JP3308311B2 - 電話装置の選択信号送出回路及びこれを含む電話装置 - Google Patents

電話装置の選択信号送出回路及びこれを含む電話装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話装置の選択信号送
出回路、特に出力制御器の動作の改良に関する。また、
本発明は、この選択信号送出回路を使用した電話装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電話装置においては、選択信号送出回路
が用いられる。この回路は、電話回線に選択信号を送出
する回路である。送出する選択信号には、DP(Dial p
ulse)信号とDTMF(Dual tone multi-frequency )
信号の2種類がある。
【0003】図3には、本願出願人が先に提案した選択
信号送出回路の構成が示されている(特願平2−143
925号)。この図において1で示される電話装置は、
選択信号送出回路2、キーボード3、外部制御回路4、
電源断検出手段5を備えている。キーボード3は使用者
によって操作される部材であり、当該操作に応じてKE
Y信号なるキー押下情報が選択信号送出回路2に入力さ
れる。選択信号送出回路2は、KEY信号又はCPU信
号に基づきDP信号又はDTMF信号を発生させ回線に
出力する。外部制御回路4は、電話装置1全体の制御を
司るCPUであり、他の回路とのデータの受け渡しや、
録音機能の制御等、いわゆる多機能電話において必要と
される種々のデータ処理・制御を実行する。特に、選択
信号送出回路2との関係では、選択信号送出回路2から
ダイアルデータを入力し所定の処理(例えば短縮ダイア
ル等に必要な処理)を施して、CPU信号として選択信
号送出回路2に出力する機能を有している。
【0004】また、この図の回路は、5Vの外部電源又
は電話回線から抽出された電源を電源電圧とする。すな
わち、5Vの電源から電話装置1に電圧が供給されてい
る場合には、外部制御回路4はダイオード26を介し
て、選択信号送出回路2はダイオード27を介して、当
該電圧の供給を受ける。5Vの電源から電話装置1に電
圧が供給されていない場合には、電話回線を流れる電流
から電力が抽出され選択信号送出回路2に電源電圧が供
給される。すなわち、電話回線に流れる電流は抵抗29
及びダイオード28を介して選択信号送出回路2に電源
電圧として供給される。
【0005】上に述べたように、5Vの電源電圧が断た
れている場合には外部制御回路4には電源電圧は供給さ
れない。これは、1mA以下で足りる選択信号送出回路
2と異なり例えば数mAの電流を要求する外部制御回路
4には、回線電流では対応しきれないことによる。従っ
て、電源断時には外部制御回路4を介すること無く選択
信号を発生させる必要がある。電源断検出手段5は、電
話装置1に供給されるべき5Vの電源電圧が断たれてい
る場合にこれを検出する手段であり、選択信号送出回路
2はこの検出結果に応じてダイアルデータの入力先を切
り替える機能を有している。
【0006】選択信号送出回路2は、入力制御器21、
切換手段22、メモリ23、DTMF発生器24及び出
力制御器25を備えており、近年では1チップLSIと
して構成される。入力制御器21はKEY信号を入力し
てコード化し、ダイアルデータとして出力する。ダイア
ルデータは、同時に外部制御回路4に出力される。電源
断検出手段5によって電源断が検出されている場合に
は、電源断検出手段5からのKEY/CPU信号に応じ
て切換手段22が図の上側に倒され、入力制御器21か
らのダイアルデータが32例えば桁のメモリ23に供給
・格納される。これとは逆に電源断検出手段5によって
電源断が検出されていない場合には、電源断検出手段5
からのKEY/CPU信号に応じて切換手段22が図の
下側に倒される。すなわち、この状態では外部制御回路
4が動作可能であるので、ダイアルデータは外部制御回
路4により処理され、処理後のデータがCPU信号とし
てメモリ23に供給・格納される。メモリ23に格納さ
れたデータは、DTMF発生器24及び出力制御器25
による処理対象となる。DTMF発生器24はDTMF
信号を、出力制御器25はDP信号を発生させる。ま
た、メモリ23に格納されたデータは、再発信の際にも
利用される。なお、広義には選択信号を発生させる部材
を出力制御器という。以下の記載において出力制御器と
いう語は広狭両義に用いる。
【0007】このように、従来の選択信号送出回路で
は、電源状態に応じてダイアルデータ及びCPU信号を
切り換えつつ、選択信号を発生させることが可能であっ
た。また、外部制御回路4はコード化されたダイアルデ
ータを専ら取り扱えばよくなり、処理負担が軽い。さら
には、キーボード3の機能変更(キーの定義変更)が容
易となる。そして、外部制御回路4により制御されるR
AM(図示せず)を利用してレパートリメモリを実現す
ることがプログラム次第で可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
選択信号送出回路では、外部制御回路が常時出力制御器
(広義)の出力をモニタするか、あるいはタイマ処理を
行わねばならなかった。すなわち、メモリに処理すべき
データが残っている状態で外部制御回路がCPU信号を
出力してしまうと、メモリからデータが溢れてしまう。
そこで、従来の外部制御回路は、図4に示されるよう
に、CPU信号(データ)の出力(101)後、メモリ
への格納が可能かを判断する(102)。可能でない場
合には、桁カウンタにより出力済みの選択信号の桁数を
カウントし(103)、他の仕事A〜Zを実行した上で
(104A〜104Z)ステップ102に戻る。可能な
場合には、桁カウンタをリセットしたのち(105)デ
ータを出力する。また、図4に示されるような動作とし
ない場合には、タイマによりメモリが使用可能となるま
での時間を計測するようにするが、この場合、選択信号
の送出速度はCPUである外部制御回路の処理速度に比
べ著しく低いため、タイマプログラムは著しく複雑とな
る。
【0009】このように、従来、外部制御回路にとって
出力モニタに係る負担が大きく、ソフトウエアが複雑化
し、処理速度の向上の支障となっていた。本発明は、こ
のような問題点を解決することを課題としてなされたも
のであり、外部制御回路が出力モニタ監視の負担を負う
ことがなく、処理ソフトウエアを簡単にし処理速度を向
上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の電話装置の選択信号送出回路は、出
力制御器が、メモリに格納されている信号の処理を行っ
ている場合に割込み信号を外部制御回路に供給すること
を特徴とする。
【0011】また、本発明の電話装置は、キーボード等
の入力手段と、本発明の選択信号送出回路と、入力制御
器によりコード化された信号に所定の処理を施し、割込
み信号が発生していないときに、処理後の信号をメモリ
容量以内の量単位で選択信号送出回路に出力する外部制
御回路と、を備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、キーボード等の入力手段か
ら入力された信号が入力制御器によりコード化され、出
力制御器又は外部制御回路に出力される。出力制御器に
出力された場合、コード化された信号はメモリに一旦格
納され、出力制御器は、これに基づきDP信号、DTM
F信号等の選択信号を発生させ出力する。外部制御回路
に出力された場合、所定の処理が施され、その後、同様
にメモリへの格納及び選択信号の発生動作が実行され
る。
【0013】本発明においては、外部制御回路からメモ
リへの信号の出力及び格納は、出力制御器からの割込み
信号が発生していない時にのみ実行される。すなわち、
メモリに格納されている信号に基づいた処理が済み、新
たな信号を格納可能となった時点で、外部制御回路によ
る処理後の信号が選択信号送出回路に出力され、メモリ
に格納される。この結果、外部制御回路が出力モニタ監
視の負担を負うことがなくなり、処理ソフトウエアが簡
単となり処理速度が向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図3に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0015】図1には、本発明の一実施例に係る選択信
号送出回路の構成が示されている。この図に示される回
路は、図3に示される従来例の回路と異なり、DTMF
信号、DP信号を外部制御回路4がモニタするのではな
く、DTMF発生器24及び出力制御器25がMON信
号を発し外部制御回路4がこれを割込み信号として取り
扱う構成である。
【0016】図2には、この特徴的動作を説明するため
外部制御回路4のフローチャートが示されている。この
図に示されるように、本実施例では、外部制御回路4は
常時は仕事A〜Zを処理している。この状態で入力制御
器21からダイアルデータが外部制御回路4に入力され
ると(読込み)、外部制御回路4は所定の処理を施しC
PU信号として出力する。この出力に応じ、DTMF発
生器24及び出力制御器25によりMON信号が発せら
れ、外部制御回路4はこれに応じて割込み処理を実行す
る。すなわち、メモリ23の容量以内の桁で、CPU信
号を出力する(101)。選択信号送出回路2は、この
CPU信号をメモリ23に格納し、選択信号の送出を実
行する。選択信号を送出している期間は、DTMF発生
器24及び出力制御器25は引き続きMON信号を発
し、外部制御回路4はこの状態では再度のCPU信号出
力は行わない。メモリ23の内容に基づいた選択信号の
送出が終了すると、DTMF発生器24及び出力制御器
25は、MON信号をオフさせ、メモリ23の使用が可
能である旨を外部制御回路4に知らせる。外部制御回路
4は、この状態では、再びCPU信号を出力することが
でき、その場合、再びMON信号が発生する。
【0017】なお、本発明は、外部制御回路4選択信
号送出回路2の接続態様、例えば2本のバスを用いる
か、双方向バス及び専用I/Oを用いるか、等には何ら
限定を付すものではない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の選択信号
送出回路及び電話装置によれば、外部制御回路に割込み
を掛けメモリの使用可否を通知するようにしたため、外
部制御回路による出力モニタ負担がなくなる。また、外
部制御回路の処理ソフトウエアが簡単なものになり、設
計労力の軽減等の効果が得られる。さらには、外部制御
回路の負担軽減の結果、処理速度が向上する。同様に、
外部制御回路の処理能力を他の仕事により多く割り当て
ることが可能になり、電話装置の多機能化に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電話装置、特に選択信
号送出回路の構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例における外部制御回路の動作を示す
フローチャートである。
【図3】一従来例に係る電話装置、特に選択信号送出回
路の構成を示すブロック図である。
【図4】この従来例における外部制御回路の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 電話装置 2 選択信号送出回路 3 キーボード 4 外部制御回路 21 入力制御器 24 DTMF発生器 25 出力制御器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/26 - 1/57 G06F 3/02 - 3/027

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード等の入力手段から信号を入力
    しコード化する入力制御器と、入力制御器によりコード
    化された信号又は外部制御回路から出力された信号に基
    づきDP信号、DTMF信号等の選択信号を発生させ出
    力する出力制御器と、入力制御器により入力される信号
    又は外部制御回路から出力された信号を少なくとも出力
    制御器による選択信号の発生処理が終了するまで格納す
    るメモリと、を備える電話装置の選択信号送出回路にお
    いて、 出力制御器が、メモリに格納されている信号の処理を行
    っている場合に、割込み信号を外部制御回路に供給する
    ことを特徴とする電話装置の選択信号送出回路。
  2. 【請求項2】 キーボード等の入力手段と、 請求項1記載の選択信号送出回路と、 入力制御器によりコード化された信号に所定の処理を施
    し、割込み信号が発生していないときに、処理後の信号
    をメモリ容量以内の桁で選択信号送出回路に出力する外
    部制御回路と、 を備えることを特徴とする電話装置。
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