JP5330033B2 - 樹脂製給水ラインの漏水検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、集合住宅等の建築物において樹脂製の給水ラインの漏れを検査する漏水検査方法に関し、特に、給水ラインとして架橋ポリエチレン管やポリブテン管等の樹脂管が使用された樹脂製給水ラインの漏水検査方法に関する。
従来より、例えば、集合住宅等において、配管施工後には戸別に給水配管や給湯配管から成る給水ラインの漏水検査がおこなわれる。この漏水検査は、メータユニットからライン末端の水栓等の需要機器までなどの給水ライン内で実施され、この漏水検査により、接続不良等に基づく給水ラインの漏水の有無が検査される。この場合、近年では、耐食性、耐震性、施工性などの観点から、給水ラインの配管として樹脂管がいられることが多くなっている。樹脂管により構成された給水ラインを漏水検査する場合、樹脂管が柔軟であることから、管内に高圧を加えた後の時間経過に伴い、クリープ現象によって管が膨らむことで管内体積が膨張し、その結果、封入した圧力が低下する現象が発生する。この現象により、管内に発生した圧力低下が漏れか管の膨張によるものかの区別がつき難くなることがある。
また、樹脂管には、接合部分にゴム製Oリングをシール材として用いた、いわゆる、ワンタッチ継手と呼ばれるものがある。この樹脂管に短時間で高圧を加えると、パイプ外面に傷がある場合でOリングによるセルフシール機能が作用して漏れが止まることがある。
これらを回避するため、例えば、特許文献1の配管の漏れ検査方法がある。同文献1には、樹脂管からなる配管に、加圧装置(ポンプ)によって検査圧力0.3MPa程度の空圧や水圧を注入し、この空圧や水圧の注入後に配管の検査部分の変形を一定にするために約5分間待機させた後に、10分間程度に亘って管内の圧力変化を測定して漏れの有無を判定する漏れ検査方法が開示されている。このように、樹脂管を漏水検査する場合、比較的低い圧力を加えて検査することが一般的になっている。
特開2007−278730号公報
しかしながら、特許文献1の配管の漏れ検査方法では、以下の課題を有している。即ち、この漏れ検査方法では、配管内に空圧や水圧を供給するための検査用のポンプが別途必要になって設備が複雑化していた。また、この場合、検査用の流体として水を別途準備する必要があるため水の運搬にも労力を要し、作業場を水で濡らさないようにするために現場の養生が必要になることもあった。
また、この漏れ検査方法は、漏れ検査の開始から検査用ポンプで低圧流体を管内に送るようにしているために、管内に流体を充満させて判定するまでに長時間を要していた。しかも、水温や管の温度が変化することによる管内圧力の変化や、長時間の検査に伴う管のクリープ変形により圧力低下が生じることがあり、正確な漏れ検査を実施できなくなることがあった。更に、最終的な漏れの確認は、目視による検査に頼らざるを得ず、このとき、給水器具が取付けられているため、管の継手部分が壁面の内側になって目視ができなくなっていた。
また、実際の配管には、逆流防止用としてメータユニットの下流側に逆止弁、給湯器の上流側にチャッキ弁がそれぞれ接続されているため、検査中にこの逆止弁やチャッキ弁の二次側で漏れが発生した場合であっても、二次側の管内圧力が、逆止弁やチャッキ弁の弁開状態となる圧力(作圧)よりも上回った状態であれば弁閉状態が維持されてしまい、流路が分断されて逆止弁やチャッキ弁の一次側では漏れを検出することができなくなっていた。
また、検査前の充水時には、末端水栓を開閉してライン内の残留空気を排出した後にこの末端水栓を閉止するが、その際に生じる水撃圧力が逆止弁やチャッキ弁と末端水栓との間に封入されることがある。この場合、上記と同様に、逆止弁やチャッキ弁の弁閉状態が維持されてしまい、漏れを検出することができなかった。
本発明は、上記した実情に鑑み、鋭意検討の結果開発に至ったものであり、その目的とするところは、全体を簡素化しつつ、検査時の給水ライン内の圧力変動を防いで短時間で正確に漏水検査を実施可能な樹脂製給水ラインの漏水検査方法とを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、配管施工後の樹脂製給水ラインの漏水検査方法であって、前記給水ラインには、一次側支受機構と逆止弁を有する二次側支受機構との間に水道メータを取付けるメータユニットを接続し、このメータユニットの水道メータ取付位置に、本管部と当該本管部の途中に略垂直方向に分岐した分岐部を有するメータ代用管を接合し、この分岐部の圧力測定口は、通常時は塞がれた状態にあり、かつ前記分岐部の分岐位置にTポートのボールを有する三方弁を内蔵し、前記メータ代用管の二次側端部に設けた弁閉解除部である突起部で前記逆止弁の弁体を押圧して連通状態に開放させ、さらに、前記逆止弁の二次側の給水ラインの末端に設けた給湯器や需要機器の一次側には、ボール弁体付きのチャッキ弁を設け、このチャッキ弁は、通常時は閉止状態で、かつボール弁体を半開状態にすると、ボール弁体のボール球面がチャッキ弁の逆止弁部を弁開状態に押圧してチャッキ弁の一次側と二次側を連通状態にする構成であり、給水ラインの漏水を検査するには、前記三方弁を回動させて前記本管部の一次側と二次側並びに分岐部とを連通した状態で前記給水ラインに水道水圧を供給して充水して所定期間充水状態を保持させ、その後、前記分岐部の圧力測定口に圧力測定装置を接合し、かつ前記三方弁を回動させて前記メータ代用管の一次側の給水圧力を遮断し、かつ前記メータ代用管の二次側からの給水ラインと前記分岐部を連通させると共に、前記チャッキ弁のボール弁体を半開状態にしてチャッキ弁の一次側と二次側を連通した状態において給湯器や需要機器の末端側までの圧力測定を前記圧力測定装置で行って給水ラインの漏水の有無を検査するようにしたことを特徴とする樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。
請求項2に係る発明は、前記圧力測定装置は、圧力センサと圧力記録計とからなる装置であって、数mmAq〜数十mmAqの圧力を検出可能である請求項1に記載の樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。
請求項3に係る発明は、前記メータユニットは、両側に保持部を立設したベース体と、各保持部に一次側支受機構と逆止弁を有する二次側支受機構を備えており、この一次側支受機構と二次側支受機構との間に水道用メータ又はメータ代用管を圧着固定する構造である請求項1に記載の樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。
発明によると、逆止弁の一次側と二次側とを連通できるため、漏水検査中に逆止弁の二次側で漏水が発生した場合に流路が分断されることがない。また、検査前の充水時においてライン内の残留空気を排出した場合にも、水撃圧力が逆止弁と末端水栓との間に封入されることがない。このため、検査時の給水ライン内の圧力変動を防いで短時間で正確に漏水検査を実施可能な樹脂製給水ラインの漏水検査方法を提供できる。
しかも、極僅かな圧力の変化から大きな圧力の変化までを測定でき、給水ライン内の圧力を正確に測定して漏水検査を実施することができる。
さらに、チャッキ弁により給水ラインの全体を連通状態に確保できるため、水撃圧力等による圧力変動の発生が防がれて安定した状態で正確に漏水検査できる樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。
また、試験流体や加圧装置を必要としないため全体を簡素化しつつ、検査用のメータ代用管を装着して、このメータ代用管を用いて短時間で簡単且つ正確に漏水検査を実施できる樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。この場合、漏水検査中に逆止弁の二次側で漏水が発生した場合に流路が分断されることがなく、また、検査前の充水時においても水撃圧力が逆止弁と末端水栓との間に封入されることがないため、検査時において給水ライン内の圧力変動が防がれて安定した状態で漏水検査を行える。
しかも、漏水検査時には、給水配管と給湯配管とからなる給水ライン全体と、給湯器や需要機器とを連通し、給水ライン内の圧力変動を防ぎつつ正確に圧力を測定でき、一方、通常時には、水道メータ側への逆流を防ぐようにした樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。
また、メータ代用管を水道メータ取付け位置に接続したときに、自動的に逆止弁を解除して給水ライン全体の流路を連通状態に確保した状態で正確に漏水検査できる。また、充水時の給水ライン内の圧力を直接測定でき、しかも、測定時にメータ代用管よりも一次側の圧力の影響を受けることなく圧力測定を行ない得る樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。
さらには、支受機構を利用してメータ代用管を簡単に接続することができ、しかも、メータ代用管を漏水の無い状態で接続して正確に圧力を検出できる樹脂製給水ラインの漏水検査方法である。
本発明における樹脂給水管の漏水検査システムの一例を示した概略模式図である 本発明における樹脂給水管の漏水検査システムの要部を示した断面図である。 メータ代用管と圧力センサとを示した断面図である。 図3のメータ代用管の流路を切換えた状態を示す断面図である。 圧力センサを示した一部切欠き拡大断面図である。 ボール弁体付きチャッキ弁を示した一部切欠き縦断面図である 図6のボール弁体付きチャッキ弁のボール弁体が半開した状態を示す横断面図である。 配管敷設時における給水ラインの状態を示した概略模式図である。
以下に、本発明における樹脂製給水ラインの漏水検査システムと漏水検査方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1において、本発明の漏水検査システムは、配管施工後における樹脂製給水ライン1の漏れを検査するものである。給水ライン1は、例えば、集合住宅等において、図示しない給水本管からメータユニット2を介して戸別に分岐された配管であり、実線で示した給水配管1aと一点鎖線で示した給湯配管1bとを有している。この給水ライン1には、メータユニット2の二次側に、洗面、台所、ユニットバス、トイレ用水栓器具、洗濯機等の需要機器3が接続されている。また、給湯器3aは、給湯配管1bに接続され、給水ライン1の水を温水にして台所やユニットバスなどの需要機器3に給湯できるようになっており、また、給湯状態に無い場合でも給水配管1aから給湯器3aに水を流してライン全体を充水できるようになっている。また、給水ライン1において、メータユニット2よりも一次側には、後述する一次側筒状部材15のエルボ15aを介して減圧弁6と止水栓7とが接続されている。
図2のメータユニット2は、給水ライン1への図示しない水道メータ取付け用として、例えば、図示しないパイプシャフトと呼ばれる収納スペースの水道メータ取付け位置に備えられている。このメータユニット2は、両側に保持部10、10が立設されたダクタイル鋳鉄製等のベース体11と、各保持部10、10に設けられた一次側支受機構12と、二次側支受機構13とを備えている。
メータユニット2において、一次側支受機構12は、保持部10と、一次側筒状部材15と、スライド部材16と、回転部材17とを有している。保持部10には、一次側筒状部材15が固着され、この一次側筒状部材15にスライド部材16が内挿されている。スライド部材16には、図示しない水道用メータの一次側接続端部を支受けする円弧状の受け面16aが突設形成され、外周側に螺着された回転部材17を回動させたときにスライド方向に進退自在になっている。更に、受け面16aの最下部には、スライド部材16の進退方向に延びる案内溝16bが形成され、この案内溝16bに、ベース体11の上面側に突設形成されたピン11aが係合されている。これにより、スライド部材16は、回転が防止されながら、回転部材17の回転によりスライドする。
一方、二次側支受機構13は、保持部10と、二次側筒状部材19と、ナット部材20とを有している。保持部10には、二次側筒状部材19が固着され、この二次側筒状部材19の外周側にナット部材20が螺着されている。ナット部材20には、水道用メータの二次側接続端部を支受けする円弧状の受け面20aが突設形成されている。また、二次側支受機構13の内部には、逆止弁21が収納され、更に、この逆止弁21よりも二次側の給湯器3aの一次側には、後述する解除機構52を有するボール弁体付きチャッキ弁22が設けられている。
逆止弁21は、内部に弁体23とスプリング24とを有している。弁体23は、スプリング24の弾発力により通常時には一次側の環状弁座25側に付勢されて弁閉状態になっている。このため、一次側の圧力が負圧になった場合でも、この逆止弁21により二次側の水が逆流することが防がれる。弁体23は、軸心付近が一次側に膨出した略半球状になっている。
また、一次、二次側支受機構12、13の間には、バルブ付きメータ代用管26が接合可能となっており、更に、このメータ代用管26には、弁閉解除部27と圧力測定装置28とが配設されている。そして、漏水検査システムは、メータユニット2の水道用メータ取付け位置に取付けられたメータ代用管26と、弁閉解除部27と、圧力測定装置28とから成っている。
図2〜図4に示すように、メータ代用管26は、流路の方向に形成された本管部32と、この本管部32から略垂直方向に分岐された分岐部33とを有している。本管部32は、一次側管部32aと二次側管部32bとを有し、各管部32a、32bにはメータユニット2と接続するための接続部(雄ねじ)31、31が設けられている。また、分岐部33は、圧力を測定するために形成されている。一方、弁閉解除部27は、本管部32の二次側管部32b側に設けられ、本管部32の側部の略中央から軸方向に突出した突起構造を有する突起部であり、この突起部27が逆止弁21の弁体23を押圧することで、この逆止弁21を開放状態に解除するようになっている。
また、メータ代用管26内には、Tポート34を有するボール35を備えたバルブ(三方弁)36が設けられている。ボール35は、一対のボールシート37、37を介して三方弁36の内部に装着され、図示しない外部のハンドルにより操作可能に設けられている。三方弁36は、給水ライン1内に充水する時にボール35を回転して本管部32における一次側管部32aと二次側管部32bとが連通した全開にし、更に、充水後に給水ライン1内の圧力を測定する時に一次側を遮断して、二次側と分岐部33に設けた圧力の取出し口である圧力測定口38とを連通するようになっている。
また、分岐部33の内部には、スプリング部材39を介してニードル部材40が装着されている。ニードル部材40は、通常時においては、スプリング部材39の弾発力と、メータ代用管26内に充水された水の圧力により図において上方に付勢し、このスプリング部材39に装着されたOリング41が分岐部33内部のシール弁座42に密接シールしている。このため、通常時には圧力測定口38は塞がれた状態にある。
なお、本実施形態のメータ代用管26は、上述したように、水道メータ取付位置に圧着固定式の支受機構12、13を具備するメータユニット2に取付けられているが、図示しないネジ固着式のメータユニットにも雄ねじ31を螺着して取付け可能となっている
圧力測定装置28は、圧力センサ45と圧力記録計46とからなり、メータ代用管26に接合されて圧力を高精度に検出可能になっている。この圧力測定装置28は、例えば、数mmAq〜数十mmAqの圧力を検出できるようになっている。
図5において、圧力センサ45は、センサ本体47とアダプタ部48とを有している。センサ本体47は、水圧を検知する受圧部49を有し、この受圧部49は、数mmAq〜数十mmAqの圧力を高感度に検出可能になっている。センサ本体47は、螺着によりアダプタ部48に一体に接合され、アダプタ部48は、袋ナット50を介して分岐部33に一体に取り付けられる。
圧力センサ45を分岐部33に取付けた場合、アダプタ部48の先端側がニードル部材40を押圧してこのニードル部材40がスプリング部材39の弾発力に抗して下方側に移動し、Oリング41がシール弁座42から離間して、圧力測定口38と受圧部49とが連通する。これにより、圧力センサ45の内部に水が充満し、空気が残存しない状態で圧力測定口38に取付けられる。
圧力記録計46は、圧力センサ45に接続され、圧力センサ45が検知した圧力変動値を記録する。
一方、図6、7に示したチャッキ弁22は、バルブ本体51と、開閉用のボール弁体52と、逆止弁部53と、ばね54とを有し、また、このうちのボール弁体52から成る解除機構を有している。この解除機構52は、チャッキ弁22の一次側と二次側とを連通状態に解除できるようになっている。
チャッキ弁22のバルブ本体51は、ボデー51aとキャップ51bとから成り、このボデー51aとキャップ51bとの螺合により一体化される。キャップ51bの内周側には、前記した逆止弁部53とばね54に加えて、ガイドリング57と、バックアップリング58とが装着される。逆止弁部53は、略傘状の弁体部53aと、軸部53bとを有し、この弁体部53aとガイドリング57に形成された段状部57aとの間にばね54が装着され、また、軸部53bがガイドリング57に形成されたガイド孔57bに挿入された状態で装着される。逆止弁部53とガイドリング57とは、この状態でバックアップリング58の内側に装着され、このバックアップリング58に形成された装着筒58aがキャップ51bの内周側の嵌着穴51cに嵌着されてキャップ51bに固定される。
この構造により、逆止弁部53は、通常時において、図6に示すようにばね54の弾発力でバックアップリング58の弁座面58b方向に移動し、弁体部53aに装着されたOリング59が弁座面58bに密接シールするようになっている。
また、バックアップリング58の先方側とボデー51a内には、一対のボールシート60、60が装着され、このボールシート60、60の間にボール弁体52が配設される。ボール弁体52は、ボデー51aとキャップ51bとを一体化したときに、ボールシート60、60の間に挟持された状態でバルブ本体51内に配設される。また、このボール弁体52の上部側にはステム62が取付けられ、このステム62に取付けたハンドル64を操作することによりボール弁体52が回動自在になっている。
チャッキ弁22は、図7に示すように、解除機構52を半開状態、例えば、約45度に回転操作したときにこのボール弁体52のボール球面52aが逆止弁部53に接触する。そして、この解除機構52により、逆止弁部53がばね54の弾発力に抗して弁開方向に押圧されることでチャッキ弁22の一次側と二次側とが連通状態に解除される。
このとき、ボール弁体61が中間開度であることにより、チャッキ弁22の一次側と二次側とが常に同圧に維持される。
一方、ボール弁体52を全開状態に回転したときには、ボール球面52aが逆止弁部53から離れ、この逆止弁部53がばね54により正常に逆止め作動するようになっている。
図2において、減圧弁6は、ユニオンナット65によりエルボ15aに接続され、また、この減圧弁6内にはストレーナ66が内蔵されている。
また、止水栓7は、ユニオンナット67を介して減圧弁6よりも一次側に接続され、この止水栓7により、メータユニット2側への給水を停止できるようになっている。
続いて、上述した漏水検査システムにおける漏水検査方法を述べる。
ここで、給水ライン1を漏水検査する工程には、配管敷設時(建築途中工程)における漏れ検査と、需要機器の接続後(最終検査工程)における漏水検査とに大別され、他の発明における漏水検査システムの漏水検査方法は、最終検査工程の検査に相当し、配管施工後における給水ライン1の漏れを検査するためのものである。説明上、先ず、建築途中工程における漏れ検査を述べた後に、最終検査工程の漏水検査方法を説明する。
建設途中工程の漏れ検査は、図8の配管敷設時において、隠蔽する配管の施工を行なった後に、給水ライン1の需要機器3が接続される末端部分をプラグ70止めにより封水又は空気を封入し、また、給水配管1a、給湯配管1bの給湯器3aに接続する部分を短絡管71により短絡した状態で行う。本例では、建築途中工程の漏れ検査は、空気の封入によって実施するものとする。この場合、水を準備する必要がなく、簡単に漏れ検査を実施できる。この漏れ検査は、一般的に用いられる検査方法でよいため、その詳細を省略する。
建設途中工程の漏れ検査で配管に異常の無いことが確認されたら、給水ライン1内の圧力を維持したまま壁や天井等の内装工事を実施する。内装工事は、事故等による漏水の無いように監視しながら進めるようにし、工事の完了まで給水ライン1内の圧力が保持されていたことを確認した上で、前記のプラグ70や短絡管71を取り外し、給水ライン1の末端に洗面台の水栓等の需要機器3や給湯器3aを接続する。
需要機器3、給湯器3aの接続後には、図1の状態となり、この給水ライン1の状態において最終検査工程の漏水検査を実施する。すなわち、最終検査工程の漏水検査は、樹脂管用ワンタッチ継手等を用いた、需要機器3、給湯器3aの接続部位における漏水を検査するものである。
最終検査工程の漏水検査の実施の際には、図1において、先ず、給水ライン1の水道メータ取付位置にメータ代用管26を接続する。この接続時には、メータ代用管26の本管部32の両接続部31、31を、一、二次側支受機構12、13の各受け面16a、20aに載置し、この一、二次側支受機構12、13とメータ代用管本管部32とを同軸上に配置させる。このとき、弁閉解除部27は逆止弁21の弁体23から離間した状態になっている。
この状態から一次側支受機構12の回転部材17を回転させ、スライド部材16をメータ代用管26側に進出させる。これにより、スライド部材16がメータ代用管26を押圧して、このメータ代用管26が二次側に移動して突起部27が弁体23を押圧する。この押圧により、弁体23が開放状態に解除され、回転部材17の締付け後に一、二次側支受機構12、13内の流路とメータ代用管26内の流路とが連通する。この連通により、圧力センサ45による圧力測定時には弁体23の二次側の圧力変化も検知され、給水ライン1の全体に渡って数mmAq〜数十mmAq程度の極微量の圧力変化を検知することが可能となる。
一方において、図7に示すように、給湯器3aの一次側に設けられたチャッキ弁22のボール弁体52を回転操作して開放状態に解除する。このようにして逆止弁部53を開放することにより、給水ライン1と給湯器3aとが連通し、この給湯器3aも含めた漏れの検知が可能になる。
このとき、上記のように突起部27により逆止弁21の弁体23も解除されているため、給水ライン1内に残留する空気を抜くためのこの充水工程で、需要機器3を開閉する際に発生する水撃圧力が逆止弁21の二次側に封入されることが無い。
次いで、図3の状態に三方弁36のボール35を操作して、給水ライン1に公共水道管や集合住宅等の建築物に予め備わっている図示しない水道管から水道水圧を供給して充水する。この充水は、検査用のポンプを使用することなく0.2〜0.3MPa程度の給水圧力によって行ない、給水ライン1内、及び需要機器3、給湯器3aの内部にエアが残留しないように十分に空気抜きを行ないながら通水・排水する。その際、本実施形態のように減圧弁6を設置した場合にも、この減圧弁6を通じて上記の給水圧力で充水するようにする。
充水後には、所定期間、この充水状態を保持させる。本実施形態では、止水栓7と三方弁36とを開状態のままで最低1日間程度放置し、給水ラインを構成する管のクリープ変形や、管及び流体(水)の温度を安定化させ、給水や温度変化によって発生させた気泡を最小化させる。マンション等の集合住宅の場合、1フロアごとに漏水検査を実施するようにし、検査時には、同じフロアの住戸も同様に充水して準備する。
所定期間経過後、圧力センサ45をメータ代用管26に接続する。圧力センサ45を接続する際には、上述したように受圧部49を水で満たし、エアを巻き込まないように水と一緒にエアを排出しながら、袋ナット50をメータ代用管26に螺着して接続する。続いて、圧力センサ45の図示しない信号線を圧力記録計46に接続する。以上により、圧力センサ45と圧力記録計46とからなる圧力測定装置28がメータ代用管26に接合される。
なお、メータ代用管26は、圧力センサ45を取付けた状態で前述した建築途中工程の空気による漏れ検査を実施することもできる。この場合、漏れ検査の実施前にメータユニット2を給水ライン1に取付け、このメータユニット2に、最終検査工程の場合と同様にメータ代用管26を接合した状態にする。
また、メータ代用管26と圧力センサ45とは袋ナット50による接続以外にも、例えば、ワンタッチで着脱可能な継手構造によって接続することも可能である。この場合には、メータ代用管と圧力センサとの着脱が簡単になり、漏水検査の準備にかかる時間を短くできる。
次に、図4の状態に三方弁36のボール35を弁閉状態に操作してこの三方弁36を介してメータ代用管26の一次側の給水圧力を遮断し、かつ、メータ代用管26の二次側の給水ライン1を分岐部33に連通して所定時間の圧力信号の測定を実施する。これにより、減圧弁6側からの圧力供給の影響を受けること無く圧力信号を記録することが可能になる。本実施形態では、圧力信号の測定時間を10分間としている。このとき、水滴1滴程度の漏れであっても、この漏れが圧力測定装置28により給水ライン1内の数mmAqの圧力降下として検出されて記録される。そして、圧力降下が観察されなかった場合には、給水ライン1の「漏れ無し」として判定し、合格とする。一方、検査対象とする給水ライン1配管の体積と許容漏れ量から事前に設定した許容圧力降下量に対して、測定した圧力降下が大きい場合には、「漏れ有り」として判定する。
圧力測定による漏水検査を終了する場合には、メータ代用管26を介して給水ライン1から排水した後に、メータユニット2からメータ代用管26を取り外す。メータ代用管26は、回転部材17を装着時と逆方向に回転させてスライド部材16を後退させることで容易に取り外しできる。このとき、弁体23がスプリング24の弾発力により自動復帰することで、逆止弁21は通常の逆止め作動の状態に戻る。
一方、給湯器3a側においては、ボール弁体52を全開状態まで回転操作することにより、逆止弁部53がばね54の弾発力により自動復帰して、チャッキ弁22が通常の逆止め作動の状態に戻るようになっている。
次に、本発明の樹脂製給水ラインの漏水検査システムと漏水検査方法の上記実施形態における作用を説明する。
本発明の漏水検査システムは、バルブ付きメータ代用管26を水道メータ取付け位置であるメータユニット2に接合し、メータ代用管26に圧力測定装置28を設けているので、給水ライン1を通して水道水圧を供給して圧力測定できる。このため、検査用ポンプを別に準備することなく、また、検査用の水や検査時の養生等も不要になることで、簡略化した設備により1戸当たりの検査時間を短縮しながら漏水検査を実施できる。
しかも、上記のように水道水圧を供給していることで、圧力測定前に予め各戸にメータ代用管26を接合した上で、給水ライン1に充水してエア抜きなどの準備を行なえる。これにより、1セットの圧力測定装置28を用いてマンション等の同一フロア内の各戸を順次検査して短時間で1フロアの検査を終えることが可能になる。
圧力測定時には、所定時間が経過して安定した状態にある給水ライン1内の圧力をメータ代用管26によって圧力センサ45側に切換えるようにしていることで、圧力センサ45によって正確な圧力を測定できる。そして、圧力は、10分程度の短時間で測定できるため、気温や水温の半径に伴う圧力変化が発生し難く、また、低圧の供給圧力により検査するため給水ライン1を構成する樹脂管のクリープ変形の影響を受けることなく正確に漏水検査を実施できる。
また、メータ代用管26に弁閉解除部27、給湯器3aの一次側にチャッキ弁22を設けているので、給水配管1aと給湯配管1bとを開放して給水ライン1全体を連通状態に確保でき、給水ライン1の流路が分断されたり、検査前の充水時の水撃圧力が給水ライン1内に封入されたりすることが防がれる。これにより、一度の測定によって給水ライン1全体の正確な漏れ検査を実施できる。
次に、本発明における樹脂製給水ラインの漏水検査システムとその漏水検査方法における実施例を説明する。
上述した樹脂製給水ラインの漏水検査方法において、許容圧力降下量の判定の一例として以下のように設定した。
漏水検査対象は、次の条件とした。
検査対象の給水ラインの体積:
給水側元配管 呼び径16A 長さ3mの場合、0.8×0.8×π×300≒603cc
水栓側給水管 呼び径13A 長さ30mの場合、0.65×0.65×π×3000≒3980cc
給湯側元配管 呼び径16A 長さ3mの場合、0.8×0.8×π×300≒603cc
水栓側給湯管 呼び径13A 長さ20mの場合、0.65×0.65×π×2000≒2653cc
バス用混合栓の容積:200cc
給湯器の容積:500cc
また、圧力測定装置として、株式会社ハジメの「ビックリくん2 HWR−501(又は、ビックリくん3 HWR−701)」を用いた。
以上の条件下において、単水栓などの需要機器の体積は、簡素化のために上記の配管容積に含まれるとみなし、検査対象の配管の総容積は、603+3980+603+2653+200+500=8539ccとなる。
また、漏れ量を直径2mmの水滴まで許容すると、この2mm水滴の体積kはπ×0.13×4/3=0.0042ccとなる。
そして、20℃1気圧における水の体積弾性率を2.06×109Pa、配管が剛性であると仮定すると、
1/k=1/V・dv/dpより、
dp=0.0042/8539・2.06×109Pa
=0.00101MPa
〜10cmAq
つまり、この条件下においては、10cmAq以上の圧力低下が見られた場合には不合格、それ以下の場合には合格と判定する。このとき、「10cmAq以上の圧力低下」は、あくまでも合否の判定基準の一例であり、この数値に拘ることはない。例えば、上記条件下においては、判定基準を6cmAq以上とすることがよく、この場合、より厳しい判定基準となる。
1 給水ライン
2 メータユニット
3 需要機器
3a 給湯器
12 一次側支受機構
13 二次側支受機構
21 逆止弁
22 チャッキ弁
26 メータ代用管
27 突起部(弁閉解除部)
28 圧力測定装置
34 Tポート
36 三方弁
38 圧力測定口
52 ボール弁体(解除機構)
52a ボール球面
53 逆止弁部

Claims (3)

  1. 配管施工後の樹脂製給水ラインの漏水検査方法であって、前記給水ラインには、一次側支受機構と逆止弁を有する二次側支受機構との間に水道メータを取付けるメータユニットを接続し、このメータユニットの水道メータ取付位置に、本管部と当該本管部の途中に略垂直方向に分岐した分岐部を有するメータ代用管を接合し、この分岐部の圧力測定口は、通常時は塞がれた状態にあり、かつ前記分岐部の分岐位置にTポートのボールを有する三方弁を内蔵し、前記メータ代用管の二次側端部に設けた弁閉解除部である突起部で前記逆止弁の弁体を押圧して連通状態に開放させ、さらに、前記逆止弁の二次側の給水ラインの末端に設けた給湯器や需要機器の一次側には、ボール弁体付きのチャッキ弁を設け、このチャッキ弁は、通常時は閉止状態で、かつボール弁体を半開状態にすると、ボール弁体のボール球面がチャッキ弁の逆止弁部を弁開状態に押圧してチャッキ弁の一次側と二次側を連通状態にする構成であり、給水ラインの漏水を検査するには、前記三方弁を回動させて前記本管部の一次側と二次側並びに分岐部とを連通した状態で前記給水ラインに水道水圧を供給して充水して所定期間充水状態を保持させ、その後、前記分岐部の圧力測定口に圧力測定装置を接合し、かつ前記三方弁を回動させて前記メータ代用管の一次側の給水圧力を遮断し、かつ前記メータ代用管の二次側からの給水ラインと前記分岐部を連通させると共に、前記チャッキ弁のボール弁体を半開状態にしてチャッキ弁の一次側と二次側を連通した状態において給湯器や需要機器の末端側までの圧力測定を前記圧力測定装置で行って給水ラインの漏水の有無を検査するようにしたことを特徴とする樹脂製給水ラインの漏水検査方法
  2. 前記圧力測定装置は、圧力センサと圧力記録計とからなる装置であって、数mmAq〜数十mmAqの圧力を検出可能である請求項1に記載の樹脂製給水ラインの漏水検査方法
  3. 前記メータユニットは、両側に保持部を立設したベース体と、各保持部に一次側支受機構と逆止弁を有する二次側支受機構を備えており、この一次側支受機構と二次側支受機構との間に水道用メータ又はメータ代用管を圧着固定する構造である請求項1に記載の樹脂製給水ラインの漏水検査方法
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