JPH0521933Y2 - - Google Patents

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JPH0521933Y2
JPH0521933Y2 JP1987075160U JP7516087U JPH0521933Y2 JP H0521933 Y2 JPH0521933 Y2 JP H0521933Y2 JP 1987075160 U JP1987075160 U JP 1987075160U JP 7516087 U JP7516087 U JP 7516087U JP H0521933 Y2 JPH0521933 Y2 JP H0521933Y2
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JP
Japan
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wire harness
fixed
clip
clamp
clamp element
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JP1987075160U
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車体等に配索されるワイヤーハーネス
を複数のクランプエレメントによりそれぞれパネ
ル等の壁体に固定するワイヤーハーネス用クラン
プに関する。
〔従来の技術〕
ワイヤーハーネスの複数箇所をパネル等の壁体
に支持するワイヤーハーネス用クランプとして、
第6図に示すようなものがある。
同図において、パネル等の壁体Pはワイヤーハ
ーネス配索方向に2個の孔H1,H2が設けられ、
これに対して、ワイヤーハーネスWはテープTで
束ねられ上記孔H1,H2の相対する位置にクラン
プエレメントC1,C2が配置され、クランプエレ
メントC1,C2の板状の本体1の両端と共にワイ
ヤーハーネスWにテープ2が巻付けられる。
クランプエレメントC1及びC2の中央部にはク
リツプ3が立設され、クリツプ3をそれぞれ孔
H1,H2に挿入すると、クリツプ3の幅が弾性的
に縮小して孔H1,H2に挿通され、クリツプ3の
両側面に該設された溝3a,3aがそれぞれ孔
H1,H2に嵌合してクリツプ3は壁体Pに係止さ
れる。
上記のワイヤーハーネス用クランプは2個のク
ランプエレメントC1,C2により構成された場合
を示すが、クランプエレメントが3個の場合も同
様にして壁体Pの3個の孔に嵌合してそれぞれワ
イヤーハーネスWを支持する。
上記のように、配索前にワイヤーハーネスWに
各クランプエレメントC1,C2が固着され、配索
作業の効率化が図られているが、そのためには、
孔H1,H2間の心間距離l1とワイヤーハーネスに
固着されたクランプエレメントC1,C2のクリツ
プ3,3の心間距離l2がほぼ等しい寸法でなけれ
ばならない。
然し、孔H1,H2を加工する際に孔位置のばら
つきが生じ、一方、クランプエレメントC1,C2
のクリツプ3,3間距離にも寸法誤差を生ずるた
め、両クリツプ3,3が孔H1,H2にともに円滑
に挿入されるとは限らない問題があつた。
本考案はかかる問題点に対してなされたもの
で、すべてのクリツプが孔に円滑に挿入されワイ
ヤーハーネスの配索作業が効率的に行なわれるよ
うにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、板状の本体の中央部に、パネル壁体
の孔に嵌着されるクリツプが設けられ、両端がワ
イヤーハーネスに固定される1個の固定型クラン
プエレメントと、板状の本体の中央部に、パネル
壁体の孔に嵌着されるクリツプが設けられ、上記
本体の両端にそれぞれ伸縮可能な蛇腹を介して、
上記ワイヤーハーネスに固定される電線固定部が
設けられ、一方の上記蛇腹が伸長したときに他方
の上記蛇腹が短縮して上記本体の位置が上記電線
固定部に対して変位する1個又は複数個の位置調
整型クランプエレメントとにより構成され、上記
ワイヤーハーネスの長手方向の複数箇所に上記固
定型クランプエレメント及び上記位置調整型クラ
ンプエレメントの電線固定部が固定されたとき
に、上記位置調整型クランプエレメントのクリツ
プの位置が、上記固定型クランプエレメントのク
リツプに対して調整可能になるようにした。
〔作用〕
以上のような構成により、固定型クランプエレ
メントの本体及び位置調整型クランプエレメント
の電線固定部をワイヤーハーネスに取り付け、固
定型クランプエレメントのクリツプを壁体の孔に
嵌入した後に、位置調整型クランプエレメントの
クリツプを壁体の孔に押し当てると、クリツプが
壁体の孔に対して調心されながら孔に円滑に嵌入
する。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参考して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
第1図において、パネル等の壁体Pには2つの
孔H1,H2が穿設され、ワイヤーハーネスWを壁
体Pに支持するクランプは固定型クランプエレメ
ントC1及び位置調整型クランプエレメントC3
よつて構成される。
固定型クランプエレメントC1は、従来例と同
様に、板状の本体1の中央部にクリツプ3を有
し、両端がワイヤーハーネスWと共にテープ2が
巻き付けられワイヤーハーネスWに固着される。
位置調整型クランプエレメントC3は、第2図
に示すように、板状の本体1の中央部にクリツプ
3を有し、両端に伸縮可能な蛇腹4を介して板状
の電線固定部5が一体的に設けられる。
そして、両電線固定部5はワイヤーハーネスW
と共にテープ2が巻き付けられワイヤーハーネス
Wに固定される。
以上のように構成されたワイヤーハーネス用ク
ランプの作用を説明する。
壁体Pに穿設された孔H1,H2の心間距離l1
加工誤差によるばらつきを有している。
これに対して、固定型及び位置調整型のクラン
プエレメントC1及びC3のクリツプ3,3の心間
距離はl2となり、l2にも組付け誤差が伴うため、
l1とl2とは同一寸法とはならない。
然し、位置調整型クランプエレメントC3は両
側の電線固定部5がテープ2によりワイヤーハー
ネスWに固定されているが、本体1は蛇腹4,4
の伸縮量だけワイヤーハーネスWに沿つて変位可
能であり、クリツプ3,3間の心間距離l2は調整
可能である。
従つて、固定型クランプエレメントC1のクリ
ツプ3を孔H1に嵌入した後に、位置調整型クラ
ンプエレメントC3のクリツプ3の位置を孔H2
合わせてクリツプ3を孔H2に嵌入することがで
きる。
かくして、ワイヤーハーネスの配索作業はクリ
ツプ挿入が円滑に行なわれるため容易になつた。
クランプの構成を1箇の固定型クランプユニツ
トと2箇の位置調整型クランプユニツトとし、壁
体に設けられた3個の孔に嵌入する場合にも、同
様にして、1個の固定型クランプユニツトを壁体
に組付けた後に他の2個の位置調整型クランプユ
ニツトを固定型クランプユニツトを基準として距
離を調整することができる。
第3図は本考案の第二実施例を示すもので、位
置調整型クランプユニツトをC3に代えてC4を用
いたものである。
位置調整型クランプユニツトC4は、第4図及
び第5図に示すように、断面形状がコの字形状を
なした本体6の一端に可撓性の薄肉のヒンジ7を
介して蓋8が一体的に着設され、蓋8の自由端に
は孔9を有する係止枠10が垂設される。
そして、本体6のヒンジ7の反対側には係止爪
11が突設され、蓋8を第5図における一点鎖線
で示すように本体6に被せた場合に係止枠10の
孔9が係止爪11に係合し、両側が開口した筒状
体12が形成される。
筒状体12にはクリツプ3が立設され、筒状体
12の内部にはワイヤーハーネスWの収容空間1
3が形成される。
収容空間13の寸法はワイヤーハーネスWの径
よりも大きく、筒状体12はワイヤーハーネスW
に沿つて移動することが可能である。
筒状体12の両側には、第4図に示すように、
伸縮自在な蛇腹4を介して電線固定部5が一体的
に設けられ、電線固定部5は第3図に示すよう
に、ワイヤーハーネスWと共にテープ2が巻き付
けられワイヤーハーネスWに固着される。
従つて、筒状体12は蛇腹4の伸縮量だけ位置
が調整可能であり、第1実施例のクランプと同様
に壁体Pの孔H1,H2に合わせてクリツプ3,3
を挿入することができる。
この第2実施例では、筒状体12がワイヤーハ
ーネスWの重量を支持するため、蛇腹4にワイヤ
ーハーネスの重量が加わらず、従つて、蛇腹4が
ワイヤーハーネスWを懸吊して伸びきつてしまい
壁体の振動で共振したり異音を発したりする虞れ
がない利点を生ずる。
〔効果〕
本考案のワイヤーハーネス用クランプは、1個
の固定型クランプエレメントと1個又は複数個の
位置調整型クランプエレメントとにより構成され
るので、各部品の構造が簡単であり、構成部品の
個数が少ないなどの利点があり、ワイヤーハーネ
スに取り付けられた位置調整型クランプエレメン
トのクリツプが壁体の孔に対して調心できるので
配索作業が円滑且つ効率的に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図はワイヤーハーネスに組付けられたクランプ及
び壁体の斜視図、第2図は位置調整型クランプエ
レメントの斜視図、第3図は第2実施例における
ワイヤーハーネスに組付けられたクランプ及び壁
体の斜視図、第4図は第2実施例における位置調
整型クランプエレメントの斜視図、第5図は同上
の側面図、第6図は従来例におけるワイヤーハー
ネスに組付けられたクランプ及び壁体の斜視図で
ある。 C1……固定型クランプユニツト、C3,C4……
位置調整型クランプユニツト、P……壁体、H1
H2……孔、W……ワイヤーハーネス、2……テ
ープ、3……クリツプ、4……蛇腹、5……電線
固定部、6……本体、7……薄肉ヒンジ、8……
蓋、9……孔、10……係合枠、11……係止
爪、12……筒状体、13……収容空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 板状の本体の中央部に、パネル壁体の孔に嵌着
    されるクリツプが設けられ、両端がワイヤーハー
    ネスに固定される1個の固定型クランプエレメン
    トと、 板状の本体の中央部に、パネル壁体の孔に嵌着
    されるクリツプが設けられ、上記本体の両端にそ
    れぞれ伸縮可能な蛇腹を介して、上記ワイヤーハ
    ーネスに固定される電線固定部が設けられ、一方
    の上記蛇腹が伸長したときに他方の上記蛇腹が短
    縮して上記本体の位置が上記電線固定部に対して
    変位する1個又は複数個の位置調整型クランプエ
    レメントとにより構成され、 上記ワイヤーハーネスの長手方向の複数箇所に
    上記固定型クランプエレメント及び上記位置調整
    型クランプエレメントの電線固定部が固定された
    ときに、上記位置調整型クランプエレメントのク
    リツプの位置が、上記固定型クランプエレメント
    のクリツプに対して調整可能であることを特徴と
    するワイヤーハーネス用クランプ。
JP1987075160U 1987-05-21 1987-05-21 Expired - Lifetime JPH0521933Y2 (ja)

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JP1987075160U JPH0521933Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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JP1987075160U JPH0521933Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

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JPS63187530U JPS63187530U (ja) 1988-12-01
JPH0521933Y2 true JPH0521933Y2 (ja) 1993-06-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2571101Y2 (ja) * 1990-08-29 1998-05-13 株式会社 ニフコ テーピング用クリップ
JP2560360Y2 (ja) * 1990-10-19 1998-01-21 スズキ株式会社 ハーネス取付具

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JPS5643032Y2 (ja) * 1977-05-12 1981-10-08
JPS61174816U (ja) * 1985-04-16 1986-10-31

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