JPH11281374A - 光ファイバジャイロ - Google Patents

光ファイバジャイロ

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JPH11281374A
JPH11281374A JP10082175A JP8217598A JPH11281374A JP H11281374 A JPH11281374 A JP H11281374A JP 10082175 A JP10082175 A JP 10082175A JP 8217598 A JP8217598 A JP 8217598A JP H11281374 A JPH11281374 A JP H11281374A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
coupler
reel
fiber
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Pending
Application number
JP10082175A
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English (en)
Inventor
Toshiya Yuhara
敏哉 油原
Koichi Soegawa
広一 添川
Toshiyuki Tetsu
寿幸 鉄
Wataru Onuki
渉 大貫
Shuhei Toyoda
周平 豊田
Takenori Ichiki
武典 一木
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NGK Insulators Ltd
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Priority to US09/272,116 priority patent/US6201923B1/en
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/4457Bobbins; Reels
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
    • G01C19/721Details
    • G01C19/722Details of the mechanical construction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユニット単位に簡単に組み立てることができる
ようにして、光ファイバジャイロの製造コストの低廉化
を有効に図る。 【解決手段】長尺の光ファイバが所定ターン巻回されて
なるファイバコイルと、光源から導出された光ファイバ
と光検出器に通じる光ファイバとを光学的に結合するカ
プラ22と、ファイバコイルとカプラ間に配され、かつ
光導波路上に位相変調器と偏光子とがマウントされた光
ICチップとを有する光ファイバジャイロにおいて、フ
ァイバコイルを構成する長尺の光ファイバが所定ターン
巻回されたファイバコイル用リール40と、カプラ22
から両方向に導出された光ファイバが所定ターン巻回さ
れたカプラ用リール42と、少なくとも両リール40及
び42、光源及び光ICチップを収容するための複数の
区画(リール載置領域94、枠体98、枠体100)が
形成されたハウジング部材44を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば数10mか
ら数100mの長さを有する光ファイバを所定ターン巻
回して構成されたファイバコイルを有する光ファイバジ
ャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車のナビゲーションシステム
にジャイロを用いて自動車の方位等を検出する例が提案
され、実用化に至っている。その中でも、操作性及び利
便性並びに小型軽量化を図る上で非常に有利であると共
に、機械的可動部分が無く耐久性を図る上でも有利な光
ファイバジャイロが提案され、現在、実用化に向けての
開発が急速に進んでいる。
【0003】ここで、前記光ファイバジャイロの構成を
簡単に説明すると、この光ファイバジャイロは、数10
mから数100mの光ファイバを所定ターン巻回してな
るファイバコイル中を両方向に伝搬する2つの光の位相
差(サニャック位相差)から角速度を検出するセンサで
あり、位相差の検出方法によって、オープンループ方式
とクローズドループ方式とに分けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な小型軽量化や耐久性等に優れる光ファイバジャイロを
製造する場合、特にその組み立て工程においては、長尺
の光ファイバを円筒の物体に巻き付けてファイバコイル
を作製する工程と、位相変調器が組込まれた光ICチッ
プ(光導波路)とファイバコイルから導出された光ファ
イバの2本の端部とを光学的に結合させる工程と、光源
から導出された光ファイバと光検出器に導く光ファイバ
とをカプラを用いて光学的に結合させる工程と、カプラ
から導出される光ファイバと上記光ICチップとを光学
的に結合させる工程と、光ICチップをパッケージ化す
る工程とを含む。従って、その組み立て作業が非常に繁
雑になるという問題がある。
【0005】特に、光導波路素子(光ICチップ)とフ
ァイバコイルとを接続する際に、ファイバコイルにおけ
る両端末のそれぞれに接続余長が生じるが、従来のジャ
イロでは、リールに巻き付けられたファイバコイルがね
じ等によって筐体に固定されていることにより、筐体に
対するリールの回転方向の固定位置に制限が生じ、各接
続余長ファイバをそれぞれの巻き付け方向に従って全て
リールに巻き直すことが困難になる。そのため、接続余
長ファイバを収納するためのスペースを別途設けて、そ
こにコイル状に巻き取った接続余長ファイバを収納しな
ければならず、非常に面倒な作業となる。
【0006】また、カプラから導出される光ファイバも
非常に長いため、光ICチップへの光学的結合作業時に
その長い光ファイバが邪魔になるという問題がある。特
に、光ICチップをパッケージ化する場合に、上記長い
光ファイバによって光ICチップに余分な荷重がかから
ないようにするためには、該長い光ファイバを一まとめ
にして支える必要があり、作業効率が低下するという問
題がある。
【0007】このように、従来の光ファイバジャイロに
おいては、その組み立て作業に非常に時間がかかり、製
造コストの低廉化には限界があるという問題がある。
【0008】また、前記のように、長い光ファイバに光
IC等を接続したものは、製品としての固定の仕方によ
り、光ファイバジャイロとしての安定的な性能発揮が必
ずしも満足とはいえなかった。
【0009】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、ユニット単位で簡単に組み立てることが
でき、光ファイバジャイロの製造コストの低廉化を有効
に図ることができると共に、安定的な性能発揮が期待で
きる光ファイバジャイロを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る光ファイバジャイロは、長尺の光ファイバが所定タ
ーン巻回されてなるファイバコイルと、光源から導出さ
れた光ファイバと光検出器に通じる光ファイバとを光学
的に結合するカプラと、前記ファイバコイルと前記カプ
ラ間に配され、かつ少なくとも位相変調器と偏光子の機
能が集積された光導波路素子とを有する光ファイバジャ
イロにおいて、前記ファイバコイルを構成する前記長尺
の光ファイバが所定ターン巻回されたファイバコイル用
リールと、前記カプラから両方向に導出された光ファイ
バが所定ターン巻回されたカプラ用リールと、前記少な
くとも両リール、前記光源及び光導波路素子を収容する
ための複数の区画が形成されたハウジング部材を設けて
構成する。
【0011】これにより、前記長尺の光ファイバが所定
ターン巻回されたファイバコイル用リールと前記カプラ
から両方向に導出された光ファイバが所定ターン巻回さ
れたカプラ用リールとがハウジング部材における前記両
リールを収容するための区画に収容され、光源及び光I
Cチップがそれぞれ該当する区画に収容されて光ファイ
バジャイロが構成されることになる。
【0012】この場合、光ファイバジャイロを構成する
複数の構成要素が1つのハウジング部材にコンパクトに
収容されるため、光ファイバジャイロの小型軽量化、安
定的な性能発揮をさらに促進させることができる。
【0013】また、前記ファイバコイル用リールを用い
ることから、前記ファイバコイルを作製する場合、長尺
の光ファイバをファイバコイル用リールに所定ターン巻
回させるだけでよいため、ファイバコイルを非常に簡単
に、かつ短時間に作製することができる。
【0014】そして、光ファイバジャイロを構成する場
合に、ファイバコイルから導出された光ファイバとカプ
ラから導出された光ファイバとをそれぞれ光ICチップ
に光学的に結合させ、更にこの光学的結合が終了した光
ICチップをパッケージ化する必要があるが、上記光学
的結合の作業等において、各リールから光ファイバが自
由に引き出されるため、上記光学的結合のための作業が
非常に簡単になると共に、その後の光ICチップのパッ
ケージ化のための作業も簡単になり、短時間で組立作業
を終了させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ファイバジ
ャイロの実施の形態例(以下、実施の形態に係る光ファ
イバジャイロと記す)を図1及び図2を参照しながら説
明する。
【0016】まず、本実施の形態に係る光ファイバジャ
イロは、図1に示すように、長尺の光ファイバ10が所
定ターン巻回されてなるファイバコイル12と、光源1
4から導出された光ファイバ16と光検出器18に通じ
る光ファイバ20とを光学的に結合するカプラ22と、
前記ファイバコイル12と前記カプラ22間に配された
基板26に所定形状の光導波路28(例えば、Y字光導
波路)が形成されて構成され、該光導波路28上には位
相変調器30と偏光子32とがマウントされている。上
記光源14としては、例えばスーパルミネッセントダイ
オード(SLD)を用いることができる。
【0017】この場合、ファイバコイル12から導出さ
れた光ファイバ10の2つの端部(始端と終端)は、光
ICチップ24との接合方向を規制する第1のアレイ3
4に固着され、また、カプラ22から導出された光ファ
イバ16の1つの端部(光源14から導出された光ファ
イバ16の端部)は、光ICチップ24との接合方向を
規制する第2のアレイ36に固着され、これら第1及び
第2のアレイ34及び36を通じて上記各光ファイバ1
0及び16のそれぞれの端部が光ICチップ24と光学
的に結合されるようになっている。
【0018】そして、本実施の形態に係る光ファイバジ
ャイロは、図2に示すように、上記ファイバコイル12
を構成する長尺の光ファイバ10が巻回されるファイバ
コイル用リール40と、カプラ22を保持し、かつ該カ
プラ22から導出された光ファイバ16、20が巻回さ
れるカプラ用リール42と、これら両リール40、42
並びに上記光源14及び光ICチップ24が収納される
ハウジング部材44を有して構成される。
【0019】上記ファイバコイル用リール40は、合成
樹脂製にて一体に成形されるもので、上面開口の直径D
の円形凹部46が形成され、その凹部46の底部中央に
貫通孔48が形成され、更に凹部周壁50の上部及び下
部にそれぞれ外方に延在するフランジ52、54が一体
に形成されて構成されている。この構成により、上記2
つのフランジ52、54の互いに対向する面と周壁50
の外周面によって、リング状の巻き付け空間56が区画
され、長尺の光ファイバ10は、ここでは図示しない
が、上記巻き付け空間56内において周壁50の外周面
に巻き付けられることになる。また、このファイバコイ
ル用リール40には、その凹部46の底部に光ファイバ
10の巻き付け方向を逆転させるための巻き付け方向逆
転手段が設けられている。この手段としては、例えば2
つの半円状のガイド片58、60を互いに点対称の位置
に設けることによって実現できる。
【0020】また、上部のフランジ52には、少なくと
も上記ガイド片58、60にて巻き付け方向が逆転され
た光ファイバ10を巻き付け空間56に容易に導くため
の複数の切欠き62が設けられている。図2の例では、
4つの切欠き62がそれぞれ等間隔で形成されている。
【0021】一方、カプラ用リール42は、上記ファイ
バコイル用リール40と同様に、合成樹脂製にて一体に
成形されるもので、上面開口の直径dの円形凹部70が
形成され、その凹部70の底部中央に貫通孔72が形成
され、更に凹部周壁74の上部及び下部にそれぞれ外方
に延在するフランジ76、78が一体に形成されてい
る。この構成により、上記2つのフランジ76、78の
互いに対向する面と周壁74の外周面とによって、リン
グ状の巻き付け空間80が形成され、カプラ22から導
出された光ファイバ16、20は、ここでは図示しない
が、上記巻き付け空間80内において周壁74の外周面
に巻き付けられることになる。
【0022】また、このカプラ用リール42は、上記凹
部70の底部のうち、周壁近傍にカプラ22を保持する
ための保持片82が一体に又は接着によって形成されて
おり、該保持片82によってカプラ22を保持できるよ
うになっている。なお、カプラ22の形状としては円筒
形を想定している。
【0023】また、このカプラ用リール42において
も、上記ファイバコイル用リール40と同様に、上部の
フランジ76に例えば4つの切欠き84がそれぞれ等間
隔で形成されている。特に、保持片82に保持されたカ
プラ22のほぼ両側に形成されている一対の切欠き84
は、カプラ22から導出された光ファイバ16、20を
これら切欠き84を通じて上記巻き付け空間80に導く
ためのものであり、他の切欠き84は例えば未使用の光
ファイバ20の端部を該切欠き84を通じて凹部70内
に収容するために使用される。
【0024】更に、このカプラ用リール42は、その外
径を上記ファイバコイル用リール40における凹部46
の直径Dよりも僅かに小に設定されて、ファイバコイル
用リール40の凹部46内にカプラ用リール42を収容
できるようになっている。
【0025】ハウジング部材44は、上面開口で、四方
に上方に立ち上がる側壁(一対の長辺側壁90aと一対
の短辺側壁90b)が設けられた平面長方形状の箱体状
に例えば合成樹脂にて一体に成形されて構成されてい
る。このハウジング部材44の底面には、そのほぼ中央
に貫通孔92が形成され、該貫通孔92を中心とし、該
貫通孔92から所定距離Lを半径とする円形の領域(リ
ール載置領域94)を区画するための一対の仕切片96
a、96bが所要箇所に合成樹脂にて一体に設けられて
いる。
【0026】また、上記ハウジング部材44の底面に
は、一方の仕切片96aとその近傍の短辺側壁90bと
の間に、光源14を収容するための空間を区画する枠体
98が一体に形成され、他方の仕切片96bとその近傍
の短辺側壁90bとの間に、光ICチップ24を収容す
るための空間を区画する枠体100が一体に形成されて
いる。
【0027】次に、本実施の形態に係る光ファイバジャ
イロの組立方法を簡単に説明する。
【0028】まず、ファイバコイル用リール40に長尺
の光ファイバ10を巻き付け、カプラ用リール42にカ
プラ22を保持片82で挟持・固定させ、更に該カプラ
22から導出された光ファイバ16、20をカプラ用リ
ール42に巻き付ける。
【0029】具体的には、長尺の光ファイバ10のファ
イバコイル用リール40への巻き付けは、光ファイバ1
0の始端10aをつかんだ状態で、光ファイバ10をリ
ール40の巻き付け空間56に進入させつつ周壁50の
外周面に巻き付けていく。そして、最後の1ターン目に
おいて光ファイバ10を巻き付け方向逆転手段、即ち凹
部の底部に形成されている一対のガイド片58、60に
沿わせて巻き付け方向を逆転させ、光ファイバ10の終
端10bを始端10a側に導く。この段階で、光ファイ
バ10のファイバコイル用リール40への巻き付け作業
が終了する。
【0030】一方、保持片82にて固定されているカプ
ラ22から導出された光ファイバ10のカプラ用リール
42への巻き付けは、カプラ22の例えば右側から導出
された2本の光ファイバ(光ICチップ24に接続され
るファイバ16と未使用の光ファイバ20)を右側の切
欠き84を通じて巻き付け空間80に引き出し、引き出
した上記2本の光ファイバ16、20を周壁74に対し
て例えば時計回りに巻き付け、光ICチップ24と接続
されるファイバ16の端部をカプラ用リール42外に導
出し、未使用の光ファイバ20の端部を凹部70内に収
容する。
【0031】次に、カプラ22の例えば左側から導出さ
れている2本の光ファイバ(図1で示す光源14と接続
される光ファイバ16と光検出器18に接続される光フ
ァイバ20)を左側の切欠き84を通じて巻き付け空間
80に引き出し、引き出した上記2本の光ファイバ1
6、20を周壁74に対して例えば反時計回りに巻き付
け、それぞれの端部をリール42外に導出する。この段
階で、カプラ22から導出された光ファイバ16、20
のカプラ用リール42への巻き付け作業が終了する。
【0032】次に、ファイバコイル用リール40の外部
に導出された光ファイバ10の始端10aと終端10b
に第1のアレイ34を接着し、カプラ用リール42の外
部に導出された光ファイバ16、20のうち、光ICチ
ップ24と接続される光ファイバ16の端部16aに第
2のアレイ36を接着する。
【0033】次に、上記図1で示す光導波路28上に偏
光子32と位相変調器30が形成された光ICチップ2
4が用意され、該光ICチップ24に対して、すでに光
ファイバ10及び16が接着された第1及び第2のアレ
イ34及び36をそれぞれ接合する。
【0034】上記第1及び第2のアレイ34及び36の
光ICチップ24への接合が終了した段階で、今度は、
光ファイバ16、20が巻回されているファイバコイル
用リール40をハウジング部材44のリール載置領域9
4に載置し、更にファイバコイル用リール40の凹部4
6内にカプラ用リール42を収容する。
【0035】そして、前記ハウジング部材44をその貫
通孔92に支軸を挿通し、更に、ファイバコイル用リー
ル40をその貫通孔48に支軸を挿通させることによ
り、上記リール40をハウジング部材44のリール載置
領域94に回転自在に載置し、次いで、カプラ用リール
42をその貫通孔72に支軸を挿通させることにより、
上記カプラ用リール42をファイバコイル用リール40
の凹部46内に回転自在に収容する。
【0036】その後、第1及び第2のアレイ34及び3
6を介して光ファイバ10及び16が接合された光IC
チップ24をパッケージングする。
【0037】以上の工程を踏むことにより、ファイバコ
イル12から導出された光ファイバ10及びカプラ22
から導出された光ファイバ16と光ICチップ24との
実質的な接合処理が終了することになる。
【0038】その後、上記貫通孔48、72及び92に
挿通されている支軸を抜き取り、パッケージングされた
後の光ICチップ24をハウジング部材44に設けられ
ているチップ収容用の枠体100内に収容し、同じくハ
ウジング部材44に設けられている光源収容用の枠体9
8内に収容する。この段階でハウジング部材44に光フ
ァイバジャイロを構成する複数の構成要素(ファイバコ
イル用リール40、カプラ用リール42、光ICチップ
24及び光源14)が収容された1つの光ファイバジャ
イロのユニットが完成することとなる。
【0039】このユニットは、光ファイバジャイロとし
て次の試験工程に投入され、良否判別された後、出荷と
される。
【0040】このように、本実施の形態に係る光ファイ
バジャイロにおいては、ファイバコイル用リール40、
カプラ用リール42及びハウジング部材44を使用し
て、光ファイバジャイロを1つのユニットとして構成す
ることができ、しかも、光ファイバジャイロを構成する
複数の構成要素が1つのハウジング部材44に収容され
てコンパクトになるため、光ファイバジャイロの小型軽
量化、安定的な性能発揮を促進させることができる。
【0041】また、上記ファイバコイル用リール40を
用いることから、上記ファイバコイル12を作製する場
合、長尺の光ファイバ10を当該ファイバコイル用リー
ル40に所定ターン巻回させるだけでよいため、ファイ
バコイル12を非常に簡単に、かつ短時間に作製するこ
とができる。
【0042】また、光ファイバジャイロを構成する場合
においては、ファイバコイル12から導出された光ファ
イバ10とカプラ22から導出された光ファイバ16と
をそれぞれ光ICチップ24に光学的に結合させ、更に
この光学的結合が終了した光ICチップについてパッケ
ージ化する必要があるが、上記光学的結合の作業等にお
いて、各リール40、42から光ファイバが自由に引き
出されるため、上記光学的結合のための作業が非常に簡
単になると共に、その後の光ICチップのパッケージ化
のための作業も簡単になり、短時間で組立作業を終了さ
せることができる。
【0043】なお、本発明に係る光ファイバジャイロ
は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱
することなく種々の構成を採り得ることはもちろんであ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光フ
ァイバジャイロによれば、長尺の光ファイバが所定ター
ン巻回されてなるファイバコイルと、光源から導出され
た光ファイバと光検出器に通じる光ファイバとを光学的
に結合するカプラと、前記ファイバコイルと前記カプラ
間に配され、かつ少なくとも位相変調器と偏光子の機能
が集積された光導波路素子とを有する光ファイバジャイ
ロにおいて、前記ファイバコイルを構成する前記長尺の
光ファイバが所定ターン巻回されたファイバコイル用リ
ールと、前記カプラから両方向に導出された光ファイバ
が所定ターン巻回されたカプラ用リールと、前記少なく
とも両リール、前記光源及び光導波路素子を収容するた
めの複数の区画が形成されたハウジング部材を設けるよ
うにしている。
【0045】このため、ユニット単位に簡単に組み立て
ることができ、光ファイバジャイロの製造コストの低廉
化、小型軽量化並びに安定的な性能発揮を有効に図るこ
とができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る光ファイバジャイロを示す
概略構成図である。
【図2】本実施の形態に係る光ファイバジャイロの構成
要素を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10、16、20…光ファイバ 12…ファイバ
コイル 14…光源 18…光検出器 22…カプラ 24…光ICチ
ップ 28…光導波路 30…位相変調
器 32…偏光子 34、36…第
1、第2のアレイ 40…ファイバコイル用リール 42…カプラ用
リール 44…ハウジング部材 46、70…凹
部 48、72、92、…貫通孔 50、74…周
壁 52、54、76、78…フランジ 56、80…巻
き付け空間 58、60…ガイド片 62、84…切
欠き 82…保持片 94…リール載
置領域 98、100…枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鉄 寿幸 茨城県日立市砂沢町880番地 日立電線株 式会社高砂工場内 (72)発明者 大貫 渉 茨城県日立市砂沢町880番地 日立電線株 式会社高砂工場内 (72)発明者 豊田 周平 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 一木 武典 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の光ファイバが所定ターン巻回されて
    なるファイバコイルと、光源から導出された光ファイバ
    と光検出器に通じる光ファイバとを光学的に結合するカ
    プラと、前記ファイバコイルと前記カプラ間に配され、
    かつ少なくとも位相変調器と偏光子の機能が集積された
    光導波路素子とを有する光ファイバジャイロにおいて、 前記ファイバコイルを構成する前記長尺の光ファイバが
    所定ターン巻回されたファイバコイル用リールと、前記
    カプラから両方向に導出された光ファイバが所定ターン
    巻回されたカプラ用リールと、 前記少なくとも両リール、前記光源及び光導波路素子を
    収容するための複数の区画が形成されたハウジング部材
    を有することを特徴とする光ファイバジャイロ。
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