JP2000002754A - スキャンフリップフロップ回路 - Google Patents

スキャンフリップフロップ回路

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JP2000002754A
JP2000002754A JP10169554A JP16955498A JP2000002754A JP 2000002754 A JP2000002754 A JP 2000002754A JP 10169554 A JP10169554 A JP 10169554A JP 16955498 A JP16955498 A JP 16955498A JP 2000002754 A JP2000002754 A JP 2000002754A
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    • G01R31/3181Functional testing
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    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits
    • H03K3/0372Bistable circuits of the master-slave type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常動作時に優れた高速動作特性を得る。 【解決手段】 通常論理入力用のマスターラッチ部1
と、スキャンテスト論理用のマスターラッチ部2を独立
して並列的に設け、これらマスターラッチ部1,2の出
力を共通のスレーブラッチ部3へ切り替え接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャンフリップ
フロップ回路に関し、特に半導体集積回路をスキャンテ
ストする場合に用いられるスキャンフリップフロップ回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路の故障を検出する
スキャンテストでは、図4に示すようなスキャンフリッ
プフロップ回路が用いられていた(例えば、特開平−9
6573号公報など参照)。図4は従来のスキャンフリ
ップフロップ回路、図5は従来のスキャンフリップフロ
ップ回路のタイミングチャートである。
【0003】図4において、入力段には、通常動作時に
通常論理として入力される入力信号Dと、スキャンテス
ト時にスキャン論理として入力される入力信号SINと
のいずれかを選択するセレクタ部40が設けられてい
る。セレクタ部40には、入力信号Dをオンオフ(導通
/非導通)するトランスファーゲート401と、入力信
号SINをオンオフするトランスファーゲート402と
が並列的に設けられており、両トランスファーゲート4
01,402の出力は共通に接続されて、後段のマスタ
ーラッチ部41に出力されている。
【0004】クロック部44は、クロック信号CLKお
よび制御信号SELに基づいて、スキャンフリップフロ
ップ回路内部の各所に配置された各トランスファーゲー
トを制御する信号を生成する。クロック部44におい
て、クロック信号CLKはインバータ441に入力さ
れ、その反転論理がクロック信号ABとして出力され、
さらにこれがインバータ442に入力され、その反転論
理がクロック信号Aとして出力される。
【0005】また制御信号SELはインバータ443に
入力され、その反転論理が制御信号BBとして出力さ
れ、さらにこれがインバータ444に入力され、その反
転論理が制御信号Bとして出力される。通常動作時に
は、制御信号SEL=0(Lレベル)とすることによ
り、制御信号BB=1,制御信号B=0となって、セレ
クタ部40のトランスファーゲート401が導通し、入
力信号Dがマスターラッチ部41に出力される。
【0006】一方、スキャンテスト時には、制御信号S
EL=1(Hレベル)とすることにより、制御信号BB
=0,制御信号B=1となって、セレクタ部40のトラ
ンスファーゲート402が導通し、入力信号SINがマ
スターラッチ部41に出力される。マスターラッチ部4
1には、セレクタ回路40からの出力をオンオフするト
ランスファーゲート411と、この出力を反転出力する
インバータ412が設けられている。
【0007】また、このインバータ412の入出力間に
は、インバータ412の出力を反転出力するインバータ
413と、この出力とインバータ412の入力との間を
オンオフするトランスファーゲート414が直列接続さ
れており、これらインバータ412,413およびトラ
ンスファーゲート414によりラッチが構成されてい
る。インバータ412の出力は、トランスファーゲート
415を介して、後段のスレーブラッチ部43に出力さ
れている。
【0008】スレーブラッチ部43には、マスターラッ
チ部41の出力を反転出力するインバータ431と、イ
ンバータ431の出力を反転出力するインバータ432
と、この出力とインバータ432の入力との間をオンオ
フするトランスファーゲート433とが設けられてい
る。これらインバータ431,432およびトランスフ
ァーゲート433によりラッチが構成されており、イン
バータ431の出力が出力信号Qとして出力される。
【0009】したがって、図5に示すように、クロック
信号CLK=0のとき、例えば時刻T1以前において、
クロック信号AB=1,クロック信号A=0となって、
マスターラッチ部41では、トランスファーゲート41
1が導通し、セレクタ部40からの出力がインバータ4
12に入力される。次に、時刻T1にクロック信号CL
K=1となった場合、クロック信号AB=0,クロック
信号A=1となってトランスファーゲート411が非道
通となるとともに、トランスファーゲート414が導通
し、インバータ412の出力がラッチされる。
【0010】このとき、トランスファーゲート415も
導通して、インバータ412の出力がスレーブラッチ部
43に入力され、インバータ431からその反転出力が
出力信号Qとして出力される。そして、その後の時刻T
2に、クロック信号CLK=0になった時点で、出力信
号Qがスレーブラッチ部43でラッチされるものとなっ
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスキャンフリップフロップ回路では、外部か
らの制御信号SELにより、通常動作時あるいはスキャ
ンテスト時に応じて、通常論理入力信号Dまたはスキャ
ン論理入力信号SINのいずれかを選択するためのセレ
クタ部を設けているため、通常動作時でも通常論理入力
信号Dのパス上にセレクタ部が位置することになり、入
力信号Dの伝搬を遅延させ、スキャンフリップフロップ
回路をより高速に動作させることができないという問題
点があった。本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、通常動作時に優れた高速動作特性を有する
スキャンフリップフロップ回路を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるスキャンフリップフロップ回路
は、通常論理入力信号を取り込んでラッチ出力する第1
のマスターラッチ部と、この第1のマスターラッチ部と
並列的に設けられ、スキャン論理入力信号を取り込んで
ラッチ出力する第2のマスターラッチ部と、通常動作時
には第1のマスターラッチ部からの出力を自己の入力線
から取り込んでラッチ出力し、スキャンテスト時には第
2のマスターラッチ部からの出力を自己の入力線から取
り込んでラッチ出力するスレーブラッチ部とを備え、第
1のマスターラッチ部は、スキャンテスト時に自己の出
力線からスレーブラッチ部の入力線を切り離す第1のス
イッチ手段を有し、第2のマスターラッチ部は、通常動
作時に自己の出力線からスレーブラッチ部の入力線を切
り離す第2のスイッチ手段を有し、スレーブラッチ部
は、自己の入力線と第2のマスターラッチ部からの出力
線との間に設けられ、スキャンテスト時には、第1のス
イッチ手段により切り離された自己の入力線と第2のマ
スターラッチ部からの出力線とを接続し、通常動作時に
は、少なくとも第1のスイッチ手段により第1のマスタ
ーラッチ部の出力線と自己の入力線とが接続される期間
に、第2のマスターラッチ部の出力線を自己の入力線か
ら切り離す第3のスイッチ手段を有することを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である
スキャンフリップフロップ回路を示す回路図である。本
発明では、マスターラッチ部を並列的に設けて、通常動
作時の通常論理入力信号Dとスキャンテスト時のスキャ
ン論理入力信号SINとを、それぞれ個別にラッチし、
これらマスターラッチ部からの出力を通常動作時に遅延
が生じないようにスレーブラッチ部で選択してラッチ出
力するようにしたものである。
【0014】同図において、通常動作時に入力線11か
ら入力信号Dをラッチするマスターラッチ部(第1のマ
スターラッチ部)1と、スキャンテスト時に入力線21
から入力される入力信号SINをラッチするマスターラ
ッチ部(第2のマスターラッチ部)2とが、並列的に設
けられている。マスターラッチ部1において、入力信号
Dをオンオフ(導通/非導通)するトランスファーゲー
ト111と、この出力を反転出力するインバータ112
が設けられている。
【0015】このインバータ112の入出力間には、イ
ンバータ112の出力を反転出力するインバータ113
と、この出力とインバータ122の入力との間をオンオ
フするトランスファーゲート114が直列接続されてお
り、これらインバータ112,113およびトランスフ
ァーゲート114によりラッチが構成されている。ま
た、インバータ112の出力は、マスターラッチ部1の
出力線12として、トランスファーゲート115(第1
のスイッチ手段)を介して、後段のスレーブラッチ部3
の入力線31に接続されている。
【0016】また、マスターラッチ部2は、マスターラ
ッチ部1とほぼ同一構成をなしており、マスターラッチ
部1のトランスファーゲート111,114,115
が、マスターラッチ部2のトランスファーゲート12
1,124,125(第2のスイッチ手段)に対応し、
マスターラッチ部1のインバータ112,113および
入力線11,出力線12がマスターラッチ部2のインバ
ータ122,123および入力線21,出力線22に対
応している。なお、マスターラッチ部1,2において、
各トランスファーゲートが動作するタイミングが異な
る。
【0017】クロック部4は、クロック信号CLKおよ
びクロック信号SC1,SC2に基づいて、スキャンフ
リップフロップ回路内部の各所に配置された各トランス
ファーゲートを制御するクロック信号を生成する。クロ
ック部4において、クロック信号CLKはインバータ1
41に入力され、その反転論理がクロック信号ABとし
て出力され、さらにこれがインバータ142に入力さ
れ、その反転論理がクロック信号Aとして出力される。
【0018】また、クロック信号SC1はインバータ1
43に入力され、その反転論理がクロック信号1Bとし
て出力され、さらにこれがインバータ144に入力さ
れ、その反転論理がクロック信号S1として出力され
る。一方、クロック信号SC2はインバータ145に入
力され、その反転論理がクロック信号2Bとして出力さ
れ、さらにこれがインバータ146に入力され、その反
転論理がクロック信号S2として出力される。
【0019】次に、図2を参照して、第1の実施の形態
による動作として、通常動作時を例に説明する。図2は
第1の実施の形態の動作を示すタイミングチャートであ
り、通常動作時における各部の信号を示している。通常
動作時には、クロック信号SC2は1(Hレベル)のま
ま保持され、クロック信号CLKを変化させる。
【0020】まず、時刻T1以前において、CLK=0
の場合、クロック部4からのクロック信号AB=1,ク
ロック信号A=0となって、トランスファーゲート11
1が導通し、入力線11からの通常論理入力信号SIN
がインバータ112に入力される。このとき、トランス
ファーゲート115が非導通であり、インバータ112
の反転出力はスレーブラッチ部3に出力されない。
【0021】続いて、時刻T1にCLK=1に変化させ
た場合、AB=0,A=1となって、トランスファーゲ
ート111が非導通となるとともに、トランスファーゲ
ート114が導通し、インバータ112の出力がラッチ
される。スレーブラッチ部3には、入力線31を介して
入力されたマスターラッチ部1からの出力を反転出力す
るインバータ131と、この出力を反転出力するインバ
ータ132とが設けられている。
【0022】さらに、インバータ132の出力とインバ
ータ131の入力との間には、直列接続された2つのト
ランスファーゲート133(第4のスイッチ手段),ト
ランスファーゲート134(第3のスイッチ手段)が接
続されている。これらインバータ131,132および
トランスファーゲート133,134によりラッチが構
成され、インバータ131の出力が出力線32から出力
信号Qとして出力される。
【0023】ここで、時刻T1には、トランスファーゲ
ート125も導通し、マスターラッチ部1の出力線12
がスレーブラッチ部3の入力線31と接続される。ま
た、トランスファーゲート134が非導通となり、スレ
ーブラッチ部3の入力線31とマスターラッチ部2から
の信号線とが切り離される。
【0024】したがって、インバータ112の出力は、
トランスファーゲート115のみを介してインバータ1
31に直接入力され、その反転出力が出力信号Qとして
直ちに出力される。続く時刻T2において、CLK=0
に変化させた場合、トランスファーゲート134が導通
する。
【0025】また、通常動作時には、常にクロック信号
SC2=1であることから、トランスファーゲート13
3が導通しているとともに、マスターラッチ部2のトラ
ンスファーゲート125が非導通である。これにより、
時刻T2には、インバータ132の出力とインバータ1
31の入力とが接続されて、インバータ131の出力が
ラッチされる。
【0026】したがって、時刻T3以降同様にして、通
常動作時には、クロック信号CLKの立ち上がり時に通
常論理入力信号Dが取り込まれてマスターラッチ部1で
ラッチ出力される。そして、スレーブラッチ部3から出
力信号Qとして出力され、クロック信号CLKの立ち下
がり時にスレーブラッチ部3でラッチされる。
【0027】次に、図3を参照して、本発明の第1の実
施の形態による動作として、スキャンテスト時を例に説
明する。図3は第1の実施の形態の他の動作を示すタイ
ミングチャートであり、スキャンテスト時における各部
の信号を示している。スキャンテスト時において、クロ
ック信号CLKは0(Lレベル)のまま保持され、クロ
ック信号SC1,SC2を変化させる。
【0028】まず、時刻T1において、SC1=1,S
C2=0の場合、S1B=0,S1=1となって、マス
ターラッチ部2のトランスファーゲート121が導通
し、テスト論理入力信号SINがインバータ122に入
力される。このとき、クロック信号SC2=0であるこ
とから、S2B=1,S2=0となって、トランスファ
ーゲート125が非導通であり、インバータ122の反
転出力はスレーブラッチ部3に出力されない。
【0029】続いて、時刻T2にSC2=0でSC1を
1から0に変化させた場合、S1B=1,S1=0とな
って、トランスファーゲート121が非導通となるとと
もに、トランスファーゲート124が導通し、インバー
タ122の出力がラッチされる。次に、時刻T3にSC
1=0でSC2を0から1を変化させた場合、S2B=
0,S2=1となってトランスファーゲート125が導
通し、インバータ122の反転出力がスレーブラッチ部
3に出力される。
【0030】ここで、マスターラッチ部2の出力は、ト
ランスファーゲート133,134の中間接続点、すな
わちトランスファーゲート134の入力に供給されてい
る。したがって、時刻T3にSC2=0となった場合、
マスターラッチ部2のインバータ122の出力は、トラ
ンスファーゲート125を介してスレーブラッチ部3の
トランスファーゲート134に入力される。
【0031】このとき、スキャンテスト時には、クロッ
ク信号CLK=0であることから、クロック信号AB=
1,A=0となり、マスターラッチ部1の出力段に位置
するトランスファーゲート115は非導通であることか
ら、出力線12と入力線31とが切り離される。一方、
スレーブラッチ部3のトランスファーゲート134が導
通し、マスターラッチ部2の出力線22と入力線31と
が接続される。
【0032】これにより、時刻T3には、マスターラッ
チ部2からの出力が、インバータ131により反転さ
れ、出力信号Qとして出力される。その後、時刻T4に
SC2=0に変化させた場合、トランスファーゲート1
33が導通し、このときトランスファーゲート134が
導通していることから、インバータ131の出力がラッ
チされる。
【0033】したがって、時刻T5以降、スキャンテス
ト時には、クロック信号SC1の立ち上がり時にスキャ
ン論理入力信号SINがマスターラッチ部1に取り込ま
れて、その立ち下がり時にラッチ出力され、その後のク
ロック信号SC2の立ち上がり時にスレーブラッチ部3
に取り込まれて出力信号Qとして出力され、その下がり
時にラッチされる。
【0034】このように、本発明では、通常論理入力用
のマスターラッチ部1とスキャンテスト論理用のマスタ
ーラッチ部2を独立して並列的に設け、これらマスター
ラッチ部1,2の出力を共通のスレーブラッチ部3を介
して出力するようにしたものである。そして、通常動作
時、マスターラッチ部1からの出力がスレーブラッチ部
3に取り込まれる際に、スレーブラッチ部3のトランス
ファーゲート134により、マスターラッチ部2の出力
を通常論理入力信号Dのパスである入力線31から切り
離すようにしたものである。
【0035】したがって、従来のように、通常論理入力
信号Dのパス上すなわち入力線11から出力線32まで
の間に、伝搬遅延の原因となるセレクタを設ける必要が
なくなり、通常動作時に優れた高速動作特性が得られ
る。また、マスターラッチ部2の出力を通常論理入力信
号Dのパスである入力線31から切り離すスイッチ手段
を、スレーブラッチ部3に設けたので、マスターラッチ
部2からスレーブラッチ部3までの配線が、通常論理入
力信号Dのパス上から切り離されるものとなり、その負
荷容量による出力信号Qの出力変化の遅れを抑制でき
る。
【0036】さらに、マスターラッチ部2の出力を通常
論理入力信号Dのパスである入力線31から切り離すス
イッチ手段として、スレーブラッチ部3において通常動
作時のラッチ動作を制御するトランスファーゲート13
4を兼用するようにしたので、通常動作時に優れた高速
動作特性を維持しつつ、回路構成を削減できる。
【0037】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図4は本発明の第2の実施
の形態であるスキャンフリップフロップ回路を示す回路
図である。本実施の形態では、制御信号SETに応じ
て、マスターラッチ部およびスレーブラッチ部の出力状
態を設定可能とするセットアップ機能を持つ場合を示し
ている。
【0038】ここでは、図1のインバータ112,13
2の代わりに2入力NORゲート116,135を用
い、その一方の入力に制御信号SETを供給している。
すなわち、SET=0の場合、各NORゲート116,
135は、図1で示したインバータ112,132とし
て動作する。
【0039】一方、SET=1の場合、各NORゲート
116,135の出力はOとなり、強制的に出力信号Q
=1となる。なお、通常動作時およびスキャンテスト動
作時の回路動作は、図1の場合と全く同じであり、ここ
での説明は省略する。したがって、従来のスキャンフリ
ップフロップ回路と比べて、通常論理入力信号とスキャ
ン論理入力信号のいずれかを選択するセレクタがないた
め、セットアップ機能を構成する回路が簡略化できると
ともに、そのセットアップに要する時間すなわちセット
アップタイムを短縮できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、通常論
理入力信号を取り込んでラッチ出力する第1のマスター
ラッチ部に、スキャンテスト時に自己の出力線からスレ
ーブラッチ部の入力線を切り離す第1のスイッチ手段を
設けるとともに、スキャン論理入力信号を取り込んでラ
ッチ出力する第2のマスターラッチ部に、通常動作時に
自己の出力線からスレーブラッチ部の入力線を切り離す
第2のスイッチ手段を設け、スレーブラッチ部において
自己の入力線と第2のマスターラッチ部からの出力線と
の間に設けられた第3のスイッチ手段を制御して、スキ
ャンテスト時には、第1のスイッチ手段により切り離さ
れた自己の入力線と第2のマスターラッチ部からの出力
線とを接続し、通常動作時には、少なくとも第1のスイ
ッチ手段により第1のマスターラッチ部の出力線と自己
の入力線とが接続される期間に、第2のマスターラッチ
部の出力線を自己の入力線から切り離すようにしたもの
である。したがって、従来のように、通常論理入力信号
のパス上すなわち通常論理入力端子から出力端子までの
間にセレクタを設けることなく、通常論理入力信号とス
キャン論理入力信号のいずれかを選択できる。これによ
り、通常論理入力信号の遅延伝搬を最小化でき、通常動
作時に優れた高速動作特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるスキャンフ
リップフロップ回路のブロック図である。
【図2】 通常動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 スキャンテスト動作時を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】 本発明の第2の実施の形態によるスキャンフ
リップフロップ回路のブロック図である。
【図5】 従来のスキャンフリップフロップ回路のブロ
ック図である。
【図6】 スキャンテスト動作時を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1…マスターラッチ部(第1のマスターラッチ部:通常
動作用)、2…マスターラッチ部(第2のマスターラッ
チ部:スキャンテスト用)、3…スレーブラッチ部、4
…マスターラッチ部、111,114,115,12
1,124,125,133,134…トランスファー
ゲート、112,113,122,123,131,1
32,141〜146…インバータ、116,135…
NORゲート、D…通常論理入力信号、SIN…スキャ
ンテスト論理入力信号、CLK…クロック信号(通常動
作用)、SC1,SC2…クロック信号(スキャンテス
ト用)、Q…出力信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常動作時には通常論理入力信号を取り
    込んてラッチ出力するとともに、スキャンテスト時には
    スキャン論理入力信号を取り込んでラッチ出力するスキ
    ャンフリップフロップ回路において、 通常論理入力信号を取り込んでラッチ出力する第1のマ
    スターラッチ部と、 この第1のマスターラッチ部と並列的に設けられ、スキ
    ャン論理入力信号を取り込んでラッチ出力する第2のマ
    スターラッチ部と、 通常動作時には第1のマスターラッチ部からの出力を自
    己の入力線から取り込んでラッチ出力し、スキャンテス
    ト時には第2のマスターラッチ部からの出力を自己の入
    力線から取り込んでラッチ出力するスレーブラッチ部と
    を備え、 第1のマスターラッチ部は、スキャンテスト時に自己の
    出力線からスレーブラッチ部の入力線を切り離す第1の
    スイッチ手段を有し、 第2のマスターラッチ部は、通常動作時に自己の出力線
    からスレーブラッチ部の入力線を切り離す第2のスイッ
    チ手段を有し、 スレーブラッチ部は、自己の入力線と第2のマスターラ
    ッチ部からの出力線との間に設けられ、スキャンテスト
    時には、第1のスイッチ手段により切り離された自己の
    入力線と第2のマスターラッチ部からの出力線とを接続
    し、通常動作時には、少なくとも第1のスイッチ手段に
    より第1のマスターラッチ部の出力線と自己の入力線と
    が接続される期間に、第2のマスターラッチ部の出力線
    を自己の入力線から切り離す第3のスイッチ手段を有す
    ることを特徴とするスキャンフリップフロップ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスキャンフリップフロッ
    プ回路において、 第3のスイッチ手段は、 ラッチ動作時にスレーブラッチ部の出力側からの信号を
    スレーブラッチ部の入力線に帰還させる信号線上に設け
    られ、 通常動作時は、第1のマスターラッチ部からの出力を取
    り込む場合に非導通となり、取り込んだ信号をラッチす
    る場合に導通となるラッチ制御動作し、 スキャンテスト時には、常に導通状態となり入力側に供
    給された第2のマスターラッチ部の出力をスレーブラッ
    チ部の入力線に接続するスイッチ手段からなることを特
    徴とするスキャンフリップフロップ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスキャンフリップフロッ
    プ回路において、 スレーブラッチ部は、 自己の入力線から取り込んだ信号を反転させ出力信号と
    して出力する第1のインバータと、 この出力信号を反転させて出力する第2のインバータ
    と、 この第2のインバータの出力が入力に接続された第4の
    スイッチ手段と、 この第4のスイッチ手段の出力および第2のマスターラ
    ッチ部からの出力が共通して入力に接続され、自己の入
    力線が出力に接続された第3のスイッチとを有し、 第4のスイッチは、 通常動作時には常に導通状態となり、スキャンテスト時
    にはスレーブラッチ部で第2のマスターラッチ部からの
    出力を取り込む場合に非導通となり、取り込んだ信号を
    ラッチする場合に導通となるラッチ制御動作し、 第3のスイッチは、 スキャンテスト時には常に導通状態となり、通常動作時
    にはスレーブラッチ部で第1のマスターラッチ部からの
    出力を取り込む場合に非導通となり、取り込んだ信号を
    ラッチする場合に導通となるラッチ制御動作することを
    特徴とするスキャンフリップフロップ回路。
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