JP2000155069A - 漏水検査用プラグ - Google Patents
漏水検査用プラグInfo
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- JP2000155069A JP2000155069A JP10332551A JP33255198A JP2000155069A JP 2000155069 A JP2000155069 A JP 2000155069A JP 10332551 A JP10332551 A JP 10332551A JP 33255198 A JP33255198 A JP 33255198A JP 2000155069 A JP2000155069 A JP 2000155069A
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Abstract
る管継手と管との接続部の漏水検査用プラグに関する。 【解決手段】管継手と管の接続部の水漏れの有無を検査
するために管継手及び管内に検査用の水を導入した際、
内部に残留する空気を排除するために用いられるプラグ
であること;管継手の一端部に一時的に螺着させてその
管継手を封ずるプラグ本体に空気を抜き出す貫通路を設
けること;貫通路部分には押しばねにより閉鎖位置側に
付勢されて常態で貫通路内の弁座に着座する弁体を装着
すること;前記弁体はプラグ本体の外側から操作されて
押しばねに抗して開放できるようにしてあること;を構
成条件とする漏水検査用プラグ。1‥プラグ本体、1b
‥弁座、2‥貫通路、3‥シ−ル手段、4‥弁体、5‥
押しばね、7‥シ−ル手段、9‥管継手、30‥管。
Description
工事等に用いられる管継手と管との接続部の漏水検査用
プラグに関する。
は、管継手に管を接続させる際に通常ワンタッチ型の管
継手が採用されているが、この場合、管継手に対して管
の差し込み方が不十分であったりすると、後に水漏れの
問題を生ずるため、工事中に水漏れの有無について十分
な検査を行うことが要求されている。
についてその手順の一例を示す。 (1)管継手の一端に管を接続し他端の雌ねじ部分にシ
−ル用のフィルムにて覆われた雄ねじを有する円柱状の
柱体をねじ込んで管の一端を密封する。この際互いにね
じ合された管継手の雌ねじと栓体の雄ねじとの間にはシ
−ル用のフィルムが介入され両者間は密封されているこ
とになる。 (2)次いで、接続管の一端側に接続された管内に検査
用の水を導入する一方で、水圧付加による漏水の有無の
確認(接続が完全か否かの確認)時に、検査の邪魔にな
る管継手及び管内の残留空気を抜くため、微妙な手加減
で栓体を少し緩めつつ外部へその残留空気を放出させ
る。そして残留空気を排出させた後は栓体は再び締め付
けられる。。 (3)管内の水圧を上げ管継手と管との間の水漏れの有
無を検査する。勿論、水漏れがある場合には、管継手と
管との接続は正常な態様に直される。 そして、上記の各作業工程では専用のスパナが必要とな
り、作業性が悪くかつコストアップを伴う。
検査においては、全体としての作業が面倒であること、
検査終了後に管継手のねじ部及び栓体のねじ部に圧接さ
れて付着したシ−ル用のフィルムはその全てを除去しな
ければならず手間が掛ること、管継手のねじ部にフィル
ムが残っているとそこへ更に接続される蛇口等の螺合に
おいて支障をきたすこと、管継手と蛇口等との密封状態
が不完全になること、等多くの問題が残されていた。
用プラグは、前記の問題点を解決するために提案された
もので、水道等の配管工事において管継手と管との接続
部の漏水検査を容易にして迅速に行えるようにすると共
に、シ−ル用のフィルムの使用を排除することを目的と
して提案されたものである。
め、本発明に係る漏水検査用プラグは、管継手と管の接
続部の水漏れの有無を検査するために管継手及び管内に
検査用の水を導入した際、内部に残留する空気を排除す
るために用いられること;管継手の一端部に一時的に螺
着させてその管継手を封ずるプラグ本体に空気を抜き出
す貫通路を設けること;貫通路部分には押しばねにより
閉鎖位置側に付勢されて常態で貫通路内の弁座に着座す
る弁体を装着すること;前記弁体はプラグ本体の外側か
ら操作されて押しばねに抗して開放できるようにしてあ
ること;を構成条件とする構造を有するものである。
螺着対象管継手の一端面が対向する部分に環状のシ−ル
手段を設け、更に、プラグ本体における弁体の対向部分
に環状のシ−ル手段を設けたものである。
この発明のプラグについて説明する。図1〜図3におい
て、符号1は縦断面がT字状又は他の任意の形状に作ら
れたプラグ本体で、このプラグ1は管継手9と管30と
の間の接続部の水漏れの有無を検査するもので、管30
より検査用の水を導入した際、管継手9及び管30内に
残留する空気を排除するために用いられるものである。
例は図4に示すものであり、管継手9の一端側にグラブ
リング91、ワッシャ−92、O−リング93等が内蔵
され、これがソケット94にて固定されている。そし
て、例えば樹脂管30の先端にカラ−31が嵌め込ま
れ、これが差し込まれて接続されることとなる。この接
続にあって、管30の外表面にグラブリング91の爪が
食い込み、ここに管30の差し込みが完了することとな
るが、管30の差し込みが不十分であると、グラブリン
グ91の爪の食い込みが足りず或いはO−リング91と
の接触が完全ではなくなり漏水が生じることとなってし
まう。
管30の差し込みの完全性を確認するものであって、正
面が円形をなすプラグ本体1の後方の小径部にはその外
周面に雄ねじ1aが刻設されており、この雄ねじ1aは
管継手9の一端部の内周面に設けられた雌ねじ9aに検
査時に一時的にねじ合される。プラグ本体1には中心軸
線に沿って空気抜きのための貫通路2が設けてあり、図
示例のものにあっては、その貫通路2は前方から後方に
亘って順に連設された横断面が非円形の工具係着孔2
1、横断面円形の小径孔22及び横断面円形の大径孔2
3からなる。
ら外側に向け順にO−リング等の環状のシ−ル手段3、
好ましくは球形をなす任意の形状の弁体4及び圧縮コイ
ルばね等の押しばね5が挿入され、それらの部材3、
4、5は、中央部に流通孔6aを有する有底円筒状の止
め片6により、貫通路2の大径孔23内に変形又は変位
が可能な状態で脱落不能に保持されている。止め片6の
大径孔23に対する固定手段としては、かしめ付け、溶
接又は接着等が採用され得る。
の大径孔23の底部に装着されたシ−ル手段3は、常態
である弁体4の非作動時に管継手9内の空気及び水を外
部に対し密に保つことができるようにしたもので、常態
で貫通路2の段部に設けた弁座1bと弁体4との間の密
封性を補強するために設けたものである。但し、このシ
−ル手段3は弁体4と弁座1bとの間の密封性が十分で
ある場合は必ずしも設けることを要しない。
に付勢されて弁座11に着座されているが、小径孔22
及び工具係着孔21を通じてプラグ本体1の外部にその
一部が露出している。従って、棒状の工具類(図示しな
い)を貫通路2から図4の矢印Aのように差し込んで、
押しばね5の付勢力に抗して弁体4を押し込んでやれば
弁体4は開放するところとなり管継手9内の空気又は水
の流出を許容する。
即ち螺着対象管継手9の一端面が対向する部分に設けた
O−リング等の環状のシ−ル手段で、管継手9が螺着さ
れた状態において管内の空気又は水を密に保つことがで
きるようにしたもので、プラグ本体1の雄ねじ1aと管
継手9の雌ねじ9aの螺合における密封性を補強するた
めに設けたものである。又、図示はしないが、検査の対
象管継手9の一端部の回りに雄ねじが切られている場合
には、プラグ本体1の後部に円筒部を形成しその周囲に
雌ねじを設けて、それらによって両者を螺着するように
してもよい。尚、プラグ本体1を検査対象管継手9に対
し螺合させ又はそれから離脱させるための工具は特別の
ものである必要はない。
ついて説明する。 (1)漏水の検査においては、先ず、管継手9の一端に
管30を接続し、他端に本発明のプラグを螺着してその
管継手9を封じる。 (2)次いで、管30内に検査用の水を導入する一方
で、棒状の工具類を貫通路2から矢印Aのように差し込
み弁座11に着座している弁体4を押しばね5に抗して
押し込み、弁体4を開放させ、管継手9内から漏水検査
の邪魔になる残留空気を貫通路2を通じて外部へ排出さ
せる。 (3)そして棒状工具を抜き取った後、管継手9及び管
30内の水圧を所定の高さまで上昇させ、管継手9の接
続部分について漏水の有無を検査する。検査後はプラグ
本体1を管継手9から取り外す。水漏れがある場合に
は、管の接続部を適正な状態となるように直すことは言
うまでもない。
グによれば、水道の配管工事等において管継手と管との
接続部の漏水検査を極めて容易にして迅速に行えるよう
にすると共に、シ−ル用のフィルムの使用を排除するこ
とができるので、配管工事を管の水漏れのない状態で効
率的に行えるという効果を奏する。尚、本発明の漏水用
検査プラグは給水、給湯用の管にだけではなく、油圧ホ
−ス等の接続検査にも適用できることは言うまでもな
い。
る。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 管継手と管の接続部の水漏れの有無を検
査するために管継手及び管内に検査用の水を導入した
際、内部に残留する空気を排除するために用いられるプ
ラグであること;管継手の一端部に一時的に螺着させて
その管継手を封ずるプラグ本体に空気を抜き出す貫通路
を設けること;貫通路部分には押しばねにより閉鎖位置
側に付勢されて常態で貫通路内の弁座に着座する弁体を
装着すること;前記弁体はプラグ本体の外側から操作さ
れて押しばねに抗して開放できるようにしてあること;
を構成条件とする漏水検査用プラグ。 - 【請求項2】 プラグ本体における螺着対象管継手の一
端面が対向する部分に環状のシ−ル手段を設けた請求項
第1項記載の漏水検査用プラグ。 - 【請求項3】 プラグ本体における弁体の対向部分に環
状のシ−ル手段を設けた請求項第1項記載の漏水検査用
プラグ。
Priority Applications (1)
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JP33255198A JP4104753B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 漏水検査用プラグ |
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JP33255198A JP4104753B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 漏水検査用プラグ |
Publications (2)
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JP4104753B2 JP4104753B2 (ja) | 2008-06-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33255198A Expired - Lifetime JP4104753B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 漏水検査用プラグ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005233650A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Ben:Kk | 戸別給水配管設備の検査方法および装置 |
WO2018186132A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | 株式会社大門 | 給水配管用プラグ |
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US7393550B2 (en) | 2003-02-21 | 2008-07-01 | Frito-Lay North America, Inv. | Method for reducing acrylamide formation in thermally processed foods |
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US8284248B2 (en) | 2009-08-25 | 2012-10-09 | Frito-Lay North America, Inc. | Method for real time detection of defects in a food product |
US8158175B2 (en) | 2008-08-28 | 2012-04-17 | Frito-Lay North America, Inc. | Method for real time measurement of acrylamide in a food product |
US9095145B2 (en) | 2008-09-05 | 2015-08-04 | Frito-Lay North America, Inc. | Method and system for the direct injection of asparaginase into a food process |
US9215886B2 (en) | 2008-12-05 | 2015-12-22 | Frito-Lay North America, Inc. | Method for making a low-acrylamide content snack with desired organoleptical properties |
-
1998
- 1998-11-24 JP JP33255198A patent/JP4104753B2/ja not_active Expired - Lifetime
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