JP3198970B2 - 情報カード - Google Patents

情報カード

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JP3198970B2
JP3198970B2 JP09090897A JP9090897A JP3198970B2 JP 3198970 B2 JP3198970 B2 JP 3198970B2 JP 09090897 A JP09090897 A JP 09090897A JP 9090897 A JP9090897 A JP 9090897A JP 3198970 B2 JP3198970 B2 JP 3198970B2
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Inventor
優之 宮内
大塚  博
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株式会社田村電機製作所
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は残金や残度数等の
価値情報が記録されている磁気カード等の情報カードに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリペイドカード(以下、情報カ
ードと称する)が普及し、カード式自動販売や券売機
等で用いられている。この場合、情報カードは全情報を
読み取って、販売額を減算する等の必要な処理を行い、
その処理結果を再度そのカードに書き込んで返却してい
る。しかし、この方法では全データを読み書きをするの
で、処理時間が長くなり、また磁気ヘッドの摩耗も増す
ため、特開昭57−127903号公報に開示されてい
るように、利用時に書き換えを必要としないデータ、す
なわちシステムコード、IDコード、カード発行日情
報、有効期限情報、カード発行機番号等のデータが書き
込まれる固定情報部と、利用時に書き換えを必要とする
データすなわち、残額価値情報やカード利用年月日等の
書き込まれる可変情報部から構成されているものが提案
されている。
【0003】このようにすれば、データの書き込みは可
変情報部だけに行えば良いので、処理時間が短くなり、
磁気ヘッドの耐摩耗性が向上する。このような構成の情
報カードはカードの標準化を図るため、どの自動販売機
用でも形状は同一のものが使用されることが多いが、シ
ステム毎に識別コードを変えて、あとは標準化された同
一フォーマットからなるものを使用している。すなわ
ち、図5に示すように、例えば煙草自動販売機用の情報
カード1と清涼飲料水用の情報カード2があり、情報カ
ード1は煙草自動販売機システム固有の識別コード11
の書き込まれた固定情報部12 と、残額価値情報13
書き込まれた可変情報部14 から構成されている。情報
カード2も同様に、清涼飲料水自動販売機専用の識別コ
ード21 の書き込まれた固定情報部22 と残額価値情報
3 の書き込まれた可変情報部24 から構成されてい
る。
【0004】そして、煙草自動販売機用の情報カード1
は煙草自動販売機システム専用のリーダライタ3に使用
したとき正常に使用でき、清涼飲料水自動販売機用の情
報カード2は清涼飲料水自動販売機システム専用のリー
ダライタ4に使用したとき正常に使用できる。これを点
線の矢印で示すように他のシステムのリーダライタに使
用しても識別コードが違うので使用できないため、形状
が同一でも混乱が起こることはない。
【0005】ところで、各装置の保守者等、特殊な立場
にいるものは可変情報部のデータを改変することはある
程度自由にできることが多い。このようなデータの改変
を自分のカードについて行っているうちは問題ないが、
他のシステムの情報カードのうち、例えば使用によって
残額価値のなくなったものについて、その可変情報部の
データを書き換えるようになると不正使用の問題がおこ
る。
【0006】このような不正を防止するため、特開昭6
1−123056号公報に開示されているように、残額
価値に対応した孔をカードに非連続にあけ、その位置と
残額価値情報を照合するものが提案されている。また、
特開昭58−99878号公報に開示されているよう
に、磁気ストライプとは別に変換情報体を設けることに
より、カードの偽造を困難にする等の提案も行われてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者は
パンチ機構や磁気ヘッドとは別の読み取り手段を必要と
するのでカードリーダの制御や構成複雑化を招き、ま
た後者は磁気ストライプとは別に加工を必要とすること
から、カードリーダの大型化や不経済を招いてしまう
いう問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、少なくともそのカードの使用される
システム固有の識別コードを固定的に記憶する固定情報
部と、可変的に書き換えられる価値情報を記憶する可変
情報部とを有する情報カードにおいて、可変情報部に
けられた識別コードエリアに、取引許容の都度、当該情
報カードを処理したリーダライタ内のシステム固有識別
コード記憶手段から読み出された識別コードを記憶した
ものである。また、可変情報部に設けられた識別コード
エリアに、価値情報の書き換え時に、当該情報カードを
処理したリーダライタ内のシステム固有識別コード記憶
手段から読み出された識別コードを記憶したものであ
る。また、固定情報部と可変情報部とを同一ストライプ
上に設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、この発明の実施の形態を示す図
であり、例えば煙草自動販売機用の情報カード10と清
涼飲料水用の情報カード20があり、情報カード10は
煙草自動販売機システム固有の識別コード101 の書き
込まれた固定情報部102 と、識別コード101 および
残額価値情報103 の書き込まれた可変情報部104
ら構成されている。すなわち識別コード101 は固定情
報部102 と、可変情報部104 の双方に同じものが書
き込まれている。情報カード20も同様に、清涼飲料水
自動販売機固有の識別コード201 の書き込まれた固定
情報部202 と、識別コード201 および残額価値情報
203 の書き込まれた可変情報部204 から構成されて
いる。
【0010】そして、煙草自動販売機用の情報カード1
0は、煙草自動販売機システム専用のリーダライタ30
に使用したとき正常に使用でき、清涼飲料水販売機用の
情報カード20は清涼飲料水自動販売機システム専用の
リーダライタ40に使用したときに正常に使用できるよ
うになっている。このようにしておけば、例えば煙草自
動販売機用のリーダライタ30によって清涼飲料水用の
情報カード20における可変情報部204 のデータを書
き換えたとしても、可変情報部204 には煙草自動販売
機用の識別コード101 が書き込まれてしまう。
【0011】このように可変情報部204 の残額価値を
書き換えた情報カード20を清涼飲料水用のリーダライ
タ40に使用すると、そこでは固定情報部202 のデー
タと可変情報部204 のデータの両方が読み込まれる。
そしてそこに書き込まれた識別データがリーダライタ4
0で比較され一致が取られるが、可変情報部204 に書
き込まれている識別コードは先に煙草自動販売機用のリ
ーダライタ30で書き換えられているので、識別コード
201 ではなく、識別コード101 となっている。しか
し、固定情報部202 に書き込まれているものは識別コ
ード201 である。従ってリーダライタ40で比較され
た識別コードは一致検出がされず、不正使用であると判
定される。
【0012】図2はこの装置の機能フロッグ図であり、
CPU50、モータ制御部51、磁気データリード部ラ
イト部52、カード位置検知部53、ROM54、RA
M55がバスによって接続されており、ROM54には
各端末毎の識別コードが書き込まれている。図3は本装
置の部品配置を示す図、図4は本装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0013】これらの図によって動作を説明すると、操
作者によって情報カードが図示しない投入口に挿入され
ると(ステップ100)、図3のセンサS1がこれを検
知し、パルスモータPMを正回転させるので、情報カー
ドはローラR3,R7および搬送ベルトV1によって装
置内に取り込まれる。そして情報カードの先頭がセンサ
S2に到達すると、磁気データリード部(磁気ヘッドM
H等)によって情報カードの固定情報部の識別コードを
読み取り、ROMに書き込まれている識別コードと照合
する(ステップ101、102)。
【0014】照合の結果、識別コードが一致しない場
合、そこでサービスを終了し、カードを排出する(ステ
ップ108)。一致した場合は可変情報部の識別コード
を読み取り、ROMに書き込まれている識別コードと照
合する(ステップ103)。照合の結果、識別コードが
一致しない場合はそこでサービスを終了し、カードを排
出する(ステップ108)。一致した場合、カードの残
度数などのカードデータを順次読み取り、これをRAM
に記録し、カード先頭がセンサS3に達したところで、
パルスモータPMを停止させることによって、カードデ
ータの読み取りを終了させ、待機状態とする。
【0015】RAMに記録されたデータはCPUによっ
て解析され、利用者に知らせるなどしてサービスを開始
する(ステップ104)。サービスが終了すると(ステ
ップ105)パルスモータPMを逆回転させ、センサS
2にカード後端が達したところからカード残額等のカー
ドデータとROMに書き込まれている識別データを情報
カードの可変情報部に書き込む(ステップ106)。そ
の後、情報カードを排出して(ステップ107)全工程
が終了する。
【0016】なお、固定情報部の識別データと可変情報
部の識別データは別個に読み取るとして説明したが、連
続的に読み取り、固定情報部と可変情報部の識別コード
を順に照合しても良い。また一度ヘッド部を通過させ、
再度の正転時に残額を記録して、その後に再逆転させる
ことにより、情報カードを排出(返却〉しても良い。そ
して、情報カードとしては固定情報部と可変情報部を備
えたものであれば良く、磁気カードに限定されない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくともそのカードが使用されるシステムの固有の識別
コードを固定的に記憶する固定情報部と、可変的に書き
換えられる価値情報を記憶する可変情報部とを有する情
報カードにおいて、可変情報部に設けられた識別コード
エリアに、取引許容の都度、当該情報カードを処理した
リーダライタ内のシステム固有識別コード記憶手段から
読み出された識別コードを記憶したので、自分のシステ
ムを用い自分のシステムのカードの可変情報部のデータ
を改変できる立場のものがいても、自分のシステムによ
他のシステムのカードのデータを改変するといった不
正改変については、カード情報を読み取る装置側の制御
や構成の複雑化を招くことなく、また装置側の大型化や
不経済化を招くことなく未然に防止することができ、従
って簡単な構成でカードの不正改変の発生を未然に防止
できるという効果を有する。また、可変情報部に設けら
れた識別コードエリアに、価値情報の書き換え時に、当
該情報カードを処理したリーダライタ内のシステム固有
識別コード記憶手段から読み出された識別コードを記憶
したので、同様に読取装置側の制御や構成の複雑化等を
招くことなく、他システムのカード不正改変を未然に
止できる。また、固定情報部と可変情報部とを同一スト
ライプ上に設けたので、特別なカード読取手段を設けず
にカードの不正な改変を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示すカードの構造を
示す図である。
【図2】 上記カードを処理するリーダライタ装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】 上記装置の部品配置を示す図である。
【図4】 上記装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 従来の一般的なカードの構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 ,201 …識別コード、102 ,202 …固定情
報部、103 ,203…残額価値情報、104 ,204
…可変情報部、30,40…リーダ、50…CPU、5
1…モータ制御部、52…磁気データリード部ライト
部、53…カード位置検知部、54…ROM、55…R
AM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 19/00 - 19/10 G07F 7/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともそのカードの使用されるシス
    テム固有の識別コードを固定的に記憶する固定情報部
    と、可変的に書き換えられる価値情報を記憶する可変情
    報部とを有する情報カードにおいて、 前記可変情報部に設けられた識別コードエリアに、取引
    許容の都度、当該情報カードを処理したリーダライタ内
    のシステム固有識別コード記憶手段から読み出された
    別コードを記憶したことを特徴とする情報カード。
  2. 【請求項2】 少なくともそのカードの使用されるシス
    テム固有の識別コードを固定的に記憶する固定情報部
    と、可変的に書き換えられる価値情報を記憶する可変情
    報部とを有する情報カードにおいて、 前記可変情報部に設けられた識別コードエリアに、前記
    価値情報の書き換え時に、当該情報カードを処理したリ
    ーダライタ内のシステム固有識別コード記憶手段から読
    み出された識別コードを記憶したことを特徴とする情報
    カード。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記固定情報部と前記可変情報部とを同一ストライプ上
    に設けたことを特徴とする情報カード。
JP09090897A 1997-04-09 1997-04-09 情報カード Expired - Lifetime JP3198970B2 (ja)

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