JPS626819Y2 - - Google Patents

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JPS626819Y2
JPS626819Y2 JP14710981U JP14710981U JPS626819Y2 JP S626819 Y2 JPS626819 Y2 JP S626819Y2 JP 14710981 U JP14710981 U JP 14710981U JP 14710981 U JP14710981 U JP 14710981U JP S626819 Y2 JPS626819 Y2 JP S626819Y2
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JP
Japan
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insulating spacer
sheath
straight collar
push ring
enlarged diameter
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JP14710981U
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JPS5851618U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管路気中ケーブルの如きガス絶縁母線
におけるシース管に対する絶縁スペーサの取付部
に関するものである。
従来のガス絶縁母線における絶縁スペーサ取付
部は、第1図に示すようにシース管1,2の間に
絶縁スペーサ3を取付けるにあたつて、シース管
2の端部にソケツト状拡径管部2Aを設け、この
拡径管部2A内に絶縁スペーサ3を嵌め込み、次
いで拡径管部2A内にシース管1の端部を差込ん
で、このシース管1の端部とシース管2の拡径段
部2Bとで絶縁スペーサ3の外周部を挾み、また
シース管1の端部外周と拡径管部2Aとの間にテ
ープ類の如きシール材4を介在させ、拡径管部2
Aの先端をシース管1に溶接部5で気密に溶接し
た構造であつた。なお、図示してないがシース管
1,2内には母線導体が収容され、絶縁スペーサ
3で支持され、且つシース管1,2内に充填され
たガスでガス絶縁されている。
このような絶縁スペーサ取付部は、切削加工部
がないため経済的に製作できるが、シール材4の
シール性能が不完全であるため、溶接時に発生す
る金属粉やカーボン粒子等の汚損物がシース管
1,2内に侵入するのを完全に防ぎきれない欠点
がある。
本考案の目的は、経済的に製作でき、しかもシ
ールを確実に行うことができるガス絶縁母線の絶
縁スペーサ取付部を提供するにある。
本考案に係るガス絶縁母線の絶縁スペーサ取付
部は、双方のシース管の端部間に絶縁スペーサが
挾持され、前記絶縁スペーサの挾持部分を包囲し
てストレートカラーが配設され、双方の前記シー
ス管の端部に拡径段部がそれぞれ形成され、前記
ストレートカラー内の前記各シース管の外周には
パツキンとその押し環とがそれぞれ配設され、前
記各パツキンは前記拡径段部と前記押し環とで挾
持されて圧縮状態になつており、且つ前記ストレ
ートカラーの端部と前記押し環の外端部と前記シ
ース管とは溶接部で密封接続されていることを特
徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第2図に示すように本実施例におけるガ
ス絶縁母線の絶縁スペーサ取付部は、双方のシー
ス管1,2の端部間に絶縁スペーサ3が挾持さ
れ、この絶縁スペーサ3の挾持部分を包囲して内
径が一様なストレートカラー6が配設されてい
る。双方のシース管1,2の端部には拡径段部1
B,2Bがそれぞれ形成され、ストレートカラー
6内の各シース管1,2の外周にはパツキン7,
8とその押し環9,10とがそれぞれ配設され、
各パツキン7,8は拡径段部1B,2Bと押し環
9,10とで挾持されて圧縮状態になつている。
この状態で、ストレートカラー6の端部と押し環
9,10の外端部とシース管1,2とは溶接部1
1,12で密封接続されている。
このような絶縁スペーサ取付部は、切削加工部
がないので経済的に製作できる。また、各パツキ
ン7,8はシース管1,2の拡径段部1B,2B
と押し環9,10とで挾持されて圧縮状態となつ
ているので、十分にシールを行うことができ、溶
接時に発生する汚損物がシース管内に侵入するの
を確実に阻止することができる。
第3図はパツキン7,8のシール性能を溶接前
にテストする方法を示したものである。即ち、ス
トレートカラー6の両端と押し環9,10の外端
にパツキン13,14を当て、その外面を2つ割
りの治具15,16で押え、これら治具15,1
6をボルト17及びナツト18で締めることによ
り両端を密封し、かかる状態でストレートカラー
6に設けたタツプ孔19,20より内部の空間に
ガス圧をかけるか或は真空引きすることによりパ
ツキン7,8が確実に作用しているか否かを確認
することができる。また、パツキン13,14及
び治具15,16を除去して溶接部11,12を
形成した状態でも、タツプ孔19,20を利用し
てパツキン7,8の効果及び溶接部11,12の
気密性を確認することができる。このような検査
がすんだら各タツプ孔19,20は、ネジを螺合
した後、溶接して密封する。
以上説明したように本考案では、パツキンをシ
ース管の拡径段部と押し環とで挾持して圧縮する
構造としたので、シールを確実に行うことがで
き、溶接時に汚損物がシース管内に侵入するのを
確実に阻止することができる。また、本考案で
は、切削加工部がないので経済的に製作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁スペーサ取付部の要部縦断
面図、第2図は本考案に係る絶縁スペーサ取付部
の一実施例を示す要部縦断面図、第3図は第2図
に示す絶縁スペーサ取付部におけるシール性能の
テスト法を示す要部縦断面図である。 1,2……シース管、1B,2B……拡径段
部、3……絶縁スペーサ、6……ストレートカラ
ー、7,8……パツキン、9,10……押し環、
11,12……溶接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 双方のシース管の端部間に絶縁スペーサが挟持
    され、前記絶縁スペーサの挾持部分を包囲してス
    トレートカラーが配設され、双方の前記シース管
    の端部に拡径段部がそれぞれ形成され、前記スト
    レートカラー内の前記各シース管の外周にはパツ
    キンとその押し環とがそれぞれ配設され、前記各
    パツキンは前記拡径段部と前記押し環とで挾持さ
    れて圧縮状態になつており、且つ前記ストレート
    カラーの端部と前記押し環の外端部と前記シース
    管とは溶接部で密封接続されていることを特徴と
    するガス絶縁母線の絶縁スペーサ取付部。
JP14710981U 1981-10-05 1981-10-05 ガス絶縁母線の絶縁スペ−サ取付部 Granted JPS5851618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14710981U JPS5851618U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 ガス絶縁母線の絶縁スペ−サ取付部

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14710981U JPS5851618U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 ガス絶縁母線の絶縁スペ−サ取付部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5851618U JPS5851618U (ja) 1983-04-07
JPS626819Y2 true JPS626819Y2 (ja) 1987-02-17

Family

ID=29939980

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14710981U Granted JPS5851618U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 ガス絶縁母線の絶縁スペ−サ取付部

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JPS5851618U (ja) 1983-04-07

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