JP3288021B2 - プリペイドカードシステム - Google Patents
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
を金額消費に応じて処理するシステムに係り、特に経理
・会計年度切換時期に生産されるプリペイドカードの日
付の不具合の解消を図ったプリペイドカードシステムに
関する。
るプリペイドカードを金銭的決済に用いるプリペイドカ
ードシステムが実現されている。
合、複数の店舗においてサービスが提供される。例え
ば、各店舗には、複数の読書装置及びこれら読書装置の
上位処理装置である中継装置等が設置されている。読書
装置は、プリペイドカードを使用するための端末装置で
あり、この読書装置においては、プリペイドカードに記
憶される金額情報に基づいて、遊技媒体の貸出及び物品
の販売等の対価として当該プリペイドカードが消費され
る。中継装置は、店舗内の複数の読書装置等を例えばプ
リペイドカードの発行元に設置された決済センタに結合
し、該決済センタとの間で通信を行って読書装置等の管
理及び消費金額の処理を行う。
舗に設置された読書装置を用いることによって、遊技媒
体の貸出等の対価として消費される。このプリペイドカ
ードの消費に際して、読書装置は、消費金額を計上して
決済処理に供し、且つ該消費金額に応じて、プリペイド
カードに記憶される金額情報を更新する。このプリペイ
ドカードの金額情報の更新時に、予め定めた残額範囲に
該当する場合には、プリペイドカードの残額範囲に対応
する所定個所に残額目安パンチ孔の穿孔が行われる。プ
リペイドカードの消費による読書装置の売上情報は、例
えば中継装置によって収集され、該中継装置は、支配下
の各読書装置の売上情報を集計して決済センタに送信す
る。このようにして、プリペイドカードの消費決済が行
われる。
発行時すなわちエンコード時に設定され、以後の消費等
によって変更されることがないカード識別情報(カード
ID)、製造元を示す製造元コード及び製造日(エンコ
ード日)情報等の固定的な情報と、残額等を示す金額情
報及びエラー発生時におけるエラーコード等のように以
後の消費等の処理によって随時更新されるべき流動的な
情報とが含まれる。
持っていることから、偽造、及び変造等による不正が行
われるおそれがある。そこで、読書装置においては、金
額情報等の読取時及び更新時に、エラーのチェックを行
うと同時に、変造、偽造及び不正使用等による正常でな
い不正なプリペイドカードを検知するようにしている。
このような不正プリペイドカードの検知にあたっては、
一般に、プリペイドカードの記憶情報及びパンチ孔情
報、並びにそれらの履歴等に矛盾する内容が含まれてい
れば不正としている。
及びカード情報等を収集している。売上情報は、上述し
た読書装置におけるプリペイドカードの消費に係る金額
情報であり、カード情報は読書装置において発券された
不正プリペイドカードの識別情報等の使用可能なプリペ
イドカード又は排除すべきプリペイドカード等の判別情
報である。
報を蓄積/加工して決済センタに転送するとともに、読
書装置から収集したカード情報の、他の読書装置からの
参照を可能とし、プリペイドカードの不正の弁別に供す
る。
は、カード発行会社等の発行元のカード生産工場で、磁
気記録層を有し且つカード面に所要の印刷を施したプリ
ペイドカード媒体に、エンコード情報と称される初期記
録情報を記録することにより生産される。
リペイドカードは、約1ヶ月後に店舗ヘ配送され、使用
に供される。このため、カード生産工場では、1ヶ月程
度先の需要を見込んでカードを生産している。
上では、プリペイドカードは、販売後、5年以上経過し
た場合の未使用額を算出することが必要である。その販
売後の期間計算の起点のために、プリペイドカードのカ
ード生産工場から店舗への発送時、又は店舗でのカード
生産工場からのプリペイドカードの受領時に、各プリペ
イドカードに日付を記録することが考えられる。
へ日付を記録するためには、発送元の倉庫等でプリペイ
ドカードへ人手を介して日付情報を再記録する必要があ
る。この再記録は、人手を介しての作業となるので、セ
キュリティ管理面及びそのための設備の用意、並びに設
備管理の問題等を考慮すると、現在、運用されているプ
リペイドカードの配送システムに重大な変更を施す必要
が生じる。したがって、これらの問題を解決しない限り
は、発送時にプリペイドカードへ日付を記録するという
方法を安易に実施することはできない。
ードへ日付を記録する方法についても、発送時の場合と
同様にセキュリティ管理面、設備及び設備管理面等の問
題を抱えている。
は、店舗内に設置される発券機に収容され、発券機によ
り発券処理が施されて販売されて、実際の使用に供され
る。そこで、該券売機によるプリペイドカードの発券時
に、当該プリペイドカードヘ発券日付を記録する方法も
考えられる。
ペイドカードの場合には、発行元のカード発行会社が店
舗にプリペイドカードを販売してから、店舗内でエンド
ユーザに対して実際に券売機からプリペイドカードを発
券するまでにはタイムラグがある。すなわち、記録され
る日付と実際の販売、つまりカード発行会社から店舗へ
の販売、との間に隔たりが生じる。
ードの発券、つまり店舗でのエンドユーザへの販売、
が、先入れ先出し方式で徹底されているわけではなく、
経理・会計上では未販売となってしまう場合がある。例
えば、仮に店舗において、あるプリペイドカードが、ず
っと発券されない場合には、永久に売上とはならなくな
り、現実とのギャップが広がってしまう。
たプリペイドカードに初期情報の記録日を記録してお
き、その記録日情報を有するプリペイドカードの使用を
決済センタで監視することにより、年度毎の販売額との
差を把握することが行われている。これは、あくまでも
販売したプリペイドカードが対象となり、結果的に在庫
分は監視の対象外となる。この場合の初期情報記録日と
販売日との差は、通常の場合、先に述べたように1ヶ月
程度である。
舗が増設されることも多く、年度初めには、4月以降の
在庫分を充分に確保しておく必要がある。その上、天災
等のリスク対策上の問題から、常に1ヶ月ぶん程度の余
分なプリペイドカード(予備のプリペイドカードのスト
ック)を確保しておく必要がある。
期、すなわち端境期、にカード生産工場で生産したカー
ドが問題となる。すなわち、ある年度の年度末である3
月に生産したカードを、翌月つまり次年度の始めの4月
に販売する場合に問題が発生する。
リペイドカードは、たとえ緊急用であっても、経理・会
計上の観点から次年度に使用することはできない。
ている管理日付そのものをずらして実日付と異ならせる
ことも考えられる。しかしながら、その影響により、決
済センタ、中継装置及び読書装置の誤動作の防止及びこ
れら決済センタ、中継装置及び読書装置の処理が複雑に
なり、また正確な日付をシステム的に把握することがで
きなくなるおそれがある。これらの理由により、管理日
付そのものをずらす方法を採用することはできない。
もので、システムの管理日付を変更することなく、初期
記録日付を適正に制御することを可能とし、経理・会計
上の年度の端境期にも適切に対応し得るプリペイドカー
ドシステムを提供することを目的とする。
観点に係るプリペイドカードシステムは、金銭的価値を
有するプリペイドカードを発行する記録装置と、複数の
店舗に設置され、前記記録装置により発行された前記プ
リペイドカードを処理する読書装置と、を備えるプリペ
イドカードシステムであって、 前記記録装置は、 実際の
日付を示す実日付を更新記憶する実日付記憶手段と、 前
記プリペイドカードの発行日付を含む初期情報を記憶す
る初期情報記憶手段と、 通常運用モードと、複数日運用
モードと、の一方を指定する運用モード指定手段と、 前
記運用モード指定手段が前記通常運用モードを指定した
場合に、前記実日付記憶手段に記憶された前記実日付を
前記発行日付として前記初期情報記憶手段に更新記憶さ
せ、前記運用モード指定手段が前記複数日運用モードを
指定した場合に、前記記録装置を所定日数運用するごと
に1日ずつ、前記実日付の属する月の翌月の所定日に加
えた日付を前記発行日付として前記初期情報記憶手段に
更新記憶させる、日付更新手段と、前記初期情報記憶手
段に記憶された前記初期情報を前記プリペイドカードに
記録する記録手段と、を備える。
観点に係る記録装置は、 金銭的価値を有するプリペイド
カードを発行する記録装置であって、 実際の日付を示す
実日付を更新記憶する実日付記憶手段と、 前記プリペイ
ドカードの発行日付を含む初期情報を記憶する初期情報
記憶手段と、 通常運用モードと、複数日運用モードと、
の一方を指定する運用モード指定手段と、 前記運用モー
ド指定手段が前記通常運用モードを指定した場合に、前
記実日付記憶手段に記憶された前記実日付を前記発行日
付として前記初期情報記憶手段に更新記憶させ、前記運
用モード指定手段が前記複数日運用モードを指定した場
合に、前記記録装置を所定日数運用するごとに1日ず
つ、前記実日付の属する月の翌月の所定日に加えた日付
を前記発行日付として前記初期情報記憶手段に更新記憶
させる、日付更新手段と、 前記初期情報記憶手段に記憶
された前記初期情報を前記プリペイドカードに記録する
記録手段と、 を備える。また、上記構成の記録装置は、
前記通常運用モードと、前記複数日運用モードと、の一
方を外部から選択して入力する外部入力手段と、 前記実
日付が所定月に属するかどうかを判別する月判別手段
と、をさらに備えてもよく、 前記外部入力手段によって
前記複数日運用モードが選択された状態で、前記月判別
手段により前記実日付が前記所定月に属すると判別され
た場合に、前記モード指定手段は前記複数日運用モード
を指定するようにしてもよい。また、前記所定月は、例
えば、会計年度の末月に設定されている。また、上記構
成の記録装置は、前記実日付記憶手段に記憶された前記
実日付と、前記初期情報記憶手段に記憶された前記発行
日付と、が一致するかどうかを判別する日付判別手段を
さらに備えてもよく、前記日付判別手段により、前記実
日付と前記発行日付とが一致しないと判別された場合
に、前記運用モード指定手段 は前記複数日運用モードを
指定するようにしてもよい。また、前記初期情報は、例
えば、前記発行日付における前記プリペイドカードの生
産番号を示す通番情報を含み、 前記日付更新手段は、例
えば、前記発行日付を更新記憶させる際に、前記通番情
報を所定の初期値に設定する。また、上記構成の記録装
置は、さらに、前記複数日運用モードにおいて、前記記
録装置を前記所定日数運用しなくても、1日加えた日付
を前記発行日付とするように前記日付更新手段に外部か
ら指示する外部指示手段を備えてもよい。また、上記構
成の記録装置において、前記日付更新手段は、前記記録
装置を運用した前記所定日数を、前記所定日数毎に初期
値に設定しつつ更新記憶する運用日数記憶手段を備えて
もよい。
観点に係るプリペイドカード記録方法は、 金銭的価値を
有するプリペイドカードに所定のカード情報を記録する
プリペイドカード記録方法であって、 実際の日付を示す
実日付を更新記憶する実日付記憶ステップと、 前記プリ
ペイドカードの発行日付を含む初期情報を記憶する初期
情報記憶ステップと、 通常運用モードと、複数日運用モ
ードと、の一方を指定する運用モード指定ステップと、
前記運用モード指定ステップにより前記通常運用モード
が指定された場合に、記憶した前記実日付を前記発行日
付として更新記憶し、前記運用モード指定ステップによ
り前記複数日運用モードが指定された場合に、前記記録
装置を所定日数運用するごとに1日ずつ、前記実日付の
属する月の翌月の所定日に加えた日付を前記発行日付と
して更新記憶する、日付更新ステップと、 更新された前
記発行日付を含む前記初期情報を前記プリペイドカード
に記録する記録ステップと、を備える。
ードシステムを、その実施の形態について、図面を参照
して説明する。
ドシステムの構成を図1に示している。
初期記録装置1、発券機2、読書装置3、中継装置4及
び決済センタ5を備えている。初期記録装置1及び決済
センタ5は、カード発行会社及びカード生産工場等のよ
うなカード発行元Mに設置されている。一般に、カード
発行元Mに対応する店舗Sは複数存在し、各店舗Sに
は、少なくとも1個の発券機2、複数個の読書装置3、
並びにこれらの発券機2及び読書装置3を決済センタ5
に接続する中継装置4が設置されている。
ドカードを発券する。すなわち、発券機2は、利用者が
現金を投入し、指示スイッチ等の操作により、発券指示
を行うことにより、プリペイドカードを発券する。通常
の場合、発券機2は、プリペイドカードのカードIDを
中継装置4に送信してから、当該プリペイドカードを発
券する。
店舗S内の所定の領域、ホール及びフロア毎に中継装置
4が1個ずつ設けられていてもよい。すなわち、中継装
置4は、店舗S毎の複数個の読書装置3、店舗S内のホ
ール毎の複数個の読書装置3あるいは店舗S内のフロア
毎の複数個の読書装置3と、決済センタ5と、の間に設
けられる。
ド発行元Mで製造され発行されたプリペイドカードが店
舗Sに販売され、さらに店舗Sで利用者に販売される。
利用者は、店舗Sにおいて、例えば遊技媒体の貸出等の
ようなサービス提供の対価をプリペイドカードにより支
払うことができる。
設置された読書装置3を用いて行われ、プリペイドカー
ドに金額情報として記憶されている金額が消費される。
店舗Sは、読書装置3で消費された金額に基づく売上情
報を中継装置4において集計して、適宜蓄積・加工す
る。また、店舗Sは、発券機2で発券されたプリペイド
カードのカード情報を中継装置4にて収集蓄積する。
金額に基づく売上情報をカード発行元Mの決済センタ5
に送信する。カード発行元Mは、各店舗Sから決済セン
タ5において受信した金額情報に相当する金額を売上金
として各店舗Sに支払う。
プリペイドカードを、図2を参照して説明する。図2に
示すように、プリペイドカードCは、磁性層を用いた磁
気的な情報記憶部Aを持ち、該情報記憶部Aは、初期記
録日付情報領域A1、通番情報領域A2、金額情報領域
A3及びその他の情報領域A4を有する。
ペイドカードCがカード発行元Mのカード生産工場等に
おいて発行された際の初期記録情報が記録された初期記
録日付情報が書き込まれる。また、通番情報領域A2に
は、当該プリペイドカードCがカード生産工場等におい
て初期記録情報を記録された際の当該初期記録日付にお
けるシリアルナンバすなわち通番を示す通番情報が書き
込まれる。この通番は、当該プリペイドカードCが当該
日付において何枚目に発行されたかを示している。これ
ら初期記録日付情報及び通番情報は、エンコード時、す
なわち初期記録時、に一旦設定された後は、消費等によ
って変更されることがない固定的な情報である。
情報が記録される。該金額情報は、使用・消費によって
随時更新、変更又は追加される流動的な情報である。金
額情報以外のこの種の流動的な情報、例えばエラー発生
時におけるエラーコード、店舗Sにおける発券時に書き
込まれる店舗コード等の情報、は、その他の情報領域A
4に書き込まれる。その他の情報領域A4には、さら
に、プリペイドカードCのカード識別情報つまりカード
ID及び製造元を示す製造元コード等のような固定的な
情報等も書込まれる。プリペイドカードCに記録される
これらの情報は、通常の場合、所定の暗号鍵によって暗
号化されている。
ド生産工場に設置されてプリペイドカードCを発行する
ための装置である。すなわち、初期記録装置1は、予め
用意された初期記録情報として、プリペイドカードCの
カード識別情報、製造元を示す製造元コード、初期記録
日付情報及び通番情報等のように、初期記録時に一旦設
定された後は、消費等によって変更されることがない固
定的な情報を、初期記録日付情報領域A1、通番情報領
域A2及びその他の情報領域A4に書き込む。初期記録
日付情報領域A1には、初期記録情報の記録が行われ、
経理・会計上の販売日とみなされる日付を示す日付情報
が記録される。通番情報領域A2には、当該初期記録日
付におけるシリアルナンバ、すなわち当該日付において
何枚目に生産されたかを示す通番情報が記録される。そ
れら以外の固定的な情報はその他の情報領域A4に記録
される。
金額情報のように、使用・消費によって随時更新、変更
又は追加される流動的な情報の初期情報を、金額情報領
域A3及び必要ならばその他の情報領域A4に書き込
む。金額情報領域A3には、残額情報のような金額情報
が記録され、その他の流動的な情報があればその他の情
報領域A4に記録される。
応じて暗号化を施してから、初期記録日付情報領域A
1、通番情報領域A2、金額情報領域A3及びその他の
情報領域A4に書き込み、プリペイドカードCを生産
し、発行する。この初期記録装置1により発行されたプ
リペイドカードCは、通常の場合、そのままでは使用す
ることができず、店舗Sに搬送され、発券機2に収納さ
れて、発券機2による所定の発券処理を経て初めて使用
可能となる。
複数日運用モードとの2つの運用モードを有し、該初期
記録装置1において初期記録日付情報領域A1に記録さ
れる初期記録日付情報及び通番領域A2に記録される通
番情報は、次のようにして記録される。
録時の実日付をそのまま初期記録日付情報として初期記
録日付情報領域A1に記録する。そして、当該日付に処
理された最初のプリペイドカードCの通番情報を予め設
定した初期値(通常の場合、「1」)とし、以後に処理
されたプリペイドカードC毎に逐次「+1」された値を
通番情報として通番情報領域A2に記録する。なお、該
通番情報は、日付が更新される毎に初期化されて当該初
期値に設定される。
経理・会計年度の末月、通常3月にのみ選択的に設定可
能とし、該複数日運用モードにおいては、初期記録時の
実日付の翌月の例えば1日(つまり4月1日)から始ま
り、実日付の複数日、例えば3日毎に1日ずつ進む初期
記録日付を、初期記録日付情報として初期記録日付情報
領域A1に記録する。そして、当該初期記録日付に処理
された最初のプリペイドカードCの通番情報を予め設定
した初期値とし、以後に処理されたプリペイドカードC
毎に3日間の間、逐次「+1」された値を通番情報とし
て通番情報領域A2に記録する。なお、該通番情報は、
初期記録日付が実日付3日で更新される毎に初期化され
て当該初期値に設定される。
録日付中にも、外部操作により、随時、初期記録日付を
翌日付に更新することができる。また、該複数日運用モ
ードは、開始月の翌月以降において、初期記録日付が実
日付に一致した時点で、解除され通常運用モードに戻
る。
を行う物販機(図示せず)に接続されており、物販機が
利用者に提供した遊技媒体等の対価をプリペイドカード
Cに記憶されている金額情報における残額から差し引く
ことにより、プリペイドカードCの消費を具体化するた
めの装置である。
セットされると、まず、情報記憶部Aの初期記録日付情
報領域A1、通番情報領域A2、金額情報領域A3及び
その他の情報領域A4に記録されている情報を読出し且
つ残額目安パンチ孔の穿孔状況等を検出して、通常の矛
盾検出等の不正チェック処理を行う。例えば、読書装置
3は、プリペイドカードCの情報記憶部Aの記憶情報及
びパンチ孔情報等に矛盾があるか否かをチェックし、矛
盾があれば、当該プリペイドカードCに何らかの不正又
は不具合があると判定する。
読書装置3は、当該プリペイドカードCの使用を阻止し
て排出するとともに、中継装置4に不正プリペイドカー
ドのカードID等を含む検知データを送信する。
正プリペイドカードと判定されたプリペイドカードのカ
ードIDの通知データを受信し、使用可/不可を示す登
録データベースに対して使用不可として登録し、読書装
置3による不正チェック処理における使用可/不可の照
会に供する。
おいて消費金額として処理された金額に基づく売上情報
を集約して、決済センタ5に送信する。
されている。図3に示す初期記録装置1は、操作部1
1、記録制御部12、記憶部13、リーダ/ライタ1
4、通番/日付制御部15及びカード収納部16を備え
ている。
るカード生産及びモード選択操作、並びに初期記録日付
及び通番の設定操作などを行う。操作部11には、モー
ド選択スイッチ、並びに複数日運用モードで有効となる
本日運用終了スイッチ及び本日運用継続スイッチ(いず
れも図示せず)等が設けられている。
おけるモード選択制御、並びに通常運用モード及び複数
日運用モードにおける運用動作の制御を行う。すなわ
ち、記録制御部12は、プリペイドカードCの生産に際
しては、まず、経理/会計年度末月以外には、通常運用
モードで動作する。通常運用モードでは、記録制御部1
2は、カード収納部16から1枚ずつプリペイドカード
媒体を取り出し、リーダ/ライタ14において、通番/
日付制御部15を介して実日付に従った初期記録日付情
報及び通番情報を含む初期記録情報を書き込んで、プリ
ペイドカードCとして発行する。初期記録日付の更新時
には、通番/日付制御部15により、通番が所定の初期
値にリセットされる。
あるときには、記録制御部12は、操作部11を介して
通常運用モードの他に複数日運用モードを選択すること
ができるようにする。複数日運用モードにおいては、記
録制御部12は、通番/日付制御部15により、初期記
録日付を4月の日付、例えば4月1日を起点として、複
数の実日付例えば実日付3日で1日ずつ進め、且つ該初
期記録日付の更新時に通番を所定の初期値にリセットす
る。記録制御部12は、このような初期記録日付情報及
び通番情報を含む初期記録情報を書き込んで、プリペイ
ドカードCとして発行する。この複数日運用モードにお
いて、記録制御部12は、同一初期記録日付が3日未満
であっても、操作部11の本日運用終了スイッチの操作
により、初期記録日付を翌日に進めることができる。ま
た、複数日運用モードにおいて、記録制御部12は、同
一初期記録日付が3日を超えない限り、操作部11の本
日運用継続スイッチの操作により、初期記録日付を実日
付の前日の初期記録日付と同一の日付とすることができ
る。
定されているときは、実日付が変化しても複数日運用モ
ードを維持し、当該複数日運用モードにおいて、通番/
日付制御部15により設定されている初期記録日付が実
日付と一致した時点で、複数日運用モードを解除し、通
常運用モードに戻す。
期記録処理に必要な情報を予め格納するとともに、初期
記録処理の過程で発生した中間情報を一時記憶する。リ
ーダ/ライタ14は、記録制御部12の制御のもとにカ
ード収納部16から1枚ずつ取り出したプリペイドカー
ド媒体に上述したような初期記録情報を書き込む。
及び複数日運用モードにおける初期記録日付情報及び通
番情報を発生し、且つこれらを記録制御部12の制御に
従って上述のように制御する。
カード状に形成された磁気記録媒体に所定の印刷が施さ
れたプリペイドカード媒体を予め多数収納し、プリペイ
ドカードCの生産に際して、逐次1枚ずつリーダ/ライ
タ14に供給する。
いる。図4に示す発券機2は、通信処理部21、発券処
理部22、記憶部23、リーダ/ライタ24、現金処理
部25及びカード収納部26を備えている。
置4との間の通信処理を行う。発券処理部22は、当該
発券機2における発券処理を実行する。すなわち、発券
処理部22は、当該発券機2に現金が投入され、該現金
が現金処理部25に収納され且つ金額が検出され、さら
に利用者の操作によりプリペイドカードCの種別が選択
されると、カード収納部26から該当するプリペイドカ
ードCを取り出して、リーダ/ライタ24に供給し、当
該プリペイドカードCを発券するための所要の処理の後
に、該リーダ/ライタ24からプリペイドカードCを排
出させる。記憶部23は、発券処理部22における発券
処理に必要な情報を予め格納するとともに、発券処理の
過程で発生した中間情報を一時記憶する。
発券処理として、例えば通信処理部21を介して中継装
置4に発券情報として、当該プリペイドカードCのカー
ドIDを送信する。
成されている。図5に示す読書装置3は、通信処理部3
1、消費処理部32、記憶部33及びリーダ/ライタ3
4を備えている。
装置4との間の通信を行う。通信処理部31は、例え
ば、中継装置4からの要求コマンドに対するレスポンス
として、読書装置3におけるプリペイドカードCの消費
金額情報を含む売上情報を記憶部33から読み出して中
継装置4に送信する。
供するなどして消費操作を実行する物販機(図示してい
ない)等に連動し、遊技媒体等の提供に対応するプリペ
イドカードCの消費に基づき、リーダ/ライタ34を介
してプリペイドカードCの金額情報等の記憶情報を更新
するとともに、消費金額情報を含む売上情報を記憶部3
3に蓄積する。記憶部33は、日常の消費処理部32に
おける消費金額の処理に基づく売上情報を格納蓄積す
る。
プリペイドカードCが挿入された時には、まず、当該プ
リペイドカードCが適正なものであるか否かなどをチェ
ックする。
タ34を介して、残額目安パンチ孔を検出し、プリペイ
ドカードCに記憶されている金額情報との間で矛盾がな
いか否かなどを確認する。残額目安パンチ孔と金額情報
との間で矛盾がないなど、プリペイドカードCが正常で
あると判定されれば、リーダ/ライタ34は、当該プリ
ペイドカードCが正常であるとして、残額情報を消費処
理部32に与える。
る場合など、プリペイドカードCが不正であると判定さ
れれば、消費処理部32は、当該プリペイドカードCを
不正であるとして排除し、使用を阻止する。また、消費
処理部32において、残額目安パンチ孔と金額情報とに
矛盾があるなどとして、プリペイドカードCが不正であ
ると判定した場合には、消費処理部32は、中継装置4
に当該プリペイドカードCのカードIDを送信して、登
録データベースに使用不可として登録する。
情報は、消費処理部32により処理されて残額情報が記
憶部33に書き込まれる。さらに、消費処理部32にお
ける消費金額情報に応じて、該残額情報を更新し、同様
にプリペイドカードCの金額情報を(必要に応じて暗号
化して)更新する。
により、新たな金額情報を書込む際に、更新後の残額に
基づき必要に応じて、リーダ/ライタ34を介して残額
目安パンチ孔を穿孔する。
における処理について、図6〜図10に示すフローチャ
ートを参照して説明する。まず、初期記録装置1におけ
る初期記録処理について、図6を参照して説明する。図
6に示す初期記録処理は、1日の初めに初期記録装置1
に電源が投入されると、その都度起動される。
ペイドカードCの額面金額等の券種が設定されると(ス
テップS1)、まず、記録制御部12は、実日付を確認
し(ステップS2)、通番/日付制御部15で設定され
ている初期記録日付(以下、「装置日付」と略称する)
に一致しているか否かを判定する(ステップS3)。実
日付が装置日付と一致していれば、実日付が経理・会計
の年度末月例えば3月であるか否かを調べ(ステップS
4)、3月であれば、運用モードを選択させる(ステッ
プS5)。
択されているか否かを判別し(ステップS6)、複数日
運用モードが選択されていれば複数日運用処理を行って
(ステップS7)、処理を終了する。ステップS3にお
いて、実日付が装置日付と一致していない場合には、既
に複数日運用モードに設定されているので、ステップS
7に移行し、複数日運用処理を行う。
い場合には、通常運用モードとし通常運用処理を行って
(ステップS8)処理を終了する。ステップS6におい
て、複数日運用モードが選択されていない場合にも、ス
テップS8に移行して通常運用処理を行う。
1における通常運用モードにおける通常運用処理につい
て、図7を参照して説明する。
部12は、通番/日付制御部15により実日付を装置日
付(初期記録日付)に設定する(ステップS11)。そ
して、通番/日付制御部15は、通番をクリアするなど
して、通番を所定の初期値に設定する(ステップS1
2)。そして、記録制御部12は、カード収納部16か
らプリペイドカード媒体を1枚取り出してリーダ/ライ
タ14にセットし(ステップS13)、リーダ/ライタ
14を介して装置日付及び通番等を含む初期情報を記録
する(ステップS14)。
了指示が与えられているか否かを確認し(ステップS1
5)、終了指示が与えられていなければ、通番を1ステ
ップ進めて、すなわち例えば「+1」して(ステップS
16)、ステップS13に戻り、カード収納部16から
次の1枚のプリペイドカード媒体を取り出して上述の処
理を行う。ステップS15において、操作部11を介し
て終了指示が与えられていると判定された場合には、図
6に戻って処理を終了する。
1における複数日運用モードにおける複数日運用処理に
ついて、図8を参照して説明する。
御部12は、通番/日付制御部15により装置日付(初
期記録日付)及び通番を設定するための装置日付/通番
設定処理を行う(ステップS21)。
16からプリペイドカード媒体を1枚取り出してリーダ
/ライタ14にセットし(ステップS22)、リーダ/
ライタ14を介して装置日付及び通番等を含む初期情報
を記録する(ステップS23)。
了指示が与えられているか否かを確認し(ステップS2
4)、終了指示が与えられていなければ、通番を1ステ
ップ進めて、すなわち例えば「+1」して(ステップS
25)、ステップS22に戻り、カード収納部16から
次の1枚のプリペイドカード媒体を取り出して上述の処
理を行う。ステップS24において、操作部11を介し
て終了指示が与えられていると判定された場合には、図
6に戻って処理を終了する。
制御部15により装置日付(初期記録日付)及び通番を
設定するための装置日付/通番設定処理について、図9
を参照して説明する。
用モードにおける同一装置日付の運用日数を確認し(ス
テップS31)、当該日数が3日以上であるか否かを調
べる(ステップS32)。日数が3日未満であれば、操
作部11の本日運用終了スイッチが操作されているか否
かを調べ(ステップS33)、本日運用終了スイッチが
操作されていなければ、さらに本日運用継続スイッチ
(複数日運用モードの運用中においては、通常はこの本
日運用継続スイッチが操作されるものとする)が操作さ
れているか否かを調べる(ステップS34)。
ればステップS33に戻って、本日運用終了スイッチ又
は本日運用継続スイッチのいずれかが操作されるのを待
つ。ステップS34において、本日運用継続スイッチが
操作されていれば、同一日付の運用日数を「+1」して
(ステップS35)、その日(実日付)の通番初期値を
「前日の最終値+1」として(ステップS36)、図8
に戻り、プリペイドカード媒体のセットに移行する。
以上であれば、装置日付を翌日に、つまり「+1」して
(ステップS37)、同一日付の運用日数を「1」に初
期化し(ステップS38)、さらにその日の通番初期値
を初期化して(ステップS39)、図8に戻り、プリペ
イドカード媒体のセットに移行する。
て、図10を参照して説明する。図10に示す発券処理
は、発券機2に現金が投入されると、その都度起動され
る。
るカード種別の選択情報を含む発券要求(ステップS4
1)を待って、現金処理部25において投入金額を検出
し、投入金額と当該選択指示されたプリペイドカードC
の所定の対価とを比較して確認する(ステップS4
2)。投入金額が選択された種別のプリペイドカードC
の所定の対価以上であるか否かを判定し(ステップS4
3)、投入金額が対価以上であれば、指示された種別に
相当するプリペイドカードCをカード収納部26から取
り出し、リーダ/ライタ24にセットする(ステップS
44)。
タ24を介してプリペイドカードCの読出し及び書込み
の少なくとも一方を行って所定の発券処理を行う(ステ
ップS45)。そして、発券処理部22は、釣り銭があ
れば、現金処理部25から釣り銭を返却するとともに、
発券カードIDが送信され使用可能となった新たなプリ
ペイドカードCをリーダ/ライタ24から排出させて利
用者に提供して(ステップS46)、処理を終了し、待
機状態に戻る。
ペイドカードCの対価に投入金額が満たない場合には、
ブザー、発光表示又は文字表示等の手段を用いて、エラ
ー表示を行って(ステップS47)、処理を終了し、待
機状態に戻る。
における消費処理について、図11及び図12に示すフ
ローチャートを参照して説明する。図11に示す消費処
理は、読書装置3のリーダ/ライタ34にプリペイドカ
ードCがセットされるとその都度起動される。
ドカードCがセットされると、まず、リーダ/ライタ3
4を介して、情報記憶部Aの初期記録日付情報領域A
1、情報領域A2、金額情報領域A3及びその他の情報
領域A4に記録されている情報を読出し且つ残額目安パ
ンチ孔の穿孔状況等を検出するなどして、当該プリペイ
ドカードCが正常か否かをチェックするカードチェック
処理を実行する(ステップS51)。
理部32は、プリペイドカードCの情報記憶部Aの記憶
情報及びパンチ孔情報等の矛盾をチェックする。消費処
理部32は、記憶情報及びパンチ孔情報等の矛盾があれ
ば、当該プリペイドカードCに何らかの不正及び不具合
があり異常であると判定し、当該プリペイドカードCの
使用を阻止して排出するとともに、中継装置4に不正プ
リペイドカードのカード識別情報等を含む検知データを
送信する。
介して異常が検出されない場合には、さらに、リーダ/
ライタ34を介して金額情報を読出し、必要に応じて、
所定の暗号鍵を用いて復号した可変情報からプリペイド
カードCの残額を確認し、記憶部33に格納する(ステ
ップS52)。
(図示せず)の押下による終了要求の有無を調べ(ステ
ップS53)、終了要求がなければ、消費スイッチ(図
示せず)の押下による消費要求、例えば遊技媒体の貸出
要求、の有無を調べる(ステップS54)。例えば、遊
技システム等の場合、終了スイッチは、カードの返却を
要求するカード返却スイッチであり、消費スイッチは、
遊技媒体の貸出を要求する貸出スイッチである。
があれば、利用者に遊技媒体を貸出すなどして、消費を
行わせる(ステップS55)。消費処理部32は、もと
の残額から消費額を減算し、この減算結果を新たな残額
とするように、記憶部33に記憶されている残額を更新
する(ステップS56)。
るか否かを調べ(ステップS57)、残額が“0”であ
れば、その旨のメッセージを表示して(ステップS5
8)、消費処理を終了するための終了処理に移行する
(ステップS59)。終了処理の終了後は消費処理を終
了して、待機状態に戻る。
ドCの残額がない場合及び残額が確認できない場合に
は、直ちにステップS59にジャンプして終了処理を実
行する。ステップS53において、終了要求が認識され
た場合にも直ちにステップS59にジャンプして終了処
理を実行する。
場合には、ステップS53に戻り、終了要求又は消費要
求を待つ。ステップS57において、差し引き残額が
“0”にならず、残額が残っている場合にも、ステップ
S53に戻り、終了要求又は消費要求を待つ。
を図12に示している。終了処理が開始されると、その
時点で記憶部33に記憶されている最終残額に基づい
て、プリペイドカードCの情報記憶部Aの金額情報領域
A3に対する残額等の金額情報を(必要に応じて所定の
暗号鍵を用いて暗号化するなどして)更新書込みし(ス
テップS61)、更新後の残額が残額目安パンチ孔の穿
孔が必要な金額か否かを調べる(ステップS62)。
は、プリペイドカードCに度数値として印刷された残額
領域のうちの従前の領域とは異なる領域に新たに入る金
額である。このような金額であるときは、リーダ/ライ
タ34により、残額目安パンチ孔が穿孔される(ステッ
プS63)。残額目安パンチ孔の穿孔後は、リーダ/ラ
イタ34からプリペイドカードCを排出する(ステップ
S64)。そして、処理を終了し、消費処理に戻る。
残額目安パンチ孔の穿孔が必要な金額でないと判定され
た場合には、ステップS63をスキップしてステップS
64に移行し、プリペイドカードCを排出する。
生産工場の初期記録装置1では、装置日付(初期記録日
付)が変わると新たに通番の初期値を再セットして、プ
リペイドカードCの通番情報の初期記録を行い、以後、
逐次「+1」した通番情報をプリペイドカードCに記録
していく。
中に来年度分である4月分初期記録日付によるプリペイ
ドカードCの初期記録を行うとともに、予備カードのス
トックを確保するため、初期記録装置1における複数日
運用モードを付加している。
すように、実日付3日で、初期記録日付が1日進む。
用終了スイッチを操作すると、実日付による同一日付運
用日数が3日未満、つまり1日又は2日、であっても、
装置日付を1日進ませることができる。また、本日運用
継続スイッチを操作すると、実日付3日分を装置日付の
1日とする複数日運用モードの動作を継続させる。
置1の稼働時間が1日あたり7時間とすると、初期記録
装置自体は24時間運転分まで充分に通番を付与する能
力がある。上述した複数日運用モードでは、この初期記
録装置1の通番付与能力を最大限に利用することができ
る。また、プリペイドカードCの生産量は、作業時間の
延長により操作することが可能であり、しかもこの機能
により次年度分のカードを3月に記録しておき、4月に
実日付と装置日付が一致した時点で、複数日運用モード
を解除させることができる。その後は実日付と装置日付
とが一対一で対応する通常運用モードにて運用を行う。
更することなく、実日付と所定の関連性を持って初期記
録日付を適正に制御することができ、経理・会計上の年
度の端境期にも適切に対応させて経理・会計上の不具合
を抑制することができる。
に限定されず、ICカードでもよい。この場合、ICカ
ードは、上記情報記憶部Aに記憶されている情報をメモ
リに記憶するICチップを有する。
用のプリペイドカードシステムとして構成することな
く、通常のコンピュータシステムを用いて実現すること
ができる。例えば、コンピュータシステムに上述の動作
を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピ
ーディスク、CD−ROM等)から該プログラムをイン
ストールすることにより、上述の処理を実行するシステ
ムを構築することができる。インストールによって、当
該プログラムは、コンピュータシステム内のハードディ
スク等の媒体に格納されて、システムを構成し、実行に
供される。
るための媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、
通信ネットワーク及び通信システムのように、一時的且
つ流動的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を
含む広義の記憶媒体であってもよい。
ーク上に設けたFTP(File Transfer Protocol)サー
バに当該プログラムを登録し、FTPクライアントにネ
ットワークを介して配信してもよく、通信ネットワーク
の電子掲示板(BBS:Bulletin Board System)等に
該プログラムを登録し、これをネットワークを介して配
信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS
(Operating System)の制御下において実行することに
より、上述の処理を達成することができる。さらに、通
信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動
実行することによっても、上述の処理を達成することが
できる。
システムの管理日付を変更することなく、実日付と所定
の関連性を持って初期記録日付を適正に制御することが
でき、経理・会計上の年度の端境期にも適切に対応し得
るプリペイドカードシステムを提供することができる。
ステムの構成を模式的に示すブロック図である。
リペイドカードを模式的に示す図である。
記録装置の構成を模式的に示すブロック図である。
機の構成を模式的に示すブロック図である。
装置の構成を模式的に示すブロック図である。
記録装置の初期記録処理を説明するためのフローチャー
トである。
通常運用処理を説明するためのフローチャートである。
の複数日運用処理を説明するためのフローチャートであ
る。
設定処理を説明するためのフローチャートである。
券機の発券処理を説明するためのフローチャートであ
る。
書装置の消費処理を説明するためのフローチャートであ
る。
るためのフローチャートである。
数日運用モードにおける複数日運用処理の日付及び通番
の付し方の一例を説明するための模式図である。
Claims (9)
- 【請求項1】金銭的価値を有するプリペイドカードを発
行する記録装置と、複数の店舗に設置され、前記記録装
置により発行された前記プリペイドカードを処理する読
書装置と、を備えるプリペイドカードシステムであっ
て、 前記記録装置は、 実際の日付を示す実日付を更新記憶する実日付記憶手段
と、 前記プリペイドカードの発行日付を含む初期情報を記憶
する初期情報記憶手段と、 通常運用モードと、複数日運用モードと、の一方を指定
する運用モード指定手段と、 前記運用モード指定手段が前記通常運用モードを指定し
た場合に、前記実日付記憶手段に記憶された前記実日付
を前記発行日付として前記初期情報記憶手段に更新記憶
させ、前記運用モード指定手段が前記複数日運用モード
を指定した場合に、前記記録装置を所定日数運用するご
とに1日ずつ、前記実日付の属する月の翌月の所定日に
加えた日付を前記発行日付として前記初期情報記憶手段
に更新記憶させる、日付更新手段と、 前記初期情報記憶手段に記憶された前記初期情報を前記
プリペイドカードに記録する記録手段と、を備える、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。 - 【請求項2】 金銭的価値を有するプリペイドカードを発
行する記録装置であって、 実際の日付を示す実日付を更新記憶する実日付記憶手段
と、 前記プリペイドカードの発行日付を含む初期情報を記憶
する初期情報記憶手段と、 通常運用モードと、複数日運用モードと、の一方を指定
する運用モード指定手段と、 前記運用モード指定手段が前記通常運用モードを指定し
た場合に、前記実日付記憶手段に記憶された前記実日付
を前記発行日付として前記初期情報記憶手段に 更新記憶
させ、前記運用モード指定手段が前記複数日運用モード
を指定した場合に、前記記録装置を所定日数運用するご
とに1日ずつ、前記実日付の属する月の翌月の所定日に
加えた日付を前記発行日付として前記初期情報記憶手段
に更新記 憶させる、日付更新手段と、 前記初期情報記憶手段に記
憶された前記初期情報を前記プリペイドカードに記録す
る記録手段と、 を備える、ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項3】 前記通常運用モードと、前記複数日運用モ
ードと、の一方を外部から選択して入力する外部入力手
段と、 前記実日付が所定月に属するかどうかを判別する月判別
手段と、をさらに備え、 前記外部入力手段によって前記複数日運用モードが選択
された状態で、前記月判別手段により前記実日付が前記
所定月に属すると判別された場合に、前記モード指定手
段は前記複数日運用モードを指定する、ことを特徴とす
る請求項2に記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記所定月は、会計年度の末月に設定され
ている、ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記実日付記憶手段に記憶された前記実日
付と、前記初期情報記憶手段に記憶された前記発行日付
と、が一致するかどうかを判別する日付判別手段をさら
に備え、前記日付判別手段により、前記実日付と前記発
行日付とが一致しないと判別された場合に、前記運用モ
ード指定手段は前記複数日運用モードを指定する、こと
を特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の記
録装置。 - 【請求項6】 前記初期情報は、前記発行日付における前
記プリペイドカードの生産番号を示す通番情報を含み、 前記日付更新手段は、前記発行日付を更新記憶させる際
に、前記通番情報を所 定の初期値に設定する、ことを特
徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の記録装
置。 - 【請求項7】 さらに、前記複数日運用モードにおいて、
前記記録装置を前記所定日数運用しなくても、1日加え
た日付を前記発行日付とするように前記日付更新手段に
外部から指示する外部指示手段を備える、ことを特徴と
する請求項2乃至6のいずれか1項に記載の記録装置。 - 【請求項8】 前記日付更新手段は、前記記録装置を運用
した前記所定日数を、前記所定日数毎に初期値に設定し
つつ更新記憶する運用日数記憶手段を備えることを特徴
とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の記録装
置。 - 【請求項9】 金銭的価値を有するプリペイドカードに所
定のカード情報を記録するプリペイドカード記録方法で
あって、 実際の日付を示す実日付を更新記憶する実日付記憶ステ
ップと、 前記プリペイドカードの発行日付を含む初期情報を記憶
する初期情報記憶ステップと、 通常運用モードと、複数日運用モードと、の一方を指定
する運用モード指定ステップと、 前記運用モード指定ステップにより前記通常運用モード
が指定された場合に、記憶した前記実日付を前記発行日
付として更新記憶し、前記運用モード指定ステップによ
り前記複数日運用モードが指定された場合に、前記記録
装置を所定日数運用するごとに1日ずつ、前記実日付の
属する月の翌月の所定日に加えた日付を前記発行日付と
して更新記憶する、日付更新ステップと、 更新された前記発行日付を含む前記初期情報を前記プリ
ペイドカードに記録する記録ステップと、 を備える、ことを特徴とするプリペイドカード記録方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3420299A JP3288021B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | プリペイドカードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3420299A JP3288021B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | プリペイドカードシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000231660A JP2000231660A (ja) | 2000-08-22 |
JP3288021B2 true JP3288021B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=12407590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3420299A Expired - Lifetime JP3288021B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | プリペイドカードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3288021B2 (ja) |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP3420299A patent/JP3288021B2/ja not_active Expired - Lifetime
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