JP3312602B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP3312602B2
JP3312602B2 JP30764598A JP30764598A JP3312602B2 JP 3312602 B2 JP3312602 B2 JP 3312602B2 JP 30764598 A JP30764598 A JP 30764598A JP 30764598 A JP30764598 A JP 30764598A JP 3312602 B2 JP3312602 B2 JP 3312602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
control signal
output
signal
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30764598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000132966A (ja
Inventor
厚紀 廣部
恭一 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP30764598A priority Critical patent/JP3312602B2/ja
Priority to US09/427,955 priority patent/US6178139B1/en
Priority to KR1019990047326A priority patent/KR100317542B1/ko
Publication of JP2000132966A publication Critical patent/JP2000132966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3312602B2 publication Critical patent/JP3312602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • G11C7/1066Output synchronization
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/4076Timing circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1072Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for memories with random access ports synchronised on clock signal pulse trains, e.g. synchronous memories, self timed memories
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に係り、特に、DDR−SDRAM(Double Data Rate
-Synchronous Dynamic Random Access Memory )からな
る半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機の動作を制御する中央処理装置
(CPU)の高速化に伴って、計算機の主記憶装置とし
ては、クロックに同期して動作するSDRAMが多く使
用されているが、さらに高速化を図るため、2ビットの
データを同時に読み書きすることができる、2ビットプ
リフェッチ型のSDRAMが用いられるようになった。
【0003】図50は、2ビットプリフェッチ型のSD
RAMからなる従来例の半導体記憶装置の構成例を示す
ブロック図、図51は、同半導体記憶装置のライト時の
動作を説明するタイミングチャート、図52は、同半導
体記憶装置のリード時の動作を説明するタイミングチャ
ートである。従来例の半導体記憶装置は、図50に示す
ように、メモリセルアレイ1,2と、ワードドライバ
3,4と、DIN/DOUT(データイン/データアウ
ト)回路5,6と、ライトアンプ7,8と、センスアン
プ9,10,11,12と、カラムデコーダ13,14
と、コマンドデータ15と、バーストカウンタ16と、
カラム系コントロール回路17とから概略構成されてい
る。
【0004】メモリセルアレイ1,2は、それぞれ複数
個のメモリセルをマトリクス状に配列して構成されてい
る。ワードドライバ3,4は、それぞれメモリセルアレ
イ1,2の各ワード線を駆動する。DIN/DOUT回
路5,6は、それぞれ書き込み動作制御信号W0,W1
に応じて、それぞれ偶数番目と奇数番目のデータバスか
らのデータ入力DQに対応する、相補信号からなるデー
タ出力RWBS,RWBSは反転信号を示
す。以下省略)を出力し、また、それぞれ読み出し動作
制御信号R0,R1に応じて、相補信号からなるデータ
入力RWBS,RWBSによって、それぞれ偶数番
目と奇数番目のデータバスに対するデータ出力DQを発
生する。ライトアンプ7,8は、それぞれデータ出力R
WBS,RWBSを増幅して、相補信号からなる書
き込み入力IO,IOを出力する。センスアンプ
9,10は、メモリセルアレイ1を構成する各ビット線
に接続されたメモリセルに対する書き込み電圧を増幅
し、またはメモリセルからの読み出し電圧を増幅する。
センスアンプ11,12は、メモリセルアレイ2を構成
する各ビット線に接続されたメモリセルに対する書き込
み電圧を増幅し、またはメモリセルからの読み出し電圧
を増幅する。
【0005】カラムデコーダ13,14は、アドレス入
力に応じて、それぞれメモリセルアレイ1,2の各ビッ
ト線を選択して、選択されたカラムセレクト線CSLを
駆動する。コマンドデコーダ15は、外部コマンド信号
CSB(コマンドセレクトバー),RASB(ラスバ
ー),CASB(カスバー),WEB(ライトイネーブ
ルバー)及びクロック信号CLKに応じて、内部コマン
ド信号であるリードライトコマンドRWCMDと、アド
レス制御信号YAL,NYALを発生する。バーストカ
ウンタ16は、例えば8ビットからなるアドレス入力
(IA0〜IAj)に対して、アドレス制御信号YAL
によって定まるタイミングでアドレス出力を発生したの
ち、アドレス制御信号NYALの発生ごとに、順次、+
2したアドレス出力を発生する処理を、2クロックごと
に所定バースト長(例えばワード長)に対応する期間繰
り返して行う。カラム系コントロール回路17は、コマ
ンドデコーダ15からのリードライトコマンドRWCM
Dと、バーストカウンタ16のアドレス出力とに応じ
て、DIN/DOUT回路5,6に対して、書き込み動
作制御信号W0,W1又は読み出し動作制御信号RO,
R1を出力する。
【0006】次に、図50及び図51を参照して、従来
例の半導体記憶装置のライト時の動作について説明す
る。コマンド入力CMDがライトコマンドW CMDで
あって、クロックCLKに対応して、データ入力DQと
してD0,D1,D2,D3が入力されたとする。この
とき、コマンドデコーダ15からのリードライトコマン
ドRWCMDに応じて、カラム系コントロール回路17
から書き込み動作制御信号W0,W1が出力される。一
方、図示されないCPU(中央処理装置)からのアドレ
スA0〜Aj(8ビット)の指定に応じて、アドレス入
力IA0〜IAjが発生すると、コマンドデコーダ15
からのアドレス制御信号YALに応じて、バーストカウ
ンタ16からアドレスYP0〜YPjが出力され、次
に、2クロック後にアドレス制御信号NYALに応じ
て、バーストカウンタ16からアドレスYP0〜YPj
に+2(2ビットプリフェッチの場合)したアドレスが
出力される。このとき、DIN/DOUT回路5,6か
ら、書き込み動作制御信号W0,W1に応じて、データ
出力RWBS,RWBSとして、偶数番目のデータ
D0と奇数番目のデータD1が出力され、ライト回路
7,8から、書き込みデータIO,IOとして、D
0,D1が出力されて、アドレスYP0〜YPjによっ
て定まるカラムセレクト線CSL0,1のメモリセルに
書き込まれる。さらに、次の書き込み動作制御信号W
0,W1に応じて、データ出力RWBS,RWBS
として、データD2,D3が出力され、書き込みデータ
IO,IOとして、D2,D3が出力されて、アド
レスYP0〜YPj(+2)によって定まるカラムセレ
クト線CSL2,3のメモリセルに書き込まれる。
【0007】次に、図50及び図52を参照して、従来
例の半導体記憶装置のリード時の動作について説明す
る。コマンド入力CMDがリードコマンドR CMDで
あって、CPUからのアドレスA0〜Ajの指定に応じ
て、アドレス入力IA0〜IAjが発生すると、コマン
ドデコーダ15からのアドレス制御信号YALに応じ
て、バーストカウンタ16からアドレスYP0〜YPj
が出力され、次に、アドレス制御信号NYALに応じ
て、バーストカウンタ16からアドレスYP0〜YPj
に+2したアドレスが出力される。これによって、アド
レスYP0〜YPjによって定まるカラムセレクト線C
SL0,1から読み出しデータIO,IOとしてQ
0,Q1が出力され、アドレスYP0〜YPj(+2)
によって定まるカラムセレクト線CSL2,3からQ
2,Q3が出力される。一方、カラムコントロール回路
17は、リードライトコマンドRWCMDに応じて、読
み出し動作制御信号R0,R1を2クロックごとに出力
し、これによって、読み出しデータRWBS,RWBS
として、データQ0,Q1及びQ2,Q3が出力さ
れるので、DIN/DOUT回路5,6は、出力指定タ
イミングである5クロック後(CLT=5)に、読み出
しデータDQとして、1クロックごとにデータQ0,Q
1,Q2,Q3を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の2ビット
プリフェッチ型SDRAMからなる半導体記憶装置で
は、クロック信号に同期して動作するため、動作速度を
上げるためには、クロック信号を高速化する必要があ
る。しかしながら、SDRAMを使用した計算機等にお
いて、クロック速度を上げようとすると、クロック信号
とデータ入力信号とのタイミングスキューの問題が発生
するため、クロック信号の高速化には限界がある。
【0009】これに対して、データ入力信号の取り込み
をデータストローブ信号によって行い、クロック周期を
データ入力周期の2倍とするDDR−SDRAMが提案
され、現在、JEDEC(Joint Electronic Device En
geneering Council )での標準化が進められている。デ
ータストローブ信号は、データ入力信号と同時にCPU
側で作成されるものであり、データストローブ信号とク
ロック信号とを等長の配線でSDRAMに接続すること
によって、両者の間のタイミングスキューの問題を回避
することができるので、クロック信号の高速化とタイミ
ングスキューの問題とを同時に解決することが可能とな
る。この場合、データ入力信号をデータストローブ信号
によって取り込んだ後、クロック信号による制御に変換
する際のタイミングマージンを十分に確保することが必
要となるが、これに対しては、例えば、特願平10−1
40128号等が既に提案されている。
【0010】図50に示された2ビットプリフェッチ型
SDRAMからなる半導体記憶装置では、ライト動作時
とリード動作時におけるDIN/DOUT回路へのデー
タの書き込みは、ライトコマンド又はリードコマンドの
発生時のクロック信号に応じて開始されるのに対し、D
DR−SDRAMからなる半導体記憶装置では、リード
動作時は同じであるが、ライト動作時におけるDIN/
DOUT回路への書き込みデータの取り込みは、CPU
が出力するデータストローブ信号に応じて開始される。
このデータストローブ信号は、ライトコマンドの出力か
ら、規格で定まる所定時間以内に、クロックに同期して
出力されるものである。従って、DDR−SDRAMで
は、ライト動作とリード動作とで、内部アドレス信号の
動作に大きな違いがあり、リードサイクルでは、コマン
ド入力によって取り込まれたアドレス信号によって直ち
に読み出し動作が行われるのに対し、ライトサイクルに
おいては、コマンドによって取り込まれたアドレス信号
は、一定期間保持されたのち、書き込み動作が行われる
ようにする必要がある。また、このアドレス保持期間に
新たなコマンドが入力された場合には、そのコマンドの
種別に応じて、アドレスを選択する必要がある。
【0011】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
のであって、DDR−SDRAMからなる半導体記憶装
置を実現する際に、複数のアドレスの保持と、コマンド
の種別に対応するアドレス出力の選択とを、充分な動作
マージンをもって行うことが可能な、半導体記憶装置を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、半導体記憶装置に係り、読
み出しコマンドの入力によって第1の制御信号を発生
し、書き込みコマンドの入力から第1のクロック期間後
に第2の制御信号を発生するとともに、上記第1の制御
信号と第2の制御信号とに応じて書き込み読み出し動作
指示信号を発生する制御手段と、入力アドレスを第1の
制御信号に応じて読み出しアドレスとして出力し、第2
の制御信号に応じて書き込みアドレスとして出力するア
ドレス出力手段と、上記制御手段からの動作指示に応じ
てメモリ部における読み出し動作と書き込み動作との制
御を行うカラム系制御手段とを備えたDDR−SDRA
Mからなる半導体記憶装置であって、書き込み動作時、
書き込みコマンドの入力から所定タイミング差でクロッ
ク信号に同期して入力されたデータストローブ信号に応
じて、上記第1のクロック期間、1/2クロックごとに
書き込みデータをデータ入力手段に取り込み、上記制御
手段が、上記第2の制御信号の発生から第2のクロック
期間後に次の制御信号を発生することによって、上記ア
ドレス出力手段が、上記第2の制御信号と次の制御信号
とに応じてそれぞれ2アドレスを出力し、上記制御手段
からの書き込み動作指示信号によって、上記カラム系制
御手段が、第1の書き込み動作制御信号と第2の書き込
み動作制御信号とを上記第2のクロック期間ごとに発生
することによって、上記データ入力手段に取り込まれた
上記第1のクロック期間の書き込みデータを、メモリ部
における上記アドレス出力手段から出力されたそれぞれ
のアドレスに書き込むように構成されていることを特徴
としている。
【0013】また、請求項2記載の発明は、半導体記憶
装置に係り、読み出しコマンドの入力によって、又は書
き込みコマンドの入力から第1のクロック期間後に制御
信号を発生し、読み出しコマンドの入力時と書き込みコ
マンドの入力時とで符号が反転する選択信号を発生する
とともに、上記制御信号に応じて読み出し書き込み動作
指示信号を発生する制御手段と、入力アドレスをラッチ
して上記選択信号の符号に従って上記制御信号の発生
時、読み出しアドレス又は書き込みアドレスとして出力
するアドレス出力手段と、上記制御手段からの動作指示
に応じてメモリ部における読み出し動作と書き込み動作
との制御を行うカラム系制御手段とを備えたDDR−S
DRAMからなる半導体記憶装置であって、書き込み動
作時、書き込みコマンドの入力から所定タイミング差で
クロック信号に同期して入力されたデータストローブ信
号に応じて、上記第1のクロック期間、1/2クロック
ごとに書き込みデータをデータ入力手段に取り込み、上
記制御手段が、上記制御信号の発生から第2のクロック
期間後に次の制御信号を発生することによって、上記ア
ドレス出力手段が、上記制御信号と次の制御信号とに応
じてそれぞれ2アドレスを出力し、上記制御手段からの
書き込み動作指示信号によって、上記カラム系制御手段
が、第1の書き込み動作制御信号と第2の書き込み動作
制御信号とを上記第2のクロック期間ごとに発生するこ
とによって、上記データ入力手段に取り込まれた上記第
1のクロック期間の書き込みデータを、メモリ部におけ
る上記アドレス出力手段から出力されたそれぞれのアド
レスに書き込むように構成されていることを特徴として
いる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、半導体記憶
装置に係り、読み出しコマンドの発生時第1の制御信号
を発生するとともに、該第1の制御信号の発生に応じて
第2の制御信号を発生し、書き込みコマンドの発生時第
3の制御信号を発生するとともに、該第3の制御信号の
発生から第1のクロック期間後に第4の制御信号を発生
し、上記第2の制御信号と第4の制御信号とに応じて書
き込み読み出し動作指示信号を発生する制御手段と、上
記第1の制御信号に応じて入力アドレスをラッチして第
2の制御信号に応じて読み出しアドレスとして出力し、
上記第3の制御信号に応じて入力アドレスをラッチして
第4の制御信号に応じて書き込みアドレスとして出力す
るアドレス出力手段と、上記制御手段からの動作指示に
応じてメモリ部における読み出し動作と書き込み動作と
の制御を行うカラム系制御手段とを備えたDDR−AD
RAMからなる半導体記憶装置であって、書き込み動作
時、書き込みコマンドの入力から所定タイミング差でク
ロック信号に同期して入力されたデータストローブ信号
に応じて、上記第1のクロック期間、1/2クロックご
とに書き込みデータをデータ入力手段に取り込み、上記
制御手段が、上記第4の制御信号の発生から第2のクロ
ック期間後に次の制御信号を発生することによって、上
記アドレス出力手段が、上記第4の制御信号と次の制御
信号とに応じてそれぞれ2アドレスを出力し、上記制御
手段からの書き込み動作指示信号によって、上記カラム
系制御手段が、第1の書き込み動作制御信号と第2の書
き込み動作制御信号とを上記第2のクロック期間ごとに
発生することによって、上記データ入力手段に取り込ま
れた上記第1のクロック期間の書き込みデータを、メモ
リ部における上記アドレス出力手段から出力されたそれ
ぞれのアドレスに書き込むように構成されていることを
特徴としている。
【0015】また、請求項4記載の発明は、半導体記憶
装置に係り、読み出しコマンドの発生時、第1の制御信
号を発生するとともに、該第1の制御信号の発生に続い
て第2の制御信号を発生し、書き込みコマンドの発生
時、第3の制御信号を発生するとともに、該第3の制御
信号の発生から第1のクロック期間後に第4の制御信号
を発生し、さらに上記第2の制御信号と第4の制御信号
の発生時第5の制御信号を発生し、上記第2の制御信号
と第4の制御信号とに応じて書き込み読み出し動作指示
信号を発生する制御手段と、上記第1の制御信号に応じ
て入力アドレスをラッチして第2の制御信号に応じて信
号保持手段に保持し、上記第3の制御信号に応じて入力
アドレスをラッチして第4の制御信号に応じて上記信号
保持手段に保持して、上記第5の制御信号に応じて上記
信号保持手段に保持されたアドレスを読み出しアドレス
又は書き込みアドレスとして出力するアドレス出力手段
と、上記制御手段からの動作指示に応じてメモリ部にお
ける読み出し動作と書き込み動作との制御を行うカラム
系制御手段とを備えたDDR−SDRAMからなる半導
体記憶装置であって、書き込み動作時、書き込みコマン
ドの入力から所定タイミング差でクロック信号に同期し
て入力されたデータストローブ信号に応じて、上記第1
のクロック期間、1/2クロックごとに書き込みデータ
をデータ入力手段に取り込み、上記制御手段が、上記第
5の制御信号の発生から第2のクロック期間後に次の制
御信号を発生することによって、上記アドレス出力手段
が、上記第5の制御信号と次の制御信号とに応じてそれ
ぞれ2アドレスを出力し、上記制御手段からの書き込み
動作指示信号によって、上記カラム系制御手段が、第1
の書き込み動作指示信号と第2の動作指示信号とを上記
第2のクロック期間ごとに発生することによって、上記
データ入力手段に取り込まれた上記第1のクロック期間
の書き込みデータを、メモリ部における上記アドレス出
力手段から出力されたそれぞれのアドレスに書き込むよ
うに構成されていることを特徴としている。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【作用】この発明の構成では、半導体記憶装置におい
て、外部コマンドに応じてメモリ部の動作とメモリ部に
対するアドレス供給とのタイミングを制御する制御手段
が、書き込みコマンドの入力から第1の期間後に第1の
制御信号を発生し、読み出しコマンドの入力から第2の
期間後に第2の制御信号を発生するとともに、第1の制
御信号と第2の制御信号とに応じてカラム系制御手段に
対する動作指示信号を発生し、制御手段からの制御信号
に応じて外部アドレス入力からメモリ部に対するアドレ
ス出力を発生するアドレス出力手段が、入力アドレスを
第1の期間及び第2の期間遅延して、第1の制御信号に
応じて第1の期間遅延したアドレスを書き込みアドレス
として出力し、第2の制御信号に応じて第2の期間遅延
したアドレスを読み出しアドレスとして出力するととも
に、カラム系制御手段が、制御手段からの動作指示に応
じてメモリ部に対する書き込み動作制御信号と読み出し
動作制御信号との出力を開始するようにしたので、複数
のアドレスの保持と、コマンドの種別に対応したアドレ
スの選択出力とを、十分な動作マージンをもって実行す
ることができるとともに、多種多様なアドレス入力をも
つ半導体記憶装置において、フレキシブルなアドレス選
択と、アドレス出力タイミングの設定とを行うことがで
きる。
【0051】また、この発明の別の構成では、半導体記
憶装置において、外部コマンドに応じてメモリ部の動作
とメモリ部に対するアドレス供給とのタイミングを制御
する制御手段が、書き込みコマンドの入力から第1の期
間後と、読み出しコマンドの入力から第2の期間後とに
制御信号を発生し、書き込みコマンドの入力時と読み出
しコマンドの入力時とで符号が反転する選択信号を発生
するとともに、制御信号に応じてカラム系制御手段に対
する動作指示信号を発生し、制御手段からの制御信号に
応じて外部アドレス入力からメモリ部に対するアドレス
出力を発生するアドレス出力手段が、入力アドレスを第
1の期間及び第2の期間遅延して、選択信号に応じて、
第1の期間遅延したアドレス又は第2の期間遅延したア
ドレスを選択して、制御信号で定まるタイミングで書き
込みアドレス又は読み出しアドレスとして出力するとと
もに、カラム系制御手段が、制御手段からの動作指示に
応じてメモリ部に対する書き込み動作制御信号と読み出
し動作制御信号との出力を開始するようにしたので、複
数のアドレスの保持と、コマンドの種別に対応したアド
レスの選択出力とを、十分な動作マージンをもって、実
行することができるとともに、多種多様なアドレス入力
をもつ半導体記憶装置において、フレキシブルなアドレ
ス選択と、アドレス出力タイミングの設定とを行うこと
ができる。
【0052】また、この発明のさらに別の構成では、半
導体記憶装置において、外部コマンドに応じてメモリ部
の動作とメモリ部に対するアドレス供給とのタイミング
を制御する制御手段が、書き込みコマンドの発生時、第
1の制御信号を発生するとともに、書き込みコマンドの
発生から第1の期間後に第2の制御信号を発生し、読み
出しコマンドの発生時、第3の制御信号を発生するとと
もに、読み出しコマンドの発生から第2の期間後に第4
の制御信号を発生し、第2の制御信号と第4の制御信号
とに応じてカラム系制御手段に対する動作指示信号を発
生し、制御手段からの制御信号に応じて外部アドレス入
力からメモリ部に対するアドレス出力を発生するアドレ
ス出力手段が、第1の制御信号に応じて入力アドレスを
ラッチして、第2の制御信号に応じて書き込みアドレス
として出力し、第3の制御信号に応じて入力アドレスを
ラッチして、第4の制御信号に応じて読み出しアドレス
として出力するとともに、カラム系制御手段が、制御手
段からの動作指示に応じてメモリ部に対する書き込み動
作制御信号と読み出し動作制御信号との出力を開始する
ようにしたので、複数のアドレスの保持と、コマンドの
種別に対応したアドレスの選択出力とを、十分な動作マ
ージンをもって、実行することができるとともに、多種
多様なアドレス入力をもつ半導体記憶装置において、フ
レキシブルなアドレス選択と、アドレス出力タイミング
の設定とを行うことができ、さらに取り込まれたアドレ
ス入力を任意の順番に並べ替えることができる。
【0053】また、この発明のさらに別の構成では、半
導体記憶装置において、外部コマンドに応じてメモリ部
の動作とメモリ部に対するアドレス供給とのタイミング
を制御する制御手段が、書き込みコマンドの発生時、第
1の制御信号を発生するとともに、書き込みコマンドの
発生から第1の期間後に第2の制御信号を発生し、読み
出しコマンドの発生時、第3の制御信号を発生するとと
もに、読み出しコマンドの発生から第2の期間後に第4
の制御信号を発生し、第2の制御信号と第4の制御信号
の発生時、第5の制御信号を発生し、さらに第2の制御
信号と第4の制御信号とに応じてカラム系制御手段に対
する動作指示信号を発生し、制御手段からの制御信号に
応じて外部アドレス入力からメモリ部に対するアドレス
出力を発生するアドレス出力手段が、第1の制御信号に
応じて入力アドレスをラッチして、第2の制御信号に応
じて信号保持手段に保持し、第3の制御信号に応じて入
力アドレスをラッチして、第4の制御信号に応じて信号
保持手段に保持して、第5の制御信号に応じて信号保持
手段に保持されたアドレスを書き込みアドレス又は読み
出しアドレスとして出力するとともに、カラム系制御手
段が、制御手段からの動作指示に応じてメモリ部に対す
る書き込み動作制御信号と読み出し動作制御信号との出
力を開始するようにしたので、複数のアドレスの保持
と、コマンドの種別に対応したアドレスの選択出力と
を、十分な動作マージンをもって、実行することができ
るとともに、多種多様なアドレス入力をもつ半導体記憶
装置において、フレキシブルなアドレス選択と、アドレ
ス出力タイミングの設定とを行うことができ、さらに、
取り込まれたアドレス入力を任意の順番に並べ替えるこ
とができる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である半導体記憶装置の
全体的構成を示すブロック図、図2は、同半導体記憶装
置のライト時の動作を説明するタイミングチャート、図
3は、同半導体記憶装置のリード時の動作を説明するタ
イミングチャートである。この例の半導体記憶装置は、
図1に示すように、メモリセルアレイ1,2と、ワード
ドライバ3,4と、DIN/DOUT回路5A,6A
と、ライトアンプ7,8と、センスアンプ9,10,1
1,12と、カラムデコーダ13,14と、コマンドデ
ータ15Aと、バーストカウンタ16Aと、カラム系コ
ントロール回路17Aとから概略構成されている。
【0055】この第1実施例の構成が、上述した従来例
の構成(図50)と大きく異なるところは、図1に示す
ように、DIN/DOUT回路5A,6Aがデータスト
ローブ信号DSの入力を有する点と、コマンドデコーダ
15Aが,DDRモード信号MDDDRの入力を有する
とともに、アドレス制御信号YAL,YALWの出力を
有する点と、カラム系コントロール回路17Aが、DD
Rモード信号MDDDRの入力を有する点である。これ
ら以外の点では、従来例とほぼ同様であるので、図1に
おいては、図50の構成部分と同一の各部には、同一の
符号を付して、その説明を省略し又は簡略化するものと
する。
【0056】DIN/DOUT回路5A,6Aは、デー
タストローブ信号DSのタイミングでデータ入力DQを
ラッチしたのち、ラッチされたデータを、クロック信号
のタイミングでラッチし直して、データ出力RWBS,
RWBSを出力し、又は、データ入力RWBS,R
WBSをクロック信号のタイミングでラッチしたの
ち、ラッチしたデータを、データストローブ信号のタイ
ミングでラッチし直して、データ出力DQを発生する。
コマンドデコーダ15Aは、DDR−SDRAMの場合
は、DDRモード信号MDDDRがハイレベルになるこ
とによって、外部コマンド信号CSB,RASB,CA
SB,WEB及びクロック信号CLKに応じて、内部コ
マンド信号であるリードライトコマンドRWCMD(又
は動作指示信号、以下省略)と、アドレス制御信号YA
L,YALW,NYALを発生するとともに、データ入
出力周期がクロック周期と等しいSDR−SDRAM
(Single Data Rate-Synchronous Dynamic Random Acce
ss Memory )の場合は、DDRモード信号MDDDRが
ロウレベルになることによって、図50に示された従来
例の場合と同様の動作を行う。
【0057】バーストカウンタ16Aは、例えば8ビッ
トからなるアドレス入力(IA0〜IAj)に対して、
アドレス制御信号YAL又はYALWによって定まるタ
イミングでアドレス出力を発生したのち、アドレス制御
信号NYALの発生ごとに、順次、+2したアドレス出
力を発生する処理を、1クロックごとに所定バースト長
(例えばワード長)に対応する期間繰り返して行う。カ
ラム系コントロール回路17Aは、DDRモード信号M
DDDRと、コマンドデコーダ15Aからのリードライ
トコマンドRWCMDと、バーストカウンタ16Aのア
ドレス出力とに応じて、DIN/DOUT回路5A,6
Aに対して、書き込み動作制御信号W0,W1又は読み
出し動作制御信号R0,R1を出力する。
【0058】次に、図1及び図2を参照して、この例の
半導体記憶装置のライト時の動作を説明する。コマンド
入力CMDにライトコマンドW CMDが入力されたと
き、DIN/DOUT回路5A,6Aには、クロック信
号とのタイミング差を示す規格tDQSSが、所定範囲
内になるように、クロック周期でデータストローブ信号
DSが入力される。いま、データストローブ信号DSの
立ち上がり,立ち下がりに対応して、データ入力DQと
してD0,D1,D2,D3が入力されたとする。この
とき、コマンドデコーダ15Aから所定期間(例えばコ
マンド入力から2クロック)後に、リードライトコマン
ドRWCMDが出力されるのに応じて、カラム系コント
ロール回路17Aから書き込み動作制御信号W0,W1
が出力される。
【0059】一方、CPUからのアドレスA0〜Aj
(8ビット)の指定に応じて、アドレス入力IA0〜I
Ajが発生すると、コマンドデコーダ15Aからのアド
レス制御信号YALWに応じて、バーストカウンタ16
AからアドレスYP0〜YPjが出力され、次に、1ク
ロック後にアドレス制御信号NYALに応じて、バース
トカウンタ16AからアドレスYP0〜YPjに+2し
たアドレスが出力される。このとき、DIN/DOUT
回路5A,6Aから、書き込み動作制御信号W0,W1
に応じて、データ出力RWBS,RWBSとして、
偶数番目のデータD0と奇数番目のデータD1が出力さ
れ、ライト回路7,8から書き込み入力IO,IO
として、D0,D1が出力されて、アドレスYP0〜Y
Pjによって定まるカラムセレクト線CSL0,CSL
1のメモリセルに書き込まれる。さらに、次の書き込み
動作制御信号W0,W1に応じて、データ出力RWB
S,RWBSとして、データD2,D3が出力さ
れ、書き込み入力IO,IOとして、データD2,D
3が出力されて、アドレスYP0〜YPj(+2)によ
って定まるカラムセレクト線CSL2,CSL3のメモ
リセルに書き込まれる。
【0060】次に、図1及び図3を参照して、この例の
半導体記憶装置のリード時の動作を説明する。コマンド
入力CMDがリードコマンドR CMDであって、CP
UからのアドレスA0〜Ajの指定に応じて、アドレス
入力IA0〜IAjが発生すると、コマンドデコーダ1
5Aからのアドレス制御信号YALに応じて、バースト
カウンタ16AからアドレスYP0〜YPjが出力さ
れ、次に1クロック後にアドレス制御信号NYALに応
じて、バーストカウンタ16AからアドレスYP0〜Y
Pjに+2したアドレスが出力される。これによって、
アドレスYP0〜YPjによって定まるカラムセレクト
線CSL0,CSL1から、読み出しデータIO,IO
としてデータQ0,Q1が出力され、アドレスYP
0〜YPj(+2)によって定まるカラムセレクト線C
SL2,CSL3からデータQ2,Q3が出力される。
【0061】一方、カラムコントロール回路17Aは、
リードライトコマンドRWCMDに応じて、読み出し動
作制御信号R0,R1を1クロックごとに出力し、これ
によって、読み出しデータRWBS,RWBSとし
て、データQ0,Q1及びQ2,Q3が出力されるの
で、DIN/DOUT回路5A,6Aは、出力指定タイ
ミングである2.5クロック後(CLT=2.5)に出
力される、タイミング信号DQSの立ち上がりと立ち下
がりに対応して、読み出しデータDQとして、Q0,Q
1,Q2,Q3を出力する。
【0062】次に、図4乃至図9を参照して、この例に
おけるコマンドデコーダ15Aの構成例とその動作につ
いて説明する。図4は、コマンドデコーダの構成例
(1)を示し、(a)は回路構成図、(b)は動作タイ
ミングチャートである。この例のコマンドデコーダは、
図4(a)に示すように、コマンドラッチ回路CML
と、アンド回路AL1,AL2,AL3,AL4,AL
5と、オア回路OL1と、フリップフロップFF1,F
F2と、遅延素子DL1とから構成されている。
【0063】コマンドラッチ回路CMLは、半導体記憶
装置の外部コマンド信号CSB(コマンドセレクトバ
ー),RASB(ラスバー),CASB(カスバー),
WEB(ライトイネーブルバー)を受けて、クロックC
LKに同期してデコードして、内部コマンド信号CS
(コマンドセレクト),RAS(ラス),CAS(カ
ス)WE(ライトイネーブル)を出力する。アンド回路
AL1は、コマンド信号CSによってコマンド選択を指
示され、コマンド信号RASによってローアドレス選択
を指示されず、コマンド信号CASによってカラムアド
レス選択が指示されたとき、出力がハイレベルになるの
で、コマンド信号WEがハイレベルのとき(データ書き
込み時)、アンド回路AL3の出力Bがハイレベルにな
り、コマンド信号WEがロウレベルのとき(データ読み
出し時)、アンド回路AL2の出力Aがハイレベルにな
る。
【0064】これによって、アンド回路AL4から直ち
にアドレス制御信号YALが出力され、フリップフロッ
プFF1,FF2を経て、2クロック(DDL SDR
AMの規格に対応する)遅れて、アンド回路AL5から
アドレス制御信号YALWが出力されるとともに、オア
回路OL1を経て、アドレス制御信号YAL,YALW
に同期してリードライトコマンドRWCMDが出力され
る。この際、アドレス制御信号YAL,YALWは、遅
延素子DL1によってクロック信号CLKを遅延させる
ことによって、リードライトコマンドRWCMDの立ち
上がりに対応する1ショットパルスとなる。
【0065】図4(b)は、この例のコマンドデコーダ
の動作例を示している。ライトコマンドWの入力によっ
て、出力Bが発生し、2クロック遅れて出力Dが発生し
て、オア回路OL1を経てリードライトコマンドRWC
MDが出力されるとともに、アドレス制御信号YALW
が出力される。また、リードコマンドRの出力によっ
て、出力Aが発生し、直ちにリードライトコマンドRW
CMDが出力されるとともに、アドレス制御信号YAL
が出力される。
【0066】図5は、コマンドデコーダの構成例を示す
回路構成図である。この例のコマンドデコーダは、図5
に示すように、コマンドラッチ回路CMLと、アンド回
路AL1,AL2,AL3,AL4,AL5,AL6
と、オア回路OL1と、フリップフロップFF1,FF
2と、遅延素子DL1,DL2とから構成されている。
【0067】この例のコマンドデコーダは、図4に示さ
れたコマンドデコーダと比べて、アンド回路AL2の出
力Aと、出力Aを遅延素子DL2を経て遅延した信号と
による、アンド回路AL6の出力Cを、フリップフロッ
プFF2のリセット入力Rに接続した点が異なってい
る。これによって、ライトコマンドの入力から2クロッ
ク以内にリードコマンドが入力されたときは、アンド回
路AL2の出力AとフリップフロップFF2の出力Dと
が同時にハイレベルになって、アドレス制御信号YA
L,YALWが同時に出力されることはない。図5の構
成では、このような場合、アドレス制御信号YALが出
力されて、リードコマンドによるデータの読み出しが優
先的に行われるが、アドレス制御信号YALWは出力さ
れず、ライトコマンドによる書き込み動作が行われない
ので、読み出しアドレスと書き込みアドレスとの衝突に
よる、データの破壊が防止される。
【0068】図6は、コマンドデコーダの構成例(3)
を示し、(a)は回路構成図、(b)は動作タイミング
チャートである。この例のコマンドデコーダは、図6
(a)に示すように、コマンドラッチ回路CMLと、ア
ンド回路AL1,AL2,AL3,AL4,AL5,A
L6,AL7と、オア回路OL1と、フリップフロップ
FF1と、遅延素子DL1,DL2とから構成されてい
る。
【0069】この例のコマンドデコーダは、図5に示さ
れたコマンドデコーダと異なり、コマンドラッチ回路C
MLのコマンド信号WEがハイレベルで、DDR−SD
RAM時のモードを指定する外部コマンド信号MDDD
Rがハイレベルのとき、アンド回路AL7の出力がハイ
レベルになることによって、リードコマンドによるアド
レス制御信号YALの出力は直ちに行われるが、ライト
コマンドによるアドレス制御信号YALWの出力が遅れ
て行われる、DDR−SDRAM対応の動作が行われ
る。この例では、フリップフロップが1段なので、DD
R−SDRAM対応の動作時、ライトコマンドによるア
ドレス制御信号YALWの出力が、1クロック遅れて行
われる。
【0070】図6(b)は、この例のコマンドデコーダ
の動作例を示している。ライトコマンドWの入力によっ
て、出力Bが発生し、1クロック遅れて出力Dが発生し
て、オア回路OL1を経てリードライトコマンドRWC
MDが出力されるとともに、アドレス制御信号YALW
が出力される。また、リードコマンドRの入力によっ
て、出力Aが発生し、オア回路OL1を経てリードライ
トコマンドRWCMDが出力されるとともに、アドレス
制御信号YALが出力される。ライトコマンドWから1
クロック後にリードコマンドRが入力されたときは、出
力Bに続いて出力Aが発生するが、出力Cの発生によっ
てフリップフロップFF1がリセットされるので、出力
Dは発生せず、従って、ライトコマンドWに基づいてリ
ードライトコマンドRWCMDとアドレス制御信号YA
LWは出力されない。一方、リードコマンドRによる出
力Aに基づいて、リードライトコマンドRWCMDとア
ドレス制御信号YALが出力される。
【0071】図7は、コマンドデコーダの構成例(4)
を示し、(a)は回路構成図、(b)は動作タイミング
チャートである。この例のコマンドデコーダは、図7
(a)に示すように、コマンドラッチ回路CMLと、ア
ンド回路AL1,AL2,AL3,AL4,AL5,A
L6,AL7と、オア回路OL1と、フリップフロップ
FF1,FF2と、遅延素子DL1,DL2とから構成
されている。
【0072】この例のコマンドデコーダは、図6に示さ
れたコマンドデコーダと比べて、フリップフロップが2
段なので、DDR−SDRAM対応の動作時、ライトコ
マンドによるリードライトコマンドRWCMDとアドレ
ス制御信号YALWの出力が、2クロック遅れて行われ
る。また、ライトコマンドWから2クロック後又は1ク
ロック後にリードコマンドRが入力されたときは、ライ
トコマンドWに基づいてリードライトコマンドRWCM
Dとアドレス制御信号YALWは出力されないが、リー
ドコマンドRに基づいてリードライトコマンドRWCM
Dとアドレス制御信号YALが出力される。
【0073】図8は、コマンドデコーダの構成例(5)
を示し、(a)は回路構成図、(b)は動作タイミング
チャートである。この例のコマンドデコーダは、図8
(a)に示すように、コマンドラッチ回路CMLと、ア
ンド回路AL1,AL2,AL3,AL4,AL5,A
L6,AL7と、オア回路OL1と、n(nは任意の自
然数)段のフリップフロップFF1,…,FFnと、遅
延素子DL1,DL2とから構成されている。
【0074】この例のコマンドデコーダは、図7に示さ
れたコマンドデコーダと比べて、フリップフロップが任
意のn段なので、DDR−SDRAM対応の動作時、ラ
イトコマンドによるリードライトコマンドRWCMDと
アドレス制御信号YALWの出力が、n(図中ではn=
3)クロック遅れて行われる。この場合も、ライトコマ
ンドWから2クロック後又は1クロック後にリードコマ
ンドRが入力されたときは、ライトコマンドWに基づい
てリードライトコマンドRWCMDとアドレス制御信号
YALWは出力されないが、リードコマンドRに基づい
てリードライトコマンドRWCMDとアドレス制御信号
YALが出力される。なお、入力されたコマンドの順番
に対して、リードコマンド,ライトコマンドに対応する
アドレス制御信号YAL,YALWの出力順番を入れ替
えることを望まない仕様の場合には、図示したフリップ
フロップFF1,…,FFnのすべてにリセット信号を
入力することによって、リードライトコマンドRWCM
Dの出力とアドレスの出力とをインターラプトすること
ができる。また、DDR−SDRAMの仕様のよう
に、”連続したコマンドが入力された場合に、後から入
力されたコマンドによって、先に入力されたライトコマ
ンド叉はリードコマンドをインターラプトする”とき
は、フリップフロップFF1,…,FFnのすべてにリ
セット信号を入力することによって、上述の仕様をみた
すことができる。
【0075】図9は、コマンドデコーダの構成例(6)
を示し、(a)は回路構成図、(b)は動作タイミング
チャートである。この例のコマンドデコーダは、図9
(a)に示すように、コマンドラッチ回路CMLと、ア
ンド回路AL1,AL2,AL3,AL4,AL5,A
L6,AL7,AL8と、オア回路OL1と、フリップ
フロップFF1,FF2,FF3と、遅延素子DL1,
DL2,DL3とから構成されている。
【0076】この例のコマンドデコーダは、図7に示さ
れたコマンドデコーダと比べて、アンド回路AL2の出
力Aとオア回路OL1の入力間に、フリップフロップF
F3を有し、アンド回路AL3の出力Bから遅延素子D
L3,アンド回路AL8を経て、フリップフロップFF
3のリセット入力Rを供給するように構成されている点
が異なっている。これによって、単独のライトコマンド
入力時には、2クロック遅れてリードライトコマンドR
WCMDとアドレス制御信号YALWが出力されるとと
もに、単独のリードコマンド入力時にも、1クロック遅
れてリードライトコマンドRWCMDとアドレス制御信
号YALが出力される。
【0077】この場合は、ライトコマンドから3クロッ
ク以上後に、リードコマンドが入力されても、ライトコ
マンドによってアドレス制御信号YALWが出力され
て、ライトコマンドによるデータの書き込みが行われる
が、ライトコマンドから2クロック以内後にリードコマ
ンドが入力されたときは、アンド回路AL6の出力Cに
よってフリップフロップFF2がリセットされるので、
リードコマンドが優先される。しかしながら、リードコ
マンドの入力から1クロック以内にライトコマンドが入
力されたときは、アンド回路AL8の出力によって、フ
リップフロップFF3がリセットされるので、アドレス
制御信号YALが発生せず、従ってリードコマンドによ
るデータの読み出しは行われない。一方、ライトコマン
ドから1クロック後にリードコマンドが入力されたが、
その後ライトコマンドが入力されなかったときは、リー
ドコマンドによってアドレス制御信号YALが出力され
て、リードコマンドによるデータの読み出しが行われ
る。
【0078】次に、この例におけるバーストカウンタ1
6Aの構成例とその動作について説明する。図10は、
バーストカウンタ中におけるアドレスセレクタ回路の構
成例を示す図、図11,図12は、バーストカウンタの
構成例を示す図、図13,図14,図15,図16,図
17,図18は、同バーストカウンタの動作例を示すタ
イミングチャートである。
【0079】図10において、(a)はアドレスセレク
タ回路の原理的構成を示したものであって、スイッチS
W11,SW12からなる構成が示されている。この例
の構成では、アドレス制御信号YAL又はYALWの入
力に応じてオン,オフを制御されるスイッチSW11,
SW12が、アドレス制御信号YAL又はYALWがハ
イレベルになったとき、対応する入力I1又はI2を出
力する。
【0080】図10(b)はアドレスセレクタ回路の具
体的構成例(1)を示したものであって、ゲート回路G
11,G12と、インバータINV11,INV12と
を備えたセレクタ回路SELと、バーストカウンタ回路
BCとからなる構成が示されている。この例の構成で
は、アドレス制御信号YAL又はYALWの入力に応じ
てオン,オフを制御される、切り替えゲート回路G11
とインバータINV11及び切り替えゲート回路G12
とインバータINV12によって、アドレス制御信号Y
AL又はYALWがハイレベルになったとき、対応する
入力I1又はI2を、バーストカウンタ回路BCに出力
し、これによって、バーストカウンタ回路BCは、アド
レス出力の動作を開始する。
【0081】図10(c)はアドレスセレクタ回路の具
体的構成例(2)を示したものであって、ナンド回路N
A11,NA12,NA13からなる構成が示されてい
る。この例の構成では、アドレス制御信号YALと入力
I1又はYALWと入力I2がハイレベルになったと
き、ナンド回路NA11又はNA12の出力がロウレベ
ルになり、ナンド回路NA11,NA12のいずれか一
方または両方の出力がロウレベルになったとき、ナンド
回路NA13の出力がハイレベルになることによって、
アドレス制御信号YAL又はYALWに対応して入力I
1又はI2が出力される。
【0082】図11において、(a),(b),(c)
は、それぞれバーストカウンタの構成例を示している。
図11(a)に示された例は、入力バッファBUFと、
レジスタ回路REG11,REG12と、アドレスセレ
クタ回路AS1と、バーストカウンタ回路BC1とから
構成されている。レジスタ回路REG11,REG12
は、入力バッファBUFからのアドレス入力IAjを、
クロック信号φに応じて、1クロックずつ遅延して出力
する。アドレスセレクタ回路AS1は、アドレス制御信
号YAL又はYALWに応じて、入力バッファBUFの
出力又はレジスタ回路REG12の出力を選択して、バ
ーストカウンタ回路BC1に入力する。これによって、
バーストカウンタ回路BC1は、アドレス制御信号YA
Lに応じてアドレス入力IAjの入力後直ちに、又はア
ドレス制御信号YALWに応じてアドレス入力IAjの
入力から2クロック後にアドレスを出力して、バースト
カウンタ回路BC1のアドレス出力YPj発生の動作を
開始させる。
【0083】図11(b)に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、レジスタ回路REG11と、アドレスセレ
クタ回路AS1と、バーストカウンタ回路BC1とから
構成されている。この例では、図11(a)に示された
例と比べて、レジスタ回路が1段少ないので、アドレス
セレクタ回路AS1は、アドレス制御信号YALに応じ
てアドレス入力IAjの入力後直ちに、又はアドレス制
御信号YALWに応じてアドレス入力IAjの入力から
1クロック後に、バーストカウンタ回路BC1のアドレ
ス出力YPj発生の動作を開始させる。
【0084】図11(c)に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、レジスタ回路REG11,REG12,R
EG13と、アドレスセレクタ回路AS1と、バースト
カウンタ回路BC1とから構成されている。この例で
は、図11(a)に示された例と比べて、レジスタ回路
REG13を有しているので、アドレスセレクタ回路A
S1は、アドレス制御信号YALに応じてアドレス入力
IAjの入力から1クロック遅れて、又はアドレス制御
信号YALWに応じてアドレス入力IAjの入力から2
クロック後に、バーストカウンタ回路BC1のアドレス
出力YPj発生の動作を開始させる。
【0085】図12において、(a),(b)は、それ
ぞれバーストカウンタの構成例を示している。図12
(a)に示された例は、入力バッファBUFと、レジス
タ回路REG1,REG12と、アドレスセレクタ回路
AS1と、バーストカウンタ回路BC1とから構成され
ている。この例では、レジスタ回路REG11の出力と
レジスタ回路REG12の出力とを、アドレスセレクタ
回路ASの入力としているので、アドレスセレクタ回路
AS1は、アドレス制御信号YALに応じてアドレス入
力IAjの入力から1クロック遅れて、又はアドレス制
御信号YALWに応じてアドレス入力IAjの入力から
2クロック後に、バーストカウンタ回路BC1のアドレ
ス出力YPj発生の動作を開始させる。
【0086】図12(b)に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、m(mは任意の自然数)段のレジスタ回路
REG111,…,REG11m及びn(nは任意の自
然数)段のレジスタ回路REG121,…,REG12
nと、アドレスセレクタ回路AS1と、バーストカウン
タ回路BC1とから構成されている。この例では、レジ
スタ回路REG111,…,REG11mは、入力バッ
ファBUFの出力をmクロック遅延させ、レジスタ回路
REG121,…,REG12nは、入力バッファBU
Fの出力をnクロック遅延させる。アドレスセレクタ回
路AS1は、アドレス制御信号YALに応じてレジスタ
回路REG11mの出力を選択することによって、アド
レス入力IAjの入力からmクロック遅れてバーストカ
ウンタ回路BC1の動作を開始させ、又は、アドレス制
御信号YALWに応じてレジスタ回路REG12nの出
力を選択することによって、アドレス入力IAjの入力
からnクロック遅れて、バーストカウンタ回路BC1の
アドレス出力YPj発生の動作を開始させる。
【0087】
【0088】次に、図13乃至図18を用いて、この例
のバーストカウンタの動作を説明する。なお、以下に示
す各実施例における、バーストカウンタのタイミングチ
ャートにおいては、コマンドから次のコマンドまでのク
ロック数をnとし、第1のコマンドに対応してアドレス
IA1が入力され、第2のコマンドに対応してアドレス
IA2が入力されたものとする。
【0089】図13において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図13(a)においては、
n=3であって、第1及び第2のコマンドCMDに対応
して、アドレスIA1,IA2が入力されたとき、第1
のコマンド入力から2クロック後に、アドレス制御信号
YALWが出力され、第2のコマンド入力後直ちに、ア
ドレス制御信号YALが出力されて、これによってアド
レスバスにアドレスIA1,IA2が出力されたことが
示されている。
【0090】図13(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YALW
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
の発生タイミングが衝突したので、第2のコマンドによ
るアドレス制御信号YALが優先して出力され、これに
よって、アドレスバスにアドレスIA2が出力されたこ
とが示されている。
【0091】図13(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YAL
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
が順次発生して、これによって、アドレスバスにアドレ
スIA1とIA2が順次出力されたことが示されてい
る。
【0092】図14において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図14(a)においては、
n=2であって、第1のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALWと、第2のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALWとが順次発生して、これによって、アドレ
スバスにアドレスIA1とIA2が順次出力されたこと
が示されている。
【0093】図14(b)におていは、n=1であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YAL
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
が順次発生して、これによって、アドレスバスにアドレ
スIA1とIA2が順次出力されたことが示されてい
る。
【0094】図14(c)においては、n=1であっ
て、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YAL
と、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YALW
とが順次発生して、これによって、アドレスバスにアド
レスIA2とIA1が順次出力されたことが示されてい
る。
【0095】図15において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図15(a)においては、
n=2であって、第1のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALWと、第2のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALとが順次発生して、これによって、アドレス
バスにアドレスIA1とIA2が順次出力されたことが
示されている。
【0096】図15(b)におていは、n=1であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YALW
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
の発生タイミングが衝突したので、第2のコマンドによ
るアドレス制御信号YALが優先して出力され、これに
よってアドレスバスにアドレスIA2が出力されたこと
が示されている。
【0097】図15(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YAL
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
が順次発生して、これによって、アドレスバスにアドレ
スIA1とIA2が順次出力されたことが示されてい
る。
【0098】図16において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図16(a)においては、
n=1であって、第1のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALWと、第2のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALWとが順次発生して、これによって、アドレ
スバスにアドレスIA1とIA2が順次出力されたこと
が示されている。
【0099】図16(b)におていは、n=1であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YALW
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
の発生タイミングが衝突したので、第1のコマンドによ
るアドレス制御信号YALWが優先して出力され、これ
によってアドレスバスにアドレスIA1が出力されたこ
とが示されている。
【0100】図16(c)においては、n=1であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YAL
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
が順次発生して、これによって、アドレスバスにアドレ
スIA1とIA2が順次出力されたことが示されてい
る。
【0101】図17において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図17(a)においては、
n=1であって、第1のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALWと、第2のコマンドに基づくアドレス制御
信号YALとの発生タイミングが衝突したので、第2の
コマンドによるアドレス制御信号YALが優先して出力
され、これによってアドレスバスにアドレスIA2が出
力されたことが示されている。
【0102】図17(b)におていは、n=1であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YALW
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
の発生タイミングが衝突したので、第1のコマンドによ
るアドレス制御信号YALWが優先して出力され、これ
によってアドレスバスにアドレスIA1が出力されたこ
とが示されている。
【0103】図17(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YAL
と、2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALとが
順次発生して、これによって、アドレスバスにアドレス
IA1とIA2が順次出力されたことが示されている。
【0104】図18において、(a),(b)は、それ
ぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示すタイミン
グチャートである。図18(a)においては、n=2で
あって、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YA
LWと、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YA
LWとが順次発生して、これによって、アドレスバスに
アドレスIA1とIA2が順次出力されたことが示され
ている。
【0105】図18(b)においては、n=1であっ
て、第1のコマンドに基づくアドレス制御信号YAL
と、第2のコマンドに基づくアドレス制御信号YALと
が順次発生して、これによって、アドレスバスにアドレ
スIA1とIA2が順次出力されたことが示されてい
る。
【0106】このように、この例の半導体記憶装置によ
れば、複数のアドレスの保持と、コマンドの種別に対応
したアドレス選択出力を、十分な動作マージンをもって
行うことができる。また、多種多様なアドレス入力をも
つ半導体記憶装置において、フレキシブルなアドレス選
択と、アドレス出力タイミングの設定を行うことができ
る。
【0107】◇第2実施例 図19は、この発明の第2実施例である半導体記憶装置
の全体構成を示すブロック図である。この例の半導体記
憶装置は、図19に示すように、メモリセルアレイ1,
2と、ワードドライバ3,4と、DIN/DOUT回路
5A,6Aと、ライトアンプ7,8と、センスアンプ
9,10,11,12と、カラムデコーダ13,14
と、コマンドデコーダ15Bと、バーストカウンタ16
Bと、カラム系コントロール回路17Aとから概略構成
されている。
【0108】この第2実施例の構成が、上述した第1実
施例の構成(図1)と大きく異なるところは、図19に
示すように、コマンドデコーダ15Bが、アドレス制御
信号YALWの出力を有しない代わりに、アドレス選択
信号IASWの出力を有する点と、バーストカウンタ1
6Bが、アドレス制御信号YAL,YALWによる出力
タイミング制御に代えて、アドレス制御信号YALによ
るアドレス出力タイミング制御と、アドレス選択信号I
ASWによるアドレス種別選択の制御とを行われる点で
ある。これら以外の点では、第1実施例とほぼ同様であ
るので、図19においては、図1の構成部分と同一の各
部には、同一の符号を付して示すとともに、以下におい
て、その説明を省略し、または簡略化するものとする。
【0109】コマンドデコーダ15Bは、DDR−SD
RAMの場合は、DDRモード信号MDDDRがハイレ
ベルになることによって、外部コマンド信号CSB,R
ASB,CASB,WEB及びクロック信号CLKに応
じて、内部コマンド信号であるリードライトコマンドR
WCMDと、アドレス制御信号YAL,NYALを発生
するとともに、アドレス種別を示すアドレス選択信号I
ASWを発生する。バーストカウンタ16Bは、アドレ
ス入力IA0〜IAjに対して、アドレス制御信号YA
Lによって定まるタイミングで、アドレス選択信号IA
SWで定まる種別のアドレス出力を発生したのち、アド
レス制御信号NYALの発生ごとに、順次、+2したア
ドレス出力を発生する処理を、所定バースト長に対応す
る期間、繰り返して行う。
【0110】次に、この例におけるコマンドデコーダ1
5Bの構成例とその動作について説明する。図20は、
コマンドデコーダの構成例(1)を示し、(a)は回路
構成例、(b)は動作タイミングチャートである。この
例のコマンドデコーダは、図20(a)に示すように、
コマンドラッチ回路CMLと、アンド回路AL11,A
L12,AL13,AL14,AL15,AL16と、
オア回路OL11,OL12と、フリップフロップFF
11と、遅延素子DL11,DL12と、ゲート回路G
L11と、ラッチ回路LC11とから構成されている。
【0111】コマンドラッチ回路CMLは、半導体記憶
装置の外部コマンド信号CSB,RASB,CASB,
WEBを受けて、クロックCLKに同期してデコードし
て、内部コマンド信号CS,RAS,CAS,WEを出
力する。外部コマンド信号MDDDRがハイレベルのと
き、アンド回路AL11の出力は、コマンド信号WEが
ハイレベルのとき(データ書き込み時)ハイレベルとな
り、コマンド信号WEがロウレベルのとき(データ読み
出し時)ロウレベルとなる。アンド回路AL12は、コ
マンド信号CSによってコマンド選択を指示され、コマ
ンド信号RASによってローアドレス選択を指示され
ず、コマンド信号CASによってカラムアドレス選択が
指示されたとき、出力がハイレベルになるので、データ
書き込み時は、アンド回路AL14の出力Bがハイレベ
ルになり、データ読み出し時は、アンド回路AL13の
出力Aがハイレベルになる。
【0112】これによってアンド回路AL13からオア
回路OL11を経て直ちに、リードライトコマンドRW
CMDが出力されるとともに、アンド回路AL14から
フリップフロップFF11を経て1クロック遅れて発生
する出力Dによっても、リードライトコマンドRWCM
Dが出力される。さらに、オア回路OL11の出力と、
クロック信号CLKとの一致をとって、アンド回路AL
16からアドレス制御信号YALが出力される。この
際、アドレス制御信号YALは、クロック信号CLKを
遅延素子DL11を経て遅延させることによって、リー
ドライトコマンドRWCMDの立ち上がりに対応する1
ショットパルスとなる。
【0113】このとき、アンド回路AL13の出力A
と、出力Aを遅延素子DL11を経て遅延した信号とに
よる、アンド回路AL15の出力Cを、フリップフロッ
プFF11のリセット入力Rに接続することによって、
オア回路OL11の2つの入力が同時に発生したとき
は、フリップフロップFF11をリセットして、出力B
に基づいてリードライトコマンドRWCMDが発生しな
いようにして、出力Aに基づくリードライトコマンドR
WCMDの発生が優先するようにしている。一方、出力
Aと出力Bとをオア回路OL12を経てゲート回路GL
1に入力するとともに、出力Bのオン又はオフに応じて
ゲート回路GL1をオンまたはオフに制御し、ゲート回
路GL11の出力をラッチ回路LC11でラッチしてア
ドレス選択信号IASWを出力するので、アドレス選択
信号IASWは、データ書き込み時ハイレベルとなり、
データ読み出し時ロウレベルとなる。
【0114】図20(b)は、この例のコマンドデコー
ダの動作例を示している。ライトコマンドWの入力によ
って、出力Bが発生し、1クロック遅れて出力Dが発生
して、オア回路OL11を経てリードライトコマンドR
WCMDが出力されるとともに、アドレス制御信号YA
Lが出力される。このとき、アドレス選択信号IASW
はハイレベルであって、アドレス制御信号YALがライ
トコマンドに基づくものであることを示す。また、リー
ドコマンドRの入力によって、出力Aが発生し、オア回
路OL11を経てリードライトコマンドRWCMDが出
力されるとともに、アドレス制御信号YALが出力され
る。このとき、アドレス選択信号IASWはロウレベル
であって、アドレス制御信号YALがリードコマンドに
基づくものであることを示す。ライトコマンドWから1
クロック遅れてリードコマンドRが入力されたときは、
出力Bに続いて出力Aが発生するが、出力Cの発生によ
ってフリップフロップFF11がリセットされるので、
出力Dは発生せず、出力Aに基づいてリードライトコマ
ンドRWCMDが出力されるとともに、アドレス制御信
号YALが出力される。このとき、アドレス選択信号I
ASWはロウレベルであって、アドレス制御信号YAL
がリードコマンドに基づくものであることを示す。
【0115】図21は、コマンドデコーダの構成例
(2)を示し、(a)は回路構成例、(b)は動作タイ
ミングチャートである。この例のコマンドデコーダは、
図21(a)に示すように、コマンドラッチ回路CML
と、アンド回路AL11,AL12,AL13,AL1
4,AL15,AL16と、オア回路OL11,OL1
2と、フリップフロップFF11,FF12と、遅延素
子DL11,DL12と、ゲート回路GL11と、ラッ
チ回路LC11とから構成されている。
【0116】この例のコマンドデコーダは、図20に示
されたコマンドデコーダと比べて、フリップフロップが
1段多いので、DDR−SDRAM対応の動作時、ライ
トコマンドによるリードライトコマンドRWCMDとア
ドレス制御信号YALの出力が、2クロック遅れる。こ
の場合は、ライトコマンドWから2クロック遅れてリー
ドコマンドRが入力されたときと、ライトコマンドWか
ら1クロック遅れてリードコマンドRが入力されたとき
に、出力Cの発生によってフリップフロップFF11が
リセットされるので、出力Dは発生せず、出力Aに基づ
いてリードライトコマンドRWCMDが出力されるとと
もに、アドレス制御信号YALが出力される。このと
き、アドレス選択信号IASWはロウレベルであって、
アドレス制御信号YALがリードコマンドに基づくもの
であることを示す。
【0117】図22は、コマンドデコーダの構成例
(3)を示し、(a)は回路構成例、(b)は動作タイ
ミングチャートである。この例のコマンドデコーダは、
図22(a)に示すように、コマンドラッチ回路CML
と、アンド回路AL11,AL12,AL13,AL1
4,AL15,AL16と、オア回路OL11,OL1
2と、n(nは任意の自然数)段のフリップフロップF
F11,…,FF1nと、遅延素子DL11,DL12
と、ゲート回路GL11と、ラッチ回路LC11とから
構成されている。
【0118】この例のコマンドデコーダは、図20に示
されたコマンドデコーダと比べて、フリップフロップが
任意のn段なので、DDR−SDRAM対応の動作時、
ライトコマンドによるリードライトコマンドRWCMD
とアドレス制御信号YALの出力が、n(図中ではn=
3)クロック遅れる。この場合も、ライトコマンドWか
ら2クロック遅れてリードコマンドRが入力されたとき
と、ライトコマンドWから1クロック遅れてリードコマ
ンドRが入力されたときに、出力Cの発生によってフリ
ップフロップFF1nがリセットされるので、出力Dは
発生せず、出力Aに基づいてリードライトコマンドRW
CMDが出力されるとともに、アドレス制御信号YAL
が出力される。このとき、アドレス選択信号IASWは
ロウレベルであって、アドレス制御信号YALがリード
コマンドに基づくものであることを示す。図22(a)
に示すように、アドレス選択信号IASWは節点A及び
Bから生成され、フリップフロップFF11,…,FF
1nによるリードライトコマンドRWCMDの遅延情報
を含まない。このような場合でも、コマンドに対するア
ドレスの出力順序の入れ替えを望むときは、節点A,B
のかわりに、オア回路OL11の2つの入力信号からア
ドレス選択信号IASWを生成する。さらに、後から入
力されたリードコマンドによって、先に入力されたライ
トコマンドを完全にインターラプトする仕様の場合も、
フリップフロップFF11,…,FF1nのすべてにリ
セット信号を入力する。図示されない、リードコマン
ド,ライトコマンド以外のコマンドが入力されたとき、
先に入力されたリードコマンド,ライトコマンドをイン
ターラプトする仕様の場合は、フリップフロップFF1
1,…,FF1nのすべてに、上述のコマンドから生成
したリセット信号に対して節点Cと論理和をとって入力
することによって、実現することができる。
【0119】図23は、コマンドデコーダの構成例
(4)を示し、(a)は回路構成例、(b)は動作タイ
ミングチャートである。この例のコマンドデコーダは、
図23(a)に示すように、コマンドラッチ回路CML
と、アンド回路AL11,AL12,AL13,AL1
4,AL15,AL16,AL17と、オア回路OL1
1,OL12と、フリップフロップFF11,FF1
2,FF13と、遅延素子DL11,DL12,DL3
と、ゲート回路GL11と、ラッチ回路LC11とから
構成されている。
【0120】この例のコマンドデコーダは、図21に示
されたコマンドデコーダと比べて、アンド回路AL13
の出力Aとオア回路OL11の入力間に、フリップフロ
ップFF13を有し、アンド回路AL14の出力Bから
遅延素子DL13,アンド回路AL17を経て、フリッ
プフロップFF13のリセット入力Rを供給するように
構成されている点が異なっている。これによって、ライ
トコマンド入力時には2クロック遅れてリードライトR
WCMDとアドレス制御信号YALが出力されるととも
に、リードコマンド入力時には、1クロック遅れてリー
ドライトRWCMDとアドレス制御信号YALが出力さ
れる。また、ライトコマンドWから2クロック遅れてリ
ードコマンドRが入力されたときと、ライトコマンドW
から1クロック遅れてリードコマンドRが入力されたと
きに、出力Cの発生によってフリップフロップFF12
がリセットされるので、ライトコマンドに基づくリード
ライトコマンドRWCMDとアドレス制御信号YALが
出力されない。さらにリードコマンドRから1クロック
遅れてライトコマンドWが入力されたときは、アンド回
路AL17の出力によってフリップフロップFF13が
リセットされるので、リードコマンドに基づくリードラ
イトコマンドRWCMDとアドレス制御信号YALが出
力されない。
【0121】次に、この例におけるバーストカウンタ1
6Bの構成例とその動作について説明する。図24は、
バーストカウンタ中におけるレジスタ回路とセレクタ回
路の構成例を示す図、図25,図26は、バーストカウ
ンタの構成例を示す図、図27,図28,図29,図3
0は、同バーストカウンタの動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【0122】図24(a)は、レジスタ回路の原理的構
成を示すものであって、スイッチSW1,SW2と、ラ
ッチ回路LC21,LC22と、インバータINV21
とからなる構成が示されている。この例のレジスタ回路
では、クロックφがハイレベルのとき、スイッチSW2
1がオン、スイッチSW22がオフになって、入力IN
の状態を取り込んでラッチLC21にラッチし、次に、
クロックφがロウレベルのとき、スイッチSW21がオ
フ、スイッチSW22がオンになって、ラッチLC21
の状態をラッチLC22にラッチして、出力OUTを発
生することによって、入力INの状態を1クロック期間
保持する。
【0123】図24(b)は、レジスタ回路の具体的構
成例を示すものであって、ゲート回路G21,G22
と、ラッチ回路LC23,LC24と、インバータIN
V21とからなる構成が示されている。この例のレジス
タ回路では、クロックφがハイレベルになったとき、ゲ
ート回路G21がオン、ゲート回路G22がオフになっ
て、入力INの状態を取り込んでラッチLC23にラッ
チし、次に、クロックφがロウレベルになったとき、ゲ
ート回路G21がオフ、ゲート回路G22がオンになっ
て、ラッチLC23の状態をラッチLC24にラッチし
て、出力OUTを発生することによって、入力INの状
態を1クロック期間保持する。
【0124】図24(c)は、セレクタ回路の原理的構
成を示すものであって、スイッチSW23,SW24か
らなる構成が示されている。この例のセレクタ回路で
は、クロックφがハイレベルのとき、スイッチSW23
がオン、スイッチSW24がオフになって、入力I1を
出力し、次に、クロックφがロウレベルのとき、スイッ
チSW23がオフ、スイッチSW24がオンになって、
入力I2を出力することによって、入力I1とI2とを
切り替えて出力する。
【0125】図24(d)は、セレクタ回路とバースト
カウンタ回路の具体的構成例を示すものであって、ゲー
ト回路G23,G24とインバータINV24を備えた
セレクタ回路SELと、ゲート回路G25と、インバー
タINV25と、バーストカウント論理回路BCLとを
備えたバーストカウンタ回路BCとからなる構成が示さ
れている。この例の構成では、セレクタ回路SELにお
いて、アドレス選択信号IASWがハイレベルのとき、
ゲート回路G23がオン、ゲート回路G24がオフにな
って、入力I1が選択され、アドレス選択信号IASW
がロウレベルのとき、ゲート回路G23がオフ、ゲート
回路G24がオンになって、入力I2が選択されて、ア
ドレスカウンタ回路BCにおいて、アドレス制御信号Y
ALがハイレベルのとき、バーストカウント論理回路B
CLに入力され、これによってバーストカウンタ論理回
路BCLにおいて、アドレス出力発生の動作が開始され
る。
【0126】図24(e)は、セレクタ回路の他の具体
的構成例を示すものであって、ナンド回路NA21,N
A22,NA23と、インバータINV26とからなる
セレクタ回路SELの構成が示されている。この例の構
成では、セレクタ回路SELにおいて、アドレス選択信
号IASWがハイレベルのとき、ナンド回路NA21が
入力I1を出力し、アドレス選択信号IASWがロウレ
ベルのとき、ナンド回路NA22が入力I2を出力し、
ナンド回路NA23を経て、ハイレベルの信号として出
力されることが示されている。
【0127】図25において、(a),(b),
(c),(d)は、それぞれバーストカウンタの構成例
を示している。図25(a)に示された例は、入力バッ
ファBUFと、レジスタ回路RG21,RG22と、ア
ドレスセレクタ回路AS2と、バーストカウンタ回路B
C2とから構成されている。この例の構成では、レジス
タ回路RG21,RG22は、入力バッファBUFから
のアドレス入力IAjを、クロック信号φに応じて、1
クロックずつ遅延して出力する。アドレスセレクタ回路
AS2は、アドレス選択信号IASWに応じて、入力バ
ッファBUFの出力又はレジスタ回路RG22の出力を
選択して、バーストカウンタ回路BC2に入力する。こ
れによって、バーストカウンタ回路BC2は、アドレス
選択信号IASWに応じて、アドレス入力IAjの入力
後直ちに、又は2クロック後に、アドレス制御信号YA
Lのタイミングで、アドレス出力を発生し、その後アド
レス制御信号NYALの発生ごとに、順次、+2したア
ドレス出力YPjを発生する処理を、1クロックごとに
所定バースト長に対応する期間繰り返して行う。
【0128】図25(b)に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、レジスタ回路RG21と、アドレスセレク
タ回路AS2と、バーストカウンタ回路BC2とから構
成されている。この例では、図25(a)に示された例
と比べて、レジスタ回路が1段少ないので、アドレスセ
レクタ回路AS2は、アドレス選択信号IASWに応じ
て、アドレス入力IAjの入力後直ちに、又は1クロッ
ク後に、バーストカウンタ回路BC2の動作を開始させ
る。
【0129】図25(c)に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、レジスタ回路RG21,RG22,RG2
3と、アドレスセレクタ回路AS2と、バーストカウン
タ回路BC2とから構成されている。この例では、図2
5(a)に示された例と比べて、レジスタ回路RG23
を有しているので、アドレスセレクタ回路AS2は、ア
ドレス選択信号IASWに応じて、アドレス入力IAj
の入力から1クロック後に、又は2クロック後に、バー
ストカウンタ回路BC2の動作を開始させる。
【0130】図25(d)に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、レジスタ回路RG21,RG22と、アド
レスセレクタ回路AS2と、バーストカウンタ回路BC
2とから構成されている。この例では、レジスタ回路R
G21の出力と、レジスタ回路RG22の出力とを、ア
ドレスセレクタ回路AS2の入力としているので、アド
レスセレクタ回路AS2は、アドレス選択信号IASW
に応じて、アドレス入力IAjの入力から1クロック後
に、又は2クロック後に、バーストカウンタ回路BC2
の動作を開始させる。
【0131】図26において、(a),(b)は、それ
ぞれバーストカウンタの構成例を示している。図26
(a)に示された例は、入力バッファBUFと、m(m
は任意の自然数)段のレジスタ回路RG211,…,R
G21m及びn(nは任意の自然数)段のレジスタ回路
RG221,…,RG22nと、アドレスセレクタ回路
AS2と、バーストカウンタ回路BC2とから構成され
ている。この例では、レジスタ回路RG211,…,R
G21mは、入力バッファBUFからのアドレス入力I
Ajをmクロック遅延させ、レジスタ回路RG221,
…,RG22nは、入力バッファBUFからのアドレス
入力IAjをnクロック遅延させる。アドレスセレクタ
回路AS2は、アドレス選択信号IASWに応じて、レ
ジスタ回路RG21m又はレジスタ回路RG22nの出
力を選択することによって、アドレス入力IAjの入力
からmクロック遅れて、又は、アドレス入力IAjの入
力からnクロック遅れて、バーストカウンタ回路BC2
の動作を開始させる。
【0132】図26(b)に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、m(mは任意の自然数)段のレジスタ回路
RG211,…,RG21mと、アドレスセレクタ回路
AS2と、バーストカウンタ回路BC2とから構成され
ている。この例では、レジスタ回路RG212の出力
と、レジスタ回路RG21mの出力とを、アドレスセレ
クタ回路AS2の入力としているので、アドレスセレク
タ回路AS2は、アドレス選択信号IASWに応じて、
アドレス入力IAjの入力から2クロック後に、又はm
クロック後に、バーストカウンタ回路BC2の動作を開
始させる。
【0133】
【0134】次に、図27乃至図30を用いて、この例
のバーストカウンタの動作について説明する。図27に
おいて、(a),(b),(c)は、それぞれこの例の
バーストカウンタの動作例を示すタイミングチャートで
ある。図27(a)においては、n=3であって、第1
及び第2のコマンドCMDに対応して、アドレスIA
1,IA2が入力されたとき、第1のコマンド入力によ
ってアドレス選択信号IASWがハイレベルになること
によって、2クロック後にアドレス制御信号YALのタ
イミングでアドレスIA1がアドレスバスに出力され、
第2のコマンド入力によってアドレス選択信号IASW
がロウレベルになることによって、直ちにアドレス制御
信号YALのタイミングでアドレスIA2がアドレスバ
スに出力されたことが示されている。
【0135】図27(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力時、アドレス選択信号IASW
がハイレベルであって、2クロック後にアドレス制御信
号YALが出力されるのと同時に、第2のコマンド入力
によってアドレス選択信号IASWがロウレベルになっ
て、直ちにアドレス制御信号YALが出力されて、両者
の発生タイミングが衝突したが、第2のコマンドによる
アドレス制御信号YALが優先したので、アドレスバス
にアドレスIA2が出力されたことが示されている。
【0136】図27(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号IA
SWがロウレベルになることによって、直ちにアドレス
制御信号YALのタイミングでアドレスIA1がアドレ
スバスに出力され、第2のコマンド入力時、引き続きア
ドレス選択信号IASWがロウレベルであって、直ちに
アドレス制御信号YALのタイミングでアドレスIA2
がアドレスバスに出力されたことが示されている。
【0137】図28において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図28(a)においては、
n=2であって、第1のコマンド入力によってアドレス
選択信号IASWがハイレベルになることによって、2
クロック後にアドレス制御信号YALのタイミングでア
ドレスIA1がアドレスバスに出力され、第2のコマン
ド入力時、アドレス選択信号IASWが引き続きハイレ
ベルであって、2クロック後にアドレス制御信号YAL
のタイミングでアドレスIA2がアドレスバスに出力さ
れたことが示されている。
【0138】図28(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号IA
SWがハイレベルになることによって、1クロック後に
アドレス制御信号YALのタイミングでアドレスIA1
がアドレスバスに出力され、第2のコマンド入力によっ
てアドレス選択信号IASWがロウレベルになることに
よって、直ちにアドレス制御信号YALのタイミングで
アドレスIA2がアドレスバスに出力されたことが示さ
れている。
【0139】図28(c)においては、n=1であっ
て、第1のコマンド入力時、アドレス選択信号IASW
がハイレベルであって、1クロック後にアドレス制御信
号YALが出力されるのと同時に、アドレス選択信号I
ASWがロウレベルになって、直ちにアドレス制御信号
YALが出力されて、両者の発生タイミングが衝突した
が、第2のコマンドによるアドレス制御信号YALが優
先したので、アドレスバスにアドレスIA2が出力され
たことが示されている。
【0140】図29において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図29(a)においては、
n=2であって、第1のコマンド入力時、アドレス選択
信号IASWがハイレベルになって、第1のコマンド入
力によって、2クロック後にアドレス制御信号YALの
タイミングで、アドレスIA1がアドレスバスに出力さ
れ、第2のコマンド入力時、引き続きアドレス選択信号
IASWがハイレベルであって、2クロック後にアドレ
ス制御信号YALのタイミングで、アドレスIA2がア
ドレスバスに出力されたことが示されている。
【0141】図29(b)においては、n=1であっ
て、第1のコマンド入力時、アドレス選択信号IASW
がロウレベルになって、第1のコマンド入力によって、
1クロック後にアドレス制御信号YALのタイミング
で、アドレスIA1がアドレスバスに出力され、第2の
コマンド入力時、引き続きアドレス選択信号IASWが
ロウレベルであって、1クロック後にアドレス制御信号
YALのタイミングで、アドレスIA2がアドレスバス
に出力されたことが示されている。
【0142】図29(c)においては、n=3であっ
て、第1のコマンド入力時、アドレス選択信号IASW
がハイレベルになって、2クロック後にアドレス制御信
号YALのタイミングで、アドレスIA1がアドレスバ
スに出力され、第2のコマンド入力時、アドレス選択信
号IASWがロウレベルになって、1クロック後にアド
レス制御信号YALのタイミングで、アドレスIA2が
アドレスバスに出力されたことが示されている。
【0143】図30において、(a),(b),(c)
は、それぞれこの例のバーストカウンタの動作例を示す
タイミングチャートである。図30(a)においては、
n=2であって、第1のコマンド入力時、アドレス選択
信号IASWがハイレベルであって、第1のコマンド入
力によって、2クロック後にアドレス制御信号YALの
タイミングで、アドレスIA1がアドレスバスに出力さ
れ、第2のコマンド入力時、引き続きアドレス選択信号
IASWがハイレベルであって、1クロック後にアドレ
ス制御信号YALのタイミングで、アドレスIA2がア
ドレスバスに出力されたことが示されている。
【0144】図30(b)においては、n=1であっ
て、第1のコマンド入力時、アドレス選択信号IASW
がロウレベルになって、第1のコマンド入力によって、
1クロック後にアドレス制御信号YALのタイミング
で、アドレスIA1がアドレスバスに出力され、第2の
コマンド入力時、引き続きアドレス選択信号IASWが
ロウレベルであって、1クロック後にアドレス制御信号
YALのタイミングで、アドレスIA2がアドレスバス
に出力されたことが示されている。
【0145】図30(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力時、アドレス選択信号IASW
がハイレベルになって、第1のコマンド入力によって、
2クロック後にアドレス制御信号YALのタイミング
で、アドレスIA1がアドレスバスに出力され、第2の
コマンド入力時、アドレス選択信号IASWが引き続き
ハイレベルであって、2クロック後にアドレス制御信号
YALのタイミングで、アドレスIA2がアドレスバス
に出力されたことが示されている。
【0146】このように、この例の半導体記憶装置によ
れば、複数のアドレスの保持と、コマンドの種別に対応
したアドレス選択出力を、十分な動作マージンをもって
行うことができる。また、多種多様なアドレス入力をも
つ半導体記憶装置において、フレキシブルなアドレス選
択と、アドレス出力タイミングの設定を行うことができ
る。
【0147】◇第3実施例 図31は、この発明の第3実施例である半導体記憶装置
の全体構成を示すブロック図である。この例の半導体記
憶装置は、図31に示すように、メモリセルアレイ1,
2と、ワードドライバ3,4と、DIN/DOUT回路
5A,6Aと、ライトアンプ7,8と、センスアンプ
9,10,11,12と、カラムデコーダ13,14
と、コマンドデコーダ15Cと、バーストカウンタ16
Cと、カラム系コントロール回路17Aとから概略構成
されている。
【0148】この第3実施例の構成が、上述した第1実
施例の構成(図1)と大きく異なるところは、図31に
示すように、コマンドデコーダ15Cが、アドレス制御
信号YAL,YALWの出力を有しない代わりに、アド
レス制御信号1j,2jの出力を有する点と、バースト
カウンタ16Cが、アドレス制御信号YAL,YALW
による出力タイミング制御に代えて、アドレス制御信号
1j,2jによるアドレス出力タイミング制御を行われ
る点である。これら以外の点では、第1実施例とほぼ同
様であるので、図31においては、図1の構成部分と同
一の各部には、同一の符号を付して示すとともに、以下
において、その説明を省略し、または簡略化するものと
する。
【0149】コマンドデコーダ15Cは、DDR−SD
RAMの場合は、DDRモード信号MDDDRがハイレ
ベルになることによって、外部コマンド信号CSB,R
ASB,CASB,WEB及びクロック信号CLKに応
じて、内部コマンド信号であるリードライトコマンドR
WCMDと、アドレス制御信号1j,2jを発生する。
バーストカウンタ16Cは、アドレス入力IA0〜IA
jを、アドレス制御信号1jによって定まるタイミング
でラッチ回路に保持し、アドレス制御信号2jによって
定まるタイミングで、ラッチ回路に保持されたデータを
読み出して、信号保持回路に保持して、バーストカウン
タ回路からアドレス出力を発生する。また、アドレス入
力IA0〜IAjをその発生ごとにラッチして、アドレ
ス制御信号2jによって定まるタイミングで、ラッチさ
れたデータを読み出して、信号保持回路に保持して、バ
ーストカウンタ回路からアドレス出力を発生する。さら
に、バーストカウンタ回路は、アドレス制御信号NYA
Lの発生ごとに、順次、+2したアドレス出力を発生す
る処理を、所定バースト長に対応する期間、繰り返して
行う。
【0150】次に、この例におけるコマンドデコーダ1
5Cの構成例とその動作について説明する。図32は、
この例におけるコマンドデコーダの回路構成図を示し、
図33は同コマンドデコーダの動作タイミングチャート
である。この例のコマンドデコーダは、図32に示すよ
うに、コマンドラッチ回路CMLと、アンド回路AL2
1,AL22,AL23,AL24,AL25,AL2
6,AL27,AL28,AL29と、オア回路OL2
1と、フリップフロップFF21,FF22と、遅延素
子DL21,DL22,DL23,DL24とから構成
されている。
【0151】コマンドラッチ回路CMLは、半導体記憶
装置の外部コマンド信号CSB,RASB,CASB,
WEBを受けて、クロックCLKに同期してデコードし
て、内部コマンド信号CS,RAS,CAS,WEを出
力する。外部コマンド信号MDDDRがハイレベルのと
き、アンド回路AL21の出力は、コマンド信号WEが
ハイレベルのとき(デコーダ書き込み時)ハイレベルと
なり、コマンド信号WEがロウレベルのとき(デコーダ
読み出し時)ロウレベルとなる。アンド回路AL22
は、コマンド信号CSによってコマンド選択を指示さ
れ、コマンド信号RASによってローアドレス選択を指
示されず、コマンド信号CASによってカラムアドレス
選択が指示されたとき、出力がハイレベルになるので、
データ書き込み時は、アンド回路AL24の出力Bがハ
イレベルになり、データ読み出し時は、アンド回路AL
23の出力Aがハイレベルになる。
【0152】これによって、アンド回路AL28におい
て、出力Aと、出力Aを反転し遅延素子DL23で遅延
させた出力との一致を検出することによって、1ショッ
トパルスからなるアドレス制御信号10を発生する。ま
た、アンド回路AL29において、出力Bと、出力Bを
反転し遅延素子DL24で遅延させた出力との一致を検
出することによって、1ショットパルスからなるアドレ
ス制御信号11を発生する。さらに、アンド回路AL2
3からオア回路OL21を経て直ちに、リードライトコ
マンドRWCMDが出力されるとともに、アンド回路A
L24からフリップフロップFF21,FF22を経て
2クロック遅れて発生する出力Dによっても、リードラ
イトコマンドRWCMDが出力される。また、アンド回
路AL25において、アンド回路AL23の出力と、ク
ロック信号CLKとの一致をとって、アドレス制御信号
20が出力され、アンド回路AL26において、フリッ
プフロップFF22の出力Dと、クロック信号CLKと
の一致をとって、アドレス制御信号21が出力される。
この際、アドレス制御信号20,21は、クロック信号
CLKを遅延素子DL22を経て遅延させることによっ
て、リードライトコマンドRWCMDの立ち上がりに対
応する1ショットパルスとなる。
【0153】このとき、アンド回路AL23の出力A
と、出力Aを遅延素子DL21を経て遅延した信号とに
よる、アンド回路AL27の出力Cを、フリップフロッ
プFF22のリセット入力Rに接続することによって、
オア回路OL21の2つの入力が同時に発生したとき
は、フリップフロップFF22をリセットして、出力B
に基づいてリードライトコマンドRWCMDが発生しな
いようにして、出力Aに基づくリードライトコマンドR
WCMDの発生が優先するようにしている。DDR−S
DRAMの仕様のように、”連続したコマンドが入力さ
れた場合に、後から入力されたコマンドによって、先に
入力されたライトコマンド叉はリーードコマンドをイン
ターラプトする”ときは、すべてのフリップフロップに
リセット信号を入力することによって、上述の仕様をみ
たすことができる。図示されない、リードコマンド,ラ
イトコマンド以外の他のコマンドが入力された場合に、
先に入力されたリードコマンド,ライトコマンドをイン
ターラプトする仕様の場合は、すべてのフリップフロッ
プに上述の他のコマンドから生成するリセット信号に対
して節点Cの出力と論理和をとって入力することで、こ
の仕様を実現することができる。
【0154】次に、図33を参照して、この例のコマン
ドデコーダの動作例を説明する。ライトコマンドWの入
力によって、出力Bが発生し、アドレス制御信号11が
出力される。さらに、2クロック遅れて出力Dが発生し
て、オア回路OL21を経てリードライトコマンドRW
CMDが出力されるとともに、アドレス制御信号21が
出力される。また、リードコマンドRの入力によって、
出力Aが発生し、アドレス制御信号10が出力される。
さらに、直ちにオア回路OL21を経てリードライトコ
マンドRWCMDが出力されるとともに、アドレス制御
信号20が出力される。ライトコマンドWの入力から2
クロック後にリードコマンドRが入力されたときは、ラ
イトコマンドWの入力によって出力Bが発生し、これに
よって、アドレス制御信号11が出力されるが、リード
コマンドRの入力によって出力Aが発生し、これによっ
て、出力Cが発生したため、フリップフロップFF22
がリセットされて、出力Dは発生しない。一方、出力A
の発生によって制御信号10が出力され、オア回路OL
21を経てリードライトコマンドRWCMDが出力され
るとともに、アドレス制御信号20が出力される。ま
た、ライトコマンドWの入力から1クロック後にリード
コマンドRが入力されてアドレス制御信号11が発生し
たときも、同様に、リードコマンドRの入力によって出
力Aが発生し、これによって、出力Cが発生したため、
出力Dは発生せず、出力Aの発生によって、制御信号1
0が出力され、リードライトコマンドRWCMDが出力
されるとともに、アドレス制御信号20が出力される。
なお、DDR−SDRAMの仕様に従うと、タイミング
図中、ライトコマンド及びリードコマンドが連続する場
合、ライトコマンドはリードコマンドによってインター
ラプトされ、リードライトコマンドRWCMD及びアド
レスは出力されない。これに対しては、すべてのフリッ
プフロップに対してリセット信号を入力することによっ
て、上述の仕様をみたすことができる。また、ライトコ
マンド及びリードコマンドが連続する場合と同様に、リ
ードコマンド叉はライトコマンドに連続して入力され
た、図示されない他のコマンドによるインターラプトが
必要な場合も、同様にして上記の仕様をみたすことがで
きる。
【0155】次に、この例におけるバーストカウンタ1
6Cの構成例とその動作について説明する。図34は、
バーストカウンタ中におけるラッチ回路と信号保持回路
の構成例を示す図、図35,図36は、バーストカウン
タの構成例を示す図、図37,図38は、同バーストカ
ウンタの動作例を示すタイミングチャートである。
【0156】図34(a)は、ラッチ回路の原理的構成
を示すものであって、スイッチSW31,SW32と、
ラッチLC31とからなる構成が示されている。この例
のラッチ回路では、アドレス制御信号1jによって、ス
イッチSW31がオンになって、入力INの状態を取り
込んでラッチLC31にラッチし、次に、アドレス制御
信号2jによって、スイッチSW32がオンになって、
ラッチLC31の状態によって、出力OUTを発生す
る。
【0157】図34(b)は、ラッチ回路の具体的構成
例を示すものであって、ゲート回路G31,G32と、
ラッチLC32とからなる構成が示されている。この例
のラッチ回路では、アドレス制御信号1jによって、ゲ
ート回路G31がオンになって、入力INの状態を取り
込んでラッチLC32にラッチし、次に、アドレス制御
信号2jによって、ゲート回路G32がオンになって、
ラッチLC32の状態によって、出力OUTを発生す
る。
【0158】図34(c)は、ラッチ回路Bの具体的構
成例を示すものであって、ラッチLC33と、ゲート回
路G33とからなる構成が示されている。この例のラッ
チ回路Bでは、ラッチLC33によって、入力INの状
態を取り込み、アドレス制御信号2jによって、ゲート
回路G33がオンになって、ラッチLC33の状態によ
って、出力OUTを発生する。
【0159】図34(d)は、信号保持回路の具体的構
成例を示すものであって、ラッチLC34からなる構成
が示されている。この例の出力保持回路では、入力IN
を、その発生ごとにラッチLC34にラッチして、出力
OUTを発生する。
【0160】図35においては、バーストカウンタの構
成例を示している。図35に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、ラッチ回路LCC10,LCC11と、信
号保持回路SHと、バーストカウンタ回路BC3とから
構成されている。この例では、ラッチ回路LCC10,
LCC11は、それぞれ入力バッファBUFからのアド
レス入力IAjを、アドレス制御信号10,11に応じ
てラッチし、アドレス制御信号20,21に応じて出力
する。信号保持回路SHは、ラッチ回路LCC10又は
LCC11の出力を保持する。バーストカウンタ回路B
C3は、信号保持回路SHからの入力後直ちに、又は所
定クロック期間後に、アドレス出力を発生し、その後ア
ドレス制御信号NYALの発生ごとに、順次、+2した
アドレス出力YPjを発生する処理を、1クロックごと
に所定バースト長に対応する期間繰り返して行う。
【0161】
【0162】
【0163】図36においては、バーストカウンタの構
成例を示している。図36に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、ラッチ回路LCC10,LCB11と、信
号保持回路SHと、バーストカウンタ回路BC3とから
構成されている。ラッチ回路LCC10は、入力バッフ
ァBUFからのアドレス入力IAjを、アドレス制御信
号10に応じてラッチし、アドレス制御信号20に応じ
て出力する。ラッチ回路LCB11は、入力バッファB
UFからのアドレス入力IAjを、入力ごとにラッチし
て、アドレス制御信号21に応じて出力する。信号保持
回路SHは、ラッチ回路LCC10又はLCB11の出
力を保持する。バーストカウンタ回路BC3は、信号保
持回路SHからの入力後直ちに、又は所定クロック期間
後に、アドレス出力を発生し、その後アドレス制御信号
NYALの発生ごとに、順次、+2したアドレス出力Y
Pjを発生する処理を、1クロックごとに所定バースト
長に対応する期間繰り返して行う。
【0164】
【0165】
【0166】次に、図37乃至図40を用いて、この例
のバーストカウンタの動作を説明する。図37におい
て、(a),(b),(c)は、それぞれ図35に示さ
れた構成例のバーストカウンタの動作例を示すタイミン
グチャートである。図37(a)においては、n=2で
あって、第1及び第2のコマンドCMDに対応して、ア
ドレスIA1,IA2が入力されたとき、第1のコマン
ド入力によってアドレス選択信号11がオンになり、直
ちにアドレス制御信号21がオンになることによって、
アドレスIA1がアドレスバスに出力され、第2のコマ
ンド入力によってアドレス選択信号11がオンになり、
直ちにアドレス制御信号21がオンになることによっ
て、アドレスIA2がアドレスバスに出力されたことが
示されている。
【0167】図37(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号10
がオンになり、2クロック後にアドレス制御信号20が
オンになることによって、アドレスIA1がアドレスバ
スに出力され、第2のコマンド入力によってアドレス選
択信号10がオンになり、2クロック後にアドレス制御
信号20がオンになることによって、アドレスIA2が
アドレスバスに出力されたことが示されている。
【0168】図37(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号10
がオンになり、2クロック後にアドレス制御信号20が
オンになることによって、アドレスIA1がアドレスバ
スに出力され、第2のコマンド入力によってアドレス選
択信号11がオンになり、2クロック後にアドレス制御
信号21がオンになることによって、アドレスIA2が
アドレスバスに出力されたことが示されている。
【0169】図38において、(a),(b)は、それ
ぞれ図35に示された構成例のバーストカウンタの動作
例を示すタイミングチャートである。図38(a)にお
いては、n=3であって、第1のコマンド入力によって
アドレス選択信号10がオンになり、2クロック後にア
ドレス制御信号20がオンになることによって、アドレ
スIA1がアドレスバスに出力され、第2のコマンド入
力によってアドレス選択信号11がオンになり、直ちに
アドレス制御信号21がオンになることによって、アド
レスIA2がアドレスバスに出力されたことが示されて
いる。
【0170】図38(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号11
がオンになり、第2のコマンド入力によって、アドレス
制御信号11がオンになって、第1のコマンド入力に基
づく2クロック後にアドレス制御信号21と、第2のコ
マンド入力に基づいて直ちに発生したアドレス制御信号
21とがそれぞれ発生して衝突したが、第2のコマンド
入力が優先して、アドレス制御信号21が出力され、こ
れによって、アドレスIA2がアドレスバスに出力され
たことが示されている。
【0171】図39において、(a),(b),(c)
は、それぞれ図36に示された構成例のバーストカウン
タの動作例を示すタイミングチャートである。図39
(a)においては、n=2であって、第1のコマンド入
力によってアドレス選択信号21が出力されることによ
って、アドレスIA1がラッチ回路Bからアドレスバス
に出力され、第2のコマンド入力によってアドレス選択
信号21が出力されることによって、アドレスIA2が
ラッチ回路Bからアドレスバスに出力されたことが示さ
れている。
【0172】図39(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号10
が出力され、2クロック後にアドレス制御信号20が出
力されることによって、ラッチ回路からアドレスIA1
がアドレスバスに出力され、第2のコマンド入力によっ
てアドレス選択信号10が出力され、2クロック後にア
ドレス制御信号20が出力されることによって、ラッチ
回路からアドレスIA2がアドレスバスに出力されたこ
とが示されている。この場合は、アドレス制御信号21
が出力されないので、ラッチ回路Bからのアドレス出力
は発生しない。
【0173】図39(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号10
がオンになり、2クロック後にアドレス制御信号20が
オンになることによって、ラッチ回路からアドレスIA
1がアドレスバスに出力され、第2のコマンド入力から
2クロック後にアドレス制御信号21がオンになること
によって、ラッチ回路BからアドレスIA2がアドレス
バスに出力されたことが示されている。
【0174】図40において、(a),(b)は、それ
ぞれ図36に示された構成例のバーストカウンタの動作
例を示すタイミングチャートである。図40(a)にお
いては、n=3であって、第1のコマンド入力によって
アドレス選択信号10が出力され、2クロック後にアド
レス制御信号20が出力されることによって、アドレス
IA1がラッチ回路からアドレスバスに出力され、第2
のコマンド入力によってアドレス選択信号21が出力さ
れることによって、アドレスIA2がラッチ回路Bから
アドレスバスに出力されたことが示されている。
【0175】図40(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によって2クロック後に発生し
たアドレス制御信号21と、第2のコマンド入力によっ
て発生したアドレス選択信号21とが衝突したが、第2
のコマンド入力が優先して、アドレス制御信号21が出
力され、これによって、アドレスIA2がアドレスバス
に出力されたことが示されている。
【0176】このように、この例の半導体記憶装置によ
れば、複数のアドレスの保持と、コマンドの種別に対応
したアドレスの選択出力を、十分な動作マージンをもっ
て行うことができる。また、多種多様なアドレス入力を
もつ半導体記憶装置において、フレキシブルなアドレス
選択とアドレス出力のタイミング設定を行うことができ
る。さらに、取り込まれたアドレス入力を任意の順番に
並べ替えることができる。
【0177】◇第4実施例 図41は、この発明の第4実施例である半導体記憶装置
の全体構成を示すブロック図である。この例の半導体記
憶装置は、図41に示すように、メモリセルアレイ1,
2と、ワードドライバ3,4と、DIN/DOUT回路
5A,6Aと、ライトアンプ7,8と、センスアンプ
9,10,11,12と、カラムデコーダ13,14
と、コマンドデコーダ15Dと、バーストカウンタ16
Dと、カラム系コントロール回路17Aとから概略構成
されている。
【0178】この第4実施例の構成が、上述した第3実
施例の構成(図31)と大きく異なるところは、図41
に示すように、コマンドデコーダ15Dが、アドレス制
御信号1j,2jの他に、アドレス制御信号YALの出
力を有する点と、バーストカウンタ16Dが、アドレス
制御信号1j,2jによる出力タイミング制御の他に、
アドレス制御信号YALによるアドレス出力タイミング
制御を行わうようにした点である。これら以外の点で
は、第3実施例とほぼ同様であるので、図41において
は、図31の構成部分と同一の各部には、同一の符号を
付して示すとともに、以下において、その説明を省略
し、または簡略化するものとする。
【0179】コマンドデコーダ15Dは、DDR−SD
RAMの場合は、DDRモード信号MDDDRがハイレ
ベルになることによって、外部コマンド信号CSB,R
ASB,CASB,WEB及びクロック信号CLKに応
じて、内部コマンド信号であるリードライトコマンドR
WCMDと、アドレス制御信号1j,2j,YALを発
生する。バーストカウンタ16Dは、アドレス入力IA
0〜IAjに対して、アドレス制御信号1jによって定
まるタイミングでラッチ回路に保持し、アドレス制御信
号2jによって定まるタイミングで、ラッチ回路に保持
されたデータを読み出して、信号保持回路に一旦保持
し、アドレス制御信号YALによって読み出して、バー
ストカウンタ回路からアドレス出力を発生する。また、
アドレス入力IA0〜IAjをその発生ごとにラッチし
て、アドレス制御信号2jによって定まるタイミング
で、ラッチされたデータを読み出して、バーストカウン
タ回路からアドレス出力を発生する。さらに、バースト
カウンタ回路は、アドレス制御信号NYALの発生ごと
に、順次、+2したアドレス出力を発生する処理を、所
定バースト長に対応する期間、繰り返して行う。
【0180】次に、この例におけるコマンドデコーダ1
5Dの構成例とその動作について説明する。図42は、
この例におけるコマンドデコーダの回路構成図を示し、
図43は同コマンドデコーダの動作タイミングチャート
である。この例のコマンドデコーダは、図42に示すよ
うに、コマンドラッチ回路CMLと、アンド回路AL3
1,AL32,AL33,AL34,AL35,AL3
6,AL37,AL38,AL39と、オア回路OL3
1、OL32と、フリップフロップFF31,FF32
と、遅延素子DL31,DL32,DL33,DL3
4,DL35とから構成されている。
【0181】コマンドラッチ回路CMLは、半導体記憶
装置の外部コマンド信号CSB,RASB,CASB,
WEBを受けて、クロックCLKに同期してデコードし
て、内部コマンド信号CS,RAS,CAS,WEを出
力する。外部コマンド信号MDDDRがハイレベルのと
き、アンド回路AL31の出力は、コマンド信号WEが
ハイレベルのとき(データ書き込み時)ハイレベルとな
り、コマンド信号WEがロウレベルのとき(データ読み
出し時)ロウレベルとなる。アンド回路AL32は、コ
マンド信号CSによってコマンド選択を指示され、コマ
ンド信号RASによってローアドレス選択を指示され
ず、コマンド信号CASによってカラムアドレス選択が
指示されたとき、出力がハイレベルになるので、データ
書き込み時は、アンド回路AL34の出力Bがハイレベ
ルになり、データ読み出し時は、アンド回路AL33の
出力Aがハイレベルになる。
【0182】これによって、アンド回路AL38におい
て、出力Aと、出力Aを反転し遅延素子DL33で遅延
させた出力との一致を検出することによって、1ショッ
トパルスからなるアドレス制御信号10を発生する。ま
た、アンド回路AL39において、出力Bと、出力Bを
反転し遅延素子DL34で遅延させた出力との一致を検
出することによって、1ショットパルスからなるアドレ
ス制御信号11を発生する。また、アンド回路AL33
からオア回路OL31を経て直ちに、リードライトコマ
ンドRWCMDが出力されるとともに、アンド回路AL
34からフリップフロップFF31,FF32を経て2
クロック遅れて発生する出力Dによっても、リードライ
トコマンドRWCMDが出力される。さらに、アンド回
路AL35において、アンド回路AL33の出力と、ク
ロック信号CLKとの一致をとって、アドレス制御信号
20が出力され、アンド回路AL36において、フリッ
プフロップFF32の出力Dと、クロック信号CLKと
の一致をとって、アドレス制御信号21が出力される。
この際、アドレス制御信号20,21は、クロック信号
CLKを遅延素子DL32を経て遅延させることによっ
て、リードライトコマンドRWCMDの立ち上がりに対
応する1ショットパルスとなる。さらに、オア回路OL
32においてアドレス制御信号20,21の論理和をと
った信号を、遅延素子DL35で遅延してアドレス制御
信号YALを発生する。
【0183】このとき、アンド回路AL33の出力A
と、出力Aを遅延素子DL31を経て遅延した信号とに
よる、アンド回路AL37の出力Cを、フリップフロッ
プFF32のリセット入力Rに接続することによって、
オア回路OL31の2つの入力が同時に発生したとき
は、フリップフロップFF32をリセットして、出力B
に基づいてリードライトコマンドRWCMDが発生しな
いようにして、出力Aに基づくリードライトコマンドR
WCMDの発生が優先するようにしている。DDR−S
DRAMの仕様のように、”連続したコマンドが入力さ
れた場合に、後から入力されたコマンドによって、先に
入力されたライトコマンド叉はリーードコマンドをイン
ターラプトする”ときは、すべてのフリップフロップに
リセット信号を入力することによって、上述の仕様をみ
たすことができる。図示されない、リードコマンド,ラ
イトコマンド以外の他のコマンドが入力された場合に、
先に入力されたリードコマンド,ライトコマンドをイン
ターラプトする仕様の場合は、すべてのフリップフロッ
プに上述の他のコマンドから生成するリセット信号に対
して節点Cの出力と論理和をとって入力することで、こ
の仕様を実現することができる。
【0184】次に、図43を参照して、この例のコマン
ドデコーダの動作例を説明する。ライトコマンドWの入
力によって、出力Bが発生し、アドレス制御信号11が
出力される。さらに、2クロック遅れて出力Dが発生し
て、オア回路OL31を経てリードライトコマンドRW
CMDが出力されるとともに、アドレス制御信号21が
出力される。また、リードコマンドRの入力によって、
出力Aが発生し、アドレス制御信号10が出力される。
さらに、オア回路OL31を経てリードライトコマンド
RWCMDが出力されるとともに、アドレス制御信号2
0が出力される。
【0185】ライトコマンドWの入力から2クロック後
にリードコマンドRが入力されたときは、ライトコマン
ドWの入力によって出力Bが発生し、これによって、ア
ドレス制御信号11が出力されるが、リードコマンドR
の入力によって出力Aが発生し、これによって、出力C
が発生したため、フリップフロップFF32がリセット
されて、出力Dは発生しない。一方、出力Aの発生によ
って制御信号10が出力され、オア回路OL31を経て
リードライトコマンドRWCMDが出力されるととも
に、アドレス制御信号20が出力される。また、ライト
コマンドWの入力から1クロック後にリードコマンドR
が入力されてアドレス制御信号11が発生したときも、
同様に、リードコマンドRの入力によって出力Aが発生
し、これによって、出力Cが発生したため、出力Dは発
生せず、出力Aの発生によって、制御信号10が出力さ
れ、リードライトコマンドRWCMDが出力されるとと
もに、アドレス制御信号20が出力される。さらに、ア
ドレス制御信号20,21の発生によって、オア回路O
L32を経て、アドレス制御信号YALが出力される。
なお、DDR−SDRAMの仕様に従うと、タイミング
図中、ライトコマンド及びリードコマンドが連続する場
合、ライトコマンドはリードコマンドによってインター
ラプトされ、リードライトコマンドRWCMD及びアド
レスは出力されない。これに対しては、すべてのフリッ
プフロップに対してリセット信号を入力することによっ
て、上述の仕様をみたすことができる。また、ライトコ
マンド及びリードコマンドが連続する場合と同様に、リ
ードコマンド叉はライトコマンドに連続して入力され
た、図示されない他のコマンドによるインターラプトが
必要な場合も、同様にして上記の仕様をみたすことがで
きる。
【0186】次に、この例におけるバーストカウンタ1
6Dの構成例とその動作について説明する。図44,図
45は、バーストカウンタの構成例を示す図、図46,
図47,図48,図49は、同バーストカウンタの動作
例を示すタイミングチャートである。
【0187】図44においては、バーストカウンタの構
成例を示している。図44に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、ラッチ回路LCC20,LCC21と、信
号保持回路SHと、バーストカウンタ回路BC4とから
構成されている。この例では、ラッチ回路LCC20,
LCC21は、それぞれ入力バッファBUFからのアド
レス入力IAjを、アドレス制御信号10,11に応じ
てラッチし、アドレス制御信号20,21に応じて出力
する。信号保持回路SHは、ラッチ回路LCC20又は
LCC21の出力を保持する。バーストカウンタ回路B
C4は、信号保持回路SHからの入力後、アドレス制御
信号YALの発生時、又は所定クロック期間後に、アド
レス出力を発生し、その後アドレス制御信号NYALの
発生ごとに、順次、+2したアドレス出力YPjを発生
する処理を、1クロックごとに所定バースト長に対応す
る期間繰り返して行う。
【0188】
【0189】
【0190】図45においては、バーストカウンタの構
成例を示している。図45に示された例は、入力バッフ
ァBUFと、ラッチ回路LCC20,LCB21と、信
号保持回路SHと、バーストカウンタ回路BC4とから
構成されている。ラッチ回路LCC20は、入力バッフ
ァBUFからのアドレス入力IAjを、アドレス制御信
号10に応じてラッチし、アドレス制御信号20に応じ
て出力する。ラッチ回路LCB21は、入力バッファB
UFからのアドレス入力IAjを、入力ごとにラッチし
て、アドレス制御信号21に応じて出力する。信号保持
回路SHは、ラッチ回路LCC20又はLCB21の出
力を保持する。バーストカウンタ回路BC4は、信号保
持回路SHからの入力によって、アドレス制御信号YA
Lの発生後直ちに、又は所定クロック期間後に、アドレ
ス出力を発生し、その後アドレス制御信号NYALの発
生ごとに、順次、+2したアドレス出力YPjを発生す
る処理を、1クロックごとに所定バースト長に対応する
期間繰り返して行う。
【0191】
【0192】
【0193】次に、図46乃至図49を用いて、この例
のバーストカウンタの動作を説明する。図46におい
て、(a),(b),(c)は、それぞれ図44に示さ
れた構成例のバーストカウンタの動作例を示すタイミン
グチャートである。図46(a)においては、n=2で
あって、第1及び第2のコマンドCMDに対応して、ア
ドレスIA1,IA2が入力されたとき、第1のコマン
ド入力によってアドレス制御信号11が入力され、直ち
にアドレス制御信号21が入力されることによって、ア
ドレスIA1が信号保持回路SHに保持され、アドレス
制御信号YALの入力に応じてバーストカウンタ回路B
C4から、アドレスIA1がアドレスバスに出力され、
第2のコマンド入力によってアドレス制御信号11が入
力され、直ちにアドレス制御信号21が入力されること
によって、アドレスIA2が信号保持回路SHに保持さ
れ、アドレス制御信号YALの入力に応じてバーストカ
ウンタ回路BC4から、アドレスIA2がアドレスバス
に出力されたことが示されている。
【0194】図46(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス制御信号10
が入力され、2クロック後にアドレス制御信号20が入
力されることによって、アドレスIA1が信号保持回路
SHに保持され、アドレス制御信号YALの入力に応じ
てバーストカウンタ回路BC4から、アドレスIA1が
アドレスバスに出力され、第2のコマンド入力によって
アドレス制御信号10が入力され、2クロックにアドレ
ス制御信号20が入力されることによって、アドレスI
A2が信号保持回路SHに保持され、アドレス制御信号
YALの入力に応じてバーストカウンタ回路BC4か
ら、アドレスIA2がアドレスバスに出力されたことが
示されている。
【0195】図46(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス制御信号10
が入力され、2クロック後にアドレス制御信号20が入
力されることによって、アドレスIA1が信号保持回路
SHに保持され、アドレス制御信号YALの入力に応じ
てバーストカウンタ回路BC4から、アドレスIA1が
アドレスバスに出力され、第2のコマンド入力によって
アドレス制御信号11が入力され、2クロックにアドレ
ス制御信号21が入力されることによって、アドレスI
A2が信号保持回路SHに保持され、アドレス制御信号
YALの入力に応じてバーストカウンタ回路BC4か
ら、アドレスIA2がアドレスバスに出力されたことが
示されている。
【0196】図47において、(a),(b)は、それ
ぞれ図44に示された構成例のバーストカウンタの動作
例を示すタイミングチャートである。図47(a)にお
いては、n=3であって、第1のコマンド入力によって
アドレス制御信号10が入力され、2クロック後にアド
レス制御信号20が入力されることによって、アドレス
IA1が信号保持回路SHに保持され、アドレス制御信
号YALの入力に応じてバーストカウンタ回路BC4か
ら、アドレスIA1がアドレスバスに出力され、第2の
コマンド入力によってアドレス制御信号11が入力さ
れ、直ちにアドレス制御信号21が入力されることによ
って、アドレスIA2が信号保持回路SHに保持され、
アドレス制御信号YALの入力に応じてバーストカウン
タ回路BC4から、アドレスIA2がアドレスバスに出
力されたことが示されている。
【0197】図47(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス制御信号11
がオンになり、第2のコマンド入力によって、アドレス
制御信号11がオンになって、第1のコマンド入力に基
づく2クロック後のアドレス制御信号21と、第2のコ
マンド入力に基づいて直ちに発生したアドレス制御信号
21とが衝突したが、第2のコマンド入力が優先して、
アドレス制御信号21が入力されることによって、アド
レスIA2が信号保持回路SHに保持され、アドレス制
御信号YALの入力に応じてバーストカウンタ回路BC
4から、アドレスIA2がアドレスバスに出力されたこ
とが示されている。
【0198】図48において、(a),(b),(c)
は、それぞれ図45に示された構成例のバーストカウン
タの動作例を示すタイミングチャートである。図48
(a)においては、n=2であって、アドレスIA1,
IA2が順次ラッチ回路Bに入力され、第1のコマンド
入力によってアドレス制御信号21が入力されることに
よって、アドレスIA1が信号保持回路SHに保持さ
れ、アドレス制御信号YALの入力に応じてバーストカ
ウンタ回路BC4から、アドレスIA1がアドレスバス
に出力され、第2のコマンド入力によってアドレス制御
信号21が入力されることによって、アドレスIA2が
信号保持回路SHに保持され、アドレス制御信号YAL
の入力に応じてバーストカウンタ回路BC4から、アド
レスIA2がアドレスバスに出力されたことが示されて
いる。
【0199】図48(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス制御信号10
が入力され、2クロック後にアドレス制御信号20が入
力されることによって、アドレスIA1が信号保持回路
SHに保持され、アドレス制御信号YALの入力に応じ
てバーストカウンタ回路BC4から、アドレスIA1が
アドレスバスに出力され、第2のコマンド入力によって
アドレス選択信号10が入力され、2クロック後にアド
レス制御信号20が入力されるることによって、アドレ
スIA2が信号保持回路SHに保持され、アドレス制御
信号YALの入力に応じてバーストカウンタ回路BC4
から、アドレスIA2がアドレスバスに出力されたこと
が示されている。この場合は、アドレス制御信号21が
入力されないので、ラッチ回路Bからのアドレス出力は
発生しない。
【0200】図48(c)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によってアドレス選択信号10
が入力され、2クロック後にアドレス制御信号20が入
力されることによって、ラッチ回路からアドレスIA2
が信号保持回路SHに保持され、アドレス制御信号YA
Lの入力に応じてバーストカウンタ回路BC4から、ア
ドレスIA1がアドレスバスに出力され、第2のコマン
ド入力から2クロック後にアドレス制御信号21が入力
されることによって、ラッチ回路BからアドレスIA2
が信号保持回路SHに保持され、アドレス制御信号YA
Lの入力に応じてバーストカウンタ回路BC4から、ア
ドレスIA2がアドレスバスに出力されたことが示され
ている。
【0201】図49において、(a),(b)は、それ
ぞれ図45に示された構成例のバーストカウンタの動作
例を示すタイミングチャートである。図49(a)にお
いては、n=3であって、第1のコマンド入力によって
アドレス選択信号10が入力され、2クロック後にアド
レス制御信号20が入力されることによって、ラッチ回
路からアドレスIA1が信号保持回路SHに保持され、
アドレス制御信号YALの入力に応じてバーストカウン
タ回路BC4から、アドレスIA1がアドレスバスに出
力され、第2のコマンド入力によってアドレス選択信号
21が出力されることによって、ラッチ回路Bからアド
レスIA2が信号保持回路SHに保持され、アドレス制
御信号YALの入力に応じてバーストカウンタ回路BC
4から、アドレスIA2がアドレスバスに出力されたこ
とが示されている。
【0202】図49(b)においては、n=2であっ
て、第1のコマンド入力によって2クロック後に発生し
たアドレス制御信号21と、第2のコマンド入力によっ
て直ちに発生したアドレス選択信号21とが衝突した
が、第2のコマンド入力が優先して、アドレス制御信号
21が入力され、これによって、アドレスIA2が信号
保持回路SHに保持され、アドレス制御信号YALの入
力に応じてバーストカウンタ回路BC4から、アドレス
IA2がアドレスバスに出力されたことが示されてい
る。
【0203】このように、この例の半導体記憶装置によ
れば、複数のアドレスの保持と、コマンドの種別に対応
したアドレス選択出力とを、十分な動作マージンをもっ
て行うことができる。また、多種多様なアドレス入力を
もつ半導体記憶装置において、フレキシブルなアドレス
選択とアドレス出力タイミングの設定を行うことができ
る。さらに、取り込まれたアドレス入力を、任意の順番
に並べ替えることができる。
【0204】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、図44,
図45に示す、第4実施例のバーストカウンタの構成に
おいて、矢印で示すラッチ回路群からの分岐出力によっ
て、アドレス制御信号2jによって定められるタイミン
グを、図示されない他の回路で使用することができる。
これは、第4実施例の場合、バーストカウンタからのア
ドレス出力は、別にアドレス制御信号YALによってタ
イミングをとっているためである。また、各実施例にお
いて、ライトコマンドによるデータの書き込みを、リー
ドコマンドによるデータの読み出しに優先して行うよう
にする場合には、各実施例のコマンドデコーダの回路に
おいて、節点Aと節点Bとを入れ替えて後段の部分に接
続するようにすればよい。
【0205】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の半導
体記憶装置によれば、DDR−SDRAMの標準化によ
って必要になった、複数のアドレスの保持と、コマンド
種別に対応したアドレスの選択出力とを、動作マージン
を十分とりながら、実行することが可能になるととも
に、多種多様なアドレス入力信号をもつ半導体記憶装置
において、フレキシブルなアドレス選択と、アドレス出
力タイミングの設定とを行うことが可能になる。さら
に、この発明の半導体記憶装置によれば、取り込まれた
アドレス入力信号を、任意の順序に並べ替えて出力する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である半導体記憶装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】同半導体記憶装置のライト時の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図3】同半導体記憶装置のリード時の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図4】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダの
構成例を示す図である。
【図5】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダの
構成例を示す図である。
【図6】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダの
構成例を示す図である。
【図7】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダの
構成例を示す図である。
【図8】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダの
構成例を示す図である。
【図9】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダの
構成例を示す図である。
【図10】同半導体記憶装置におけるバーストカウンタ
を構成するアドレスセレクタ回路の構成例を示す図であ
る。
【図11】同バーストカウンタの構成例(1)を示す図
である。
【図12】同バーストカウンタの構成例(2)を示す図
である。
【図13】同バーストカウンタの動作例(1)を示すタ
イミングチャートである。
【図14】同バーストカウンタの動作例(2)を示すタ
イミングチャートである。
【図15】同バーストカウンタの動作例(3)を示すタ
イミングチャートである。
【図16】同バーストカウンタの動作例(4)を示すタ
イミングチャートである。
【図17】同バーストカウンタの動作例(5)を示すタ
イミングチャートである。
【図18】同バーストカウンタの動作例(6)を示すタ
イミングチャートである。
【図19】この発明の第2実施例である半導体記憶装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図20】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダ
の構成例を示す図である。
【図21】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダ
の構成例を示す図である。
【図22】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダ
の構成例を示す図である。
【図23】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダ
の構成例を示す図である。
【図24】同半導体記憶装置におけるバーストカウンタ
を構成するレジスタ回路とセレクタ回路の構成例を示す
図である。
【図25】同バーストカウンタの構成例(1)を示す図
である。
【図26】同バーストカウンタの構成例(2)を示す図
である。
【図27】同バーストカウンタの動作例(1)を示すタ
イミングチャートである。
【図28】同バーストカウンタの動作例(2)を示すタ
イミングチャートである。
【図29】同バーストカウンタの動作例(3)を示すタ
イミングチャートである。
【図30】同バーストカウンタの動作例(4)を示すタ
イミングチャートである。
【図31】この発明の第3実施例である半導体記憶装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図32】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダ
の回路構成例を示す図である。
【図33】同コマンドデコーダの動作例を示すタイミン
グチャートである。
【図34】同半導体記憶装置におけるバーストカウンタ
を構成するラッチ回路と信号保持回路の構成例を示す図
である。
【図35】同バーストカウンタの構成例(1)を示す図
である。
【図36】同バーストカウンタの構成例(2)を示す図
である。
【図37】同バーストカウンタの動作例(1)を示すタ
イミングチャートである。
【図38】同バーストカウンタの動作例(2)を示すタ
イミングチャートである。
【図39】同バーストカウンタの動作例(3)を示すタ
イミングチャートである。
【図40】同バーストカウンタの動作例(4)を示すタ
イミングチャートである。
【図41】この発明の第4実施例である半導体記憶装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図42】同半導体記憶装置におけるコマンドデコーダ
の回路構成例を示す図である。
【図43】同コマンドデコーダの動作例を示すタイミン
グチャートである。
【図44】同半導体記憶装置におけるバーストカウンタ
の構成例を示す図である。
【図45】同バーストカウンタの構成例を示す図であ
る。
【図46】同バーストカウンタの動作例(1)を示すタ
イミングチャートである。
【図47】同バーストカウンタの動作例(2)を示すタ
イミングチャートである。
【図48】同バーストカウンタの動作例(3)を示すタ
イミングチャートである。
【図49】同バーストカウンタの動作例(4)を示すタ
イミングチャートである。
【図50】2ビットプリフェッチ型SDRAMからなる
従来例の半導体記憶装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図51】同半導体記憶装置におけるライト時の動作を
説明するタイミングチャートである。
【図52】同半導体記憶装置におけるリード時の動作を
説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,2 メモリセルアレイ(メモリ部) 15A,15B,15C,15D コマンドデコー
ダ(制御手段) 16A,16B,16C,16D バーストカウン
タ(アドレス出力手段) 17A カラム系コントロール回路(カラム系制御
手段) CML コマンドラッチ回路(信号発生手段) AL1〜AL8,AL11〜AL17,AL21〜AL
29,AL31〜AL39 アンド回路(信号発生
手段) OL1,OL11,OL12,OL31,OL31,O
L32 オア回路(信号発生手段) DL1〜DL3,DL11〜DL13,DL21〜DL
24,DL31〜DL34 遅延素子(信号発生手
段) FF1〜FFn,FF11〜FF1n,FF21,FF
22,FF31,FF32 フリップフロップ(信
号発生手段) REG11〜REG13,REG21〜REG23,R
EG111〜REG11m,REG121〜REG12
n,REG131〜REG13p レジスタ回路
(遅延手段) LC10〜LC1j,LC20〜LC2j,LCB11
〜LCB1j,LCB21〜LCB2j ラッチ回
路(遅延手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−218977(JP,A) 特開 平10−149682(JP,A) 特開 平9−167494(JP,A) H−C.Park,A 833Mb/s 2.5V 4Mb Double Da te Rate SRAM,ISSC98 /SESSION22/SRAM/PAP ER SP22.5 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/401

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出しコマンドの入力によって第1の
    制御信号を発生し、書き込みコマンドの入力から第1の
    クロック期間後に第2の制御信号を発生するとともに、
    前記第1の制御信号と第2の制御信号とに応じて書き込
    み読み出し動作指示信号を発生する制御手段と、入力ア
    ドレスを第1の制御信号に応じて読み出しアドレスとし
    て出力し、第2の制御信号に応じて書き込みアドレスと
    して出力するアドレス出力手段と、前記制御手段からの
    動作指示に応じてメモリ部における読み出し動作と書き
    込み動作との制御を行うカラム系制御手段とを備えたD
    DR−SDRAMからなる半導体記憶装置であって、 書き込み動作時、書き込みコマンドの入力から所定タイ
    ミング差でクロック信号に同期して入力されたデータス
    トローブ信号に応じて、前記第1のクロック期間、1/
    2クロックごとに書き込みデータをデータ入力手段に取
    り込み、 前記制御手段が、前記第2の制御信号の発生から第2の
    クロック期間後に次の制御信号を発生することによっ
    て、前記アドレス出力手段が、前記第2の制御信号と次
    の制御信号とに応じてそれぞれ2アドレスを出力し、 前記制御手段からの書き込み動作指示信号によって、前
    記カラム系制御手段が、第1の書き込み動作制御信号と
    第2の書き込み動作制御信号とを前記第2のクロック期
    間ごとに発生することによって、 前記データ入力手段に取り込まれた前記第1のクロック
    期間の書き込みデータを、メモリ部における前記アドレ
    ス出力手段から出力されたそれぞれのアドレスに書き込
    むように構成されている ことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 読み出しコマンドの入力によって、又は
    書き込みコマンドの入力から第1のクロック期間後に制
    御信号を発生して、読み出しコマンドの入力時と書き込
    みコマンドの入力時とで符号が反転する選択信号を発生
    するとともに、前記制御信号に応じて読み出し書き込み
    動作指示信号を発生する制御手段と、入力アドレスをラ
    ッチして前記選択信号の符号に従って前記制御信号の発
    生時、読み出しアドレス又は書き込みアドレスとして出
    力するアドレス出力手段と、前記制御手段からの動作指
    示に応じてメモリ部における読み出し動作と書き込み動
    作との制御を行うカラム系制御手段とを備えたDDR−
    SDRAMからなる半導 体記憶装置であって、 書き込み動作時、書き込みコマンドの入力から所定タイ
    ミング差でクロック信号に同期して入力されたデータス
    トローブ信号に応じて、前記第1のクロック期間、1/
    2クロックごとに書き込みデータをデータ入力手段に取
    り込み、 前記制御手段が、前記制御信号の発生から第2のクロッ
    ク期間後に次の制御信号を発生することによって、前記
    アドレス出力手段が、前記制御信号と次の制御信号とに
    応じてそれぞれ2アドレスを出力し、 前記制御手段からの書き込み動作指示信号によって、前
    記カラム系制御手段が、第1の書き込み動作制御信号と
    第2の書き込み動作制御信号とを前記第2のクロック期
    間ごとに発生することによって、 前記データ入力手段に取り込まれた前記第1のクロック
    期間の書き込みデータを、メモリ部における前記アドレ
    ス出力手段から出力されたそれぞれのアドレスに書き込
    むように構成されている ことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 読み出しコマンドの発生時第1の制御信
    号を発生するとともに、該第1の制御信号の発生に応じ
    て第2の制御信号を発生し、書き込みコマンドの発生時
    第3の制御信号を発生するとともに、該第3の制御信号
    の発生から第1のクロック期間後に第4の制御信号を発
    生し、前記第2の制御信号と第4の制御信号とに応じて
    書き込み読み出し動作指示信号を発生する制御手段と、
    前記第1の制御信号に応じて入力アドレスをラッチして
    第2の制御信号に応じて読み出しアドレスとして出力
    し、前記第3の制御信号に応じて入力アドレスをラッチ
    して第4の制御信号に応じて書き込みアドレスとして出
    力するアドレス出力手段と、前記制御手段からの動作指
    示に応じてメモリ部における読み出し動作と書き込み動
    作との制御を行うカラム系制御手段とを備えたDDR−
    ADRAMからなる半導体記憶装置であって、 書き込み動作時、書き込みコマンドの入力から所定タイ
    ミング差でクロック信号に同期して入力されたデータス
    トローブ信号に応じて、前記第1のクロック期間、1/
    2クロックごとに書き込みデータをデータ入力手段に取
    り込み、 前記制御手段が、前記第4の制御信号の発生から第2の
    クロック期間後に次の制御信号を発生することによっ
    て、前記アドレス出力手段が、前記第4の制御信 号と次
    の制御信号とに応じてそれぞれ2アドレスを出力し、 前記制御手段からの書き込み動作指示信号によって、前
    記カラム系制御手段が、第1の書き込み動作制御信号と
    第2の書き込み動作制御信号とを前記第2のクロック期
    間ごとに発生することによって、 前記データ入力手段に取り込まれた前記第1のクロック
    期間の書き込みデータを、メモリ部における前記アドレ
    ス出力手段から出力されたそれぞれのアドレスに書き込
    むように構成されている ことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 読み出しコマンドの発生時、第1の制御
    信号を発生するとともに、該第1の制御信号の発生に続
    いて第2の制御信号を発生し、書き込みコマンドの発生
    時、第3の制御信号を発生するとともに、該第3の制御
    信号の発生から第1のクロック期間後に第4の制御信号
    を発生し、さらに前記第2の制御信号と第4の制御信号
    の発生時第5の制御信号を発生し、前記第2の制御信号
    と第4の制御信号とに応じて書き込み読み出し動作指示
    信号を発生する制御手段と、前記第1の制御信号に応じ
    て入力アドレスをラッチして第2の制御信号に応じて信
    号保持手段に保持し、前記第3の制御信号に応じて入力
    アドレスをラッチして第4の制御信号に応じて前記信号
    保持手段に保持して、前記第5の制御信号に応じて前記
    信号保持手段に保持されたアドレスを読み出しアドレス
    又は書き込みアドレスとして出力するアドレス出力手段
    と、前記制御手段からの動作指示に応じてメモリ部にお
    ける読み出し動作と書き込み動作との制御を行うカラム
    系制御手段とを備えたDDR−SDRAMからなる半導
    体記憶装置であって、 書き込み動作時、書き込みコマンドの入力から所定タイ
    ミング差でクロック信号に同期して入力されたデータス
    トローブ信号に応じて、前記第1のクロック期間、1/
    2クロックごとに書き込みデータをデータ入力手段に取
    り込み、 前記制御手段が、前記第5の制御信号の発生から第2の
    クロック期間後に次の制御信号を発生することによっ
    て、前記アドレス出力手段が、前記第5の制御信号と次
    の制御信号とに応じてそれぞれ2アドレスを出力し、 前記制御手段からの書き込み動作指示信号によって、前
    記カラム系制御手段が、第1の書き込み動作指示信号と
    第2の動作指示信号とを前記第2のクロック期間ごとに
    発生することによって、 前記データ入力手段に取り込まれた前記第1のクロック
    期間の書き込みデータを、メモリ部における前記アドレ
    ス出力手段から出力されたそれぞれのアドレスに書き込
    むように構成されている ことを特徴とする半導体記憶装
    置。
JP30764598A 1998-10-28 1998-10-28 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP3312602B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30764598A JP3312602B2 (ja) 1998-10-28 1998-10-28 半導体記憶装置
US09/427,955 US6178139B1 (en) 1998-10-28 1999-10-27 Semiconductor memory device comprised of a double data rate-synchronous dynamic random access memory
KR1019990047326A KR100317542B1 (ko) 1998-10-28 1999-10-28 반도체메모리장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30764598A JP3312602B2 (ja) 1998-10-28 1998-10-28 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000132966A JP2000132966A (ja) 2000-05-12
JP3312602B2 true JP3312602B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=17971543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30764598A Expired - Fee Related JP3312602B2 (ja) 1998-10-28 1998-10-28 半導体記憶装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6178139B1 (ja)
JP (1) JP3312602B2 (ja)
KR (1) KR100317542B1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100543906B1 (ko) * 2001-12-29 2006-01-23 주식회사 하이닉스반도체 어드레스 핀의 수를 줄인 동기식 반도체 메모리 소자
KR100416617B1 (ko) * 2002-03-25 2004-02-05 삼성전자주식회사 tDQSS 윈도우를 개선할 수 있는 데이터 입력방법 및데이터 입력버퍼
US6987700B1 (en) * 2002-04-02 2006-01-17 Via Technologies, Inc. Method and system for writing data to a memory
JP4392681B2 (ja) 2002-11-15 2010-01-06 エルピーダメモリ株式会社 半導体記憶装置
JP4274811B2 (ja) * 2003-02-17 2009-06-10 株式会社ルネサステクノロジ 同期型半導体記憶装置
KR100660892B1 (ko) 2005-11-21 2006-12-26 삼성전자주식회사 더블 펌프드 어드레스 스킴의 메모리 장치에서 고속 동작을위해 확장된 유효 어드레스 윈도우로 유효 커맨드를샘플링하는 회로 및 방법
US7948812B2 (en) 2006-11-20 2011-05-24 Rambus Inc. Memory systems and methods for dynamically phase adjusting a write strobe and data to account for receive-clock drift
US7975162B2 (en) * 2006-11-28 2011-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for aligning input data in semiconductor memory device
US7844798B2 (en) * 2007-12-13 2010-11-30 Qimonda Ag Command protocol for integrated circuits
KR102091823B1 (ko) * 2012-12-17 2020-03-20 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치의 어드레스 입력 회로
JP2014149884A (ja) 2013-01-31 2014-08-21 Micron Technology Inc 半導体装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0855967A (ja) * 1994-07-29 1996-02-27 Texas Instr Inc <Ti> 強誘電体薄膜キャパシタの製造方法
JPH10140128A (ja) 1996-11-07 1998-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 硬化型粘接着剤組成物、フレキシブルプリント基板と補強板との接着方法及びフレキシブルプリント基板の補強方法
JP4031859B2 (ja) * 1998-02-03 2008-01-09 富士通株式会社 半導体装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
H−C.Park,A 833Mb/s2.5V 4Mb Double Date Rate SRAM,ISSC98/SESSION22/SRAM/PAPER SP22.5

Also Published As

Publication number Publication date
KR20000029397A (ko) 2000-05-25
KR100317542B1 (ko) 2001-12-24
JP2000132966A (ja) 2000-05-12
US6178139B1 (en) 2001-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7240452B2 (ja) 不揮発性メモリの複数区画の同時アクセスのための装置及び方法
JP4843821B2 (ja) 複数内部データバス及びメモリバンクインターリービングを有するメモリデバイス及び方法
KR100815176B1 (ko) 멀티포트 메모리 장치
US8665662B2 (en) Early read after write operation memory device, system and method
JP5261803B2 (ja) 不揮発性メモリ用の高速ファンアウトシステムアーキテクチャおよび入出力回路
US20020003748A1 (en) Semiconductor memory having double data rate transfer technique
JP4199658B2 (ja) 読出及び書込動作でバースト順序が異なるアドレッシングを行うメモリデバイス
JP5627197B2 (ja) 半導体記憶装置及びこれを備える情報処理システム並びにコントローラ
JP3312602B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2002216479A (ja) クワッドデータレートシンクロナス半導体メモリ装置の駆動方法及び駆動回路
US6360307B1 (en) Circuit architecture and method of writing data to a memory
US5805504A (en) Synchronous semiconductor memory having a burst transfer mode with a plurality of subarrays accessible in parallel via an input buffer
JP3953681B2 (ja) カラムデコーダ
JP3240897B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2002197858A (ja) 半導体記憶装置
JP4116801B2 (ja) 半導体記憶装置
US20210303215A1 (en) Memory controller, memory, and related memory system
JP2000057777A (ja) 同期型バースト半導体メモリ装置
JP2001176272A (ja) 複数ラインバッファ型メモリlsi
JP2005149547A (ja) メモリ制御装置及び集積回路
EP1532632B1 (en) An early read after write operation memory device, system and method
CN112992211A (zh) 存储控制器、存储器和存储系统
JPH0528751A (ja) 半導体記憶装置
JPH03187095A (ja) マルチポートメモリ制御装置
JP2002008398A (ja) シリアルアクセスメモリおよびデータライト/リード方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130531

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140531

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees