JP3955920B2 - 遊技システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置され、プリペイドカード等の遊技用記録媒体を受け入れて、該記録媒体に関連する有価価値に応じて遊技媒体を貸し出すカードシステムを備えた遊技システムに係わり、詳しくは、遊技媒体の貸し出しにデビットカードも併用できるようにした遊技システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技システムのうち、例えば、パチンコ店に設置されるものにおいては、遊技客がカード発行機にて予めプリペイドカードを購入し、遊技台(パチンコ台)の横に設置されたカード処理ユニットにそのカードを挿入した状態で指定した金額に応じて該遊技台のプレイに必要な遊技媒体(パチンコ玉)の貸し出しを受けてこの遊技台によるプレイを楽しむようになっている。
【0003】
パチンコ店に設置される遊技台には、パチンコ台の他、パチスロマシン等もある。従って、パチンコ店で発行されるプリペイドカードで貸し出し可能な遊技媒体としては、パチンコ玉やメダル等があり、これら遊技媒体の貸し出しは、当該カードの残額がなくなるまで可能であり、また、残額がある状態で途中で止めようとした場合には、上記ユニットに設けられたカード返却ボタンを押すことで、当該残額が記録されたカードが返却されるようになっている。
【0004】
従来、こうした遊技用プリペイドカードは、カード発行機に現金を投入して、その範囲内でカードの金額を選択ボタンで指定してその発行を受けるものが一般的である。
【0005】
従って、従来では、プリペイドカードの残額が無くなり、新たなプリペイドカードを購入しようとした時、現金の持ち合わせが無い場合には、銀行に行ってキャッシュディスペンサで現金を引き落としてくる等の必要があり、特に、プレイに興が乗って急いでプレイを再開しようとしている遊技客にとっては非常に面倒なことであった。
【0006】
また、この様な状況下において、時として、遊技客が現金が無くなる前までのプレイ中の結果からその遊技台を気に入り、他人にとられまいとしてその遊技台をキープしておいて、銀行に出向いて現金の引き出しを行ってきてから再プレイに入るといったことも起こり得る。
【0007】
この場合、遊技場側から見れば、遊技台がキープされている期間、当該遊技台からの売り上げが止まるため、ホールの稼働率が低下するおそれがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来システムでは、現金が無くなった後もプレイを続行したい場合、銀行に行って現金を引き出すなどして現金を入手した後、再プレイに戻る以外になく、遊技客によっては、銀行に行く等の手間が発生し、遊技場にとっては、銀行へ行って戻るまでの期間、遊技台がキープされた場合、ホールの稼働率が低下し、売り上げが減少するという問題点があった。
【0009】
本発明は上記問題点を解消し、遊技客にとっては、現金が無くなってもわざわざ銀行に行くことなく遊技用媒体を購入してプレイを続けることができ、遊技場側にとっては、銀行への用事で遊技台がキープされることを防止し、ホール稼働率を低下させることなく売り上げ増が期待できる遊技システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、有価価値が関連付けられた記録媒体を受け入れ、該有価価値に基づいて遊技媒体を貸し出す処理を行う記録媒体処理装置と、前記遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機とを有する遊技システムにおいて、デビットカードからカード情報を読み取り、該カード情報と指定金額とを通信回線を介してデビットシステムのセンタ処理装置に送信することにより、該センタ処理装置に対して当該カード情報に対応した口座から前記指定金額を引き落とす決済処理を行わせる決済処理端末と、前記決済処理端末と接続され、貨幣の投入により該投入された貨幣の金額の範囲内で選択された金額に対応して有価価値が関連付けられた記録媒体を発行する第1の処理を行うとともに、前記決済処理端末からの前記決済処理の完了通知により該決済処理に係わる指定金額の範囲内で選択された金額に対応した有価価値が関連付けられた記録媒体を発行する第2の処理を行う媒体発行機とを有し、前記決済処理端末は、前記デビットカードの受け入れ後、前記媒体発行機に前記記録媒体の発行に係わる操作要求を送信する操作要求送信手段と、前記操作要求送信手段による前記操作要求の送信の後、前記媒体発行機から通知される金額を前記指定金額として前記決済処理を行い、該決済処理の完了を前記媒体発行機に通知する決済処理完了通知手段とを具備し、前記媒体発行機は、発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する選択手段と、前記要求送信手段により送信された前記操作要求を受けることにより、前記選択手段による金額の選択を受け付け、該選択された金額を前記決済処理端末に通知する金額通知手段と、前記金額通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記選択手段で選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するように制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記決済処理端末は、決済する金額を指定する金額指定手段と、前記金額指定手段により指定された金額を前記指定金額として前記決済処理を行った後、該決済処理の完了及び該決済処理に係わる指定金額を前記媒体発行機に通知する通知手段とを具備し、前記媒体発行機は、発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する選択手段と、投入された貨幣の金額の範囲内若しくは前記通知手段により通知された前記指定金額の範囲内で前記選択手段による金額の選択を受け付け、該選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第1の処理もしくは前記第2の処理で発行するように制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、上記請求項2記載の発明において、前記媒体発行機は、前記通知手段で通知された前記決済処理に係わる指定金額と前記第2の処理で実際に発行された記録媒体の有価価値に対応する金額との差額を算出する差額算出手段と、前記差額算出手段で算出された差額に応じた現金を払い出す現金払出手段とを更に具備することを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明は、上記請求項記載の発明において、前記媒体発行機は、現金を払い出す現金払出手段を具備するとともに、前記選択手段は、発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する第1の選択ボタンと、発行する記録媒体の有価価値に対応する金額及び現金払出金額の両者を同時に選択する第2の選択ボタンとを具備し、前記金額通知手段は、前記第1の選択ボタンにより前記有価価値に対応する金額が選択された場合、該金額を前記決済処理端末に通知する第1の通知手段と、前記第2の選択ボタンにより前記有価価値に対応する金額及び現金払出金額の両者が選択された場合、該有価価値に対応する金額と前記現金払出金額とを合算した金額を前記決済処理端末に通知する第2の通知手段とを具備し、前記制御手段は、前記第1の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第1の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するように制御する第1の制御手段と、前記第2の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第2の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関係付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するとともに前記第2の選択ボタンで選択された前記現金払出金額の現金を払い出すように制御する第2の制御手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、上記請求項記載の発明において、前記媒体発行機は、現金を払い出す現金払出手段を具備するとともに、前記選択手段は、発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する第1の選択ボタンと、現金払出金額を選択する第2の選択ボタンとを具備し、前記金額通知手段は、前記第1の選択ボタンにより前記記録媒体の有価価値に対応する金額のみが選択された場合、該有価価値に対応する金額を前記決済処理端末に通知する第1の通知手段と、前記第1の選択ボタンにより前記記録媒体の有価価値に対応する金額が選択され、かつ前記第2の選択ボタンにより前記現金払出金額が選択された場合は、該有価価値に対応する金額と該現金払出金額とを合算した金額を前記決済処理端末に通知する第2の通知手段と、前記第2の選択ボタンにより前記現金払出金額のみが選択された場合は、該現金払出金額を前記決済処理端末に通知する第3の通知手段とを具備し、前記制御手段は、前記第1の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第1の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するように制御する第1の制御手段と、前記第2の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第1の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関係付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するとともに前記第2の選択手段で選択された現金払出金額を払い出すように制御する第2の制御手段と、前記第3の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第2の選択ボタンで選択された前記現金払出金額の現金を払い出すように制御する第3の制御手段とを具備することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る一実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の遊技システムの全体構成を示すブロック図である。
【0019】
図1において、この遊技システムは、パチンコ店などの遊技場に設置されるシステムを前提としている。
【0020】
この遊技システムの核であるパチンコ店3〔3−1,3−2,〜,3−n(n:任意の整数)〕内には、商品交換業務を行うカウンタ部10、該パチンコ店3の会員の遊技情報を管理するターミナルコントローラ(T/C)20、複数の島が設置され、これらカウンタ部10、T/C20及び島30は、LAN(ローカルエリアネットワーク)25を介して相互に接続されている。
【0021】
このパチンコ店3内の各島30は、島コントローラ(S/C)40、該S/C40により制御される複数の遊技ユニット50、プリペイドカード等のカードの販売を行うカード発行機60、これらカードの精算(カードに記憶された有価価値の残価に応じた現金等の払い出し)を行うカード精算機70等により構成されている。
【0022】
カード発行機60は、通常、各島30毎に1台程度設けられ、カード発行時に当該カードに対してID番号(磁気ストライプには媒体ID、表面には目視可能な表示ID)を付与する。
【0023】
すなわち、カード発行機60では、カードの発行が指示されて金額が選択指定されると、この選択指定された金額分の金額データ(初期度数)と共に発行店、日付、媒体ID等の情報をカードの磁気ストライプ部に磁気記録し、かつカード表面に金額と表示lDを印字したプリペイドカード61を発行する。
【0024】
なお、磁気ストライプ部に記録された媒体IDは暗号化されており、カード表面に印字された表示IDとは異なっているのがセキュリティの保護の為には有益である。
【0025】
媒体IDについては、発行時にIDが付与されるものであっても良いし、カード発行機60や図示しないカード更新機等に装填される前から予めIDが付与されているものであっても良い。
【0026】
このプリペイドカード61の発行に先立ち、カード発行機60は、T/C20ヘカード発行データの登録を要求すると共に、発行の可否を問い合わせ、発行可の時のみプリペイドカード61を発行する。
【0027】
また、パチンコ店3内の各島30において、遊技ユニット50は、遊技機510と、隣接する遊技機510との間の台間に設けられるカード処理ユニット520とにより構成される。
【0028】
カード処理ユニット520は、カード挿入/排出口及び貸し出し要求手段を少なくとも有し、遊技客によりカード挿入/排出口に例えばプリペイドカード61が挿入されると、T/C20に問い合わせてその有価価値データを取得し、遊技客による遊技機510への遊技媒体の貸し出し要求に基づき、当該有価価値データ(残度数)の範囲内で、遊技媒体を貸し出す処理を行う。遊技客は、この遊技媒体を用いてパチンコ等のプレイを行うことができる。
【0029】
なお、本システムにおいて、遊技機510の種別としては、CRパチンコ台の他、パチスロ機やパチンコ台等があり、カード処理ユニット520としては、上記種別に対応して、CRカードユニット、カードメダル貸機、カード玉貸機等が設けられる。
【0030】
上述した各島30の構成要素は、LAN25で接続され、相互にあるいはT/C20との間でデータ交換を行うことができるようになっている。
【0031】
T/C20は、各島30の各構成要素から収集したデータを基に所定のデータベースを構築すると共に、これらデータを逐次イベントがある毎に更新することで、カード発行機60にて発行されたカードに関する種々の情報、例えば、発行日、当初の購入金額、残存する有価データ、カード発行機60での売上や遊技ユニット50で貸し玉と交換した後の残額等に関するデータを、そのカードIDを基に管理している。
【0032】
更に、T/C20は、パチンコ店外のカード会社センタ1の経営コンピュータと公衆回線網2により接続されており、この経営コンピュータを用いてT/C20内のデータを管理できるようになっている。
【0033】
以上の各構成要素を含む部分全体は、パチンコ店3などの遊技場向けに普及しているプリペイドカードシステムと呼べるものである。
【0034】
本発明のシステムの構成上の特徴として、上記各島30の構成要素として更にデビット端末80(特許請求の範囲中の決済処理端末に相当)が追加されている。このデビット端末80は、図1に示す如く、カード発行機60に隣接して設置され、かつ当該カード発行機60とLAN25により接続されている。
【0035】
このデビット端末80は、パチンコ店3の店外において、公衆回線網4を介して情報処理センタ5に接続されている。更に、情報処理センタ5は、カード発行銀行7−1、決済銀行7−2、加盟店銀行7−3のそれぞれのコンピュータとCAFISネットワーク6(クリアリングセンタ6aを含む)を介して接続されている。
【0036】
このCAFISネットワーク6を核とし、更に、情報処理センタ5からパチンコ店3内に設置されたデビット端末80へとつながる部分全体は、デビットカードシステムと呼べるものである。
【0037】
このことから、本発明のシステム(図1参照)は、デビットカードシステムの末端のデビット端末80をプリペイドカードシステムの末端のカード発行機60に接続し、各パチンコ店3内の構成要素としたものと言える。
【0038】
この本発明のシステムにおいて、デビット端末80は、接続されたカード発行機60と協同し、該カード発行機60からのプリペイドカード61の発行に関するデビットカードによる決済処理機能を有するものである。
【0039】
以下、これらデビット端末80及びカード発行機60でのデビットカード(キャッシュカード)によるプリペイドカード発行時の決済処理について各実施例を挙げて説明する。
【0040】
第1の実施例:
図2は、第1の実施例に係わるデビット端末80とカード発行機60の構成及び接続態様を示す概念図である。
【0041】
本実施例において、デビット端末80には、外観上、取引金額や入力操作ガイダンス等の各種情報を表示する表示部805、テンキー等のキーを備え、キャッシュカード(デビットカード)81の暗証番号や取引金額等を入力するキー操作部806、キャッシュカード81を挿入するカード挿入/排出口807が備わる。
【0042】
一方、カード発行機60には、外観上、プリペイドカード61を購入するための紙幣を投入する紙幣投入口605、プリペイドカード61の発行金額を選択する選択ボタン606(この例では、1000円、2000円、5000円、1000円のプリペイドカードの発行と両替の選択ができる構成)、紙幣投入口605から投入された紙幣等の金額を表示する金額表示部607、選択ボタン606のうちの両替ボタンが押下された時の両替金(紙幣)等を払い出す紙幣払出口608、選択ボタン606にて選択された発行金額に応じたプリペイドカード61を発行(排出する)カード発行口609が備わる。
【0043】
この構成において、カード発行機60は、単体としてのプリペイドカード発行機能を有する他、デビット端末80と協同し、キャッシュカード81によるプリペイドカード61の発行機能を有している。
【0044】
前者のプリペイドカードの発行は以下の手順でなされる。遊技客がプリペイドカードを購入しようとした場合、カード発行機60において、紙幣投入口605から紙幣を投入する。投入された紙幣の金額は金額表示部607に表示されるとともに、この金額で購入可能な範囲内の選択ボタン606が点灯される。
【0045】
遊技客が、点灯中の選択ボタン606のうちのいずれかを押下すると、カード発行機60内部のカードにこの押下された選択ボタン606に対応する度数(有価価値)が書き込まれ、該カードが、今回遊技客が指定した度数のプリペイドカード61としてカード発行口65から排出される。
【0046】
遊技客はこのプリペイドカード61を受け取り、上述した遊技機510脇のカード処理ユニット520に挿入することで、当該カード61に付与された度数の範囲内で指定度数に応じた遊技媒体を得て当該遊技機510でのプレイを開始することができる。
【0047】
次に、第1の実施例におけるキャッシュカード81を用いたプリペイドカード発行時の処理動作について述べる。図3はこの場合におけるデビット端末80の処理動作を示すフローチャートであり、図4は同カード発行機60の処理動作を示すフローチャートである。なお、これらフローチャート中の丸数字は、図2の構成における処理の流れを示す丸数字に対応したものである。
【0048】
図3において、遊技客がデビット端末80のカード挿入/排出口807にキャッシュカード81を挿入すると(ステップS101)、デビット端末80は、この挿入されたキャッシュカード81を受け入れてカード情報を抽出するとともに、該遊技客に対して暗証番号の入力を要求する(ステップS110)。
【0049】
この要求を例えば表示部805での表示により確認した遊技客がデビット端末80に設けられたキー操作部806から自己の暗証番号を入力すると(ステップS102)、更に、デビット端末80は該遊技客に対して引き落とし金額の入力を要求する(ステップS111)。
【0050】
この要求を例えば表示部805での表示により確認した遊技客がキー操作部806から希望の引き落とし金額を入力すると(ステップS103)、次いで、デビット端末80は、公衆回線網4により情報処理センタ5にアクセスし、入力された引き落とし金額による決済処理を行う(ステップS112)。
【0051】
なお、この決済処理は例えば以下の手順で実現できる。まず、上記引き落とし金額が入力された後、デビット端末80は、その金額データと、それまでに得たカード情報及び暗証番号等を含む決済代行・通信代行の依頼(決済要求)を情報処理センタ5に送出する。
【0052】
情報処理センタ5では、上記決済要求を受信すると、受信した各種データを基に、CAFIS(Credit and Finance Information System)ネットワーク6のクリアリングセンタ6aに決済処理を依頼する(図1参照)。
【0053】
この依頼を受けたクリアリングセンタ6aは、カード発行銀行7−1、決済銀行7−2、加盟店銀行7−3間で決済処理を行ない、このうちの即時実行する必要のある処理〔例えば、カード発行銀行7−1での、今回の決済要求にて通知されたカード情報中から抽出したID(キャッシュカード81を特定するID)に対応する口座から当該決済要求で通知された引き落とし金額分を引き落とす処理等〕が終了すると、情報処理センタ5に処理終了の通知を行う。更に、情報処理センタ5は、クリアリングセンタ6aからの上記通知を基にデビット端末5に対して決済終了通知を行う。
【0054】
なお、即時実行分以外の決済処理は、予め決められた期間後(例えば、3営業日後)に実施され、最終的に、上記利用料金から上記決済処理により手数料等を差し引かれた代金が加盟店銀行7−3の情報処理センタ5の口座に振り込まれる。
【0055】
その後、この加盟店銀行7−3の情報処理センタ5の口座に振り込まれた代金から情報処理センタ5の手数料を差し引いた代金が、××銀行7−4のカード会社(カード会社センタ1を運営する)の口座に振り込まれる。
【0056】
更に、その後、この××銀行7−4のカード会社の口座に振り込まれた代金から各パチンコ店3の口座に、カード会社とパチンコ店3の取り決めに従い、プリペイドカード61の使用度数に応じた代金が振り込まれる。
【0057】
さて、上述した決済処理の実行中、デビット端末80が、情報処理センタ5からの上記決済終了通知により、当該決済処理が正常に終了したことを認識すると(ステップS113YES)、次いで、デビット端末80は、この決済完了した金額に相当する金額データをカード発行機60に通知し(ステップS114)、その後、カード挿入/排出口807内に受け入れているキャッシュカード81を遊技客に返却し(ステップS115)、処理を終了する。
【0058】
なお、上記決済処理が正常に行われない場合は(ステップS113NO)、デビット端末80は、キャッシュカード81を遊技客に返却し(ステップS115)、処理を終了する。
【0059】
一方、図4において、カード発行機60は、デビット端末80におけるステップS114の処理にて通知される金額データの通知を受けると、この通知された金額データに相当する金額を金額表示部607に表示すると共に、当該金額で購入可能な範囲の選択ボタン606を点灯状態に制御する(ステップS121)。
【0060】
上記選択ボタン606の点灯中、遊技客が、その点灯中の選択ボタン606のうちのいずれかを押下すると(ステップS130)、カード発行機60は、この押下された選択ボタン606に対応する金額データ(有価価値の度数)を書き込んだプリペイドカード61をカード発行口609から排出する(ステップS122)。
【0061】
次に、カード発行機60は、デビット端末80から通知された決済完了済み金額データとステップS122処理時に発行カード61に書き込んだ度数(発行金額)との間に金額の差があるかどうかをチェックする(ステップS123)。
【0062】
ここで、金額の差がなければ(ステップS123NO)、選択ボタン606を消灯(ステップS125)後、処理を終了する。また、上記金額の差があれば(ステップS123YES)、その差額分の現金(紙幣)を紙幣払出口608から排出し(ステップS124)、その後、選択ボタン606を消灯し(ステップS125)、処理を終了する。
【0063】
このようにして、第1の実施例では、カード発行機60での現金によるプリペイドカード発行の他、デビット端末80を介してキャッシュカード81によるプリペイドカード発行の機能もサポートしている。
【0064】
なお、本実施例の場合、プリペイドカード発行に係わる金額の入力(これが、決済処理開始のトリガとなる)はあくまでもデビット端末80の方であり、情報処理センタ5に対しては、デビット端末80から入力された上記金額で決済処理を実施する。
【0065】
これに対し、カード発行機60は、決済処理完了後、決済済みの金額データを、直接現金が投入されたものと同等に表示し、この表示された金額の範囲内で選択ボタン606を点灯してプリペイドカード61の発行制御を行うと共に、表示中の金額と発行額との間に金額差があれば、その差分の金額を現金(紙幣)でカード発行機60から払い出すものである。
【0066】
なお、カード発行機60において、決済処理済みの金額を金額表示部607に表示後、選択ボタン606のうちの金額ボタンが押下されないままに両替ボタンが押下されると、該カード発行機60は、表示中の金額分の現金を紙幣払出口608から払い出す処理を行う。
【0067】
従って、本実施例に係わる構成は、遊技者にとって、キャッシュカード81による現金引き出し機としての機能も提供する。パチンコ店3の店舗内には、CR機以外にも、パチスロ機や自動販売機等、現金を利用する機器が存在するため、現金を引き出せることは、これらの機器を利用するうえで非常に便利である。
【0068】
なお、本実施例の変形例としては、デビット端末80側での引き落とし金額の入力に関して、最低金額、最高金額等を予め設定しておき、この範囲内でのみ決済処理を許容するようにしても良い。また、この場合における最低金額、最高金額の設定は、デビット端末80毎に端末自身で設定しても良いし、上位機(T/C20等)から設定しても良い。
【0069】
第2の実施例:
図5は、第2の実施例に係わるデビット端末80とカード発行機60の構成及び接続態様を示す概念図である。
【0070】
本実施例において、デビット端末80の外観上の構成は第1の実施例のものと同じである。一方、カード発行機60については、外観上、選択ボタンの構成のみが第1の実施例のものと異なる。
【0071】
本実施例に係わるカード発行機60には、選択ボタンとして、第1の実施例の選択ボタン606と同様の、つまりプリペイドカード61のみの発行を指示するためにその金額を選択する選択ボタン(以下、第1選択ボタンという)606Aと、プリペイドカード61の発行と現金の払い出しを同時に指示するためにこれらの金額の組み合わせを選択する選択ボタン(同、第2選択ボタンという)606Bが備わっている。なお、第1選択ボタン606A、第2選択ボタン606B共に、それぞれ、カード金額、あるいはカード金額と現金の組み合わせが予め決められた複数のボタンが用意されている。
【0072】
次に、第2の実施例におけるキャッシュカード81を用いたプリペイドカード発行時の処理動作について述べる。図6はこの場合におけるデビット端末80の処理動作を示すフローチャートであり、図7は、同カード発行機60の処理動作を示すフローチャートである。なお、これらフローチャート中の丸数字は、図5の構成における処理の流れを示す丸数字に対応したものである。
【0073】
図6において、遊技客がデビット端末80のカード挿入/排出口807にキャッシュカード81を挿入すると(ステップS201)、デビット端末80は、この挿入されたキャッシュカード81を受け入れてカード情報を抽出するとともに、該遊技客に対して暗証番号の入力を要求する(ステップS210)。
【0074】
この要求を例えば表示部805での表示により確認した遊技客がデビット端末80に設けられたキー操作部806から自己の暗証番号を入力すると(ステップS202)、デビット端末80は、表示部805に対してカード発行操作が行える旨の表示を行うと共に、カード発行機60に対してカード発行操作要求を送出する(ステップ211)。
【0075】
その後、デビット端末80は、上記発行操作要求に対する、カード発行機60からの選択金額データの通知(図7におけるステップ222の処理に相当)待ちとなる。
【0076】
この間、カード発行機60から選択金額データの通知があると、デビット端末80は、公衆回線網4により情報処理センタ5にアクセスし、カード発行機60から通知された選択金額データによる決済処理を行う(ステップS212)。
【0077】
なお、この決済処理は第1の実施例で説明した手順と同様の手順で実現できる。但し、この場合の引き落とし金額は、デビット端末80のキー操作部806から入力される金額ではなく、後述する如く、カード発行機60にて押下された選択ボタン606A,606Bに対応する金額である。
【0078】
上記決済処理実行中、デビット端末80が、情報処理センタ5からの決済終了通知により、当該決済処理が正常に終了したことを認識すると(ステップS213YES)、次いで、デビット端末80は、この決済完了の旨をカード発行機60に通知し(ステップS214)、その後、キャッシュカード81を遊技客に返却し(ステップS215)、処理を終了する。
【0079】
また、上記決済処理が正常に行われない場合は(ステップS213NO)、デビット端末80は、キャッシュカード81を遊技客に返却し(ステップS215)、処理を終了する。
【0080】
一方、図7において、カード発行機60は、デビット端末80におけるステップS211の処理にて通知されるカード発行操作可要求を受信すると、全ての選択ボタン606A及び606Bを点灯状態に制御する(ステップS221)。
【0081】
上記選択ボタン606A、606Bの点灯中、遊技客が、その点灯中の選択ボタン606Aまたは606Bのうちのいずれかを押下すると(ステップS230)、カード発行機60は、この押下された選択ボタン606Aまたは606Bに対応する金額データをデビット端末80に送出する(ステップS222)。
【0082】
ここで、もし、選択ボタン606Bが押下された場合、カード発行機60は、この押下された選択ボタン606Bに関して予め組み合わせが決められているカード金額と現金の合算値を集計し、該選択金額合算値をデビット端末80に送出する。
【0083】
その後、カード発行機60は、上記ステップ222での選択金額通知に対する、デビット端末80からの決済完了の通知(図7におけるステップS214の処理に相当)待ちとなる。
【0084】
この間、デビット端末80から、上記ステップS214により決済完了通知があると、カード発行機60は、ステップ230で押下された選択ボタン606Aまたは606Bに対応してプリペイドカード61の単独発行またはプリペイドカード61の発行及び現金排出の同時処理を行い(ステップS223)、その後、選択ボタン606A、606Bを消灯状態に制御し(ステップS224)、処理を終了する。
【0085】
上記ステップS223の処理において、カード発行機60は、ステップS230で選択ボタン606Aが押下されている場合には、該選択ボタン606Aの金額相当の金額データ(有価価値度数)を書き込んだプリペイドカード61をカード発行口609から排出する処理のみを行う。
【0086】
また、ステップS230で選択ボタン606Bが押下されている場合には、該選択ボタン606Bに対応するカード金額と現金の組み合わせに従い、当該カード金額相当の金額データ(有価価値度数)を書き込んだプリペイドカード61をカード発行口609から排出すると共に、当該金額相当の現金(紙幣)を紙幣排出口608より排出する処理を行う。
【0087】
例えば、図5に例示するように、ステップ230でカードが2000円で現金が8000円の組み合わせを設定した選択ボタン606Bが押下されている場合、カード発行機60では、2000円に対応した度数(有価価値)を書き込んだプリペイドカード61をカード発行口609から排出すると共に、現金8000円を紙幣排出口608から排出する処理を同時に実行する。
【0088】
なお、この時には、ステップ230でカードが2000円で現金が8000円の組み合わせを設定した選択ボタン606Bが押下されるのに伴って、カード発行機60からデビット端末80へは当該選択金額の合算値(10000円)が通知され、デビット端末80では、ステップS212において、当該選択金額合算値での決済処理を行うことになる。
【0089】
このようにして、第2の実施例においても、デビット端末80を介してキャッシュカード81によるカード発行機60からのプリペイドカード61の発行を行うことができる。
【0090】
なお、第1の実施例では、プリペイドカード発行に係わる金額の入力(これが、決済処理開始のトリガとなる)はデビット端末80側に託されていたが、第2の実施例では、同入力がカード発行機60側に託されている。
【0091】
特に、第2の実施例では、カード発行機60がカード単独発行のための第1の選択ボタン606Aの他、カード発行と現金払い出しを行うために一体化された第2の選択ボタン606Bを設け、第2の選択ボタン606Bが押下された場合には、該選択ボタン606Bに予め設定されている組み合わせに対応したカード金額と現金との合算値をデビット端末80に通知して当該合算値で決済処理を行い、決済処理完了後、上記組み合わせに応じた額のプリペイドカード61の発行と現金の払い出しを同時に行うようになっている。
【0092】
つまり、第2の実施例のものも、キャッシュカード81による現金引き出し機としての機能を有するも、わざわざ、両替ボタンを押下することなく、第2の選択ボタン606Bを押下することで、当該選択ボタン606Bに予め対応付けられた額の現金をプリペイドカード61と共に得られるようになっている。
【0093】
なお、本実施例の変形例としては、一体化選択ボタン606Bに関するカード金額と現金の組み合わせを固定とせず、自由に設定可能に構成しても良い。
【0094】
第3の実施例:
図8は、第3の実施例に係わるデビット端末80とカード発行機60の構成及び接続態様を示す概念図である。
【0095】
本実施例において、デビット端末80の外観上の構成は第1の実施例のものと同じである。一方、カード発行機60については、外観上、選択ボタンの構成が第1及び第2の各実施例のものと異なる。
【0096】
本実施例に係わるカード発行機60には、選択ボタンとして、第1及び第2の各実施例の選択ボタン606(606A)と同様の、つまりプリペイドカード61のみの発行を指示するためにその金額を選択する選択ボタン(以下、カード選択ボタンという)606Cと、現金の払い出しのみを指示するためにその金額を選択する選択ボタン(同、現金選択ボタンという)606Dが備わっている。なお、カード選択ボタン606C、現金選択ボタン606D共に、それぞれ、カード金額あるいは現金の値が予め決められた複数のボタンが用意されている。
【0097】
更に、カード発行機60には、上記カード選択ボタン606C、現金選択ボタン606Dに付随するものとして、これら選択ボタン606C、606Dを1つずつ順に押下した後にその組み合わせを確定する指示を与える確定ボタン610が設けられている。
【0098】
カード発行機60におけるそれ以外の構成は、第1及び第2の実施例のものと同様である。
【0099】
次に、第3の実施例におけるキャッシュカード81を用いたプリペイドカード発行時の処理動作について述べる。
【0100】
図9はこの場合におけるデビット端末80の処理動作を示すフローチャートであり、図10は同カード発行機60の処理動作を示すフローチャートである。なお、これらフローチャート中の丸数字は、図8の構成における処理の流れを示す丸数字に対応したものである。
【0101】
図9において、遊技客がデビット端末80のカード挿入/排出口807にキャッシュカード81を挿入すると(ステップS241)、デビット端末80は、この挿入されたキャッシュカード81を受け入れてカード情報を抽出するとともに、該遊技客に対して暗証番号の入力を要求する(ステップS250)。
【0102】
この要求を例えば表示部805での表示により確認した遊技客がデビット端末80に設けられたキー操作部806から自己の暗証番号を入力すると(ステップS242)、デビット端末80は、表示部805に対してカード発行操作が行える旨の表示を行うと共に、カード発行機60に対してカード発行操作要求を送出する(ステップ251)。
【0103】
その後、デビット端末80は、上記発行操作要求に対する、カード発行機60からの選択金額合算値の通知(図10におけるステップ265の処理に相当)待ちとなる。
【0104】
この間、カード発行機60から選択金額合算値の通知があると、デビット端末80は、公衆回線網4により情報処理センタ5にアクセスし、カード発行機60から通知された選択金額値による決済処理を行う(ステップS252)。
【0105】
なお、この決済処理も第1の実施例で説明した手順と同様の手順で実現できる。但し、この場合の引き落とし金額は、第2の実施例と同様、デビット端末80のキー操作部806から入力される金額ではなく、後述する如く、カード発行機60にて押下された選択ボタン606C,606Dに対応する金額である。
【0106】
上記決済処理実行中、デビット端末80が、情報処理センタ5からの決済終了通知により、当該決済処理が正常に終了したことを認識すると(ステップS253YES)、次いで、デビット端末80は、この決済完了の旨をカード発行機60に通知し(ステップS254)、その後、キャッシュカード81を遊技客に返却し(ステップS255)、処理を終了する。
【0107】
また、上記決済処理が正常に行われない場合は(ステップS253NO)、デビット端末80は、キャッシュカード81を遊技客に返却し(ステップS255)、処理を終了する。
【0108】
一方、図10において、カード発行機60は、デビット端末80におけるステップS251の処理にて通知されるカード発行操作可要求を受信すると、全ての選択ボタン606C及び606Dを点灯状態に制御する(ステップS261)。
【0109】
上記選択ボタン606C、606Dの点灯中、遊技客が、その点灯中の選択ボタン606Cまたは606Dのうちのいずれかを押下すると(ステップS270)、カード発行機60は、この選択ボタン606Cまたは606Dが押下されたとの履歴情報を作成、保持し(ステップS262)、次いで、確定ボタン610が押下されたか否かを判断する(ステップS263)。
【0110】
その後、確定ボタン610が押下されない限り(ステップS263NO)、カード発行機60は、選択ボタン606C、606Dの押下操作(ステップS270)の受け付けと、該操作に対応した押下履歴の保持(ステップS262)の処理を続ける。
【0111】
そして、この間、確定ボタン610が押下されると(ステップS263YES)、カード発行機60は、ステップS262で保持した押下履歴を基に確定ボタン610が押下されるまで押下された選択ボタン606C、606Dに対応する選択金額の合算値を集計し(ステップS264)、この選択金額合算値をデビット端末80に送出する(ステップS265)。
【0112】
その後、カード発行機60は、上記ステップ265での選択金額合算値通知に対する、デビット端末80からの決済完了の通知(図9におけるステップS254の処理に相当)待ちとなる。
【0113】
この間、デビット端末80から、上記ステップS254により決済完了通知があると、カード発行機60は、ステップ262で保持した押下履歴を基に、ステップS270で押下された選択ボタン606C、606Dに対応してプリペイドカード61の単独発行または現金のみの払い出しもしくはプリペイドカード61の発行及び現金払い出しの同時処理のいずれかを実施し(ステップS266)、その後、選択ボタン606C、606Dを消灯状態に制御し(ステップS267)、処理を終了する。
【0114】
上記ステップS266の処理において、カード発行機60は、ステップS270でカード選択ボタン606Cのみ押下されている場合には、該選択ボタン606Cの金額相当の金額データ(有価価値度数)を書き込んだプリペイドカード61をカード発行口609から排出する処理のみを行う。
【0115】
また、ステップS270で現金選択ボタン606Dのみが押下されている場合には、該選択ボタン606Dに対応する金額相当の現金(紙幣)を紙幣排出口608より排出する処理のみを行う。
【0116】
更に、ステップS270でカード選択ボタン606Cと現金選択ボタン606Dとが押下されている場合、これら選択ボタン606C、606Dの組み合わせに従い、カード選択ボタン606Cに対応するカード金額相当の金額データ(有価価値度数)を書き込んだプリペイドカード61をカード発行口609から排出すると共に、現金選択ボタン606Dに対応する金額相当の現金(紙幣)を紙幣排出口608より排出する処理を同時に実行する。
【0117】
例えば、図8に例示するように、ステップ270でカード金額5000円選択を設定した選択ボタン606Cと現金3000円選択を設定した選択ボタン606Dが押下されている場合、カード発行機60では、5000円に対応した度数(有価価値)を書き込んだプリペイドカード61をカード発行口609から排出すると共に、現金3000円を紙幣排出口608から排出する処理を同時に実行する。
【0118】
なお、この時には、ステップ270でカード金額5000円選択を設定した選択ボタン606Cと現金3000円選択を設定した選択ボタン606Dが押下されるのに伴って、カード発行機60からデビット端末80へは当該選択金額の合算値(8000円)が通知され、デビット端末80では、ステップS252において、当該選択金額合算値での決済処理を行うことになる。
【0119】
このようにして、第3の実施例においても、デビット端末80を介してキャッシュカード81によるカード発行機60からのプリペイドカード61の発行を行うことができる。
【0120】
なお、第3の実施例も、第2の実施例と同様、プリペイドカード発行に係わる金額の入力(これが、決済処理開始のトリガとなる)はカード発行機60側に託されている。
【0121】
特に、第3の実施例では、カード発行機60がカード単独発行のためのカード選択ボタン606Cと、現金払い出しを行うための現金選択ボタン606Dと、確定ボタン610を設け、確定ボタン610が押下されるまでになされた、例えば、カード選択ボタン606Cまたは現金選択ボタン606D若しくはカード選択ボタン606C及び現金選択ボタン606Dの押下履歴に従い、これら押下された選択ボタン606C、606Dに対応する、プリペイドカード61の単独発行または現金の単独払い出し若しくはプリペイドカード61の発行と現金の払い出しの同時実行の各処理を行うようになっている。
【0122】
なお、本実施例の変形例としては、カード選択ボタン606C、現金選択ボタン606Dに関する選択金額値は固定とせず、自由に設定可能に構成しても良い。本実施例では、上記設定次第では、遊技客のニーズに対応した、プリペイドカード61のみの発行、現金のみの払い出し、あるいはプリペイドカード61の発行及び現金の払い出しといった、種々のパターンの運用が可能になる。
【0123】
また、上記各実施例では、カード発行機60から発行されたプリペイドカード61をカード処理ユニット520では使用せず、精算機70(図1参照)にて現金に精算するような運用も可能である。この場合には、カード発行機60では現金の払い出し(キャッシュアウト)は行っていないものの、精算機70を介して、結果的に、キャッシュアウトを実現し得ることになる。
【0124】
また、上記各実施例では、金額データ(有価価値)がカード(遊技用記憶媒体)自体に書き込まれたシステムについて述べたが、カード自体に金額データが書き込まれずにID符号が書き込まれ、このID符号に対応する有価価値がT/C20に記憶されるようなシステムにも適用可能である。
【0125】
この場合、本システムのカード発行機60としては、有価価値そのものでは無く該有価価値に関連する情報(ID符号)が記憶されたカードを発行する機能を有したものを用いれば良く、媒体貸出機としては、上記有価価値に関連する情報(ID符号)が記憶されたカードを受け入れ、該カードに関連する有価価値に応じて遊技媒体を貸し出す機能構成のものを用いれば良い。
【0126】
また、上記各実施例では、デビット端末80が接続される機器としては、カード発行機60を挙げているが、この種の機器はカード発行機60に限られるものではなく、例えば、両替機または券売機等とすることもできる。
【0127】
更に、上記各実施例では、デビット端末80とカード発行機60とを独立に設けた場合について述べたが、これらデビット端末80とカード発行機60とを1ユニット(請求項7の遊技料金処理ユニットに相当)内に一体化した構造(デビット端末80と両替機または券売機等の組み合わせにおいても利用可能)としても良い。
【0128】
現状のデビットカードシステムでは、物品(本発明においては、プリペイドカード61)購入とキャッシュアウトを同時に行うことはできず、これら両方の希望がある場合に、デビット端末80から最低2回は決済センタに更新に行かなければならず、決済手数料がかさみかつ手間が増えることになる。
【0129】
この点、本発明を適用した場合には、物品(プリペイドカード61)購入とキャッシュアウトを同時に行うようにし、そのために決済センタへいく回数を1回で済ませて、決済手数料及び手間を最小限に抑えることができる。
【0130】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、デビットカードを利用して媒体発行機から指定金額に応じた遊技用記憶媒体を発行可能にしたため、現金が無くなってプレイを続けたい場合も、遊技場内で、デビットカードを用いてプリペイドカード等の遊技用記憶媒体を取得でき、遊技客に対して、わざわざ銀行へ行って来る手間をとらせずに済み、プレイに専念させることができる。また、遊技場側にとっては、遊技客が銀行へ入って現金を引き出し戻るまでの期間遊技台が無駄にキープされるといった事態を回避でき、ホール稼働率を低下を防止して売り上げの増大を図ることができる。
【0131】
また、本発明によれば、遊技用記憶媒体のみの発行または遊技用記憶媒体の発行と現金払い出しの同時処理若しくは現金のみの払い出しを行うようにしたため、ユーザのニーズに応じた様々なパターンで遊技用記録媒体とキャッシュアウトを同時処理ができ、遊技用記憶媒体の発行とキャッシュアウトのために決済センタへアクセスする回数を1回に抑えて、決済手数料及び手間を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施例に係わるデビット端末とカード発行機の構成及び接続態様を示す概念図。
【図3】第1の実施例におけるデビット端末の処理動作を示すフローチャート。
【図4】同カード発行機での処理動作を示すフローチャート。
【図5】第2の実施例に係わるデビット端末とカード発行機の構成及び接続態様を示す概念図。
【図6】第2の実施例におけるデビット端末の処理動作を示すフローチャート。
【図7】同カード発行機での処理動作を示すフローチャート。
【図8】第3の実施例に係わるデビット端末とカード発行機の構成及び接続態様を示す概念図。
【図9】第3の実施例におけるデビット端末の処理動作を示すフローチャート。
【図10】同カード発行機での処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 カード会社センタ
2,4 公衆回線網
3−1,3−2,〜,3−n パチンコ店
5 情報処理センタ
6 CAFISネットワーク
6a クリアリングセンタ
7−1 カード発行銀行
7−2 決済銀行
7−3 加盟店銀行
7−4 カード会社取引銀行
7−5 パチンコ店口座
10 カウンタ部
20 ターミナルコントローラ(T/C)
25 ローカルエリアネットワーク(LAN)
30 島
40 島コントローラ(S/C)
50 遊技ユニット
510 遊技機
520 カード処理ユニット
60 カード発行機
61 プリペイドカード
605 紙幣投入口
606 選択ボタン
606A 第1選択ボタン
606B 第2の選択ボタン
606C カード選択ボタン
606D 現金選択ボタン
607 金額表示部
608 紙幣払出口
609 カード発行口
610 確定ボタン
70 カード精算機
80 デビット端末
81 キャッシュカード(デビットカード)
805 表示部
806 キー操作部
807 カード挿入/排出口

Claims (5)

  1. 有価価値が関連付けられた記録媒体を受け入れ、該有価価値に基づいて遊技媒体を貸し出す処理を行う記録媒体処理装置と、前記遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機とを有する遊技システムにおいて、
    デビットカードからカード情報を読み取り、該カード情報と指定金額とを通信回線を介してデビットシステムのセンタ処理装置に送信することにより、該センタ処理装置に対して当該カード情報に対応した口座から前記指定金額を引き落とす決済処理を行わせる決済処理端末と、
    前記決済処理端末と接続され、貨幣の投入により該投入された貨幣の金額の範囲内で選択された金額に対応して有価価値が関連付けられた記録媒体を発行する第1の処理を行うとともに、前記決済処理端末からの前記決済処理の完了通知により該決済処理に係わる指定金額の範囲内で選択された金額に対応した有価価値が関連付けられた記録媒体を発行する第2の処理を行う媒体発行機と
    有し、
    前記決済処理端末は、
    前記デビットカードの受け入れ後、前記媒体発行機に前記記録媒体の発行に係わる操作要求を送信する操作要求送信手段と、
    前記操作要求送信手段による前記操作要求の送信の後、前記媒体発行機から通知される金額を前記指定金額として前記決済処理を行い、該決済処理の完了を前記媒体発行機に通知する決済処理完了通知手段と
    を具備し、
    前記媒体発行機は、
    発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する選択手段と、
    前記要求送信手段により送信された前記操作要求を受けることにより、前記選択手段による金額の選択を受け付け、該選択された金額を前記決済処理端末に通知する金額通知手段と、
    前記金額通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記選択手段で選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するように制御する制御手段と
    具備することを特徴とする遊技システム。
  2. 前記決済処理端末は、
    決済する金額を指定する金額指定手段と、
    前記金額指定手段により指定された金額を前記指定金額として前記決済処理を行った後、該決済処理の完了及び該決済処理に係わる指定金額を前記媒体発行機に通知する通知手段と
    を具備し、
    前記媒体発行機は、
    発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する選択手段と、
    投入された貨幣の金額の範囲内若しくは前記通知手段により通知された前記指定金額の範囲内で前記選択手段による金額の選択を受け付け、該選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第1の処理もしくは前記第2の処理で発行するように制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の遊技システム。
  3. 前記媒体発行機は、
    前記通知手段で通知された前記決済処理に係わる指定金額と前記第2の処理で実際に発行された記録媒体の有価価値に対応する金額との差額を算出する差額算出手段と、
    前記差額算出手段で算出された差額に応じた現金を払い出す現金払出手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項2記載の遊技システム。
  4. 前記媒体発行機は、
    現金を払い出す現金払出手段を具備するとともに、
    前記選択手段は、
    発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する第1の選択ボタンと、
    発行する記録媒体の有価価値に対応する金額及び現金払出金額の両者を同時に選択する第2の選択ボタンと
    を具備し、
    前記金額通知手段は、
    前記第1の選択ボタンにより前記有価価値に対応する金額が選択された場合、該金額を前記決済処理端末に通知する第1の通知手段と、
    前記第2の選択ボタンにより前記有価価値に対応する金額及び現金払出金額の両者が選択された場合、該有価価値に対応する金額と前記現金払出金額とを合算した金額を前記決済処理端末に通知する第2の通知手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記第1の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第1の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するように制御する第1の制御手段と、
    前記第2の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第2の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関係付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するとともに前記第2の選択ボタンで選択された前記現金払出金額の現金を払い出すように制御する第2の制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項記載の遊技システム。
  5. 前記媒体発行機は、
    現金を払い出す現金払出手段を具備するとともに、
    前記選択手段は、
    発行する記録媒体の有価価値に対応する金額を選択する第1の選択ボタンと、
    現金払出金額を選択する第2の選択ボタンと
    を具備し、
    前記金額通知手段は、
    前記第1の選択ボタンにより前記記録媒体の有価価値に対応する金額のみが選択された場合、該有価価値に対応する金額を前記決済処理端末に通知する第1の通知手段と、
    前記第1の選択ボタンにより前記記録媒体の有価価値に対応する金額が選択され、かつ前記第2の選択ボタンにより前記現金払出金額が選択された場合は、該有価価値に対応する金額と該現金払出金額とを合算した金額を前記決済処理端末に通知する第2の通知手段と、
    前記第2の選択ボタンにより前記現金払出金額のみが選択された場合は、該現金払出金額を前記決済処理端末に通知する第3の通知手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記第1の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第1の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関連付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するように制御する第1の制御手段と、
    前記第2の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第1の選択ボタンで選択された金額に対応する有価価値が関係付けられた記録媒体を前記第2の処理で発行するとともに前記第2の選択手段で選択された現金払出金額を払い出すように制御する第2の制御手段と、
    前記第3の通知手段による金額の通知後、前記決済処理完了通知手段により前記決済処理の完了通知を受けることにより、前記第2の選択ボタンで選択された前記現金払出金額の現金を払い出すように制御する第3の制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項記載の遊技システム。
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