JPS6118228B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6118228B2
JPS6118228B2 JP2568382A JP2568382A JPS6118228B2 JP S6118228 B2 JPS6118228 B2 JP S6118228B2 JP 2568382 A JP2568382 A JP 2568382A JP 2568382 A JP2568382 A JP 2568382A JP S6118228 B2 JPS6118228 B2 JP S6118228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyword
card
transaction
updated
recording
Prior art date
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Expired
Application number
JP2568382A
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JPS58142475A (ja
Inventor
Hiroshi Eguchi
Kenji Susa
Saburo Aoki
Yasuo Uchida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Tateisi Electronics Co filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP57025683A priority Critical patent/JPS58142475A/ja
Publication of JPS58142475A publication Critical patent/JPS58142475A/ja
Publication of JPS6118228B2 publication Critical patent/JPS6118228B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下、次の順序でこの発明を詳細に説明する。
〔1 発明の背景〕 1.1 技術分野 1.2 従来技術の説明 〔2 発明の概要〕 2.1 発明の目的 2.2 発明の構成、作用および効果 〔3 実施例の説明〕 3.1 取引処理装置の構成 3.2 カードのデータ記録フオーマツト 3.3 センタの顧客別情報フアイル(CIF) 3.4 自動現金支払機の動作 3.5 センタにおける処理 3.6 実施例の作用および効果 3.7 変形例 〔1 発明の背景〕 1.1 技術分野 この発明は、顧客固有の暗証番号を含む各種
データが記録されたカードを用いて所定の取引
を行なう取引処理装置、たとえば銀行などの金
融業に設置される自動現金支払機や自動預金機
などの取引処理装置に関する。
1.2 従来技術の説明 この種の取引処理装置では、カードに磁気記
録された暗証番号の読取データと、顧客によつ
てキー入力された暗証番号とを比較して、また
は装置内に暗証番号をあらかじめ記憶しておき
この記録されている暗証番号と、顧客によつて
キー入力された暗証番号とを比較して、これら
の両番号が一致したときにカードの使用者が取
引資格のある当人であることを確認する。そし
て、この確認後の所定の取引を実行する。
銀行などの金融業においては、現金支払や預
金のための取引処理装置が、既に普及してい
る。この取引処理装置で用いられるカードの磁
気記録フオーマツトも既に広く知られていると
言つても過言ではない。そして、カードへのデ
ータ記録用のエンコーダも市販されているの
で、カードの偽造が比較的容易に可能な情況に
なつてきている。とくに、暗証番号を装置内に
記憶しておらず、カードの暗証番号の読取デー
タとキー入力された暗証番号とを比較するタイ
プのものでは、偽造者が暗証番号を任意に設定
することができ、しかもこの任意に設定された
暗証番号で取引が可能となつてしまう。
〔2 発明の概要〕 2.1 発明の目的 この発明は、偽造カードの使用を早期に発見
でき、しかも偽造カードによる不正な取引を防
止することを目的とする。
2.2 発明の構成、作用および効果 この発明は、中央装置とこれに伝送ラインで
結ばれた取引端末機とからなり、キーワードの
記録エリヤが設けられた記録媒体を用いて真正
な使用者を確認する取引処理装置に適用され
る。
取引端末機は、記録媒体のキーワードを含む
データを読取りかつ中央装置から伝送された更
新すべきキーワードを含むデータを記録媒体に
書込む読取書込装置と、更新すべきキーワード
を記録媒体に記録できない記録エラーの発生を
検出する手段と、記録媒体から読取つたデータ
および取引データを含む電文、ならびに記録エ
ラー発生手段の検出した記録エラーを示す記録
エラー電文を中央装置に伝送するとともに、中
央装置から送信される更新すべしキーワードを
含む電文を受信する伝送手段とを含んでいるこ
とを特徴とする。
また、中央装置は、使用者別にキーワードと
記録エラーの有無とを記憶するメモリと、取引
端末機から記録エラー電文が送られた場合に
は、該当する使用者に対してメモリに記録エラ
ー有を記憶させる手段と、取引端末機はら送ら
れたキーワードとメモリに記憶されている該当
する使用者のキーワードとの対応関係を検査す
る演算手段と、両キーワードが所定の対応関係
にある場合および該当する使用者についてメモ
リに記録エラー有が記憶されている場合に取引
を許可し、かつ新たなキーワードを作成してこ
れによりメモリの該当するキーワードを更新す
るとともにこの新たなキーワードを更新すべき
キーワードとして取引端末機に伝送する制御手
段とを備えていることを特徴とする。
ここで「キーワード」とは、取引処理装置に
おいて用いられる記録媒体(たとえば磁気カー
ド)が真正なものかどうかを判定するためのコ
ードの1つであつて、取引処理ごとに更新され
ることを特徴とするコードである。キーワード
は記録媒体に記録されているとともに、記録媒
体の読取りデータ(たとえば口座番号)によつ
てアクセスされる中央装置のメモリにも、記録
媒体上のキーワードと所定の対応関係にあるキ
ーワードが記録媒体の使用者ごとに(たとえば
口座番号ごとに)記憶されている。
取引処理ごとに、取引端末機から伝送された
データに基づいて中央装置において記録媒体上
のキーワードとメモリ内のキーワードとの対応
関係が検査されることにより、その記録媒体が
継続して正しく使用されているかどうかが調べ
られる。すなわち、両キーワードが所定の対応
関係にあれば取引が許可されかつ新たなキーワ
ードが作成されこれによりメモリのキーワード
が更新されるとともに、この新たなキーワード
が中央装置から取引端末機に送られ、取引端末
機において記録媒体のキーワードが更新され
る。両キーワードが所定の対応関係にない場合
には取引が禁止される。
したがつて、記録媒体の偽造が難かしく、た
とえ偽造されたとしても、偽造記録媒体の使用
前に正規のカードが1回でも既に使用されてい
れば中央装置のメモリのキーワードは既に更新
されてしまつているから、偽造記録媒体を用い
ては取引を行なうことができない。このように
して、記録媒体の偽造を早期に発見することが
できるとともに、不正な取引が未然に防止され
る。
この発明はまた、取引端末機において上記の
新たなキーワードを記録媒体で記録できないエ
ラーが発生した場合にもこれに充分に対処し
得、かつそれ以降の正規の取引を可能としてい
る。
すなわち、この発明においては、取引端末機
側において記録媒体に更新すべきキーワードを
記録できないエラー、たとえば受信エラー、イ
ンプリント・エラー、カード・ライト・エラー
等が生じた場合にはその旨を示す電文が取引端
末機から中央装置に伝送される。中央装置では
この記録エラー発生を示す電文を受取ると、メ
モリの該当する使用者の記憶場所に記録エラー
有を記憶する。この記録エラー有が記憶されて
いる場合には、中央装置で上記のキーワードの
対応関係の検査を行なうことなく取引が許可さ
れる。したがつて、キーワードの更新されなか
つた記録媒体であつてもそれ以降の取引が可能
となる。
3 実施例の説明 以下、この発明を、端末機が自動現金支払機で
ある取引処理装置に適用した実施例について、図
面を参照して詳細に説明する。
3.1 取引処理装置の構成 第1図は、取引処理装置の全体的な構成を示
している。取引処理装置は、コントロール・セ
ンタ1と、センタ1にオン・ラインで結ばれた
多数の端末機とから構成されている。端末機の
1つに自動現金支払機(以下CDと略す)2が
ある。
センタ1には、各端末機との交信の制御や端
末機から伝送されてくる取引データの処理を行
なう中央処理装置(以下CPUという)10、
顧客の取引データを記憶する顧客別情報フアイ
ル(以下CIF)という11、ならびに端末機と
の交信のための通信制御装置12およびモデム
13が設けられている。取引データの処理にお
いてCPU10は、後に示すように、カードの
検査、取引の可否の判断、取引演算処理および
CIF11の書きかえなどを行う。
多数の端末機は、モデム5およびターミナ
ル・コントロール4を介してセンタ1と結ば
れ、かつこれらによつてセンタ1との間の交信
が制御される。端末機の1つであるCD2は、
支払取引のために顧客がなすべき操作を順次表
示する操作手順表示器22、暗証番号、支払請
求金額などを入力するキーボード、カード挿入
口および現金放出口などが設けられた接客パネ
ル23、カード挿入口に挿入されたカードに記
録されているカード・データを読取るとともに
カードに所定のデータを書込むカード・リーダ
およびライタ(以下単にカード・リーダとい
う)24、各取引ごとに取引データをジヤーナ
ルおよび伝票に印字し、かつカードのエンボス
をインプリントして伝票を発行する伝票発行機
25、ならびに支払請求額の紙弊を計数して搬
出する紙弊放出機26を、入出力機器として備
えている。CPU20は、これらの入出力機器
を制御するとともにセンタ1との交信を制御す
ることにより、所定の取引を実行する。CPU
20は、取引データなどを記憶するメモリ21
を備えている。CPU20は、入出力制御回路
27によりターミナル・コントローラ4と接続
されている。第1図においては、CPU10,
20のプログラムを記憶したメモリなどは図示
が省略されている。
3.2 カードのデータ記憶フオーマツト 第2図は、取引処理装置で用いられるカード
のデータ記録フオーマツトを示している。カー
ドは、磁気ストライプを有し、この磁気ストラ
イプに、銀行で用いられるカードであることを
示すIDコード、カードの用途区分を示す銀行
承認コード、顧客固有の暗証番号、銀行番号、
店番号、顧客の口座番号、カードが真正のもの
であることを判別するためのキーワードK1な
どが磁気記録されている。
3.3 センタの顧客別情報フアイル(CIF) 第3図は、センタ1に設けられたCIF11の
内容を示している。CIF11はたとえば磁気デ
イスクにより構成されている。CIF11には、
口座をもつ顧客ごとにその取引データの記憶エ
リヤがあり、このエリヤに口座番号、残高、暗
証番号、キーワードK2およびライト・エラ
ー・フラグFが記憶されている。キーワードK
1,K2は所定のアリゴリズムによつて相互に
数値変換されているので、同一の口座番号であ
つても、カードのキーワードK1とCIF11の
キーワードK2とは一致しないが、上記のアル
ゴリズムによつて関係づけられている。このア
ルゴリズムは、任意の演算式でも、桁を交換す
るものでもよい。キーワードK1,K2は、後
に示すように取引ごとに更新されていく。
3・4 自動現金支払機の動作 第4図は、CD2に対する顧客の操作および
CD2の取引処理の手順を示している。顧客は
まずカード挿入口にカードを挿入し(ステツプ
31)、キーボードによつて暗証番号をキー入
力する(ステツプ32)。挿入されたカードに
記録されているデータは、カード・リーダ24
に読取られ、このカード・データ中の暗証番号
とキー入力された暗証番号とが比較される(ス
テツプ33)。両番号が一致すれば、表示物2
2に支払請求額をキー入力せよという指示が表
示されるので、顧客は支払請求金額をキー入力
する(ステツプ34)。両暗証番号が一致しな
い場合には、カードが返却され(ステツプ5
5)、処理が終わる。ただちにカードを返却せ
ずに、再度暗証番号をキー入力させるようにし
てもよい。この場合には、ステツプ33で複数
回続けてNOとなつた場合にカードが返却され
る。
支払請求金額が入力されると、支払取引に必
要なデータが整うから、センタ1との交信に移
る(ステツプ35,36)。このセンタ交信と
平行して、伝票発行機25によつてカードのエ
ンボスのジヤーナルへのインプリントが行なわ
れる(ステツプ37)。CD2からセンタ1に送
られる電文には、CD2の端末コード、電文の
種別(この場合には出金電文)を示すコード、
キー入力された暗証番号および支払請求金額、
ならびにキーワードK1を含むカード・データ
が含まれている。CD2からの電文を受信する
とセンタ1では、後に詳述するように、取引の
可否の判定、カードの検査、新たなキーワード
の作成、CIF11の更新などが行なわれ、これ
らの処理結果を示す電文がCD2に伝送され
る。センタ1からCD2に送られる電文には、
CD2の端末アドレス、動作指示(出金可、出
金不可カード返却、出金不可カード回収)、新
たなキーワードを含むカードのライト・デー
タ、口座番号、出金金額、および新たな残高が
含まれている。
センタとの交信およびカード・インプリント
処理ののち、送信エラーがあつたかどうか、受
信エラーがあつたかどうか、インプリント・エ
ラーがあつたかどうかがチエツクされる(ステ
ツプ38〜40)。送信エラーおよび受信エラ
ーについては、通常、センタ1との送受信と所
要回数繰返えして、なおエラーの場合に、ステ
ツプ38,39でYESとなる。インプリン
ト・エラーには、たとえばカードが搬送路に詰
つてしまつてインプリントが実施されず、その
完了信号が出力されない場合などがある。送信
エラーの場合には、センタ1には取引データは
送られていないから取引不成立であつて、カー
ドが返却される(ステツプ55)。受信エラー
およびインプリント・エラーの場合にはCIF1
1は既に更新されているので、一般には取引が
成立している。この場合には、カードへの書込
み(ステツプ43)とくに新たなキーワードの
書込みができないから、ライト・エラー電文が
センタ1に送信される(ステツプ56)。この
後、係員による処理に委ねられる。ライト・エ
ラー電文には、その旨を示すコードおよびカー
ド・データが含まれている。
ステツプ38〜40のいずれのエラーもなけ
れば、センタ1から送信された電文中の動作指
示にしたがつて、出金可であれば(ステツプ4
1)、伝票への取引データの印字(ステツプ4
2)、カードへの新たなキーワードを含むライ
ト・データの書込み(ステツプ49)、および
出金額相当の現金の繰出し、計数処理(ステツ
プ44)が平行して行なわれる。出金不可の場
合には、カード回収か返却であるから(ステツ
プ45)、その指示に応じてカードが回収され
るか(ステツプ46)、またはカードが返却さ
れる(ステツプ55)。
伝票印字、カード・ライトおよび現金繰出し
計数ののち、これらの処理でエラーが発生した
かどうかがチエツクされる(ステツプ47〜4
9)。印字エラーはたとえば印字完了信号が出
力されないことにより検知される。カード・ラ
イト・エラーには、カードが詰つてしまつてカ
ードに書込みが全くもしくは一部しか行なわれ
ない場合や、書込みののちのリード・チエツク
によつて検知されるものである。現金繰出し計
数エラーには、たとえば紙弊の詰りなどがあ
る。いずれのエラーの場合にも、既に取引は成
立している。印字エラーおよび現金繰出し計数
エラーに場合には、カードへの新しいキーワー
ドを含むデータの書込みは完了しているのであ
るから、そのまま係員の処理に委ねられる。係
員は、顧客にカードや現金を手渡して取引が終
わる。カード・ライト・エラーの場合には、カ
ードのキーワードの更新が行なわれていないか
ら、ライト・エラー電文がセンタ1に送信され
る(ステツプ56)。そして、係員による処理
に移る。カード・ライト・エラーのうち、カー
ドへの書込みの途中でカードが詰つてしまつた
ような場合には、このカードは読めないカード
であるからカード再発行となる。
以上のエラーがなければ、カードが返却され
(ステツプ50)、印字された伝票および現金が
放出されて(ステツプ52)、取引が終る。カ
ードの返却エラー(ステツプ51)、現金、伝
票放出エラー(ステツプ53)が発生した場合
には、係員による処理となる。
上記の例では、センタ1のCIF11を更新し
たのちはいずれも取引成立としていが、CIF1
1を元に戻せば取引不成立とすることも可能で
ある。
3.5 センタにおける処理 第5図は、センタ1の処理手順を示してい
る。端末機からの電文の受信ののち、この電文
が分類される(ステツプ61)。出金電文であ
れば(ステツプ62)、ステツプ65からの出
金取引処理に進む。ライト・エラー電文の場合
には(ステツプ63)、この電文には口座番号
が含まれているから、CIF11が検索され、該
当する口座番号の記憶エリヤのライト・エラ
ー・フラグFがセツトされる(ステツプ7
7)。入金電文の場合には(ステツプ64)、所
定の入金取引処理が行なわれる(ステツプ7
8)。受信電文がさらに他の電文であれば、そ
の電文に応じた処理が実行される。
さて、出金取引処理では、まず受信した出金
電文のフオーマツトがチエツクされるととも
に、電文中のキーワードK1が所定のアリゴリ
ズムで数値変換される。また、電文中に含まれ
る口座番号からCIF11が検索される(ステツ
プ65)。受信した出金電文の内容にエラーが
ある場合(ステツプ66)、たとえばCIF11
中に該当する口座番号がない場合には、取引不
可カード返却の指示を含むエラー電文がCD2
に送信される(ステツプ67)。エラーがなけ
れば次に、CD2からの電文中に含まれている
キー入力された暗証番号と、CIF11の該当口
座の記憶されている暗証番号とや比較され(ス
テツプ68)、一致すれば続いてフラグFがセ
ツトされているかどうかが調べられる(ステツ
プ69)。フラグFがセツトされていなけれ
ば、電文中の数値変換されたキーワードと、
CIF11の該当口座に記憶されているキーワー
ドK2とが比較される(ステツプ70)。ステ
ツプ68で暗証番号が一致しない場合またはス
テツプ70でキーワードが一致しない場合に
は、カードの不正使用または不正カード(偽造
カード)が使用されたのであるから、取引不可
カード回収の指示を含む電文がCD2に送信さ
れる(ステツプ71)。ステツプ68におい
て、電文中のカード・データに含まれる暗証番
号とCIF11中の暗証番号とが比較されてもよ
い。また、暗証番号の照合は、CD2で既に行
なわれているから、センタ1ではステツプ68
の処理は必ずしも必要である。
暗証番号もキーワードも一致した場合には、
支払請求金額とCIF11中の残高とが比較さ
れ、残高の方が大きければ出金可となる(ステ
ツプ72)。ライト・エラー・フラグFがセツ
トされている場合(ステツプ69でYES)に
は、キーワードの比較処理が行なわれることな
く、ステツプ72に移る。ステツプ72で残高
不足の場合には、出金不可カード返却の指示を
含む電文がCD2に送信される(ステツプ7
3)。
出金可であれば、CIF11中の取引の対象と
なつている口座番号の記憶エリヤの残高、キー
ワードK2が更新され、フラグFがリセツトさ
れる(ステツプ74)。新残高は、記憶されて
いる残高から支払請求金額(出金金額)を減算
することにより求められる。キーワードとして
は、最も簡単にはカードの使用回数が採用され
る。この場合には、K2に+1されることによ
り新たなキーワードが作成される。キーワード
の更新方法には、他に、前回のキーワードを変
数とする所定の関数によつて算出する、乱数を
用いる、などがある。上記の関数においては、
パラメータとして使用回数や時刻などを用いる
こともできる。乱数は、パルス発生器とこの発
生パルスを計数するカウンタとよりなる乱数発
生器によつて得られる。このようにして、新た
なキーワードが求められると、この新たなキー
ワードがCIF11の該当するエリヤに記憶され
るとともに、所定のアルゴリズムで数値変換さ
れる(ステツプ75)。そして、この数値変換
された新たなキーワードがカード・データ中の
キーワードと置き換えられてカードのライト・
データが作成される。最後に、出金可の指示、
作成されたライト・データ、口座番号、出金金
額および新残高を含む電文が編集され、CD2
に送信される(ステツプ76)。
CD2では、上述のようにセンタ1から伝送
されたカードのライト・データがカードに書込
まれるので(ステツプ43)、カードのキーワ
ードK1は、センタで新たに作成されかつ数値
変換された新たなキーワードとなる。
第5図において、入金処理(ステツプ78)
においても、上記のような暗証番号のチエツク
およびキーワードのチエツクが行なわれてもよ
い。しかしながら、入金の場合には、カードの
不正使用または偽造カードの使用は考えられ
ず、またたとえあつたとしても顧客が不利益を
被ることはないので、必ずしも必要ではない。
3.6 実施例の作用および効果 カードには、顧客個有のキーワードK1が記
録されている。CIF11には、その顧客の口座
番号の記憶エリヤに、キーワードK1と1対1
に対応するキーワードK2が記憶されている。
そして、カードが使用されたときには、キーワ
ードK1とK2が正しい対応関係にあるかどう
かが検査され、かつキーワードK1,K2が更
新される。キーワードK1とK2とが正しい対
応関係にない場合には、取引は禁止される。カ
ードには、従来のカード・データに加えてキー
ワードが記録されているから、そのフオーマツ
トが分りにくくなつており、カードの偽造が困
難となる。たとえカードが偽造されたとして
も、この偽造カードが使用される前に正規のカ
ードが1回でも使用されていれば、CIF11の
キーワードK2は更新されてしまうので、もは
や偽造カードのキーワードはCIF11のキーワ
ードと正しい対応関係になく、ただちに取引が
禁止される。
正しいカードの使用によつてCIF11のキー
ワードが更新されたのにもかかわらず、CD2
のエラーのために更新されたキーワードがカー
ドに書込まれなかつた場合には、CD2からセ
ンタ1にライト・エラー電文が伝送される。セ
ンタ1では、ライト・エラー電文を受信する
と、ライト・エラー・フラグFをセツトし、こ
のフラグFがセツトされている場合にはキーワ
ードの検査を行なわない。したがつて、CD2
のエラーのためにキーワードが更新されなかつ
たカードが用いられたとしても、正常な取引が
可能となる。
3.7 変形例 上記の例では、センタ1でのみキーワードを
数値変換しているが、センタ1およびCD2の
両方に数値変換プログラムまたは数値変換回路
を設け、両方でキーワードの数値変換を行なう
ようにしてもよい。この様子が第6図に示され
ている。カードに記録されるキーワードをK1
=3412とする。このキーワードはCD2でその
第1桁と第2桁が、および第3桁と第4桁がそ
れぞれ交換されて、K3=4321となる。このキ
ーワードK3がセンタ1とCD2との間で伝送
される。そして、センタ1では、さらにキーワ
ードK3が逆の順序に並べかえられてK2=
1234となる。このキーワードK2がCIF11に
記憶される。このようにキーワードは、CIF1
1、回線上およびカードのいずれにおいても全
く異なる値をとるので、外部からはキーワード
の値が全く分らない。
上記実施例では端末機としてCDが示されて
いるが、この発明は自動現金支払機やローンマ
シーンにも適用することができるのは言うまで
もない。この場合、残高照会、振替、振込の取
引処理についてもキーワードのチエツクをする
ことが好ましい。また銀行等の取引処理装置以
外のカードを用いた取引処理装置、たとえばガ
ソリン・スタンドやECR(電子キヤツシユ・
レジスタ)等のPOSシステム端末機、無人スー
パの端末機、その他のカードによつて物品を販
売する自動販売機にも適用しうるのは言うまで
もない。さらに、取引データが記録される磁気
ストライプをもつ通帳にもこの発明は適用しう
る。通帳に磁気ストライプにキーワードを記録
すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は取引処理装置の全体的な構成を示すブ
ロツク図、第2図はカード・フオーマツトを示す
図、第3図は顧客別情報フアイルの内容を示す
図、第4図は端末機の動作を示すフロー・チヤー
ト、第5図はセンタの動作を示すフロー・チヤー
ト、第6図はキーワードの数値変換の様子を示す
図である。 1……コントロール・センタ、2……現金支払
機、10,20……CPU、11……顧客別情報
フアイル、24……カード・リーダおよびライ
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央装置とこれに伝送ラインで結ばれた取引
    端末機とからなり、キーワードの記録エリヤが設
    けられた記録媒体を用いて真正な使用者を確認す
    る取引処理装置において、 取引端末機は、 記録媒体のキーワードを含むデータを読取りか
    つ中央装置から伝送された更新すべきキーワード
    を含むデータを記録媒体に書込む読取書込装置
    と、 更新すべきキーワードを記録媒体に記録できな
    い記録エラーの発生を検出する手段と、 記録媒体から読取つたデータおよび取引データ
    を含む電文、ならびに記録エラー発生手段の検出
    した記録エラーを示す記録エラー電文を中央装置
    に伝送するとともに、中央装置から送信される更
    新すべしキーワードを含む電文を受信する伝送手
    段とを含み、 中央装置は、 使用者別にキーワードと記録エラーの有無とを
    記憶するメモリと、 取引端末機から記録エラー電文が送られた場合
    には、該当する使用者に対してメモリに記録エラ
    ー有を記憶させる手段と、 取引端末機から送られたキーワードと、メモリ
    に記憶されている該当する使用者のキーワードと
    の対応関係を検査する演算手段と、 両キーワードが所定の対応関係にある場合およ
    び該当する使用者についてメモリに記録エラー有
    が記憶されている場合に取引を許可し、かつ新た
    なキーワードを作成してこれによりメモリの該当
    するキーワードを更新するとともにこの新たなキ
    ーワードを更新すべきキーワードとして取引端末
    機に伝送する制御手段とを備えている、 取引処理装置。
JP57025683A 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置 Granted JPS58142475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57025683A JPS58142475A (ja) 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57025683A JPS58142475A (ja) 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58142475A JPS58142475A (ja) 1983-08-24
JPS6118228B2 true JPS6118228B2 (ja) 1986-05-12

Family

ID=12172581

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JP57025683A Granted JPS58142475A (ja) 1982-02-18 1982-02-18 取引処理装置

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EP0916883B1 (en) 1997-05-30 2006-06-28 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Screw joint for oil well pipe
FR2890740B1 (fr) * 2005-09-12 2007-12-07 Vallourec Mannesmann Oil Gas F Procede pour essayer en pression un composant filete

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JPS58142475A (ja) 1983-08-24

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