JPH0972813A - 管の、フランジ溶接部検査装置 - Google Patents

管の、フランジ溶接部検査装置

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JPH0972813A
JPH0972813A JP23002995A JP23002995A JPH0972813A JP H0972813 A JPH0972813 A JP H0972813A JP 23002995 A JP23002995 A JP 23002995A JP 23002995 A JP23002995 A JP 23002995A JP H0972813 A JPH0972813 A JP H0972813A
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Hidemi Morita
秀美 森田
Tomio Sakakura
富生 坂倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油送管、ガス管等の長さ方向の途中にT字管
等を設ける際にフランジを溶接する。この溶接の良否を
従来のようにN2 ガス等の流体を管の全長に亙って圧入
し、同流体を大量に使用するのではなく、大巾に少量で
すみ、かつ昇圧時間も従来より少なくかつ安全性高く検
査できる、管の、フランジ溶接部検査装置の提供。 【解決手段】 フランジを溶接したパイプに挿入する栓
体に、気密にボルトを設け、該栓体の内側の切欠きにO
リングを設け、該Oリングを加圧する加圧部材を設け、
これを加圧させる第一ナットを設け、又前記ボルトに、
通口を有して前記フランジに圧接する鍔部材を嵌合し、
かつ圧接用の第二ナットを設け、前記フランジに前記鍔
部材を介して、フランジ及び流体口を有する流体室を固
定部材で連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオイルタンカーに
連通させる荷揚げ用のパイプ、又は一般のガスパイプそ
の他のパイプ等に長さ方向の途中にT字管等を連通する
場合等に用いられる、管の、フランジ溶接部検査装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようにオイルタンカー
101に対して岩壁102に荷揚用のパイプライン10
3が設けられている。104は仕切弁、105は閉止板
挿入部、106は閉止装置を示す。なお通常このような
パイプラインは一般に圧力損失を考慮して仕切弁を使用
している。そして上記のようなパイプライン103の、
長さ方向の途中に、同図に示すようなT字管107を取
付ける場合がある。108はフランジである。この場合
まずパイプライン103にフランジ108を溶接する。
そして溶接が完全に行われたか否か検査を行う。
【0003】この検査の場合、図6に示すようにパイプ
ライン103の両端部の仕切弁104の閉止板挿入部1
05及び閉止装置106に対して閉止板107を挿入
し、このパイプライン103のほぼ全長に亘りN2 ガス
等の流体を圧入し、フランジ108の溶接箇所に発泡
剤、通常水に界面活性剤を溶解したものを塗布し、その
発泡を検査することにより上記溶接の良、不良を検査し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような検
査方法によるとN2 ガス等の流体を仕切弁104と閉止
装置106間の、パイプライン103のほぼ全長に亘り
圧入するため大量に必要とする。又、前記パイプライン
103のほぼ全長に亘り昇圧させるため昇圧時間が長く
なる。又閉止板107挿入の面倒な作業を要する。又ほ
ぼパイプライン103前記全長に亘りN2 ガス、その他
の流体を圧入し、かつ圧力を高めるため安全性に不安が
つきまとう。
【0005】この発明は上記のような各種の問題を解決
するためになされたもので、その目的は検査に用いるN
2 ガスその他の流体を、パイプライン103の前記のよ
うなほぼ全長に亘り圧入することなく、ごく一部分の圧
入ですませることができ、従ってその圧入量をごく少な
くすることができ、前記閉止板107等を使用しないで
すみ、従ってその面倒な作業をしないですみ、かつ安全
性が前記従来の方法より遥かに高く、ガス等流体の昇圧
時間も前記従来の方法より遥かに少なくてすむ、管の、
フランジ溶接部検査装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の発明について述べるとそれは、フランジ1を溶接した
パイプに挿入される、ボルト2に密閉して設けられた栓
体3;前記ボルト2に嵌合した、Oリングの加圧部材4
及び該加圧部材4と前記栓体3間の位置で、かつ前記栓
体3の切欠き18に収容されて設けられ、該加圧部材4
により加圧変形させられるOリング5;前記加圧部材4
の、前記栓体3反対側の前記ボルト2に螺合させられた
第一ナット6;前記ボルト2の前記栓体3の反対側に嵌
合された、通口7を有し、外周部8の両側にシール部材
9を設けた鍔部材10;該鍔部材10の前記栓体3反対
側に螺合された第二ナット11;前記鍔部材10を介し
て、前記フランジ1に固定される、前記フランジ1のボ
ルト穴12と合致するボルト穴13を有するフランジ1
4;該フランジ14を口部15に設けた、流体口16を
有する密閉容器状の流体室17;前記両フランジ1、1
4を連結する固定部材19から成ることを特徴とする、
管の、フランジ溶接部検査装置である。
【0007】又、フランジ1を溶接したパイプに挿入す
る、Oリング20を有する栓体21に一端部22を固着
した連結杆23;該連結杆23の他端部24に固着し
た、前記フランジ1のボルト穴12に合致するボルト穴
25及び流体口16を有するフランジ26;前記両ボル
ト穴12、25を連結する固定部材19;から成ること
を特徴とする管の、フランジ溶接部検査装置である。
【0008】
【作用】この発明の作用について説明する。まず前記栓
体3を、フランジ1を溶接したパイプに挿入し、フラン
ジ1の溶接部を越して入れさせ、そこにおいて第一ナッ
ト6を螺進させてOリング5を加圧し、半径方向外方に
広がらせ、管の内面と密接させる。
【0009】次に第二ナット11を若干締め、鍔部材1
0を前記フランジ1に密接させる。そして流体室17の
フランジ14を、鍔部材10を介してフランジ1に対応
させ、両フランジ1、14を、そのボルト穴12、13
を用い、固定部材19により固定する。そして流体室1
7の流体口16からN2 ガス等の流体を図示しないボン
ベ等から圧入する。そうすると上記流体は、流体室17
から通口7を経て鍔部材10と栓体3間の空間を満た
す。なおこの場合予めフランジとパイプ間の溶接部の外
側に、界面活性剤を水に溶解した発泡液を塗布してお
く。この場合前記溶接部に欠陥があるとN2 ガス等の流
体はその欠陥部から噴出するため、それにより前記発泡
液は発泡し、溶接欠陥が判明する。第二の実施例であ
る、ボルト2を用いず連結杆23を用い、連結杆23と
フランジ21を固着した形式の装置の作用も、流体口1
6から例えばN2 ガス等の流体を圧入し、フランジ1と
パイプの溶接部に発泡液を塗布し、その発泡を見るので
ある。この発明は前記のように構成されたことにより、
2 ガス等の使用流体を大巾に少なくすりことができ
る。従って使用流体の昇圧時間もごく少なくすることが
できる。かつ又安全性を高めることができる。又仕切弁
104、閉止装置106等に閉止板107を挿入する手
間を省略することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1において、1はフランジであ
り、パイプ28に溶接29されている。3は栓体であ
り、肉厚の円板状に形成され、外周の溝30に第二Oリ
ング31を有している。2は栓体3を貫通して溶接によ
り気密状に固着させたボルトであり、このボルト2に円
板状で端部に円状の突起32を有する加圧部材4が移動
自在に嵌合されている。なお7は流体の通口である。そ
して図2に示すように前記栓体3の前記加圧部材4側の
周端部33に切欠き18が形成されてあり、この切欠1
8にOリング5が設けられており、前記加圧部材4の突
起32により加圧されて、パイプ28内面に圧接して気
密に形成される。11は第二ナットであり、ボルト2に
螺合されている。
【0011】次に10は鍔部材であり、前記ボルト2に
移動自在に嵌合させてある。9は鍔部材10の外周部8
の両側に設けられた弾性体製のシール部材である。又7
は鍔部材10に形成されたN2 等の流体を通行させる通
口である。次に34は鍔部材10に設けられたガイドで
あり、これをフランジ1に挿入することにより、鍔部材
10の半径方向への移動による、Oリング5の密閉不良
になるのを防止することができる。又11は第二ナット
であり、この第二ナット11を回すことにより前記栓体
3が加圧された流体によりパイプ内に押し込まれてしま
うのを防止できる。又35はゆるみ防止ナットであり、
これにより第二ナット11のゆるみを防止できる。次に
17は密閉容器状の流体室であり、口部15にフランジ
14を有している。16は流体口である。なおこの流体
室17はその末端部が図1に示すようにフランジ36、
37によって形成されている場合と、図4に示すように
溶接により形成されている場合がある。
【0012】なお図1において38は圧力計である。又
図1においてボルト2を用いたことにより、フランジ1
の溶接箇所の変化に対し、栓体3の位置を変えて対応す
ることができる。又圧力計38を設けたことにより装置
内圧力を知ることができる。この実施例の作用は、図示
しないボンベ等を用い流体口16からN2 ガス又は水等
の流体を圧入し、溶接部29に発泡液を塗布し、その発
泡状況を見ることにより溶接の良不良を検査する。勿論
発泡を見ないことが良い溶接である。なお図3に示すも
のは1〜3気圧程度の流体を用いる場合に使用するもの
で、簡単な構造で装置が容易に製造できる。又図1に示
すものは10〜20気圧の高圧に耐えて使用できる。又
図1においてOリングは二種類が用いられたことにより
充分に気密にすることができる。
【0013】
【発明の効果】この発明は前記のように構成されたこと
によりN2 ガス等のような流体の使用量を従来よりも極
端に少なくすることができる。従って圧力を上昇させる
時間も大巾に少なくする事ができる。又N2 ガス等の流
体も部分的に圧入すればよいので安全性を従来より高め
る事もできる。又前記従来のような閉止板107を用い
る面倒な作業を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、管の、フランジ溶接
部検査装置の使用時の断面図である。
【図2】図1の部分の拡大詳細図である。
【図3】この発明の第2の実施例を示し、図1に相当す
る図である。
【図4】この発明の第3の実施例を示し、図1に相当す
る図である。
【図5】従来のオイルタンカーの荷揚げ用パイプライン
の途中にT字管を設けた場合を示す図である。
【図6】図5に示す装置において、従来のフランジの溶
接部の検査方法を示す図である。
【図7】図1に示す装置において、この発明の検査方法
を示す図である。
【符号の説明】
1 フランジ 2 ボルト 3 栓体 4 加圧部材 5 Oリング 6 第一ナット 7 通口 8 外周部 9 シール部材 10 鍔部材 11 第二ナット 12 ボルト穴 13 ボルト穴 14 フランジ 15 口部 16 流体口 17 流体室 18 切欠 19 固定部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ1を溶接したパイプに挿入され
    る、ボルト2に密閉して設けられた栓体3;前記ボルト
    2に嵌合した、Oリングの加圧部材4及び該加圧部材4
    と前記栓体3間の位置で、かつ前記栓体3の切欠き18
    に収容されて設けられ、該加圧部材4により加圧変形さ
    せられるOリング5;前記加圧部材4の、前記栓体3反
    対側の前記ボルト2に螺合させられた第一ナット6;前
    記ボルト2の前記栓体3の反対側に嵌合された、通口7
    を有し、外周部8の両側にシール部材9を設けた鍔部材
    10;該鍔部材10の前記栓体3反対側に螺合された第
    二ナット11;前記鍔部材10を介して、前記フランジ
    1に固定される、前記フランジ1のボルト穴12と合致
    するボルト穴13を有するフランジ14;該フランジ1
    4を口部15に設けた、流体口16を有する密閉容器状
    の流体室17;前記両フランジ1、14を連結する固定
    部材19から成ることを特徴とする、管の、フランジ溶
    接部検査装置。
  2. 【請求項2】 フランジ1を溶接したパイプに挿入す
    る、Oリング20を有する栓体21に一端部22を固着
    した連結杆23;該連結杆23の他端部24に固着し
    た、前記フランジ1のボルト穴12に合致するボルト穴
    25及び流体口16を有するフランジ26;前記両ボル
    ト穴12、25を連結する固定部材19;から成ること
    を特徴とする管の、フランジ溶接部検査装置。
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