JP3304254B2 - 片口金蛍光灯ソケット - Google Patents

片口金蛍光灯ソケット

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JP3304254B2
JP3304254B2 JP34391095A JP34391095A JP3304254B2 JP 3304254 B2 JP3304254 B2 JP 3304254B2 JP 34391095 A JP34391095 A JP 34391095A JP 34391095 A JP34391095 A JP 34391095A JP 3304254 B2 JP3304254 B2 JP 3304254B2
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elastic contact
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fluorescent lamp
spring
lamp
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伸通 西浜
雅章 磯田
浩二 波多野
登茂之 小野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、片口金蛍光灯ソ
ケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の片口金蛍光灯ソケット
として、実開昭54−182578号公報には、図18
及び図19に示すように、ランプ口金5を保持するソケ
ット本体3と、このソケット本体3に回転可能に設けて
ランプピン8を差し込む受口86を形成した栓受体87
と、この受口86の内縁に弾接してランプピン8の先端
面を押圧する接触子85と、ソケット本体3に形成され
てランプ口金5をひねることにより係合し、接触子85
に作用する弾圧力で保持する係合部88とを備えた構造
が知られている。尚図18(b)中の29は電線、89
はコイルバネ、300は栓本体である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の片口
金蛍光灯ソケットでは、ランプピン8に接触する接触子
85をランプピン8毎に設けており、さらに接触子85
を押し上げるためのコイルバネ89を接触子85毎に設
けており、このため部品点数が多く、構造が複雑とな
り、組立性が悪くなるという問題がある。またランプ1
aの回転時に上記部品を組み込んだ栓受体87の回転と
同時に電線29も回転し、電線29の引回しに余裕を見
る必要があるため無駄が生じ、しかも栓受体87に係合
部88を設けるなど、回転保持機構が別途必要となるた
め構造がより複雑化するうえに、ランプピン8の先端を
接触子85が点接触しながら突き上げるので、突き合わ
せ接触となり、仮りに電線29の先端にリード線が出て
いる時には接触不安定になり易いという問題もある。
【0004】本発明は、上記点に鑑みてなされたもの
で、ランプピンを押し上げる部材を必要とせず、部品数
が少なく、構造が簡単でしかも電気的に安定な接続状態
が得られる片口金蛍光灯ソケットを提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は片口金蛍光灯1の口金5をソケット本体3
に差し込み、ひねることによりソケット本体3に抜け止
め係合させる片口金蛍光灯ソケットにおいて、片口金蛍
光灯1の口金底面5aより口金底面5aと略垂直方向に
突起部6を突設すると共に、突起部6の側面に突起部6
の突出方向と略直交方向に係止部7を突設し、突起部6
の外側に口金底面5aより突起部6と略平行な方向に向
けて且つ先端が突起部6の先端より口金底面5a側に位
置するように2本1組で複数組のランプピン8を夫々突
設し、ソケット本体3の中央側に、上記突起部6が差し
込み可能な収納凹部9を設け、収納凹部9内の底面側に
弾性接触係止バネ10を回転可能に配置し、弾性接触係
止バネ10は、弾性接触係止バネ10の底面側より収納
凹部9の開口側へ切り起こされて上記片口金蛍光灯1の
突起部6の先端に弾性接触する押し上げバネ部11と、
上記突起部6の側面より突出する係止部7に対して片口
金蛍光灯1の回転方向Gに係合する回転係合部14とを
備えており、収納凹部9の周囲に片口金蛍光灯1の各ラ
ンプピン8が挿入可能なピン挿入孔12を設けると共
に、収納凹部9内に上記係止部7に係合して突起部6を
収納凹部9に対して抜け止めする係止壁13を設け、上
記片口金蛍光灯1の突起部6を収納凹部9に差し込み且
つランプピン8をピン挿入孔12に挿入した状態で片口
金蛍光灯1を回転させてソケット本体3に装着可能とし
て成ることを特徴としており、このように構成すること
で、片口金蛍光灯1の口金底面5aより突出した突起部
6を押し上げバネ部11が押し上げ、突起部6の側面よ
り突出する係止部7を回転係合部14が回転させて係止
壁13に導くので、1つの弾性接触係止バネ14を回転
させるという簡単な構造で、片口金蛍光灯1の口金5を
ソケット本体3に容易にしかも確実に装着することがで
きる。また、片口金蛍光灯1の回転時には弾性接触係止
バネ10のみが回転するので、ランプ端子26に接続さ
れる電線29は回転しないため、電線29の引回しに余
裕を見る必要がなくなり、電気接続状態が安定化する。
【0006】ここで、上記弾性接触係止バネ10は、一
対の押し上げバネ部11が切り起こし形成された基片部
11aと、基片部11aと対向する両側端より略垂直方
向に折り曲げ形成された一対の回転係合部14とが一体
形成されているのが好ましく、この場合、突起部6が弾
接した時に一対の押し上げバネ部11から突起部6に対
してより確実にバネ力を付与でき、係止部7と係止壁1
3との押し付け力を増大させることができる。
【0007】上記押し上げバネ部11の基片部11aを
含む弾性接触係止バネ10の底面部10aに当接して弾
性接触係止バネ10の回転中心と同心円形状に形成され
た円環リブ15をソケットカバー4に設けるのが好まし
く、この場合、円環リブ15と弾性接触係止バネ10の
底面部10aとの摩擦力が小さくなり、操作がし易くな
る。
【0008】上記弾性接触係止バネ10の底面部10a
に円環リブ15の接線方向と略直交する方向に沿って絞
り部16を形成し、ソケットカバー4の円環リブ15に
絞り部16が係止する係止段部17を設けるのが好まし
く、この場合、絞り部16と係止段部17との係止によ
って、片口金蛍光灯1の回転時のクリック感を強く出す
ことができ、片口金蛍光灯1の中途半端な状態を発生し
難くすることができる。
【0009】上記弾性接触係止バネ10に突起部6にて
押し上げバネ部11が弾性変形した時に、押し上げバネ
部11を係止部7に押し付ける方向に付勢する付勢片1
8を備えるのが好ましく、この場合、片口金蛍光灯1を
押し込んで突起部6で押し上げバネ部11を弾性変形さ
せた時に、付勢片18によって回転係合部14が内側に
倒れて片口金蛍光灯1の口金5に押し付けられることに
より、弾性接触係止バネ10の回転係合部14を突起部
6の側面より突出した係止部7に確実に係合させること
ができる。
【0010】上記弾性接触係止バネ10の回転係合部1
4の先端に、係止部7に係合して係止部7を片口金蛍光
灯1の挿入方向Hに仮保持する仮保持部19を設けるの
が好ましく、この場合、弾性接触係止バネ10に片口金
蛍光灯1を仮保持する機能を持たせて、片口金蛍光灯1
の不完全回転時における片口金蛍光灯1の落下を防止す
ることができる。
【0011】上記弾性接触係止バネ10が導電材料から
成り、この弾性接触係止バネ10によりインターロック
スイッチの可動接触子が構成され、片口金蛍光灯1の装
着完了状態でインターロックスイッチの接点がオンとな
るようにするのが好ましく、この場合、ランプピン8と
ランプ端子26との不完全接触状態ではインターロック
スイッチはオフ状態に保たれるので、片口金蛍光灯1に
高い電圧が加わらず、発熱、発火の心配がない。
【0012】上記弾性接触係止バネ10に対向するソケ
ット2外郭に窓孔21を形成し、片口金蛍光灯1の挿入
開始状態又は装着状態のいずれか一方で弾性接触係止バ
ネ10を窓孔21に臨ませ、いずれか他方で弾性接触係
止バネ10を窓孔21に臨ませないようにするのが好ま
しく、この場合、組立てに引き続いて弾性接触係止バネ
10の角度の良否及び弾性接触係止バネ10の有無をソ
ケット2を反転することなく目視などで容易に確認でき
るようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。本実施形態では、図1に示すように、片口金
蛍光灯1としてU字形蛍光ランプ1aが用いられ、この
ランプ1aの口金底面5aには突起部6、係止部7及び
ランプピン8が夫々突設されている。
【0014】先ず突起部6は、平面視矩形状に形成さ
れ、口金底面5aから灯管1bとは反対方向に且つ灯管
1bの中心軸と略平行方向となるように口金底面5aに
対して垂直方向に突出させてあり、この突起部6の両側
面に突起部6の突出方向と略直交方向に係止部7が夫々
突設されている。本実施形態では各係止部7は、側面か
ら見て略くの字状に突出しており、この係止部7の突出
方向は対をなす2本のランプピン8を結ぶ方向と略平行
な方向に設定されている。また突起部6の外側には、突
起部6の口金底面5aより突起部6と略平行な方向に向
けて2本で1組、計2組のランプピン8が突設されてい
る。各ランプピン8は、突起部6の上記係止部7が設け
られる両側面以外の残りの両側面に2本ずつ設けられ、
各ランプピン8の先端は突起部6の先端より口金底面5
a側に位置するように突起部6より低い高さで形成され
ている。尚図中の22は口金底面5aの隅部に設けられ
る誤使用防止リブである。
【0015】一方、ソケット2は、略筒形のソケット本
体3とソケットカバー4とから成り、ソケット本体3の
前面がランプ1aの装着面となっており、裏面がソケッ
トカバー4の取付面となっている。ソケット本体3の中
央には、上記突起部6が所定角度回転自在に差し込まれ
る収納凹部9が設けられており、収納凹部9の対向する
内側壁には一対の係止部7が挿入可能な一対の係止部挿
入溝23が形成されており、各係止部挿入溝23のラン
プ1aの回転方向Gに沿う側方には、上記係止部7に係
合して突起部6を収納凹部9に対して抜け止めするため
の係止壁13が夫々設けられている。この係止壁13
は、下端部から上端部に行く程、収納凹部9の内側に突
出する方向に傾斜しており、係止部7の上側傾斜面が係
止壁13に当接することで、突起部6が収納凹部9に対
して抜け止めされるようになっている。
【0016】収納凹部9内の底面側には弾性接触係止バ
ネ10が回転可能に配置される。この弾性接触係止バネ
10は、弾性接触係止バネ10の底面部10aより収納
凹部9の開口側へ切り起こされて上記ランプ1aの突起
部6の先端に弾性接触する押し上げバネ部11と、上記
突起部6の側面より突出する係止部7に対してランプ1
aの回転方向Gに係合する回転係合部14とを備えてい
る。本実施形態では、弾性接触係止バネ10は、一対の
押し上げバネ部11が切り起こし形成された基片部11
aと、基片部11aと対向する両側端より略垂直方向に
折り曲げ形成された一対の回転係合部14とが一体形成
されている。そして、一対の押し上げバネ部11は、側
面から見てハ字状となるように弾性接触係止バネ10の
底面部10aより夫々切り起こされており、押し上げバ
ネ部11に上記突起部6の先端面が弾接した時に、押し
上げバネ部11が弾性変形して、突起部6に対して確実
にバネ力を付与できる構造となっている。一方、一対の
回転係合部14は、一側面が開口した平面視コ字状に形
成されると共に、開口側が互いに向き合う形で配置され
ており、両回転係合部14内に上方より係止部7が夫々
遊挿可能とされる。さらに、弾性接触係止バネ10の底
面部10aの中央には、弾性接触係止バネ10の回転中
心となる軸孔24が形成されており、この軸孔24の両
側には押し上げバネ部11と略平行な方向に且つ弾性接
触係止バネ10の底面部10aの下方に膨出するように
帯状の一対の絞り部16が形成されている。この絞り部
16は、本実施形態では、押し上げバネ部11のバネ力
を強固にする機能に加えて、ランプ1aの回転時のクリ
ック感を強く出すための、いわゆるクリック用リブとし
ての機能も併せ持っている。
【0017】一方、ソケットカバー4の中央には、弾性
接触係止バネ10の底面部10aの軸孔24に挿入され
る回転中心リブ25が突設されており、この回転中心リ
ブ25の外周には、回転中心リブ25と同心円状で且つ
回転中心リブ25よりも背の低い円環リブ15が突設さ
れており、この円環リブ15の上面に上記押し上げバネ
部11の基片部11aを含む弾性接触係止バネ10の底
面部10aが支持されるものである。また円環リブ15
の上面には上記弾性接触係止バネ10の底面部10aに
設けた一対の絞り部16に対応して一対の係止段部17
が設けられている。本実施形態では、各係止段部17
は、図4に示すように、円環リブ15の周方向に並ぶ前
後一対の凹溝17a,17bから成り、円環リブ15の
接線方向と略直交する方向にその長さ方向が一致してい
る絞り部16が両凹溝17a,17bのいずれか一方に
係止できるようにしてある。
【0018】また、ソケット本体3の収納凹部9の周囲
には、図1に示すように、2個1組で計2組のランプピ
ン8に対応する位置に収納凹部9と同心の平面視円弧状
をなすピン挿入孔12が夫々形成されており、各ピン挿
入孔12の下方にはランプピン8に対応してランプピン
8と同数のランプ端子26が夫々配置されている。各ラ
ンプ端子26は、導電性の板状部材を平面視コ字状に折
り曲げ、その先端にランプピン8との挟持接触部26a
が形成されている。また各ランプ端子26の下部には、
連結片28aを介して電線接続用の速結端子28が一体
形成されており、ソケット2外部より電線29がソケッ
トカバー4の端子台27を貫通するピン孔112を通し
て該速結端子28に接続可能となっている。
【0019】なお、ソケットカバー4の両側端には一対
の嵌合爪30が垂直方向に突設されており、一方、ソケ
ット本体3の両外側面の該嵌合爪30に対応する位置に
嵌合孔31が凹設されており、嵌合爪30を嵌合孔31
に嵌合させることでソケット本体3にソケットカバー4
を容易に取付け可能となっている。次に動作を説明す
る。
【0020】先ず、ソケット本体3の収納凹部9の底面
側に弾性接触係止バネ10が回転可能に配置され、且
つ、ソケット本体3のピン挿入孔12の下方にランプ端
子26が配置されるようにしてソケットカバー4にソケ
ット本体3を装着する。その後、突起部6の外側に位置
する2個1組で計2組のランプピン8を収納凹部9の周
囲の各ピン挿入孔12に個々に位置合わせした状態で、
ランプ1aの口金底面5aより突出した突起部6をソケ
ット本体3の収納凹部9に差し込む。このとき、突起部
6の側面から突出する係止部7は収納凹部9の係止部挿
入溝23を通して弾性接触係止バネ10の回転係合部1
4に挿入される(図2(a)〜(c)の状態)。一方、
突起部6の外側のランプピン8は収納凹部9と同心円弧
状のピン挿入孔12内の一端側から挿入されて、ピン挿
入孔12の下方に位置するランプ端子26と非接触状態
に保持され、この段階ではランプピン8とランプ端子2
6とは絶縁状態に保たれる。
【0021】その後、図2(c)のようにランプ1aの
口金底面5aをソケット本体3の前面に押し当てた状態
でランプ1aを回転させる。このとき突起部6が押し上
げバネ部11に当たって、一対の押し上げバネ部11を
弾性変形させる。またランプ1aの回転によって弾性接
触係止バネ10の回転係合部14に係止している係止部
7が回転係合部14を回転させる。これにより弾性接触
係止バネ10がランプ1aと同じ方向(図1の矢印Gの
方向)に回転し、弾性接触係止バネ10の底面部10a
の絞り部16が円環リブ15の前側の凹溝17aから後
側の凹溝17bに移動して係合し(図4(a)の状態→
図4(b)の状態)、このときのクリック感でランプ1
aの係止部7が収納凹部9の係止壁13に係止可能とな
る角度になったことを容易に知ることができ、この段階
でランプ1aから手を離すと、図3(a)(b)に示す
ように、押し上げバネ部11のスプリング力によって突
起部6が弾性接触係止バネ10から離れる方向に付勢さ
れ、突起部6の側面より突出した係止部7が収納凹部9
に設けた係止壁13に押し付けられ、これにより突起部
6は収納凹部9から抜け止めされると共に、ランプ1a
の逆回転が阻止される結果、ランプ1aの口金5がソケ
ット本体3に対して機械的に接続される。一方、ランプ
1aの回転に伴い、ランプピン8はピン挿入孔12内の
一端側から他端側に移動して、ランプ端子26に両面接
触し、この段階ではじめてランプピン8と電線29とが
ランプ端子26を介して電気的に接続され、ランプ1a
の装着作業が完了する。
【0022】しかして、片口金蛍光灯1の口金底面5a
より突出した突起部6を押し上げバネ部11が押し上
げ、突起部6の側面より突出する係止部7を回転係合部
14が回転させて係止壁13に導くので、1つの弾性接
触係止バネ14を回転させるという簡単な構造で、片口
金蛍光灯1の口金5をソケット本体3に容易にしかも確
実に装着することができる。しかも、突起部6が弾接し
た時に一対の押し上げバネ部11から突起部6に対して
確実にバネ力が付与されるので、係止部7の係止壁13
への押し付け力が増加する。従って、従来のようにラン
プピンに接触する接触子をランプピン毎に設けたり、さ
らに接触子を押し上げるためのコイルバネを接触子毎に
設けたりする場合と比較して、部品点数が少なく、構造
が簡単となり、組立て性が良くなる。しかもランプ1a
の回転時には弾性接触係止バネ10のみが回転し、ラン
プ端子26は回転しないために、ランプ端子26に設け
た速結端子28に接続される電線29も回転せず、電線
29の引回しに余裕を見る必要がなくなり、無駄が無く
なるうえに、ランプ端子26はランプピン8の両面に接
触する差し込み接触式であり、従来の押し付け接触式の
ものと比較して接触安定性が向上し、電気的接続状態が
一層安定化するという利点もある。
【0023】さらに、弾性接触係止バネ10の底面部1
0aをソケット本体3に設けた円環リブ15によって支
持すると共に、弾性接触係止バネ10の底面部10aに
絞り部16を形成し、ソケットカバー4の円環リブ15
に該絞り部16が係止する係止段部17を設けたから、
絞り部16と係止段部17との係止によって、ランプ1
aの回転時のクリック感を強く出すことができ、ランプ
1aの中途半端な状態を発生し難くすることができるの
で、接触安定性を一層向上させることができると共に、
円環リブ15にて弾性接触係止バネ10の底面部10a
を支持することで、円環リブ15と弾性接触係止バネ1
0の底面部10aとの接触面積が小さくなり、弾性接触
係止バネ10の回転時の摩擦力を小さくして、操作性を
向上させることができ、尚且つ、絞り部16は弾性接触
係止バネ10の底面部10aの変形を防止する役割も果
たすために、押し上げバネ部11のバネ力が強固とな
り、これに伴い係止部7と収納凹部9の係止壁13との
係止力が高まり、ランプ1aをより確実に保持できるよ
うになる。
【0024】そのうえ本実施形態では、円環リブ15が
押し上げバネ部11の基片部11aをも支持しているた
めに、押し上げバネ部11の根元部分に応力が集中して
も、円環リブ15にて基片部11aの変形を防止できる
ので、弾性接触係止バネ10の機能を長期に亘って維持
できるという利点もある。次に、弾性接触係止バネ1
0′の他の実施形態として、図5、図6に示すように、
ランプ1aの口金底面5aより突出する突起部6が弾性
接触係止バネ10′の押し上げバネ部11に弾接して押
し上げバネ部11が弾性変形した時に、押し上げバネ部
11を係止部7に押し付ける方向に付勢する付勢片18
を設けるようにしてもよい。またこの実施形態では図7
に示すように、円環リブ15の係止段部17が外周端1
7cから内周端に行く程、弾性接触係止バネ10′の底
面部10aから離間する方向に傾斜しており、弾性接触
係止バネ10′の底面部10aは凹溝の外周端17cと
点接触した状態で支持されている。他の構成は図1〜図
4の実施形態と同様である。従って、ランプ1aを押し
込んで突起部6で押し上げバネ部11を弾性変形させた
時に、図6(b)に示すように、係止段部17の外周端
17cが押し上げバネ部11の変形の支点となって、回
転係合部14が内側に倒れてランプ1aの口金5を両側
から弾性的に挟み込むことにより、弾性接触係止バネ1
0′の回転係合部14をランプ1aの突起部6側面より
突出した係止部7に確実に係合させることができるよう
になり、更にランプ1aの押し込み状態で回転係合部1
4がランプ1aの口金5に弾接することで、ランプ1a
の抜け止め及び回転時の保持の信頼性を一段と向上させ
ることができる。
【0025】また、弾性接触係止バネ10″の更に他の
実施形態として、図8〜図10に示すように、回転係合
部14の先端に、係止部7に係合して係止部7をランプ
1aの挿入方向Hに仮保持するための仮保持部19を設
けるようにしてもよい。他の構成は図1〜4の実施形態
と同様である。この実施形態では、仮保持部19は側面
から見て略くの字状に曲成されており、突起部6を収納
凹部9に差し込む時には図9(c)に示すように、略く
の字状の仮保持部19が突起部6を仮保持するものであ
り、またランプ1aを回転させた時には図10に示すよ
うに、略くの字状の仮保持部19が収納凹部9の係止壁
13に当接して回転係合部14と共に抜け止めされ、仮
保持部19の変形も防止できる。このように弾性接触係
止バネ10″にランプ1aを仮保持する機能を持たせた
ので、ランプ1aの不完全回転時でもランプ落下の心配
がなく、従って、仮保持部19はランプ1aの脱落防止
機能を有することとなる。また仮保持部19を設けたこ
とによって弾性接触係止バネ10″の回転係合部14が
内側に倒れ過ぎるのを防止でき、回転係合部14と収納
凹部9の係止壁13との係合状態を確実なものとするこ
とができる。
【0026】本発明の更に他の実施形態として、図11
〜図15に示すように、弾性接触係止バネ10をインタ
ーロックスイッチの可動接触子として用いるようにして
もよい。ちなみに従来では、図20〜図22に示すよう
に、直管蛍光灯ソケット2の本体3とカバー4との間に
配置した栓刃体200のランプ孔202にランプ1aを
挿入して途中まで回すと接触子201に接続された導電
材料から成る導電バネ60にランプピン8が軽く触れた
状態(図21(b)(e),図22の状態)で停止でき
るので、この状態で通電すると点灯するが、振動が加わ
ると導電バネ60とランプピン8との間で放電を繰り返
すという不都合がある。
【0027】そこで、本実施形態では、図12及び図1
3に示すように、弾性接触係止バネ10を導電材料で形
成し、弾性接触係止バネ10の回転係合部14の外側面
に凸部20を突設させ、この凸部20を収納凹部9の係
止壁13の下方位置に固定した固定接点70に接離する
インターロックスイッチの可動接触子として用いるもの
である。尚、固定接点70は収納凹部9の内壁よりやや
凹んだ位置に配置されており、この凹み部分がクリック
ストップ用の溝として使用され、この部位に弾性接触係
止バネ10の凸部20が入り込むことによって、凸部2
0は可動接触子としての機能以外に、ソケット本体3に
係止されたランプ1aが逆回転して係止状態が外れるの
を防止する部材を兼ねることができる。ここで図15は
ランプ回路を示している。図中の81は直流電源、82
はインバータ、2はソケット部、1aはランプ、20は
可動接触子、70は固定接点であり、可動接触子と固定
接点70の接続ラインLが制御回路(図示せず)に接続
されている。この制御回路は、低電圧回路であって、人
が触れても危険がない程度の電圧、電流が望ましい。
【0028】しかして、図14(a)に示すランプ1a
の着脱位置の状態から、図14(b)に示すランプ1a
を1/2回した状態にすると、ランプピン8はランプ端
子26に接近するが、弾性接触係止バネ10の可動接触
子(凸部20)はこの段階では固定接点70に接触しな
いために、ランプピン8がランプ端子26に触れた状態
(不完全接触状態)ではインターロックスイッチはオフ
状態に保たれる。そしてインターロックスイッチがオフ
の状態では、インバータ82が発振停止してランプ1a
には高い電圧が加わらないので、ランプ1aの着脱時
(図14(a)の状態)とランプ1aの不完全接触時
(図14(b)の状態)の両方において、インバータ8
2が発振停止して、発熱、発火の心配がなく、ランプ1
aを不完全に装着したときの感電防止や、地絡事故防止
の効果が得られ、安全が確保される。さらに、ランプ1
aを完全に回す(図14(c)の状態)と、ランプピン
8がランプ端子26に挟持されると同時に、可動接触子
20と固定接点70とが接触してインターロックスイッ
チがオンとなり、ランプ回路のインバータ82が発振開
始して起動用の電圧(一般にパルス電圧500V0 P以
上)が加わり、点灯を維持する。尚図12中の91は組
立ネジである。
【0029】本発明の更に他の実施形態を図16及び図
17に示す。この実施形態では、弾性接触係止バネ10
に対向するソケットカバー4に窓孔21を形成し、ラン
プ1aの挿入開始状態又は装着状態のいずれか一方で弾
性接触係止バネ10を窓孔21に臨ませ、いずれか他方
で弾性接触係止バネ10を窓孔21に臨ませないように
したものである。他の構成は図1〜図4の実施形態と同
様である。
【0030】ところで、ランプ1aの外し状態で、弾性
接触係止バネ10のコ字状をした回転係合部14がソケ
ット本体3の収納凹部9に設けられた係止部挿入溝23
と同じ角度で位置していないと、ランプ1aが挿入でき
ないため、つまりランプ1aの突起部6の側面から突出
する係止部7が弾性接触係止バネ10の回転係合部14
の縁に当たって回転係合部14の奥まで入らないため、
弾性接触係止バネ10の角度を一定にする必要がある。
しかるに、ソケット2の組立順序は、図16に示すよう
に、ソケット本体3を下にしてランプ端子26、弾性接
触係止バネ10を順次嵌め込んだ後にソケットカバー4
を取付けるため、組立てた姿勢のまま引き続いて弾性接
触係止バネ10の角度を上方から直視できない(図17
(a)の状態)ために、それを確かめるためには、組立
て用治具からソケット2を一度取り出して裏返して目視
するという余分な手間が必要である。
【0031】そこで本実施形態では、ソケットカバー4
の図17(a)(b)の実線で示す位置に窓孔21を形
成し、ランプ1aの挿入開始時に弾性接触係止バネ10
の角度が正しい時(図17(a)の状態)に限って弾性
接触係止バネ10の回転係合部14が窓孔21を通して
見えないようにし、また弾性接触係止バネ10の角度が
ずれている時(図17(b)の状態)には弾性接触係止
バネ10の回転係合部14が窓孔21を通して見えるよ
うにしたものであり、これにより、弾性接触係止バネ1
0の角度が正しいかどうかをソケット2を裏返したりす
ることなく、ソケットカバー4の上方から直視でき、余
分な手間を省くことができる。
【0032】なお、図17(a)(b)の破線で示す位
置に窓孔21を形成した場合には、上記とは逆の視認条
件となる。つまり、弾性接触係止バネ10の角度が正し
い時には回転係合部14が窓孔21を通して見えるよう
になり、また弾性接触係止バネ10の角度がずれている
時には回転係合部14が窓孔21を通して見えなくな
り、この場合においても、組立てに引き続いて弾性接触
係止バネ10の角度の良否及び弾性接触係止バネ10の
有無をソケット2を反転することなく目視などで容易に
確認でき、よって反転する工数を削減でき、組立て能力
の向上を図ることができるものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、片口金蛍光灯の口金をソケット本体に差し込み、ひ
ねることによりソケット本体に抜け止め係合させる片口
金蛍光灯ソケットにおいて、片口金蛍光灯の口金底面よ
り口金底面と略垂直方向に突起部を突設すると共に、突
起部の側面に突起部の突出方向と略直交方向に係止部を
突設し、突起部の外側に口金底面より突起部と略平行な
方向に向けて且つ先端が突起部の先端より口金底面側に
位置するように2本1組で複数組のランプピンを夫々突
設し、ソケット本体の中央側に、上記突起部が差し込み
可能な収納凹部を設け、収納凹部内の底面側に弾性接触
係止バネを回転可能に配置し、弾性接触係止バネは、弾
性接触係止バネの底面側より収納凹部の開口側へ切り起
こされて上記片口金蛍光灯の突起部の先端に弾性接触す
る押し上げバネ部と、上記突起部の側面より突出する係
止部に対して片口金蛍光灯の回転方向に係合する回転係
合部とを備えており、収納凹部の周囲に片口金蛍光灯の
各ランプピンが挿入可能なピン挿入孔を設けると共に、
収納凹部内に上記係止部に係合して突起部を収納凹部に
対して抜け止めする係止壁を設け、上記片口金蛍光灯の
突起部を収納凹部に差し込み且つランプピンをピン挿入
孔に挿入した状態で片口金蛍光灯を回転させてソケット
本体に装着可能として成るから、片口金蛍光灯の口金底
面より突出した突起部を押し上げバネ部が押し上げ、突
起部の側面より突出する係止部を回転係合部が回転させ
て係止壁に導くので、1つの弾性接触係止バネを回転さ
せるという簡単な構造で、片口金蛍光灯の口金をソケッ
ト本体に容易にしかも確実に装着することができる。従
って、従来のようにランプピンに接触する接触子をラン
プピン毎に設けたり、さらに接触子を押し上げるための
コイルバネを接触子毎に設けたりする場合と比較して、
部品点数が少なく、構造が簡単となり、組立て性が良く
なる。しかも片口金蛍光灯の回転時には弾性接触係止バ
ネのみが回転し、電線は回転しないために、電線の引回
しに余裕を見る必要がなくなり、電気接続状態を安定化
させることができる。
【0034】また請求項2の発明は、請求項1記載の弾
性接触係止バネが、一対の押し上げバネ部が切り起こし
形成された基片部と、基片部と対向する両側端より略垂
直方向に折り曲げ形成された一対の回転係合部とが一体
形成されているから、請求項1記載の効果に加えて、突
起部が弾接した時に一対の押し上げバネ部から突起部に
対してより確実にバネ力が付与され、片口金蛍光灯の口
金をソケット本体に強固に装着可能となる。
【0035】また請求項3の発明は、請求項1又は2記
載の押し上げバネ部の基片部を含む弾性接触係止バネの
底面部に当接して弾性接触係止バネの回転中心と同心円
形状に形成された円環リブをソケットカバーに設けたか
ら、請求項1又は2記載の効果に加えて、円環リブと弾
性接触係止バネの底面部との接触面積が小さくなり、弾
性接触係止バネの回転時の摩擦力を小さくして、操作性
を向上させることができる。
【0036】また請求項4の発明は、請求項3記載の弾
性接触係止バネの底面部に円環リブの接線方向と略直交
する方向に沿って絞り部を形成し、ソケットカバーの円
環リブに絞り部が係止する係止段部を設けたから、請求
項3記載の効果に加えて、絞り部と係止段部との係止に
よって、片口金蛍光灯の回転時のクリック感を強く出す
ことができ、片口金蛍光灯の中途半端な状態を発生し難
くすることができるので、接触安定性を一層向上させる
ことができる。
【0037】また請求項5の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の弾性接触係止バネに突起部にて押し上げ
バネ部が弾性変形した時に、押し上げバネ部を係止部に
押し付ける方向に付勢する付勢片を備えているから、請
求項1〜4のいずれかに記載の効果に加えて、片口金蛍
光灯を押し込んで突起部で押し上げバネ部を弾性変形さ
せた時に、付勢片によって回転係合部が内側に倒れて片
口金蛍光灯の口金に押し付けられることにより、弾性接
触係止バネの回転係合部を片口金蛍光灯の突起部側面よ
り突出した係止部に確実に係合させることができると共
に、片口金蛍光灯の抜け止め及び回転時の保持の信頼性
を一段と向上させることができる。
【0038】また請求項6の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の弾性接触係止バネの回転係合部の先端
に、係止部に係合して係止部を片口金蛍光灯の挿入方向
に仮保持する仮保持部を設けたから、請求項1〜5のい
ずれかに記載の効果に加えて、弾性接触係止バネに片口
金蛍光灯を仮保持する機能を持たせることにより、片口
金蛍光灯の不完全回転時でも片口金蛍光灯の落下防止を
図ることができる。
【0039】また請求項7の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の弾性接触係止バネが導電材料から成り、
この弾性接触係止バネによりインターロックスイッチの
可動接触子が構成され、片口金蛍光灯の装着完了状態で
インターロックスイッチの接点がオンとなるものである
から、請求項1〜6のいずれかに記載の効果に加えて、
ランプピンとランプ端子との不完全接触状態ではインタ
ーロックスイッチはオフ状態に保たれるので、片口金蛍
光灯に高い電圧が加わらず、発熱、発火の心配をなくし
て、安全を確保できるものである。
【0040】また請求項8の発明は、請求項1〜7のい
ずれかに記載の弾性接触係止バネに対向するソケット外
郭に窓孔を形成し、片口金蛍光灯の挿入開始状態又は装
着状態のいずれか一方で弾性接触係止バネを窓孔に臨ま
せ、いずれか他方で弾性接触係止バネを窓孔に臨ませな
いようにしたから、請求項1〜7のいずれかに記載の効
果に加えて、組立てに引き続いて弾性接触係止バネの角
度の良否及び弾性接触係止バネの有無をソケットを反転
することなく目視などで容易に確認でき、よって反転す
る工数を削減でき、組立て能力の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】(a)はランプの挿入開始時の平面図、(b)
(c)は(a)のA−A線断面図であり、突起部による
押し上げバネ部の押圧状態を示す。
【図3】(a)はランプの回転時の平面図、(b)は
(a)のB−B線断面図である。
【図4】(a)は図2(a)のA′−A′線断面図、
(b)は図3(a)のB′−B′線断面図である。
【図5】(a)は本発明の他の実施形態の平面図、
(b)(c)は(a)のC−C線断面図であり、突起部
による押し上げバネ部の押圧状態を示す。
【図6】(a)は図5のランプの回転時の平面図、
(b)は(a)のD−D線断面図である。
【図7】図5のR部の拡大断面図である。
【図8】本発明の更に他の実施形態の分解した一部切欠
斜視図である。
【図9】(a)は図8のランプの挿入開始時の平面図、
(b)(c)は(a)のE−E線断面図であり、突起部
による押し上げバネ部の押圧状態を示す。
【図10】(a)は図9のランプの回転時の平面図、
(b)は(a)のF−F線断面図である。
【図11】本発明の更に他の実施形態の一例を示す分解
斜視図である。
【図12】図11のソケットの分解斜視図である。
【図13】(a)(b)は可動接触子と固定接点の位置
関係を説明する側面図及び分解した一部切欠斜視図であ
る。
【図14】(a)〜(c)はランプの着脱時と半回転時
の状態を説明する平面図である。
【図15】ランプ回路の説明図である。
【図16】本発明の更に他の実施形態の分解斜視図であ
る。
【図17】(a)は従来のソケットカバーを説明する斜
視図、(b)(c)は本実施形態のソケットカバーを説
明する平面図である。
【図18】(a)は従来例の片口金蛍光ランプの斜視
図、(b)は栓受体の分解斜視図、(c)はソケット本
体の斜視図である。
【図19】図18の電線とランプピンとの接続状態を説
明する側断面図である。
【図20】他の従来例を示す分解斜視図である。
【図21】図20のランプの回転動作を示し、(a)〜
(c)は側面図、(d)〜(f)は断面図である。
【図22】図20のランプの不完全装着状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 片口金蛍光灯 3 ソケット本体 4 ソケットカバー 5 口金 5a 口金底面 6 突起部 7 係止部 8 ランプピン 9 収納凹部 10 弾性接触係止バネ 10a 底面部 11 押し上げバネ部 11a 基片部 12 ピン挿入孔 13 係止壁 14 回転係合部 15 円環リブ 16 絞り部 17 係止段部 18 付勢片 19 仮保持部 21 窓孔 26 ランプ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 登茂之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/06 H01R 33/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片口金蛍光灯の口金をソケット本体に差
    し込み、ひねることによりソケット本体に抜け止め係合
    させる片口金蛍光灯ソケットにおいて、片口金蛍光灯の
    口金底面より口金底面と略垂直方向に突起部を突設する
    と共に、突起部の側面に突起部の突出方向と略直交方向
    に係止部を突設し、突起部の外側に口金底面より突起部
    と略平行な方向に向けて且つ先端が突起部の先端より口
    金底面側に位置するように2本1組で複数組のランプピ
    ンを夫々突設し、ソケット本体の中央側に、上記突起部
    が差し込み可能な収納凹部を設け、収納凹部内の底面側
    に弾性接触係止バネを回転可能に配置し、弾性接触係止
    バネは、弾性接触係止バネの底面側より収納凹部の開口
    側へ切り起こされて上記片口金蛍光灯の突起部の先端に
    弾性接触する押し上げバネ部と、上記突起部の側面より
    突出する係止部に対して片口金蛍光灯の回転方向に係合
    する回転係合部とを備えており、収納凹部の周囲に片口
    金蛍光灯の各ランプピンが挿入可能なピン挿入孔を設け
    ると共に、収納凹部内に上記係止部に係合して突起部を
    収納凹部に対して抜け止めする係止壁を設け、上記片口
    金蛍光灯の突起部を収納凹部に差し込み且つランプピン
    をピン挿入孔に挿入した状態で片口金蛍光灯を回転させ
    てソケット本体に装着可能として成ることを特徴とする
    片口金蛍光灯ソケット。
  2. 【請求項2】 弾性接触係止バネは、一対の押し上げバ
    ネ部が切り起こし形成された基片部と、基片部と対向す
    る両側端より略垂直方向に折り曲げ形成された一対の回
    転係合部とが一体形成されて成ることを特徴とする請求
    項1記載の片口金蛍光灯ソケット。
  3. 【請求項3】 押し上げバネ部の基片部を含む弾性接触
    係止バネの底面部に当接して弾性接触係止バネの回転中
    心と同心円形状に形成された円環リブをソケットカバー
    に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の片口金
    蛍光灯ソケット。
  4. 【請求項4】 弾性接触係止バネの底面部に円環リブの
    接線方向と略直交する方向に沿って絞り部を形成し、ソ
    ケットカバーの円環リブに絞り部が係止する係止段部を
    設けたことを特徴とする請求項3記載の片口金蛍光灯ソ
    ケット。
  5. 【請求項5】 弾性接触係止バネに突起部にて押し上げ
    バネ部が弾性変形した時に、押し上げバネ部を係止部に
    押し付ける方向に付勢する付勢片を備えたことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の片口金蛍光灯ソケ
    ット。
  6. 【請求項6】 弾性接触係止バネの回転係合部の先端
    に、係止部に係合して係止部を片口金蛍光灯の挿入方向
    に仮保持する仮保持部を設けたことを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の片口金蛍光灯ソケット。
  7. 【請求項7】 弾性接触係止バネが導電材料から成り、
    この弾性接触係止バネによりインターロックスイッチの
    可動接触子が構成され、片口金蛍光灯の装着完了状態で
    インターロックスイッチの接点がオンとなることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の片口金蛍光灯ソ
    ケット。
  8. 【請求項8】 弾性接触係止バネに対向するソケット外
    郭に窓孔を形成し、片口金蛍光灯の挿入開始状態又は装
    着状態のいずれか一方で弾性接触係止バネを窓孔に臨ま
    せ、いずれか他方で弾性接触係止バネを窓孔に臨ませな
    いようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の片口金蛍光灯ソケット。
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