JPS603665B2 - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPS603665B2
JPS603665B2 JP57025684A JP2568482A JPS603665B2 JP S603665 B2 JPS603665 B2 JP S603665B2 JP 57025684 A JP57025684 A JP 57025684A JP 2568482 A JP2568482 A JP 2568482A JP S603665 B2 JPS603665 B2 JP S603665B2
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宏 江口
健治 須佐
三郎 青木
保男 内田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tateisi Electronics Co
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Description

【発明の詳細な説明】 以下、次の順序でこの発明を詳細に説明する。
[1 発明の背景]1.1 技術分野 1.2 従来技術の説明 [2 発明の概要] 2.1 発明の目的 2.2 発明の構成、作用および効果 [3 実施例の説明] 3.1 取引処理装置の構成 3.2 カードのデータ記録フオ」マット3.3 セン
タの顧客別情報ファイル(CIF)3.4 センタの取
引履歴ファイル3.5 自動現金支払機の動作 3.6 センタにおける処理 3.7 実施例の作用および効果 3.8 変形例 [1 発明の背景] 1.1技術分野 この発明は、顧客個有の暗証番号を含む各種データが記
録されたカードを用いて所定の取引を行なう取引処理装
置、たとえば銀行などの金融業に設置される自動現金支
払機や自動預金機などの取引処理装置に関する。
1.2 従来技術の説明 この種の取引処理装置では、カードに磁気記録された暗
証番号の謙取データと、顧客によってキー入力された暗
証番号とを比較して、または装置内に暗証番号をあらか
じめ記憶しておきこの記憶されている暗証番号と、顧客
によってキー入力された暗証番号とを比較して、これら
の両番号が−致したときにカードの使用者が取引資格の
ある当人であることを確認する。
そして、この確認後に所定の取引を実行する。銀行など
の金融業においては、現金支払や預金のための取引処理
装置が、既に普及している。
この取引処理装置で用いられるカードの磁気記録フオー
マットも既に広く知られていると言っても過言ではない
。そして、カードへのデータ記録用のェンコードも市販
されているので、カードの偽造が比較的容易に可能な情
況になってきている。とくに、暗証番号を装置内に記憶
しておらず、カードの暗証番号の謙取データとキ−入力
された暗証番号とを比較するタイプのものでは、偽造者
が暗証番号を任意に設定することができ、しかもこの任
意に設定された暗証番号で取引が可能となってしまう。
[2 発明の概要] 2.1 発明の目的 この発明は、偽造カードの使用を早期に発見でき、しか
も偽造カード‘こよる不正な取引を防止することを目的
とする。
この発明はまた、不正な取引を防止するための手段に障
害が発生した場合でも、正規の取引を可能とすることを
目的とする。
2.2 発明の構成、作用および効果 この発明は、使用者個有のデータが記録されている記録
媒体を用い、記録媒体の議取りデータまたはこの講取り
データによってアクセスされるメモリからの読取りデー
タと、使用者によってキー入力されたデータとの照合に
より、真正の使用者を確認する取引処理装置において、
記録媒体にキーワードの記憶ェリャを設け、取引処理装
置には、使用者別にキーワードを記憶するメモリと、記
録媒体のデータを講取りかつ記録媒体に更新すべきデー
タを書込む謙取書込装置と、更新すべきキーワードを記
録媒体に記録できないエラーの発生を検出する手段と、
記録媒体から諸取られたキーワードと、メモリーこ記憶
されているその記録媒体の使用者のキーワードとの対応
関係を検査する演算手段と、両キーワードが所定の対応
関係にある場合にのみ取引を許可し、かつ新たなキーワ
ードを作成してこれによりメモリおよび記録媒体のキー
ワードを更新させる第1の制御手段と、上記のエラーが
発生した場合にメモリのキーワードを前回の値に戻す第
2の制御手段とを備えたことを特徴とする。
ここで「キーワード」とは、取引処理装置において用い
られる記録媒体(たとえば磁気カード)が真正なものか
どうかを判定するためのコードの1つであって、取引処
理ごとに更新されることを特徴とするコードである。
キーワードは記録媒体に記録されているとともに、記録
媒体の読取りデータ(たとえば口座番号)によってアク
セスされる取引処理装置のメモリにも、記録媒体上のキ
ーワードと所定の対応関係にあるキーワードが記録媒体
の使用者ごとに(たとえば口座番号ごとに)記憶されて
いる。取引処理ごとに、記録媒体上のキーワードとメモ
リ内のキーワードとの対応関係が検査されるごとにより
、その記録媒体が継続して正しく使用されているかどう
かが調べられる。すなわち、両キーワードが所定の対応
関係にあれば取引が許可されかつ新たなキーワードが作
成されこれにより記録媒体およびメモリのキーワードが
更新される。両キーワードが所定の対応関係にない場合
には取引が禁止される。したがって、記録媒体の偽造が
難かしく、たとえ偽造されたとしても、偽造記録媒体の
使用前に正規のカードが1回でも既に使用されていれば
メモリのキーワードは既に更新されてしまっているから
、偽造記録媒体を用いては取引を行なうことができない
。このようにして、記録媒体の偽造を早期に発見するこ
とができるとともに、不正な取引が未然に防止される。
また、何らかの障害によって記録媒体に更新後のキーワ
ードが記録されなかった場合には、メモリのキーワード
は更新前の値に戻される。
したがって、キーワードが更新されなかった場合にも取
引は可能であって、障害対策が万全である。[3 実施
例の説明]以下、この発明を、端末機が自動現金支払機
である取引処理装置に適用した実施例について、図面を
参照して詳細に説明する。
3.1 取引処理装置の構成 第1図は、取引処理装置の全体的な構成を示している。
取引処理装置は、コントロール・センタ1と、センタ1
にオン・ラインで結ばれた多数の端末機とから構成され
ている。端末機の1つに自動現金支払機(以下CDと略
す)2がある。センタ1には、各端末機との交信の制御
や端末機から伝送されてくる取引データの処理を行なう
中央処理装置(以下CPUという)10、顧客の取引デ
ータを記憶する顧客別情報ファイル(以下Cmという)
11、過去の取引内容を記憶する取引履歴ファイル14
、なちびに端末機との交信のための通信制御装置12お
よびモデム13が設けられている。取引データの処理に
おいてCPUIOは、後に示すように、カードの検査、
取引の可否の判断、取引演算処理およびCmllの書き
かえなどを行なう。多数の端末機は、モデム5およびタ
ーミナル・コントローラ4を介してセンタ1と結ばれ、
かつこれらによってセンタ1との間の交信が制御される
端末機の1つであるCD2は、支払取引のために顧客が
なすべき操作を順次表示する操作手順表示器22、暗証
番号、支払請求金額などを入力するキーボード、力‐ー
ド挿入口および現金放出口などが設けられた接客パネル
23、カード挿入口に挿入されたカー日こ記録されてい
るカード・データを謙取るとともにカードに所定のデー
タを書込むカード・リーダおよびライタ(以下単にカー
ド・リーダという)24、各取引ごとに取引データをジ
ャーナルおよび伝票に印字し、かつカードのェンボスを
ィンプリントして伝票を発行する伝票発行機25、なら
びに支払請求額の紙幣を計数して搬出する紙幣放出機2
6を、入出力機器として備えている。CPU20は、こ
れらの入出力機器を制御するとともにセンタ1との交信
を制御することにより、所定の取引を実行する。CPU
20は、取引データなどを記憶するメモリ21を備えて
いる。CPU20は、入出力制御回路27によりターミ
ナル・コントローラ4と接続されている。第1図におい
ては、CPUI0,20のプログラムを記憶したメモリ
などは図示が省略されている。32 カードのデータ記
録フオーマツト 第2図は、取引処理装置で用いられるカードのデータ記
録フオーマツトを示している。
カードは、磁気ストライプを有し、この磁気ストライプ
に、銀行で用いられるカードであることを示す・IDコ
ード、カードの用途区分を示す銀行承認コード、顧客固
有の暗証番号、銀行番号、店番号、顧客の口座番号、カ
ードが真正のものであることを判別するためのキーワー
ドKIなどが磁気記録されている。3.3 センタの顧
客別情報ファイル(CIF)第3図は、センタ1に設け
られたCIFIIの内容を示している。
Cmllはたとえば磁気ディスクにより構成されている
。CIFIIには、口座をもつ顧客ごとにその取引デー
タの記憶ェリャがあり、このェリャに口座番号、残高、
、暗証番号、キーワードK2およびライト・エフー・フ
ラグFが記憶されている。キーワードK1,K2は所定
のアルゴリズムによって相互に数値変換されているので
、同一の口座番号であっても、カードのキーワードKI
とC『11のキーワードK2とは一致しないが、上記の
アルゴリズムによって関係づけられている。このアルゴ
リズムは、任意の演算式でも、桁を交換するものでもよ
い。キーワードK1,K2は、後に示すように取引ごと
に更新されていく。3.4 センタの取引履歴ファイル 第4図は、取引履歴ファイル14の内容を示している。
このファイル14はたとえば磁気テープにより構成され
、取引ごとに取引データが記憶される。記憶される取引
データには、口座番号、取引の日付、取引額、前回のキ
ーワードおよび必要ならば前回までの残高がある。この
ファイル14は、後に示すように、カードに新たなキー
ワードを記録できなかった場合に、CIFIIのキーワ
ードを元の値(前回の値)に戻すために有効に利用され
る。また、取引成立後に、取引を取消す場合にも有用で
ある。このファイル14は、たとえば1日の取引につい
てのみ作成されればよい。3.5 自動現金支払機の動
作 第5図は、CD2に対する顧客の操作およびCD2の取
引処理の手順を示している。
顧客はまずカード挿入口にカードを挿入し(ステップ3
1)、キーボードによって暗証番号をキー入力する(ス
テップ32)。挿入されたカードに記録されているデー
タは、カード・リーダ24に読取られ、このカード・デ
ータ中の暗証番号とキー入力された暗証番号とが比較さ
れる(ステップ33)。両番号が一致すれば、表示器2
2に支払請求額をキー入力せよという指示が表示される
ので、顧客は支払請求金額をキー入力する(ステップ3
4)。両暗証番号が一致しない場合には、カードが返却
され(ステップ55)、処理が終わる。ただちにカード
を返却せずに、再度暗証番号をキー入力させるようにし
てもよい。この場合には、ステップ33で複数回続けて
NOとなった場合にカードが返却される。支払請求金額
が入力されると、支払取引に必要なデータが整うから、
センターとの交信に移る(ステップ35,36)。
このセンタ交信と平行して、伝票発行機25によってカ
ードのェンボスのジャーナルへのィンプリントが行なわ
れる(ステップ37)。CD2からセンターに送られる
電文には、CD2の端末コード、電文の種別(この場合
には出金電文)を示すコード、キー入力された暗証番号
および支払請求金額、ならびにキーワードKIを含むカ
ード・データが含まれている。CD2からの電文を受信
するとセンターでは、後に詳述するように、取引の可否
の判定、カードの検査、新たなキーワードの作成、CI
FI Iの更新などが行なわれ、これらの処理結果を示
す電文がCD2に伝送される。センターからCD2に送
られる電文には、CD2の端末アドレス、動作指示(出
金可、出金不可カード返却、出金不可カード回収)、新
たなキーワードを含むカードのライト・データ、口座番
号、出金金額、および新たな残高が含まれている。セン
タとの交信およびカード・ィンプリント処理ののち、送
信エラーがあったかどうか、受信エラーがあったかどう
か、インプリント・エラーがあったかどうかがチェック
される(ステップ38〜40)。
送信エラーおよび受信エラーについては、通常、センタ
1との送受信を所要回数線返えしてもなおエラーの場合
に、ステップ38,39でYESとなる。インプリント
・エラーには、たとえばカードが搬送路に詰ってしまっ
てィンプリントが実施されず、その完了信号が出力され
ない場合などがある。送信エラーの場合には、センタ1
には取引デー外ま送られていないから取引不成立であっ
て、カードが返却される(ステップ55)。受信エラー
およびィンプリント・エラーの場合にはCび11は既に
更新されているので、一般には取引が成立している。こ
の場合には、カードへの書込み(ステップ43)とくに
新たなキーワードの書込みができないから、キーワード
取消電文がセンタ1に送信される(ステップ56)。こ
の後、係員による処理に委ねられる。キーワード取消電
文には、その旨を示すコードおよびカード・データが含
まれている。ステップ38〜40のいずれのエラーもな
ければ、センタ1から送信された電文中の動作指示にし
たがって、出金可であれば(ステップ41)、伝票への
取引データの印字(ステップ42)、カードへの新たな
キーワードを含むライト・データの書込み(ステップ4
3)、および出金額相当の現金の線出し、計数処理(ス
テップ44)、が平行して行なわれる。
出金不可の場合には、カード回収か返却であるから(ス
テップ45)、その指示に応じてカードが回収されるか
(ステップ46)、またはカードが返却される(ステッ
プ55)。伝票印字、カード・ライトおよび現金操出し
計数ののち、これらの処理でエラーが発生したかどうか
がチェックされる(ステップ47〜49)。
印字エラーはたとえば印字完了信号が出力されはし・こ
とにより検知される。カード・ライト・ェフーには、カ
ードが詰つてしまってカードに書込みが全くもし〈は一
部しか行なわれない場合や、書込みののちのりード・チ
ェックによって検知されるものがある。現金線出し計数
エラーには、たとえば紙幣の詰りなどがある。いずれの
エラーの場合にも、既に取引は成立している。印字エラ
ーおよび現金線出し計数エラーの場合には、カードへの
新しいキーワードを含むデータの書込みは完了している
のであるから、そのまま係員の処理に委ねられる。係員
は、顧客にカードや現金を手渡して取引が終わる。カー
ド・ライト・エラーの場合には、カードのキーワードの
更新が行なわれていないから、キーワード取消電文がセ
ンタ1に送信される(ステップ56)。そして、係員に
よる処理に移る。カード・ライト・エラーのうち、カー
ドへの書込みの途中でカードが詰ってしまったような場
合には、このカードは読めないカードであるからカード
再発行となる。以上のエラーがなけば、カードが返却さ
れ(ステップ50)、印字された伝票および現金が放出
された(ステップ52)、取引が終る。
カードの返却エラー(ステップ51)、現金、伝票放出
エラー(ステップ53)が発生した場合には、係員によ
る処理となる。3.6 センタにおける処理 第6図は、センタ1の処理手順を示している。
端末機からの電文の受信ののち、この電文が分類される
(ステップ61)。出金電文であれば(ステップ62)
、ステップ65からの出金取引処理に進む。出金取引処
理では、まず受信した出金電文のフオーマツトがチェッ
クされるとともに、電文中のキーワードKIが所定のア
ルゴリズムで数値変換される。また、電文中に含まれる
口座番号からCIFIIが検索される(ステップ64)
。受信した出金電文の内容にエラーがある場合(ステッ
プ66)、たとえばCIFII中に該当する口座番号が
ない場合には、取引不可カード返却の指示を含むエラー
電文がCD2に送信される(ステップ67)。エラーが
なければ次に、CD2からの電文中に含まれているキー
入力された暗証番号と、CIFIIの該当口座に記憶さ
れている暗証番号とが比較され(ステップ68)、一致
すれば続いて電文中の数値変換されたキーワ−ドと、C
IFIIの該当口座に記憶されているキーワードK2と
が比較される(ステップ69)。ステップ68で暗証番
号が一致しない場合またはステップ69でキーワードが
一致しない場合には、カードの不正使用または不正カー
ド(偽造カード)が使用されたのであるから、取引不可
カード回収の指示を含む電文がCD2に送信される(ス
テップ70)。ステップ681こおいて、電文中のカー
ド・データに含まれる暗証番号とCmll中の暗証番号
とが比較されてもよい。また、暗証番号の照合は、CD
2で既に行なわれているから、センタ1ではステップ6
8の処理は必ずしも必要ではない。暗証番号もキーワー
ドも一致した場合には、支払請求金額とC『11中の残
高とが比較され、残高の方が大きければ出金可となる(
ステップ71)。
残高不足の場合には、出金不可カード返却の指示を含む
電文がCD2に送信されるステップ72)。出金可であ
れば、C岬11中の取引の対象となっている口座番号の
記憶ェリャの残高、キーワードK2が更新されるととも
に、取引データがファイル14に記憶される(ステップ
73)。
新残高は、記憶されている残高から支払請求金額(出金
金額)を減算することにより求められる。キーワードと
しては、最も簡単にはカードの使用回数が採用される。
この場合には、K2に十1されることにより新たなキー
ワ−ドが作成される。キーワードの更新方法には、他に
、前回のキーワードを変数とする所定の関係によって算
出する、乱数を用いる、などがある。上記の関数におい
ては、パラメータとして使用回数や時刻などを用いるこ
ともできる。乱数は、パルス発生器とこの発生パルスを
計数するカゥンタとよりなる乱数発生器によって得られ
る。演算された新たな残高および新たなキーワード‘ま
Cび11の該当するェリャに記憶される。また、取引履
歴ファイル14には、処理を行っている取引の口座番号
、日付、取引額(出金金額)、更新される前のCmll
に記憶されていたキーワードおよび前回までの残高が記
憶される。作成された新たなキーワ−ド‘ま、所定のア
ルゴリズムで数値変換される(ステップ74)。
そして、この数値変換された新たなキーワードがカード
・データ中のキーワードと置き換えられてカードのライ
ト・データが作成される。最後に、出金可の指示、作成
されたライト・データ、口座番号、出金金額および新残
高を含む電文が編集され、CD2に送信される(ステッ
プ75)。CD2では、上述のようにセンタ1から伝送
されたカードのライト・データがカードに書込まれるの
で(ステップ43)、カードのキーワードKIは、セン
タで新たに作成されかつ数値変換された新たなキーワー
ドとなる。キーワード取消電文の場合には(ステップ6
3)、この電文には口座番号が含まれているから、ファ
イル14が検索され、該当する口座番号の記憶ェリャの
前回のキーワードが読出される。
そして、Cmllが検索され、該当する口座番号の記憶
ェリャに、この読出された前回のキーワードが書込まれ
ることにより、CIFIIのキーワードが更新前の値に
戻される。入金電文の場合には(ステップ64)、所定
の入金取引処理が行なわれる(ステップ77)。受信電
文がさらに他の電文であれば、その電文に応じた処理が
実行される。新たなキーワードが所定の関係から算出さ
れる場合には、前回のキーワードは、更新後のキーワー
ドを用いて所定の関数を逆算することにより求まるから
、取引履歴ファイル14は必ずしも必要ない。上記の例
では、ステップ39,40のエラーがあっても取引成立
としている。
Cmllが更新されたのちは取引成立とする方が好まし
いからである。しかしながら、ステップ39,40のエ
ラーが発生した場合には取引不成立とし、取引取消電文
をセン夕1に送るようにしてもよい。この場合には、セ
ンタ1は、ファイル14を参照して、Cmllの該当す
る口座番号の記憶ェリャの内容を取引前の状態に戻す。
第6図において、入金処理(ステップ72)においても
、上記のような暗証番号のチェックおよびキーワードの
チェックが行なわれてもよい。
しかしながら、入金の場合には、カードの不正使用また
は偽造カードの使用は考えられず、またたとえあったと
しても顧客が不利益を被ることはないので、必ずしも必
要ではない。3.7 実施例の作用および効果 カー日こは、顧客個有のキーワードKIが記録されてい
る。
CIFI Iには、その顧客の口座番号の記憶ェリャに
、キーワードKIと1対1に対応するキーワ−ドK2が
記憶されている。そして、カードが使用されたときには
、キーワードKIとK2が正しい対応関係にあるかどう
かが検査され、かつキーワードK1,K2が更新される
。キーワードKIとK2とが正しい対応関係にない場合
には、取引は禁止される。カードには、従来のカード・
データに加えてキーワードが記録されているから、その
フオーマットが分りにくくなっており、カードの偽造が
困難となる。たとえカードが偽造されたとしても、この
偽造カードが使用される前に正規のカードが1回でも使
用されていれば、C『11のキーワードK2は更新され
てしまうので、もはや偽造カードのキーワードはCIF
I1のキーワードと正しい対応関係になく、ただちに取
引が禁止される。正しいカードの使用によってCび11
のキーワードが更新されたのにもかかわらず、CD2の
エラーのために更新されたキーワードがカードに書込ま
れなかった場合には、CD2からセンタ1にキーワード
取消電文が伝送される。
センタ1では、キーワード取消電文を受信すると、CI
FIIのキーワードを更新前の値に戻している。カード
には更新前のキーワードが記録されている。したがって
、このカードを次回使用したときには、カードのキーワ
ードとCml1のキーワードとは正しい対応関係にあり
、取引が可能となる。3.8 変形例 上記の例では、センタ1でのみキーワードを数値変換し
ているが、センタ1およびCD2の両方に数値変換プo
グラムまたは数値変換回路を設け、両方でキーワードの
数値変換を行なうようにしてもよい。
この様子が第7図に示されている。カード‘こ記録され
るキーワードをKI=3412とする。このキーワード
はCD2でその第1桁と第2桁が、および第3桁と第4
桁がそれぞれ交換され、K3=4321となる。このキ
ーワードK3がセンタ1とCD2との間で伝送される。
そして、センタ1では、さらにキーワードK3が逆の順
序に並べかえられてK2=1234となる。このキーワ
ードK2がC『11に記憶される。このようにキーワー
ドは、CIFI 1、回線上およびカードのいずれにお
いても全く異なる値をとるので、外部からはキーワード
の値が全く分らない。上記実施例では端末機としてCD
が示されているが、この発明は自動預金支払機やローン
マシーンにも適用することができるのは言うまでもない
この場合、残高照会、振替、振込の取引処理についても
キーワードのチェックをすることが好ましい。また銀行
等の取引処理装置以外のカードを用いた取引処理装置、
たとえばガソリン・スタンドやECR(電子キャッシュ
・レジスタ)等のPOSシステム端末機、無人スーパの
端末機、その他のカードによって物品を販売する自動販
売機にも適用しうるのは言うまでもない。オンラインで
動作する端末機のみならず、オフラィンで動作する装置
にも適用される。この場合には、キーワードはセン夕で
はなく、装置のメモリ内に記憶される。さらに、取引デ
ータが記録される磁気ストライプをもつ通帳にもこの発
明は適用しうる。通帳の磁気ストライプにキーワードを
記録すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は取引処理装置の全体的な構成を示すブロック図
、第2図はカード・フオーマツトを示す図、第3図は顧
客別情報ファイルの内容を示す図、第4図は取引履歴フ
ァイルの内容を示す図、第5図は端末機の動作を示すフ
ロー・チャート・第6図はセンタの動作を示すフロー・
チャート、第7図はキーワードの数値変換の様子を示す
図である。 1・・・・・・コントロール・センタ、2・・…・現金
支払機、10,20・・・・・・CPU、11・・・・
・・顧客別情報ファイル、24……カード・リーダおよ
びライタ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 使用者個有のデータが記録されている記録媒体を用
    い、記録媒体の読取りデータまたはこの読取りデータに
    よってアクセスされるメモリからの読取りデータと、使
    用者によってキー入力されたデータとの照合により、真
    正の使用者を確認する取引処理装置において、 記録媒
    体にはキーワードの記録エリヤがあり、 取引処理装置
    は、 使用者別にキーワードを記憶するメモリと、 記
    録媒体のデータを読取りかつ記録媒体に更新すべきデー
    タを書込む読取書込装置と、 更新すべきキーワードを
    記録媒体に記録できないエラーの発生を検出する手段と
    、 記録媒体から読取られたキーワードと、メモリに記
    憶されているその記録媒体の使用者のキーワードとの対
    応関係を検査する演算手段と、 両キーワードが所定の
    対応関係にある場合にのみ取引を許可し、かつ新たなキ
    ーワードを作成してこれによりメモリおよび記録媒体の
    キーワードを更新させる第1の制御手段と、 上記のエ
    ラーが発生した場合にメモリのキーワードを前回の値に
    戻す第2の制御手段とを備えている、取引処理装置。
JP57025684A 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置 Expired JPS603665B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP57025684A JPS603665B2 (ja) 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置

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JP57025684A JPS603665B2 (ja) 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS58142476A JPS58142476A (ja) 1983-08-24
JPS603665B2 true JPS603665B2 (ja) 1985-01-30

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JP57025684A Expired JPS603665B2 (ja) 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置

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