JP3315219B2 - 置換された硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウム - Google Patents
置換された硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウムInfo
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- C07D213/60—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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- C07D213/79—Acids; Esters
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Description
【0001】
【発明の背景】置換された2,3−ピリジンジカルボン
酸は高度に有効な2−(2−イミダゾリン−2−イル)
ニコチネート除草剤の製造における重要な中間体であ
る。置換された2,3−ピリジンジカルボン酸を製造す
る方法の中で適当に置換されたキノリン前駆体の硝酸酸
化がある。しかしながら、ある置換されたピリジンジカ
ルボン酸は消費された硝酸溶液から単離することが困難
である。かかる化合物は生成物溶液から容易には沈殿し
ない。
酸は高度に有効な2−(2−イミダゾリン−2−イル)
ニコチネート除草剤の製造における重要な中間体であ
る。置換された2,3−ピリジンジカルボン酸を製造す
る方法の中で適当に置換されたキノリン前駆体の硝酸酸
化がある。しかしながら、ある置換されたピリジンジカ
ルボン酸は消費された硝酸溶液から単離することが困難
である。かかる化合物は生成物溶液から容易には沈殿し
ない。
【0002】硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウムの
化合物はP.スター(Sutter)及びC.ワイス(Weis)に
よりジヤーナル・オブ・ヘテロサイクリツク・ケミスト
リー(Journal of Heterocyclic Chemistry),23,
29〜32頁(1986)に記載されるが、置換された
硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウムはここに見い出
されない。
化合物はP.スター(Sutter)及びC.ワイス(Weis)に
よりジヤーナル・オブ・ヘテロサイクリツク・ケミスト
リー(Journal of Heterocyclic Chemistry),23,
29〜32頁(1986)に記載されるが、置換された
硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウムはここに見い出
されない。
【0003】従つて、重要な2,3−ピリジンジカルボ
ン酸除草剤中間体の単離及び精製において有用である結
晶性の置換された硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウ
ム化合物を提供することが本発明の目的である。改善さ
れた収率及び純度での所望の置換されたピリジンジカル
ボン酸除草剤中間体の製造方法を提供することが本発明
の他の目的である。
ン酸除草剤中間体の単離及び精製において有用である結
晶性の置換された硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウ
ム化合物を提供することが本発明の目的である。改善さ
れた収率及び純度での所望の置換されたピリジンジカル
ボン酸除草剤中間体の製造方法を提供することが本発明
の他の目的である。
【0004】所望のジカルボン酸生成物が反応停止工程
を必要とせずに、従つて消費された硝酸がリサイクルで
き、そして経費がかかり、かつ潜在的に有害な溶媒排液
を存在させずに得ることができることが本発明の特徴で
ある。
を必要とせずに、従つて消費された硝酸がリサイクルで
き、そして経費がかかり、かつ潜在的に有害な溶媒排液
を存在させずに得ることができることが本発明の特徴で
ある。
【0005】
【発明の要約】本発明は式I
【0006】
【化5】
【0007】式中、Y及びZは各々独立して水素、随時
1個またはそれ以上のC1〜C4アルコキシ、ハロゲンま
たはスルホニル基で置換されていてもよいC1〜C6アル
キル、ニトロ、C1〜C4アルキルカルボニル、C1〜C4
アルキルスルホニルまたは随時C1〜C4アルキル、C1
〜C4アルキルスルホニル、ハロゲンもしくはハロアル
キル基で置換されていてもよいフエニルであり、但しY
またはZの1個は水素以外のものでなければならない
か、または一緒になつた場合にY及びZはYZが構造式
1個またはそれ以上のC1〜C4アルコキシ、ハロゲンま
たはスルホニル基で置換されていてもよいC1〜C6アル
キル、ニトロ、C1〜C4アルキルカルボニル、C1〜C4
アルキルスルホニルまたは随時C1〜C4アルキル、C1
〜C4アルキルスルホニル、ハロゲンもしくはハロアル
キル基で置換されていてもよいフエニルであり、但しY
またはZの1個は水素以外のものでなければならない
か、または一緒になつた場合にY及びZはYZが構造式
【0008】
【化6】
【0009】により表わされる環を形成することがで
き;L、M、Q及びRは各々独立して水素、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルホ
ニル、C1〜C4ハロアルキル、ニトロ、随時1個のC1
〜C4アルキルもしくはハロゲン基で置換されていても
よいフエニルまたは随時1個のハロゲン、C1〜C4アル
キル、ニトロもしくはCF3基で置換されていてもよい
フエノキシであり、但しL、M、QまたはRの1個のみ
は水素、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ア
ルコキシ以外の置換基を表わすことができる、の置換さ
れた硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウム化合物を提
供する。
き;L、M、Q及びRは各々独立して水素、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルホ
ニル、C1〜C4ハロアルキル、ニトロ、随時1個のC1
〜C4アルキルもしくはハロゲン基で置換されていても
よいフエニルまたは随時1個のハロゲン、C1〜C4アル
キル、ニトロもしくはCF3基で置換されていてもよい
フエノキシであり、但しL、M、QまたはRの1個のみ
は水素、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ア
ルコキシ以外の置換基を表わすことができる、の置換さ
れた硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウム化合物を提
供する。
【0010】更に本発明は式II
【0011】
【化7】
【0012】式中、Y及びZは上の式Iに記載のもので
あり、そしてR1、R2、R3及びR4は各々独立して水
素、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、SO3HまたはSO3
Clであり、但しR1、R2、R3またはR4の少なくとも
1個は水素以外のものである、の化合物を、触媒量のマ
ンガンの存在下または不存在下にてそしてニトロ芳香族
溶媒の存在下にて50〜150℃で硝酸と反応させて反
応混合物を生成させ、そして反応混合物を濃縮して結晶
性の式Iの化合物を与えることからなる、式Iの硝酸ピ
リジニウム化合物の製造方法を提供する。
あり、そしてR1、R2、R3及びR4は各々独立して水
素、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、SO3HまたはSO3
Clであり、但しR1、R2、R3またはR4の少なくとも
1個は水素以外のものである、の化合物を、触媒量のマ
ンガンの存在下または不存在下にてそしてニトロ芳香族
溶媒の存在下にて50〜150℃で硝酸と反応させて反
応混合物を生成させ、そして反応混合物を濃縮して結晶
性の式Iの化合物を与えることからなる、式Iの硝酸ピ
リジニウム化合物の製造方法を提供する。
【0013】式Iの硝酸ジカルボキシピリジニウムは溶
媒または溶媒混合物で処理する際に対応するピリジンジ
カルボン酸に容易に転化される。かくて得られる高度に
純粋なピリジンジカルボン酸は2−(2−イミダゾリン
−2−イル)ニコチネート除草剤の製造における重要な
中間体である。これらの高度に有効な除草剤及びその製
造における置換された2,3−ピリジンジカルボン酸の
使用の記述は殊に米国特許第4,798,619号に見い
出し得る。
媒または溶媒混合物で処理する際に対応するピリジンジ
カルボン酸に容易に転化される。かくて得られる高度に
純粋なピリジンジカルボン酸は2−(2−イミダゾリン
−2−イル)ニコチネート除草剤の製造における重要な
中間体である。これらの高度に有効な除草剤及びその製
造における置換された2,3−ピリジンジカルボン酸の
使用の記述は殊に米国特許第4,798,619号に見い
出し得る。
【0014】
【発明の詳細な記載】スクラウプ(Skraup)反応は、置
換された2,3−ピリジンジカルボン酸除草剤中間体の
製造に用いる式IIの置換されたキノリン出発物質の十
分公知でかつ好適な源(source)である。スクラウプ反
応は酸性水溶液中で行う。有利には、高純度の置換され
た2,3−ピリジンジカルボン酸生成物を製造するため
の式IIのキノリン化合物の硝酸酸化における出発物質
の原料として過度で、かつ長時間の単離工程なしに粗製
スクラウプ反応混合物を使用し得ることが見い出され
た。驚くべきことに、ニトロ芳香族溶媒例えばニトロベ
ンゼンまたはニトロキシレンの存在下での消費された硝
酸溶液の濃縮により式Iの結晶性の硝酸塩が高収率で生
じることが見い出された。式Iの硝酸ジカルボキシピリ
ジニウムは第2の溶媒または溶媒混合物で処理する際に
所望の2,3−ピリジンジカルボン酸に容易に転化され
る。かくて所望の酸化生成物が反応溶液を反応停止させ
る必要がなく、そしてこれにより消費された硝酸を再循
環させながら得られる。本工程をフロー図Iに示す。
換された2,3−ピリジンジカルボン酸除草剤中間体の
製造に用いる式IIの置換されたキノリン出発物質の十
分公知でかつ好適な源(source)である。スクラウプ反
応は酸性水溶液中で行う。有利には、高純度の置換され
た2,3−ピリジンジカルボン酸生成物を製造するため
の式IIのキノリン化合物の硝酸酸化における出発物質
の原料として過度で、かつ長時間の単離工程なしに粗製
スクラウプ反応混合物を使用し得ることが見い出され
た。驚くべきことに、ニトロ芳香族溶媒例えばニトロベ
ンゼンまたはニトロキシレンの存在下での消費された硝
酸溶液の濃縮により式Iの結晶性の硝酸塩が高収率で生
じることが見い出された。式Iの硝酸ジカルボキシピリ
ジニウムは第2の溶媒または溶媒混合物で処理する際に
所望の2,3−ピリジンジカルボン酸に容易に転化され
る。かくて所望の酸化生成物が反応溶液を反応停止させ
る必要がなく、そしてこれにより消費された硝酸を再循
環させながら得られる。本工程をフロー図Iに示す。
【0015】フロー図I
【0016】
【化8】
【0017】本発明の式Iの硝酸ジカルボキシピリジニ
ウム化合物は重要な除草剤中間体化合物の単離及び精製
を可能とする。多くの所望の2,3−ピリジンジカルボ
ン酸化合物は酸化工程から生じる消費された硝酸溶液か
ら単離することが困難である。ギ酸またはイソプロパノ
ールの如き試薬を用いる反応停止及び/または反応混合
物のpHの調整後でさえも、ある置換されたピリジンジ
カルボン酸(例えば5−エチルピリジンジカルボン酸)
は溶液から容易には沈殿しない。高濃度の反応停止され
た硝酸生成物溶液から発熱、生成物分解、NOxガス発
生及び潜在的に爆発性の混合物が生じる。驚くべきこと
に、置換されたピリジンジカルボン酸化合物は消費され
た硝酸酸化反応溶液をニトロ芳香族溶媒例えばニトロベ
ンゼンまたはニトロキシレン例えば3−ニトロ−o−キ
シレンの存在下で濃縮する場合に純粋な硝酸付加塩とし
て高収率に溶液から結晶化する。従つて、経費がかか
り、かつ潜在的に有害な溶媒排液の存在が除去される。
ウム化合物は重要な除草剤中間体化合物の単離及び精製
を可能とする。多くの所望の2,3−ピリジンジカルボ
ン酸化合物は酸化工程から生じる消費された硝酸溶液か
ら単離することが困難である。ギ酸またはイソプロパノ
ールの如き試薬を用いる反応停止及び/または反応混合
物のpHの調整後でさえも、ある置換されたピリジンジ
カルボン酸(例えば5−エチルピリジンジカルボン酸)
は溶液から容易には沈殿しない。高濃度の反応停止され
た硝酸生成物溶液から発熱、生成物分解、NOxガス発
生及び潜在的に爆発性の混合物が生じる。驚くべきこと
に、置換されたピリジンジカルボン酸化合物は消費され
た硝酸酸化反応溶液をニトロ芳香族溶媒例えばニトロベ
ンゼンまたはニトロキシレン例えば3−ニトロ−o−キ
シレンの存在下で濃縮する場合に純粋な硝酸付加塩とし
て高収率に溶液から結晶化する。従つて、経費がかか
り、かつ潜在的に有害な溶媒排液の存在が除去される。
【0018】実際には、単離されるか、または粗製反応
生成物溶液として存在するかのいずれかであり、随時溶
媒の存在下での式IIのキノリン化合物を約50〜15
0℃の温度範囲で70%硝酸及び触媒量のマンガンの混
合物に加えて反応混合物を生成させ、反応混合物を酸化
が完了するまで50〜150℃で加熱する。未反応停止
の反応混合物をニトロ芳香族溶媒例えばニトロベンゼ
ン、3−ニトロ−o−キシレンなどで直接処理し、そし
て真空中で濃縮して式Iの硝酸ジカルボキシピリジニウ
ム化合物を結晶性沈殿として生成させる。硝酸ピリジニ
ウム沈殿は濾過により単離し、そして第2の溶媒または
溶媒系で処理することにより対応する遊離の2,3−ピ
リジンジカルボン酸に転化する。
生成物溶液として存在するかのいずれかであり、随時溶
媒の存在下での式IIのキノリン化合物を約50〜15
0℃の温度範囲で70%硝酸及び触媒量のマンガンの混
合物に加えて反応混合物を生成させ、反応混合物を酸化
が完了するまで50〜150℃で加熱する。未反応停止
の反応混合物をニトロ芳香族溶媒例えばニトロベンゼ
ン、3−ニトロ−o−キシレンなどで直接処理し、そし
て真空中で濃縮して式Iの硝酸ジカルボキシピリジニウ
ム化合物を結晶性沈殿として生成させる。硝酸ピリジニ
ウム沈殿は濾過により単離し、そして第2の溶媒または
溶媒系で処理することにより対応する遊離の2,3−ピ
リジンジカルボン酸に転化する。
【0019】式Iの硝酸ジカルボキシピリジニウムの対
応する2,3−ピリジンジカルボン酸への転化に適する
溶媒にはケトン例えばメチルイソブチルケトン、アセト
ンなど、ケトン及びハロゲン化された炭化水素例えば塩
化メチレン、クロロホルム、二塩化エチレンなどの混合
物、水並びに水及び共溶媒例えばケトンの混合物または
ハロゲン化された炭化水素がある。適当な溶媒または溶
媒混合物を用いる式Iの硝酸ピリジニウム化合物の処理
により所望の置換された2,3−ピリジンジカルボン酸
が良好な収率及び高純度で生じる。
応する2,3−ピリジンジカルボン酸への転化に適する
溶媒にはケトン例えばメチルイソブチルケトン、アセト
ンなど、ケトン及びハロゲン化された炭化水素例えば塩
化メチレン、クロロホルム、二塩化エチレンなどの混合
物、水並びに水及び共溶媒例えばケトンの混合物または
ハロゲン化された炭化水素がある。適当な溶媒または溶
媒混合物を用いる式Iの硝酸ピリジニウム化合物の処理
により所望の置換された2,3−ピリジンジカルボン酸
が良好な収率及び高純度で生じる。
【0020】本明細書に記載する本発明を更に次の実施
例により説明するが、特許請求の範囲で定義されるもの
以外によつて限定されるものではない。特記せぬ限り、
記載される全ての部は重量部である。HPLCなる用語
は高速液体クロマトグラフイーを表わす。
例により説明するが、特許請求の範囲で定義されるもの
以外によつて限定されるものではない。特記せぬ限り、
記載される全ての部は重量部である。HPLCなる用語
は高速液体クロマトグラフイーを表わす。
【0021】
【実施例】実施例1 硝酸2,3−ジカルボキシ−5−エチルピリジニウムの
製造
製造
【0022】
【化9】
【0023】70%硝酸(480g、5.33モル)及
び二酸化マンガン(0.1g、1.75ミリモル)の混合
物を95℃に加熱し、ニトロベンゼン100g中の3−
エチル−8−ヒドロキシキノリン(51.5g、純度6
7.5%、0.20モル)の溶液で2時間にわたつて処理
し、90〜100℃で10時間保持し、室温に冷却し、
更にニトロベンゼン200gで処理し、真空中で約24
0gの全重量に濃縮し、そして濾過した。濾過ケーキを
ニトロベンゼン及び塩化メチレンで洗浄し、そして真空
中で乾燥して白色の固体として表題の生成物49.2g
(収率95.3%)、融点109〜111℃を生成させ
た。生成物をそのまま実施例2に用いた。 実施例2 5−エチル−2,3−ピリジンジカルボン酸の製造
び二酸化マンガン(0.1g、1.75ミリモル)の混合
物を95℃に加熱し、ニトロベンゼン100g中の3−
エチル−8−ヒドロキシキノリン(51.5g、純度6
7.5%、0.20モル)の溶液で2時間にわたつて処理
し、90〜100℃で10時間保持し、室温に冷却し、
更にニトロベンゼン200gで処理し、真空中で約24
0gの全重量に濃縮し、そして濾過した。濾過ケーキを
ニトロベンゼン及び塩化メチレンで洗浄し、そして真空
中で乾燥して白色の固体として表題の生成物49.2g
(収率95.3%)、融点109〜111℃を生成させ
た。生成物をそのまま実施例2に用いた。 実施例2 5−エチル−2,3−ピリジンジカルボン酸の製造
【0024】
【化10】
【0025】実施例1で得られた硝酸塩を塩化メチレン
100ml及びメチルイソブチルケトン100mlの混
合物中に分散させ、還流温度で1時間加熱し、室温に冷
却し、そして濾過した。濾過ケーキを塩化メチレン:メ
チルイソブチルケトンの1:1混合物で洗浄し、そして
乾燥してHPLCにより純度94.5%の5−エチル−
2,3−ピリジンジカルボン酸34.6g(3−エチル−
8−ヒドロキシキノリンから単離された収率89%)を
生じさせた。
100ml及びメチルイソブチルケトン100mlの混
合物中に分散させ、還流温度で1時間加熱し、室温に冷
却し、そして濾過した。濾過ケーキを塩化メチレン:メ
チルイソブチルケトンの1:1混合物で洗浄し、そして
乾燥してHPLCにより純度94.5%の5−エチル−
2,3−ピリジンジカルボン酸34.6g(3−エチル−
8−ヒドロキシキノリンから単離された収率89%)を
生じさせた。
【0026】実施例3 置換された硝酸2,3−ジカルボキシピリジニウムの製
造 本質的に実施例1に記載と同じ方法を用い、そして適当
に置換されたキノリン前駆体を用いて次の硝酸ジカルボ
キシピリジニウム化合物を得た:
造 本質的に実施例1に記載と同じ方法を用い、そして適当
に置換されたキノリン前駆体を用いて次の硝酸ジカルボ
キシピリジニウム化合物を得た:
【0027】
【表1】
【0028】実施例4 硝酸2,3−ジカルボキシ−5−エチルピリジニウムの
単離を介する粗製3−エチル−8−ヒドロキシキノリン
出発物質からの高純度での5−エチル−2,3−ピリジ
ンジカルボン酸の製造
単離を介する粗製3−エチル−8−ヒドロキシキノリン
出発物質からの高純度での5−エチル−2,3−ピリジ
ンジカルボン酸の製造
【0029】
【化11】
【0030】70%硝酸及び触媒量の二酸化マンガンの
混合物をニトロベンゼン(NB8)または3−ニトロ−
o−キシレン(3−NOX)中の粗製(純度67.5
%)3−エチル−8−ヒドロキシキノリン(EHQ)の
溶液を用いて95℃で処理し、酸化が完了するまで90
〜100℃で加熱し、室温に冷却し、真空中にてニトロ
芳香族溶媒の存在下で濃縮し、そして濾過して硝酸2,
3−ジカルボキシ−5−エチルピリジニウムを生成させ
た。かくて単離した硝酸塩を塩化メチレン(CH2C
l2)及びメチルイソブチルケトン(MIBK)または
アセトン及びCH2Cl2の1:1混合物中に分散させ、
そして濾過して所望の5−エチル−2,3−ピリジンジ
カルボン酸を高純度に生成させた。
混合物をニトロベンゼン(NB8)または3−ニトロ−
o−キシレン(3−NOX)中の粗製(純度67.5
%)3−エチル−8−ヒドロキシキノリン(EHQ)の
溶液を用いて95℃で処理し、酸化が完了するまで90
〜100℃で加熱し、室温に冷却し、真空中にてニトロ
芳香族溶媒の存在下で濃縮し、そして濾過して硝酸2,
3−ジカルボキシ−5−エチルピリジニウムを生成させ
た。かくて単離した硝酸塩を塩化メチレン(CH2C
l2)及びメチルイソブチルケトン(MIBK)または
アセトン及びCH2Cl2の1:1混合物中に分散させ、
そして濾過して所望の5−エチル−2,3−ピリジンジ
カルボン酸を高純度に生成させた。
【0031】上の反応パラメータ及び単離された硝酸ジ
カルボキシピリジニウムからの遊離のピリジンジカルボ
ン酸化合物を遊離させるために用いる溶媒系を変化さ
せ、表Iに示す次の結果が得られた。
カルボキシピリジニウムからの遊離のピリジンジカルボ
ン酸化合物を遊離させるために用いる溶媒系を変化さ
せ、表Iに示す次の結果が得られた。
【0032】
【表2】 表 I 5−エチル−2,3−ピリジンジカルボン酸の製造 モル比 HNO3 硝酸塩 EHQからの %HNO3:EHQ 酸化溶媒 分散剤 %収率 純度 16 3-NOX 3-NOX/HCOOH 83.3 78.1 16 3-NOX 3-NOX/HCOOH 84.2 78.2 16 NBz MIBK 74.9 98.0 16 3-NOX MIBK 75.7 93.5 16 NBz MIBK/HCOOH 73.0 96.3 16 3-NOX MIBK/HCOOH 78.5 94.4 16 3-NOX MIBK/HCOOH* 83.8 95.4 16 3-NOX MIBK/CH2Cl2 86.2 91.9 16 3-NOX MIBK/CH2Cl2 90.5 91.4 16 3-NOX MIBK/CH2Cl2 80.4 93.1 18 3-NOX MIBK/CH2Cl2 80.6 90.9 18 NBz MIBK/CH2Cl2 83.8 94.5 18** NBz MIBK/CH2Cl2 55.4 91.2 16 3-NOX アセトン 72.1 97.7 16 3-NOX アセトン/CH2Cl2 67.8 96.5 18 3-NOX アセトン/CH2Cl2 64.4 97.3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * 水抽出 ** 出発物質をスクラウプ反応混合物から単離しなかつ
た 本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
た 本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
【0033】1.式I
【0034】
【化12】
【0035】式中、Y及びZは各々独立して水素、随時
1個またはそれ以上のC1〜C4アルコキシ、ハロゲンま
たはスルホニル基で置換されていてもよいC1〜C6アル
キル、ニトロ、C1〜C4アルキルカルボニル、C1〜C4
アルキルスルホニルまたは随時C1〜C4アルキル、C1
〜C4アルキルスルホニル、ハロゲンもしくはハロアル
キル基で置換されていてもよいフエニルであり、但しY
またはZの1個は水素以外のものでなければならない
か、または一緒になつた場合にY及びZはYZが構造式
1個またはそれ以上のC1〜C4アルコキシ、ハロゲンま
たはスルホニル基で置換されていてもよいC1〜C6アル
キル、ニトロ、C1〜C4アルキルカルボニル、C1〜C4
アルキルスルホニルまたは随時C1〜C4アルキル、C1
〜C4アルキルスルホニル、ハロゲンもしくはハロアル
キル基で置換されていてもよいフエニルであり、但しY
またはZの1個は水素以外のものでなければならない
か、または一緒になつた場合にY及びZはYZが構造式
【0036】
【化13】
【0037】により表わされる環を形成することがで
き;L、M、Q及びRは各々独立して水素、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルホ
ニル、C1〜C4ハロアルキル、ニトロ、随時1個のC1
〜C4アルキルもしくはハロゲン基で置換されていても
よいフエニルまたは随時1個のハロゲン、C1〜C4アル
キル、ニトロもしくはCF3基で置換されていてもよい
フエノキシであり、但しL、M、QまたはRの1個のみ
は水素、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ア
ルコキシ以外の置換基を表わすことができる、の置換さ
れた硝酸2,3−ピリジニウム。
き;L、M、Q及びRは各々独立して水素、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルホ
ニル、C1〜C4ハロアルキル、ニトロ、随時1個のC1
〜C4アルキルもしくはハロゲン基で置換されていても
よいフエニルまたは随時1個のハロゲン、C1〜C4アル
キル、ニトロもしくはCF3基で置換されていてもよい
フエノキシであり、但しL、M、QまたはRの1個のみ
は水素、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ア
ルコキシ以外の置換基を表わすことができる、の置換さ
れた硝酸2,3−ピリジニウム。
【0038】2.Yが随時1個またはそれ以上のC1〜
C4アルコキシまたはハロゲン基で置換されていてもよ
いC1〜C6アルキルであり、そしてZが水素である、上
記1に記載の化合物。
C4アルコキシまたはハロゲン基で置換されていてもよ
いC1〜C6アルキルであり、そしてZが水素である、上
記1に記載の化合物。
【0039】3.YがC1〜C6アルキルである上記2に
記載の化合物。
記載の化合物。
【0040】4.該化合物が硝酸2,3−ジカルボキシ
−5−エチルピリジニウムまたは硝酸2,3−ジカルボ
キシ−5−メチルピリジニウムである、上記2に記載の
化合物。
−5−エチルピリジニウムまたは硝酸2,3−ジカルボ
キシ−5−メチルピリジニウムである、上記2に記載の
化合物。
【0041】5.Yがメトキシメチルまたはハロメチル
である上記2に記載の化合物。
である上記2に記載の化合物。
【0042】6.該化合物が硝酸2,3−ジカルボキシ
−5−(メトキシメチル)ピリジニウム;硝酸2,3−
ジカルボキシ−5−(クロロメチル)ピリジニウム;ま
たは硝酸2,3−ジカルボキシ−5−(ブロモメチル)
ピリジニウムである、上記5に記載の化合物。
−5−(メトキシメチル)ピリジニウム;硝酸2,3−
ジカルボキシ−5−(クロロメチル)ピリジニウム;ま
たは硝酸2,3−ジカルボキシ−5−(ブロモメチル)
ピリジニウムである、上記5に記載の化合物。
【0043】7.式I
【0044】
【化14】
【0045】式中、Y及びZは上記1に記載のものであ
る、の化合物を製造する際に、式II
る、の化合物を製造する際に、式II
【0046】
【化15】
【0047】式中、Y及びZは上の式Iに記載のもので
あり、そしてR1、R2、R3及びR4は各々独立して水
素、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、SO3HまたはSO3
Clであり、但しR1、R2、R3またはR4の少なくとも
1個は水素以外のものである、の化合物を随時触媒量の
マンガン及びニトロ芳香族溶媒の存在下にて昇温下で硝
酸と反応させて反応混合物を生成させ、そして反応混合
物を濃縮して結晶性の式Iの化合物を与えることからな
る、式Iの化合物の製造方法。
あり、そしてR1、R2、R3及びR4は各々独立して水
素、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、SO3HまたはSO3
Clであり、但しR1、R2、R3またはR4の少なくとも
1個は水素以外のものである、の化合物を随時触媒量の
マンガン及びニトロ芳香族溶媒の存在下にて昇温下で硝
酸と反応させて反応混合物を生成させ、そして反応混合
物を濃縮して結晶性の式Iの化合物を与えることからな
る、式Iの化合物の製造方法。
【0048】8.マンガンをKMnO4またはMnO2と
して存在させる上記7に記載の方法。
して存在させる上記7に記載の方法。
【0049】9.ニトロ芳香族溶媒がニトロベンゼンま
たは3−ニトロ−o−キシレンである上記7に記載の方
法。
たは3−ニトロ−o−キシレンである上記7に記載の方
法。
【0050】10.昇温された温度が約50〜150℃
である上記7に記載の方法。
である上記7に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−295466(JP,A) SUTTER,P.,et al., Thermal Fragmentat ions of Nitrated 8 −Quinolinols,J.Het erocyclic Chem.,23 (1),pp.29−32(1986) DORNOW,A.,et al., Ueber die Darstell ung des 3−[β−Oxy−a ethy1]−pyridines,C hem.Ber.,80(6),pp. 505−509(1947) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 213/00 - 13/90 B01J 23/00 - 23/34 C07B 61/00 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】 式I 【化1】 式中、Y及びZは各々独立して水素、随時1個またはそ
れ以上のC1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホニ
ル基で置換されていてもよいC1〜C6アルキル、ニト
ロ、C1〜C4アルキルカルボニル、C1〜C4アルキルス
ルホニルまたは随時C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキ
ルスルホニル、ハロゲンもしくはハロアルキル基で置換
されていてもよいフエニルであり、但しYまたはZの1
個は水素以外のものでなければならないか、または一緒
になつた場合にY及びZはYZが構造式 【化2】 により表わされる環を形成することができ; L、M、Q及びRは各々独立して水素、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルホニ
ル、C1〜C4ハロアルキル、ニトロ、随時1個のC1〜
C4アルキルもしくはハロゲン基で置換されていてもよ
いフエニルまたは随時1個のハロゲン、C1〜C4アルキ
ル、ニトロもしくはCF3基で置換されていてもよいフ
エノキシであり、但しL、M、QまたはRの1個のみは
水素、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4アル
コキシ以外の置換基を表わすことができる、 の置換された硝酸2,3−ピリジニウム化合物。 - 【請求項2】 式I 【化3】 式中、Y及びZは請求項1に記載のものである、 の化合物を製造する際に、式II 【化4】 式中、Y及びZは上の式Iに記載のものであり、そして
R1、R2、R3及びR4は各々独立して水素、ヒドロキ
シ、ニトロ、アミノ、SO3HまたはSO3Clであり、
但しR1、R2、R3またはR4の少なくとも1個は水素以
外のものである、 の化合物を、触媒量のマンガンの存在下または不存在下
にてそしてニトロ芳香族溶媒の存在下にて50〜150
℃で硝酸と反応させて反応混合物を生成させ、そして反
応混合物を濃縮して結晶性の式Iの化合物を与えること
からなる、式Iの化合物の製造方法。
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US07/967,349 US5284955A (en) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | Substituted-2,3-dicarboxypyridinium nitrates |
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---|---|---|---|
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---|---|
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US4798619A (en) * | 1980-06-02 | 1989-01-17 | American Cyanamid Co. | 2-(2-imidazolin-2-yl)-pyridines and quinolines and use of said compounds as herbicidal agents |
US5122608A (en) * | 1990-12-19 | 1992-06-16 | American Cyanamid Company | Method for the preparation of substituted and unsubstituted 2,3-pyridine and quinolinedicarboxylic acids |
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1993
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- 1993-09-10 DE DE69332923T patent/DE69332923T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1993-10-27 BR BR9304381A patent/BR9304381A/pt not_active Application Discontinuation
- 1993-10-27 JP JP28986693A patent/JP3315219B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-02-02 US US08/190,825 patent/US5410062A/en not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
DORNOW,A.,et al.,Ueber die Darstellung des 3−[β−Oxy−aethy1]−pyridines,Chem.Ber.,80(6),pp.505−509(1947) |
SUTTER,P.,et al.,Thermal Fragmentations of Nitrated 8−Quinolinols,J.Heterocyclic Chem.,23(1),pp.29−32(1986) |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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DE69332923D1 (de) | 2003-06-05 |
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IL107405A (en) | 1998-01-04 |
DE69332923T2 (de) | 2004-05-19 |
EP0601288A3 (en) | 1994-06-22 |
EP0601288A2 (en) | 1994-06-15 |
US5410062A (en) | 1995-04-25 |
BR9304381A (pt) | 1994-06-07 |
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