JPH0662099A - 電話装置の選択信号送出回路及びこれを含む電話装置 - Google Patents
電話装置の選択信号送出回路及びこれを含む電話装置Info
- Publication number
- JPH0662099A JPH0662099A JP21277392A JP21277392A JPH0662099A JP H0662099 A JPH0662099 A JP H0662099A JP 21277392 A JP21277392 A JP 21277392A JP 21277392 A JP21277392 A JP 21277392A JP H0662099 A JPH0662099 A JP H0662099A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- external control
- control circuit
- input
- selection signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部制御回路の監視負担を減らす。
【構成】 入出力手段30を設け、バスを双方向バス3
1とする。入力制御器21はKEYDOWN信号を外部
制御回路4に与え、外部制御回路4はこれに応じ割込み
処理を開始する。外部制御回路4はLレベルのWRIT
E/READ信号を入出力手段30に与え、バス31を
介してダイアルデータを読み込む。外部制御回路4は、
処理後の信号(CPU信号)をバス31に送出する際H
レベルのWRITE/READ信号を入出力手段30に
与え、CPU信号は入出力手段30を介して切換手段2
2に出力される。
1とする。入力制御器21はKEYDOWN信号を外部
制御回路4に与え、外部制御回路4はこれに応じ割込み
処理を開始する。外部制御回路4はLレベルのWRIT
E/READ信号を入出力手段30に与え、バス31を
介してダイアルデータを読み込む。外部制御回路4は、
処理後の信号(CPU信号)をバス31に送出する際H
レベルのWRITE/READ信号を入出力手段30に
与え、CPU信号は入出力手段30を介して切換手段2
2に出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話装置の選択信号送
出回路、特に外部制御回路とのデータ授受手段の改良に
関する。また、本発明は、この選択信号送出回路を使用
した電話装置に関する。
出回路、特に外部制御回路とのデータ授受手段の改良に
関する。また、本発明は、この選択信号送出回路を使用
した電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話装置においては、選択信号送出回路
が用いられる。この回路は、電話回線に選択信号を送出
する回路である。送出する選択信号には、DP(Dial p
ulse)信号とDTMF(Dual tone multi-frequency )
信号の2種類がある。
が用いられる。この回路は、電話回線に選択信号を送出
する回路である。送出する選択信号には、DP(Dial p
ulse)信号とDTMF(Dual tone multi-frequency )
信号の2種類がある。
【0003】図3には、本願出願人が先に提案した選択
信号送出回路の構成が示されている(特願平2−143
925号)。この図において1で示される電話装置は、
選択信号送出回路2、キーボード3、外部制御回路4、
電源断検出手段5を備えている。キーボード3は使用者
によって操作される部材であり、当該操作に応じてKE
Y信号なるキー押下情報が選択信号送出回路2に入力さ
れる。選択信号送出回路2は、KEY信号又はCPU信
号に基づきDP信号又はDTMF信号を発生させ回線に
出力する。外部制御回路4は、電話装置1全体の制御を
司るCPUであり、他の回路とのデータの受け渡しや、
録音機能の制御等、いわゆる多機能電話において必要と
される種々のデータ処理・制御を実行する。特に、選択
信号送出回路2との関係では、選択信号送出回路2から
ダイアルデータを入力し所定の処理(例えば短縮ダイア
ル等に必要な処理)を施して、CPU信号として選択信
号送出回路2に出力する機能を有している。
信号送出回路の構成が示されている(特願平2−143
925号)。この図において1で示される電話装置は、
選択信号送出回路2、キーボード3、外部制御回路4、
電源断検出手段5を備えている。キーボード3は使用者
によって操作される部材であり、当該操作に応じてKE
Y信号なるキー押下情報が選択信号送出回路2に入力さ
れる。選択信号送出回路2は、KEY信号又はCPU信
号に基づきDP信号又はDTMF信号を発生させ回線に
出力する。外部制御回路4は、電話装置1全体の制御を
司るCPUであり、他の回路とのデータの受け渡しや、
録音機能の制御等、いわゆる多機能電話において必要と
される種々のデータ処理・制御を実行する。特に、選択
信号送出回路2との関係では、選択信号送出回路2から
ダイアルデータを入力し所定の処理(例えば短縮ダイア
ル等に必要な処理)を施して、CPU信号として選択信
号送出回路2に出力する機能を有している。
【0004】また、この図の回路は、5Vの外部電源又
は電話回線から抽出された電源を電源電圧とする。すな
わち、5Vの電源から電話装置1に電圧が供給されてい
る場合には、外部制御回路4はダイオード26を介し
て、選択信号送出回路2はダイオード27を介して、当
該電圧の供給を受ける。5Vの電源から電話装置1に電
圧が供給されていない場合には、電話回線を流れる電流
から電力が抽出され選択信号送出回路2に電源電圧が供
給される。すなわち、電話回線に流れる電流は抵抗29
及びダイオード28を介して選択信号送出回路2に電源
電圧として供給される。
は電話回線から抽出された電源を電源電圧とする。すな
わち、5Vの電源から電話装置1に電圧が供給されてい
る場合には、外部制御回路4はダイオード26を介し
て、選択信号送出回路2はダイオード27を介して、当
該電圧の供給を受ける。5Vの電源から電話装置1に電
圧が供給されていない場合には、電話回線を流れる電流
から電力が抽出され選択信号送出回路2に電源電圧が供
給される。すなわち、電話回線に流れる電流は抵抗29
及びダイオード28を介して選択信号送出回路2に電源
電圧として供給される。
【0005】上に述べたように、5Vの電源電圧が断た
れている場合には外部制御回路4には電源電圧は供給さ
れない。これは、1mA以下で足りる選択信号送出回路
2と異なり例えば数mAの電流を要求する外部制御回路
4には、回線電流では対応しきれないことによる。従っ
て、電源断時には外部制御回路4を介すること無く選択
信号を発生させる必要がある。電源断検出手段5は、電
話装置1に供給されるべき5Vの電源電圧が断たれてい
る場合にこれを検出する手段であり、選択信号送出回路
2はこの検出結果に応じてダイアルデータの入力先を切
り替える機能を有している。
れている場合には外部制御回路4には電源電圧は供給さ
れない。これは、1mA以下で足りる選択信号送出回路
2と異なり例えば数mAの電流を要求する外部制御回路
4には、回線電流では対応しきれないことによる。従っ
て、電源断時には外部制御回路4を介すること無く選択
信号を発生させる必要がある。電源断検出手段5は、電
話装置1に供給されるべき5Vの電源電圧が断たれてい
る場合にこれを検出する手段であり、選択信号送出回路
2はこの検出結果に応じてダイアルデータの入力先を切
り替える機能を有している。
【0006】選択信号送出回路2は、入力制御器21、
切換手段22、メモリ23、DTMF発生器24及び出
力制御器25を備えており、近年では1チップLSIと
して構成される。入力制御器21はKEY信号を入力し
てコード化し、ダイアルデータとして出力する。ダイア
ルデータは、同時に外部制御回路4に出力される。電源
断検出手段5によって電源断が検出されている場合に
は、電源断検出手段5からのKEY/CPU信号に応じ
て切換手段22が図の上側に倒され、入力制御器21か
らのダイアルデータがメモリ23に供給・格納される。
これとは逆に電源断検出手段5によって電源断が検出さ
れていない場合には、電源断検出手段5からのKEY/
CPU信号に応じて切換手段22が図の下側に倒され
る。すなわち、この状態では外部制御回路4が動作可能
であるので、ダイアルデータは外部制御回路4により処
理され、処理後のデータがCPU信号としてメモリ23
に供給・格納される。メモリ23に格納されたデータ
は、DTMF発生器24及び出力制御器25による処理
対象となる。DTMF発生器24はDTMF信号を、出
力制御器25はDP信号を発生させる。また、メモリ2
3に格納されたデータは、再発信の際にも利用される。
なお、広義には選択信号を発生させる部材を出力制御器
という。以下の記載において出力制御器という語は広狭
両義に用いる。
切換手段22、メモリ23、DTMF発生器24及び出
力制御器25を備えており、近年では1チップLSIと
して構成される。入力制御器21はKEY信号を入力し
てコード化し、ダイアルデータとして出力する。ダイア
ルデータは、同時に外部制御回路4に出力される。電源
断検出手段5によって電源断が検出されている場合に
は、電源断検出手段5からのKEY/CPU信号に応じ
て切換手段22が図の上側に倒され、入力制御器21か
らのダイアルデータがメモリ23に供給・格納される。
これとは逆に電源断検出手段5によって電源断が検出さ
れていない場合には、電源断検出手段5からのKEY/
CPU信号に応じて切換手段22が図の下側に倒され
る。すなわち、この状態では外部制御回路4が動作可能
であるので、ダイアルデータは外部制御回路4により処
理され、処理後のデータがCPU信号としてメモリ23
に供給・格納される。メモリ23に格納されたデータ
は、DTMF発生器24及び出力制御器25による処理
対象となる。DTMF発生器24はDTMF信号を、出
力制御器25はDP信号を発生させる。また、メモリ2
3に格納されたデータは、再発信の際にも利用される。
なお、広義には選択信号を発生させる部材を出力制御器
という。以下の記載において出力制御器という語は広狭
両義に用いる。
【0007】このように、従来の選択信号送出回路で
は、電源状態に応じてダイアルデータ及びCPU信号を
切り換えつつ、選択信号を発生させることが可能であっ
た。また、外部制御回路4はコード化されたダイアルデ
ータを専ら取り扱えばよくなり、処理負担が軽い。さら
には、キーボード3の機能変更(キーの定義変更)が容
易となる。そして、外部制御回路4により制御されるR
AM(図示せず)を利用してレパートリメモリを実現す
ることがプログラム次第で可能である。
は、電源状態に応じてダイアルデータ及びCPU信号を
切り換えつつ、選択信号を発生させることが可能であっ
た。また、外部制御回路4はコード化されたダイアルデ
ータを専ら取り扱えばよくなり、処理負担が軽い。さら
には、キーボード3の機能変更(キーの定義変更)が容
易となる。そして、外部制御回路4により制御されるR
AM(図示せず)を利用してレパートリメモリを実現す
ることがプログラム次第で可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
選択信号送出回路では、外部制御回路が常時入力制御器
からのコード化された信号の出力(エンコード出力)を
監視しなければならなかった。入力制御器からのエンコ
ード出力は、前述のように使用者によるキーボード操作
によって生じるものであるから、本来、常時発生してい
るものではない。今、エンコード出力が4ビットである
とすると、図4にステップ101〜104として示され
るように、外部制御回路はバス上にデータが送出されて
いるかどうかを4ビットそれぞれについて常に監視しな
ければならない。この監視の結果、エンコード出力があ
ると認められる場合にのみ、外部制御回路は、エンコー
ド出力を取り込んでこれに対応する処理を実行する(1
05)。したがって、エンコード出力がされていない場
合であってもこれらステップ101〜104をへた後で
なければ、外部制御回路は、他の仕事A〜Zの実行(1
06A〜106Z)に移行できない。このように、従
来、外部制御回路は監視の負担を負っており、処理速度
の向上への支障、ソフトウエアの複雑化等の問題があっ
た。
選択信号送出回路では、外部制御回路が常時入力制御器
からのコード化された信号の出力(エンコード出力)を
監視しなければならなかった。入力制御器からのエンコ
ード出力は、前述のように使用者によるキーボード操作
によって生じるものであるから、本来、常時発生してい
るものではない。今、エンコード出力が4ビットである
とすると、図4にステップ101〜104として示され
るように、外部制御回路はバス上にデータが送出されて
いるかどうかを4ビットそれぞれについて常に監視しな
ければならない。この監視の結果、エンコード出力があ
ると認められる場合にのみ、外部制御回路は、エンコー
ド出力を取り込んでこれに対応する処理を実行する(1
05)。したがって、エンコード出力がされていない場
合であってもこれらステップ101〜104をへた後で
なければ、外部制御回路は、他の仕事A〜Zの実行(1
06A〜106Z)に移行できない。このように、従
来、外部制御回路は監視の負担を負っており、処理速度
の向上への支障、ソフトウエアの複雑化等の問題があっ
た。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、外部制御回路が監
視の負担を負うことがなく、処理ソフトウエアを簡単に
し処理速度を向上させることを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、外部制御回路が監
視の負担を負うことがなく、処理ソフトウエアを簡単に
し処理速度を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の電話装置の選択信号送出回路は、入
力制御器から外部制御回路に信号を出力する際に外部制
御回路に割込み信号を供給する割込み手段を備えること
を特徴とする。
るために、本発明の電話装置の選択信号送出回路は、入
力制御器から外部制御回路に信号を出力する際に外部制
御回路に割込み信号を供給する割込み手段を備えること
を特徴とする。
【0011】また、本発明の電話装置は、キーボード等
の入力手段と、本発明の選択信号送出回路と、割込み信
号に応じ選択信号送出回路から信号を入力し、入力され
た信号に所定の処理を施し選択信号送出回路に出力する
外部制御回路と、を備えることを特徴とする。
の入力手段と、本発明の選択信号送出回路と、割込み信
号に応じ選択信号送出回路から信号を入力し、入力され
た信号に所定の処理を施し選択信号送出回路に出力する
外部制御回路と、を備えることを特徴とする。
【0012】なお、割込み手段は、入力制御器及び入力
手段のいずれに内蔵される構成でも良い。
手段のいずれに内蔵される構成でも良い。
【0013】
【作用】本発明の選択信号送出回路及び電話装置におい
ては、キーボード等の入力手段から入力された信号が入
力制御器によりコード化される。この信号は、出力制御
器又は外部制御回路に出力される。出力制御器に出力さ
れた場合、出力制御器によりDP信号、DTMF信号等
の選択信号が生成され、出力される。外部制御回路に出
力された場合、外部制御回路による処理をへた後再び選
択信号送出回路に取り込まれ、同様に出力制御器による
選択信号発生動作が実行される。
ては、キーボード等の入力手段から入力された信号が入
力制御器によりコード化される。この信号は、出力制御
器又は外部制御回路に出力される。出力制御器に出力さ
れた場合、出力制御器によりDP信号、DTMF信号等
の選択信号が生成され、出力される。外部制御回路に出
力された場合、外部制御回路による処理をへた後再び選
択信号送出回路に取り込まれ、同様に出力制御器による
選択信号発生動作が実行される。
【0014】本発明では、入力制御器から外部制御回路
に信号を出力する際、割込み手段によって外部制御回路
に割込み信号が発せられる。この割込み手段は、入力制
御器及び入力手段のいずれに内蔵される構成でも良い。
外部制御回路は、この割込みによって、常に入力制御器
からの信号出力の有無を監視しなくても良くなる。従っ
て、外部制御回路が監視の負担を負うことがなくなり、
処理ソフトウエアを簡単にし処理速度を向上させること
が可能になる。
に信号を出力する際、割込み手段によって外部制御回路
に割込み信号が発せられる。この割込み手段は、入力制
御器及び入力手段のいずれに内蔵される構成でも良い。
外部制御回路は、この割込みによって、常に入力制御器
からの信号出力の有無を監視しなくても良くなる。従っ
て、外部制御回路が監視の負担を負うことがなくなり、
処理ソフトウエアを簡単にし処理速度を向上させること
が可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図3に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
基づき説明する。なお、図3に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0016】図1には、本発明の一実施例に係る選択信
号送出回路の構成が示されている。この図に示される回
路は、図3に示される従来例の回路に入出力手段30を
付加した構成である。入出力手段30は、入力制御器2
1からダイアルデータを取込み、これを外部制御回路4
に出力し、また、外部制御回路4からCPU信号を取り
込み切換手段22を介してメモリ23等に入力するI/
Oである。この入出力手段30を設けることにより、本
実施例では、従来例で得られる効果を維持しつつ、バス
の本数を減らし、LSIの端子数を減らすという効果を
実現している。すなわち、入力制御器21と外部制御回
路4、外部制御回路4と切換手段22を結ぶバスが双方
向バス31の1本で足り、これに応じて端子や配線が少
なくて良いことになる。
号送出回路の構成が示されている。この図に示される回
路は、図3に示される従来例の回路に入出力手段30を
付加した構成である。入出力手段30は、入力制御器2
1からダイアルデータを取込み、これを外部制御回路4
に出力し、また、外部制御回路4からCPU信号を取り
込み切換手段22を介してメモリ23等に入力するI/
Oである。この入出力手段30を設けることにより、本
実施例では、従来例で得られる効果を維持しつつ、バス
の本数を減らし、LSIの端子数を減らすという効果を
実現している。すなわち、入力制御器21と外部制御回
路4、外部制御回路4と切換手段22を結ぶバスが双方
向バス31の1本で足り、これに応じて端子や配線が少
なくて良いことになる。
【0017】この実施例の場合、具体的な動作は次のよ
うになる。まず、入力制御器21から外部制御回路4に
ダイアルデータを与える場合(すなわち読出しの場
合)、入力制御器21はまず外部制御回路4に1ビット
のKEYDOWN信号を発する。外部制御回路4は、こ
れに応じてLレベルのWRITE/READ信号を入出
力手段30に発する。入出力手段30は、これに応じて
入力制御器21からのダイアルデータをバス31上に送
出可能な状態となる。入力制御器21は、ダイアルデー
タをバス31を介して外部制御回路4に供給する。
うになる。まず、入力制御器21から外部制御回路4に
ダイアルデータを与える場合(すなわち読出しの場
合)、入力制御器21はまず外部制御回路4に1ビット
のKEYDOWN信号を発する。外部制御回路4は、こ
れに応じてLレベルのWRITE/READ信号を入出
力手段30に発する。入出力手段30は、これに応じて
入力制御器21からのダイアルデータをバス31上に送
出可能な状態となる。入力制御器21は、ダイアルデー
タをバス31を介して外部制御回路4に供給する。
【0018】また、外部制御回路4により所定の処理が
施された後、ダイアルデータはCPU信号として切換手
段22に供給される(すなわち書込み)。この際、外部
制御回路4は入出力手段30にHレベルのWRITE/
READ信号を発する。入出力手段30は、これに応じ
て外部制御回路4からのCPU信号をバス31上から取
込める状態となる。入出力手段30はCPU信号を取込
み切換手段22に供給する。切換手段22は図の下側に
倒されているため、CPU信号はメモリ23に格納され
る。DTMF発生器24及び出力制御器25は、CPU
信号に基づきDTMF信号又はDP信号を発生させ、回
線に送出する。
施された後、ダイアルデータはCPU信号として切換手
段22に供給される(すなわち書込み)。この際、外部
制御回路4は入出力手段30にHレベルのWRITE/
READ信号を発する。入出力手段30は、これに応じ
て外部制御回路4からのCPU信号をバス31上から取
込める状態となる。入出力手段30はCPU信号を取込
み切換手段22に供給する。切換手段22は図の下側に
倒されているため、CPU信号はメモリ23に格納され
る。DTMF発生器24及び出力制御器25は、CPU
信号に基づきDTMF信号又はDP信号を発生させ、回
線に送出する。
【0019】なお、以上の動作は5V電源の通電時の動
作である。電源断時の動作に関しては従来例と全く同様
であるのでここでは説明を省略する。
作である。電源断時の動作に関しては従来例と全く同様
であるのでここでは説明を省略する。
【0020】さらに、本実施例では、外部制御回路4に
よるダイアルデータの入力及びCPU信号の出力を1ビ
ットのKEYDOWN信号の割込みにより実行させるこ
ととしている。この割込み動作は本発明の特徴に係る処
理である。図2には、この特徴的動作を説明するため外
部制御回路4のフローチャートが示されている。この図
に示されるように、本実施例では、外部制御回路4は常
時は仕事A〜Zを処理している。この状態でKEYDO
WN信号により割込みが掛けられると、外部制御回路4
はエンコード出力をバス31上から読み込んで所定の処
理を施した上で書込み動作を実行する(105)。この
ような割込み処理が終了すると、外部制御回路は割込み
前の仕事に復帰する。
よるダイアルデータの入力及びCPU信号の出力を1ビ
ットのKEYDOWN信号の割込みにより実行させるこ
ととしている。この割込み動作は本発明の特徴に係る処
理である。図2には、この特徴的動作を説明するため外
部制御回路4のフローチャートが示されている。この図
に示されるように、本実施例では、外部制御回路4は常
時は仕事A〜Zを処理している。この状態でKEYDO
WN信号により割込みが掛けられると、外部制御回路4
はエンコード出力をバス31上から読み込んで所定の処
理を施した上で書込み動作を実行する(105)。この
ような割込み処理が終了すると、外部制御回路は割込み
前の仕事に復帰する。
【0021】なお、以上の説明においては、KEYDO
WN信号を入力制御器21が発することとしたが、これ
は、キーボード3から発するようにしても良い。さら
に、入出力手段30の構成は特に限定されない。
WN信号を入力制御器21が発することとしたが、これ
は、キーボード3から発するようにしても良い。さら
に、入出力手段30の構成は特に限定されない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の選択信号
送出回路及び電話装置によれば、割込み手段により外部
制御回路に割込みを掛けるようにしたため、外部制御回
路がコード化された信号に係る処理を割込み処理として
実行することができ、外部制御回路による監視負担がな
くなる。また、外部制御回路の処理ソフトウエアが簡単
なものになり、設計労力の軽減等の効果が得られる。さ
らには、外部制御回路の負担軽減の結果、処理速度が向
上する。同様に、外部制御回路の処理能力を他の仕事に
より多く割り当てることが可能になり、電話装置の多機
能化に寄与できる。
送出回路及び電話装置によれば、割込み手段により外部
制御回路に割込みを掛けるようにしたため、外部制御回
路がコード化された信号に係る処理を割込み処理として
実行することができ、外部制御回路による監視負担がな
くなる。また、外部制御回路の処理ソフトウエアが簡単
なものになり、設計労力の軽減等の効果が得られる。さ
らには、外部制御回路の負担軽減の結果、処理速度が向
上する。同様に、外部制御回路の処理能力を他の仕事に
より多く割り当てることが可能になり、電話装置の多機
能化に寄与できる。
【図1】本発明の一実施例に係る電話装置、特に選択信
号送出回路の構成を示すブロック図である。
号送出回路の構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例における外部制御回路の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】一従来例に係る電話装置、特に選択信号送出回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図4】この従来例における外部制御回路の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1 電話装置 2 選択信号送出回路 3 キーボード 4 外部制御回路 21 入力制御器 24 DTMF発生器 25 出力制御器 30 入出力手段 31 バス
Claims (4)
- 【請求項1】 キーボード等の入力手段から信号を入力
しコード化して外部制御回路に出力する入力制御器と、
入力制御器によりコード化された信号又は外部制御回路
から出力された信号に基づき、DP信号、DTMF信号
等の選択信号を発生させ出力する出力制御器と、を備え
る電話装置の選択信号送出回路において、 入力制御器から外部制御回路に信号を出力する際に、外
部制御回路に割込み信号を供給する割込み手段を備える
ことを特徴とする電話装置の選択信号送出回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の電話装置の選択信号送出
回路において、 入力制御器が前記割込み手段を内蔵することを特徴とす
る電話装置の選択信号送出回路。 - 【請求項3】 キーボード等の入力手段と、 請求項1記載の選択信号送出回路と、 割込み信号に応じ選択信号送出回路から信号を入力し、
入力された信号に所定の処理を施し選択信号送出回路に
出力する外部制御回路と、 を備えることを特徴とする電話装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の電話装置において、 入力手段が前記割込み手段を内蔵することを特徴とする
電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21277392A JPH0662099A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 電話装置の選択信号送出回路及びこれを含む電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21277392A JPH0662099A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 電話装置の選択信号送出回路及びこれを含む電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662099A true JPH0662099A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16628157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21277392A Pending JPH0662099A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 電話装置の選択信号送出回路及びこれを含む電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662099A (ja) |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP21277392A patent/JPH0662099A/ja active Pending
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