JP4498887B2 - メータユニットの配管耐圧検査方法 - Google Patents

メータユニットの配管耐圧検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、集合住宅などの建築物に敷設した後のメータユニットを含む配管の耐圧検査を行うメータユニットの配管耐圧検査方法に関する。
従来より、集合住宅などの戸口付近には、パイプシャフトといわれる収納スペースが設けられており、この収納スペース内には水道使用量を計量するための水道用メータを取付したメータユニットが敷設されて配管経路が構成されている。給水配管の施工後には耐圧検査が行われ、接続不良等に基づく管路の漏水の有無が検査される。近年では、一般住宅、集合住宅、商業ビルなどの屋内配管に、耐蝕性、耐震性、施工性などの観点から軟質系の樹脂管が多用されるようになり、このような樹脂管を含む配管の耐圧検査では、検査効率を上げるなどの理由から、例えば、1MPa以上に加圧した後、0.75MPaに減圧保持する場合がある。これは、樹脂管は加圧によって膨張するので、管径が変動して検査圧(管内圧)が不安定となり易いことから、先ず、高めの圧力1MPaを加えて管を膨張させた後、所定の検査圧0.75MPaに下げることで管径を安定させ、これにより、検査圧を安定させている。
ところで、現在、開示されている耐圧検査方法として、例えば、特開2002−310738号公報(特許文献1)がある。特開2002−310738号公報には、水平部に一端が開き他端が閉じた孔を形成し、垂直部に上が開き下が孔に連通する孔を形成したL字管と、該L字管の垂直部の孔に連通可能な一端が閉じ他端が開いた孔を形成した真直管とから構成された補足管を二次側に逆止弁を有するメータユニットに装着し、この補足管を介してメータユニットを含む配管に水圧を付加する耐圧検査方法が開示されている。
特開2002−310738号公報
しかしながら、特開2002−310738号公報をはじめ、従来の耐圧検査方法では、以下に述べる課題を有している。即ち、前述した樹脂管を含む配管の耐圧検査においては、補足管からの加圧は行えるが、減圧については逆止弁が機能するため、補足管から逆止弁より二次側の減圧は行えない。従って、この逆止弁より二次側の減圧を行うためには、逆止弁二次側にバルブやプラグ等を別途設置して減圧操作するか、或は二次側配管の管末器具(水栓等)付近のバルブを開いて減圧しなければならない。このようなバルブやプラグ等を介した減圧操作においては、接続部のシールを確実に行わないと管内に封入された残圧によって、パイプシャフト内に水が飛散するおそれがあり、また、配管の接続箇所が複雑となるだけでなく、漏水等の危険性が高くなり、更にはユニットを設置するパイプシャフトと室内との隔たりによって、一人では耐圧検査が行えず、作業性にも問題を有していた。加えて、検査工数の増加に伴い、施工費の増加という経済性にも問題を有していた。
本発明は、上記の課題点に鑑み、鋭意研究の結果開発に至ったものであり、その目的とするところは、メータユニットを含む配管の耐圧検査を容易に、しかも、確実に行うことができ、メータユニットを含む配管の構成並びに検査工程を簡素化して、経済性にも優れたメータユニット装着用の耐圧検査管及びメータユニットの配管耐圧検査方法と、経済性に優れ、漏水の危険性のないメータユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ベース体に進退自在に設けた一次側支持機構と逆止弁を内蔵した二次側支持機構を設け、この一次側支持機構の一次側に減圧機能解除機構を有する減圧弁と減圧弁の一次側に止水栓を配設したメータユニットであり、一方、両端に接続部を有する円筒状の耐圧検査管には、二次側端部の略中央から軸方向外方に突出した突起部を設け、更に、当該検査管の途中に設けた分岐部に分岐管を設け、この分岐管にバルブと圧力計を接続すると共に、この耐圧検査管を前記一次側支持機構と二次側支持機構との間に配置して、一次側支持機構を軸方向にスライドさせることにより前記耐圧検査管の両端を密封状態で圧着接続し、かつ、前記逆止弁の弁体を前記耐圧検査管の突起部で押圧して前記逆止弁を強制的に弁開状態に保持させ、耐圧検査をするには、前記止水栓を遮断し、かつ、前記減圧弁の減圧機能解除機構を介して減圧弁の流路を強制的に開放状態に保持させ、しかも、前記止水栓から前記逆止弁の二次側までの配管流路を閉塞した状態で、前記バルブを開放して前記分岐管に接続したテストポンプからの流体を、前記止水栓から前記逆止弁の二次側までの配管流路内に加圧供給して所定時間加圧保持した後に、前記テストポンプ等の排出弁により前記配管流路内を減圧させて減圧状態を所定時間内保持し、この所定時間内の圧力低下の有無を確認することにより配管流路内の耐圧検査を行うようにしたメータユニットの配管耐圧検査方法である。
請求項2に係る発明は、ベース体に一次側支持機構と逆止弁を内蔵した二次側支持機構を設け、一次側支持機構の一次側に少なくとも止水栓を配置したメータユニットであり、前記逆止弁の二次側には樹脂管を含む配管を接続すると共に、両端に接続部を有する円筒状の耐圧検査管には、二次側端部の略中央から軸方向外方に突出した突起部を設け、更に、当該検査管の途中に設けた分岐部に分岐管を設け、この分岐管にバルブと圧力計を接続すると共に、この耐圧検査管を前記一次側支持機構と二次側支持機構との間に配置して、前記耐圧検査管の両端を密封状態で接続し、かつ、前記逆止弁の弁体を前記耐圧検査管の突起部で押圧して前記逆止弁を強制的に全開状態に保持させ、耐圧検査をするには、前記止水栓を遮断し、この止水栓から前記逆止弁の二次側までの前記樹脂管を含む配管流路を閉塞した状態で、前記バルブを開放して前記分岐管に接続したテストポンプからの流体を前記止水栓から前記逆止弁の二次側までの前記樹脂管を含む配管流路内に加圧供給して、所定時間加圧保持した後に、前記テストポンプ等の排出弁により前記樹脂管を含む配管流路内を減圧して、この減圧状態を所定時間保持することにより樹脂管の管径を安定させ、前記所定時間内の圧力低下の有無を確認することにより、樹脂管を含む配管流路内の耐圧検査を行うようにしたメータユニットの配管耐圧検査方法である。
本発明によると、弁閉解除部を具備する耐圧検査管の装着によって、メータユニットに設けた逆止弁が確実に弁開状態となるので、従来のように、メータユニットの逆止弁より二次側に減圧操作するためのバルブやプラグ等の設置は不要となり、メータユニットを含む配管の構造は簡素化され、これに伴って接続箇所が減少するため、漏水等の危険性を低減させることが可能になった。また、本発明の耐圧検査管を用いることで、メータユニットを含む配管全体が同圧状態となり、耐圧検査管を介して配管全体の減圧操作を容易に行うことが可能になった
本発明におけるメータユニットの耐圧検査管及び配管耐圧検査方法の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明である耐圧検査方法を適用した配管の一例を示す概略図である。同図に示すように、本実施形態で示すメータユニット1は、両側に保持部2,3を立設したダクタイル鋳鉄製のベース体4と、この保持部2,3の夫々に対向させて設けた一次側支持機構5と二次側支持機構6等から構成されている
本実施形態で示す一次側支持機構5の構造について説明すると、保持部2に固着された一次側筒状部材7と、この一次側筒状部材7に内挿され、水道用メータの一次側接続端部を支受けする円孤状の受け面8を突設したスライド部材9と、このスライド部材9を進退させる回転部材10等から成り、前記受け面8の最下部には、スライド部材9の進退方向へ延びる案内溝8aを有し、この案内溝8aにベース体4上面に突設した円柱状部11を係合させることで、回転部材10の回転に伴ってスライド部材9が回転するのを防止しつつ、スライド部材9を進退方向へ案内するように構成されている。
前記回転部材10の内周には、一次側筒状部材7の外周に形成した雄ネジ部7aと螺合する雌ネジ部10aを形成している。回転部材10が進出する際には、段部面10bが前記スライド部材9の環状フランジ部9a背面を押圧する。回転部材10のメータ側端部内周には、スライド部材9の環状フランジ部9aを係止するための止め輪12を嵌着しており、回転部材10の回転後退に伴って、スライド部材9も一緒に後退させるよう構成されている。また、回転部材10の外周面は、回転部材10を手動操作するためのフィン状の把持部10cを放射状に設けている。
本実施形態で示す二次側支持機構6の構造について説明すると、保持部3に固着された二次側筒状部材13と、この二次側筒状部材13のメータ側外周に螺着され、水道用メータの二次側接続端部を支受けする円弧状の受け面14を突設したナット部材15と、このナット部材15の螺着により二次側筒状部材13の内部に収容保持される逆止弁16等から構成されており、前記逆止弁16の弁体16aはスプリング17により一次側の環状弁座16bに付勢されて弁閉状態となる構造を有している。このように、メータユニット1の二次側支持機構6に逆止弁16を取付しているので、水道用メータの一次側の圧力が負圧となった場合でも、二次側の水が逆流するのを防ぐよう機能する。なお、弁体16aは、軸心付近が一次側に突出した半球面形状となっており、後述する耐圧検査管24の弁閉解除部27と弁体16aとの当接位置を一次側寄りに設定して、前記弁閉解除部27の突起部28の長さを抑制するようにしている。
図1に示すように、メータユニット1には、90度に屈曲したエルボ18を設けており、このエルボ18の一次側端部には、ユニオンナット19を介して減圧機能解除機構20を備えた減圧弁21を接続しており、この減圧弁21にはストレーナ22が内蔵されている。また、減圧弁21の一次側端部には、ユニオンナット19を介して止水栓23を接続している。当該メータユニット1には、配管の施工後等の耐圧検査を行うための耐圧検査管24が装着されており、以下に詳述する。
図2は、本発明における耐圧検査管の一例を示す断面図であり、図3は、図2におけるA−A線断面図である。同図に示すように、耐圧検査管24は、両端にメータユニット1との接続部25a,25bを有する円筒状の本管25と、本管流路と連通した流路口を有する円筒状の分岐部26とから成り、前記本管25の二次側接続部25bには、メータユニット1の二次側支持機構6に設けた逆止弁16の弁体16aを押圧して、これを弁開状態とする弁閉解除部27を設けている。なお、本実施形態で示す耐圧検査管24は、挟持固定式の支持機構を具備するメータユニット用であって、ネジ固定式の支持機構を具備するメータユニットに用いる場合は、本管両端の接続部に雄ネジを形成したものを採用する。
本実施形態に示す弁閉解除部27は、本管25の端部の略中央から軸方向外方に突出した突起部28と、管端内周面に支持され、通水口29aを有する基部29とから構成され、前記突起部28の当接により逆止弁16の弁体16aの中心部位を押圧して、これを弁開するよう機能する。突起部28の先端が球面を呈しているので、押圧に際して弁体16aを傷つけることがない。また、耐圧検査管24の長さ(一次側接続部25aの端面から突起部28の先端までの長さ)は、スライド部材9を介した二次側への移動によって、はじめて耐圧検査管24の弁閉解除部27がメータユニット1の逆止弁16の弁体16aに当接する長さであり、従って、水道用メータの面間寸法に対応した必要最小限の長さであり、当該耐圧検査管24のメータユニット1への装着は極めて容易に行い得る。なお、分岐部26の外周には雄ネジを形成しており、後述する分岐管30を介して、圧力計31やテストポンプ33を接続するようにしている。
ここで、本発明の耐圧検査管のメータユニットへの装着について説明する。図4は、メータユニットの支持機構による挟持固定を行う前の状態を示す断面説明図であり、図5は、図4における耐圧検査管の装着が完了した状態を示す要部拡大断面図である。図4に示すように、一次側支持機構5及び二次側支持機構6の各受け面8,14に、本管25の接続部25a,25bをそれぞれ載置して、一次側支持機構5及び二次側支持機構6の流路と耐圧検査管24の流路とを同軸上に位置させる。このとき、図4に示すように、弁閉解除部27の突起部28はメータユニット1の二次側支持機構6に設けた逆止弁16の弁体16aには当接していない。
次いで、一次側支持機構5の回転部材10を回転操作して、スライド部材9を進出させる。これにより、図5に示すように、耐圧検査管24は二次側へ移動され、弁閉解除部27の突起部28が逆止弁16の弁体16aに当接し、この突起部28による押圧によって、弁座16bに着座していた弁体16aが二次側へと離間し始め、スライド部材9の挟持面とナット部材15の挟持面とで、当該耐圧検査管24の挟持固定が完了したときには、この逆止弁16は弁開状態となっている。なお、図中5a,6aは、耐圧検査管24の端面を密封して接続するためのゴムパッキン等の弾性シール部材である。
次に、耐圧検査を開始する場合には、メータユニット1より一次側に設けた止水栓23を遮断した状態で、耐圧検査管24の本管流路と連通した流路口を有する分岐部26に、分岐管30を介して圧力計31を接続すると共に、前記分岐管30に接続したバルブ32にはテストポンプ33を接続する。前記バルブ32を操作して耐圧検査用の流路を連通し、テストポンプ33からの流体を管路内に加圧供給する。これにより、本例では水圧1MPaを付加して、この状態を約10分加圧保持した後に、0.75MPaまで減圧する。この減圧は耐圧検査管24に接続したテストポンプ33等の図示しない排出弁から行う。また、弁閉解除部27には通水口29aが形成されているので、メータユニット1より一次側に設けた止水栓23からメータユニット1の逆止弁16以降まで、配管内の圧力は同圧となる。なお、メータユニット1の逆止弁16は弁開状態となっているので、二次側も同時に減圧することができる。
減圧後、この圧力を所定時間保持し、この間における配管内圧の圧力低下有無により、耐圧検査の合否を判断する。なお、集合住宅では、1系統のメータユニットにおける配管内圧を0.75MPaに減圧し、バルブ32を閉じて圧力保持状態としたら、バルブ32からテストポンプ33を取り出し、次系統のメータユニットに接続して加圧作業を行うことにより、1台のテストポンプを用いつつ、複数系統のメータユニットの耐圧検査を並行して行うことができ、集合住宅全体における配管耐圧検査時間の短縮を図ることができる。
耐圧検査を終了する場合には、耐圧検査管24を介してメータユニット1に接続された配管から排水を行った後、一次側支持機構5の回転部材10を回転操作してスライド部材9を後退させ、耐圧検査管24を挟圧保持していた力を解除することで、メータユニット1から耐圧検査管24を取り外す。これにより、二次側へ押圧されていた逆止弁16の弁体16aが自動復帰して弁閉状態となる。なお、耐圧検査管24の継手部26に接続されている分岐管30等は、作業性を考慮して適宜取り外すとよい。
また、耐圧検査管24をメータユニット1に取り付けた状態で一次側(止水栓23側)から通水し、メータユニット1を含む配管全体を洗管してもよく、耐圧検査管24はメータの代替管として通水機能を発揮する。この場合、本実施形態における減圧弁21は減圧機能解除機構(流路強制開放機構)20を備えているので、特許文献1に見られるような減圧弁を迂回する補足管(真直管)を用いる必要がない。
ここで、メータユニット1を含む配管全体の耐圧検査は、所定の基準に基づき、1.75MPaの圧力を負荷して行う必要があるが、本実施例のように、一次側に接続された止水栓(ボールバルブ)23や、二次側配管末端に接続される水栓等の器具における弁座シール性の検査は、上記耐圧検査圧よりも低い0.75MPaにて行うなど、検査対象部位やその検査圧力を変える必要がある。これに対応するため、本実施形態に示す耐圧検査管24では、一次側接続部25aをプラグ34で閉塞可能としており、これにより、耐圧検査管24に対して二次側配管のみに0.75MPaの圧力を負荷する場合には、図1に示す状態で耐圧検査を行う一方、耐圧検査管24に対して一次側配管のみに0.75MPaの圧力を負荷する場合には、図6に示すように、耐圧検査管24を反転させ、逆止弁16と対向する側の開口端部をプラグ34で閉塞し、耐圧検査管24の突起部28をメータユニットのスライド部材9の内側に収容することにより、一次側のみの耐圧検査を行うことができる。
このように、着脱可能なプラグ34を用いて、耐圧検査管24の一方の端部を閉塞可能な構造とすることにより、耐圧検査管24に対して一次側、二次側を個別に検査できると共に、ユニット配管全体の耐圧検査や洗管作業を行う場合には、耐圧検査管24からプラグ34を外して一次側と二次側を連通させることで、直ちに対応することができる。なお、このプラグ装着構造は、本発明における弁閉解除部27を設けない形状の耐圧検査管にも適用可能である。
図7は、本発明における耐圧検査管の他例を示す要部断面図である。同図に示す弁閉解除部40は、管端内周面に支持され、通水口41aを有する基部41の中央に雌ネジ部41bを設けており、これにネジ部材42を螺着して、本管25の開口端面の略中央から軸方向に突出させている。本例ではこのネジ部材42の頂部を逆止弁16の弁体16aに当接・押圧させ、これを弁開するよう機能する。これにより、本管25の開口端面からの突出量を容易に変更できるので、あらゆる逆止弁寸法に対して容易に対応することができる。
図8は、本発明における耐圧検査管の更に他例を示す要部断面図である。同図に示す弁閉解除部50は、バネ部材51により外方へ付勢した押圧部材52を伸縮自在に設けている。図中53は、ナット部材であって、通水口54aを有する基部54の孔部54bに挿通した押圧部材52の一端にナット部材53を螺着して飛出しを防止している。これにより、設定ストローク以上に押し込もうとした場合には、押圧部材52が耐圧検査管24内に後退するので、バネ部材51の弾性によって逆止弁16の弁体16aの損傷を防ぐことができる。図9は、更に他例を示す要部断面図であり、図8に示す弁閉解除部と同様に、本例の弁閉解除部60は、バネ部材61により外方へ付勢した押圧部材62を伸縮自在に設けている。この押圧部材62はワンタッチで、通水口63aを有する基部63の孔部63bに嵌め込み可能な形状を有している。
図10は、更に他例を示した要部断面図であり、図10(a)に示すように、図中70は、ネジ固定式の支持機構を具備したメータユニットであり、二次側支持機構の接続部71に耐圧検査管72の接続部72aを螺着し装着する。耐圧検査管72の二次側端部には流路に対して垂直に挿入・引出しが可能な操作軸73を設けており、図10(b)に示すように、この操作軸73を管内へ挿入すると、操作軸73の頭部73aが二次側支持機構に設けた逆止弁74の弁体案内軸74aに当接し、これを二次側へ押圧して流路を連通させる構造である。
図11は、更に他例を示した要部断面図であり、図11(a)に示すように、図中80は、ネジ固定式の支持機構を具備したメータユニットであり、二次側支持機構の接続部81に耐圧検査管82の接続部82aを螺着し装着する。本例の場合には、二次側支持機構には流路に対して垂直に挿入・引出しが可能な操作軸83を設けており、図11(b)に示すように、この操作軸83を管内へ挿入すると、操作軸83の先端部に形成したテーパ状二股部83aが逆止弁84の弁体案内軸84aを二次側へ引張って、流路を連通させる構造である。
本発明における耐圧検査方法を適用した配管の一例を示す概略図である。 本発明における耐圧検査管の一例を示す断面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 メータユニットの支持機構による挟持固定を行う前の状態を示す断面説明図である。 図4における耐圧検査管の装着が完了した状態を示す要部拡大断面図である。 メータユニットの一次側のみを検査する状態を示す断面説明図である。 本発明における耐圧検査管の他例を示す要部断面図である。 本発明における耐圧検査管の更に他例を示す要部断面図である。 本発明における耐圧検査管の更に他例を示す要部断面図である。 本発明における耐圧検査管の更に他例を示した要部断面図である。 本発明における耐圧検査管の更に他例を示した要部断面図である。
1 メータユニット
16 逆止弁
24 耐圧検査管
25 本管
25a,25b 接続部
26 分岐部
27 弁閉解除部
28 突起部
34 プラグ

Claims (2)

  1. ベース体に進退自在に設けた一次側支持機構と逆止弁を内蔵した二次側支持機構を設け、この一次側支持機構の一次側に減圧機能解除機構を有する減圧弁と減圧弁の一次側に止水栓を配設したメータユニットであり、一方、両端に接続部を有する円筒状の耐圧検査管には、二次側端部の略中央から軸方向外方に突出した突起部を設け、更に、当該検査管の途中に設けた分岐部に分岐管を設け、この分岐管にバルブと圧力計を接続すると共に、この耐圧検査管を前記一次側支持機構と二次側支持機構との間に配置して、一次側支持機構を軸方向にスライドさせることにより前記耐圧検査管の両端を密封状態で圧着接続し、かつ、前記逆止弁の弁体を前記耐圧検査管の突起部で押圧して前記逆止弁を強制的に弁開状態に保持させ、耐圧検査をするには、前記止水栓を遮断し、かつ、前記減圧弁の減圧機能解除機構を介して減圧弁の流路を強制的に開放状態に保持させ、しかも、前記止水栓から前記逆止弁の二次側までの配管流路を閉塞した状態で、前記バルブを開放して前記分岐管に接続したテストポンプからの流体を、前記止水栓から前記逆止弁の二次側までの配管流路内に加圧供給して所定時間加圧保持した後に、前記テストポンプ等の排出弁により前記配管流路内を減圧させて減圧状態を所定時間内保持し、この所定時間内の圧力低下の有無を確認することにより配管流路内の耐圧検査を行うようにしたことを特徴とするメータユニットの配管耐圧検査方法。
  2. ベース体に一次側支持機構と逆止弁を内蔵した二次側支持機構を設け、一次側支持機構の一次側に少なくとも止水栓を配置したメータユニットであり、前記逆止弁の二次側には樹脂管を含む配管を接続すると共に、両端に接続部を有する円筒状の耐圧検査管には、二次側端部の略中央から軸方向外方に突出した突起部を設け、更に、当該検査管の途中に設けた分岐部に分岐管を設け、この分岐管にバルブと圧力計を接続すると共に、この耐圧検査管を前記一次側支持機構と二次側支持機構との間に配置して、前記耐圧検査管の両端を密封状態で接続し、かつ、前記逆止弁の弁体を前記耐圧検査管の突起部で押圧して前記逆止弁を強制的に全開状態に保持させ、耐圧検査をするには、前記止水栓を遮断し、この止水栓から前記逆止弁の二次側までの前記樹脂管を含む配管流路を閉塞した状態で、前記バルブを開放して前記分岐管に接続したテストポンプからの流体を前記止水栓から前記逆止弁の二次側までの前記樹脂管を含む配管流路内に加圧供給して、所定時間加圧保持した後に、前記テストポンプ等の排出弁により前記樹脂管を含む配管流路内を減圧して、この減圧状態を所定時間保持することにより樹脂管の管径を安定させ、前記所定時間内の圧力低下の有無を確認することにより、樹脂管を含む配管流路内の耐圧検査を行うようにしたことを特徴とするメータユニットの配管耐圧検査方法。
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