JP3301583B2 - 光ファイバ付き部品包装構造 - Google Patents

光ファイバ付き部品包装構造

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JP3301583B2 JP18581196A JP18581196A JP3301583B2 JP 3301583 B2 JP3301583 B2 JP 3301583B2 JP 18581196 A JP18581196 A JP 18581196A JP 18581196 A JP18581196 A JP 18581196A JP 3301583 B2 JP3301583 B2 JP 3301583B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送モジュール
等、光ファイバ先端にコネクタを有する光ファイバ付き
部品をケース内に収納し、上カバーを被せて包装する光
ファイバ付き部品包装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はこの種の光ファイバ付き部品包装
構造の従来例を示す分解斜視図である。図において、1
は光ファイバ付き部品であり、2は本体、3は光ファイ
バ、4は該光ファイバ3の先端のコネクタである。
【0003】5は該光ファイバ付き部品1を収納する下
ケース、6は該下ケース5を覆う上カバー、7,8は緩
衝材である。以上の構成により、従来は、前記光ファイ
バ付き部品1を緩衝材7,8で上下から挟み、下ケース
5及び上カバー6で包装していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、多種多様な部品外形に対し単一
の包装箱を使用するため、光ファイバの経路を固定化で
きず、一方で光ファイバ長が各種あり、光コネクタも各
種あるため、光コネクタの位置及び押さえ構造を一義的
に決めることができない。
【0005】このように、ケース内での光ファイバとコ
ネクタの保持が固定でないため、最小曲げ半径(内側R
30以上)が確保できず、光ファイバに負担がかかると
ういう問題があった。また、光ファイバは上下からの挟
持力が加わるまでは、ケースの中で自由であるので、ケ
ースから突出することがあり、これに気付かずにカバー
を閉めて光ファイバを破損する場合があるという問題が
あった。
【0006】また、保持は緩衝材の圧縮力によるため、
光ファイバに負荷がかかるという問題があった。さら
に、上記構成の従来技術によれば、塵埃対策が成されて
いないため、塵埃が入り込みやすいという問題があっ
た。上記目的を達成するため、本発明は、単一のケース
で多種多様な光ファイバ部品の光ファイバの経路を固定
化する構成を得て、最小曲げ半径の確保、光ファイバの
ケースからの突出、光ファイバにかかる各種負荷を無く
し、安価で良好な収納状態を保持する光ファイバ付き部
品包装構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、光ファイバを余長分を含めて全て最小曲
げ半径を確保した特定経路内に収納し、かつこの収納状
態の固定を光ファイバの先端のコネクタの固定により行
う。すなわち、本発明は、光ファイバ先端にコネクタを
有する光ファイバ付き部品を下ケース内に収納し、該下
ケースに上カバーを被せて包装する光ファイバ付き部品
包装構造において、前記下ケースに上下二段構造の溝を
有する光ファイバ・コネクタ収納部を有し、該光ファイ
バ・コネクタ収納部の上段の溝をコネクタ、下段の溝を
光ファイバの収納部とし、上記上段の溝内にコネクタを
保持固定する固定手段を有し、かつ前記下ケースに光フ
ァイバの余長巻き取り用のドラムを有し、該ドラムの円
周先端は光ファイバ・コネクタ収納部に接続することを
特徴とする。
【0008】このとき、ドラムの円周先端が光ファイバ
・コネクタ収納部の下段の溝と高さを同一にして接続す
ると、長い光ファイバを安定して案内及び固定すること
ができる。さらに、光ファイバ・コネクタ収納部が下ケ
ース外周で一周すれば、コネクタが外周のどこへ位置し
ても固定ができる。
【0009】さらに、上カバーの周囲に鍔を設ければ、
塵埃の侵入を防止できる。また、上カバーの内側にリブ
を設ければ、上カバーの強度が上がり、またこのリブで
収納部品の本体のガタつきを抑えることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を
示す斜視図、図2は同実施の形態の平面図、図3は図2
のA−A線断面、図4は図2のB−B線断面図、図5は
同実施の形態の要部斜視図である。
【0011】図において、1は光ファイバ付き部品であ
り、本体2及び、該本体2に接続した光ファイバ3、及
び該光ファイバ3の先端に接続したコネクタ4を有す
る。11は該光ファイバ付き部品1を収納する下ケー
ス、12は該下ケース11に被せる上カバーである。1
3は該上カバーの周囲に設けた鍔であり、該鍔13を付
けることで塵埃の侵入を防止する。14は上カバーの内
側に設けたリブであり、該リブ14をつけることで、前
記上カバー12の強度が上がる。
【0012】15は前記下ケース11に設けた部品収納
部、16は光ファイバ・コネクタ収納部である。この光
ファイバ・コネクタ収納部16は上下二段構造の溝を有
し、上段の溝16aはコネクタ、下段の溝16bは光フ
ァイバ3の収納部であり、下段の溝16bは上段の溝1
6aのコネクタ4が落ち込まないように溝幅を狭くして
ある。17は上記上段の溝内にコネクタを保持固定する
固定手段としてのスポンジである。なお、本実施の形態
では、該光ファイバ・コネクタ収納部16は下ケース1
1外周で一周している。このようにすることで、コネク
タ4が外周のどこへ位置しても固定することができる。
【0013】18は光ファイバの余長巻き取り用のドラ
ムであり、前記下ケース11に設けてある。該ドラム1
8の円周先端は前記光ファイバ・コネクタ収納部16に
下段の溝16bと高さを同一にして接続している。上記
光ファイバ・コネクタ収納部16とドラム18の曲率半
径は、前記光ファイバ3の最小曲率半径R(内側R30
以上)以下にならないように設定する。
【0014】本実施の形態では、上記構造の下ケース1
1及び上ケース12はひとつづきの透明な樹脂をプレス
加工して設けたものであり、折り線Cで谷折りすること
で下カバー11に上カバー12が被さる。19は部品収
納部15に敷いた緩衝材である。以上の構成の本実施の
形態の作用を以下に説明する。
【0015】まず、緩衝材19を敷いた下ケース12の
部品収納部15に、光ファイバ付き部品1の本体2を収
納する。そして光ファイバ3の余長分をドラム18の円
周に周回させ、光ファイバ・コネクタ収納部16に収納
する。ドラム18の周回の回数によりコネクタ4の固定
位置が調整される。ドラム18と光ファイバ・コネクタ
収納部16は前述の如くその曲率半径が光ファイバ3の
最小曲率半径R以下にならないように設定されているの
で、光ファイバ3は最小曲率半径Rを満足した状態で収
納される。
【0016】この後、スポンジ17によりコネクタ4を
固定することで、光ファイバ3が固定される。なお、本
実施の形態では、光ファイバ3の固定をより安定化する
ために、ドラム円周先端と光ファイバ・コネクタ収納部
16が接続するD点でスポンジ20により光ファイバ3
の固定を行う。上カバー12を閉じるとリブ14が本体
2に当たりガタ付きが抑えられる。
【0017】図6,図7は光ファイバ付き部品の他の構
造例を示す斜視図である。上記実施の形態では、本体2
の片側に光ファイバ3を2本を有する光ファイバ付き部
品1を収納する場合を説明したが、本発明は、図6に示
すような片面に複数本の光ファイバ3を有する構造の光
ファイバ付き部品1′にも対応可能である。
【0018】また、図7に示すような対面に光ファイバ
3を有する構造の光ファイバ付き部品1″にも、ドラム
18を増設することで対応可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の構成の本発明によれば、光ファイ
バ先端にコネクタを有する光ファイバ付き部品を下ケー
ス内に収納し、該下ケースに上カバーを被せて包装する
光ファイバ付き部品包装構造において、前記下ケースに
上下二段構造の溝を有する光ファイバ・コネクタ収納部
を有し、該光ファイバ・コネクタ収納部の上段の溝をコ
ネクタ、下段の溝を光ファイバの収納部とし、上記上段
の溝内にコネクタを保持固定する固定手段を有し、かつ
前記下ケースに光ファイバの余長巻き取り用のドラムを
有し、該ドラムの円周先端は光ファイバ・コネクタ収納
部に接続するので、光ファイバを余長分を含めて全て最
小曲げ半径を確保した特定経路内に収納し、かつこの収
納状態の固定を光ファイバの先端のコネクタの固定によ
り行うことができる。
【0020】これにより、単一のケースで多種多様な光
ファイバ部品の光ファイバの経路を固定化することが可
能となり、最小曲げ半径の確保、光ファイバのケースか
らの突出、光ファイバにかかる各種負荷を無くし、安価
で良好な収納状態を保持する光ファイバ付き部品包装構
造を提供するという効果がある。このとき、ドラムの円
周先端が光ファイバ・コネクタ収納部の下段の溝と高さ
を同一にして接続すると、長い光ファイバを安定して案
内及び固定することができ、より高い収納性を提供する
という効果がある。
【0021】さらに、光ファイバ・コネクタ収納部が下
ケース外周で一周すれば、コネクタが外周のどこへ位置
しても固定ができるので、様々な長さの光ファイバに対
応できる。さらに、上カバーの周囲に鍔を設ければ、塵
埃の侵入を防止でき、収納中の保存状態がさらに向上す
るという効果がある。
【0022】また、上カバーの内側にリブを設ければ、
上カバーの強度が上がり、安価に保護状態を向上する効
果があり、またこのリブで収納部品の本体のガタつきを
抑えることもでき、収納状態が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す要部斜視図であ
る。
【図6】光ファイバ付き部品の他の構造例を示す斜視図
である。
【図7】光ファイバ付き部品の他の構造例を示す斜視図
である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ付き部品 2 本体 3 光ファイバ 4 コネクタ 11 下ケース 12 上カバー 13 鍔 14 リブ 15 部品収納部 16 光ファイバ・コネクタ収納部 17 スポンジ 18 ドラム 19 緩衝材 20 スポンジ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−80179(JP,A) 特開 平5−203816(JP,A) 実開 平5−55104(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 B65D 85/38 G02B 6/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ先端にコネクタを有する光フ
    ァイバ付き部品を下ケース内に収納し、該下ケースに上
    カバーを被せて包装する光ファイバ付き部品包装構造に
    おいて、 前記下ケースに上下二段構造の溝を有する光ファイバ・
    コネクタ収納部を有し、 該光ファイバ・コネクタ収納部の上段の溝をコネクタ、
    下段の溝を光ファイバの収納部とし、上記上段の溝内に
    コネクタを保持固定する固定手段を有し、 かつ前記下ケースに光ファイバの余長巻き取り用のドラ
    ムを有し、該ドラムの円周先端は光ファイバ・コネクタ
    収納部に接続することを特徴とする光ファイバ付き部品
    包装構造。
  2. 【請求項2】 ドラムの円周先端が光ファイバ・コネク
    タ収納部の下段の溝と高さを同一にして接続することを
    特徴とする請求項1記載の光ファイバ付き部品包装構
    造。
  3. 【請求項3】 光ファイバ・コネクタ収納部が下ケース
    外周で一周していることを特徴とする請求項1記載の光
    ファイバ付き部品包装構造。
  4. 【請求項4】 上カバーの周囲に鍔を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバ付き部品包装構造。
  5. 【請求項5】 上カバーの内側にリブを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の光ファイバ付き部品包装構造。
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