従ってガス
の複合碍管への充填及び検査後の加圧ガスの回収に要す
る時間を短くできる。また、気密性カバーが該接合部の
外被及びフランジ金具との間の外側端部と含めて複合碍
管の端部の外周を気密状態で覆えばよいので、複合碍管
の気密性検査を作業性よく行うことができる。さらに、
複合碍管の端部の各々について芯管とフランジ金具との
接合部の気密性を検査することが可能であるので、検査
の作業性がよく封止板に高い内圧がかかることのない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の複合碍管の気密性検査方法及び装置を示
す断面図である。
【図2】別の従来の複合碍管の気密性検査方法及び装置
を示す断面図である。
【図3】本発明の複合碍管の気密性検査方法及び装置を
示す断面図である。
【図4】図3の複合碍管の気密性検査方法及び装置の主
要部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 複合碍管の芯管、 2 外被2、 3 フランジ金
具、4フランジ金具及び芯管と外被との気密接合部、
4a 接合部の一端部(該接合部の芯管とフランジ金具
との間の端部)、 4b 接合部の他端部(外被部2と
フランジ金具との間の接合部の端部)、 101 ガス
供給治具、 102 気密カバー、 103 加圧ガス
供給装置、 104 ガス検出装置、 105Oリン
グ、106 ガス導入通路、 107 加圧ガス供給
管、 108 開閉弁、 109 加圧ガス供給ポート
環状凹部、 111 気密性カバーの開口部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合碍管の芯筒の端部の外周とその外周に
    密着状態で取り付け接合したフランジ金具との接合部の
    気密性を検査する方法において、芯筒の内部空間を隔壁
    にて一方の端部側の空間と他方の端部側の空間とに気密
    状態に区切り、該一方の端部側でかつ芯筒の端部の外周
    及び外被とフランジ金具との接合部の一端に加圧ガス加
    圧供給し、接合部の該他端部から加圧ガスが漏洩したか
    どうかを検知することによって複合碍管の気密性を検査
    する方法。
  2. 【請求項2】前記隔壁が前記一方の端部側でかつ該一方
    の端部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載した複合碍管の気密性検査方法。
  3. 【請求項3】芯筒の端部の外周及び外被とフランジ金具
    との接合部の一端に通じるガス導入通路を有するガス供
    給治具を前記一方の端部側でフランジ金具と芯筒とに気
    密状態で取り付け、該接合部の他端を含めて複合碍管の
    端部の外周を気密カバーで気密状態で覆い、加圧ガスを
    ガス供給治具のガス導入通路を介して接合部の該一端へ
    加圧供給することを特徴とする請求項1又は2記載の複
    合碍管の気密性検査方法。
  4. 【請求項4】複合碍管の芯筒の端部の外周に密着状態で
    取り付け接合したフランジ金具との接合部の気密性検査
    装置であって、芯筒の内部空間に取り付けられかつ芯筒
    の内部空間を一方の端部側の空間と他方の端部側の空間
    とに気密状態に区切る隔壁と、該一方の端部側でかつ芯
    筒の端部の外周及び外被とフランジ金具との接合部の一
    端に加圧ガス加圧供給する手段と、接合部の該他端部か
    ら加圧ガスが漏洩したかどうかを検知するガス検出器と
    からなる複合碍管の気密性検査装置。
  5. 【請求項5】前記隔壁が前記該一方の端部側でかつ該一
    方の端部の近傍に設けられるようになっていることを特
    徴とする請求項4に記載した複合碍管の気密性検査装
    置。
  6. 【請求項6】芯筒の端部の外周及び外被とフランジ金具
    との接合部の一端に通じるガス導入通路を有しフランジ
    金具と芯筒とに気密状態で取り付けられるガス供給治具
    と、該ガス導入通路に連結した加圧ガス供給装置と、該
    接合部の他端を含めて複合碍管の端部の外周を気密状態
    で覆う気密カバーと、加圧ガスをガス供給治具のガス導
    入通路を介して接合部の該一端へ加圧供給し加圧ガス供
    給装置と、接合部の該他端部から気密性カバー内に加圧
    ガスが漏洩したかどうか検知するガス検出器とからなる
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載した
    複合碍管の気密性検査装置。
  7. 【請求項7】前記一方の端部側空間が接合部の前記一端
    の前記ガス導入通路の端部に設けられた供給ポートであ
    ることを特徴とする請求項6に記載した複合碍管の気密
    性検査装置。
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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103196640A (zh) * 2013-04-29 2013-07-10 中发输配电设备(平湖)有限公司 绝缘子气密检测工装
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