JP3315288B2 - 回転操作型電気部品 - Google Patents
回転操作型電気部品Info
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- JP3315288B2 JP3315288B2 JP07588495A JP7588495A JP3315288B2 JP 3315288 B2 JP3315288 B2 JP 3315288B2 JP 07588495 A JP07588495 A JP 07588495A JP 7588495 A JP7588495 A JP 7588495A JP 3315288 B2 JP3315288 B2 JP 3315288B2
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- rotary operation
- wafer
- elastic piece
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転操作板の回転角が
使用時に規制されないエンドレスタイプの回転操作型電
気部品に係り、特に、実装段階で要求される回転操作板
の基準位置設定を良好に行うための対策に関する。
使用時に規制されないエンドレスタイプの回転操作型電
気部品に係り、特に、実装段階で要求される回転操作板
の基準位置設定を良好に行うための対策に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェハに回動自在に支持された回転操作
板の回転角が使用時に規制されないエンドレスタイプの
回転操作型電気部品は、例えばVTRのモード検出用ロ
ータリスイッチなどとして広く採用されている。
板の回転角が使用時に規制されないエンドレスタイプの
回転操作型電気部品は、例えばVTRのモード検出用ロ
ータリスイッチなどとして広く採用されている。
【0003】この種の回転操作型電気部品においては、
従来、実装前の単品時には回転操作板を回動自在なまま
にしておき、ウェハをシャーシや基板等に固定して回転
操作板を他部品と歯合させる実装時に、位置決めマーク
等を参考にしながら回転操作板をウェハに対して所定の
回転位置に設定するという基準位置設定作業を行うこと
が多かった。
従来、実装前の単品時には回転操作板を回動自在なまま
にしておき、ウェハをシャーシや基板等に固定して回転
操作板を他部品と歯合させる実装時に、位置決めマーク
等を参考にしながら回転操作板をウェハに対して所定の
回転位置に設定するという基準位置設定作業を行うこと
が多かった。
【0004】だが、実装時に回転操作板の基準位置設定
作業が必要であると作業性が著しく悪化するので、実装
前の段階で回転操作板を予め基準位置に仮固定しておく
ことが作業現場において強く望まれ、そのための対策と
して、ポリカーボネイト等の透明な成形品からなる保持
板を、回転操作板に冠着させた状態でウェハに係合さ
せ、実装時に該保持板を取り外すという技術が提案され
ている。すなわち、この従来技術では、予めウェハに対
して所定の回転位置に設定した回転操作板を保持板によ
って回り止めしておき、ウェハをシャーシや基板等に固
定してから該保持板を除去することにより、実装時に回
転操作板の基準位置設定作業を行わなくて済むようにな
っている。
作業が必要であると作業性が著しく悪化するので、実装
前の段階で回転操作板を予め基準位置に仮固定しておく
ことが作業現場において強く望まれ、そのための対策と
して、ポリカーボネイト等の透明な成形品からなる保持
板を、回転操作板に冠着させた状態でウェハに係合さ
せ、実装時に該保持板を取り外すという技術が提案され
ている。すなわち、この従来技術では、予めウェハに対
して所定の回転位置に設定した回転操作板を保持板によ
って回り止めしておき、ウェハをシャーシや基板等に固
定してから該保持板を除去することにより、実装時に回
転操作板の基準位置設定作業を行わなくて済むようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保持板
を用いて回転操作板を基準位置に仮固定しておくという
前記従来技術は、実装後には不要となる保持板を別途用
意しなければならないため、不経済で製品のコストアッ
プを招来するという問題があり、また、不要となった大
量の保持板を廃棄物として処理することも好ましくなか
った。
を用いて回転操作板を基準位置に仮固定しておくという
前記従来技術は、実装後には不要となる保持板を別途用
意しなければならないため、不経済で製品のコストアッ
プを招来するという問題があり、また、不要となった大
量の保持板を廃棄物として処理することも好ましくなか
った。
【0006】したがって本発明の目的は、上述した従来
技術の課題を解決し、保持板等の別部品を追加すること
なく回転操作板の実装前の仮固定が行えて実装時の基準
位置設定作業が省略できる、回転操作型電気部品を提供
することにある。
技術の課題を解決し、保持板等の別部品を追加すること
なく回転操作板の実装前の仮固定が行えて実装時の基準
位置設定作業が省略できる、回転操作型電気部品を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、回転操作板がウェハ上に回動自在に
支持されていて、これら回転操作板およびウェハの互い
の対向面のうち一方に導電パターンを設け他方に該導電
パターンに摺接する摺動子を設けた回転操作型電気部品
において、前記ウェハに、先端部を前記回転操作板の切
欠部に係合させて該回転操作板の回動を阻止するための
弾性片を突設し、この弾性片が、実装段階で前記ウェハ
と重なり合う隣接部品に押し込まれて前記切欠部から離
脱する向きに弾性変形するように構成した。
ために、本発明は、回転操作板がウェハ上に回動自在に
支持されていて、これら回転操作板およびウェハの互い
の対向面のうち一方に導電パターンを設け他方に該導電
パターンに摺接する摺動子を設けた回転操作型電気部品
において、前記ウェハに、先端部を前記回転操作板の切
欠部に係合させて該回転操作板の回動を阻止するための
弾性片を突設し、この弾性片が、実装段階で前記ウェハ
と重なり合う隣接部品に押し込まれて前記切欠部から離
脱する向きに弾性変形するように構成した。
【0008】
【作用】このように構成した回転操作型電気部品は、ウ
ェハに突設した弾性片を回転操作板の切欠部に係合させ
ることにより、予め回転操作板をウェハに対して所定の
回転位置に仮固定しておくことができ、こうして回転操
作板を仮固定したまま実装作業現場において該電気部品
の取付を行うと、ウェハと重なり合うシャーシや基板等
の隣接部品に付勢されて前記弾性片が弾性変形するのに
伴い、該弾性片を前記切欠部から離脱させて回転操作板
の仮固定を解除することができる。したがって、従来使
用されていた保持板等の別部品を追加することなく、回
転操作板を実装前の段階で基準位置に仮固定できるとと
もに、この仮固定を実装時には自動的に解除することが
できる。
ェハに突設した弾性片を回転操作板の切欠部に係合させ
ることにより、予め回転操作板をウェハに対して所定の
回転位置に仮固定しておくことができ、こうして回転操
作板を仮固定したまま実装作業現場において該電気部品
の取付を行うと、ウェハと重なり合うシャーシや基板等
の隣接部品に付勢されて前記弾性片が弾性変形するのに
伴い、該弾性片を前記切欠部から離脱させて回転操作板
の仮固定を解除することができる。したがって、従来使
用されていた保持板等の別部品を追加することなく、回
転操作板を実装前の段階で基準位置に仮固定できるとと
もに、この仮固定を実装時には自動的に解除することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1は本発明の第1実施例に係る回転操作
型電気部品の斜視図、図2は図1に示す回転操作型電気
部品の平面図、図3は図2のA−A線に沿って見た要部
断面図、図4は図3に示した部分の実装後の状態を示す
要部断面図である。
型電気部品の斜視図、図2は図1に示す回転操作型電気
部品の平面図、図3は図2のA−A線に沿って見た要部
断面図、図4は図3に示した部分の実装後の状態を示す
要部断面図である。
【0011】これらの図に示す回転操作型電気部品は、
VTRのモード検出用ロータリスイッチとして使用され
るものであって、端子板2をインサートして成形されて
いるウェハ1上に、回転操作板3が回動自在に支持され
ていて、この回転操作板3の回転角が使用時に規制され
ないエンドレスタイプのロータリスイッチである。な
お、図示はしていないが、回転操作板3に覆われている
ウェハ1の上面には導電パターンが形成してあり、また
該導電パターンと対向する回転操作板3の底面には摺動
子が設けてあって、回転操作板3の回動に伴って該摺動
子が該導電パターン上を摺動するようになっている。そ
して、本実施例では、ウェハ1の所定位置に弾性片4が
片持ち状に突設してあるとともに、回転操作板3の所定
位置に該弾性片4の先端部と係合可能な切欠5が刻設し
てあり、この切欠5内に弾性片4の先端部を嵌入せしめ
た係合状態に設定して製品の組立を行えば自動的に、回
転操作板3がウェハ1に対して所定の回転位置(基準位
置)に設定され、且つ回り止めされた状態となるように
構成されている。また、この弾性片4の先端部近傍に
は、突起部4aが上向きに突設してあるが、この突起部
4aは、実装段階でウェハ1と重なり合うシャーシ6が
配置される個所まで突出させてあるので(図3,4参
照)、実装後は、シャーシ6が突起部4aを下方へ押し
込んで弾性片4を弾性変形させ、該弾性片4の先端部を
回転操作板3の切欠5内から離脱させた状態が保たれる
ようになっている。なお、このロータリスイッチを実装
する際には、ウェハ1をシャーシ6に固定し、回転操作
板3のギア部3aを図示せぬ操作部品に歯合させる。
VTRのモード検出用ロータリスイッチとして使用され
るものであって、端子板2をインサートして成形されて
いるウェハ1上に、回転操作板3が回動自在に支持され
ていて、この回転操作板3の回転角が使用時に規制され
ないエンドレスタイプのロータリスイッチである。な
お、図示はしていないが、回転操作板3に覆われている
ウェハ1の上面には導電パターンが形成してあり、また
該導電パターンと対向する回転操作板3の底面には摺動
子が設けてあって、回転操作板3の回動に伴って該摺動
子が該導電パターン上を摺動するようになっている。そ
して、本実施例では、ウェハ1の所定位置に弾性片4が
片持ち状に突設してあるとともに、回転操作板3の所定
位置に該弾性片4の先端部と係合可能な切欠5が刻設し
てあり、この切欠5内に弾性片4の先端部を嵌入せしめ
た係合状態に設定して製品の組立を行えば自動的に、回
転操作板3がウェハ1に対して所定の回転位置(基準位
置)に設定され、且つ回り止めされた状態となるように
構成されている。また、この弾性片4の先端部近傍に
は、突起部4aが上向きに突設してあるが、この突起部
4aは、実装段階でウェハ1と重なり合うシャーシ6が
配置される個所まで突出させてあるので(図3,4参
照)、実装後は、シャーシ6が突起部4aを下方へ押し
込んで弾性片4を弾性変形させ、該弾性片4の先端部を
回転操作板3の切欠5内から離脱させた状態が保たれる
ようになっている。なお、このロータリスイッチを実装
する際には、ウェハ1をシャーシ6に固定し、回転操作
板3のギア部3aを図示せぬ操作部品に歯合させる。
【0012】このように本実施例は、ウェハ1に突設し
た弾性片4を回転操作板3の切欠5に係合させた状態で
組み立てることによって、実装前の段階で回転操作板3
をウェハ1に対して所定の回転位置に仮固定しておくこ
とができるので、従来技術のように実装後に不要となる
保持板等の別部品をわざわざ追加しなくても、回転操作
板3を基準位置に保ったまま製品を実装作業現場まで搬
送することができる。しかも、組立段階で自動的に回転
操作板3が基準位置に設定されるように構成されている
ので、製品組立後に基準位置設定作業を別途行う必要も
ない。そして、実装作業現場においてウェハ1をシャー
シ6に固定すると、上述したようにシャーシ6が突起部
4aを付勢して弾性片4を弾性変形させ、この弾性片4
の先端部が切欠5内から離脱するようになっているの
で、回転操作板3の前記仮固定は自動的に解除される。
それゆえ本実施例は、保持板等の別部品を取り外さねば
ならなかった従来技術に比べて実装段階での作業性が向
上し、実装後は、予め基準位置に設定されている回転操
作板3が回動可能な状態になるため回転角に応じた検出
動作を行わせることができる。
た弾性片4を回転操作板3の切欠5に係合させた状態で
組み立てることによって、実装前の段階で回転操作板3
をウェハ1に対して所定の回転位置に仮固定しておくこ
とができるので、従来技術のように実装後に不要となる
保持板等の別部品をわざわざ追加しなくても、回転操作
板3を基準位置に保ったまま製品を実装作業現場まで搬
送することができる。しかも、組立段階で自動的に回転
操作板3が基準位置に設定されるように構成されている
ので、製品組立後に基準位置設定作業を別途行う必要も
ない。そして、実装作業現場においてウェハ1をシャー
シ6に固定すると、上述したようにシャーシ6が突起部
4aを付勢して弾性片4を弾性変形させ、この弾性片4
の先端部が切欠5内から離脱するようになっているの
で、回転操作板3の前記仮固定は自動的に解除される。
それゆえ本実施例は、保持板等の別部品を取り外さねば
ならなかった従来技術に比べて実装段階での作業性が向
上し、実装後は、予め基準位置に設定されている回転操
作板3が回動可能な状態になるため回転角に応じた検出
動作を行わせることができる。
【0013】なお、弾性片4は突出形状が単純なので、
ウェハ1の成形金型を複雑化させる心配はない。また、
端子板2から枝分かれする金属板が弾性片4内に埋設さ
れるようなインサート成形を行うことによって、該弾性
片4の機械的強度を向上させることが可能となる。
ウェハ1の成形金型を複雑化させる心配はない。また、
端子板2から枝分かれする金属板が弾性片4内に埋設さ
れるようなインサート成形を行うことによって、該弾性
片4の機械的強度を向上させることが可能となる。
【0014】図5は本発明の第2実施例に係る回転操作
型電気部品の斜視図であって、図1と対応する部分には
同一符号が付してある。
型電気部品の斜視図であって、図1と対応する部分には
同一符号が付してある。
【0015】図5に示すように、この第2実施例では、
ウェハ1に突設した弾性片4の先端部を、回転操作板3
のギア部3aのうち位置決めマーク3bにて他と区別さ
れる特定のギア溝内に嵌入させることによって、実装前
の段階で回転操作板3が基準位置に仮固定できるように
構成されており、この仮固定が実装時に自動的に解除さ
れる仕組みは前記第1実施例と同じである。つまり、こ
の第2実施例は、前記切欠5の代わりにギア部3aを利
用して回転操作板3の実装前の仮固定を行うというもの
であり、前記第1実施例と同等の効果が得られる。
ウェハ1に突設した弾性片4の先端部を、回転操作板3
のギア部3aのうち位置決めマーク3bにて他と区別さ
れる特定のギア溝内に嵌入させることによって、実装前
の段階で回転操作板3が基準位置に仮固定できるように
構成されており、この仮固定が実装時に自動的に解除さ
れる仕組みは前記第1実施例と同じである。つまり、こ
の第2実施例は、前記切欠5の代わりにギア部3aを利
用して回転操作板3の実装前の仮固定を行うというもの
であり、前記第1実施例と同等の効果が得られる。
【0016】図6(a)は本発明の第3実施例に係る回
転操作型電気部品の実装前の要部断面図、図6(b)は
同図(a)に示した部分の実装後の状態を示す要部断面
図であり、図3,4と対応する部分には同一符号が付し
てある。
転操作型電気部品の実装前の要部断面図、図6(b)は
同図(a)に示した部分の実装後の状態を示す要部断面
図であり、図3,4と対応する部分には同一符号が付し
てある。
【0017】図6に示す如く、ウェハ1を固定するシャ
ーシ6と製品との位置関係が前記第1実施例と異なり、
実装状態でウェハ1の下面側がシャーシ6の配置スペー
スとなっている仕様の場合には、この第3実施例のよう
に、ウェハ1の弾性片4の先端部近傍に突起部4aを下
向きに突設し、この突起部4aが実装時にシャーシ6に
より上方へ押し込まれて弾性片4が弾性変形するように
構成しておけば良い。これにより、シャーシ6が製品の
裏側に配置されている場合にも、実装時に弾性片4の先
端部を切欠5内から離脱させて回転操作板3の仮固定を
自動的に解除することができ、前記第1実施例と同等の
効果が得られる。
ーシ6と製品との位置関係が前記第1実施例と異なり、
実装状態でウェハ1の下面側がシャーシ6の配置スペー
スとなっている仕様の場合には、この第3実施例のよう
に、ウェハ1の弾性片4の先端部近傍に突起部4aを下
向きに突設し、この突起部4aが実装時にシャーシ6に
より上方へ押し込まれて弾性片4が弾性変形するように
構成しておけば良い。これにより、シャーシ6が製品の
裏側に配置されている場合にも、実装時に弾性片4の先
端部を切欠5内から離脱させて回転操作板3の仮固定を
自動的に解除することができ、前記第1実施例と同等の
効果が得られる。
【0018】図7(a)は本発明の第4実施例に係る回
転操作型電気部品の実装前の要部断面図、図7(b)は
同図(a)に示した部分の実装後の状態を示す要部断面
図であり、図3,4,6と対応する部分には同一符号が
付してある。
転操作型電気部品の実装前の要部断面図、図7(b)は
同図(a)に示した部分の実装後の状態を示す要部断面
図であり、図3,4,6と対応する部分には同一符号が
付してある。
【0019】すなわち、前記各実施例ではすべてウェハ
1の弾性片4に被押圧用の突起部が設けてあるが、この
第4実施例では図7に示すように、かかる被押圧用の突
起部を設ける代わりに、シャーシ6の所定位置に弾性片
4を直接上方へ押し込んで弾性変形させるための押圧用
突起6aが突設してある。なお、この第4実施例は前記
第3実施例と同じく、ウェハ1の下面側がシャーシ6の
配置スペースとなっている場合の適用例である。
1の弾性片4に被押圧用の突起部が設けてあるが、この
第4実施例では図7に示すように、かかる被押圧用の突
起部を設ける代わりに、シャーシ6の所定位置に弾性片
4を直接上方へ押し込んで弾性変形させるための押圧用
突起6aが突設してある。なお、この第4実施例は前記
第3実施例と同じく、ウェハ1の下面側がシャーシ6の
配置スペースとなっている場合の適用例である。
【0020】図8(a)は本発明の第5実施例に係る回
転操作型電気部品の実装前の要部断面図、図8(b)は
同図(a)に示した部分の実装後の状態を示す要部断面
図であり、図3,4,6,7と対応する部分には同一符
号が付してある。
転操作型電気部品の実装前の要部断面図、図8(b)は
同図(a)に示した部分の実装後の状態を示す要部断面
図であり、図3,4,6,7と対応する部分には同一符
号が付してある。
【0021】すなわち、この第5実施例は、前記第4実
施例と同じく、ウェハ1の弾性片4に被押圧用の突起部
を設ける代わりに、シャーシ6の所定位置に弾性片4を
直接押し込んで弾性変形させるための押圧用突起6aを
設けたものであるが、ウェハ1の上面側がシャーシ6の
配置スペースとなっている関係上、この押圧用突起6a
を下向きに突設した点が、第4実施例と異なっている。
施例と同じく、ウェハ1の弾性片4に被押圧用の突起部
を設ける代わりに、シャーシ6の所定位置に弾性片4を
直接押し込んで弾性変形させるための押圧用突起6aを
設けたものであるが、ウェハ1の上面側がシャーシ6の
配置スペースとなっている関係上、この押圧用突起6a
を下向きに突設した点が、第4実施例と異なっている。
【0022】なお、上述した各実施例ではいずれも、実
装段階でウェハ1と重なり合い弾性片4を押し込む隣接
部品がシャーシ6の場合について説明したが、該隣接部
品が基板等であっても良いことは言うまでもない。
装段階でウェハ1と重なり合い弾性片4を押し込む隣接
部品がシャーシ6の場合について説明したが、該隣接部
品が基板等であっても良いことは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による回転
操作型電気部品は、ウェハに突設した弾性片の先端部を
回転操作板の切欠部に係合させることにより該回転操作
板を回り止めした状態となし、且つ実装段階で該ウェハ
と重なり合うシャーシ等の隣接部品により前記弾性片が
押し込まれて前記切欠部から離脱するように構成してあ
るので、従来技術のように実装後に不要となる保持板等
の別部品を追加することなく、回転操作板を実装前の段
階で基準位置に仮固定できるとともに、この仮固定を実
装時には自動的に解除することができ、よって部品費や
廃棄物の増大を伴うことなく実装時の作業性が改善でき
るという優れた効果を奏する。
操作型電気部品は、ウェハに突設した弾性片の先端部を
回転操作板の切欠部に係合させることにより該回転操作
板を回り止めした状態となし、且つ実装段階で該ウェハ
と重なり合うシャーシ等の隣接部品により前記弾性片が
押し込まれて前記切欠部から離脱するように構成してあ
るので、従来技術のように実装後に不要となる保持板等
の別部品を追加することなく、回転操作板を実装前の段
階で基準位置に仮固定できるとともに、この仮固定を実
装時には自動的に解除することができ、よって部品費や
廃棄物の増大を伴うことなく実装時の作業性が改善でき
るという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例に係る回転操作型電気部品
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1に示す回転操作型電気部品の平面図であ
る。
る。
【図3】図2のA−A線に沿って見た要部断面図であ
る。
る。
【図4】図3に示した部分の実装後の状態を示す要部断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る回転操作型電気部品
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る回転操作型電気部品
の実装前後の状態変化を示す要部断面図である。
の実装前後の状態変化を示す要部断面図である。
【図7】本発明の第4実施例に係る回転操作型電気部品
の実装前後の状態変化を示す要部断面図である。
の実装前後の状態変化を示す要部断面図である。
【図8】本発明の第5実施例に係る回転操作型電気部品
の実装前後の状態変化を示す要部断面図である。
の実装前後の状態変化を示す要部断面図である。
1 ウェハ 2 端子板 3 回転操作板 3a ギア部 4 弾性片 4a 突起部 5 切欠 6 シャーシ 6a 押圧用突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 19/02
Claims (3)
- 【請求項1】 回転操作板がウェハ上に回動自在に支持
されていて、これら回転操作板およびウェハの互いの対
向面のうち一方に導電パターンを設け他方に該導電パタ
ーンに摺接する摺動子を設けた電気部品であって、前記
ウェハに、先端部を前記回転操作板の切欠部に係合させ
て該回転操作板の回動を阻止するための弾性片を突設
し、この弾性片が、実装段階で前記ウェハと重なり合う
隣接部品に押し込まれて前記切欠部から離脱する向きに
弾性変形するように構成したことを特徴とする回転操作
型電気部品。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記弾性片
に、前記隣接部品が配置される個所まで突出して該隣接
部品に付勢される突起部を設けたことを特徴とする回転
操作型電気部品。 - 【請求項3】 請求項1の記載において、前記弾性片が
前記隣接部品の突起部に押し込まれるように構成したこ
とを特徴とする回転操作型電気部品。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07588495A JP3315288B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 回転操作型電気部品 |
CN96103955A CN1039610C (zh) | 1995-03-31 | 1996-04-01 | 旋转驱动电气装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07588495A JP3315288B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 回転操作型電気部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08273488A JPH08273488A (ja) | 1996-10-18 |
JP3315288B2 true JP3315288B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=13589170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07588495A Expired - Fee Related JP3315288B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 回転操作型電気部品 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3315288B2 (ja) |
CN (1) | CN1039610C (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2201881A (en) * | 1938-10-07 | 1940-05-21 | Gen Electric | Rotary switch |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP07588495A patent/JP3315288B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-01 CN CN96103955A patent/CN1039610C/zh not_active Expired - Fee Related
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JPH08273488A (ja) | 1996-10-18 |
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