JP3301988B2 - プリペイドカードシステム、読書装置及び可変情報更新方法 - Google Patents

プリペイドカードシステム、読書装置及び可変情報更新方法

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JP3301988B2
JP3301988B2 JP06576999A JP6576999A JP3301988B2 JP 3301988 B2 JP3301988 B2 JP 3301988B2 JP 06576999 A JP06576999 A JP 06576999A JP 6576999 A JP6576999 A JP 6576999A JP 3301988 B2 JP3301988 B2 JP 3301988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
の偽造を防止するプリペイドカードシステム、読書装置
及び可変情報更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金銭的価値を有する金額情報を記憶する
プリペイドカードを、遊技媒体等の貸出の対価の支払い
等に用いるプリペイドカードシステムが実現されてい
る。プリペイドカードシステムは、例えば、カード発行
元に設置される記録装置、各店舗に設置される発券機及
び読書装置等を備える。記録装置は、各プリペイドカー
ドに、カードID、券面金額等の固定情報と、残高等の
可変情報と、を記録(エンコード)する。可変情報及び
固定情報が記録されたプリペイドカードは、例えばカー
ド発行元から各店舗に販売される。
【0003】各店舗では、例えばカード発行元から購入
したプリペイドカードを発券機に格納する。発券機は、
利用者からの購入要求に応じて、自己に格納されている
プリペイドカードに所定の発券処理を施して発券する。
発券されたプリペイドカードは、利用者により例えば店
舗の読書装置で使用される。読書装置は、挿入されたプ
リペイドカードについて所定のチェックを行い、チェッ
ク結果が適正である場合、そのカードの使用を許可す
る。そして、該プリペイドカードに記憶されている残高
情報を含む可変情報を、消費金額等に応じて記録更新し
て排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
システムでは、例えば、プリペイドカードの可変情報を
他のカードにコピーする等して不正カードが偽造される
可能性がある。例えば、読書装置は、挿入されたカード
について種々のチェックを行い、それらのチェック結果
が適正である場合に、可変情報の記録更新を行うが、チ
ェックが適正に完了した後で、可変情報を記録更新する
前に、処理対象のカードを他のカード(例えば、残高情
報等の可変情報が記録されていないカード)にすり替え
られると、すり替えられた他のカードに、可変情報が記
録されてしまう。これにより、例えば残高の多いカード
を挿入し、挿入時のチェックが完了した後、可変情報が
記憶されていないカードにすり替えて、残高の高いカー
ドのデータを記録させることにより、カードの偽造がな
される虞がある。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、データの不正コピー等によるプリペイドカード
の偽造を防止することができるプリペイドカードシステ
ム、読書装置及び可変情報更新方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るプリペイドカードシステ
ムは、プリペイドカードに金額情報を含む可変情報を記
録して発行する記録装置と、前記記録装置により発行さ
れたプリペイドカードに記憶されている可変情報を消費
金額に応じて更新する読書装置と、を備えるプリペイド
カードシステムにおいて、前記読書装置は、挿入された
プリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記憶されてい
る2つの可変情報の記録位置に基づいてそれぞれ取得し
た2つの距離データが、第2の記憶領域に記憶されてい
る可変情報に含まれている距離データと一致するか否か
を判別し、一致しない場合、カードの使用を禁止する読
取チェック手段と、消費金額に応じて更新された可変情
報を前記プリペイドカードに記録する際に、前記第1の
磁気記憶領域における2つの可変情報のうち、前回のカ
ード使用時に記録更新されなかった方の可変情報を記録
更新する第1更新手段と、前記第1更新手段により記録
更新された方の可変情報の記録位置に基づいて取得した
距離データと、前記第1更新手段により記録更新されな
かった方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離
データと、を前記プリペイドカードの第2の記憶領域に
記録すべき可変情報に含めて記録更新する第2更新手段
と、可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカー
ドの第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録
位置に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した
2つの距離データが、第2の記憶領域に記憶されている
可変情報に含まれている距離データと一致するか否かを
判別し、一致しない場合、所定のエラー処理を行う更新
チェック手段と、を備える。
【0007】このような構成によれば、カードの使用毎
に、2つの可変情報の一方のみを記録更新する。このた
め、記録の直前に、処理対象のカードが、例えば可変情
報等が記憶されていないカード等にすり替えられた場
合、そのカードに一方の可変情報が記録されても、記録
されているべき他方の可変情報が存在しないため、第2
の記憶領域における可変情報中に適正な距離データ(特
徴データ)が存在しないこととなる。従って、一方の可
変情報の記録更新後に、距離データを照合することによ
り、カードのすり替え等の不正行為を容易に検出でき
る。また、一般にプリペイドカードは、その製造時にお
いてカードを打ち抜く際に誤差が生じ、また、データを
記録する際にも記録位置に多少の誤差が生じる。従っ
て、可変情報の記録位置に基づいて取得された距離デー
タは、プリペイドカード毎に一意となるため、これを照
合することにより、安全性の高いシステムを実現でき
る。
【0008】前記記録装置は、プリペイドカードの第1
の磁気記憶領域に、2つの可変情報を記録する第1記録
手段と、前記第1記録手段により記録された2つの可変
情報の記録位置に基づいてそれぞれ距離データ取得し、
第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含めて記録する
第2記録手段と、を備え、前記読書装置の前記第1更新
手段は、前記プリペイドカードが未使用である場合、消
費金額に応じて更新された可変情報を記録する際に、前
記第1の磁気記憶領域における2つの可変情報のうちの
一方を記録更新する手段をさらに備えてもよい。
【0009】また、本発明の第2の観点に係る読書装置
は、プリペイドカードに記憶されている金額情報を含む
可変情報を、消費金額に応じて更新する読書装置であっ
て、挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域
に記憶されている2つの可変情報の記録位置に基づいて
それぞれ距離データを取得し、取得した2つの距離デー
タが、第2の記憶領域に記憶されている可変情報に含ま
れている距離データのそれぞれと一致するか否かを判別
し、一致しない場合、カードの使用を禁止する読取チェ
ック手段と、消費金額に応じて更新された可変情報を前
記プリペイドカードに記録する際に、前記第1の磁気記
憶領域における2つの可変情報のうち、前回のカード使
用時に記録更新されなかった方の可変情報を記録更新す
る第1更新手段と、前記第1更新手段により記録更新さ
れた方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離デ
ータと、前記第1更新手段により記録更新されなかった
方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データ
とを、前記プリペイドカードの第2の記憶領域に記録す
べき可変情報に含めて記録更新する第2更新手段と、可
変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの第
1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置に
基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した2つの
距離データが、前記第2の記憶領域に記憶されている可
変情報に含まれている距離データのそれぞれと一致する
か否かを判別し、一致しない場合、所定のエラー処理を
行う更新チェック手段と、を備える。
【0010】また、本発明の第3の観点に係る可変情報
更新方法は、プリペイドカードに記憶されている金額情
報を含む可変情報を消費金額に応じて更新する読書装置
を備えるプリペイドカードシステムにおける可変情報更
新方法であって、前記読書装置において、消費金額に応
じて更新された可変情報を前記プリペイドカードに記録
する際に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可変
情報のうち、前回のカード使用時に記録更新されなかっ
た方の可変情報を記録更新する第1更新ステップと、前
記第1更新ステップにより記録更新されなかった方の可
変情報の記録位置に基づいて取得した距離データと、前
記第1更新ステップにより記録更新された方の可変情報
の記録位置に基づいて取得した距離データとを、前記プ
リペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情報
に含めて記録更新する第2更新ステップと、可変情報の
記録更新の完了後、前記プリペイドカードの第1の磁気
記憶領域における2つの可変情報の記録位置に基づいて
それぞれ距離データを取得し、前記第2の記憶領域に記
憶されている可変情報に含まれている距離データのそれ
ぞれと、一致するか否かを判別し、一致しない場合、所
定のエラー処理を行う更新チェックステップと、を備え
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
プリペイドカードシステムについて、図面を参照して説
明する。本発明の実施形態に係るプリペイドカードシス
テムは、図1に示すように、記録装置1、読書装置3、
中継装置4、センタ5等を備える。記録装置1及びセン
タ5は、カード発行元に設置されており、読書装置3及
び中継装置4は、各店舗に設置されている。
【0012】本システムで使用されるプリペイドカード
6は、図2に示すように、プリペイドカード6が使用さ
れる毎に記録更新される可変情報(残高等)を記憶する
ための可変領域EAと、記録更新されない固定情報(カ
ードID、券面金額等)を記憶するための固定領域EB
と、を有し、このうち可変領域EAは、2つの可変領域
EA1、EA2を含む。これらの記憶領域へのデータの
記録の詳細については後述する。
【0013】記録装置1は、カード発行元において、プ
リペイドカード6に可変情報(初期値)と、固定情報
と、を記録するための装置である。記録装置1は、図3
に示すように、カード記録部11と、制御部13と、記
憶部15と、を備える。
【0014】カード記録部11は、カードを搬送するた
めの搬送機構とカードリーダ/ライタ等を備え、制御部
13からの指示に従って、所定データをプリペイドカー
ド6に記録する。
【0015】制御部13は、カード記録部11を介し
て、発行対象のプリペイドカード6の可変領域EA1と
EA2に可変情報を記録する。この可変情報の記録にお
いて、制御部13は、図4(A)に示すように、まず、
プリペイドカード6の可変領域EA1に、例えば同一の
データ項目からなる2ブロックの可変情報(以下、可変
情報Da、Db)を記録する。これら可変情報DaとD
bは、そのプリペイドカード6が後述する読書装置3に
より処理される度に、どちらか一方のみが交互に更新さ
れる。
【0016】次に、制御部13は、カード記録部11を
介して、可変領域EA1において、カードの端から可変
情報Daの開始位置までの部分(以下、特徴部La)に
ついて取得した距離値を特徴データRaとして、また、
可変領域EA1における可変情報Dbの終了位置からカ
ード端までの部分(以下、特徴部Lb)について取得し
た距離値を特徴データRbとして、図4(B)に示すよ
うに、可変領域EA2に記録すべき可変情報に含めて記
録する。
【0017】また、制御部13は、カード記録部11を
介して、カードID、券面金額等を含む固定情報をプリ
ペイドカード6の固定領域EBに記録する。また、制御
部13は、記録装置1全体を制御する。
【0018】記憶部15は、発行対象のプリペイドカー
ド6に記録するための固定情報、可変情報等を記憶す
る。
【0019】読書装置3は、例えば遊技媒体の貸出等を
行う物販機(図示せず)に接続されており、挿入された
プリペイドカード6を受け付け、物販機が利用者に貸し
出した遊技媒体の対価に応じて、そのプリペイドカード
6に記録されている可変情報(金額情報等)を記録更新
するための装置である。読書装置3は、図5に示すよう
に、データ読書部31と、制御部33と、記憶部35
と、通信部37と、を備える。
【0020】データ読書部31は、図示せぬカード挿入
口に挿入されたプリペイドカード6を内部に取り込み、
制御部33からの指示に従って、プリペイドカード6に
記録されるデータの読み取り/書き込み等を行う。
【0021】制御部33は、挿入されたプリペイドカー
ド6について、固定領域EBに記憶されている固定情報
を読み取るとともに、その可変領域EA1、EA2に記
憶されている可変情報をチェックするための読取チェッ
ク処理を行う。この読取チェック処理では、制御部33
は、図6に示すように、可変領域EA1に記憶されてい
る2つの可変情報DaとDbに対応する特徴部LaとL
bについて、距離値である特徴データRaとRbを取得
する。そして、取得した特徴データRaとRbが、可変
領域EA2に記憶されている可変情報に含まれている各
特徴データと一致するか否かをチェックし、一致しない
場合には所定のエラー処理を行う。なお、上述のよう
に、可変情報Daには特徴部La(カードの端から可変
情報Daの開始位置までの部分)が対応し、可変情報D
bには特徴部Lb(可変情報Dbの終了位置からカード
端までの部分)が対応する。
【0022】制御部33は、上記読取チェックの結果が
適正であるカードについて、例えば、残高が券面額以下
か、カードIDが不正カードのカードIDに該当する
か、等の他の所定チェックを行い、そのチェック結果も
適正である場合にカードの使用を許可し、例えば図示せ
ぬ物販機からの消費通知に応じて、カードの可変領域E
A1から読み取った可変情報Da、Dbのうち前回更新
された方の残高情報等を更新する。なお、例えば、カー
ドの使用が初回である場合には可変情報DaとDbの残
高情報が示す金額は同額であるため、いずれを更新して
もよい。
【0023】そして、外部からのプリペイドカード6の
排出指示等に応じて、制御部33は、更新後の新たな可
変情報に基づいて、カードの可変領域EA1及びEA2
の可変情報を記録更新するとともに、可変情報の記録更
新が正しく行われたことを確認する暗号チェック処理を
行う。
【0024】この暗号チェック処理では、制御部33
は、処理対象であるプリペイドカード6について、その
使用が初回であるか、又は2回目以降であるかを判別す
る。この判別において、カードの使用が2回目以降であ
る場合、制御部33は、可変領域EA1における可変情
報DaとDbのうち、前回更新されなかった方の可変情
報を書き換える。可変情報を書き換えた後、制御部33
は、可変領域EA1における可変情報Da、Dbに対応
する特徴データRa、Rbを取得し、可変領域EA2に
記録すべき可変情報に含めて記録する。
【0025】可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部33は、可変情報が正しく記
録されたことを確認するため、可変領域EA1における
可変情報Da、Dbに対応する特徴データRa、Rbを
再度取得する。そして、取得した特徴データRa、Rb
が、可変領域EA2の可変情報に含まれている各特徴デ
ータと一致するか否かをチェックし、一致しない場合に
は所定のエラー処理を行う。
【0026】例えば、プリペイドカード6の使用が2回
目以降であって、可変領域EA1における可変情報Da
とDbのうち、前回更新された方が可変情報Daである
場合、制御部33は、図7(A)に示すように、可変情
報Daを書き換えずに、可変情報Dbを書き換える。そ
して、可変領域EA1から可変情報Da、Dbに対する
特徴データRa、Rbを取得し、図7(B)に示すよう
に、可変領域EA2に記録すべき可変情報に含めて記録
する。次に、制御部33は、図7(C)に示すように、
ベリファイチェックのため、可変領域EA1から可変情
報Da、Dbに対する特徴データRa、Rbを再度取得
し、これらが、可変領域EA2の可変情報に含まれてい
る特徴データと、一致するか否かをチェックする。
【0027】なお、挿入されたカードの使用が初回であ
る場合には、制御部33は、可変領域EA1における可
変情報DaとDbのうち、所定の可変情報Daを書き換
える。そして、可変情報Da、Dbに対する特徴データ
Ra、Rbを取得し、可変領域EA2に記録されるべき
可変情報に含めて記録する。可変領域EA1及びEA2
への可変情報の記録更新の完了後、制御部33は、可変
情報が正しく記録されたことを確認するため、可変領域
EA1から可変情報Da、Dbに対する特徴データR
a、Rbを取得する。そして、これらが、可変領域EA
2の可変情報に含まれている特徴データと、一致するか
否かをチェックし、一致しない場合には所定のエラー処
理を行う。
【0028】制御部33は、上記暗号チェックの結果が
適正であるプリペイドカード6を図示せぬ排出口から排
出し、そのカードID、消費金額、使用日、等の情報を
含む売上情報を生成し、記憶部35に蓄積して記憶し、
所定のタイミング(例えば、中継装置4からの情報要求
の受信等)で中継装置4に送信する。
【0029】記憶部35は、プリペイドカード6の使用
に伴い制御部33により生成される売上情報等を記憶す
る。通信部37は、該読書装置3と中継装置4との間の
通信を制御する。
【0030】中継装置4は、店舗内の各読書装置3にお
ける売上情報等を回収して集約し、所定のタイミングで
センタ5に送信する。センタ5は、本システム全体を制
御するためのコンピュータ等から構成され、各店舗の中
継装置4から受信した売上情報等を記憶管理する。
【0031】なお、本システムでは、プリペイドカード
6はその製造時に所定の大きさの型で打ち抜かれ、その
寸法が所定範囲内であるカードのみが、初期情報を記録
するために記録装置1に供給される。ここでは、所定範
囲を、例えば、プリペイドカード6の型の横幅Lを基準
とした誤差T1の範囲とする。すなわち、図8に示すよ
うに、横幅の寸法がL±T1の範囲内にあるカードが、
本システムにおいて使用可能なプリペイドカード6とし
て記録装置1に供給される。
【0032】また、記録装置1及び読書装置3がプリペ
イドカード6の可変領域EA1へ可変情報Da、Dbを
記録する際、それぞれの記録開始位置に関する設定値X
a、Xb等に従って記録するが、上述のようにプリペイ
ドカード6の寸法が全てのカードにおいて等しいわけで
はないこともあり、記録された可変情報Da、Dbの開
始位置を設定値Xa、Xbに完全に一致させることは困
難である。このため、実際には、可変情報Da、Dbの
記録の際に多少の誤差が生じることとなり、この誤差の
上限をT2、T3とすると、設定値Xa、Xbに従って
記録された可変情報Da、Dbは、実質上、図9に示す
ように、カードの端からそれぞれXa±T2、Xb±T
3の位置から始まることとなる。
【0033】上記のような、カードの打ち抜き時に生じ
る誤差T1と、可変情報Da、Dbの記録時に生じる誤
差T2、T3は、ともに人為的に操作できるものではな
く、ランダムな値となる。よって、プリペイドカード6
に記録される可変情報Da、Dbの開始位置及び終了位
置は、結果的にプリペイドカード6毎にそれぞれ異なる
一意の値であり、また、カードが使用され、新たな可変
情報Da、Dbが記録更新される度に異なる値となる。
よって、可変情報DaとDbの位置が変動するに従って
特徴部La、Lbについて取得される距離値、すなわち
特徴データRa、Rbも、カード毎に、そして使用毎に
一意のデータとなる。このため、この特徴データを挿入
時及び更新時にチェックすることにより、安全性の高い
システムを実現できる。
【0034】また、このシステムでは、カードの使用毎
に、可変情報DaとDbの一方のみを更新する。このた
め、更新の直前に、処理対象のカードが、例えば可変情
報等が記憶されていないカード等にすり替えられた場
合、カードに一方の可変情報が記録されても、記録され
ているべき他方の可変情報が存在しないため、適正な特
徴データを取得することができず、また、可変領域EA
2の可変情報中に適正な特徴データが存在しないため、
ベリファイチェックでエラーが検出されることとなる。
これにより、カードのすり替えによりプリペイドカード
を偽造しようとする不正行為を容易に検出することがで
きる。
【0035】次に、本システムの主要部分である記録装
置1と読書装置3との動作について説明する。まず、記
録装置1の動作について図10のフローチャートを参照
して説明する。記録装置1の制御部13は、例えば外部
からのプリペイドカード6の発行指示に応答し、図示せ
ぬ格納部に格納されたプリペイドカード6を取り出し、
記憶部15に記憶されている固定情報(券面金額、カー
ドID等)を読み出して、発行対象のプリペイドカード
6の固定領域EBにカード記録部11を介して記録する
(ステップS11)。
【0036】次に、制御部13は、可変情報(残高情報
等)を記憶部15から読み出し、そのうちの可変領域E
A1に記録すべきデータを2ブロックの可変情報Da、
Dbとして、カード記録部11を介して記録する(ステ
ップS12)。次に、制御部13は、可変領域EA1か
ら、可変情報Da、Dbに対応する特徴部La、Lbの
距離値である特徴データRa、Rbを取得して(ステッ
プS13)、その特徴データRa、Rbを、可変領域E
A2に記録すべき可変情報に含め、可変領域EA2に記
録する(ステップS14)。これにより、固定情報と可
変情報が記録されたプリペイドカード6が発行される。
発行されたプリペイドカード6は、各店舗に供給され、
店舗内の図示せぬ発券機に格納され、利用者に販売され
る。
【0037】次に、プリペイドカード6を処理する読書
装置3の動作を図11のフローチャートに基づいて説明
する。読書装置3の制御部33は、挿入されたプリペイ
ドカード6を内部に取り込み、データ読書部31を介し
て、プリペイドカード6の固定領域EBに記憶されてい
る固定情報を読み取る(ステップS21)。次に、制御
部33は、可変領域EA1に記憶されている可変情報D
a、Dbについて、図12に示す読取チェック処理を行
う(ステップS22)。
【0038】この読取チェック処理では、制御部33
は、可変領域EA1を読み取って、可変情報DaとDb
に対応する特徴部LaとLbの距離値である特徴データ
RaとRbを取得する(ステップS31)。次に、制御
部33は、ステップS31で取得された特徴データRa
とRbのそれぞれが、可変領域EA2に記憶されている
可変情報に含まれている各特徴データと一致するか否か
を判別する(ステップS32)。ステップS32におい
て、比較したデータが一致しないと判別された場合、制
御部33は、所定のエラー処理を行う(ステップS3
3)。また、比較したデータが一致すると判別された場
合、フローは図11に示す本処理に戻る。
【0039】上記読取チェック処理が完了すると、制御
部33は、プリペイドカード6から読み取った可変情報
を消費金額等に応じて更新する(ステップS23)。そ
して、例えば利用者からのプリペイドカード6の排出要
求等に応じて、処理中のカードの使用が初回であるか、
又は2回目以降であるか、を判別し(ステップS2
4)、初回の場合には、第1の暗号チェック処理を行
い、2回目以降の場合には第2の暗号チェック処理を行
う。
【0040】ステップS24において、例えば、カード
の使用が初回であると判別された場合、制御部33は、
図13に示す第1の暗号チェック処理を行う(ステップ
S25)。この第1の暗号チェック処理では、制御部3
3は、可変領域EA1における可変情報DaとDbのう
ち、例えば、所定の可変情報Daを書き換える(ステッ
プS41)。可変情報Daの書き換え後、制御部33
は、可変領域EA1における可変情報Da、Dbに対応
する特徴部La、Lbの距離値である特徴データRa、
Rbを取得し(ステップS42)、これら特徴データR
aとRbを、可変領域EA2に記録すべき可変情報に含
めて記録する(ステップS43)。
【0041】可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部33は、可変領域EA1及び
EA2の可変情報が正しく記録されたことを確認するた
め、可変領域EA1における可変情報DaとDbに対応
する特徴部LaとLbの特徴データRaとRbを再度取
得し(ステップS44)、取得した特徴データRaとR
bのそれぞれが、可変領域EA2に記憶されている可変
情報に含まれる各特徴データと、一致するか否かを判別
する(ステップS45)。ステップS45において、比
較したデータが一致しないと判別された場合、制御部3
3は、所定のエラー処理を行う(ステップS46)。ま
た、比較したデータが一致すると判別された場合、フロ
ーは図11に示す本処理に戻る。
【0042】また、ステップS24において、例えば、
カードの使用が2回目以降であると判別された場合、制
御部33は、図14に示す第2の暗号チェック処理を行
う(ステップS26)。この第2の暗号チェック処理で
は、制御部33は、可変領域EA1における2つの可変
情報DaとDbのうち、前回の更新されなかった方の可
変情報を書き換える(ステップS51)。可変情報Da
の書き換え後、制御部33は、可変領域EA1における
可変情報Da、Dbについての距離値である特徴部L
a、Lbについての特徴データRa、Rbを取得し(ス
テップS52)、これら特徴データRaとRbを、可変
領域EA2に記録すべき可変情報に含めて記録する(ス
テップS53)。
【0043】可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部33は、可変領域EA1及び
EA2の可変情報が正しく記録されたことを確認するた
め、可変領域EA1における可変情報DaとDbに対応
する特徴部LaとLbの特徴データRaとRbを再度取
得し(ステップS54)、取得した特徴データRaとR
bのそれぞれが、可変領域EA2に記憶されている可変
情報に含まれる各特徴データと、一致するか否かを判別
する(ステップS55)。ステップS55において、比
較したデータが一致しないと判別された場合、制御部3
3は、所定のエラー処理を行う(ステップS56)。ま
た、比較したデータが一致すると判別された場合、フロ
ーは図11に示す本処理に戻る。
【0044】上記第1又は第2の暗号チェック処理が完
了すると、制御部33は、プリペイドカード6を図示せ
ぬ排出口から排出し(ステップS27)、そのカードI
D、消費金額、使用日、等の情報を含む売上情報を生成
記憶し(ステップS28)、処理を終了する。なお、読
書装置3の記憶部35に蓄積記憶された売上情報は、所
定のタイミングで中継装置4に送信される。
【0045】このようにして、読書装置3が、プリペイ
ドカード6が使用される度に、可変領域EA1の可変情
報DaとDbの一方を書き換えて、それぞれの可変情報
に対する特徴データRaとRbを、可変領域EA2の可
変情報に含めて記録する。そして、ベリファイ時に、可
変領域EA1の可変情報について特徴データを取得し、
それが、可変領域EA2における可変情報に含めた特徴
データと一致するかをチェックする。これにより、プリ
ペイドカードを偽造する等の目的で、読書装置3に挿入
したカードについてその可変情報を記録更新する際に、
処理対象のカードを、例えば可変情報等が記憶されてい
ないカード等にすり替えられた場合、そのカードに一方
の可変情報が記録されても、記録されているべき他方の
可変情報が存在しないため、可変領域EA2の可変情報
中に適正な特徴データが存在しないこととなり、その不
正行為を容易に検出することができる。また、カード
毎、使用毎に一意のデータである特徴データの照合チェ
ックを、カード挿入時、可変情報の更新後等に行うこと
により、システムの安全性を高めることができる。
【0046】なお、プリペイドカード6の可変領域EA
1の可変情報Da、Dbにおいて、前回のカードの使用
時に更新された方を判別する方法は任意である。例え
ば、各可変情報に含まれている残高情報を比較し、高い
金額を示す方の可変情報を、前回更新された可変情報と
認識してもよい。また、読書装置3が可変情報を記録更
新する際、プリペイドカード6の図示せぬ所定記憶領域
にいずれの可変情報(Da又はDb)を更新したかを示
す情報を記録し、この情報を基に判別するようにしても
よい。
【0047】なお、上記説明では、特徴データRaを、
カードの端から可変情報Daの開始位置までの部分であ
る特徴部Laについて取得した距離値とし、特徴データ
Rbを、可変情報Dbの終了位置からカード端までの部
分である特徴部Lbについて取得した距離値としている
が、これに限定されず、可変情報の記憶位置に基づく所
定領域についての距離値であればよく、その決定方法は
任意である。また、図15に示すように、プリペイドカ
ード6において、可変情報と固定情報とを同一のトラッ
クに記憶するようにしてもよい。この場合も、可変情報
Da、Dbの記録位置に応じた所定の距離値を特徴デー
タとして、上記説明と同様に処理すればよい。
【0048】なお、上記実施の形態において、距離を測
定する手法としては、既知の任意の手法を使用すること
ができる。例えば、プリペイドカードを搬送する搬送系
のパルスモータ(ステッピングモータ)に制御部が供給
するパルス数をカウントし、カウント値を距離を表す値
としてもよい、また、カウントしたパルス数に一定の定
数を乗算し、実際の距離を求めてもよい。
【0049】また、上記プリペイドカードを、磁気記憶
部とICチップを備えたカードとして実現してもよい。
この場合、特徴データを抽出する可変領域EA1を磁気
記憶部に設け、可変領域EA2に記憶すべき可変情報を
ICチップのメモリに記憶するようにしてもよい。
【0050】また、本システムで使用されるカードは、
金額情報を記憶しないノーバリューカードとしてもよ
い。この場合、例えば、各利用者についての金額情報を
センタ等で管理し、カード使用時には、カードに記憶さ
れている利用者を識別しうる情報(カードID等)をキ
ーとしてセンタ等にアクセスし、該当する利用者の金額
情報について所定金額を引き出す処理を行うようにして
もよい。
【0051】また、このプリペイドカードシステムは、
プリペイドカードを、遊技媒体の貸出等の対価の支払い
に使用するシステムに限定されず、種々の用途に適用可
能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カードの使用毎に、2つの可変情報の一方のみを更新す
る。このため、更新の直前に、処理対象のカードが、例
えば可変情報等が記憶されていないカード等にすり替え
られた場合、そのカードに一方の可変情報が記録されて
も、記録されているべき他方の可変情報が存在しないた
め、第2の記憶領域における可変情報中に適正な距離デ
ータが存在しないこととなり、これをチェックすること
で、カードのすり替え等の不正行為を容易に検出でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリペイドカードシ
ステムの構成を模式的に示す図である。
【図2】図1のプリペイドカードシステムで使用される
プリペイドカードの記憶領域の構造を示す図である。
【図3】図1のプリペイドカードシステムで使用される
記録装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】図3の記録装置がプリペイドカードに可変情報
を記録する処理を説明するための図である。
【図5】図1のプリペイドカードシステムで使用される
読書装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図6】図5の読書装置が、挿入されたプリペイドカー
ドの可変情報をチェックする処理を説明するための図で
ある。
【図7】図5の読書装置がプリペイドカードの可変情報
を記録更新する処理を説明するための図である。
【図8】図3の記録装置に供給されるプリペイドカード
の横幅の寸法を説明するための図である。
【図9】図3の記録装置により、プリペイドカードの可
変領域に記録される可変情報の記録位置を説明するため
の図である。
【図10】図3の記録装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図11】図5の読書装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図12】図5の読書装置による読取チェック処理を示
すフローチャートである。
【図13】図5の読書装置に挿入されたプリペイドカー
ドの可変情報を記録更新する際に、その使用が初回であ
ると判別された場合の第1の暗号チェック処理を示すフ
ローチャートである。
【図14】図5の読書装置に挿入されたプリペイドカー
ドの可変情報を記録更新する際に、その使用が2回目以
降であると判別された場合の第2の暗号チェック処理を
示すフローチャートである。
【図15】プリペイドカードの記憶領域の構造の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 記録装置 3 読書装置 4 中継装置 5 センタ 6 プリペイドカード 11 カード記録部 13 制御部 15 記憶部 31 データ読書部 33 制御部 35 記憶部 37 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−68605(JP,A) 特開 昭61−114398(JP,A) 特開 昭52−112254(JP,A) 特開 平6−295370(JP,A) 特開 平10−91852(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 7/12 G07F 7/08 G07G 1/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリペイドカードに金額情報を含む可変情
    報を記録して発行する記録装置と、前記記録装置により
    発行されたプリペイドカードに記憶されている可変情報
    を消費金額に応じて更新する読書装置と、を備えるプリ
    ペイドカードシステムにおいて、 前記読書装置は、 挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記
    憶されている2つの可変情報の記録位置に基づいてそれ
    ぞれ取得した2つの距離データが、第2の記憶領域に記
    憶されている可変情報に含まれている距離データと一致
    するか否かを判別し、一致しない場合、カードの使用を
    禁止する読取チェック手段と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記プリペイド
    カードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域におけ
    る2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に記録更
    新されなかった方の可変情報を記録更新する第1更新手
    段と、 前記第1更新手段により記録更新された方の可変情報の
    記録位置に基づいて取得した距離データと、前記第1更
    新手段により記録更新されなかった方の可変情報の記録
    位置に基づいて取得した距離データと、を前記プリペイ
    ドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含め
    て記録更新する第2更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した2つ
    の距離データが、第2の記憶領域に記憶されている可変
    情報に含まれている距離データと一致するか否かを判別
    し、一致しない場合、所定のエラー処理を行う更新チェ
    ック手段と、 を備える、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。
  2. 【請求項2】前記記録装置は、 プリペイドカードの第1の磁気記憶領域に、2つの可変
    情報を記録する第1記録手段と、 前記第1記録手段により記録された2つの可変情報の記
    録位置に基づいてそれぞれ距離データ取得し、第2の記
    憶領域に記録すべき可変情報に含めて記録する第2記録
    手段と、を備え、 前記読書装置の前記第1更新手段は、前記プリペイドカ
    ードが未使用である場合、消費金額に応じて更新された
    可変情報を記録する際に、前記第1の磁気記憶領域にお
    ける2つの可変情報のうちの一方を記録更新する手段を
    さらに備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のプリペイドカードシ
    ステム。
  3. 【請求項3】プリペイドカードに記憶されている金額情
    報を含む可変情報を、消費金額に応じて更新する読書装
    置であって、 挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記
    憶されている2つの可変情報の記録位置に基づいてそれ
    ぞれ距離データを取得し、取得した2つの距離データ
    が、第2の記憶領域に記憶されている可変情報に含まれ
    ている距離データのそれぞれと一致するか否かを判別
    し、一致しない場合、カードの使用を禁止する読取チェ
    ック手段と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記プリペイド
    カードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域におけ
    る2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に記録更
    新されなかった方の可変情報を記録更新する第1更新手
    段と、 前記第1更新手段により記録更新された方の可変情報の
    記録位置に基づいて取得した距離データと、前記第1更
    新手段により記録更新されなかった方の可変情報の記録
    位置に基づいて取得した距離データとを、前記プリペイ
    ドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含め
    て記録更新する第2更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した2つ
    の距離データが、前記第2の記憶領域に記憶されている
    可変情報に含まれている距離データのそれぞれと一致す
    るか否かを判別し、一致しない場合、所定のエラー処理
    を行う更新チェック手段と、を備える、 ことを特徴とする読書装置。
  4. 【請求項4】プリペイドカードに記憶されている金額情
    報を含む可変情報を消費金額に応じて更新する読書装置
    を備えるプリペイドカードシステムにおける可変情報更
    新方法であって、 前記読書装置において、消費金額に応じて更新された可
    変情報を前記プリペイドカードに記録する際に、前記第
    1の磁気記憶領域における2つの可変情報のうち、前回
    のカード使用時に記録更新されなかった方の可変情報を
    記録更新する第1更新ステップと、 前記第1更新ステップにより記録更新されなかった方の
    可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データと、
    前記第1更新ステップにより記録更新された方の可変情
    報の記録位置に基づいて取得した距離データとを、前記
    プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情
    報に含めて記録更新する第2更新ステップと、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、前記第2の記
    憶領域に記憶されている可変情報に含まれている距離デ
    ータのそれぞれと、一致するか否かを判別し、一致しな
    い場合、所定のエラー処理を行う更新チェックステップ
    と、 を備えることを特徴とする可変情報更新方法。
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