JP3272983B2 - 高電圧対応型中継コネクタ - Google Patents

高電圧対応型中継コネクタ

Info

Publication number
JP3272983B2
JP3272983B2 JP18730797A JP18730797A JP3272983B2 JP 3272983 B2 JP3272983 B2 JP 3272983B2 JP 18730797 A JP18730797 A JP 18730797A JP 18730797 A JP18730797 A JP 18730797A JP 3272983 B2 JP3272983 B2 JP 3272983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
housing
male
parallel
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18730797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1116629A (ja
Inventor
桂治 黒田
高士 陶山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JST Mfg Co Ltd
Original Assignee
JST Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JST Mfg Co Ltd filed Critical JST Mfg Co Ltd
Priority to JP18730797A priority Critical patent/JP3272983B2/ja
Publication of JPH1116629A publication Critical patent/JPH1116629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3272983B2 publication Critical patent/JP3272983B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の高
電圧化に対応したコネクタに関し、特に電源回路の小形
化に適合した高電圧対応型の中継コネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばノート型パソコンでは、高
性能化を図るため、本体フレームの許容範囲内で液晶画
面をできるだけ大きくする傾向にある。該液晶画面の拡
大に伴って、その光源となるバックライトには高電圧が
要求され、1,000V〜1,400Vの高電圧が必要
とされている。一方、上記のように液晶画面を大型化す
ると、前記本体フレーム内に組み込まれ、前記バックラ
イトに電力を供給する電源回路は小形化する必要があ
り、したがって、該電源回路を機器外部の電源に接続す
る中継コネクタには、小形で、しかも高電圧に対応でき
るものが求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、小形化を図りながら、コン
タクト間の沿面距離及び空間距離を大きくして、高電圧
に対応できるように構成した高電圧対応型中継コネクタ
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、2本の電線の各端部に接続された2つの
ピンコンタクトが雄側ハウジングに個別に収容されてい
る雄コネクタと、別の2本の電線の各端部に接続された
2つのソケットコンタクトが雌側ハウジングに個別に収
容されている雌コネクタとから成る中継コネクタであっ
て、前記雄側ハウジングの前部に前記雌側ハウジングを
挿入嵌合する開口部が設けられ、該開口部に前記ピンコ
ンタクトの接触ピン部が前記雄側ハウジングの中心線と
平行に突出すると共に、前記両接触ピン部の中間に配設
され、前記両接触ピン部の先端より長く延出する隔壁が
設けられ、さらに前記開口部の内側面に前記雌側ハウジ
ングの係止部が設けられており、一方、前記雌側ハウジ
ングが、前記隔壁に係合する欠除部を有する二股状に形
成されていると共に、前記係止部に係合する係止手段を
有していることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1は本発明による雄コネクタ
1を示し、図2は本発明による雌コネクタ2を示してい
る。
【0006】雄コネクタ1は、図1、図3及び図4に示
すように、扁平で細長い四角筒形状の雄側絶縁ハウジン
グ3と、2本の電線19,19の各端部に接続され、ハ
ウジング3に個別に収容される2つのピンコンタクト
4,4とからなっている。
【0007】ハウジング3は、中間壁5を境にして、前
部に雌コネクタ2の主要部分を挿入して嵌合する開口部
6が設けられ、後部に中央壁7によって左右に区分した
2つの空所部8,8が形成されており、各空所部8に上
記のように各電線19の端部に接続されたピンコンタク
ト4が後端開口9から挿入して収容保持されると共に、
その接触ピン部4a,4aが中間壁5に設けた開孔1
0,10を挿通し、ハウジング3の中心線と平行して開
口部6に突出している。また、ハウジング3は、中間壁
5の中央部位から開口部6に向けて突出する隔壁11が
設けられている。該隔壁11は両接触ピン部4a,4a
間に配設され、その先端より長く延出して両接触ピン部
4a,4aを長い沿面距離及び空間距離を隔てて隔絶し
ている。隔壁11の両側面は、ハウジング3の中心線と
平行に延びる短い基部平行面12,12と、該基部平行
面12,12に連続し、先細の楔形を形成するテーパ面
13,13とを有している。一方、ハウジング3の両側
壁14,14の内側面には、後述する雌コネクタ2の係
止突片28,28を係合させる係止溝15,15と、案
内溝16,16(図1及び図4参照)が設けられてい
る。係止溝15は、各空所部8の側壁面から開口部6の
側壁面の途中まで延びている。また、案内溝16は、開
口部6の前端開口6aから開口部6の側壁面の途中まで
延びている。ピンコンタクト3は、後部に電線19の圧
着部17を有し、中間部位に抜け止め用のランス18を
有している。
【0008】雌コネクタ2は、図2及び図5に示すよう
に、雄コネクタ1の開口部6に挿入して嵌合される雌側
絶縁ハウジング21と、2本の電線45,45の各端部
に接続され、ハウジング21に個別的に収容される2つ
のソケットコンタクト22,22とからなっている。
【0009】ハウジング21は、輪郭形状が扁平な直方
体をなし、前半部分に雄コネクタ1のハウジング3の隔
壁11と係合する欠除部23を設けて一対の筒状体2
4,24からなる二股状に形成されている。各筒状体2
4はソケットコンタクト22を個別に収容して保持する
空所部25を有し、該空所部25はハウジング21の後
端まで延び、電線45に接続したソケットコンタクト2
2が後端開口26から挿入して空所部25に収容され、
他方の空所部25に収容されたソケットコンタクト22
から十分な沿面距離と空間距離を隔てて隔絶されるよう
になっている。また、各筒状体24の前端部にはピンコ
ンタクト4の接触ピン部4aの挿通孔27が設けられて
いる。一方、両筒状体24,24の前端部外側面には、
雄コネクタ1のハウジング3の両側壁14,14の内側
に設けた係止溝15,15に係合する係止突片28,2
8が設けられている。さらに、ハウジング21の後部両
側面には雄コネクタ1のハウジング3の内側に設けた案
内溝16,16に係合する案内突条29,29(図2参
照)が突設されている。前記欠除部23の相対向する両
側面は、隔壁11の基部平行面12,12に対応する開
口部平行面30,30と、該開口部平行面30,30に
連続し、隔壁11のテーパ面13,13に対応して内奥
に向け漸次幅狭になるテーパ面31,31とにより形成
されている。ソケットコンタクト22は、前部に接触ピ
ン部4aに嵌合するソケット部32を有し、後部に電線
の圧着部33を有しており、中間部位に抜け止め用のラ
ンス34が設けられている。
【0010】図6及び図7は、上記した構成を有する雄
コネクタ1と雌コネクタ2からなる本発明に係る中継コ
ネクタの使用例を示しており、両コネクタ1,2に接続
した2本の電線19,19と電線45,45は、それぞ
れ図示しない高電圧の電源回路に接続されている。雌コ
ネクタ2を雄コネクタ1のハウジング3の開口部6に挿
入すると、欠除部23のテーパ面31,31が隔壁11
のテーパ面13,13に係合すると共に、両側の案内突
条29,29が案内溝16,16に係合して正しい嵌合
位置に誘導され、雄コネクタ1の両ピンコンタクト4,
4の接触ピン部4a,4aが挿通孔27,27を通じて
各筒状体24,24内に進入し、ソケットコンタクト2
2のソケット部32,32に嵌合して電気的に接続され
る。そして、雄コネクタ1と雌コネクタ2とが図示のよ
うに嵌合が完了すると、雌コネクタ2の両係止突片2
8,28が雄コネクタ1の係止溝15,15に係合し、
その係合時におけるクリック感によって正しい嵌合状態
を確認することができる。また、この嵌合状態で隔壁1
1基部平行面12,12が欠除部23の開口平行面3
0,30に密着するので、雄コネクタ1と雌コネクタ2
はがた付くことなく正しい嵌合姿勢に保持される。
【0011】上記のように嵌合接続された雄コネクタ1
のピンコンタクト4,4と、雌コネクタ2のソケットコ
ンタクト22,22はそれぞれ、十分長い沿面距離と空
間距離を有しているので、電源回路を通じて高電圧の電
力を供給しても、短絡事故などの障害を生じるおそれは
ない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中継コネ
クタは、コネクタ全体の小形化を図りながら、コンタク
ト間の沿面距離及び空間距離を大きくとることができる
ので、高電圧の電源回路に接続する電線の中継用として
好適である。特に、雄コネクタと雌コネクタはがたつく
ことなく正しい嵌合状態に保持されると共に、嵌合状態
の完了を容易に確認することができるので、2本の電線
間における接続信頼性が極めて高い中継接続が達成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雄コネクタの斜視図である。
【図2】本発明に係る雌コネクタの斜視図である。
【図3】同雄コネクタの横断平面図である。
【図4】同雄側ハウジングの要部縦断面図である。
【図5】本発明に係る雌コネクタの横断平面図である。
【図6】本発明の中継コネクタの使用状態を示す縦断面
図である。
【図7】本発明の中継コネクタの使用状態を示す横断平
面図である。
【符号の説明】
1 雄コネクタ 2 雌コネクタ 3 雄側絶縁ハウジング 4 ピンコンタクト 4a 接触ピン部 6 開口部 11隔壁 12 基部平行面 13 テーパ面 15 係止溝 16 案内溝 19 電線 21 雌側絶縁ハウジング 22 ソケットコンタクト 23 欠除部 24 筒状体 28 係止突片 30 開口部平行面 31 テーパ面 45 電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/533

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の電線の各端部に接続された2つの
    ピンコンタクトが雄側ハウジングに個別に収容されてい
    る雄コネクタと、別の2本の電線の各端部に接続された
    2つのソケットコンタクトが雌側ハウジングに個別に収
    容されている雌コネクタとから成る中継コネクタであっ
    て、 前記雄側ハウジングの前部に前記雌側ハウジングを挿入
    嵌合する開口部が設けられ、該開口部に前記ピンコンタ
    クトの接触ピン部が前記雄側ハウジングの中心線と平行
    に突出すると共に、前記両接触ピン部の中間に配設さ
    れ、前記両接触ピン部の先端より長く延出する隔壁が設
    けられ、前記隔壁の両側面が、前記雄側ハウジングの中
    心線と平行に延びる基部平行面と、該基部平行面に連続
    し、先細の楔形を形成するテーパ面とにより形成されて
    おり、さらに前記開口部の内側面に前記雌側ハウジング
    の係止部が設けられており、 一方、前記雌側ハウジングが、前記隔壁に係合する欠除
    部を有する二股状に形成され、前記欠除部の相対向する
    両側面が、前記隔壁の前記基部平行面に対応する開口部
    平行面と、該開口部平行面に連続し、前記隔壁の前記テ
    ーパ面に対応して内奥に向け漸次幅狭になるテーパ面と
    により形成されており、前記係止部に係合する係止手段
    を有していることを特徴とする高電圧対応型中継コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記雄側ハウジングが、内部に中間壁を
    有する扁平な四角筒形状に形成されていて、前記中間壁
    の前部に前記開口部が設けられ、後部に前記隔壁の延長
    上に配設され前記雄側ハウジングの後端開口まで延びる
    中央壁によって左右に区分した2つの空所部が形成され
    ており、前記空所部に各電線の端部に接続された前記ピ
    ンコンタクトが個別に収容されると共に、前記接触ピン
    部が前記中間壁に設けた開孔を挿通し、前記開口部に突
    出している請求項1記載の高電圧対応型中継コネクタ。
JP18730797A 1997-06-26 1997-06-26 高電圧対応型中継コネクタ Expired - Fee Related JP3272983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18730797A JP3272983B2 (ja) 1997-06-26 1997-06-26 高電圧対応型中継コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18730797A JP3272983B2 (ja) 1997-06-26 1997-06-26 高電圧対応型中継コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1116629A JPH1116629A (ja) 1999-01-22
JP3272983B2 true JP3272983B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=16203719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18730797A Expired - Fee Related JP3272983B2 (ja) 1997-06-26 1997-06-26 高電圧対応型中継コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3272983B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3227138B2 (ja) * 1999-03-01 2001-11-12 日本圧着端子製造株式会社 高電圧用コネクタ
JP7242012B2 (ja) * 2017-11-29 2023-03-20 日本圧着端子製造株式会社 コネクタ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1116629A (ja) 1999-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3254188B2 (ja) 高電圧用コネクタ
JP3262726B2 (ja) コネクタ
US6575793B1 (en) Audio jack connector
TW201121147A (en) Electrical power connector system
JP3301597B2 (ja) 同軸コネクタ及びそれを使用する同軸コネクタ組立体
JP3227138B2 (ja) 高電圧用コネクタ
US6811450B1 (en) Electrical receptacle-type terminal
KR100571903B1 (ko) 역끼워 맞춤 방지 커넥터
US7179134B2 (en) Electric connector for electrically connecting a wire of one article to a contact of another article
JP2006066352A (ja) 多極コネクタ
JP3272983B2 (ja) 高電圧対応型中継コネクタ
JP2010157367A (ja) 電気コネクタ
US6280250B1 (en) Electrical connector with terminal retaining means
JP3089189B2 (ja) 同軸コネクタ
US20010003689A1 (en) Electrical connector with terminal retainer
CN114914749A (zh) 电连接器、制造方法以及连接器组件
CN211907762U (zh) 电连接器
JP3069636B2 (ja) コネクタ
JP2001357944A (ja) プラグコネクタ
JP3268384B2 (ja) コネクタ
JP2003168520A (ja) 電気コネクタ組立体
JP3359587B2 (ja) 圧電トランス収容ケースと該収容ケースに接続する電線接続用ベースコネクタ及びソケットコネクタ
JP2552743Y2 (ja) 電気コネクタ
JP2006331972A (ja) 電線中継コネクタ−
EP1109262A2 (en) Electrical connector with terminal retainer

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020108

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080125

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees