JPH11328502A - プリペイドカードシステム、記録装置、読書装置、発券機及び不正カード検出方法 - Google Patents

プリペイドカードシステム、記録装置、読書装置、発券機及び不正カード検出方法

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JPH11328502A
JPH11328502A JP10134800A JP13480098A JPH11328502A JP H11328502 A JPH11328502 A JP H11328502A JP 10134800 A JP10134800 A JP 10134800A JP 13480098 A JP13480098 A JP 13480098A JP H11328502 A JPH11328502 A JP H11328502A
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card
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JP10134800A
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Kazuma Nagasawa
一眞 長澤
Toshio Kuroi
俊夫 黒井
Takayuki Kamata
隆之 鎌田
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー等の偽造による不正カードの使用を防
止することができるプリペイドカードシステム、記録装
置、読書装置、発券機及び不正カード検出方法を提供す
る。 【解決手段】 記録装置は、プリペイドカード6の発行
の際、固定部E2に初期情報を記録し、ベリファイし
て、カードの端から初期情報の開始位置までの距離と、
初期情報の終了位置からカードの端までの距離と、を測
定し、磁気情報として可変部E1に記録する。プリペイ
ドカード6の使用時において、読書装置は、プリペイド
カード6の固定部E2における初期情報を読み取るとと
もに、カードの端から初期情報の開始位置までの距離
と、初期情報の終了位置とカードの端までの距離と、を
測定し、可変部E1に記録されている磁気情報の内容と
一致するか否かを判別し、一致しない場合、そのカード
を不正カードとして識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー等の偽造に
よる不正カードの使用を防止するプリペイドカードシス
テム、記録装置、読書装置、発券機及び不正カード検出
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金銭的価値を有する金額情報を記憶する
プリペイドカードを、遊技媒体等の貸出の対価の支払い
等に用いるプリペイドカードシステムが実現されてい
る。プリペイドカードシステムは、例えば、カード発行
元に設置される記録装置、各店舗に設置される発券機及
び読書装置等を備える。記録装置は、プリペイドカード
にカードID、券面金額等を含む初期情報等を記録(エ
ンコード)する。初期情報が記録されたプリペイドカー
ドは、例えばカード発行元から各店舗に販売される。
【0003】各店舗では、例えばカード発行元から購入
したプリペイドカードを発券機に格納する。発券機は、
利用者からのプリペイドカードの購入要求に応じて、自
己に格納されているプリペイドカードを取り出し、発券
日等の所定情報を記録して発券する。発券されたプリペ
イドカードは、利用者により例えば店舗の読書装置で使
用される。読書装置は、例えば残高チェックを行うこと
等により、挿入されたプリペイドカードが使用できるカ
ードであることを確認した後、支払金額(消費金額)に
応じて、プリペイドカードに記録されている金額情報等
を記録更新して、排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
システムでは、残高が無くなった(即ち、残高が0円と
なった)使用済みプリペイドカードに、未使用のプリペ
イドカードのデータをコピー等して不正カードを偽造
し、再度使用を試みるという不正行為がなされる虞があ
る。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、コピー等の偽造による不正カードの使用を防止
することができるプリペイドカードシステム、記録装
置、読書装置、発券機及び不正カード検出方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るプリペイドカードシステ
ムは、プリペイドカードに所定情報を記録する記録装置
と、各店舗に配置され、前記記録装置により所定情報が
記録されたプリペイドカードを処理する読書装置と、を
備えるプリペイドカードシステムにおいて、前記記録装
置は、初期情報をプリペイドカードの第1の記録領域に
記録する第1の記録手段と、前記第1の記録手段により
記録された前記初期情報を読み取るとともに、該初期情
報の記録位置を測定し、測定結果を距離情報として該プ
リペイドカードの第2の記録領域に記録する第2の記録
手段と、を備え、前記読書装置は、処理対象のプリペイ
ドカードの前記第1の所定領域における前記初期情報を
読み取ることにより、該初期情報の記録位置を測定する
測定手段と、該プリペイドカードの前記第2の記録領域
に記録されている前記測定情報を読み出す読出手段と、
前記測定手段による測定結果が、前記読出手段により読
み出された前記測定情報と実質的に一致するか否かを判
別する判別手段と、前記判別手段により一致しないと判
別された場合、該プリペイドカードを不正カードとして
識別し、使用を禁止する手段と、を備える。
【0007】このような構成によれば、記録装置が、プ
リペイドカードに初期情報を記録するとともに、初期情
報の記録位置(例えば、初期情報の開始位置及び終了位
置等)を測定し、その情報(測定情報)を記録する。読
書装置では、プリペイドカードの使用に先だって、初期
情報の記録位置を実際に測定し、その測定結果が、カー
ドに記録されている測定情報と一致するか否かをチェッ
クする。一般にプリペイドカードは、その製造時におい
てカードの型で打ち抜く際に、大きさに誤差が発生す
る。また、記録装置において初期情報を記録する際に
も、記録位置に多少の誤差が生じる。従って、記録装置
により記録された初期情報の記録位置は、実質上、プリ
ペイドカード毎に一意となるため、例えば残高が無くな
った使用済みプリペイドカードに、未使用のプリペイド
カードのデータがコピーされた不正カードが使用された
場合、読書装置における実際の測定結果が、そのカード
に記録されている測定情報と一致しないため、不正カー
ドであることを容易に検出することができる。
【0008】前記記録装置の前記第1の記録手段は、前
記プリペイドカードの前記第1の記録領域において、設
定値に従って、第1の所定位置から前記初期情報の記録
を開始し、第2の所定位置で該初期情報の記録を終了す
る手段を備えてもよく、前記記録装置の前記第2の記録
手段は、読み取り方向に沿って、前記プリペイドカード
の一方の端から前記初期情報の開始位置までの距離と、
該初期情報の終了位置から該プリペイドカードの他方の
端までの距離と、を測定し、前記測定情報として前記第
2の記録領域に記録する手段を備えてもよく、前記読書
装置の前記測定手段は、前記プリペイドカードの前記第
1の記録領域において、該プリペイドカードの一方の端
から前記初期情報の開始位置までの距離と、前記初期情
報の終了位置から該プリペイドカードの他方の端までの
距離と、を測定する手段を備えてもよく、前記読書装置
の前記読出手段は、前記プリペイドカードの前記第2の
記録領域に記録されている前記測定情報を読み出す手段
を備えてもよく、前記読書装置の前記判別手段は、前記
測定手段による測定結果が、前記読出手段により読み出
された前記測定情報と実質的に一致するか否かを判別す
る手段を備えてもよい。
【0009】前記記録装置の前記第2の記録手段及び前
記読書装置の前記測定手段による測定は、所定距離につ
いての読み取り時間の測定と、前記記録装置又は前記読
書装置において前記プリペイドカードを所定距離だけ搬
送する際に出力される信号のパルス数の測定と、の一方
を含んでもよい。この場合、プリペイドカードに記録さ
れる測定情報は、例えば読み取り時間又は信号のパルス
数を示す。
【0010】また、本発明の第2の観点に係る記録装置
は、プリペイドカードシステムにおいて使用されるプリ
ペイドカードを発行するための記録装置であって、プリ
ペイドカードの第1の記録領域に初期情報を記録する第
1の記録手段と、前記第1の記録手段により記録された
前記初期情報を読み取るとともに、該初期情報の記録位
置を測定し、測定結果を測定情報として該プリペイドカ
ードの第2の記録領域に記録する第2の記録手段と、を
備える。
【0011】このような構成によれば、記録装置が、プ
リペイドカードに初期情報を記録するとともに、カード
の端から初期情報の開始位置までの距離及び初期情報の
終了位置からカードの端までの距離を測定し、その情報
(測定情報)を記録する。一般にプリペイドカードは、
その製造時においてカードの型で打ち抜く際に、大きさ
に誤差が発生する。また、記録装置において初期情報を
記録する際にも、記録位置に多少の誤差が生じる。従っ
て、記録装置により記録された初期情報の記録位置は、
実質上、プリペイドカード毎に一意となる。よって、プ
リペイドカードを処理する読書装置が、カードの初期情
報の記録位置を実際に測定し、その測定結果が、カード
に記録されている距離情報と一致するか否かについてチ
ェックを行う場合、例えば残高が無くなった使用済みプ
リペイドカードに未使用のプリペイドカードのデータが
コピーされた不正カードを容易に検出することができ
る。
【0012】前記第2の記録手段は、前記プリペイドカ
ードの前記第1の記録領域について、読み取り方向に沿
って、該プリペイドカードの一方の端から前記初期情報
の開始位置までの距離と、該初期情報の終了位置から該
プリペイドカードの他方の端までの距離と、を測定し、
前記測定情報として該プリペイドカードの前記第2の記
録領域に記録する手段を備えてもよい。
【0013】また、本発明の第3の観点に係る読書装置
は、第1の記録領域に初期情報が記録され、第2の記録
領域に前記初期情報の記録位置に基づく測定情報が記録
されているプリペイドカードを処理するための読書装置
であって、処理対象のプリペイドカードの前記第1の記
録領域における前記初期情報を読み取るとともに、読み
取り方向に沿って、該プリペイドカードの一方の端から
前記初期情報の開始位置までの距離と、前記初期情報の
終了位置から該プリペイドカードの他方の端までの距離
と、を測定する距離測定手段と、前記プリペイドカード
の前記第2の記録領域に記録されている前記測定情報を
読み出す読出手段と、前記距離測定手段による測定結果
が、前記読出手段により読み出された前記距離情報と実
質的に一致するか否かを判別する判別手段と、前記判別
手段により一致しないと判別された場合、該プリペイド
カードを不正カードとして識別し、使用を禁止する手段
と、を備える。
【0014】このような構成によれば、第1の記録領域
に初期情報が記録され、第2の記録領域に初期情報の記
録位置に基づく測定情報が記録されているプリペイドカ
ードが使用される際に、読書装置が、初期情報の記録位
置を実際に測定し、その測定結果が、カードに記録され
ている測定情報と一致するか否かをチェックする。一般
にプリペイドカードは、その製造時においてカードの型
で打ち抜く際に、大きさに誤差が発生する。また、記録
装置等において初期情報が記録される際にも、記録位置
に多少の誤差が生じる。従って、記録装置等により記録
された初期情報の記録位置は、実質上、プリペイドカー
ド毎に一意となるため、例えば残高が無くなった使用済
みプリペイドカードに、未使用のプリペイドカードのデ
ータがコピーされた不正カードが使用された場合、読書
装置における実際の測定結果が、そのカードに記録され
ている測定情報と一致しないため、不正カードであるこ
とを容易に検出することができる。
【0015】また、本発明の第4の観点に係る発券機
は、第1の記録領域に初期情報が記録され、第2の記録
領域に前記初期情報の記録位置に基づく測定情報が記録
されているプリペイドカードを発券するための発券機で
あって、発券対象のプリペイドカードを格納する格納手
段と、前記格納手段に格納されている前記プリペイドカ
ードを取り出し、該プリペイドカードの前記第1の記録
領域における前記初期情報を読み取るとともに、読み取
り方向に沿って、該プリペイドカードの一方の端から前
記初期情報の開始位置までの距離と、前記初期情報の終
了位置から該プリペイドカードの他方の端までの距離
と、を測定する距離測定手段と、前記プリペイドカード
の前記第2の記録領域に記録されている前記測定情報を
読み出す読出手段と、前記距離測定手段による測定結果
が、前記読出手段により読み出された前記測定情報と実
質的に一致するか否かを判別する判別手段と、前記判別
手段により一致しないと判別された場合、該プリペイド
カードを不正カードとして識別し、発券を禁止する手段
と、を備える。
【0016】このような構成によれば、第1の記録領域
に初期情報が記録され、第2の記録領域に初期情報の記
録位置に基づく測定情報が記録されているプリペイドカ
ードを発券する際に、発券機が、発券対象のプリペイド
カードにおける初期情報の記録位置を実際に測定し、そ
の測定結果が、カードに記録されている測定情報と一致
するか否かをチェックする。一般にプリペイドカード
は、その製造時においてカードの型で打ち抜く際に、大
きさに誤差が発生する。また、記録装置等において初期
情報が記録される際にも、記録位置に多少の誤差が生じ
る。従って、記録装置等により記録された初期情報の記
録位置は、実質上、プリペイドカード毎に一意となるた
め、例えば残高が無くなった使用済みプリペイドカード
に、未使用のプリペイドカードのデータがコピーされた
不正カードが使用された場合、発券機における実際の測
定結果が、そのカードに記録されている測定情報と一致
しないため、不正カードであることを容易に検出するこ
とができる。
【0017】また、本発明の第5の観点に係る不正カー
ド検出方法は、プリペイドカードに所定情報を記録する
記録装置と、各店舗に配置され、前記記録装置により所
定情報が記録されたプリペイドカードを処理する読書装
置と、を備えるシステムにおける不正カード検出方法で
あって、前記記録装置において、初期情報をプリペイド
カードの第1の記録領域に記録する第1の記録ステップ
と、前記第1の記録ステップにより記録された前記初期
情報を読み取るとともに、読み取り方向に沿って、前記
プリペイドカードの一方の端から該初期情報の開始位置
までの距離と、該初期情報の終了位置から該プリペイド
カードの他方の端までの距離と、を測定し、距離情報と
して該プリペイドカードの第2の記録領域に記録する第
2の記録ステップと、プリペイドカードの使用時に、前
記読書装置において、処理対象のプリペイドカードの前
記第1の記録領域における前記初期情報を読み取るとと
もに、読み取り方向に沿って、該プリペイドカードの一
方の端から前記初期情報の開始位置までの距離と、該初
期情報の終了位置から該プリペイドカードの他方の端ま
での距離と、を測定する距離測定ステップと、前記距離
測定ステップによる測定結果が、前記処理対象のプリペ
イドカードの前記第2の記録領域に記録されている前記
距離情報と実質的に一致するか否かを判別し、一致しな
い場合に該プリペイドカードを不正カードとして識別す
るステップと、を備える。
【0018】このような構成によれば、記録装置におい
て、プリペイドカードに初期情報を記録するとともに、
カードの端から初期情報の開始位置までの距離及び初期
情報の終了位置からカードの端までの距離を測定し、そ
の情報(距離情報)を記録し、読書装置において、プリ
ペイドカードの使用に先だって、初期情報の記録位置に
関する距離を実際に測定し、その測定結果が、カードに
記録されている距離情報と一致するか否かをチェックす
る。一般にプリペイドカードは、その製造時においてカ
ードの型で打ち抜く際に、大きさに誤差が発生する。ま
た、記録装置において初期情報を記録する際にも、記録
位置に多少の誤差が生じる。従って、記録装置により記
録された初期情報の記録位置に関する距離は、実質上、
プリペイドカード毎に一意となるため、例えば残高が無
くなった使用済みプリペイドカードに、未使用のプリペ
イドカードのデータがコピーされた不正カードが使用さ
れた場合、読書装置における実際の測定結果が、そのカ
ードに記録されている距離情報と一致しないため、不正
カードであることを容易に検出することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
プリペイドカードシステムについて、図面を参照して説
明する。このプリペイドカードは、図1に示すように、
記録装置1、発券機2、読書装置3、中継装置4、セン
タ5等を備える。記録装置1及びセンタ5は、カード発
行元に設置されており、発券機2、読書装置3及び中継
装置4は、各店舗に設置されている。
【0020】本システムにおいて使用されるプリペイド
カード6は、図2に示すように、データを記録する領域
として、プリペイドカード6が使用される毎に記録更新
される所定データが主に記録される可変部E1と、記録
更新されないデータが記録される固定部E2と、を有す
る。本システムの各装置によるこれらの記録領域へのデ
ータの記録の詳細については後述する。
【0021】記録装置1は、カード発行元において、プ
リペイドカード6に初期情報(カードID、券面金額
等)を記録するための装置である。記録装置1は、図3
に示すように、プリペイドカード6にデータを記録する
ためのカード記録部11と、記録装置1全体を制御する
ための制御部13と、プリペイドカード6に記録するた
めの初期情報等を記憶する記憶部15と、を備える。
【0022】カード記録部11は、カードを搬送するた
めの搬送機構とカードリーダ/ライタ等を備え、制御部
13からの指示に従って、データをプリペイドカード6
に記録する。
【0023】制御部13は、カード記録部11を介し
て、記憶部15に記憶されている初期情報をプリペイド
カード6の固定部E2に記録する(エンコードする)。
ここで、制御部13は、書き込み方向に沿って、カード
の端から距離Xの位置で記録を開始し、カードの終端か
ら距離Yの位置で記録を終了するよう設定されている。
【0024】初期情報の記録の完了後、制御部13は、
ベリファイを行い、固定部E2に記録されたデータを読
み取る。この読み取りにおいて、制御部13は、図4に
示すように、読み取り方向に沿って、プリペイドカード
6の端からデータの開始位置までの距離DAと、データ
の終了位置からプリペイドカード6の終端までの距離D
Bと、を測定し、その測定値をプリペイドカード6の可
変部E1にそれぞれ磁気情報A、磁気情報Bとして記録
する。なお、例えば、データの開始位置は、情報の始ま
りを示すSTX(start of text)が記録されている位
置であり、データの終了位置は、情報の終わりを示すE
TX(end of text)が記録されている位置である。記
憶部15は、発行対象のプリペイドカード6に記録する
ための初期情報等を記憶する。
【0025】発券機2は、記録装置1により初期情報が
記録されたプリペイドカード6を格納し、利用者からの
購入要求に応じて、内部に格納されたプリペイドカード
6を取り出し、所定の発券処理を施して排出する。
【0026】読書装置3は、例えば遊技媒体の貸出等を
行う物販機(図示せず)に接続されており、発券機2に
よる発券処理が施されたプリペイドカード6を受け入
れ、物販機が利用者に貸し出した遊技媒体の対価に応じ
て、そのプリペイドカード6に記録されている金額情報
等を更新するための装置である。読書装置3は、図5に
示すように、データ読書部31と、制御部33と、記憶
部35と、通信部37と、を備える。
【0027】データ読書部31は、図示せぬカード挿入
口に挿入されたプリペイドカード6を内部に取り込み、
制御部からの指示に従って、プリペイドカード6に記録
されるデータの読み取り/書き込み等を行う。
【0028】制御部33は、挿入されたプリペイドカー
ド6の固定部E2に記録されているデータを読み取ると
ともに、読み取り方向に沿って、カードの端からデータ
の開始位置(STX)までの距離DAと、データの終了
位置(ETX)からカードの終端までの距離DBと、を
測定し、そのプリペイドカード6の可変部E1に記録さ
れている磁気情報A及び磁気情報Bとそれぞれ実質的に
一致するか否かを判別する。一致する場合、制御部33
は、そのプリペイドカード6を正常なカードと認識し、
一致しない場合、そのカードを不正カードと認識し、所
定のエラー処理を実行する。
【0029】また、制御部33は、磁気情報A、Bに関
するチェックの他に、所定のチェックを行う。この所定
のチェックは、例えば、可変部E1に記録されている金
額情報が示す残高が、固定部E2に記録されている券面
金額以下か否か等のチェックを含み、エラーが検出され
た場合には、所定のエラー処理を行う。
【0030】また、制御部33は、上記のチェックが全
て正常に完了したプリペイドカード6の可変部E1に記
録されている金額情報が示す残高が0円でないことを確
認し、消費金額に応じて、金額情報等を記録更新する。
この際、制御部33は、消費金額等を示す金額情報、使
用日情報等を含む売上情報を生成し、記憶部35に蓄積
して記憶する。また、制御部33は、記憶部35に記憶
された売上情報を通信部37を介して所定のタイミング
で中継装置4に送信する。
【0031】記憶部35は、プリペイドカード6の使用
に伴い、制御部33により生成される売上情報等を記憶
する。通信部37は、該読書装置3と中継装置4との間
の通信を制御する。
【0032】中継装置4は、店舗内の各読書装置3にお
ける売上情報等を回収して集約し、所定のタイミングで
センタ5に送信する。センタ5は、本システム全体を制
御するためのコンピュータ等から構成され、各店舗の中
継装置4から受信した売上情報等を記憶管理する。
【0033】なお、本システムでは、プリペイドカード
6はその製造時に所定の大きさの型で打ち抜かれ、その
寸法が所定範囲内であるカードのみが、初期情報を記録
するために記録装置1に供給される。ここでは、所定範
囲を、例えば、プリペイドカード6の型の横幅Lを基準
とした誤差T1の範囲とする。すなわち、図6に示すよ
うに、横幅の寸法がL±T1の範囲内にあるカードが、
本システムにおいて使用可能なプリペイドカード6とし
て記録装置1に供給される。
【0034】また、記録装置1がプリペイドカード6へ
初期情報を記録する際、記録開始位置及び終了位置に関
する設定値X、Yに従って記録するが、上述のようにプ
リペイドカード6の寸法が全てのカードにおいて等しい
わけではないこともあり、記録されたデータの開始位置
及び終了位置を設定値X、Yに完全に一致させることは
困難である。このため、実際には、初期情報の記録の際
に多少の誤差が生じることとなり、この誤差の上限をカ
ードの各端に対してT2、T3とすると、X、Yの設定
に従って記録されたデータは、実質上、図7に示すよう
に、カードの端からX±T2の位置から始まり、カード
の終端からY±T3の位置で終わることとなる。
【0035】上記のような、カードの型による打ち抜き
時に生じる誤差T1と、記録装置1による初期情報の記
録時に生じる誤差T2及びT3とは、ともに人為的に操
作できるものではなく、ランダムな値となる。よって、
プリペイドカード6に記録されるデータの開始位置及び
終了位置は、結果的にプリペイドカード6毎にそれぞれ
異なる一意の値となる。
【0036】このようなプリペイドカード6において、
例えば、残高が0円の使用済みカードに、未使用のカー
ドのデータがデッドコピーされたこととする。この場
合、コピー元のカードとコピー先のカードとでは、カー
ド自体の寸法が異なるため、コピー先のカードにおい
て、測定された距離DA及び距離DBは、そのカードに
コピーされた磁気情報A及び磁気情報Bの内容と結果的
に一致しない。従って、読書装置3が、プリペイドカー
ド6の固定部E2において測定したデータの開始位置及
び終了位置に関する距離と、可変部E1に記録されてい
る磁気情報A及び磁気情報Bとを照合することにより、
例えば、残高が0円となった使用済みプリペイドカード
6に未使用のプリペイドカード6のデータをコピーして
偽造された不正カードを容易に検出することができる。
【0037】次に、本システムの特徴部分である記録装
置1と読書装置3との動作について説明する。まず、記
録装置1の動作について図8のフローチャートを参照し
て説明する。記録装置1は、例えば外部からのプリペイ
ドカード6の発行指示に応答し、図示せぬ格納部に格納
されたプリペイドカード6を取り出し、券面金額、カー
ドID等を含む初期情報をカードの固定部E2に記録す
る(ステップS11)。この際、記録装置1は、カード
の端から距離Xの位置で記録を開始し、カードの終端か
ら距離Yの位置で記録を終了するよう設定されている。
ステップS11による初期情報の記録の完了後、記録装
置1は、ベリファイを行い、プリペイドカード6の固定
部E2に記録されたデータ(初期情報)を読み取る(ス
テップS12)。
【0038】このベリファイにおいて、記録装置1は、
読み取り方向に沿って、プリペイドカード6の端からデ
ータの開始位置(STX)までの距離DAと、データの
終了位置(ETX)からプリペイドカード6の終端まで
の距離DBと、を測定し、プリペイドカード6の可変部
E1にそれぞれ磁気情報A、磁気情報Bとして記録する
(ステップS13)。これにより、初期情報が記録され
たプリペイドカード6が発行される。発行されたプリペ
イドカード6は、各店舗に供給され、店舗内の発券機2
に格納され、購入要求に応じて利用者に提供される。
【0039】次に、利用者がプリペイドカード6を使用
する場合における読書装置3の動作について図9のフロ
ーチャートを参照して説明する。例えば利用者はプリペ
イドカード6を使用するために、読書装置3のカード挿
入口に挿入する。これに応答し、読書装置3は、挿入さ
れたプリペイドカード6を内部に取り込み、プリペイド
カード6の固定部E2に記録されているデータを読み取
るとともに(ステップS21)、読み取り方向に沿っ
て、カードの端からデータの開始位置(STX)までの
距離DAと、データの終了位置(ETX)からカードの
終端までの距離DBと、を測定する(ステップS2
2)。読書装置3は、プリペイドカード6の固定部E2
について測定した距離DA及び距離DBが、そのプリペ
イドカード6の可変部E1に記録されている磁気情報A
及びBとそれぞれ実質的に一致するか否かを判別する
(ステップS23)。
【0040】ステップS23において比較した情報が一
致しないと判別された場合、そのカードを不正カードと
認識し、例えばカードを返却せずに、図示せぬエラーラ
ンプを点灯する等の所定のエラー処理を実行する(ステ
ップS31)。また、ステップS23において、比較し
た情報が一致すると判別された場合、読書装置3は、そ
のプリペイドカード6について、磁気情報A、Bのチェ
ックの他に、例えば可変部E1に記録されている金額情
報が示す残高が固定部E2に記録されている券面金額以
下か否か等の所定のチェックを行う(ステップS2
4)。この所定のチェックにおいて、エラーが検出され
た場合には、上記と同様な所定のエラー処理を行う(ス
テップS31)。
【0041】読書装置3は、ステップS24におけるチ
ェックも全て正常に完了した場合、プリペイドカード6
の可変部E1に記録されている金額情報が示す残高が0
円でないことをチェックし(ステップS25)、例えば
図示せぬ物販機からの消費通知等に応答し、プリペイド
カード6の可変部E1に記録されている金額情報等を更
新する(ステップS26)。なお、ステップS25にお
いて残高が0円と判別された場合、読書装置3は、その
プリペイドカード6を排出して(ステップS28)、処
理を終了する。また、読書装置3は、ステップS26に
おける金額情報等の更新後、消費金額等を示す金額情
報、使用日情報等を含む売上情報を生成して記憶部35
に記憶し(ステップS27)、図示せぬ物販機からのプ
リペイドカード6の排出要求等に応答してプリペイドカ
ード6を排出し(ステップS28)、処理を終了する。
【0042】このようにして、読書装置3が、挿入され
たプリペイドカード6の固定部E2について、カードの
端からデータの開始位置までの距離及びデータの終了位
置からカードの終端までの距離を測定し、その測定結果
を可変部E1に記録されている磁気情報A及び磁気情報
Bと比較して、実質的に一致するか否かを判別し、一致
しない場合には、そのプリペイドカード6の使用を許可
しない。上述したように、プリペイドカード6の可変部
E1における磁気情報A及び磁気情報Bは、各プリペイ
ドカード6に応じてその内容が異なるため、例えば残高
が0円となった使用済みプリペイドカード6に、未使用
のプリペイドカード6のデータがコピーされた不正カー
ドが使用された場合には、読書装置3において、測定さ
れた距離と、記録されている磁気情報とが一致しないた
め、その不正を容易に検出することができる。
【0043】なお、記録装置1において、プリペイドカ
ード6の可変部E1に記録される磁気情報A、磁気情報
Bは、ベリファイ時における距離A、距離Bの読み取り
時間(プリペイドカード6の距離A、距離Bの搬送時
間)を示すようにしてもよい。また、読書装置3におけ
るデータ読書部31の搬送機構が一定周期のタイミング
パルス信号に応答して回転するステッピングモータ又は
パルスモータである場合、プリペイドカード6を距離
A、距離Bだけ搬送した間に発信された信号のパルス数
を磁気情報A、磁気情報Bとしてもよい。
【0044】また、発券機2においても、発券対象のプ
リペイドカード6に対して、発券日情報等を含む所定の
発券情報を記録するに先だって、上記読書装置3と同様
に、初期情報について距離DA及び距離DBを測定し、
そのカードに記録されている磁気情報A及び磁気情報B
と一致することをチェックして、不正カードの検出を行
うようにしてもよい。
【0045】また、このプリペイドカードシステムは、
プリペイドカードを、遊技媒体の貸出等の対価の支払い
に使用するシステムに限定されず、種々の用途に適用可
能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録装置が、プリペイドカードに初期情報を記録すると
ともに、例えば、カードの端から初期情報の開始位置ま
での距離及び初期情報の終了位置からカードの端までの
距離等の初期情報の記録位置に関する距離を測定し、そ
の情報(距離情報)を記録する。読書装置では、プリペ
イドカードの使用に先だって、初期情報の記録位置に関
する距離を実際に測定し、その測定結果が、カードに記
録されている距離情報と一致するか否かをチェックす
る。
【0047】プリペイドカードは、その製造時において
大きさに多少の誤差が生じ易く、また、記録装置におい
て初期情報を記録する際にも、記録位置に多少の誤差が
生じ易い。従って、記録装置により記録された初期情報
の記録位置に関する距離は、実質上、プリペイドカード
毎に一意となるため、例えば残高が無くなった使用済み
プリペイドカードに、未使用のプリペイドカードのデー
タがコピーされた不正カードが使用された場合、読書装
置における実際の測定結果が、そのカードに記録されて
いる距離情報と一致しないため、不正カードであること
を容易に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリペイドカードシ
ステムの構成を模式的に示す図である。
【図2】図1のプリペイドカードシステムで使用される
プリペイドカードの記憶領域の構造を示す図である。
【図3】図1のプリペイドカードシステムで使用される
記録装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】図3の記録装置によりプリペイドカードへ記録
される磁気情報について説明するための図である。
【図5】図1のプリペイドカードシステムで使用される
読書装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図6】図3の記録装置に供給されるプリペイドカード
の横幅の寸法を説明するための図である。
【図7】プリペイドカードにおいて、図3の記録装置に
より記録される初期情報の記録位置を説明するための図
である。
【図8】図3の記録装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】図5の読書装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 記録装置 2 発券機 3 読書装置 4 中継装置 5 センタ 6 プリペイドカード 11 カード記録部 13 制御部 15 記憶部 31 データ読書部 33 制御部 35 記憶部 37 通信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリペイドカードに所定情報を記録する記
    録装置と、各店舗に配置され、前記記録装置により所定
    情報が記録されたプリペイドカードを処理する読書装置
    と、を備えるプリペイドカードシステムにおいて、 前記記録装置は、初期情報をプリペイドカードの第1の
    記録領域に記録する第1の記録手段と、前記第1の記録
    手段により記録された前記初期情報を読み取るととも
    に、該初期情報の記録位置を測定し、測定結果を測定情
    報として該プリペイドカードの第2の記録領域に記録す
    る第2の記録手段と、を備え、 前記読書装置は、処理対象のプリペイドカードの前記第
    1の記録領域における前記初期情報を読み取るととも
    に、該初期情報の記録位置を測定する測定手段と、該プ
    リペイドカードの前記第2の記録領域に記録されている
    前記測定情報を読み出す読出手段と、前記測定手段によ
    る測定結果が、前記読出手段により読み出された前記測
    定情報と実質的に一致するか否かを判別する判別手段
    と、前記判別手段により一致しないと判別された場合、
    該プリペイドカードを不正カードとして識別し、使用を
    禁止する手段と、を備える、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。
  2. 【請求項2】前記記録装置の前記第1の記録手段は、前
    記プリペイドカードの前記第1の記録領域において、設
    定値に従って、第1の所定位置から前記初期情報の記録
    を開始し、第2の所定位置で該初期情報の記録を終了す
    る手段を備え、 前記記録装置の前記第2の記録手段は、読み取り方向に
    沿って、前記プリペイドカードの一方の端から前記初期
    情報の開始位置までの距離と、該初期情報の終了位置か
    ら該プリペイドカードの他方の端までの距離と、を測定
    し、前記測定情報として前記第2の記録領域に記録する
    手段を備え、 前記読書装置の前記測定手段は、前記プリペイドカード
    の前記第1の記録領域において、該プリペイドカードの
    一方の端から前記初期情報の開始位置までの距離と、前
    記初期情報の終了位置から該プリペイドカードの他方の
    端までの距離と、を測定する手段を備え、 前記読書装置の前記読出手段は、前記プリペイドカード
    の前記第2の記録領域に記録されている前記測定情報を
    読み出す手段を備え、 前記読書装置の前記判別手段は、前記測定手段による測
    定結果が、前記読出手段により読み出された前記測定情
    報と実質的に一致するか否かを判別する手段を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のプリペイドカードシ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記記録装置の前記第2の記録手段及び前
    記読書装置の前記測定手段による測定は、所定距離につ
    いての読み取り時間の測定と、前記記録装置及び前記読
    書装置において前記プリペイドカードを所定距離だけ搬
    送する際に出力される信号のパルス数の測定と、の一方
    を含む、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリペイドカ
    ードシステム。
  4. 【請求項4】プリペイドカードシステムにおいて使用さ
    れるプリペイドカードを発行するための記録装置であっ
    て、 プリペイドカードの第1の記録領域に初期情報を記録す
    る第1の記録手段と、 前記第1の記録手段により記録された前記初期情報を読
    み取るとともに、該初期情報の記録位置を測定し、測定
    結果を測定情報として該プリペイドカードの第2の記録
    領域に記録する第2の記録手段と、 を備えることを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】前記第2の記録手段は、前記プリペイドカ
    ードの前記第1の記録領域について、読み取り方向に沿
    って、該プリペイドカードの一方の端から前記初期情報
    の開始位置までの距離と、該初期情報の終了位置から該
    プリペイドカードの他方の端までの距離と、を測定し、
    前記測定情報として該プリペイドカードの前記第2の記
    録領域に記録する手段を備える、 ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】第1の記録領域に初期情報が記録され、第
    2の記録領域に前記初期情報の記録位置に基づく測定情
    報が記録されているプリペイドカードを処理するための
    読書装置であって、 処理対象のプリペイドカードの前記第1の記録領域にお
    ける前記初期情報を読み取るとともに、読み取り方向に
    沿って、該プリペイドカードの一方の端から前記初期情
    報の開始位置までの距離と、前記初期情報の終了位置か
    ら該プリペイドカードの他方の端までの距離と、を測定
    する距離測定手段と、 前記プリペイドカードの前記第2の記録領域に記録され
    ている前記測定情報を読み出す読出手段と、 前記距離測定手段による測定結果が、前記読出手段によ
    り読み出された前記測定情報と実質的に一致するか否か
    を判別する判別手段と、 前記判別手段により一致しないと判別された場合、該プ
    リペイドカードを不正カードとして識別し、使用を禁止
    する手段と、 を備えることを特徴とする読書装置。
  7. 【請求項7】第1の記録領域に初期情報が記録され、第
    2の記録領域に前記初期情報の記録位置に基づく測定情
    報が記録されているプリペイドカードを発券するための
    発券機であって、 発券対象のプリペイドカードを格納する格納手段と、 前記格納手段に格納されている前記プリペイドカードを
    取り出し、該プリペイドカードの前記第1の記録領域に
    おける前記初期情報を読み取るとともに、読み取り方向
    に沿って、該プリペイドカードの一方の端から前記初期
    情報の開始位置までの距離と、前記初期情報の終了位置
    から該プリペイドカードの他方の端までの距離と、を測
    定する距離測定手段と、 前記プリペイドカードの前記第2の記録領域に記録され
    ている前記測定情報を読み出す読出手段と、 前記距離測定手段による測定結果が、前記読出手段によ
    り読み出された前記測定情報と実質的に一致するか否か
    を判別する判別手段と、 前記判別手段により一致しないと判別された場合、該プ
    リペイドカードを不正カードとして識別し、発券を禁止
    する手段と、 を備えることを特徴とする発券機。
  8. 【請求項8】プリペイドカードに所定情報を記録する記
    録装置と、各店舗に配置され、前記記録装置により所定
    情報が記録されたプリペイドカードを処理する読書装置
    と、を備えるシステムにおける不正カード検出方法であ
    って、 前記記録装置において、初期情報をプリペイドカードの
    第1の記録領域に記録する第1の記録ステップと、 前記第1の記録ステップにより記録された前記初期情報
    を読み取るとともに、読み取り方向に沿って、前記プリ
    ペイドカードの一方の端から該初期情報の開始位置まで
    の距離と、該初期情報の終了位置から該プリペイドカー
    ドの他方の端までの距離と、を測定し、距離情報として
    該プリペイドカードの第2の記録領域に記録する第2の
    記録ステップと、 プリペイドカードの使用時に、前記読書装置において、
    処理対象のプリペイドカードの前記第1の記録領域にお
    ける前記初期情報を読み取るとともに、読み取り方向に
    沿って、該プリペイドカードの一方の端から該初期情報
    の開始位置までの距離と、該初期情報の終了位置から該
    プリペイドカードの他方の端までの距離と、を測定する
    距離測定ステップと、 前記距離測定ステップによる測定結果が、前記処理対象
    のプリペイドカードの前記第2の記録領域に記録されて
    いる前記距離情報と実質的に一致するか否かを判別し、
    一致しない場合に該プリペイドカードを不正カードとし
    て識別するステップと、 を備えることを特徴とする不正カード検出方法。
JP10134800A 1998-05-18 1998-05-18 プリペイドカードシステム、記録装置、読書装置、発券機及び不正カード検出方法 Pending JPH11328502A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1136960A1 (de) * 2000-03-24 2001-09-26 Infineon Technologies AG Individualanordnung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1136960A1 (de) * 2000-03-24 2001-09-26 Infineon Technologies AG Individualanordnung
WO2001073702A1 (de) * 2000-03-24 2001-10-04 Infineon Technologies Ag Individualanordnung
US7017821B2 (en) 2000-03-24 2006-03-28 Infineon Technologies Ag Individual configuration

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