JP3308597B2 - 板材加工機に対する板材の搬出入装置 - Google Patents

板材加工機に対する板材の搬出入装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばレーザ加工機
やパンチプレス等のごとき板材加工機に対して板材の搬
出入を行なう搬出入装置に係り、さらに詳細には、省ス
ペース化を図ることができ、かつ板材に擦り傷等を生じ
ることなく搬出入することのできる板材の搬出入装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機やパンチプレス等の
板材加工機に対して板材の搬出入を行なう構成は、上記
板材加工機におけるワークテーブルの側方位置に配置し
たコンベアによって搬入したり、或は水平に移動可能な
スライダに吸着装置を上下動可能に設け、前記ワークテ
ーブルの側方位置に配置したパレット上の板材を吸着し
持上げて前記ワークテーブル上に搬入している。
【0003】そして、加工終了後の板材は、進退自在に
設けたクランプによって板材の一端縁を把持して、上記
板材を製品パレット上に引張ることによりワークテーブ
ル上から搬出することが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の板材搬出入装置
においては、板材加工機におけるワークテーブルの側方
位置から板材の搬出入を行なう構成が一般的であるの
で、全体の占有面積が大きくなるという問題がある。ま
た、前記ワークテーブルに対する板材の搬出入時に板材
に擦り傷を生じ易いという問題もある。さらに、従来
は、微細な連結部でもって板材と製品とを連結した状態
に加工して、板材の搬出を行なおうとするときに、板材
の搬出時の振動により板材から製品が落下してしまうこ
とがあるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、板材加工機の上方位置に、板状の
ワークを載置するパレットを出入可能に支持する棚部を
複数段設け、上記各棚部に対して前記パレットの出入を
行なうトラバーサを往復動可能に支持した昇降体を上下
動可能に設け、この昇降体に、当該昇降体上に移送され
たパレット上のワーク又は前記板材加工機におけるワー
クテーブル上のワークを吸着又は磁着して持上げ可能な
ワーク持上げ装置を備えてなり、また、ワーク持上げ装
置によって持上げられたワークの下側へ出入可能なコン
ベア装置を昇降体に備えてなるものである。
【0006】
【作用】前記構成において昇降体を適宜に上下動するこ
とにより、複数段の棚のうち所望の棚に昇降体を対応せ
しめることができる。このように、昇降体が所望の棚に
対応したときに、トラバーサによって前記棚からパレッ
トを昇降体上に引出し移送することができる。上述のよ
うにパレットが昇降体に移送された状態にあるときに、
前記昇降体に備えたワーク持上げ装置によってパレット
上に積載された板状のワークを1枚吸着して持上げる。
【0007】その後、前記トラバーサによりパレットを
押進することにより、前記パレットを元の棚へ再び格納
することができる。このようにパレットが再び棚に格納
されると、前記ワーク持上げ装置の下側が開放されるこ
ととなる。したがって、前記昇降体を、板材加工機のワ
ークテーブルに対応した高さ位置まで下降せしめると共
に前記ワーク持上げ装置の吸着部を下降せしめて、ワー
クの吸着を解放することにより、ワークを前記ワークテ
ーブル上に載置することができる。
【0008】加工終了後のワークを前記ワークテーブル
から搬出するときには、前述とは逆の動作を行なうこと
により可能である。
【0009】前記ワークテーブル上から板材を搬出する
ときに、板材から製品が落下する虞れがあるような場合
には、ワークの下側へコンベアを進入せしめて、このコ
ンベアによりワークを支持することにより、板材から製
品を落下することなしに搬出することができる。
【0010】
【実施例】図1を参照するに、本実施例においては、板
材加工機1の1例としてレーザ加工機が概略的に例示し
てある。このレーザ加工機は、加工機本体3にスライド
ベース5をY軸方向へ移動位置決め可能に備えており、
このスライドベース5からX軸方向へ水平に延伸したガ
イドビーム7にはレーザ加工ヘッド9がX軸方向へ移動
位置決め可能に支持されている。そして、前記ガイドビ
ーム7の下方位置には、板状のワークWを支持するワー
クテーブル11が配置してある。
【0011】上記構成により、レーザ加工ヘッド9から
ワークWへレーザビームを照射しつつスライドベース5
のY軸方向への移動をNC制御装置により制御すると共
にレーザ加工ヘッド9のX軸方向への移動を制御するこ
とにより、ワークテーブル11上のワークWに適宜のレ
ーザ加工を行なうことができる。
【0012】前記板材加工機1において加工されるワー
クW及び加工後のワークWを格納するために、板材加工
機1の上方位置には棚部が複数段設けてある。
【0013】より詳細には、前記板材加工機1に近接し
て立設した枠体13には複数対のレール15を上下に適
宜間隔に設けることによって棚部17A〜17Eが複数
段に設けてある。そして各棚部17A〜17Eには前記
レール15に案内支持されて出入自在のパレット19が
適宜に格納してある。上記各パレット19には、前記板
材加工機1において加工されるワークW又は加工された
ワークWが積載してある。
【0014】前記各棚部17A〜17Eに対してパレッ
ト19の搬出入を行ない、かつ前記板加工機1のワーク
テーブル11に対してワークWの搬出入を行なうため
に、前記ワークテーブル11の上方位置には搬出入装置
21が設けられている。
【0015】より詳細には、前記ワークテーブル11を
間にして前記枠体13の反対側に複数のガイド支柱23
が立設してあり、このガイド支柱23に前記搬出入装置
21が上下動可能に支持されている。詳細な図示は省略
するが、上記ガイド支柱23は適宜の連結部材を介して
前記枠体13と一体的に連結されているものである。
【0016】前記搬出入装置21についてさらに詳細に
説明すると、上記搬出入装置21は、次のように構成し
てある。
【0017】すなわち、前記ガイド支柱23は、図2に
示されるようにY軸方向に離隔して立設してあり、かつ
連結ビームによって互に一体的に連結してある。そし
て、各ガイド支柱23には昇降ブロック25が複数のガ
イドローラ27を介して上下動可能に支持されており、
各昇降ブロック25は連結部材29を介して一体的に連
結されている。
【0018】上記各昇降ブロック25をガイド支柱23
に沿って上下動するために、各ガイド支柱23の上部及
び下部に備えた複数のスプロケット31に掛回した各チ
エン32の1部が各昇降ブロック25に連結してある。
そして、適宜のスプロケット31は、前記ガイド支柱2
3に装着した昇降用モータ33に連動連結してある。な
お、各ガイド支柱23に支持された前記各スプロケット
31は前記昇降用モータ33の駆動により同期回転さ
れ、各チエン32は同方向へ同期して一体に移動するも
のである。
【0019】前記各昇降ブロック25には先端部が前記
枠体13側へ延伸した片持式の支持ビーム35が設けて
あり、この各支持ビーム35の内側面には、前記枠体1
3に備えたレール15と同間隔のレール37が一対設け
てあると共に、溝形鋼等よりなる一対コンベアガイド3
8が設けてある。
【0020】上記レール37には、前記各棚部17A〜
17Eに格納されている各パレット19を出入するトラ
バーサ39が往復動自在に支持されている。このトラバ
ーサ39はサーボモータ(図示省略)を駆動することに
より前記レール37上を自走するものであり、このトラ
バーサ39には、各パレット19に備えた係止部と係脱
可能なフック部41を備えている。
【0021】したがって、前記トラバーサ39を枠体1
3側へ接近移動せしめた後、トラバーサ39に備えた前
記フック部41をパレット19に係止せしめ、トラバー
サ39を枠体13から離反する方向へ移動することによ
り、枠体13の棚部17A〜17Eからレール37上へ
パレット19を引出すことができる。上述とは逆の動作
を行なうことにより、レール37上のパレット19を枠
体13の棚部17A〜17Eへ押進して格納することが
できるものである。
【0022】前記レール37上のパレット19に対して
ワークWの積載又は積卸し等を行なうために、前記両支
持ビーム35を連結した連結部材43にはワーク持上げ
装置44が装着してある。より詳細には、上記連結部材
43にはリフタシリンダ45が装着してあり、このリフ
タシリンダ45に上下動自在に備えたピストンロッドの
下部には、バキュームカップあるいは電磁石などのごと
き吸着具47を多数備えた吸着フレーム49が取付けて
ある。
【0023】したがって、ワークWを積載したパレット
19が前記トラバーサ39の作用によってレール37上
に移送された状態にあるときに、前記リフタシリンダ4
5を作動して吸着フレーム49を下降せしめて、吸着具
47をワークWに当接せしめて、最上部のワークWを上
記吸着具47により吸着し持上げることができる。
【0024】上述のごとく前記吸着具47によりワーク
Wを吸着して持上げた状態にあるときに、前記トラバー
サ39の作用によってパレット19を元の棚部17A〜
17Eに再び格納してトラバーサ39が元の位置に戻る
と、前記ワーク持上げ装置44における前記吸着具47
の下方位置は開放された状態となる。
【0025】したがって前記昇降ブロック25を前記板
材加工機1のワークテーブル11の高さに対応した位置
まで下降せしめると共に、前記リフタシリンダ45を作
動して吸着フレーム49を下降せしめて、ワークWがワ
ークテーブル11に支持されたときに、吸着具47によ
るワークWの吸着を解放することにより、ワークWをワ
ークテーブル11上に載置することができるものであ
る。
【0026】上述とは逆の動作を行なうことにより、ワ
ークテーブル11上の加工後のワークWをワーク持上げ
装置44における吸着具47により吸着して持上げた
後、適宜のパレット19上に載置することができるもの
である。なお、上述のごとく加工後のワークWを前記吸
着具47により吸着して持上げることができるのは、ワ
ークWから製品が分離しない条件のときである。
【0027】前記一対のコンベアガイド38は、図1,
図4に示すように、前記レール37と平行な水平部分と
上方向へ延伸した垂直部分とを備えており、上記水平部
分と垂直部分との間には円弧状の湾曲部が形成してあ
る。
【0028】前記一対のコンベアガイド38の各ガイド
溝38G内にはガイド溝38Gの溝幅より僅かに小径の
複数のローラ51が転動可能に案内されている。上記各
ローラ51は複数のリンク53を枢支連結した枢軸55
の両端部に回転自在に支持されている。
【0029】上記各枢軸55にはコンベア支持ローラ5
7が回転自在に支持されており、コンベア支持ローラ5
7にはエンドレス状のコンベア59が掛回してある。そ
して、前記コンベアガイド38の円弧状の湾曲部には、
上記コンベア59の緩みを防止する複数のコンベア押え
ローラ61が回転自在に設けられていると共に、上記コ
ンベア59の1部分をコンベアガイド38に固定したコ
ンベア固定部材63が設けられている。
【0030】前記コンベアガイド38に沿ってコンベア
59を移動するために、前記コンベアガイド38の先端
部と湾曲部分付近にはブラケットを介してチエンスプロ
ケット65が回転自在に設けてあり、このチエンスプロ
ケット65に掛回したエンドレス状のチエン67と先端
側の枢軸55Eは連結部材69によって連結してある。
【0031】上記構成において、コンベアガイド38等
の適宜位置に装着したモータ71により上記チエン67
を走行駆動せしめると、上記コンベア59はコンベアガ
イド38に沿って移動することとなる。
【0032】すなわち、図4においてチエンスプロケッ
ト65を矢印A方向へ回転せしめると、連結部材69が
図4において右方向へ移動されることとなる。上記連結
部材69が図4において右方向へ移動されるとき、各リ
ンク53は枢軸55の部分において屈曲する傾向にあ
る。しかし、各枢軸55にはローラ51が設けてあり、
各ローラ51がガイド溝38G内に係合していることに
より、各枢軸55の部分においての各リンク53の屈曲
が規制される。したがって、各ローラ51はガイド溝3
8Gに案内されて移動することとなる。
【0033】上述のごとく各ローラ51がガイド溝38
Gに案内されて矢印B方向へ移動するとき、コンベア5
9の部分が固定部材63によって固定されているので、
コンベア59は走行駆動されることなく位置を変更する
こととなる。したがって、コンベア59上にワークWが
載置されているときには、ワークWは移動することな
く、その位置においてワークWはコンベア59上から落
下されることとなる。
【0034】既に理解されるように、モータ71を正,
逆回転してチエン67を駆動することにより、コンベア
59をコンベアガイド38に沿って前進,後退せしめる
ことができるものである。
【0035】以上のごとき構成において、板材加工機1
におけるワークテーブル11上へワークWを搬送し、加
工終了後に棚部へ格納するまでの一連の動作を概略的に
説明する。
【0036】図6(a)に示すように、先ず搬出入装置
21を適宜に昇降して、適宜の棚部17Aに対応した高
さ位置に位置決めする。
【0037】次に、図6(b)に示すように、トラバー
サ39によって棚部17Aに格納されているパレット1
9を搬出入装置21に引出す。そして、ワーク持上げ装
置44の吸着具47によって前記パレット19上のワー
クWを持上げる。
【0038】次に、図6(c)に示すように、前記パレ
ット19を元の棚部17Aに戻す。前記パレット19を
元に戻した後、図6(d)に示すように、搬出入装置2
1をワークテーブル11に対応した高さ位置まで下降
し、ワークWをワークテーブル11上に載置する。
【0039】その後、図6(e)に示すように、搬出入
装置21を上昇し、板材加工機1によりワークテーブル
11上のワークWの加工を行なう。ワークWの加工終了
後に、搬出入装置21をワークテーブル11に対応した
位置に下降し、図6(f)に示すように、加工後のワー
クWの下側へコンベア59を進入せしめる。このよう
に、ワークWの下側へコンベア59が進入可能な構成に
ついては後述する。
【0040】上述のごとくコンベア59が加工後のワー
クWの下側へ進入することによりワークWがコンベア5
9に載置された後、図7(a)に示すように搬出入装置
21を、空パレット19Aが格納されている棚部に対応
する位置まで上昇する。
【0041】その後、図7(b)に示すように、トラバ
ーサ39の作用により上記空きパレット19Aを搬出入
装置21上に引出す。そして、図7(c)に示すよう
に、コンベア59をワークWの下から後退することによ
り、加工後のワークWが上記パレット19Aに載置され
る。
【0042】次に、図7(d)に示すように、加工後の
ワークWを載置した上記パレット19Aを元の位置へ戻
すことにより、図7(e)に示されるように初期状態に
戻ることとなる。
【0043】ところで、ワークテーブル11上の加工後
のワークWの下側へコンベア59が進入する構成として
は、切断された製品やスクラップの要所が外れない様に
ミクロジョイント加工されていれば図8に示すように、
例えばエアーシリンダ73によってワークWの一端側を
押上げた後、コンベア59が前進してワークWの下側へ
進入する構成とすることができる。
【0044】また、図9に示すように、ワークテーブル
11上においてワークWを支持していた複数の支持部材
75が、コンベア59の進入に応じて順次傾倒する構成
とすることも可能である。この場合、上記支持部材75
をトーションスプリング等によって一方向へは付勢し、
ストッパ77に当接した垂直状態においてワークWを支
持する構成やミニシリンダやロータリーアクチュエータ
等を用いて前記支持部材75を傾倒状態とワークWを支
持する垂直状態とに切換える構成とすることも可能であ
る。この場合、例えば各支持部材75に対応した位置に
適宜のセンサを設けて、コンベア59の進入位置を検出
して前記各支持部材75を順次傾倒する構成とすること
が望ましい。
【0045】前述のごとく加工後のワークWの下側へコ
ンベア59が進入してワークWを支持するので、微細部
分でワークWと連結してある製品がワークWから分離し
て落下するようなことはない。
【0046】なお、本発明は、前述の実施例に限ること
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
も実施可能である。例えば図10に示すように、モータ
Mによって駆動されて同期回転する水平チエン91Hを
設けると共に垂直チエン91Vを設け、上記垂直チエン
91Vによって上下動されるコンベアモータCMの駆動
ローラR1と、前記水平チエン91Hによって水平移動
される従動ローラR2に掛回したエンドレス状のコンベ
アCV(前記コンベア59に相当する)を中間ローラR
3,R4によって屈曲した構成とすることも可能であ
る。
【0047】このような構成においては、省スペース化
を図ることができると共にコンベアCVをコンベアモー
タCMによって駆動することができ、コンベアCVの進
退を行なうことなくワークの送り出し等を行なうことが
できる。
【0048】さらに、コンベア59を自走する構成とし
て、一端の枢軸55Eをモータにより駆動し、この枢軸
55Eに取付けたピニオンを、コンベアガイド38にお
けるガイド溝38Gの上面に形成したラックに噛合した
構成とすることも可能である。
【0049】また、前記各棚部17A〜17E内に各パ
レット19上のワークを吸着して持上げるワーク持上げ
装置44をそれぞれ配置し、かつ各棚部17A〜17E
内へ前記コンベア59を進入可能に構成して、上記各ワ
ーク持上げ装置44とコンベア59との間においてワー
クの受け渡しを行なう構成とすることも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、パレットを出入可能に格納
する棚部が板材加工機1の上方に複数段に設けてあるの
で省スペース化を図ることができる。
【0051】また、板材加工機1におけるワークテーブ
ルに対するワークWの搬出入やパレット19に対するワ
ークWの積載、積卸し時にワークWを引きずるようなこ
とがなく、ワークWに擦り傷を生じるようなことがな
い。
【0052】さらに、ワークテーブル11上の加工後の
ワークWの搬出時に、コンベア59に加工後のワークW
を載置して搬出するので、微細な連結部でもってワーク
Wに製品が連結してあるような場合であっても、製品が
ワークWから分離して落下するようなことがないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る装置の全体的構成を概略
的に示した側断面説明図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った平断面図であ
る。
【図3】図1におけるIII −III 線矢視の説明図であ
る。
【図4】コンベア装置の詳細説明図である。
【図5】図4における矢印V方向の矢視説明図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】ワークテーブルからワークをコンベア上へ積載
する構成の実施例を示す説明図である。
【図9】ワークテーブルからワークをコンベア上へ載置
する構成を示す第2実施例の説明図である。
【図10】コンベア装置の第2実施例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 板材加工機 19 パレット 17A〜17E 棚部 39 トラバーサ 25 昇降体 11 ワークテーブル 44 ワーク持上げ装置 47 吸着具 59 コンベア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機の上方位置に、板状のワーク
    を載置するパレットを出入可能に支持する棚部を複数段
    設け、上記各棚部に対して前記パレットの出入を行なう
    トラバーサを往復動可能に支持した昇降体を上下動可能
    に設け、この昇降体に、当該昇降体上に移送されたパレ
    ット上のワーク又は前記板材加工機におけるワークテー
    ブル上のワークを吸着又は磁着して持上げ可能なワーク
    持上げ装置を備えてなることを特徴とする板材加工機に
    対する板材の搬出入装置。
  2. 【請求項2】 ワーク持上げ装置によって持上げられた
    ワークの下側へ出入可能なコンベア装置を昇降体に備え
    てなることを特徴とする請求項1記載の板材加工機に対
    する板材の搬出入装置。
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