JPH06252999A - 電話用半導体集積回路 - Google Patents

電話用半導体集積回路

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JPH06252999A
JPH06252999A JP3230693A JP3230693A JPH06252999A JP H06252999 A JPH06252999 A JP H06252999A JP 3230693 A JP3230693 A JP 3230693A JP 3230693 A JP3230693 A JP 3230693A JP H06252999 A JPH06252999 A JP H06252999A
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JP
Japan
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cpu
signal
control
keyboard
switching
Prior art date
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Application number
JP3230693A
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English (en)
Inventor
Yuji Hishiki
雄爾 飛鋪
Isamu Fujii
勇 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Publication of JPH06252999A publication Critical patent/JPH06252999A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部回路無しにメカスイッチとホストCPU
からの二種類のHS信号での制御を可能にし、ホストC
PU制御時にはHS信号とは無関係にキー入力情報をC
PUに送る。 【構成】 電話機に用いられるダイヤル機能を有する半
導体集積回路において、CPU制御HS入力端子28と
HS入力端子29とを有する切り換え手段27を付加し
た。 【効果】 HS信号の切り換えための外部回路が不要と
なり、また、ON−HOOK時のキーボードインターフ
ェースのサポートが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤルパルス及びD
TMF信号の出力機能を有し、通常はホストCPUのス
レーブとして、停電時には電話回線のパワーにより単独
で動作をする電話用半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤラー用のICとしては、図2に示
すような回路構成のものが従来から使用されている。図
は、同一チップ上にDTMF信号とダイヤルパルス(以
下DPと称する)の両方の発生回路を有する例である。
周知のように、局あるいはPBXの交換機には、ダイヤ
ル信号としてDTMF信号を受け付けるものとDPを受
け付けるものとの2種類がある。そのいずれかの信号を
必要に応じて出力することが、ダイヤラーのICに要求
される基本的な機能である。電話機の多機能化、高機能
化にともない、開発期間短縮のためCPUを用いてソフ
トウエアによりダイヤラーを制御することが、一般的と
なっている。その際に問題となるのが、停電対策であ
る。つまり、電話器は停電時にもダイヤル動作だけは最
低限行えるように、電話回線のパワーのみでダイヤラー
が単独動作をするモードをサポートする必要がある。そ
のために、ダイヤラーはCPU制御モードと単独動作モ
ードの切り換え機能を持つことが重要である。
【0003】図2において、キーボード接続端子2から
キー入力信号が入力されると、信号線3により基準クロ
ック発生手段1がイネーブルされ、基準となる種々のク
ロックがICの各部に送られる。例えば、信号線7によ
り基準クロック発生手段1からDTMF信号生成手段2
3に対して必要なクロックが送られる。キーボードイン
ターフェース手段4からは、キー入力に対応したデータ
が出力される。このデータの転送される経路は、CPU
/キーボード切り換え入力端子10の状態により、以下
のように異なる。
【0004】例えば、CPU/キーボード切り換え入力
端子が”L”レベルの時、CPUが選択されているもの
とする。この時、キーボードインターフェース手段4か
ら出力されたデータは、信号線17によりCPUインタ
ーフェース手段18に入力される。CPUインターフェ
ース手段18は、信号端子16を介して外部CPUとの
間でデータのやり取りをする。ダイヤル送出するデータ
は、外部CPUから信号端子16を介してCPUインタ
ーフェース手段18に転送された後、バスライン13を
介してバッファRAM15に格納される。格納されたデ
ータは、制御手段8によりバッファRAM15から読み
出され、制御信号端子9の一部によって設定されたモー
ドに従ってDTMF信号生成手段23またはDP生成手
段21にバスライン13を介して送られる。データが送
られると、DTMF出力端子22またはDP出力端子2
0からデータに対応する信号が出力される。
【0005】一方、CPU/キーボード切り換え入力端
子が”H”レベルでキーボードが選択されている時、キ
ー入力があると、キーボードインターフェース手段4か
ら出力されたデータは、制御手段8によりバスライン1
3を介して直ちにバッファRAM15に格納される。格
納されたデータの読みだし及びダイヤル信号の送出に関
しては、CPUが選択されているときと同様である。
【0006】引き続きダイヤル送出のデータ入力または
キー入力が行われた場合には、制御手段8によりデータ
はバッファRAM15に蓄えられた後、必要な最低限の
桁間ポーズ時間経過後に順次読み出され、DTMF信号
生成手段23またはDP生成手段21に送られる。この
ようにして、データ入力またはキー入力に対応したダイ
ヤル信号が生成され、出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな構成のICを使用して電話機を設計する場合、CP
U制御によるHS信号と停電時等ダイヤラーIC単独動
作時のHS信号とは経路が異なるため、切り換えのため
の外部回路が必要であった。また、CPUがキー入力デ
ータのみを必要とし、ダイヤル送出を行わないときに
は、回線にループ電流が流れないように外部回路を付加
してHS信号をOFF−HOOK状態にするか、あるい
はこの時に限りCPUにキースキャンを行わせねばなら
ず、いずれにしても非常に不便であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の欠点を解決するために、CPU制御時のHS信号と
ダイヤラーIC単独動作時のHS信号との切り換え回路
を内蔵し、且つCPU制御時にはHS信号に無関係にキ
ー入力に対応してキースキャン信号を送出する事によ
り、CPUがダイヤル送出に無関係にキー入力データを
扱えるようなダイヤラーICを提供するものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された電話用ICにおいて
は、ホストCPUからのHS信号とメカニカルスイッチ
からのHS信号を切り換えるための外部回路が不要にな
る。CPU制御モード時には、ホストCPUからCPU
/キーボード切り換え入力端子に例えば”L”を入力
し、CPU制御側のHS信号入力端子を制御する。停電
等により、ホストCPUに電源が供給されなくなった時
には、CPU/キーボード切り換え入力端子に例えば”
H”が入力されるようにする。そうすれば、CPU制御
側のHS信号とは無関係に、メカニカルスイッチからの
HS信号を受けて動作する。
【0010】更に、CPU制御側のHS信号では、ダイ
ヤラーの出力制御は行うがキー入力の制御は行わないよ
うにすることにより、ホストCPUはHSの状態に無関
係にキー入力データを取り込める。例えば、ホストCP
Uの内部にメモリを持っている場合には、メモリ登録の
ためにON−HOOK状態でキーボードを使用する。そ
の場合でも、特別に外部回路を付加する必要がなく、容
易に所望の機能を実現することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の電話用ICを
詳細に説明する。図1には、2つのHS信号入力端子と
それらの切り換え手段を備えた、本発明による電話用I
Cの一実施例が、ブロック図によって示されている。
【0012】図1において、基準クロック発生手段1
は、通常水晶発振回路と分周回路とから成り、ICの各
部に必要な基準クロックを発生する。キーボード接続端
子2は、電話機のキーボードに接続される端子であり、
キーボードインターフェース手段4に接続されている。
【0013】今、CPU/キーボード切り換え入力端子
10により、CPU制御モードが選択されていると仮定
する。HS信号の如何に関わらず、キー入力があるとキ
ーボードインターフェース手段4は、信号線3により基
準クロック発生手段1を起動し、キーボード接続端子2
に印加されたキー入力信号を受けてシステムに対応した
データコードを発生すると、信号線17を介してCPU
インターフェース手段18に前記データコードを転送す
る。CPUインターフェース手段18は、信号線16に
よりホストCPUに割り込みをかける。割り込みを受け
たホストCPUは、信号線16を介してCPUインター
フェース手段18からデータを受け取り、必要に応じて
メモリに格納する。
【0014】ダイヤル信号を発生させたい場合、ホスト
CPUはCPU制御HS入力端子28にOFF−HOO
K信号を入力した後、信号線16を介してCPUインタ
ーフェース手段18にダイヤルデータを転送する。する
と、信号線19が制御手段8に働いて、信号線6により
基準クロック発生手段1に起動が掛かる。その結果、信
号線5によりクロックを受けた制御手段8は、信号線1
9によりCPUインターフェース手段18に働きかけ
て、ダイヤルデータをバスライン13に乗せる。バスラ
インに乗ったデータは制御手段8により識別され、通常
のダイヤルデータ等メモリに書き込むデータであれば、
信号線14によりバッファRAM15に格納される。一
旦格納されたデータは読み出され、制御信号端子9の一
部によって設定されたモードに従って、DTMF信号生
成手段23またはDP生成手段21にバスライン13を
介して送られる。DTMF信号生成手段23は、信号線
11により起動を掛けられ、基準クロック信号線7から
ダイヤル信号を生成すると、DTMF出力端子22から
出力する。一方、DP生成手段21は、信号線24を受
けてダイヤル信号を生成すると、DP出力端子20から
出力する。
【0015】次に、CPU/キーボード切り換え入力端
子10により、キーボードが選択されている場合につい
て記す。この時、ICはホストCPUとは無関係に単独
で動作する。HS入力端子29をOFF−HOOK状態
にすると、キーボードインターフェース手段4は、キー
ボード接続端子2からの入力受付待ち状態となる。キー
入力があると、キーボード接続端子2からキーボードイ
ンターフェース手段4に入力情報が伝達される。キーボ
ードインターフェース手段4は、信号線3と信号線12
によりそれぞれ規準クロック発生手段1及び制御手段8
を起動し、入力情報を所定のコードに変換した後、その
コードをバスライン13に乗せる。制御手段8は前記コ
ードを識別し、例えばダイヤルデータに相当するもので
あれば、信号線14によりバッファRAM15に格納す
る。以降の動作は、既に記したCPU制御モード時と同
等であるからその説明を省略する。
【0016】図3は、キーボードインターフェース手段
のうちキーボード接続端子に近い部分の一実施例の回路
図である。2A〜2X,2A’〜2X’はキーボード接
続端子であり、入出力端子となっている。a,b,cは
制御信号であり、aとbは互いに逆相のキースキャン信
号である。今、端子2Aについて動作を説明する。制御
信号cが”H”レベルの時、2入力NANDゲート45
を介してキースキャン信号aがpチャネルトランジスタ
41のゲートに伝達される。一方、制御信号cはインバ
ータ47により反転されて2入力NORゲート46に入
力され、キースキャン信号aがnチャネルトランジスタ
43のゲートに伝達される。また、この時、2入力AN
Dゲート44を介して端子2Aの論理レベルがIC内部
に取り込まれる。制御信号cが”L”レベルの時には、
2入力NANDゲート45の出力が”H”、2入力NO
Rゲート46の出力が”L”となるため、端子2Aはフ
ローティング状態となりキー入力を受け付けない。端子
2B〜2X,2A’〜2X’についても同様であるため
説明は省略する。従って、制御信号cを用いてキー入力
の制御を行うことが可能であり、この信号とHS信号を
関連づけることにより容易に所望の仕様を満足させるこ
とができる。
【0017】図において、p−チャネルトランジスタ4
1、抵抗42及びn−チャネルトランジスタ43から成
る出力回路は、シングルコンタクトタイプのキーボード
に対応するための周知の回路であり、詳細な動作の説明
は省略する。図4には端子2Aと2A’に現れる互いに
逆相のキースキャン信号の一例を示した。端子2B〜2
X,2B’〜2X’には、それぞれ端子2Aと2A’と
同じキースキャン信号が現れる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、従来の
メカスイッチとホストCPUの両方のHS信号を、外部
回路無しにICに入力することを可能にし、また、ダイ
ヤル送出をしない場合でも、キー入力情報を容易にホス
トCPUに対して送ることを可能にするという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話用の半導体集積回路一実施例を表
すブロック図である。
【図2】従来の電話用半導体集積回路を表すブロック図
である。
【図3】キーボードインターフェース手段の一実施例を
表す回路図である。
【図4】キースキャン信号の一実施例を表すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 基準クロック発生手段 2 キーボード接続端子 3、5、6、7、11、12、14、17 19、24、25、26 信号線 4 キーボードインターフェース手段 8 制御手段 9 制御信号端子 10 CPU/キーボード切り換え入力端子 13 バスライン 15 バッファRAM 16 信号端子 18 CPUインターフェース手段 20 DP出力端子 21 DP生成手段 22 DTMF出力端子 23 DTMF信号生成手段 27 切り換え手段 28 CPU制御HS入力端子 29 HS入力端子 41 pチャネルトランジスタ 42 抵抗 43 nチャネルトランジスタ 44 2入力ANDゲート 45 2入力NANDゲート 46 2入力NORゲート 47 インバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード接続端子を有するキーボード
    インターフェース手段と、前記キーボードインターフェ
    ース手段に接続された基準クロック発生手段と、前記基
    準クロック発生手段及び前記キーボードインターフェー
    ス手段に接続された複数の制御信号端子を有する制御手
    段と、前記制御手段に接続されたバッファRAMと、前
    記基準クロック発生手段及び前記制御手段に接続された
    DTMF出力端子を有するDTMF信号生成手段と、前
    記制御手段に接続されたDP出力端子を有するDP生成
    手段と、前記キーボードインターフェース手段及び前記
    制御手段に接続された複数の信号端子を有するCPUイ
    ンターフェース手段と、前記キーボードインターフェー
    ス手段、前記制御手段、前記バッファRAM、前記DT
    MF信号生成手段、前記DP生成手段及び前記CPUイ
    ンターフェース手段との間を相互に接続するバスライン
    と、前記制御手段に接続されたCPU制御HS入力端子
    及びHS入力端子を有する切り換え手段と、前記切り換
    え手段及び前記制御手段に接続されたCPU/キーボー
    ド切り換え入力端子から成り、前記CPU/キーボード
    切り換え入力端子がCPUを選択しているときには、前
    記CPU制御HS入力端子の入力に関わらずキー入力に
    応答してキーボード接続端子からキースキャン信号を出
    力することを特徴とする電話用半導体集積回路。
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