JPH11102464A - プリペイドカードシステム及びカード読書装置 - Google Patents
プリペイドカードシステム及びカード読書装置Info
- Publication number
- JPH11102464A JPH11102464A JP9261413A JP26141397A JPH11102464A JP H11102464 A JPH11102464 A JP H11102464A JP 9261413 A JP9261413 A JP 9261413A JP 26141397 A JP26141397 A JP 26141397A JP H11102464 A JPH11102464 A JP H11102464A
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- card
- date
- prepaid card
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract
設定されているカードとの両方を同一の装置で使用でき
るプリペイドカードシステム、プリペイドカード取引方
法及びカード読書装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 カード記録装置11は、有効期間を記録
した有効期限付きカードと、有効期限の無い無期限カー
ドと、の2種類のプリペイドカード10を生成する。生
成されたプリペイドカード10は、各店舗にそれぞれ供
給され、発券機13に格納される。発券機13は、利用
者による現金投入に応じて、格納されたプリペイドカー
ド10に発券日を記録し、排出する。カード読書装置1
5は、利用者により装着されたプリペイドカード10に
有効期間が記録されているか否かを判別し、記録されて
いる場合、そのカードを有効期限付きカードとみなし、
有効期間と発券日から有効期限日を算出し、そのカード
が使用可能か否かを判別する。
Description
れているカードと設定されていないカードとを同一の装
置を用いて処理可能なプリペイドカードシステム、プリ
ペイドカード取引方法及びカード読書装置に関する。
有効期限が設定されたカード(有効期限付きカード)を
使用する店舗と、有効期限が設定されていないカード
(無期限カード)を取り扱う店舗がある。
取り扱う店舗では、カードに設定されている使用期限が
有効か否かを使用時にチェックする機能を備える装置が
必要である。しかし、各店舗が取り扱うカードの種別に
応じて設置する装置をいちいち変えることは、作業的に
煩雑である。また、例えば、ある店舗において使用する
カードの種別を変更したい場合、その店舗に配置された
装置を交換しなければならず、将来的汎用性に欠けてい
た。
定方法として、例えば、予め有効期限を記憶させたカー
ドを発券機に格納し、発券する方法がある。しかしこの
方法では、発券前に有効期限が過ぎたカードは使えなく
なるため、管理者等が発券機に格納されているカードの
有効期限を定期的にチェックしなければならない。他の
方法として、発券機が発券年月日と有効年月日をカード
の発券時にカードに書き込む方法がある。この場合、カ
ードの期限管理が発券機にのみ依存するため、例えば、
発券機が盗難され、不正なカードが偽造される虞があ
る。
で、使用期間が無期限であるカードと有効期限が設定さ
れているカードとの両方を同一の装置で使用できるプリ
ペイドカードシステム、プリペイドカード取引方法及び
カード読書装置を提供することを目的とする。また、本
発明は、プリペイドカードに有効期限を効率良く設定可
能であり、且つ、セキュリティの高いプリペイドカード
システム及びカード読書装置を提供することを他の目的
とする。
め、この発明の第1の観点に係るプリペイドカードシス
テムは、金銭的価値を有する金額情報を記憶するプリペ
イドカードを用いて取引を行うプリペイドカードシステ
ムにおいて、複数の前記プリペイドカードの少なくとも
一部に所定期間を示す有効期間情報を記録する手段と、
前記有効期間情報が記録されている前記プリペイドカー
ドと前記有効期間情報が記録されていない前記プリペイ
ドカードの少なくとも一方を格納する格納手段と、外部
からの要求に応答して、前記格納手段に格納されている
前記プリペイドカードに発券日を記録し、外部に供給す
る手段と、前記プリペイドカードの使用時に、該プリペ
イドカードに前記有効期間情報が記録されているか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により前記有効期
間情報が記録されていないと判別された場合、取引を許
可する手段と、前記判別手段により前記有効期間情報が
記録されていると判別された場合、該プリペイドカード
から該有効期間情報と前記発券日とを読み出す読出手段
と、前記読出手段により読み出された前記発券日に前記
有効期間情報が示す所定期間を加え、有効期限日を算出
する算出手段と、現在の日時を取得する取得手段と、前
記取得手段により取得された前記日付が前記算出手段に
より算出された前記有効期限日以前であるか否かを判別
する有効期限判別手段と、前記有効期限判別手段より前
記日付が前記有効期限日以前であると判別された場合、
取引を許可し、前記日付が前記有効期限日を超過してい
ると判別された場合、取引を不可とする制御手段と、を
備える。
ドの有効期間情報の記録の有無を判別し、有効期間情報
が記録されていると判別した場合のみ、そのカードを有
効期限が設定されているカードとみなし、その有効期限
をチェックする。これにより、有効期限が設定されてい
るカードと有効期限が設定されていない無期限のカード
の双方を処理できるため、例えば、それぞれの専用機を
設ける必要はなく、同一の装置で処理することができ
る。また、カードの有効期限日を、有効期間と発券日か
ら生成しているため、例えば、有効期間を記録する手段
と発券日を記録する手段とを異なる装置に設けることに
より、カードの期限管理が一カ所に依存せず、システム
の安全性を高めることができる。また、発券前にカード
の有効期限が切れることがないため、カードの在庫管理
を容易にすることができる。
イドカードシステムは、金銭的価値を有する金額情報を
記憶するプリペイドカードを用いて取引を行うプリペイ
ドカードシステムにおいて、前記プリペイドカードの一
部は所定期間を示す有効期間情報を記憶し、前記プリペ
イドカードを格納する格納手段と、外部からの要求に応
じて、前記格納手段に格納されている前記プリペイドカ
ードに発券日を記録する発券日記録手段と、前記発券日
記録手段により発券日が記録された前記プリペイドカー
ドを外部に供給する手段と、を備える発券機と、前記プ
リペイドカードの使用時に、該プリペイドカードを装着
する装着手段と、前記装着手段に装着された前記プリペ
イドカードに前記有効期間情報が記憶されているか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により前記有効期
間情報が記憶されていないと判別された場合、取引を許
可する手段と、前記判別手段により前記有効期間情報が
記憶されていると判別された場合、該プリペイドカード
に記憶されている前記有効期間情報と前記発券日とを読
み出して、有効期限日を算出する算出手段と、現在の日
付を取得し、該日付が前記算出手段により算出された前
記有効期限日以前であるか否かを判別する日付判別手段
と、前記日付判別手段により、前記日付が前記有効期限
日以前であると判別された場合、取引を許可し、前記日
付が前記有効期限日を超過していると判別された場合、
取引を不可とする制御手段と、を備えるカード読書装置
と、を備える。
がプリペイドカードの有効期間情報の記録の有無を判別
し、有効期間情報が記録されていると判別した場合の
み、そのカードを有効期限が設定されているカードとみ
なし、その有効期限をチェックする。これにより、有効
期限が設定されているカードと有効期限が設定されてい
ない無期限のカードとの双方を同一の装置(発券機とカ
ード読書装置)で処理することができる。また、カード
の有効期限日を、カードに予め記憶された有効期間と発
券機が記録した発券日から生成することにより、カード
の期限管理が発券機のみに依存しない。これにより、シ
ステムの安全性を高めることができると共に、発券前に
カードの有効期限が切れることがないため、カードの在
庫管理を容易にすることができる。
読書装置は、金銭的価値を有する金額情報を記憶するプ
リペイドカードを用いて取引を行うプリペイドカードシ
ステムにおいて使用されるカード読書装置であって、所
定期間を示す有効期間情報と発券日とが記憶されたプリ
ペイドカードと前記発券日が記憶され、前記有効期間情
報が記憶されていない前記プリペイドカードと、のいず
れかを任意に装着する装着手段と、前記装着手段に装着
された前記プリペイドカードに前記有効期間情報が記憶
されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段
により前記有効期間情報が記憶されていないと判別され
た場合、取引を許可する手段と、前記判別手段により前
記有効期間情報が記憶されていると判別された場合、該
プリペイドカードに記憶されている前記有効期間情報と
前記発券日とを読み出して、有効期限日を算出する算出
手段と、現在の日付を取得し、該日付が前記算出手段に
より算出された前記有効期限日以前であるか否かを判別
する日付判別手段と、前記日付判別手段により、前記日
付が前記有効期限日以前であると判別された場合、取引
を許可し、前記日付が前記有効期限日を超過していると
判別された場合、取引を不可とする制御手段と、を備え
る。
がプリペイドカードの有効期間情報の記録の有無を判別
し、有効期間情報が記録されていると判別した場合の
み、そのカードを有効期限が設定されているカードとみ
なし、その有効期限をチェックする。これにより、有効
期限が設定されているカードと有効期限が設定されてい
ない無期限のカードとの双方を処理することができる。
ペイドカードシステムについて以下図面を参照して説明
する。本システムにおいて使用されるプリペイドカード
には、使用期限が設定されている有効期限付きカード
と、使用期限が設定されていない無期限カードと、があ
り、各店舗はこれらのカードのいずれか一方を取り扱
う。
示すように、プリペイドカード10と、カード発行会社
に設置されたカード記録装置11と、各店舗に設置され
た発券機13とカード読書装置15と、を備える。プリ
ペイドカード10は、図2に示すように、所定金額相当
の金額情報を記憶する金額情報エリアE1と、カードの
有効期間を記憶する有効期間エリアE2と、発券日を記
憶する発券日エリアE3と、を有する磁気記憶部21を
備える。有効期間エリアE2は、プリペイドカード10
が有効期限付きカードの場合、所定の有効期間(例え
ば、6か月等)を記憶し、プリペイドカード10が無期
限カードの場合、何も記憶しない。
10の磁気記憶部21に初期情報を記録することによ
り、プリペイドカード10を店舗に「期限付きカード」
又は「無期限カード」として供給可能な状態にする装置
である。カード記録装置11は、図3に示すように、入
力部31と、制御部33と、カード記録部35と、を備
える。
初期情報の書込要求を入力する。入力部31に入力され
る書込要求には、例えば、有効期限付きカードの初期情
報の書込要求と、無期限カードの初期情報の書込要求
と、がある。制御部33は、入力部31に入力された書
込要求に従って、カード記録部35にプリペイドカード
10への初期情報の書込を指示する。また、制御部33
は、カード記録装置11全体を制御する。
示に従って、プリペイドカード10の磁気記憶部21に
所定の初期情報を記録する。例えば、制御部33からの
書込指示が「有効期限付きカードの初期情報」の書込を
指示する場合、カード記録部35は、プリペイドカード
10の金額情報エリアE1に所定金額の金額情報を記録
し、有効期間エリアE2に所定の有効期間を記録する。
また、制御部33からの書込指示が「無期限カードの初
期情報」の書込を指示する場合、カード記録部35は、
プリペイドカード10の金額情報エリアE1に所定金額
の金額情報を記録し、有効期間エリアE2には何も記憶
しない。また、カード記録装置11は、カード記録部3
5にプリペイドカード10を供給するための図示せぬカ
ード供給部を更に備える。
に対してプリペイドカード10を発券する装置である。
発券機13は、図4に示すように、現金投入部41と、
カード発券部43と、タイマ45と、制御部47と、カ
ード格納部48と、カード排出部49と、を備える。現
金投入部41は、利用者によりプリペイドカード10を
購入するために投入された現金を受け取る。カード発券
部43は、カード格納部48に格納されているプリペイ
ドカード10を取り出し、タイマ45を参照して磁気記
憶部21の発券日エリアE3に発券日を記録する。
投入の検知、カード発券部43へ発券日の記録の指示等
を行い、また、発券機13全体を制御する。カード格納
部48は、発券用のプリペイドカード10、即ち、各店
舗の管理者がカード発行会社から購入した無期限カード
又は有効期限付きカードを格納する。カード排出部49
は、カード発券部43により発券日が記録されたプリペ
イドカード10を排出する。
れ、利用者がプリペイドカード10を使用するための装
置である。カード読書装置15は、図5に示すように、
カード読書部51と、制御部53と、タイマ55と、を
備える。カード読書部51は、利用者により装着又は挿
入されたプリペイドカード10の磁気記憶部21に記憶
されているデータ(金額情報、有効期間、発券日)の読
取り、また、磁気記憶部21へのデータの書込みを行
う。制御部53は、タイマ55を参照してプリペイドカ
ード10の有効期限のチェック、新たな金額情報の書き
込み、等を行う。プリペイドカード10の有効期限のチ
ェック処理については、後述する。
1がプリペイドカード10に初期情報を記録することに
より、各店舗に出荷可能なプリペイドカード10を生成
するカード生成処理について説明する。まず、期限付き
カードを生成する場合について説明する。カード発行会
社の作業者は、例えば、初期情報が記録されていない状
態のプリペイドカード10を、カード記録装置11の図
示せぬカード供給部に格納し、入力部31に有効期限付
きカードの初期情報の書込要求を入力する。制御部33
は、この入力に応じて、カード記録部35に有効期限付
きカードの初期情報、即ち、所定金額相当の金額情報と
有効期間とをプリペイドカード10の磁気記憶部21の
金額情報エリアE1と有効期間エリアE2にそれぞれ記
録するよう指示する。カード記録部35は、この指示に
従って、所定の情報を所定の記憶エリアに記録する。こ
れにより、カード記録装置11による期限付きカードの
カード生成処理が完了する。
て説明する。カード発行会社の作業者は、例えば、初期
情報が記録されていない状態のプリペイドカード10
を、カード記録装置11の図示せぬカード供給部に格納
し、入力部31に無期限カードの初期情報の書込要求を
入力する。制御部33は、この入力に応じて、カード記
録部35に無期限カードの初期情報、即ち、所定金額相
当の金額情報をプリペイドカード10の磁気記憶部21
の金額情報エリアE1に記録するよう指示する。カード
記録部35は、この指示に従って、金額情報を所定の記
憶エリアに記録する。これにより、カード記録装置11
による無期限カードのカード生成処理が完了する。な
お、このとき、無期限カードの磁気記憶部21の有効期
間エリアE2には何も記録されていない。
記憶部21に記録される金額情報と有効期間の値は、カ
ード記録装置11に予め設定されていてもよく、作業者
により入力されるようにしてもよい。
店舗において、使用するプリペイドカード10(有効期
限付きカードと無期限カードのいずれか)に応じて発券
機とカード読書装置を変える必要は無く、同一の装置
(発券機13及びカード読書装置15)を使用できるシ
ステムである。各店舗に配置される発券機13とカード
読書装置15の動作について、期限付きカードを使用す
る店舗Aと、無期限カードを使用する店舗Bと、を例に
説明する。
の発券機13Aとカード読書装置15Aの動作について
説明する。なお、店舗Aの管理者は、開店前、予めカー
ド発行会社から購入した期限付きカードを発券機13A
のカード格納部48に格納しておく。まず、利用者は、
プリペイドカード10(この場合、期限付きカード)を
購入するため、発券機13Aの現金投入部41に所定金
額を投入する。発券機13Aの制御部47は、これに応
じて、カード発券部43にカードの発券を指示する。カ
ード発券部43は、この指示に応答し、カード格納部4
8から期限付きカードを取り出し、タイマ45を参照し
て、磁気記憶部21の発券日エリアE3に発券日を記録
する。発券日が記録された期限付きカードはカード排出
部49から排出される。これにより、利用者は期限付き
カードを購入することができる。
において、購入した期限付きカードを使用する。まず、
利用者は、店舗Aのカード読書装置15Aのカード読書
部51に自己の期限付きカードを装着し、例えば、図示
せぬ支払ボタンを押下する。カード読書装置15Aの制
御部53は、これに応答し、カード読書処理を実行す
る。このカード読書処理について、図6のフローチャー
トを用いて説明する。
は、カード読書部51に装着された期限付きカードの磁
気記憶部21の有効期間エリアE2にデータが記録され
ているか否かを判別する(ステップS1)。この場合、
発券機13Aで購入した期限付きカードを使用している
ため、有効期間エリアE2には所定の有効期間が記憶さ
れている。制御部53は、有効期間エリアE2に有効期
間が記憶されていると判別し、発券日エリアE3に記憶
されている発券日を読み出し、その発券日に有効期間エ
リアE2の有効期間を加えて有効期限日を算出する(ス
テップS2)。
点の日付を取り出し、算出した有効期限日と比較するこ
とにより、カードの使用期限が有効か否かをチェックす
る(ステップS3)。この比較において、現時点の日
付、即ち、使用日が有効期限日以前であれば、カードを
使用可能とみなし、金額情報エリアE1に記憶されてい
る金額情報を読み出し、その金額情報から決済金額を差
し引いた新たな金額情報を生成し、金額情報エリアE1
に記録し、処理を終了する(ステップS4)。
て、使用日が有効期限を過ぎている場合、制御部53
は、カードを使用不可とみなし、例えば、図示せぬ期限
切れランプを点灯し、カードを回収する等のエラー処理
を実行する(ステップS5)。
おける発券機13Aとカード読書装置15Bの動作につ
いて説明した。次に、無期限カードを取り扱う店舗Bに
おける発券機13Aと、カード読書装置15Bの動作に
ついて説明する。なお、店舗Bの管理者は、開店前、予
めカード発行会社から購入した無期限カードを発券機1
3Bのカード格納部48に格納しておく。
(この場合、無期限カード)を購入するため、発券機1
3Bの現金投入部41に所定金額を投入する。発券機1
3Bの制御部47は、これに応じて、カード発券部43
にカードの発券を指示する。カード発券部43は、この
指示に応答し、カード格納部48から無期限カードを取
り出し、タイマ45を参照して、磁気記憶部21の発券
日エリアE3に発券日を記録する。発券日が記録された
無期限カードはカード排出部49から排出される。これ
により、利用者は無期限カードを購入することができ
る。
等の場面において、購入した無期限カードを使用する。
まず、利用者は、店舗Bのカード読書装置15Bのカー
ド読書部51に自己の無期限カードを装着し、例えば、
図示せぬ支払ボタンを押下する。カード読書装置15B
の制御部53は、これに応答し、図6のフローチャート
に示すカード読書処理を実行する。
は、カード読書部51に装着された期限付きカードの磁
気記憶部21の有効期間エリアE2にデータが記録され
ているか否かを判別する(ステップS1)。この場合、
発券機13Bで購入した無期限カードを使用しているた
め、有効期間エリアE2には何も記憶されていない。制
御部53は、有効期間エリアE2にデータは記憶されて
いないと判別し、金額情報エリアE1の金額情報を読み
出し、その金額情報から決済金額を差し引いた新たな金
額情報を生成し、金額情報エリアE1に記録して処理を
終了する(ステップS4)。
れ異なる店舗においても、実質的に同一の装置である発
券機13A、13Bとカード読書装置15A、15Bを
用いることができる。これにより、店舗で取り扱うカー
ドに応じて、その店舗に配置する装置(発券機とカード
読書装置)をいちいち変える必要がないプリペイドカー
ドシステムを実現できる。
有効期間と、発券時に記憶される発券日を用いて有効期
限日を生成することにより、カード発券前にカードの有
効期限が過ぎてしまうことを防止できる。また、発券機
13に有効期限付きカードの有効期間を設定する機能を
持たせないことにより、カードの有効期限日の書き換え
等の不正行為を防止することができる。
を取り扱う店舗Aのカード読書装置15Aでも無期限カ
ードが使用可能であり、また、無期限カードを取り扱う
店舗Bのカード読書装置15Bでも期限付きカードが使
用可能である。例えば、各店舗において、自己の店舗で
発行したプリペイドカードのみを使用可能としたい場合
は、店舗を識別するための店舗コードを各店舗に配置し
た発券機13とカード読書装置15に記憶させてもよ
い。この場合、発券機13は、プリペイドカード10を
発券する際、自己が記憶する店舗コードを磁気記憶部2
1に記録する。また、カード読書装置15は、装着され
たプリペイドカード10について、そのカードが記憶す
る店舗コードと、自己が記憶する店舗コードを比較し
て、一致する場合のみ使用可能とする。これにより、各
店舗において、自己の店舗で発券したプリペイドカード
のみを使用可能とすることができる。
用者にその有効期限を知らせるため、例えば、カード記
録装置11と発券機13が、磁気記憶部21に各情報を
記録した際、記録した有効期間と発券日をそのプリペイ
ドカード10に印字するようにしてもよい。これによ
り、利用者は、表示された有効期間と発券日を見て、そ
のプリペイドカード10の有効期限を知ることができ
る。
使用されたプリペイドカード10に発券日が記憶されて
いることを初めにチェックするようにしてもよい。これ
により、例えば、発売前に盗難されたプリペイドカード
が使用されることを防止できる。また、プリペイドカー
ド10に記憶されている発券日が、そのカードの使用日
以前であることをチェックするようにしてもよい。これ
により、例えば、不正な発券日を記録することにより有
効期限を不正に延長したカードを検出できる。
おいて、金額情報、有効期間、発券日等を記憶するもの
として磁気記憶媒体を使用しているが、これに限定され
ず、例えば、ICチップ等に記憶するようにしてもよ
い。
プリペイドカードの有効期間情報の記録の有無を判別
し、有効期間情報が記録されていると判別した場合の
み、そのカードを有効期限が設定されているカードとみ
なし、その有効期限をチェックする。これにより、有効
期限が設定されているカードと有効期限が設定されてい
ない無期限のカードとの双方を同一の装置で処理するこ
とができる。また、カードの有効期限日を、記録装置が
記録した有効期間と発券機が記録した発券日から生成す
ることにより、カードの期限管理が一カ所に依存しな
い。これにより、システムの安全性を高めることができ
ると共に、発券前にカードの有効期限が切れることがな
いため、カードの在庫管理を容易にすることができる。
ステムの構成を示す図である。
トである。
Claims (3)
- 【請求項1】金銭的価値を有する金額情報を記憶するプ
リペイドカードを用いて取引を行うプリペイドカードシ
ステムにおいて、 複数の前記プリペイドカードの少なくとも一部に所定期
間を示す有効期間情報を記録する手段と、 前記有効期間情報が記録されている前記プリペイドカー
ドと前記有効期間情報が記録されていない前記プリペイ
ドカードの少なくとも一方を格納する格納手段と、 外部からの要求に応答して、前記格納手段に格納されて
いる前記プリペイドカードに発券日を記録し、外部に供
給する手段と、 前記プリペイドカードの使用時に、該プリペイドカード
に前記有効期間情報が記録されているか否かを判別する
判別手段と、 前記判別手段により前記有効期間情報が記録されていな
いと判別された場合、取引を許可する手段と、 前記判別手段により前記有効期間情報が記録されている
と判別された場合、該プリペイドカードから該有効期間
情報と前記発券日とを読み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された前記発券日に前記有効
期間情報が示す所定期間を加え、有効期限日を算出する
算出手段と、 現在の日時を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記日付が前記算出手段
により算出された前記有効期限日以前であるか否かを判
別する有効期限判別手段と、 前記有効期限判別手段より前記日付が前記有効期限日以
前であると判別された場合、取引を許可し、前記日付が
前記有効期限日を超過していると判別された場合、取引
を不可とする制御手段と、 を備えることを特徴とするプリペイドカードシステム。 - 【請求項2】金銭的価値を有する金額情報を記憶するプ
リペイドカードを用いて取引を行うプリペイドカードシ
ステムにおいて、 前記プリペイドカードの一部は所定期間を示す有効期間
情報を記憶し、 前記プリペイドカードを格納する格納手段と、外部から
の要求に応じて、前記格納手段に格納されている前記プ
リペイドカードに発券日を記録する発券日記録手段と、
前記発券日記録手段により発券日が記録された前記プリ
ペイドカードを外部に供給する手段と、を備える発券機
と、 前記プリペイドカードの使用時に、該プリペイドカード
を装着する装着手段と、前記装着手段に装着された前記
プリペイドカードに前記有効期間情報が記憶されている
か否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記
有効期間情報が記憶されていないと判別された場合、取
引を許可する手段と、前記判別手段により前記有効期間
情報が記憶されていると判別された場合、該プリペイド
カードに記憶されている前記有効期間情報と前記発券日
とを読み出して、有効期限日を算出する算出手段と、現
在の日付を取得し、該日付が前記算出手段により算出さ
れた前記有効期限日以前であるか否かを判別する日付判
別手段と、前記日付判別手段により、前記日付が前記有
効期限日以前であると判別された場合、取引を許可し、
前記日付が前記有効期限日を超過していると判別された
場合、取引を不可とする制御手段と、を備えるカード読
書装置と、 を備えることを特徴とするプリペイドカードシステム。 - 【請求項3】金銭的価値を有する金額情報を記憶するプ
リペイドカードを用いて取引を行うプリペイドカードシ
ステムにおいて使用されるカード読書装置であって、 所定期間を示す有効期間情報と発券日とが記憶されたプ
リペイドカードと前記発券日が記憶され、前記有効期間
情報が記憶されていない前記プリペイドカードと、のい
ずれかを任意に装着する装着手段と、 前記装着手段に装着された前記プリペイドカードに前記
有効期間情報が記憶されているか否かを判別する判別手
段と、 前記判別手段により前記有効期間情報が記憶されていな
いと判別された場合、取引を許可する手段と、 前記判別手段により前記有効期間情報が記憶されている
と判別された場合、該プリペイドカードに記憶されてい
る前記有効期間情報と前記発券日とを読み出して、有効
期限日を算出する算出手段と、 現在の日付を取得し、該日付が前記算出手段により算出
された前記有効期限日以前であるか否かを判別する日付
判別手段と、 前記日付判別手段により、前記日付が前記有効期限日以
前であると判別された場合、取引を許可し、前記日付が
前記有効期限日を超過していると判別された場合、取引
を不可とする制御手段と、 を備えることを特徴とするカード読書装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26141397A JP3359546B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | プリペイドカードシステム及びカード読み書き装置 |
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JP2007075441A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Glory Ltd | データ管理装置及びデータ管理方法 |
JP2014229196A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 三和ニューテック株式会社 | 有効期限付きプリペイドカードタイマーシステム |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26141397A patent/JP3359546B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007075441A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Glory Ltd | データ管理装置及びデータ管理方法 |
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