JPH10116530A - 二重封止型ターミナルヘッダ - Google Patents
二重封止型ターミナルヘッダInfo
- Publication number
- JPH10116530A JPH10116530A JP26860496A JP26860496A JPH10116530A JP H10116530 A JPH10116530 A JP H10116530A JP 26860496 A JP26860496 A JP 26860496A JP 26860496 A JP26860496 A JP 26860496A JP H10116530 A JPH10116530 A JP H10116530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- sealed
- flange
- helium
- double
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
- F16L5/02—Sealing
- F16L5/10—Sealing by using sealing rings or sleeves only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insulators (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リークチエックを簡単な検査装置で短時間に
行える二重封止型ターミナルヘッダを得る。 【解決手段】 セラミックスリーブ4が貫通するフラン
ジ2の孔3の両端は、スリーブ型封止金具10を用いて
封止する第1のフランジ・スリーブ間封止部5と、環状
封止金具12を用いて封止する第2のフランジ・スリー
ブ間封止部6とで二重封止する。両端が第1,第2のフ
ランジ・スリーブ間封止部5,6で封止されているフラ
ンジ2とセラミックスリーブ4との間の空間33と、両
端が第1,第2のスリーブ・導体間封止部8,9で封止
されているセラミックスリーブ4と導体7との間の空間
34とにヘリウム含浸多孔体35をおいてヘリウムを予
め封入しておく。
行える二重封止型ターミナルヘッダを得る。 【解決手段】 セラミックスリーブ4が貫通するフラン
ジ2の孔3の両端は、スリーブ型封止金具10を用いて
封止する第1のフランジ・スリーブ間封止部5と、環状
封止金具12を用いて封止する第2のフランジ・スリー
ブ間封止部6とで二重封止する。両端が第1,第2のフ
ランジ・スリーブ間封止部5,6で封止されているフラ
ンジ2とセラミックスリーブ4との間の空間33と、両
端が第1,第2のスリーブ・導体間封止部8,9で封止
されているセラミックスリーブ4と導体7との間の空間
34とにヘリウム含浸多孔体35をおいてヘリウムを予
め封入しておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LNGタンク等の
貫通部分で用いる二重封止型ターミナルヘッダに関する
ものである。
貫通部分で用いる二重封止型ターミナルヘッダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】LNGタンクにおいては、その内部にサ
ブマージド型のLNGポンプが設置されている。このサ
ブマージド型のLNGポンプの電動機等に給電するため
に、LNGタンクに対して電気絶縁された状態で、極低
温・高圧力のLNGをシールする貫通ブッシングとして
セラミックスリーブを用いた二重封止型ターミナルヘッ
ダが一般に用いられている。
ブマージド型のLNGポンプが設置されている。このサ
ブマージド型のLNGポンプの電動機等に給電するため
に、LNGタンクに対して電気絶縁された状態で、極低
温・高圧力のLNGをシールする貫通ブッシングとして
セラミックスリーブを用いた二重封止型ターミナルヘッ
ダが一般に用いられている。
【0003】図3及び図4は、従来のセラミックスリー
ブを用いた二重封止型ターミナルヘッダ1の構造を示し
たものである。該二重封止型ターミナルヘッダ1は、ス
テンレスフランジ2の孔3にセラミックスリーブ4が貫
通され、該セラミックスリーブ4が貫通するフランジ2
の孔3の両端は第1のフランジ・スリーブ間封止部5と
第2のフランジ・スリーブ間封止部6とで二重封止さ
れ、該セラミックスリーブ4内には銅製の導体7が貫通
され、該セラミックスリーブ4の両端で該セラミックス
リーブ4と導体7とは第1,第2のスリーブ・導体間封
止部8,9で封止接続された構造になっていた。
ブを用いた二重封止型ターミナルヘッダ1の構造を示し
たものである。該二重封止型ターミナルヘッダ1は、ス
テンレスフランジ2の孔3にセラミックスリーブ4が貫
通され、該セラミックスリーブ4が貫通するフランジ2
の孔3の両端は第1のフランジ・スリーブ間封止部5と
第2のフランジ・スリーブ間封止部6とで二重封止さ
れ、該セラミックスリーブ4内には銅製の導体7が貫通
され、該セラミックスリーブ4の両端で該セラミックス
リーブ4と導体7とは第1,第2のスリーブ・導体間封
止部8,9で封止接続された構造になっていた。
【0004】第1のフランジ・スリーブ間封止部5は、
一端に設けられてセラミックスリーブ4の外周に接続さ
れる小径接続筒部10aと他端側に設けられてフランジ
2の孔3の内周に接続される大径接続筒部10bとこれ
らの接続筒部10a,10bの間を気密液密につなぐテ
ーパ筒部10cとをもつコバール製で一体構造のスリー
ブ型封止金具10が用いられて、小径接続筒部10aが
セラミックスリーブ4の外周にろう付け5aで封止接続
され、大径接続筒部10bがフランジ2の孔3の一端側
の内周にろう付け5bで封止接続されて構成されてい
る。
一端に設けられてセラミックスリーブ4の外周に接続さ
れる小径接続筒部10aと他端側に設けられてフランジ
2の孔3の内周に接続される大径接続筒部10bとこれ
らの接続筒部10a,10bの間を気密液密につなぐテ
ーパ筒部10cとをもつコバール製で一体構造のスリー
ブ型封止金具10が用いられて、小径接続筒部10aが
セラミックスリーブ4の外周にろう付け5aで封止接続
され、大径接続筒部10bがフランジ2の孔3の一端側
の内周にろう付け5bで封止接続されて構成されてい
る。
【0005】この場合、フランジ2の孔3内にスリーブ
型封止金具10を挿入できるように、スリーブ型封止金
具10を嵌め付ける部分から第1のスリーブ・導体間封
止部8側に向かってセラミックスリーブ4の外径が小さ
く形成され、これに伴いフランジ2の孔3内でセラミッ
クスリーブ4の外周に段部4aが形成されている。この
段部4aから立上ったセラミックスリーブ4の大径部分
4bの外径は、フランジ2の孔3の内径にほぼ合わされ
ている。
型封止金具10を挿入できるように、スリーブ型封止金
具10を嵌め付ける部分から第1のスリーブ・導体間封
止部8側に向かってセラミックスリーブ4の外径が小さ
く形成され、これに伴いフランジ2の孔3内でセラミッ
クスリーブ4の外周に段部4aが形成されている。この
段部4aから立上ったセラミックスリーブ4の大径部分
4bの外径は、フランジ2の孔3の内径にほぼ合わされ
ている。
【0006】第2のフランジ・スリーブ間封止部6は、
フランジ2の孔3の他端側で該フランジ2にその孔3の
内径より大きな内径で設けられた封止金具接続用環状部
分11を備え、該封止金具接続用環状部分11の内周面
とセラミックスリーブ4の外周面との間にはセラミック
スリーブ4の外周に接続される小径接続環部12aと封
止金具接続環部11の内周に接続される大径接続環部1
2bとこれらの接続環部12a,12bの一端部間を気
密液密につなぐ環状板部12cとをもつコバール製で一
体構造の環状封止金具12が介在されて、小径接続環部
12aがセラミックスリーブ4の外周にろう付け6aで
封止接続され、大径接続環部12bが封止金具接続用環
状部分11の内周面にろう付け6bで封止接続されて構
成されている。このような環状封止金具12の接続環部
12a,12bの肉厚は0.75mmに設定され、環状板部1
2cは0.25mmに設定されている。
フランジ2の孔3の他端側で該フランジ2にその孔3の
内径より大きな内径で設けられた封止金具接続用環状部
分11を備え、該封止金具接続用環状部分11の内周面
とセラミックスリーブ4の外周面との間にはセラミック
スリーブ4の外周に接続される小径接続環部12aと封
止金具接続環部11の内周に接続される大径接続環部1
2bとこれらの接続環部12a,12bの一端部間を気
密液密につなぐ環状板部12cとをもつコバール製で一
体構造の環状封止金具12が介在されて、小径接続環部
12aがセラミックスリーブ4の外周にろう付け6aで
封止接続され、大径接続環部12bが封止金具接続用環
状部分11の内周面にろう付け6bで封止接続されて構
成されている。このような環状封止金具12の接続環部
12a,12bの肉厚は0.75mmに設定され、環状板部1
2cは0.25mmに設定されている。
【0007】第1のスリーブ・導体間封止部8では、一
端に設けられて導体7の外周に接続される小径接続筒部
13aと他端側に設けられてセラミックスリーブ4の外
周に接続される大径接続筒部13bとこれらの接続筒部
13a,13bの間を気密液密につなぐテーパ筒部13
cとをもつ一体構造のコバール製ベロー型封止金具13
が用いられて、小径接続筒部13aが導体7の外周にろ
う付け8aで封止接続され、大径接続筒部13bがセラ
ミックスリーブ4の外周にろう付け8bで封止接続され
て構成されている。
端に設けられて導体7の外周に接続される小径接続筒部
13aと他端側に設けられてセラミックスリーブ4の外
周に接続される大径接続筒部13bとこれらの接続筒部
13a,13bの間を気密液密につなぐテーパ筒部13
cとをもつ一体構造のコバール製ベロー型封止金具13
が用いられて、小径接続筒部13aが導体7の外周にろ
う付け8aで封止接続され、大径接続筒部13bがセラ
ミックスリーブ4の外周にろう付け8bで封止接続され
て構成されている。
【0008】第2のスリーブ・導体間封止部9では、筒
状をしたコバール製の封止スリーブ14が用いられ、ま
たセラミックスリーブ4から外に出た部分の導体7の外
周に銅製の鍔部15が一体に設けられ、該封止スリーブ
14が鍔部15の外周とセラミックスリーブ4の外周と
に跨がって配置され、該封止スリーブ14の一端が鍔部
15の外周にろう付け9aで封止接続され、該封止スリ
ーブ14の他端がセラミックスリーブ4の外周にろう付
け9bで封止接続されて構成されている。
状をしたコバール製の封止スリーブ14が用いられ、ま
たセラミックスリーブ4から外に出た部分の導体7の外
周に銅製の鍔部15が一体に設けられ、該封止スリーブ
14が鍔部15の外周とセラミックスリーブ4の外周と
に跨がって配置され、該封止スリーブ14の一端が鍔部
15の外周にろう付け9aで封止接続され、該封止スリ
ーブ14の他端がセラミックスリーブ4の外周にろう付
け9bで封止接続されて構成されている。
【0009】導体7の両端には、接続端子16A,16
Bとが一体に設けられている。
Bとが一体に設けられている。
【0010】図6は、上記の如き二重封止型ターミナル
ヘッダ1をLNGタンク17に使用した例を示したもの
である。
ヘッダ1をLNGタンク17に使用した例を示したもの
である。
【0011】該LNGタンク17内には、ポンプ収容管
18が該LNGタンク17の上部壁を気密に貫通して底
部側に向けて配置されている。該ポンプ収容管18内の
底部にLNGポンプ19が配置されている。該LNGポ
ンプ19に低温ケーブル20が接続されている。該ポン
プ収容管18の上部にはフランジ18aが設けられ、該
フランジ18aに二重封止型ターミナルヘッダ1のステ
ンレスフランジ2が重ねられて気密に接続されている。
この状態で二重封止型ターミナルヘッダ1は、第2のス
リーブ・導体間封止部9側がポンプ収容管18内に挿入
されている。該ポンプ収容管18内で、第2のスリーブ
・導体間封止部9側の端子16Bに低温ケーブル20が
コネクタ21で接続されている。
18が該LNGタンク17の上部壁を気密に貫通して底
部側に向けて配置されている。該ポンプ収容管18内の
底部にLNGポンプ19が配置されている。該LNGポ
ンプ19に低温ケーブル20が接続されている。該ポン
プ収容管18の上部にはフランジ18aが設けられ、該
フランジ18aに二重封止型ターミナルヘッダ1のステ
ンレスフランジ2が重ねられて気密に接続されている。
この状態で二重封止型ターミナルヘッダ1は、第2のス
リーブ・導体間封止部9側がポンプ収容管18内に挿入
されている。該ポンプ収容管18内で、第2のスリーブ
・導体間封止部9側の端子16Bに低温ケーブル20が
コネクタ21で接続されている。
【0012】外部に出ている第1のスリーブ・導体間封
止部8側の端子16Aは、ジョイントボックス22内で
通常のケーブル23に接続部24で接続されている。接
続部24には、気密端末処理が施されている。
止部8側の端子16Aは、ジョイントボックス22内で
通常のケーブル23に接続部24で接続されている。接
続部24には、気密端末処理が施されている。
【0013】このようなLNGタンク17においては、
LNGポンプ19にケーブル23,接続部24,二重封
止型ターミナルヘッダ1,コネクタ21,低温ケーブル
20を経て給電がなされ、ポンプ収容管18の図示しな
い孔を通してLNGタンク17内のLNGがLNGポン
プ19により汲まれて図示しない送液管を経て外部に取
り出されるようになっている。
LNGポンプ19にケーブル23,接続部24,二重封
止型ターミナルヘッダ1,コネクタ21,低温ケーブル
20を経て給電がなされ、ポンプ収容管18の図示しな
い孔を通してLNGタンク17内のLNGがLNGポン
プ19により汲まれて図示しない送液管を経て外部に取
り出されるようになっている。
【0014】このような用途に使用される二重封止型タ
ーミナルヘッダ1は、その製造後に第1,第2のフラン
ジ・スリーブ間封止部5,6と、第1,第2のスリーブ
・導体間封止部8,9とは、リーク量が3(cc/ 年)以
下と微量なため、各封止部の封止が確実に行われたか否
かの検査が厳重に行われる。
ーミナルヘッダ1は、その製造後に第1,第2のフラン
ジ・スリーブ間封止部5,6と、第1,第2のスリーブ
・導体間封止部8,9とは、リーク量が3(cc/ 年)以
下と微量なため、各封止部の封止が確実に行われたか否
かの検査が厳重に行われる。
【0015】従来、二重封止型ターミナルヘッダ1の封
止部5,6,8,9のリークチエックは、図7に示すよ
うに二重封止型ターミナルヘッダ1の一方側をヘリウム
封入圧力容器25内に入れ、該ターミナルヘッダ1のフ
ランジ2をヘリウム封入圧力容器25のフランジ部25
aに当てて密封し、該ヘリウム封入圧力容器25にはヘ
リウムガスボンベ26と圧力計27を接続し、ターミナ
ルヘッダ1の他方側には検査圧力容器28を被せ、該検
査圧力容器28のフランジ28aをターミナルヘッダ1
のフランジ2に当てて密封し、検査圧力容器28には真
空ポンプ29とヘリウムディテクタ30とを接続し、ヘ
リウム封入圧力容器25は真空デュアビンからなる冷却
用圧力容器31内で液体窒素32で冷却し、真空ポンプ
29により検査圧力容器28内を真空引きした後、ヘリ
ウムディテクタ30によりターミナルヘッダ1の他方側
からからヘリウムがリークしているか否かを検査してい
た。なお、検査にヘリウムを用いているのは、大気中に
ヘリウムはほとんど含まれていないからである。
止部5,6,8,9のリークチエックは、図7に示すよ
うに二重封止型ターミナルヘッダ1の一方側をヘリウム
封入圧力容器25内に入れ、該ターミナルヘッダ1のフ
ランジ2をヘリウム封入圧力容器25のフランジ部25
aに当てて密封し、該ヘリウム封入圧力容器25にはヘ
リウムガスボンベ26と圧力計27を接続し、ターミナ
ルヘッダ1の他方側には検査圧力容器28を被せ、該検
査圧力容器28のフランジ28aをターミナルヘッダ1
のフランジ2に当てて密封し、検査圧力容器28には真
空ポンプ29とヘリウムディテクタ30とを接続し、ヘ
リウム封入圧力容器25は真空デュアビンからなる冷却
用圧力容器31内で液体窒素32で冷却し、真空ポンプ
29により検査圧力容器28内を真空引きした後、ヘリ
ウムディテクタ30によりターミナルヘッダ1の他方側
からからヘリウムがリークしているか否かを検査してい
た。なお、検査にヘリウムを用いているのは、大気中に
ヘリウムはほとんど含まれていないからである。
【0016】このようにして二重封止型ターミナルヘッ
ダ1の他方側からのリークチエックが終わったら、二重
封止型ターミナルヘッダ1の一方側をヘリウム封入圧力
容器25から抜き、ヘリウムが付着している二重封止型
ターミナルヘッダ1の一方側の表面をきれいに清掃して
ヘリウムを除去し、次に二重封止型ターミナルヘッダ1
の他方側をヘリウム封入圧力容器25内に入れ、同様に
して二重封止型ターミナルヘッダ1の一方側からのリー
クチエックを行う。このような検査には、約1日を要し
ていた。
ダ1の他方側からのリークチエックが終わったら、二重
封止型ターミナルヘッダ1の一方側をヘリウム封入圧力
容器25から抜き、ヘリウムが付着している二重封止型
ターミナルヘッダ1の一方側の表面をきれいに清掃して
ヘリウムを除去し、次に二重封止型ターミナルヘッダ1
の他方側をヘリウム封入圧力容器25内に入れ、同様に
して二重封止型ターミナルヘッダ1の一方側からのリー
クチエックを行う。このような検査には、約1日を要し
ていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の二重
封止型ターミナルヘッダ1の封止部5,6,8,9のリ
ークチエックには、物に付着し易い性質をもつヘリウム
を二重封止型ターミナルヘッダ1の表面から完全に除去
する清掃作業に非常に時間と手間がかかる問題点があっ
た。
封止型ターミナルヘッダ1の封止部5,6,8,9のリ
ークチエックには、物に付着し易い性質をもつヘリウム
を二重封止型ターミナルヘッダ1の表面から完全に除去
する清掃作業に非常に時間と手間がかかる問題点があっ
た。
【0018】また、従来の二重封止型ターミナルヘッダ
1の封止部5,6,8,9のリークチエックには、ヘリ
ウム封入圧力容器25と、該ヘリウム封入圧力容器25
にヘリウムガスを供給するヘリウムガスボンベ26とを
必要とし、大掛かりな検査装置を必要とする問題点があ
った。
1の封止部5,6,8,9のリークチエックには、ヘリ
ウム封入圧力容器25と、該ヘリウム封入圧力容器25
にヘリウムガスを供給するヘリウムガスボンベ26とを
必要とし、大掛かりな検査装置を必要とする問題点があ
った。
【0019】本発明の目的は、リークチエックを簡単な
検査装置で短時間に行える二重封止型ターミナルヘッダ
を提供することにある。
検査装置で短時間に行える二重封止型ターミナルヘッダ
を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、フランジ2の
孔3にセラミックスリーブ4が貫通され、セラミックス
リーブ4が貫通するフランジ2の孔3の両端は第1のフ
ランジ・スリーブ間封止部5と第2のフランジ・スリー
ブ間封止部6とで二重封止され、セラミックスリーブ4
内には導体7が貫通され、セラミックスリーブ4の両端
で該セラミックスリーブ4と導体7とは第1,第2のス
リーブ・導体間封止部8,9で封止接続されている二重
封止型ターミナルヘッダを改良するものである。
孔3にセラミックスリーブ4が貫通され、セラミックス
リーブ4が貫通するフランジ2の孔3の両端は第1のフ
ランジ・スリーブ間封止部5と第2のフランジ・スリー
ブ間封止部6とで二重封止され、セラミックスリーブ4
内には導体7が貫通され、セラミックスリーブ4の両端
で該セラミックスリーブ4と導体7とは第1,第2のス
リーブ・導体間封止部8,9で封止接続されている二重
封止型ターミナルヘッダを改良するものである。
【0021】本発明に係る二重封止型ターミナルヘッダ
においては、両端が第1,第2のフランジ・スリーブ間
封止部5,6で封止されているフランジ2とセラミック
スリーブ4との間の空間33と、両端が第1,第2のス
リーブ・導体間封止部8,9で封止されているセラミッ
クスリーブ4と導体7との間の空間34とにヘリウムが
予め封入されていることを特徴とする。
においては、両端が第1,第2のフランジ・スリーブ間
封止部5,6で封止されているフランジ2とセラミック
スリーブ4との間の空間33と、両端が第1,第2のス
リーブ・導体間封止部8,9で封止されているセラミッ
クスリーブ4と導体7との間の空間34とにヘリウムが
予め封入されていることを特徴とする。
【0022】このように二重封止型ターミナルヘッダ1
内にヘリウムを予め封入しておくと、検査時に該二重封
止型ターミナルヘッダ1の表面からヘリウムを除去する
面倒で時間がかかる清掃作業が不要になる。
内にヘリウムを予め封入しておくと、検査時に該二重封
止型ターミナルヘッダ1の表面からヘリウムを除去する
面倒で時間がかかる清掃作業が不要になる。
【0023】また、このような二重封止型ターミナルヘ
ッダ1では、その内部に予めヘリウムが封入されている
ので、ヘリウム封入圧力容器25と、該ヘリウム封入圧
力容器25にヘリウムガスを供給するヘリウムガスボン
ベ26が不要になり、簡単な検査装置で検査を行うこと
ができる。
ッダ1では、その内部に予めヘリウムが封入されている
ので、ヘリウム封入圧力容器25と、該ヘリウム封入圧
力容器25にヘリウムガスを供給するヘリウムガスボン
ベ26が不要になり、簡単な検査装置で検査を行うこと
ができる。
【0024】更に、ヘリウムを多孔体35に含浸させて
おくと、ヘリウムを各空間33,34に入れる作業を容
易に行うことができる。
おくと、ヘリウムを各空間33,34に入れる作業を容
易に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る二重封止型
ターミナルヘッダの実施の形態における一例を示したも
のである。なお、前述した図3及び図4と対応する部分
には、同一符号を付けて示している。
ターミナルヘッダの実施の形態における一例を示したも
のである。なお、前述した図3及び図4と対応する部分
には、同一符号を付けて示している。
【0026】本実施例の二重封止型ターミナルヘッダ1
においては、両端が第1,第2のフランジ・スリーブ間
封止部5,6で封止されているフランジ2とセラミック
スリーブ4との間の空間33と、両端が第1,第2のス
リーブ・導体間封止部8,9で封止されているセラミッ
クスリーブ4と導体7との間の空間34とにヘリウムが
予め封入されている。特に、本例では、ヘリウムを合成
樹脂発泡体の如き多孔体に含浸させたヘリウム含浸多孔
体35が用いられ、該ヘリウム含浸多孔体35が前述し
た各空間33,34に配置されている。両端が第1,第
2のスリーブ・導体間封止部8,9で封止されているセ
ラミックスリーブ4と導体7との間の空間34として
は、特に第1のスリーブ・導体間封止部8のベロー型封
止金具13に隣接した空間34aが比較的広いので好ま
しい。
においては、両端が第1,第2のフランジ・スリーブ間
封止部5,6で封止されているフランジ2とセラミック
スリーブ4との間の空間33と、両端が第1,第2のス
リーブ・導体間封止部8,9で封止されているセラミッ
クスリーブ4と導体7との間の空間34とにヘリウムが
予め封入されている。特に、本例では、ヘリウムを合成
樹脂発泡体の如き多孔体に含浸させたヘリウム含浸多孔
体35が用いられ、該ヘリウム含浸多孔体35が前述し
た各空間33,34に配置されている。両端が第1,第
2のスリーブ・導体間封止部8,9で封止されているセ
ラミックスリーブ4と導体7との間の空間34として
は、特に第1のスリーブ・導体間封止部8のベロー型封
止金具13に隣接した空間34aが比較的広いので好ま
しい。
【0027】このような空間33,34に対するヘリウ
ム含浸多孔体35の挿入は、第1のフランジ・スリーブ
間封止部5や第1のスリーブ・導体間封止部8の形成作
業に先だって行う。
ム含浸多孔体35の挿入は、第1のフランジ・スリーブ
間封止部5や第1のスリーブ・導体間封止部8の形成作
業に先だって行う。
【0028】次に、このように各空間33,34に予め
ヘリウムを封入した二重封止型ターミナルヘッダ1のリ
ークチェック作業について、図3を参照して説明する。
ヘリウムを封入した二重封止型ターミナルヘッダ1のリ
ークチェック作業について、図3を参照して説明する。
【0029】本例では、簡易保冷圧力容器36を用い、
この簡易保冷圧力容器36内に二重封止型ターミナルヘ
ッダ1の一方側を入れ、該ターミナルヘッダ1のフラン
ジ2を簡易冷却用圧力容器36の入口に当てて密封す
る。簡易冷却用圧力容器36には、供給管37のバルブ
38を開いて液体窒素32を入れる。簡易冷却用圧力容
器36内の液体窒素32の入れ具合を圧力計27で監視
する。ターミナルヘッダ1の他方側には検査圧力容器2
8を被せ、該検査圧力容器28のフランジ28aをター
ミナルヘッダ1のフランジ2に当てて密封し、検査圧力
容器28には真空ポンプ29とヘリウムディテクタ30
とを接続する。
この簡易保冷圧力容器36内に二重封止型ターミナルヘ
ッダ1の一方側を入れ、該ターミナルヘッダ1のフラン
ジ2を簡易冷却用圧力容器36の入口に当てて密封す
る。簡易冷却用圧力容器36には、供給管37のバルブ
38を開いて液体窒素32を入れる。簡易冷却用圧力容
器36内の液体窒素32の入れ具合を圧力計27で監視
する。ターミナルヘッダ1の他方側には検査圧力容器2
8を被せ、該検査圧力容器28のフランジ28aをター
ミナルヘッダ1のフランジ2に当てて密封し、検査圧力
容器28には真空ポンプ29とヘリウムディテクタ30
とを接続する。
【0030】二重封止型ターミナルヘッダ1の一方側を
液体窒素32で冷却した状態で、真空ポンプ29により
検査圧力容器28内を真空引きし、しかる後、ヘリウム
ディテクタ30により二重封止型ターミナルヘッダ1の
他方側からからヘリウムがリークしているか否かを検査
する。
液体窒素32で冷却した状態で、真空ポンプ29により
検査圧力容器28内を真空引きし、しかる後、ヘリウム
ディテクタ30により二重封止型ターミナルヘッダ1の
他方側からからヘリウムがリークしているか否かを検査
する。
【0031】このようにして二重封止型ターミナルヘッ
ダ1の他方側からのリークチエックが終わったら、二重
封止型ターミナルヘッダ1の一方側を簡易冷却用圧力容
器36から抜き、次に二重封止型ターミナルヘッダ1の
他方側を簡易冷却用圧力容器36内に入れ、同様にして
二重封止型ターミナルヘッダ1の一方側からのリークチ
エックを行う。
ダ1の他方側からのリークチエックが終わったら、二重
封止型ターミナルヘッダ1の一方側を簡易冷却用圧力容
器36から抜き、次に二重封止型ターミナルヘッダ1の
他方側を簡易冷却用圧力容器36内に入れ、同様にして
二重封止型ターミナルヘッダ1の一方側からのリークチ
エックを行う。
【0032】この場合、従来の検査と違って、二重封止
型ターミナルヘッダ1の表面にはヘリウムが付着してい
ないので、該二重封止型ターミナルヘッダ1の表面から
ヘリウムを除去する面倒で時間がかかる清掃作業が不要
である。このため従来は検査に約1日を要していたの
が、この検査方法によれば約1時間で検査を終了するこ
とができる。
型ターミナルヘッダ1の表面にはヘリウムが付着してい
ないので、該二重封止型ターミナルヘッダ1の表面から
ヘリウムを除去する面倒で時間がかかる清掃作業が不要
である。このため従来は検査に約1日を要していたの
が、この検査方法によれば約1時間で検査を終了するこ
とができる。
【0033】また、このような二重封止型ターミナルヘ
ッダ1では、その内部に予めヘリウムが封入されている
ので、従来必要としたヘリウム封入圧力容器25と、該
ヘリウム封入圧力容器25にヘリウムガスを供給するヘ
リウムガスボンベ26が不要になり、簡単な検査装置で
検査を行うことができる。
ッダ1では、その内部に予めヘリウムが封入されている
ので、従来必要としたヘリウム封入圧力容器25と、該
ヘリウム封入圧力容器25にヘリウムガスを供給するヘ
リウムガスボンベ26が不要になり、簡単な検査装置で
検査を行うことができる。
【0034】更に、ヘリウムを多孔体35に含浸させて
おくと、ヘリウムを各空間33,34に入れる作業を容
易に行うことができる。
おくと、ヘリウムを各空間33,34に入れる作業を容
易に行うことができる。
【0035】以下、本明細書に開示した複数の発明のう
ち、幾つかの発明についてその構成要件を挙げると、次
の通りである。
ち、幾つかの発明についてその構成要件を挙げると、次
の通りである。
【0036】(1) フランジ2の孔3にセラミックス
リーブ4が貫通され、前記セラミックスリーブ4が貫通
する前記フランジ2の孔3の両端は第1のフランジ・ス
リーブ間封止部5と第2のフランジ・スリーブ間封止部
6とで二重封止され、前記セラミックスリーブ4内には
導体7が貫通され、前記セラミックスリーブ4の両端で
該セラミックスリーブ4と前記導体7とは第1,第2の
スリーブ・導体間封止部8,9で封止接続されている二
重封止型ターミナルヘッダにおいて、両端が第1,第2
のフランジ・スリーブ間封止部5,6で封止されている
前記フランジ2と前記セラミックスリーブ4との間の空
間33と、両端が第1,第2のスリーブ・導体間封止部
8,9で封止されている前記セラミックスリーブ4と前
記導体7との間の空間34とにヘリウムが予め封入され
ていることを特徴とする二重封止型ターミナルヘッダ。
リーブ4が貫通され、前記セラミックスリーブ4が貫通
する前記フランジ2の孔3の両端は第1のフランジ・ス
リーブ間封止部5と第2のフランジ・スリーブ間封止部
6とで二重封止され、前記セラミックスリーブ4内には
導体7が貫通され、前記セラミックスリーブ4の両端で
該セラミックスリーブ4と前記導体7とは第1,第2の
スリーブ・導体間封止部8,9で封止接続されている二
重封止型ターミナルヘッダにおいて、両端が第1,第2
のフランジ・スリーブ間封止部5,6で封止されている
前記フランジ2と前記セラミックスリーブ4との間の空
間33と、両端が第1,第2のスリーブ・導体間封止部
8,9で封止されている前記セラミックスリーブ4と前
記導体7との間の空間34とにヘリウムが予め封入され
ていることを特徴とする二重封止型ターミナルヘッダ。
【0037】(2) 前記ヘリウムは多孔体35に含浸
されて前記空間33,34に配置されていることを特徴
とする前記(1)に記載の二重封止型ターミナルヘッ
ダ。
されて前記空間33,34に配置されていることを特徴
とする前記(1)に記載の二重封止型ターミナルヘッ
ダ。
【0038】(3) ヘリウム含浸多孔体35は、両端
が第1,第2のフランジ・スリーブ間封止部5,6で封
止されている前記フランジ2と前記セラミックスリーブ
4との間の空間33と、両端が第1,第2のスリーブ・
導体間封止部8,9で封止されている前記セラミックス
リーブ4と前記導体7との間の空間34のうち第1のス
リーブ・導体間封止部8に隣接した空間35aとに配置
されていることを特徴とする前記(2)に記載の二重封
止型ターミナルヘッダ。
が第1,第2のフランジ・スリーブ間封止部5,6で封
止されている前記フランジ2と前記セラミックスリーブ
4との間の空間33と、両端が第1,第2のスリーブ・
導体間封止部8,9で封止されている前記セラミックス
リーブ4と前記導体7との間の空間34のうち第1のス
リーブ・導体間封止部8に隣接した空間35aとに配置
されていることを特徴とする前記(2)に記載の二重封
止型ターミナルヘッダ。
【0039】(4) 前記多孔体35は合成樹脂の発泡
体であることを特徴とする前記(2)または(3)に記
載の二重封止型ターミナルヘッダ。
体であることを特徴とする前記(2)または(3)に記
載の二重封止型ターミナルヘッダ。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る二重封止型ターミナルヘッ
ダにおいては、ヘリウムをこのターミナルヘッダ1内に
予め封入しているので、検査時にこのターミナルヘッダ
の表面からヘリウムを除去する、面倒で時間がかかる清
掃作業が不要になる。
ダにおいては、ヘリウムをこのターミナルヘッダ1内に
予め封入しているので、検査時にこのターミナルヘッダ
の表面からヘリウムを除去する、面倒で時間がかかる清
掃作業が不要になる。
【0041】また、このような二重封止型ターミナルヘ
ッダでは、その内部に予めヘリウムを封入しているの
で、従来必要としていたヘリウム封入圧力容器やヘリウ
ムガスボンベが不要になり、簡単な検査装置で検査を行
うことができる。
ッダでは、その内部に予めヘリウムを封入しているの
で、従来必要としていたヘリウム封入圧力容器やヘリウ
ムガスボンベが不要になり、簡単な検査装置で検査を行
うことができる。
【0042】更に、ヘリウムを多孔体に含浸させておく
と、ヘリウムを二重封止型ターミナルヘッダの各空間に
入れる作業を容易に行うことができる。
と、ヘリウムを二重封止型ターミナルヘッダの各空間に
入れる作業を容易に行うことができる。
【図1】本発明に係る二重封止型ターミナルヘッダにお
ける実施の形態の一例を示す縦断面図である。
ける実施の形態の一例を示す縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明に係る二重封止型ターミナルヘッダを用
いたときのリークチェック装置の概略構成を示す縦断面
図である。
いたときのリークチェック装置の概略構成を示す縦断面
図である。
【図4】従来の二重封止型ターミナルヘッダの縦断面図
である。
である。
【図5】図4の要部拡大図である。
【図6】二重封止型ターミナルヘッダを用いたLNGタ
ンクの要部構成を示した縦断面図である。
ンクの要部構成を示した縦断面図である。
【図7】従来の二重封止型ターミナルヘッダを用いたと
きのリークチェック装置の概略構成を示す縦断面図であ
る。
きのリークチェック装置の概略構成を示す縦断面図であ
る。
1 二重封止型ターミナルヘッダ 2 ステンレスフランジ 3 孔 4 セラミックスリーブ 4a 段部 4b 大径部分 5 第1のフランジ・スリーブ間封止部 6 第2のフランジ・スリーブ間封止部 7 導体 8,9 第1,第2のスリーブ・導体間封止部 10 スリーブ型封止金具 10a 小径接続筒部 10b 大径接続筒部 10c テーパ筒部 11 封止金具接続用環状部分 12 環状封止金具 12a 小径接続環部 12b 大径接続環部 12c 環状板部 13 ベロー型封止金具 13a 小径接続筒部 13b 大径接続筒部 13c テーパ筒部 14 封止スリーブ 15 鍔部 16A,16B 接続端子 17 LNGタンク 18 ポンプ収容管 18a フランジ 19 LNGポンプ 20 低温ケーブル 21 コネクタ 22 ジョイントボックス 23 通常のケーブル 24 接続部 25 ヘリウム封入圧力容器 25a フランジ部 26 ヘリウムガスボンベ 27 圧力計 28 検査圧力容器 28a フランジ 29 真空ポンプ 30 ヘリウムディテクタ 31 冷却用圧力容器 32 液体窒素 33,34 空間 35 ヘリウム含浸多孔体 36 簡易保冷圧力容器 37 供給管 38 バルブ
フロントページの続き (72)発明者 高木 義之 神奈川県横浜市磯子区汐見台3−3−3305 磯子アパート548 (72)発明者 小倉 太郎 東京都江東区東陽2−3−1−416 (72)発明者 根岸 英夫 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 西田 敏裕 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 フランジ(2)の孔(3)にセラミック
スリーブ(4)が貫通され、前記セラミックスリーブ
(4)が貫通する前記フランジ(2)の孔(3)の両端
は第1のフランジ・スリーブ間封止部(5)と第2のフ
ランジ・スリーブ間封止部(6)とで二重封止され、前
記セラミックスリーブ(4)内には導体(7)が貫通さ
れ、前記セラミックスリーブ(4)の両端で該セラミッ
クスリーブ(4)と前記導体(7)とは第1,第2のス
リーブ・導体間封止部(8)(9)で封止接続されてい
る二重封止型ターミナルヘッダにおいて、 両端が第1,第2のフランジ・スリーブ間封止部(5)
(6)で封止されている前記フランジ(2)と前記セラ
ミックスリーブ(4)との間の空間(33)と、両端が
第1,第2のスリーブ・導体間封止部(8)(9)で封
止されている前記セラミックスリーブ(4)と前記導体
(7)との間の空間(34)とにヘリウムが予め封入さ
れていることを特徴とする二重封止型ターミナルヘッ
ダ。 - 【請求項2】 前記ヘリウムは多孔体(35)に含浸さ
れて前記空間(33)(34)に配置されていることを
特徴とする請求項1に記載の二重封止型ターミナルヘッ
ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26860496A JPH10116530A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 二重封止型ターミナルヘッダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26860496A JPH10116530A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 二重封止型ターミナルヘッダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10116530A true JPH10116530A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17460851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26860496A Pending JPH10116530A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 二重封止型ターミナルヘッダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10116530A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007141853A1 (ja) | 2006-06-07 | 2007-12-13 | Furukawa Electric Industrial Cable Co., Ltd. | フィードスルーおよびブッシング |
JP5801008B1 (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-28 | 中島 広 | 二重封止型ターミナルヘッダ |
JP5801009B1 (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-28 | 中島 広 | 二重封止型ターミナルヘッダ |
WO2016199931A1 (ja) * | 2015-06-11 | 2016-12-15 | 中島 広 | 二重封止型ターミナルヘッダ及び二重封止型ターミナルヘッダの製造方法 |
CN110211750A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-09-06 | 醴陵华鑫电瓷科技股份有限公司 | 电容器套管结构 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP26860496A patent/JPH10116530A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007141853A1 (ja) | 2006-06-07 | 2007-12-13 | Furukawa Electric Industrial Cable Co., Ltd. | フィードスルーおよびブッシング |
JP5801008B1 (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-28 | 中島 広 | 二重封止型ターミナルヘッダ |
JP5801009B1 (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-28 | 中島 広 | 二重封止型ターミナルヘッダ |
WO2016199931A1 (ja) * | 2015-06-11 | 2016-12-15 | 中島 広 | 二重封止型ターミナルヘッダ及び二重封止型ターミナルヘッダの製造方法 |
CN110211750A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-09-06 | 醴陵华鑫电瓷科技股份有限公司 | 电容器套管结构 |
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