JP3758337B2 - 円筒状被検査体の気密検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,円筒状被検査体と気密検査装置との間に,気密状態のリーク検査室を形成し,上記リーク検査室をシールするシール材に対して,検査時におけるガスの圧力がかからないように構成された,迅速で高精度の気密検査装置に関する。
【0002】
【従来技術】
円筒状被検査体の気密検査装置としては,例えば,図9に示すごとく,気密検査装置9と円筒状被検査体7との間に,一対のシール材931,932によって挟み込まれた気密状態のリーク検査室94を形成し,該リーク検査室94に流体を圧入し,上記リーク検査室94に給水管910を介して連通したリークテスタ(図示略)を用いて,円筒状被検査体7の気密検査を行うものがある(特開昭57−13333号)。
【0003】
上記リーク検査室94は,シール部93として,上記シール材931,932の他に,シール材933,934を有する。該シール材933,934は,それぞれ上記シール材931と932の外側に設けられたもので,2重シール構造を形成している。すなわち,上記シール材931と,その外側に配設されたシール材933は,そのいずれか一枚で上記リーク検査室94の気密性を確保すればよく,残った一枚は予備的な機能を有する。上記シール材932と,その外側に配設されるシール材934についても,同様である。
【0004】
上記気密検査装置9においては,上記リーク検査室94は,一対のシール材931,932によって挟み込まれた空間である。そして,該リーク検査室94には,検査時に流体を圧入する。
このとき,上記円筒状被検査体7が損傷等により微細孔傷等を有し,気密状態が保持できていない場合には,上記リーク検査室94内の圧力が低下する。そこで,これをリークテスタにより検出して気密不良と判定する。
【0005】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来の気密検査装置9においては,流体のテスト圧が上記シール材931,932にかかり,これらが上記流体のテスト圧によって変形することがある。
その結果,上記リーク検査室94内の圧力変化を引き起こす。そして,上記シール材931,932の変形量は常に一定にはならない。そのため,上記検査にあたって,予めその変形に伴う圧力変化分を考慮できない。
【0006】
それ故,上記シール材931,932の変形によって生じる圧力変化と,気密不良による圧力変化とを区別することができない。そのため,円筒状被検査体7に気密不良がない場合でも,上記リ−クテスタ913は上記シール材931,932の変形に伴う圧力変化を感知して,誤動作する。そのため,検査精度が低いという問題がある。
【0007】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,迅速,かつ高精度の気密検査を行うことができる円筒状被検査体の気密検査装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】
請求項1の発明は、円筒状被検査体の内部ヘガスを圧入するための加圧口を有する第1ブロックと、上記円筒状被検査体の被検査部を挿入配置するリーク検査室及び上記円筒状被検査体の外周面をシールするシール部とを有する第2ブロックと、上記リーク検査室に連通したリークテスタとを有してなる円筒状被検査体の気密検査装置であって、
上記第1ブロックは、上記第2ブロックの開口部に設けたシール部を押圧する押圧部を有し、
一方上記第2ブロックにおける上記シール部は、上記リーク検査室側に設けた環状のシール材である第1シール材と、上記第1ブロックの押圧部側に設けた環状のシール材である第2シール材と、両第1及び第2シール材の間に配設したスペーサとからなり,
また、上記スペーサは上記第1シール材に接する上段の段部と、上記第2シール材に接する下段の段部とを有し、
また上記第2ブロックは、上記押圧時に第1の間隙をつぶして上記スペーサの上階段面と接する当接面を有し、また上記スペーサは、上記押圧時に第2の間隙をつぶして上記第1ブロックの上記押圧部の当接面と当接する下階段面を有しており、
気密検査の際には、上記第1ブロックの押圧部によって、上記第2ブロックの第2シール材が押圧されたとき、上記第1の間隙をつぶした分だけ上記第1シール材が圧縮され、一方、上記第2の間隙をつぶした分だけ上記第2シール材が圧縮され、上記第1シール材及び第2シール材が、上記円筒状被検査体の外周面にそれぞれ密接するよう構成したことを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置である。
【0009】
本発明において最も注目すべきことは,第2ブロックにおけるシール部は,リーク検査室側に設けた第1シール材と,押圧部側に設けた第2シール材とからなり,気密検査の際に,上記第1シール材及び第2シール材が,円筒状被検査体の外周面にそれぞれ密接することにある。
【0010】
次に,本発明の作用につき説明する。
本発明においては,気密検査の際に,上記第1ブロックの加圧口より高圧のガスを円筒状被検査体の内部に圧入する。このとき,上記円筒状被検査体にピンホール,割れ等の微細孔傷による気密不良があると,上記ガスがリーク検査室側へ漏れ出る。そのため,上記リーク検査室内の圧力が高くなる。そこで,この圧力変化をリークテスタにより検出して,上記気密不良,及びその大きさを検出する。
【0011】
そして,上記気密検査にあたっては,上記リーク検査室を気密化しなければならない。そのため,まず,上記第1ブロックの加圧口に対して,円筒状被検査体の開口側を対向配置する。次いで,上記第1ブロックにより,上記円筒状被検査体の被検査部を,上記第2ブロックのリーク検査室に挿入する。そして,上記第2ブロックのシール部に対して,第1ブロックの押圧部を押圧する。
【0012】
これに伴い,第2シール材が押圧されると共に,スペーサを介して第1シール材も押圧され,両シール材は円筒状被検査体の外周面に密接する。そのため,上記第1シール材よりも押圧部側に設けた第2シール材によって,上記円筒状被検査体と上記第1ブロックとの間が気密化される。一方,上記第1シール材によって,上記円筒状被検査体と上記第2ブロックとの間に形成される上記リーク検査室が気密化される。
そのため,上記検査用ガスが,第1シール材の方向へ流入することがない。それ故,上記第1シール材に対して,上記ガスのテスト圧が影響することはなく,上記リーク検査室の圧力も変動しない。
【0013】
なお,上記円筒状被検査体に気密不良がある場合には,上記ガスは上記円筒状被検査体の気密不良部分から上記リーク検査室内に入る。しかし,上記のごとく,他からは上記リーク検査室内に上記ガスが流入することはない。
それ故,上記第1シール材に上記検査用ガスのテスト圧がかかり,上記第1シール材が変形することによって生じる圧力変化はなく,精度が高い気密検査を行うことができる。
【0014】
また,本発明によれば,上記のごとく,第1ブロックの押圧部を第2ブロックのシール部に押圧することで,上記第1シール材,第2シール材を確実に上記円筒状被検査体の外周面に密接させることができる。また,上記円筒状被検査体のセットも容易であり,気密検査も上記のごとく円筒状被検査体の内部に高圧ガスを圧入することによって,容易に行うことができる。それ故,気密検査を迅速に行うことができる。
【0015】
したがって,本発明によれば,迅速,かつ高精度の気密検査を行うことができる円筒状被検査体の気密検査装置を提供することができる。
【0016】
次に,請求項2の発明のように,上記シール部は,上記第2シール材と上記押圧部との間に,プッシュロッドを有し,該プッシュロッドは上記第2シール材に接する段部を有することが好ましい。
この場合には,第2シール材をより確実に上記円筒状被検査体の外周面に密接させることができる。
【0017】
次に,請求項3の発明のように,上記押圧部と上記プッシュロッドのいずれか一方には,第3シール材が設けてあることが好ましい。
この場合には,上記第3シール材が,上記押圧部と上記プッシュロッドとの間の気密性を,確実にすることができる。
【0018】
次に,請求項4の発明のように,上記円筒状被検査体は,片側閉塞形状であることことが好ましい。
この場合には,上記閉塞状の部分を上記リーク検査室内に挿入することにより,容易に気密検査をすることができる。
【0019】
次に,請求項5の発明は,円筒状被検査体の内部へガスを圧入するための加圧口を有する第1ブロックと,上記円筒状被検査体の被検査部を挿入配置するリーク検査室及び上記円筒状被検査体の外周面をシールするシール部とを有する第2ブロックと,上記リーク検査室に連通したリークテスタとを有してなる円筒状被検査体の気密検査装置であって,
上記第1ブロックは,上記第2ブロックの開口部に設けたシール部を押圧する押圧部を有し,
一方上記第2ブロックにおける上記シール部は,上記リーク検査室側に設けた第1シール材と,上記押圧部側に設けた第2シール材と,両第1及び第2シール材の間に配設したスペーサと,上記円筒状被検査体の被検査部が位置する上記リーク検査室を挟んで上記第1シール材と反対側に設けた第4シール材と,両第1及び第4シール材の間に配設したリーク検査室用スペーサとからなり,
かつ,気密検査の際に,上記第1ブロックの押圧部によって,上記第2ブロックの第2シール材が押圧されたとき,上記第1シール材,第2シール材,及び第4シール材が,上記円筒状被検査体の外周面にそれぞれ密接するよう構成したことを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置である。
【0020】
本発明において最も注目すべきことは,上記円筒状被検査体の被検査部が位置する上記リーク検査室が,上記第1シール材と第4シール材との間に形成されており,また,両第1及び第4シール材の間にリーク検査室用スペーサを有していることにある。
【0021】
次に,本発明の作用につき説明する。
本発明においても,上記請求項1の発明と同様に,気密検査の際に,上記第1ブロックの加圧口より高圧のガスを円筒状被検査体の内部に圧入する。このとき,上記円筒状被検査体にピンホール,割れ等の微細孔傷による気密不良があると,上記ガスがリーク検査室側へ漏れ出る。そのため,上記リーク検査室内の圧力が高くなる。そこで,この圧力変化をリークテスタにより検出して,上記気密不良,及びその大きさを検出する。
【0022】
そして,上記気密検査にあたって,上記リーク検査室を気密化する際には,まず,上記円筒状被検査体を上記第2ブロックの挿入口から挿入し,上記第1ブロックの加圧口に対して,上記円筒状被検査体の開口側が対向する状態に配置する。このとき,上記円筒状被検査体の被検査部は,上記第1ブロックのリーク検査室に位置する。そして,上記第2ブロックのシール部に対して,第1ブロックの押圧部を押圧する。
【0023】
これに伴い,第2シール材が押圧されると共に,スペーサを介して第1シール材も押圧され,さらにリーク検査室用スペーサを介して第4シール材も押圧され,これらのシール材は円筒状被検査体の外周面に密接する。
そのため,上記第1シール材よりも押圧部側に設けた第2シール材によって,上記円筒状被検査体と上記第1ブロックとの間が気密化される。一方,上記第1シール材と第4シール材によって,上記円筒状被検査体と上記第2ブロックとの間に形成される上記リーク検査室が気密化される。
【0024】
そのため,請求項1の発明の場合と同様に,上記検査用ガスが,第1シール材の方向への流入することがなく,上記リーク検査室の圧力も変動しない。それ故,上記第1シール材,第4シール材が変形することもなく,精度の高い気密検査を行うことができる。
また,請求項1の発明の場合と同様に,迅速に気密検査を行うことができる。
【0025】
また,上記第2ブロックには,上記円筒状被検査体を挿入する挿入口を設けてあるので,上記円筒状被検査体の長さが,上記第2ブロックの長さより長い場合にも気密検査を行うことができる。
【0026】
次に,請求項6の発明は,上記第1ブロックが,上記円筒状被検査体の一端を挿入配置すると共に該円筒状被検査体の内部を通じてガスを圧入するための凹所を有することが請求項5の発明と異なる。
その他は,請求項5の発明と同様の構造である。
【0027】
本発明において最も注目すべきことは,上記第1ブロックには,加圧口を設けていないことにある。
【0028】
次に,本発明の作用につき説明する。
本発明においては,気密検査の際に,上記円筒状被検査体より上方の加圧口から高圧のガスを円筒状被検査体の内部に圧入する。
そして,上記気密検査にあたって,上記リーク検査室を気密化する際には,まず,上記円筒状被検査体を上記第2ブロックの挿入口から挿入し,上記第1ブロックの凹所に対して,上記円筒状被検査体の下方の開口部が対向する状態で配置する。そして,上記第2ブロックのシール部に対して,第1ブロックの押圧部を押圧する。これによって,請求項5と同様に,上記円筒状被検査体と上記第1ブロックとの間,及び上記リーク検査室が気密化される。
【0029】
そのため,請求項5の発明の場合と同様に,精度の高い気密検査を行うことができる。また,迅速に気密検査を行うことができる。
その他,請求項5と同様の作用を得ることができる。
【0030】
次に,請求項7の発明のように,上記各シール材の形状は,環状であり,その内周にはシール用突起を有し,上面,下面,及び外周面は上記第1ブロック,及び第2ブロックによって押圧される拘束面を有していることが好ましい。
この場合には,各シール材をより確実に上記円筒状被検査体の外周面に密接させ,気密性を確実にすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかる円筒状被検査体の気密検査装置について,図1〜図4を用いて説明する。本例は,片側閉塞形状の円筒状被検査体を検査するための装置である。
【0032】
図1に示すごとく,本例の円筒状被検査体の気密検査装置1は,片側閉塞形状の円筒状被検査体7の内部71へガスを圧入するための加圧口110を有する第1ブロック11と,上記円筒状被検査体7の被検査部70を挿入配置するリーク検査室2及び上記円筒状被検査体7の外周面74をシールするシール部3とを有する第2ブロック12と,上記リーク検査室2に連通したリークテスタ13を有している。
【0033】
そして,上記第1ブロック11は,図1に示すごとく,上記第2ブロック12の開口部120に設けたシール部3を押圧する押圧部5を有している。また,該押圧部5には,上記シール部3に設けたプッシュロッド36と接触する第3シール材33が設けてある。なお,該第3シール材33としては,Oリングを用いることができる。
【0034】
一方上記第2ブロック12における上記シール部3は,図1,図2に示すごとく,上記リーク検査室2側に設けた第1シール材31と,上記押圧部5側に設けた第2シール材32とを有する。また,両第1シール材31及び第2シール材32の間にスペーサ35を配設し,上記第2シール材32と上記押圧部5との間にプッシュロッド36を配設する。
また,上記第2ブロック12は,上記シール部3を支持する蓋127を有する。
【0035】
また,気密検査の際には,図4に示すごとく,上記第1ブロック11の押圧部5によって,上記第2ブロック12の第2シール材32が押圧されたとき,上記第1シール材31及び第2シール材32が,上記円筒状被検査体7の外周面74にそれぞれ密接する。
【0036】
そして,気密検査にあたっては,上記リーク検査室2を気密化しなければならない。そのため,まず,上記第1ブロック11の加圧口110に対して,円筒状被検査体7の開口側を対向配置する。そして,上記第1ブロック11を第2ブロック12に向かって移動させる。このとき,上記円筒状被検査体7の被検査部70は,上記第1ブロック11のリーク検査室2に挿入された状態となる。その後,プッシュロッド36に対して押圧部5を押圧する。
【0037】
上記押圧によって,図4に示すごとく,上記第3シール材33,プッシュロッド36,第2シール材32,スペーサ35,第1シール材31が押圧される。そして,上記第2シール材32,第1シール材31が上記円筒状被検査体7の外周に密接し,これらの間が気密化される。
【0038】
また,上記第1シール材31によって,上記円筒状被検査体7と上記第2ブロック12との間で形成される上記リーク検査室2が気密化される。
この状態で,上記円筒状被検査体7の内部71へ上記第1ブロック11の加圧口110から検査用のガスを圧入し,気密検査を行う。
【0039】
本例によれば,上記検査用のガスは上記第2シール材32によって完全にシールされるので,上記検査用ガスが第1シール材31の方向へ流入することはない。それ故,上記第1シール材31に対して,上記ガスのテスト圧が影響することはなく,上記リーク検査室2の圧力も変動しない。
【0040】
なお,上記円筒状被検査体7に気密不良がある場合には,上記ガスは上記円筒状被検査体7の気密不良部分から上記リーク検査室2内に入る。しかし,上記のごとく,他からは上記リーク検査室2内に上記ガスが流入することはない。
それ故,上記第1シール材31に上記検査用ガスのテスト圧がかかり,上記第1シール材31が変形することによって生じる圧力変化はなく,精度が高い気密検査を行うことができる。
【0041】
また,本例によれば,上記のごとく,第1ブロック11の押圧部5を第2ブロック12のシール部3に押圧することで,上記第1シール材31,第2シール材32を確実に上記円筒状被検査体7の外周面74に密接させることができる。また,上記円筒状被検査体7のセットも容易であり,気密検査も上記のごとく円筒状被検査体7の内部71に高圧ガスを圧入することによって,容易に行うことができる。それ故,気密検査を迅速に行うことができる。
【0042】
また,上記第1シール材31と第2シール材32は,シリコンゴム等のゴム材からなる環状のシール材であり,その断面はD字状である。また,上記押圧部5によって上記シール部3が押圧されていないときは,第1シール材31,および第2シール材32の内径は,円筒状被検査体7の外径よりも大きい。
そのため,上記円筒状被検査体7は上記第1シール材31と第2シール材32に,接触することなく挿入することができ,両シール材の磨耗を抑えることができる。
【0043】
ところで,本例においては,図2に示すごとく,上記スペーサ35は,押圧方向において,上下2つの段部351,352を有する。上側に設けた段部351の出っ張り高さをH1,下側に設けた段部352の段差厚みをD2とする。
一方,上記上側の段部351には上記第2ブロック12の段部125が接し,下側の段部352には上記プッシュロッド36の段部365が接する。上記第2ブロック12に設けた段部125の段差厚みをD1,上記プッシュロッド36に設けた段部365の出っ張り高さをH2とする。
【0044】
そして,上記第2ブロック12のシール部3に上記第1ブロック11の押圧部5を押圧すると,上記第2ブロック12の段差厚みD1と上記スペーサ35の出っ張り高さH1との間に,上記段差厚みD1と出っ張り高さH1の差分の間隙S1(図示略)ができる。
また,上記スペーサ35の段差厚みD2と上記プッシュロッド36の出っ張り高さH2との間に,上記段差厚みD2と出っ張り高さH2の差分の間隙S2(図示略)ができる。
そして,上記第2ブロック12と上記スペーサ35との間に上記第1シール材31を配設しており,上記スペーサ35と上記プッシュロッド36の間に上記第2シール材32を配設している。
【0045】
そこで,気密検査にあたって,上記押圧部5によってプッシュロッド36を押圧するときには,スペーサ35の上階段面351Aと第2ブロック12の当接面12Aとが当接し,また,上記スペーサ35の下階段面352Aとプッシュロッド36の当接面36Aとが当接するまで押圧される。
それ故,上記第1シール材31の厚みは上記間隙S1になるまで圧縮され,第2シール材32の厚みは上記間隙S2になるまで圧縮される。したがって,上記第1シール材31と第2シール材32の変形量とは,互いに影響することなく,また常に一定量とすることができる。
【0046】
次に,上記シール部3は,上記第2シール材32と上記押圧部5との間に,プッシュロッド36を有するため,第2シール材32をより確実に上記円筒状被検査体7の外周面74に密接させることができる。
また,上記押圧部5には,第3シール材33が設けてあるため,上記第3シール材33が,上記押圧部5と上記プッシュロッド36との間の気密性を,確実にする。
【0047】
実施形態例2
本発明の実施形態例にかかる円筒状被検査体の気密検査装置について,図5,図6を用いて説明する。本例は,貫通穴を有する筒状体である円筒状被検査体を検査するための装置である。
【0048】
図5に示すごとく,本例の円筒状被検査体の気密検査装置10は,上記筒状体の円筒状被検査体72の内部71へガスを圧入するための加圧口110を有する第1ブロック11と,上記円筒状被検査体72の被検査部720を挿入配置するリーク検査室22及び上記円筒状被検査体72の外周面724をシールするシール部3とを有する第2ブロック12と,上記リーク検査室22に連通したリークテスタ13とを有している。
【0049】
そして,上記第1ブロック11は,上記第2ブロック12の開口部120に設けたシール部3を押圧する押圧部5を有している。
一方上記第2ブロック12における上記シール部3は,図5に示すごとく,上記リーク検査室22側に設けた第1シール材31と,上記押圧部5側に設けた第2シール材32と,上記円筒状被検査体72の被検査部720が位置する上記リーク検査室22を挟んで上記第1シール材31と反対側に設けた第4シール材34とを有する。
【0050】
また,上記シール部3は,両第1シール材31及び第2シール材32の間にスペーサ35と,上記第1シール材31及び第4シール材34の間に配設したリーク検査室用スペーサ37とからなる。該リーク検査室用スペーサ37は,その外周部に第5シール材335を有する。なお,該第5シール材335は,Oリングである。
また,上記第2ブロック12は上記円筒状被検査体72を挿入する挿入口122を有する。
【0051】
また,気密検査の際に,上記第1ブロック11の押圧部5によって,上記第2ブロック12の第2シール材32が押圧されたとき,上記第1シール材31,第2シール材32,及び第4シール材34が,上記円筒状被検査体72の外周面724にそれぞれ密接する。
【0052】
そして,気密検査にあたっては,上記リーク検査室22を気密化しなければならない。そのため,まず,上記円筒状被検査体72を上記第2ブロック12の挿入口122から挿入し,上記第1ブロック11の加圧口110に対して,下方の開口部729が対向する状態で配置する。このとき,上方の開口部726には,蓋6に設けたシール用ゴム材67を密着固定し,上記円筒状被検査体72と蓋6との間を気密化する。
このとき,上記円筒状被検査体72の被検査部720は,上記第1ブロック11のリーク検査室22に位置する。そして,上記第1ブロック11を第2ブロック12に向かって移動させ,スペーサ35に対して押圧部5を押圧する。
【0053】
上記押圧によって,上記第2シール材32,スペーサ35,第1シール材31,リーク検査室用スペーサ37,第4シール材34が押圧される。そして,上記第2シール材32,第1シール材31,及び第4シール材34が上記円筒状被検査体72の外周に密接する。
これにより,図5に示すごとく,上記第1シール材31と第4シール材34と第5シール材335,及び上記円筒状被検査体72と上記リーク検査室用スペーサ37との間で上記リーク検査室22を形成し,これが気密化される。
この状態で,上記円筒状被検査体72の内部71へ,上記第1ブロック11の加圧口110から検査用のガスを圧入し,気密検査を行う。
【0054】
本例によれば,上記検査用のガスは,上記第2シール材32によって完全にシールされるので,上記検査用のガスが第1シール材31方向へ流入することはない。それ故,上記第1シール材31,第4シール材34に対して,上記ガスのテスト圧がかかることはない。
なお,上記円筒状被検査体72に気密不良がある場合には,上記ガスは上記円筒状被検査体72の気密不良部分から上記リーク検査室22内に入る。しかし,他からは上記リーク検査室22内に上記ガスが流入することはない。
【0055】
それ故,実施形態例1と同様に,精度が高い気密検査を行うことができる。
また,本例によれば,上記円筒状被検査体72のセットも容易であり,気密検査も上記のごとく円筒状被検査体72の内部71に高圧ガスを圧入することによって,容易に行うことができる。それ故,実施形態例1と同様に,気密検査を迅速に行うことができる。
【0056】
また,上記第1シール材31,第2シール材32,第4シール材34は,シリコンゴム等のゴム材からなる環状のシール材であり,その断面はD字状である。また,上記押圧部5によって上記シール部3が押圧されていないときは,上記各シール材の内径は,円筒状被検査体72の外径よりも大きい。
そのため,上記円筒状被検査体72は上記各シール材に,接触することなく挿入することができ,上記各シール材の磨耗を抑えることができる。
【0057】
ところで,本例においては,図6に示すごとく,上記リーク検査室用スペーサ37は,押圧方向において,上下2つの段部371,372を有する。上側に設けた段部371の出っ張り高さをh1,下側に設けた段部372の段差厚みをd2とする。また,上記スペーサ35も,同様の段部351,352を有し,上側に設けた段部351の出っ張り高さをh2,下側に設けた段部352の段差厚みをd3とする。
【0058】
そして,押圧時においては,上記リーク検査室用スペーサ37に設けた下側の段部372には上記スペーサ35の上側の段部351が接する。
一方,上記リーク検査室用スペーサ37に設けた上側の段部371には上記第2ブロック12の段部125が接し,上記スペーサ35に設けた下側の段部352には上記第1ブロック11の段部115が接する。上記第2ブロック12に設けた段部125の段差厚みをd1,上記第1ブロック11に設けた段部115(押圧部5)の出っ張り高さをh3とする。
【0059】
上記第2ブロック12のシール部3に上記第1ブロック11の押圧部5を押圧すると,上記第2ブロック12の段差厚みd1と上記リーク検査室用スペーサ37の出っ張り高さh1との間に,上記段差厚みd1と出っ張り高さh1の差分の間隙s1(図示略)ができる。
また,上記リーク検査室用スペーサ37の段差厚みd2と上記スペーサ35の出っ張り高さh2との間に,上記段差厚みd2と出っ張り高さh2の差分の間隙s2(図示略)ができる。
また,上記スペーサ35の段差厚みd3と上記第1ブロック11の出っ張り高さh3との間に,上記段差厚みd3と出っ張り高さh3の差分の間隙s3(図示略)ができる。
【0060】
そして,図6に示すごとく,上記第2ブロック12と上記リーク検査室用スペーサ37との間に上記第4シール材34を配設しており,上記リーク検査室用スペーサ37と上記スペーサ35との間に上記第1シール材31を配設しており,上記スペーサ35と上記第1ブロック11との間に上記第2シール材32を配設している。
【0061】
そこで,気密検査にあたって,上記押圧部5によってプッシュロッド36を押圧するときには,上記第2ブロック12の当接面12Aとリーク検査室用スペーサ37の上階段面371Aとが当接し,上記リーク検査室用スペーサ37の下階段面372Aとスペーサ35の上階段面351Aとが当接し,また,上記スペーサ35の下階段面352Aと第1ブロック11の当接面11Aとが当接するまで押圧される。
【0062】
それ故,上記第4シール材34の厚みは上記間隙s1になるまで圧縮され,第1シール材31の厚みは上記間隙s2になるまで圧縮され,第2シール材32の厚みは上記間隙s3になるまで圧縮される。したがって,各シール材の変形量は,互いに影響することなく,また常に一定量とすることができる。
【0063】
また,本例においては,上記第2ブロック12は上記円筒状被検査体72を挿入する挿入口122を有する。それ故,上記円筒状被検査体72の長さが,上記第2ブロック12の高さより長い場合にも,容易に気密検査を行うことができる。
【0064】
実施形態例3
本発明の実施形態例にかかる円筒状被検査体の気密検査装置について,図7を用いて説明する。本例は,貫通穴を有する筒状体である円筒状被検査体を検査するための装置である。
【0065】
本例は,図7に示すごとく,上記第1ブロック11が,上記円筒状被検査体72の下方の開口部729を挿入配置すると共に該円筒状被検査体72の内部71を通じてガスを圧入するための凹所119を有すること。一方,上記円筒状被検査体72の上方の開口部726には,加圧口609を有する加圧ガス送入部60を配設することが実施形態例2と異なる。
その他は,実施形態例2と同様の構造である。
【0066】
本例においては,気密検査の際に,上記円筒状被検査体72より上方に配設した加圧ガス送入部60の加圧口609から高圧のガスを円筒状被検査体72の内部71に圧入する。
【0067】
そして,上記気密検査にあたって,上記リーク検査室22を気密化する際には,まず,上記円筒状被検査体72を上記第2ブロック12の挿入口122から挿入し,上記第1ブロック11の凹所119に対して,上記円筒状被検査体72の下方の開口部729が対向する状態で配置する。このとき,上方の開口部726には,加圧ガス送入部60に設けたシール用ゴム材670を密着固定する。
【0068】
そして,上記第2ブロック12のシール部3に対して,第1ブロック11の押圧部5を押圧する。これによって,実施形態例2と同様に,上記円筒状被検査体72と上記第1ブロック11との間,及び上記リーク検査室22が気密化される。
【0069】
そのため,実施形態例2と同様に,精度の高い気密検査を行うことができる。また,迅速に気密検査を行うことができる。
その他,実施形態例2と同様の作用を得ることができる。
【0070】
実施形態例4
本例の気密検査装置について,図8を用いて説明する。
本例は,上記第1シール材31,第2シール材32,第4シール材34の形状は,環状であり,その内周にはシール用突起38を有し,上面,下面,及び外周面は上記第1ブロック11,及び第2ブロック12によって押圧される拘束面39を有している。
なお,上記各シール材の材質は,シリコンゴム,ウレタンゴム等のゴム材である。
【0071】
即ち,上記シール用突起38の断面形状が,例えば,図8(A)に示すごとく,円弧状である場合には,実施形態例1の第1,第2シール材,及び実施形態例2の第1,第2,第4シール材のごとく,シール材の断面はD字状となる。
【0072】
また,上記シール用突起38の断面形状としては,他にも,図8(B)に示すごとく,三角状である場合や,図8(C)に示すごとく,2段状である場合がある。
上記シール用突起38の断面形状が三角状である場合には,シール材の製作が容易であり,2段状である場合には,シールの安定が速いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における気密検査装置に円筒状被検査体を挿入する時の説明図。
【図2】実施形態例1におけるシール部周辺の一部断面斜視図。
【図3】実施形態例1における円筒状被検査体の断面図。
【図4】実施形態例1における円筒状被検査体を検査する時の断面説明図。
【図5】実施形態例2における円筒状被検査体を検査する時の断面説明図。
【図6】実施形態例2におけるシール部周辺の断面説明図。
【図7】実施形態例3における円筒状被検査体を検査する時の断面説明図。
【図8】実施形態例4における各シール材の断面図。
【図9】従来例における気密検査装置の断面説明図。
【符号の説明】
1...円筒状被検査体の気密検査装置,
11...第1ブロック,
12...第2ブロック,
13...リークテスタ,
2...リーク検査室,
3...シール部,
31...第1シール材,
32...第2シール材,
33...第3シール材,
34...第4シール材,
335...第5シール材,
35...スペーサ,
36...プッシュロッド,
37...リーク検査室用スペーサ,
38...シール用突起,
39...拘束面,
5...押圧部,
7...円筒状被検査体,
70...被検査部,
71...内部,
74...外周面,

Claims (7)

  1. 円筒状被検査体の内部ヘガスを圧入するための加圧口を有する第1ブロックと、上記円筒状被検査体の被検査部を挿入配置するリーク検査室及び上記円筒状被検査体の外周面をシールするシール部とを有する第2ブロックと、上記リーク検査室に連通したリークテスタとを有してなる円筒状被検査体の気密検査装置であって、
    上記第1ブロックは、上記第2ブロックの開口部に設けたシール部を押圧する押圧部を有し、
    一方上記第2ブロックにおける上記シール部は、上記リーク検査室側に設けた環状のシール材である第1シール材と、上記第1ブロックの押圧部側に設けた環状のシール材である第2シール材と、両第1及び第2シール材の間に配設したスペーサとからなり,
    また、上記スペーサは上記第1シール材に接する上段の段部と、上記第2シール材に接する下段の段部とを有し、
    また上記第2ブロックは、上記押圧時に第1の間隙をつぶして上記スペーサの上階段面と接する当接面を有し、また上記スペーサは、上記押圧時に第2の間隙をつぶして上記第1ブロックの上記押圧部の当接面と当接する下階段面を有しており、
    気密検査の際には、上記第1ブロックの押圧部によって、上記第2ブロックの第2シール材が押圧されたとき、上記第1の間隙をつぶした分だけ上記第1シール材が圧縮され、一方、上記第2の間隙をつぶした分だけ上記第2シール材が圧縮され、上記第1シール材及び第2シール材が、上記円筒状被検査体の外周面にそれぞれ密接するよう構成したことを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置。
  2. 請求項1において、上記シール部は、上記第2シール材と上記押圧部との間に、プッシュロッドを有し、該プッシュロッドは上記第2シール材に接する段部を有することを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置。
  3. 請求項1および請求項2において、上記押圧部と上記プッシュロッドのいずれか一方には、第3シール材が設けてあることを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、上記円筒状被検査体は、片側閉塞形状であることを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置。
  5. 円筒状被検査体の内部ヘガスを圧入するための加圧口を有する第1ブロックと、上記円筒状被検査体の被検査部を挿入配置するり一ク検査室及び上記円筒状被検査体の外周面をシールするシール部とを有する第2ブロックと、上記リーク検査室に連通したリークテスタとを有してなる円筒状被検査体の気密検査装置であって,
    上記第1ブロックは、上記第2ブロックの開口部に設けたシール部を押圧する押圧部を有し、
    一方上記第2ブロックにおける上記シール部は、上記リーク検査室側に設けた第1シール材と、上記押圧部側に設けた第2シール材と、両第1及び第2シール材の間に配設したスペーサと、上記円筒状被検査体の被検査部が位置する上記リーク検査室を挟んで上記第1シール材と反対側に設けた第4シール材と、両第1及び第4シール材の間に配設したリーク検査室用スペーサとからなり、
    かつ、気密検査の際に、上記第1ブロックの押圧部によって、上記第2ブロックの第2シール材が押圧されたとき、上記第1シール材、第2シール材、及び第4シール材が、上記円筒状被検査体の外周面にそれぞれ密接するよう構成したことを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置。
  6. 円筒状被検査体の一端を挿入配置すると共に該円筒状被検査体の内部を通じてガスを圧入するための凹所を有する第1ブロックと、上記円筒状被検査体の被検査部を挿入配置するリーク検査室及び上記円筒状被検査体の外周面をシールするシール部とを有する第2ブロックと、上記リーク検査室に連通したリークテスタとを有してなる円筒状被検査体の気密検査装置であって,
    上記第1ブロックは、上記第2ブロックの開口部に設けたシール部を押圧する押圧部を有し、
    一方上記第2ブロックにおける上記シール部は、上記リーク検査室側に設けた第1シール材と、上記押圧部側に設けた第2シール材と、両第1及び第2シール材の間に配設したスペーサと、上記円筒状被検査体の被検査部が位置する上記リーク検査室を挟んで上記第1シール材と反対側に設けた第4シール材と、両第1及び第4シール材の間に配設したリーク検査室用スペーサとからなり、
    かつ、気密検査の際に、上記第1ブロックの押圧部によって、上記第2ブロックの第2シール材が押圧されたとき、上記第1シール材、第2シール材、及び第4シール材が、上記円筒状被検査体の外周面にそれぞれ密接するよう構成したことを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項において、上記各シール材の形状は、環状であり、その内周にはシール用突起を有し、上面、下面、及び外周面は上記第1ブロック、及び第2ブロックによって押圧される拘束面を有していることを特徴とする円筒状被検査体の気密検査装置。
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