JP2968887B2 - クロスポイントスイッチ - Google Patents

クロスポイントスイッチ

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JP2968887B2 JP4210340A JP21034092A JP2968887B2 JP 2968887 B2 JP2968887 B2 JP 2968887B2 JP 4210340 A JP4210340 A JP 4210340A JP 21034092 A JP21034092 A JP 21034092A JP 2968887 B2 JP2968887 B2 JP 2968887B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/08Current supply arrangements for telephone systems with current supply sources at the substations

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  • Signal Processing (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機等の機器に搭載
されるクロスポイントスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】電話機等の機器においてはクロスポイン
トスイッチが搭載されている。クロスポイントスイッチ
は複数個の入力端子と複数個の出力端子との間を任意に
接続可能とするスイッチであり、例えば図5(a)に示
されるような構成を有している。この構成は、本願出願
人が先に提案した特願平3−312350号に開示され
ているものとほぼ同様の構成である。
【0003】この図に示されるクロスポイントスイッチ
10は、24個の端子を有するICとして構成されてお
り、8×8のスイッチマトリクスを構成するよう配置さ
れた64個のスイッチS1〜S64を有している。この
スイッチS1〜S64は、64ビットシフトレジスタ1
2及び64ビットデータラッチ14によってオン/オフ
制御される。スイッチS1〜S64は、図5(b)に示
されるようにアナログスイッチ16及び抵抗18から構
成されている。
【0004】すなわち、21番目の端子から入力される
シリアルデータDINは、シフトレジスタ12によっ
て、22番目の端子から入力されるクロックCLKのタ
イミングで1ビット左シフトされる。これにより得られ
る64ビットのパラレルデータは、23番目の端子から
入力されるラッチ信号LATCHによってラッチされ
る。スイッチS1〜S64はこのデータラッチ14の出
力によってオン/オフされる。例えばデータラッチ14
の第1ビットがHである場合にはスイッチS1がオンさ
れ、Lである場合にはオフされる。なお、24番目の端
子から入力される信号RSTは、データラッチ14のリ
セット信号である。
【0005】また、クロスポイントスイッチ10は、8
個の入力アンプ20−1〜20−8、8個の出力アンプ
22−1〜22−8及びバイアス回路24を有してい
る。入力アンプ20−1〜20−8は、5〜12番目の
端子から入力される信号IN1〜IN8をそれぞれ8個
のスイッチを介して出力アンプ22−1〜22−8に供
給する。例えば入力アンプ20−1の出力は、スイッチ
S1,S9,S17,…S57を介して出力アンプ22
−1,22−2,22−3,…22−8に供給される。
また、出力アンプ22−1〜22−8は、それぞれ8個
のスイッチを介して供給される信号を20〜13番目の
端子から信号OUT1〜OUT8として出力する。バイ
アス回路24は、2番目の端子から電源電圧VCCの供
給を受け、入力アンプ20−1〜20−8及び出力アン
プ22−1〜22−8にバイアス電圧VBを供給すると
共に、これを3番目の端子から出力する。
【0006】ここに、スイッチS1〜S64は先に述べ
たようにデータDINに基づきオン/オフされており、
例えばスイッチS1のみがオン、スイッチS9,S1
7,…S57がオフされている場合には、入力アンプ2
0−1の出力は出力アンプ22−1には入力されるが、
出力アンプ22−2〜22−8には入力されない。従っ
て、このクロスポイントスイッチ10を搭載することに
より、電話機等の機器内において、任意の信号を任意の
回路に供給可能になる。
【0007】また、出力アンプ22−1〜22−8は、
ミキシング機能を有している。例えばスイッチS1及び
S2がオンされている場合、入力アンプ20−1の出力
及び入力アンプ20−2の出力が出力アンプ22−1に
よりミキシングされ、信号OUT1として出力される。
さらに、入力アンプ20−1〜20−8が存在している
ため、単一の出力アンプ22に対応する複数のスイッチ
Sが同時にオンしても、これらのスイッチSを介した信
号の回り込みが生じない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有するクロスポイントスイッチには、入力ア
ンプ、出力アンプ等の回路が常時全回路動作しているた
め、消費電流が多いという問題点がある。特に商用電源
が停電している場合には、電話機において親機のハンド
セットを電話回線に接続するといった最低限の動作を行
うためであっても、全回路動作のために必要とされる多
大な電流を供給しなければならないから、回路の電力効
率が悪い。また、多大な消費電流に対応するためには電
池を用いなければならず、電話機等に電池を搭載する必
要が生じるという問題点があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、停電時において電
話機等の搭載機器の最低限動作を実行する際、全回路を
動作させる必要がなく、電池の搭載の必要も生じないク
ロスポイントスイッチを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1に係るクロスポイントスイ
ッチは、商用電源の停電により回線電力による駆動に切
り替える旨の要求信号が入力された場合に、スイッチマ
トリクスに含まれるN×M個(N,M:2以上の整数)
のスイッチのうち所定のスイッチのみをオンに固定させ
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2に係るクロスポイ
ントスイッチは、さらに、前記要求信号が入力された場
合に、オンに固定されているスイッチと入力端子及び/
又は出力端子との間に介在する電気回路(入力アンプ、
出力アンプ等)にのみ電圧を供給することを特徴とす
る。
【0012】そして、本発明の請求項3に係る電話機等
の電話関連機器は、請求項1又は2記載のクロスポイン
トスイッチと、商用電源電圧を整流して得られる直流電
圧をクロスポイントスイッチに電源電圧として供給する
手段と、この電圧の低下を検出する手段と、低下が検出
された場合に商用電源に係る直流電圧の供給を断ち、回
線から得られる直流電圧をクロスポイントスイッチに電
源電圧及び前記要求信号として供給する手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1においては、商用電源により
電源供給が可能な状態では外部データに基づいてスイッ
チマトリクスを構成する各スイッチがオン/オフされ、
商用電源の停電時にはそのうち所定のスイッチのみがオ
ンに固定される。従って、停電時に使用しようとする最
低限機能(搭載機器が電話機であれば親機のハンドセッ
トと回線の接続等)に関連するスイッチを、オンに固定
することが可能になる。このようにすれば、当該スイッ
チに関連しない電気回路に電源を供給する必要がなくな
り、停電時に必要な電流の低減、ひいては回線電力を用
いることによる電池排除につながる。
【0014】また、本発明の請求項2においては、商用
電源により電源供給が可能な状態ではスイッチと入力端
子及び/又は出力端子との間に介在する電気回路(入力
アンプ、出力アンプ等)にその動作に必要な電圧(電源
電圧、バイアス電圧等)が供給され、商用電源の停電時
にはこれら電気回路のうちオンに固定されているスイッ
チに関連する電気回路のみに電源電圧、バイアス電圧等
が供給される。停電時に電圧の供給を受ける電気回路の
消費電流が小さければ、停電時の電圧供給用の電力は電
話回線等から抽出した電力で足りるから、電池を搭載せ
ずに搭載機器の最低限機能を確保することが可能にな
る。
【0015】そして、本発明の請求項3においては、通
常時は商用電源電圧を整流して得られる直流電圧が、商
用電源の停電時には回線から得られる直流電圧が、クロ
スポイントスイッチの電源電圧となる。その際、商用電
源の停電は、その整流電圧の低下として検出され、これ
に応じて電源供給経路の切り替えが行われる。また、回
線から得られる直流電圧は、停電時の電源として以外
に、停電時動作に移行する旨の要求信号としても、クロ
スポイントスイッチに与えられる。これにより、請求項
3に係る電話機等の電話関連機器は、請求項1又は2記
載のクロスポイントスイッチにおいて、停電時動作を好
適に起動することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図5に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0017】図1には、本発明の第1実施例に係るクロ
スポイントスイッチ26の構成が示されている。この実
施例が従来例と大きく異なる点は、24番目の端子から
停電時動作に移行する旨の要求信号PSが入力されるこ
と、64ビットデータラッチ28がこの要求信号PSに
応じて出力を強制的に切り替える機能を有しているこ
と、バイアス回路30が要求信号PSに応じてクロスポ
イントスイッチ26内の各回路に選択的に電圧を供給す
る動作に移行すること、にある。
【0018】図2には、この実施例におけるシフトレジ
スタ12及びデータラッチ28の内部構成が示されてい
る。この図に示されるように、シフトレジスタ12は6
4個、すなわちスイッチS1〜S64の個数分のDフリ
ップフロップ(以下、DFF)32−1〜32−64か
ら構成されている。また、データラッチ28は、64個
のラッチ素子(以下、DL)34−1〜34−64から
構成されている。
【0019】DFF32−1〜32−64は、添字の順
にカスケードに接続されており、クロックCLKに応じ
てデータDINがDFF32−1から32−2へ、さら
に32−3へ、…というように順にシフトされる。DF
F32−1〜32−64のQ出力は対応するDL34−
1〜34−64のD入力に供給され、要求信号PSがL
の場合、DL34−1〜34−64はラッチ信号LAT
CHに応じてこのデータをラッチする。DL34−1〜
34−64によりラッチされているデータは対応するス
イッチS1〜S64に供給される。すなわち、DL34
−1〜34−64のQ出力がHである場合対応するスイ
ッチS1〜S64はオンされ、Lである場合オフされ
る。
【0020】また、バイアス回路30は、要求信号PS
がLの場合には8個の入力アンプ20−1〜20−8及
び8個の出力アンプ22−1〜22−8全てに電源電
圧、バイアス電圧を供給する。
【0021】従って、要求信号PSがLである場合に
は、入力アンプ20−1〜20−8からスイッチS1〜
S64を介して出力アンプ22−1〜22−8に至る信
号経路が、データラッチ28によってラッチされるデー
タに基づき定まる。要求信号PSは、後述するように商
用電源の停電が生じていない場合にLであるから、本実
施例における通常時の動作は従来例のそれとほぼ同じ動
作となる。
【0022】一方、商用電源の停電が生じている場合に
は、後述するように要求信号PSはHとなる。要求信号
PSは、スイッチS1に対応するDL34−1及びスイ
ッチS10に対応するDL34−10のS(セット)入
力と、他のスイッチに対応するDL34−2〜34−9
及び34−11〜34−64のR(リセット)入力とに
供給されている。従って、要求信号PSがHの場合、D
L34−1及び34−10のQ出力がH、他のDL34
−2〜34−9及び34−11〜34−64のQ出力が
Lとなる。この結果、商用電源の停電が生じている場合
には、スイッチS1及びS10のみがオンに固定され、
他はオフに固定されることとなる。
【0023】また、バイアス回路30は、要求信号PS
がHの場合には8個の入力アンプ20−1〜20−8及
び8個の出力アンプ22−1〜22−8のうち2個ず
つ、すなわち入力アンプ20−1及び20−2と出力ア
ンプ22−1及び22−2にのみ電源電圧及びバイアス
電圧を与え、他の入力アンプ20−3〜20−8及び出
力アンプ22−3〜22−8に対する電源電圧及びバイ
アス電圧の供給を断つ。従って、要求信号PSがHであ
る場合には、入力アンプ20−1〜20−8からスイッ
チS1〜S64を介して出力アンプ22−1〜22−8
に至る信号経路が、入力アンプ20−1からスイッチS
1を介して出力アンプ22−1に至る信号経路と、入力
アンプ20−2からスイッチS10を介して出力アンプ
22−2に至る信号経路とに固定される。要求信号PS
は、後述するように商用電源が停電している場合にHで
あるから、本実施例における停電時の動作はこのように
信号経路を固定した動作となる。
【0024】図3には、本実施例に係るクロスポイント
スイッチ26の外部結線が示されている。上述したよう
に本実施例では停電時に2個の信号経路のみが使用可能
である。この図の結線は、本実施例に係るクロスポイン
トスイッチ26を電話機に搭載し、停電時には親機のハ
ンドセット31をスピーチネットワーク(図示せず)を
介して電話回線に接続するようにした場合の結線であ
る。すなわち、停電時に使用可能な信号経路のうち一方
に係る入力端子(5)及び出力端子(19)にスピーチ
ネットワークの受話出力端子及び送話入力端子を、他方
に係る入力端子(6)及び出力端子(20)にハンドセ
ット31のマイク33及びスピーカ35を、それぞれ接
続している。このようにすると、商用電源の停電時に
も、親機のハンドセット30を用いて電話回線を介した
外線通話を行うことができる。
【0025】また、この図には、停電検出回路36が示
されている。停電検出回路36は、レギュレータ38の
出力端に接続されレギュレータ38の+5V出力を分圧
する抵抗40及び42と、これらの抵抗40及び42に
よる分圧電圧がベースに印加されコレクタが要求信号に
係る端子(24)及びダイオード44のカソードに接続
されるトランジスタ46とから、構成されている。レギ
ュレータ38は、商用電源電圧を整流・安定化して+5
Vの直流電圧を発生させる。ダイオード44は、レギュ
レータ38の出力端と端子(2)の間に接続されてい
る。一方で、同時に電話回線上の信号電力から公知の手
法によって抽出される+5Vの直流電圧は、ダイオード
48を介して端子(2)に印加される。
【0026】レギュレータ38の出力が低下していない
とき、すなわち商用電源が停電していないときには、ト
ランジスタ46がオンしているから要求信号PSに係る
端子(24)及びダイオード44のカソードが接地され
る。すなわち、要求信号PSはLとなり、かつレギュレ
ータ38の+5V出力が端子(2)に電源電圧VDDと
して印加される。従って、この場合には、商用電源電力
によりクロスポイントスイッチ26が動作し、クロスポ
イントスイッチ26内のスイッチS1〜S64それぞれ
に係る信号経路がデータDINにより制御される。
【0027】レギュレータ38の出力が低下すると、例
えば商用電源が停電状態となると、トランジスタ46及
びダイオード44がオフする。すると、端子(24)及
び(2)にはダイオード48を介して回線に係る電圧が
印加される。すなわち、要求信号PSはHとなり、かつ
回線に係る電圧が端子(2)に電源電圧VDDとして印
加される。従って、この場合には、回線電力によりクロ
スポイントスイッチ26が動作し、クロスポイントスイ
ッチ26内のスイッチS1〜S64それぞれに係る信号
経路が2個の信号経路に固定される。
【0028】従って、本実施例によれば、停電を検出す
ると共に要求信号PSを発生させかつ電源電圧VDDの
供給下を切り替えることができる。停電時におけるクロ
スポイントスイッチ26内での消費電流は小さいから、
ハンドセット31による回線通話を、回線電力を用い電
池等を用いることなく実行することができる。
【0029】図4には、本発明の第2実施例におけるデ
ータラッチ28の構成が示されている。この実施例にお
いては、DL34−1〜34−64にS入力又はR入力
として要求信号PSを供給しておらず、これに代え、D
L34−1〜34−64のQ(−)出力をゲート処理し
てスイッチS1〜S64の制御に係る信号を発生させて
いる。
【0030】具体的には、スイッチS1及びS10に対
応するDL34−1及び34−10のQ(−)出力を、
要求信号PSと共にNOR52−1及び52−10に供
給し、その出力をスイッチS1及びS10の制御に用い
る。また、要求信号PSをインバータ50により反転さ
せておき、スイッチS2〜S9及びS11〜S64に対
応するDL34−2〜34−9及び34−11〜34−
64のQ(−)出力を要求信号PSの反転値と共にNA
ND54−2〜54−9及び54−11〜54−64に
供給し、その出力をスイッチS2〜S9及びS11〜S
64の制御に用いる。このようにしても、第1実施例と
同様の効果が得られる。加えて、DL34−1〜34−
64をセット/リセットしていないから、停電復旧時に
停電前と同じ状態となる。
【0031】なお、以上の説明は、クロスポイントスイ
ッチ26を電話機に搭載する例であったが、搭載機器は
電話機には限定されない。また、クロスポイントスイッ
チ26の規模は、8×8以外でも構わない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、商用電源により電源供給が可能な状態では外
部データに基づいてスイッチマトリクスを制御し、商用
電源の停電時にはそのうち所定のスイッチのみをオンに
固定するようにしたため、最低限機能に関連するスイッ
チのみをオンに固定しこのスイッチに関連しない電気回
路に電源を供給するようにすることができ、停電時に必
要な電流の低減、電池排除等を実現できる。
【0033】また、本発明の請求項2によれば、商用電
源により電源供給が可能な状態ではスイッチと入力端子
及び/又は出力端子との間に介在する電気回路にその動
作に必要な電圧を供給し、商用電源の停電時にはこれら
電気回路のうちオンに固定されているスイッチに関連す
る電気回路のみに電圧を供給するようにしたため、停電
時に電圧の供給を受ける電気回路の消費電流が小さけれ
ば、停電時の電圧供給用の電力は電話回線等から抽出し
た電力で足りるから、電池を搭載せずに搭載機器の最低
限機能を確保することが可能になる。
【0034】そして、本発明の請求項3によれば、通常
時は商用電源電圧を整流して得られる直流電圧を、商用
電源の停電時には回線から得られる直流電圧を、クロス
ポイントスイッチの電源電圧とし、さらに商用電源の停
電時における電源電圧を停電時動作に移行する旨の要求
信号としても用いるようにしたため、請求項1又は2記
載の停電時動作を好適に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るクロスポイントスイ
ッチの構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例におけるシフトレジスタ及びデータ
ラッチの構成を示すブロック図である。
【図3】この実施例における外部結線の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるシフトレジスタ及
びデータラッチの構成を示すブロック図である。
【図5】一従来例に係るクロスポイントスイッチの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
12 64ビットシフトレジスタ 20−1〜20−8 入力アンプ 22−1〜22−8 出力アンプ 26 クロスポイントスイッチ 28 64ビットデータラッチ 30 バイアス回路 32−1〜32−64 Dフリップフロップ(DFF) 34−1〜34−64 ラッチ素子(DL) 36 停電検出回路 38 レギュレータ 44,48 ダイオード S1〜S64 スイッチ DIN シリアルデータ CLK シフトレジスタ用のクロック LATCH ラッチ信号 PS 要求信号 IN1〜IN8 入力信号 OUT1〜OUT8 出力信号 VDD 電源電圧
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 3/52 H04Q 3/58 H03K 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 そのオン/オフ制御によりN個(N:2
    以上の整数)の入力端子とM個(M:2以上の整数)の
    出力端子とが選択的に接続されるようN×M個のスイッ
    チが配置されたスイッチマトリクスと、スイッチマトリ
    クスに含まれるN×M個のスイッチのオン/オフを外部
    データに応じて制御する制御手段と、を備えるクロスポ
    イントスイッチにおいて、 制御手段が、商用電源の停電により回線電力による駆動
    に切り替える旨の要求信号が入力された場合に、スイッ
    チマトリクスに含まれるN×M個のスイッチのうち所定
    のスイッチのみをオンに固定させることを特徴とするク
    ロスポイントスイッチ。
  2. 【請求項2】 商用電源からの電力供給が可能な場合に
    はスイッチマトリクスの各スイッチと入力端子及び/又
    は出力端子との間に介在する電気回路にその動作のため
    に必要な電圧を供給する電力回路を備える請求項1記載
    のクロスポイントスイッチにおいて、 電力回路が、前記要求信号が入力された場合に、オンに
    固定されているスイッチと入力端子及び/又は出力端子
    との間に介在する電気回路にのみ電圧を供給することを
    特徴とするクロスポイントスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のクロスポイントス
    イッチと、 商用電源電圧を整流して得られる直流電圧をクロスポイ
    ントスイッチに電源電圧として供給する手段と、 この電圧の低下を検出する手段と、 低下が検出された場合に商用電源に係る直流電圧の供給
    を断ち、回線から得られる直流電圧をクロスポイントス
    イッチに電源電圧及び前記要求信号として供給する手段
    と、 を備えることを特徴とする電話機等の電話関連機器。
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