JP2530884Y2 - アシストグリップ取付構造 - Google Patents

アシストグリップ取付構造

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JP2530884Y2
JP2530884Y2 JP860591U JP860591U JP2530884Y2 JP 2530884 Y2 JP2530884 Y2 JP 2530884Y2 JP 860591 U JP860591 U JP 860591U JP 860591 U JP860591 U JP 860591U JP 2530884 Y2 JP2530884 Y2 JP 2530884Y2
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Japan
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assist grip
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brackets
mounting structure
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教文 出雲
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アシストグリップ取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、インストルメントパネルへア
シストグリップを取付ける場合には、該アシストグリッ
プの支持強度を高くするために、該アシストグリップを
インストルメントパネルの裏側からアシストグリップホ
ルダメンバによって支持するようにしていた。
【0003】図8および図9は、従来の車両におけるア
シストグリップ取付構造の要部を示すものである。
【0004】このアシストグリップ取付構造では、アシ
ストグリップホルダメンバ20に予め略コ字状断面形状を
有するホルダメンバブラケット21, 21を溶着し、さら
に、これらのホルダメンバブラケット21, 21に、インス
トルメントパネル22を挟んでアシストグリップ23に連結
されるアシストグリップブラケット24, 24を複数のボル
ト25を用いてそれぞれ固定している。
【0005】そして、アシストグリップホルダメンバ20
の一端を、上記インストルメントパネルの下部背面に設
置されたインストルメントパネルホルダメンバ26に複数
のボルト27によって固定し、その他端を図示しない車体
サイドフレームに固定してい。
【0006】なお、図9に示されるように、アシストグ
リップブラケット24, 24は、その取付時において、ホル
ダメンバブラケット21, 21の外側に位置されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、アシストグ
リップ23側をアシストグリップホルダメンバ20側へ取付
ける際、アシストグリップブラケット24, 24側をホルダ
メンバブラケット21, 21に対して仮固定して位置決めで
きれば、作業がし易くなり好しいが、従来のままでは、
この仮固定をすることが困難であった。
【0008】このため、この取付け時に、アシストグリ
ップブラケット24, 24がホルダメンバブラケット21, 21
に対してずれたりすると、上記の組付けが不能になる虞
れがあった。
【0009】本考案は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、アシストグリップのアシストグリップホルダメンバ
への取付け作業を容易に行なうことができるアシストグ
リップ取付構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、アシストグリップホルダメンバに予め
溶着されたホルダメンバブラケットに、アシストグリッ
プに連結されたアシストグリップブラケットを固定する
ようにしたアシストグリップ取付構造において、上記ホ
ルダメンバブラケットの下端部を上記アシストグリップ
ブラケットが位置される側へ向けて折曲し、もって、上
記ホルダメンバブラケットの下端部上に上記アシストグ
リップブラケットが位置される構成としている。
【0011】
【実施例】以下、本考案に係るアシストグリップ取付構
造の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0012】図1〜図4は、本考案の一実施例を示すも
のである。本実施例のアシストグリップ取付構造では、
アシストグリップ1をインストルメントパネル2の裏側
からアシストグリップホルダメンバ3によって支持して
いる。このアシストグリップホルダメンバ3には、上下
端部4a, 4bが互いに反対方向を向くように折曲された一
対のホルダメンバブラケット4が予め溶着されている。
【0013】特に、一対のホルダメンバ4, 4の下端部4
b, 4bは、共に外方を向くようにそれぞれ折曲されてい
る。(図4参照)
【0014】アシストグリップ1は、後述するように、
インストルメントパネルの表面のアシストグリップ取付
部2aに位置固定される。
【0015】アシストグリップブラケット5は、略コ字
状断面形状のブラケット本体5aの先端に、該ブラケット
本体に対して略直角に折曲された延設部5bを有してい
る。
【0016】アシストグリップ1は、インストルメント
パネル2のアシストグリップ取付部2aをアシストグリッ
プブラケット5, 5の延設部5a, 5bとによって挟むことに
よってインストルメントパネル2に固定される。
【0017】アシストグリップホルダメンバ3は、その
一端がインストルメントパネルホルダメンバ6に固定さ
れ、その他端が図示しない車体サイドブフレームに固定
される。
【0018】インストルメントパネルホルダメンバ6
は、図2に示すように、インストルメントパネル2を裏
側から支えるもので、通常、該インストルメントパネル
の下部背面に位置される。
【0019】アシストグリップ1は、アシストグリップ
ホルダメンバ3へ次のようにして連結される。
【0020】まず、アシストグリップブラケット5, 5を
それぞれホルダメンバブラケット4,4の下端部4a, 4b上
に載せる。
【0021】これにより、アシストグリップ1、インス
トルメントパネル2およびアシストグリップブラケット
5は、アシストグリップホルダメンバ3に仮保持され
る。
【0022】この状態のまま、複数のボルト7を用い
て、それぞれのホルダメンバブラケット4およびアシス
トグリップブラケット5を互いに締結する。
【0023】これにより、アシストグリップ1は、イン
ストルメントパネル2に支えられるとともに、アシスト
グリップホルダメンバ3によっても支えられ、その取付
強度も高められる。
【0024】上記のように、アシストグリップブラケッ
ト5をホルダメンバブラケット4に締結する際、アシス
トグリップ1、インストルメントパネルおよびアシスト
グリップブラケット5がホルダメンバブラケット4の下
端部4bによって仮保持されるので、これらがホルダメン
バブラケット4に対してずれたりしなくなる。これによ
り、アシストグリップ1等のアシストグリップホルダメ
ンバ3への取付け作業を容易にかつ迅速に行なうことが
できる。
【0025】図5〜図7は、本考案に係るアシストグリ
ップ取付構造の他の実施例を示すもので、前記実施例に
示した要素と同一機能を有するものについては同一符号
を付し、それらの詳細な説明を省略する。
【0026】本実施例では、一対のホルダメンバブラケ
ット4, 4をその先端に向かって互いに近づくように狭閉
させるとともに、一対のアシストグリップブラケット5,
5をその先端に向かって互いに離れるように拡開させて
いる。
【0027】これにより、例えば、一対のホルダメンバ
ブラケット4, 4間のピッチまたは一対のアシストグリッ
プブラケット5, 5間のピッチが所定よりずれたりしてい
る等の寸法誤差がある場合でも、アシストグリップ1の
アシストグリップホルダメンバ3への組付を容易に行な
うことができる。
【0028】すなわち、従来では、上記寸法誤差がある
場合には上記組付けが困難になったのに対して、本実施
例では、一対のホルダメンバブラケット4, 4および一対
のアシストグリップブラケット5, 5の狭閉および拡開に
より上記寸法誤差が吸収されるので、上記組付けが困難
になることを無くすことができる。
【0029】なお、上記両実施例においては、一対のホ
ルダメンバブラケット4, 4の下端部4b, 4bを互いに反対
方向である外方へ向けて折曲させているが、本考案はこ
れに限らず内方へ向えて折曲させるようにしても勿論良
く、要は、下端部4b, 4bをアシストグリップブラケット
が位置される側へ折曲させるようにし、これによって、
アシストグリップブラケット5等をホルダメンバブラケ
ット4の下端部で仮固定して位置決めできるように折曲
されれば、いかようにしても良い。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るアシ
ストグリップ取付構造によれば、ホルダメンバブラケッ
トの下端部をアシストグリップブラケットが位置される
側ヘ向けた構成としているので、アシストグリップをア
シストグリップホルダメンバに取付ける際、アシストグ
リップ、インストルメントパネルおよびアシストグリッ
プブラケットを上記ホルダメンバブラケットに対して仮
固定して位置決めすることができ、したがって、上記取
付けに際して上記アシストグリップブラケットがホルダ
メンバブラケットに対してずれたりせず、その取付けが
困難になったりすることが無くなり、上記取付け作業を
容易かつ迅速に行なうことができる。
【0031】また、本考案では、上記ホルダメンバブラ
ケットおよびアシストグリップブラケットをそれぞれ複
数設けた場合に、それぞれが互いに適宜に合致するよう
に狭閉または拡開することにより、上記複数のホルダメ
ンバブラケット間のピッチまたは上記複数のアシストグ
リップブラケット間のピッチが所定よりもずれている等
の寸法誤差がある場合でも、その寸法誤差を吸収できる
ので、その寸法誤差によって組付け困難になることを無
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアシストグリップの取付構造の一
実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の要部を一部省略して示す縦
断面図である。
【図3】本考案の一実施例のアシストグリップホルダメ
ンバを概念的に示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
【図5】本考案に係るアシストグリップ取付構造の他の
実施例の要部を示す略水平断面図である。
【図6】本考案の他の実施例のアシストグリップホルダ
メンバを示す平面図である。
【図7】本考案の他の実施例のアシストグリップホルダ
メンバを示す平面図である。
【図8】従来のアシストグリップ取付構造の要部を示す
斜視図である。
【図9】従来のアシストグリップ取付構造の要部を示す
略水平断面図である。
【符号の説明】
1 アシストグリップ 2 インストルメントパネル 3 アシストグリップホルダメンバ 4 ホルダメンバブラケット 4a 上端部 4b 下端部 5 アシストグリップブラケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アシストグリップホルダメンバに予め溶
    着されたホルダメンバブラケットに、アシストグリップ
    に連結されたアシストグリップブラケットを固定するよ
    うにしたアシストグリップ取付構造において、上記ホル
    ダメンバブラケットの下端部を上記アシストグリップブ
    ラケットが位置される側へ向けて折曲し、もって、上記
    ホルダメンバブラケットの下端部上に上記アシストグリ
    ップブラケットが位置されるようにしたことを特徴とす
    るアシストグリップ取付構造。
JP860591U 1991-01-30 1991-01-30 アシストグリップ取付構造 Expired - Lifetime JP2530884Y2 (ja)

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JP860591U JP2530884Y2 (ja) 1991-01-30 1991-01-30 アシストグリップ取付構造

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JP860591U JP2530884Y2 (ja) 1991-01-30 1991-01-30 アシストグリップ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0612174U JPH0612174U (ja) 1994-02-15
JP2530884Y2 true JP2530884Y2 (ja) 1997-04-02

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DE102016214579A1 (de) * 2016-08-05 2018-02-08 Magna Steyr Fahrzeugtechnik Ag & Co Kg Querträger und Cockpit-Modul

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JPH0612174U (ja) 1994-02-15

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